読みっぱなしよりも、何か書いたほうがいい
要約を書いてみて下さい。その他、読んでいて考えた
ことでもいいです。
これから読むひとは、要約を参考にしてみて下さい
もっとうまい要約が書ける、というのも歓迎します
テオプラストス『人さまざま』
※要約
人さまざまです。
書いてある内容を要約するのか、著者の言いたいことを要約するのか
4 :
考える名無しさん:2007/06/16(土) 12:55:36 0
プラトン『国家』
正義とは何かというソクラテスと古代ギリシアのアテネの若者との対話が続く。その中で国の正義とは何かとい
う議論になって、国の正義とは政治と富と軍隊が調和している状態であるという結論に至る。そして、そのような
国家を作るためには哲学者が国を治めるのが一番いいということになる。その結論もだけど、そこへ至る対話
のロジックがまさに哲学をやっているという感じ。
細部には教育論や芸術論、洞窟の比喩で有名な認識論についての対話もあり、読み応えのある本だよ。
5 :
考える名無しさん:2007/06/16(土) 15:00:55 0
>>4 哲人政治という言葉でごまかしている全体主義のことですな
6 :
考える名無しさん:2007/06/16(土) 15:09:35 0
>>5 なんでそう陰謀論的解釈になるのかな。
単に、理詰めで考えていくと全体主義になる、というだけのことでしょう。
7 :
考える名無しさん:2007/06/16(土) 17:44:12 0
>>6 陰謀論解釈ではない。実際にそのようにルソーは解釈し、
そう解釈したルソーを用いてマルクスは共産主義を大成させた。
実際にプラトンは集合体(=国家)にしか感心がなく、それを構成する
アクターに何の関心もなかった。
これはあらゆる全体主義思想(共産主義であれナチズムであれ)に一貫している。
8 :
考える名無しさん:2007/06/16(土) 18:05:30 0
オルテガ『大衆の反逆』
西部邁によってその名を知られるスペインの大哲学者による大衆社会論。
民主主義は無知な大衆を最高主権者とすることで、
社会全体から倫理や道徳観を喪失させる。
すべての大衆に主権を授けることは平等化であるから、
社会の実際の運営を担うエリート層の崩壊をももたらす。
バークやトックヴィルの論旨にも通じる炯眼としか言いようのない大名著。
9 :
考える名無しさん:2007/06/16(土) 18:17:55 0
ただのレビュースレですか?
10 :
考える名無しさん:2007/06/16(土) 18:30:57 0
あまりに歯口的な要約でワロタ
11 :
考える名無しさん:2007/06/17(日) 01:35:43 0
起:欲望とは「器官なき欲望」であり、あらゆる機械と結びつき、その
生産的なパワーを発揮する。
承:人類の歴史は、「器官なき欲望」が「原始土地機械」「専制君主
機械」「資本主義機械」と結びついたものである
転:精神分析の行う治療とは、本来方向性を持たない多様な姿を取りうる
「器官なき欲望」を「資本主義機械」と結びつける装置である!「治療」とは
去勢であり欲望の画一化なのだ! 「オイディプス・コンプレックス」は、
資本主義と共犯関係にあるのだ!
結:ノマドの彼方へ!一にも多にもなるな!
タイトル、著者名(必要に応じて訳者名)、出版社を明記して
くれるとありがたい
13 :
考える名無しさん:2007/06/17(日) 10:01:26 0
>>12 ドゥルーズ/ガタリ著『アンチ・オイディプス』(河出書房新社)だろ。
15 :
考える名無しさん:2007/06/17(日) 16:17:13 0
>>7 じゃあさ、「ごまかす」ことで、プラトンやルソーにはどいう利益があったの?
読み終えた。哲学書ではないけど、いちおう思想がある
『地球生命圏−ガイアの科学』ラブロック著、工作舎
火星探査計画への参加に触発されて、むしろ地球を1つの有機体、生命圏
として捉える「ガイア仮説」を提唱した著者の処女作。地球上における生命
の出発、ガイアの働き、サイバネティックスとしてのガイア、大気圏や海洋
の分析、地球汚染問題などに論考を巡らす。環境問題では、人間中心主義の
生態学の立場を取らず、人間も含めた1つのガイアとしての生命圏の立場から
問題を捉え直している。最終章でややニューエイジ的な発想が見られる。
※ラブロックは最近の著書で、地球環境問題はもう手遅れである、と前提した
議論を展開、物議を呼んでいる。なお、上の本の訳者は、ややニューエイジ寄り
である。
『ホーキング、宇宙を語る』 ホーキング著、早川文庫
「特異点定理」を証明した著者の一般向け宇宙論。これまでの宇宙像の変遷、
相対論における空間と時間の概念、膨張する宇宙とビッグバン、量子力学と
不確定性原理、ブラックホールなど、原書刊行当時(1988年)における
最先端の宇宙像を平易に描き出す。大統一理論への道筋(相対性理論と
量子力学の統合)や時間の本性に関する考察などが読み物として面白く
描かれている。全体を通じて「時間論」を論じた書物としても読める。
※原書タイトルは「A BRIEF HISTORY OF TIME」(時間の歴史)
1988年刊行なので、現在から見て古びたところは仕方がない。
『ビーイング・デジタル』 ネグロポンテ著 アスキー
MITのメディア・ラボ創設者によるデジタル哲学・社会論。95年に進行中
だったパソコンの一般家庭への普及、黎明期を迎えたインターネット、マルチ
メディアなどの各事象を、「アトム(物質)からビット(情報)へ」という
観点から論じ、テレビ、新聞、電話、出版などの既成のメディアや、職場、
学校、家庭のあり方など、その未来図を大胆に論じている。
特にデジタル機器のインターフェイスは、人間や他の機器との相互作用を
備えなければならないことを繰り返し強調している。
※1995年当時の、インターネットが爆発普及する前夜のような時代の匂いを
感じます。来たるべきマルチメディア社会など、極めて楽観的に見ています。
こんなデジタル機器が生まれている、といろいろ予想しますが、はずしてる
ものも多いです。携帯やDVDなどの出現はさすがに予見できないでしょうね。
ちなみに、著者がMITに創設したメディア・ラボにおいて「人工知能」を
準備しつつあったのが、マーヴィン・ミンスキーです。
a
1 :考える名無しさん:2007/09/11(火) 22:18:21 0
手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!
手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!
手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!
2 :考える名無しさん :2007/09/11(火) 22:25:58 0
はいはい
わかったから
病院に戻りましょうね
21 :
考える名無しさん:2007/10/22(月) 14:35:45 0
『ファーブル昆虫記』
普段まったく意識せず踏みつぶすような微小な虫にも、驚嘆すべき真理と
智の宇宙が広がっている。
22 :
考える名無しさん:2007/10/22(月) 21:58:42 0
『論理哲学論考』
1 世界は成立していることがらの総体である。
2 成立していることがら、すなわち事実とは、諸事態の成立である。
3 事実の論理像が思考である。
4 思考とは有意味な命題である。
5 命題は要素命題の真理関数である。
6 真理関数の一般形式はこうである。(略)
7 語りえぬものについては、沈黙せねばならない。
23 :
考える名無しさん:2007/10/24(水) 20:53:56 0
24 :
考える名無しさん:2007/10/24(水) 23:37:35 O
『存在と時間』
現存在の関心の構造は時間に組み込まれる。
私の卒論も未完に終わりそうorz
「道徳経」
mちを表わす真の名前というようなのは無いので
暫定的に「道」というのである。
sage