■ ジル・ドゥルーズ Gilles Deleuze 4 ■

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501考える名無しさん
俺なんか、英仏邦購入して、揃い持ってるんだが・・・・<シネマ
502考える名無しさん:2007/10/10(水) 21:05:23 0
そりゃ偉いよ。専門研究するならまあそういうもんかもしれんがね
持ち出しや切り抜きはドゥルーズだけじゃないが、ホント酷いんだよ
千プラなんて2册あったのに全滅
503501:2007/10/10(水) 21:56:16 0
普通に社会人やってるわいっ しかし切り抜きとか持ち去りとかひどいな。
スキャンして自分で簡易製本でもすればいいのに。盗むとか論外だ。
504考える名無しさん:2007/10/11(木) 11:25:54 0
そうだよな。
同じ犯罪なら、人に迷惑かけないコピーの方にしとけよ。
図書館の本を盗むような奴は許せない。
お前なんかよりもドゥルーズの本を読みたいと思ってるやつはいっぱいいる!

かく言うおれは、いつも延滞しまくり…すんません。
505考える名無しさん:2007/10/11(木) 14:00:45 0
僕はいっつも図書館銀行
506考える名無しさん:2007/10/13(土) 00:39:32 0
Title: ジル・ドゥルーズと音楽
Date: 2007年10月23日(火)18:00〜20:00
http://www.utcp.jp/from/events/2007/09/gilles_deleuze_and_the_music/
507考える名無しさん:2007/10/14(日) 15:53:05 0
千プラ文庫化の話しは、完全にガセだったのか…

財津氏は、たしかに、あれですよね、
あまりぱっとしない頭脳ですけど、
彼くらいの人でも、書き散らしてる人は
多いと思うのですが…。

ラカンについて、ちくまがどうのこうの
というのは。もっと聞きたいのですが…
508考える名無しさん:2007/10/14(日) 16:12:29 0
>>507
AOが文庫化されたんだから、いつかはされるだろ。>千プラ文庫化

…その「いつか」が数年後か数十年後かは分からんが。
509考える名無しさん:2007/10/14(日) 16:36:29 0
おいおい俺はドゥルーズ役者のなかで財津さんを一番信頼してるよ
510考える名無しさん:2007/10/14(日) 16:58:26 0
痛い解説も訳の質ゆえに許される
511考える名無しさん:2007/10/14(日) 17:07:20 0
訳は丁寧だが性格は破綻。
512考える名無しさん:2007/10/14(日) 22:05:28 0
批評空間のドゥルーズ特集読み返したら、柄谷の「よくそんなレベルで質問に行ったね。おれだったら怒鳴り散らすよ」発言にわらたw
浅田がフォローしてるのもわらたw
513考える名無しさん:2007/10/15(月) 00:23:35 0
「よくそんなレベルで質問に行ったね。おれだったら怒鳴り散らすよ」
あちゃー、、、
でも、現代哲学の天才の謙虚さに、
しばし言葉を失ったね。
浅田はどうフォローしたんでしょうか。
514考える名無しさん:2007/10/15(月) 11:01:49 0
>>512
それはどうゆう文脈で言ったの?
財津に直で言ったの?
515考える名無しさん:2007/10/15(月) 15:29:30 0
何だかんだ言われてるが、
財津は恥を忍んでいたかどうかは別にして、
恥をかきながらドゥルーズにいろいろ聞いたおかげで、
あの差異と反復の訳や訳注が読めるわけで、
いい仕事を続けていると思う。

宇野は読みやすさを優先するとか言ってるが、
原書無しでは意味が取りずらいところも多い(補足が少ないんだよ)。
ドゥルーズにも細かな質問はしなさそうだしなあ。

まあ、今はもうドゥルーズに質問もできないわけだが、
それでも、正直、シネマ2も財津にがんばってほしかった。


天狗なころの柄谷の放言なんか、今頃持ち出すなよw
財津が質問したからこそ、
「へー、ドゥルーズにも若気の至りみたいなもんがあるのかなー」
と考えさせられるし、訳も正確になる。
柄谷が翻訳したとしても、奴はプライドが邪魔して、
ドゥルーズに質問なんかできないだろうし、まともな訳もできないだろう。
516考える名無しさん:2007/10/15(月) 15:38:06 0
財津がシネマ2やってたら完成しないだろ
映画見ていないんだから。
1も放置だし
517考える名無しさん:2007/10/15(月) 15:45:47 0
>>514
うん。直で言ってる。柄谷・浅田・蓮實・財津・前田の座談会で。
たぶん、財津が噛み合わないことばかり言ってたからだと思うけど、
途中から柄谷が財津にキレっぱなしw

