◆決定論:脳は物質だから意識は必然に過ぎない95◆

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>>834
〔演繹ではない推論(広い意味での帰納 induction)〕
 枚挙的帰納法(狭義の帰納)
  ・例 <前提1> a1はPである。
     <前提2> a2もPである。
     <結 論> (たぶん)全てのAはPである。
  ・情報量は増える。(結論は、前提に含まれていた内容を超える内容を持つ)
    ※前提が覆される・修正が要求されることもあると同時に、前提が強化され続ける可能性もある。
     →そして科学的知見は、この修正・強化によって発展・確立されてきた。
     →唯物論は、この点に於いて(今の所反証がないことによって)思考方法として支持されている。
  ・真理保存性がない。(【前提が正しくても】、結論の正しさは保障されない)
    ※【前提が正しくても】→【前提は「経験的事実」】 → 『この経験的事実を疑った時、何が確かなものとなるのか?』
 アナロジー
  ・例 <前提1> aはPである。
     <前提2> bはaと似ている。
     <結 論> (たぶん)bはPである。
  ・情報量は増える。(結論は、前提に含まれていた内容を超える内容を持つ)
    ※前提が覆される・修正が要求されることもあると同時に、前提が強化され続ける可能性もある。
     →そして科学的知見は、この修正・強化によって発展・確立されてきた。
     →唯物論は、この点に於いて(今の所反証がないことによって)思考方法として支持されている。
  ・真理保存性がない。(【前提が正しくても】、結論の正しさは保障されない)
    ※【前提が正しくても】→【前提は「経験的事実」】 → 『この経験的事実を疑った時、何が確かなものとなるのか?』
8613/3:2007/06/19(火) 10:33:00 0
>>834
アブダクション
 ・例 <前提1> aである。
    <前提2> Hと仮定すると、aがうまく説明される。
    <結 論> (たぶん)Hである。
  ・情報量は増える。(結論は、前提に含まれていた内容を超える内容を持つ)
    ※前提が覆される・修正が要求されることもあると同時に、前提が強化され続ける可能性もある。
     →そして科学的知見は、この修正・強化によって発展・確立されてきた。
     →唯物論は、この点に於いて(今の所反証がないことによって)思考方法として支持されている。
  ・真理保存性がない。(【前提が正しくても】、結論の正しさは保障されない)
    ※【前提が正しくても】→【前提は「経験的事実」】 → 『この経験的事実を疑った時、何が確かなものとなるのか?』




おそらく、人の思考の流れとしては、(双方を併用し)、
「経験的事実」をもとに、帰納によって導かれた結論(それは究極には「仮定」なのだが・・)を「前提」にして、
演繹的に更に先の結論を導くような感じではなかろうか。