財津が、ドゥルーズにある語のことを質問したら突然不機嫌になった、って話をしたら、
柄谷が「よくそんなレベルで質問に行ったね。おれだったら怒鳴り散らすよ」と発言。
そこで浅田が「日本からわざわざ翻訳者が来てくれてるんだから、そんなことはできませんよ。それに財津さんの訳は正確なんだから」とフォロー。
浅田いなかったら、どうなってたんだw 見直したぜw

ちなみに、引用は適当だからね。正確な発言はちゃんと調べて。
『批評空間』II期9号あるいは柄谷『シンポジウムV』。
518考える名無しさん:2007/10/15(月) 15:50:01 0
>>515
お前の言うとおりだが、あの座談会では柄谷がキレる理由もわからないではない。
財津は全然柄谷の話を理解してなかったしね。
まあ、「おれの考えを理解しないやつは黙れ」っていう態度もどうかとは思うけど。
しかし、柄谷の「おれだったら怒鳴り散らす」発言は、ただの恫喝だなw
519考える名無しさん:2007/10/15(月) 18:16:13 0
>>517
なるほど

探して読んでみよかな
520考える名無しさん:2007/10/16(火) 00:25:21 0
>映画見ていないんだから。
え、それで、シネマ訳すの?だいじょうぶなのか
521考える名無しさん:2007/10/16(火) 00:29:31 0
映画やってる院生に下訳やらせようとしてたことがある
522考える名無しさん:2007/10/16(火) 10:02:30 0
ウラゲツにシネマの記事出てるね
523考える名無しさん:2007/10/16(火) 12:44:05 0
財津氏は、デリダにおける鵜飼氏みたいなものかもしれない。
右のコップの水を左に移し変えるというだけのことが、出来ない人が
多い中、ひたすら正確な訳を心がけておられる。
524考える名無しさん:2007/10/17(水) 10:21:35 0
鵜飼は文章がつまらない
しゃべりからは知性を感じるのに
525考える名無しさん:2007/10/17(水) 16:19:23 0
抽象的すぎるのかな
526考える名無しさん:2007/10/17(水) 17:28:27 0
ていうか、文章だと教条的にしかみえない
527考える名無しさん:2007/10/17(水) 22:15:03 0
ドゥルーズって構造主義の人?
人間は変化し続ける世界の一部でしかありえなく、不安定こそが安定?
528考える名無しさん:2007/10/18(木) 19:50:53 0
no no ちがいまーす。
構造主義とかの明確な主義は主張してないです。
(これはいわゆる構造主義者にも然りの場合が多い)
何がリアルかを中心に読むと分かりやすくなります。
リアルでないものはリアルなものの効果とか影とかとして現れると考えると良いです。
肝心の何がリアルかということについては、
変化だけがリアルだという風に考えておけば、
入門地点としては十分だと思います。
(細かい概念は読んでいくうちにそのうち分かる。ていうかここ凄く重要)
で、あんまりリアルでないものとして(観念的に捉えられたところの)世界とか安定不安定とかは現れたものなのです。
例えば安定というのは、
目的論的世界観とは関係ないという点で無情で残酷だといえる変化が渦巻く中で、
(生老病死などはまぬがれ得ないという意味で)相対的
(大きなレベルで見ればエントロピーは増え続けているという点で)局所的
(調和は変化の本質ではないという点で)偶然的であり、
人間の解釈として現れたという点で主観的なのです。
しかもこの人間というのが相対的局所的偶然的産物なんですね。
で次に、ドゥルーズ哲学は倫理に向く。
こういった観念的なものの下でうごめく変化といった視点から見ると、いわゆる「醜い欲望」というのは欲望の本来的状態で無いと分かる。
(アンチオイディプス参照)
むしろ欲望というのは愛の喜びみたいなものなのです。
で、倫理とは喜びを増大させるものだということになる。
この方向をラディカルにすすめると、我々の身体がどうでもよくなる地点がやってくる。
これが器官なき身体。
以上、支離滅裂だけど、まずはこんなところでいいと思う。
間違っているところがあったら誰か訂正しておいてください。
529追加:2007/10/18(木) 19:53:06 0
まぁ、一行目の「違う」というのはいいすぎだったかも。
530考える名無しさん:2007/10/18(木) 20:11:41 0
>>528

……まあ、楽しそうだから、いいか
531528:2007/10/18(木) 20:14:53 0
>>530
頼む、訂正してくれ…。
正直ドゥルーズをゆがめてしまったという自覚はあるが、
入門者にどう説明すればいいかこれ以外に思いつかんのだ。
532考える名無しさん:2007/10/19(金) 01:02:57 0
ドゥルーズは「イズム」を否定しない人だろ
533考える名無しさん:2007/10/21(日) 00:30:19 0
>>528
>>リアルでないものはリアルなものの効果とか影とかとして現れる
これだと、ラカンっぽくなっちゃうけどね。
リアルでないものとリアルなものの区別を取っ払って、
いわばすべてをリアルなものと考えたのがドゥルーズ=ガタリ。
『記号と事件』でも「私たちはいわば現実界だけで考えた」みたいなことを言ってた気が。
534考える名無しさん:2007/10/21(日) 23:24:56 0
528はm分かりやすいでした。
ところで、財津氏「デカルトからドゥルーズへ」はどうなったの。
立ち消え?
535528:2007/10/22(月) 19:44:57 0
>>533
あ、そうだったな。
それは説明がどうこう以前に完全に忘れてた。
ていうか良くわかんない。
ドゥルーズ読んでてわかんないことがあったときにジジェク『身体なき器官』読んだからかな…。
ありがとう。
>>534
お役に立ててよかった。
536考える名無しさん:2007/10/23(火) 10:05:28 0
ジジェク本はわざと曲解してるからだめだろ
ガタリを排除するための本だし
537考える名無しさん:2007/10/27(土) 14:04:19 0
シネマ1、
12月発売予約受付していたサイトから消えた。
また延期か?
538考える名無しさん:2007/10/31(水) 00:01:36 0
DZせんせいは、潜在性の存在論を語ったとまとめられるようですが、
ひきこもりのせいか、「消尽したもの」を読んでみたのですが、
潜在性が消尽するとは? というのが、テーマのようでした。
それにしても、名詞が消尽し、声が消尽し、イメージが消尽し
ということですけど、やっぱり、言葉から入ってゆくものなんですね。
というか、言葉があって、それが消尽してイメージになるというのは、どういう
ことなのか…
539考える名無しさん:2007/11/13(火) 00:25:13 0
シネマ1延期だと〜!
540考える名無しさん:2007/11/13(火) 15:36:58 0
ミルプラトーは文庫化なんかするより月イチで一章ずつ雑誌判形式で出せばいいんだよ
デアゴスティーニから『月刊ミルプラトー』
創刊号はチャレンジャー博士フィギュア付き
541考える名無しさん:2007/11/13(火) 16:23:43 0
ドゥルーズ『シネマ』スレから転載

105 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2007/10/31(水) 01:13:56 0
>>104
ひとつも見にいけなかった…
「ドゥルーズのABC」見た方どうでした?

106 名前:考える名無しさん[sage] 投稿日:2007/10/31(水) 18:32:35 0
今日行って来たら、アベセデール上映は28日がラストだったw

アベセデール採録の翻訳冊子でもあれば、と思ってつぶさに見てきたけど、そういうのは作らなかったみたいだね。
壁に貼ってあったドゥルーズのテキストの主題別抜粋集(を写真と一緒にデザインしたもの)は、
『adpf. ministere des Affaires etranges』のドゥルーズ特集号(? なのだろうか。号数なかったけど。ラプージャッドが監修した薄い冊子)
をパネルで拡大再現したもののようだった。一冊だけadpfは陳列してあったけど、非売品。
その抜粋集の壁面のそばに、小さいパネル使って、廣瀬純+芳川優希が邦訳文を対応させてあったね。
邦訳書のページ数指定も対応させてたけど、たぶんある程度訳しなおしたり、訳語を統一したのかもしれない。
ISBNは2-914935-13-7、13ユーロだと記されてあったので、興味がある人は探す手立てとしてくれ。

日仏学院の図書館もじっくり見てきたけど、アベセデールのビデオカセットもあった
(今はたしかDVDがamazon.frなどから買えるけども)。上記のadpfも貸し出し枠にあったよ。
なお、ここの図書館はショアーDVDはあるわ、リヴェットの『Out 1』はあるわ、
シヴァン+クレイフィのルート181のDVDはあるわ、デリダ『盲者の記憶』のビデオカセット版はあるわ(監督はファルジエ)、
アルトーのガリマール版全集1〜21巻揃ってるわ、スペースの割にはなかなか凄いところではある。
個人的には、Robert PengetやMichel Butorがゴロゴロしてたことが嬉しかった。

講演やシンポジウムは私も見れなかったので、レポがあったら読んでみたいorz

アベセデールは動画ファイルなら持ってるけど、聞き取りできないから今ひとつ何言ってるかわかんないな。
さすがにニコニコ動画などにupするだけで字幕はつけてもらえんだろうし…。
今回が苦労せずして内容を把握できる数少ないチャンスだったが、結局逃してしまった。
542考える名無しさん:2007/11/15(木) 11:52:32 0
【文化】仏哲学者、ドゥルーズ 再び脚光、若者に人気
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1195094617/

543考える名無しさん:2007/11/15(木) 12:39:31 0
そんなスレは貼らなくてもいいよ。見慣れた批判口調のクリシェが出てくるばかりだし。
544考える名無しさん:2007/11/15(木) 14:46:45 0
ソーカル貼られてるしな
ネットって情報系の奴が多いから人文はそれだけで批判されやすい
545考える名無しさん:2007/11/15(木) 14:52:22 0
哲学板の英知を結集してN速の無知蒙昧な暴言に徹底抗戦しる!
546考える名無しさん:2007/11/15(木) 19:07:13 O
リゾームについて、400字以内で簡潔に誰か説明しろ
547考える名無しさん:2007/11/15(木) 19:16:44 0

以上
548考える名無しさん:2007/11/15(木) 19:33:13 0
>>545
別にあれくらいの暴言は昔っから君ら現代思想畑の人間なら、
ラカニアンだろうがドゥルージアンだろうが慣れっこなんじゃないかい?
泰然と構えていればいいと思う。
見れば連中がドゥルーズが嫌悪したような、
相手の言説の発生プロセスを追わない怠惰な人々だというのは見当が付くと思う。
掲示板の慣例として、一歩引いて放置するのがいいのではないか?
>>546の書き込みはこの騒ぎの一部なのだろうか?
まぁ、関係の無いことだ。
いまだドゥルーズ初心者の俺でよければ>>546の質問について答えてみるよ。

リゾームとは事象と事象のあいだの関係のあり方のパターンを表した概念である。
対立概念であるツリーは上位事象と下位事象が明確に区分されているあり方のことを表し、
リゾームはそのような区別の無いまま事象が錯綜した状態でつながりあっているあり方を表す。
提唱者のドゥルーズとガタリによると、無意識における事象のつながり方はリゾーム状である。
西洋近代の資本主義社会においてはそのようなリゾームを多くの社会装置を通じて、
適宜切断したり接続したりということが行われる。
この過程によって社会の担い手たる「人間」に我々は加工されるわけだ。
ドゥルーズとガタリが『資本主義と分裂症』で論じたのはこのような実情の分析、こうなった過程、より良い社会の模索、なのである。

間違いあったら訂正キボン
549考える名無しさん:2007/11/15(木) 20:26:34 O
池田学会の食い物にされないようにね
550考える名無しさん:2007/11/15(木) 22:57:30 O
>>548
文章下手糞だね。
学部生クラスならまだしも、それ以上の年齢でそれでは、ちょっと恥ずかしいよ。
551考える名無しさん:2007/11/15(木) 23:10:37 0
ドゥルーズの次はブランショの文庫化
頼みますよ、河出さん
552考える名無しさん:2007/11/15(木) 23:22:29 O
スイーツ(笑) ドゥールズ(笑) ガタリ(笑) フーコー(笑) レディースプラン(笑)
ボードリヤール(笑) デリダ(笑) くつろぎインテリア(笑) ニューアカ(笑)
哲学徒(笑) ポストモダン(笑) 知の欺瞞(笑) カルチャレス(笑) 

Wハッピー婚(笑) 現代思想(笑) ヴィトゲンシュタイン(笑)
ベルクソン(笑) 哲学(笑) 構造主義(笑) ポモ(笑)  動物化(笑) 
言説(笑) サブカル(笑) ヘーゲル(笑) テクスト(笑) エポケー(笑)
フッサール(笑) 郵便的(笑) 脱構築(笑) 精神分析(笑) ラカン(笑)

ソーカル(笑) 分析哲学(笑) 垂直の大騒ぎ(笑) リゾーム(笑)
カキコ(笑) バタイユ(笑) マーケティング業界(笑) 批評(笑) 
知的スリル(笑) 幻想性(笑)
553考える名無しさん:2007/11/16(金) 00:57:15 0
この数十年間で日本の政治思想・評論業界は孤絶し、かなり立ち遅れてしまった。ドイツとフランスの
古色蒼然たる百年前、二百年前の政治思想の本を。訳も分からないまま読み続けてるのが現状だ。
全くヒドいものだの一語につきる。
日本の八十年代の言論を圧倒したフランスの構造主義の大家ミシェル・フーコのような、現代もの
でも、かなり癖のある思想・哲学なのであって、本当はフーコや、ジル・ドゥールズらの思想は
「人文」である。文学あるいは文化研究なのだ。政治権力なるものを生まで扱う学問ではない。
現在のフランスやドイツの本当の最高の知識人たちとは「どうやったら、自分たちが、アメリカ
の支配から脱却できる」を本気で考えている人々だ。日本知識人は文化研究しかできない人々だ。
副島隆彦「日本の秘密」 P148~149


これ以外に下等学問としての 「人文」というのがある。この人文というのはヒューマニティーズの
日本語訳である。 ヒューマニティーズとは「人間、および記録された文学に関わること」という
意味である。 簡単に言えば現在で言う文学(部)のことである。他に歴史学があり、その内容は
古文書や石碑の文の解説などを行う。これらは、学問としては下等学問である。
これとサイエンス(学問)の区別をつけなければならない。これが日本人にはできていない。
すべてごちゃまぜなのが日本の大学制度である。国家的学問犯罪と呼んでもいい。
大欠陥学問観と呼んでもいい。日本の大学は、世界基準では高等学校程度であろう。
このヒューマニティーズとサイエンスの区別がついてる日本知識人がほとんど
いない。すべてごちゃまぜである。
副島隆彦「ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ(上)」P324
554考える名無しさん:2007/11/16(金) 01:14:32 0
>>548
それだと、リゾームって全然おもろない。
すっげー概念なのによーw
なにしろ、全体性もなければ統一性もない、
とらえどころなき、(にもかかわらず)
それらしい、といったものなのだからな。
ちょうど、自己同一性なき自己同一性といったところだ。
あの人が語ると何でもそれらしく聞こえる、
けれど、じゃあ何を語ったか、何を主張したかといえば
すべてが明晰ではあるのだが単純ではなく、
むしろアンヴィギュアス(酸いも甘いもあるよ?)である、といったような。
555考える名無しさん:2007/11/16(金) 07:03:04 0
>>553









   「それはもう語られてしまったこと」なんだが

   「すでに語られた文字群になんの意味があるか」書いてみ?

      (判ってるだろうが「コピペをする意味」じゃないぞ)








すでに語られてしまった文言はオマエの落書き以下だと言ってるわけだが
この意味判るかな?
556考える名無しさん:2007/11/16(金) 18:36:32 0
>>550
>>554
じゃあお手本見せてみ?
557考える名無しさん:2007/11/16(金) 19:01:56 0
なんか
長々と通りがかりの人に律儀に返答する奴が定期的に来るようだが
そいつの「間違いがあったら訂正してくれ」って言葉には誰も訂正加えてやらないんだな
門外漢の漏れにはこいつの言葉が正しいか否かは知ったこっちゃ無いが
これはこいつの言葉があまりに間違いまくっているからなのか?
それとも住人の怠惰(あるいはクールさ)ゆえか?
そうでなければ誰もドゥルーズのことを理解していないからなのか?
558考える名無しさん:2007/11/16(金) 19:03:34 0
「間違いがあったら訂正してくれ」って言葉には誰も反応してやら無いんだな
の間違いだ、スマン
559考える名無しさん:2007/11/16(金) 20:33:42 0
トンでもちゃんの思想って本当?
560考える名無しさん:2007/11/16(金) 21:17:30 0
定期的にこの手の書き込みくるなー

読んで自分で判断しよーよ
561考える名無しさん:2007/11/16(金) 22:15:36 0
ドゥルーズの著作が手もとにあれば、一生退屈せずに生きていける
自信がおれにはある。
562考える名無しさん:2007/11/17(土) 00:31:42 0
「間違いがあったら訂正してくれ」と書き込む人間の存在自体が間違いなのだから放置だろ
563考える名無しさん:2007/11/17(土) 08:29:20 0
なんで?
少しの間違いも許されない場とは思えないけど??
564考える名無しさん:2007/11/17(土) 16:31:00 0
シネマ1、延期決定orz
一月には出せよなあ
565考える名無しさん:2007/11/22(木) 01:40:06 0
カントの批判哲学
ジル・ドゥルーズ 著
國分 功一郎 翻訳

ちくま学芸文庫 文庫判 224頁 刊行 01/09
ISBN 9784480091307
定価924 円(税込)
566考える名無しさん:2007/11/22(木) 08:39:52 0
ついに宇波訳が撤廃されようとしているな。よろこばしいことだ。
残るは、『カフカ』と『ベルクソンの哲学』だろうか。
567考える名無しさん:2007/11/22(木) 08:40:34 0
って、旧訳は中島訳か…。これはきっちりチェックしてないからミスの量は知らないや。
568考える名無しさん:2007/11/22(木) 09:59:27 0
>>566
プルーストとシーニュも忘れてもらっちゃ困る
569考える名無しさん:2007/11/22(木) 10:38:28 0
>>568
スマンカッタ 俺、ドゥルーズ訳本でそれだけ持ってないんだ・・・
って、いや、『ドゥルーズ初期』とかあのへん無いか(無人島持ってるから要らんが)。
数えてみると意外に多いんだよな。
570考える名無しさん:2007/11/22(木) 17:57:52 0
國分さん最近仕事してんなぁ…。
571考える名無しさん:2007/11/23(金) 22:14:23 0
572考える名無しさん:2007/11/23(金) 23:28:03 0
カントの批判哲学 マジうれしい
573考える名無しさん:2007/11/24(土) 09:57:47 0
バディウの本って評判あんましよくないけど、どうなん?
読む価値はある?
574考える名無しさん:2007/11/24(土) 11:06:46 0
ない
でもバデュウ哲学を知りたいなら参考になる
そこはジジェクの本と似ている
575考える名無しさん:2007/11/24(土) 16:09:08 0
>>574
じゃあ、読む価値あるじゃんw

バディウもジジェクも徹底してアンチガタリだから、そこだけ用心して読めば面白い本だよ。
ただし、ジジェクのは翻訳があの長原豊…orz
576考える名無しさん:2007/11/24(土) 17:54:19 0
>>575
いや、ドゥルーズをここから知るのは害毒だろ
ドゥルーズ解説本としては全く使えない
577考える名無しさん:2007/11/24(土) 19:25:15 0
では、ドゥルーズの解説として良い本は?
クレア・コールブルックのはあかんかった。
ドゥルーズの"主張"は繰り返し多面的に書かれていたが、
その主張に至るまでの過程や哲学史的な位置づけがほとんど書かれていなかった記憶がある。
(少なくとも印象には残っていない)
578考える名無しさん:2007/11/24(土) 19:42:34 0
>>576
害毒かどうかはその人次第じゃないの?
害悪だって言うんなら、入門書なんてどれも害悪だろ。
結局は著者の解釈にすぎないんだから。

>>577
ドゥルーズはスピノザやニーチェについて素晴らしい解説書を書いてるから、これらを読めばいいんじゃない?
どっちも文庫になってるしね。
「千のプラトー」は普通に読み物として面白いから、ここから入ってもいいと思う。
あえてドゥルーズ以外の書いたものを挙げるなら、宇野邦一の入門書かな。
浅田彰の逃走論も悪くないよ。
579考える名無しさん:2007/11/24(土) 19:42:59 0
訳が悪いけど故ズーラビクヴィリの奴じゃね?
580考える名無しさん:2007/11/24(土) 19:44:32 0
>>578
バデュウやジジェクのは、
自分の体系の役に立つところを抽出するための本だから、
はじめから解説を狙っていない
日本で出版社が売るためにそれっぽい意匠をほどこしているけど
581考える名無しさん:2007/11/25(日) 00:21:49 0
ドゥルーズは「ニーチェ」で永劫回帰を「選択的な永劫回帰」「同一なものの回帰ではない」と湾曲している。
ニーチェの永劫回帰は「選択的なものではない」し、「同一なものの回帰」と言っている。
他にニーチェの「力」を「差異」とすることも問題があるように思える。
私はドゥルージアンを批判する者である。
582考える名無しさん:2007/11/25(日) 01:09:06 0
ドゥルーズの入門書なら
河出書房新社の「ドゥルーズ 没後10年、入門のために」
でキマリじぇね?

>581

そうか?
ニーチェは「すべては解釈だ」ってなこといってるし、
永遠回帰が同一なものの回帰とは思えないがな。
583577:2007/11/25(日) 16:16:17 0
>>578
ドゥルーズの『スピノザ』は面白かったけど
(自分でもなぜか分からないが)途中で放り投げちゃったなぁ。
また読んでみるよ。
ありがとう。
宇野の解説は持ってる。
精読はまだしてない(しないとなぁ)が、
何でドゥルーズの時間論の解説の段となるとみんなお決まりの、
「点」「円環」「直線」を持ち出すんだろう?
全然イメージのわかない分かりにくい比喩だと思うんだけど。
『千のプラトー』はどの章も分量が多い…。
でも読んでてすごく勇気付けられる。
(『逃走論』(やはり、持ってる)にも書いてあったけど。器官なき身体をチビ黒サンボにたとえる比喩はよう分からんかった)
こうして書いてて気づいたことは、やっぱ解説だろうとドゥルーズは精読せにゃならんということですね。
『ドゥルーズ 没後10年、入門のために』も持ってマース…。
ほとんど読んでませーん…。

『ニーチェと哲学』は持ってない。
『差異と反復』の時間論はほとんどこの本の使いまわしだと聞いたけどどうなんだろう?
>>581
『差異と反復』の結論には確か、
ニーチェは「ツァラトゥストラは最初永劫回帰を誤解していた」というつもりで『ツァラトゥストラ』を書いたんだ、
見たいな事書いてたけど。
584考える名無しさん:2007/11/25(日) 17:10:47 0
ドゥルーズは永劫回帰を車輪に例えるけど、それは割と凡庸なイメージだと思う。
車輪の遠心力が中途半端な然り、ニヒリズムを放逐し、自ずと最高の然りを意欲する。
ただ、この程度の理解でいいのなら、ニーチェ本人がさらりと言えていたはずだ。
しかし、そこまで簡単には言っていない。そこに何かがあるような気がする。
585考える名無しさん:2007/11/26(月) 01:42:19 O
ドゥルーズっていわゆる抽象語に語らせていて抽象語を人格化してる感があります。
その心はなんなんでしょうか。
人格化されるものといえば神ですが、
概念の人格化というのは何を意味するのでしょうか?
586考える名無しさん:2007/11/26(月) 03:46:09 0
>>585
>ドゥルーズっていわゆる抽象語に語らせていて抽象語を人格化してる感があります。

具体的に指摘してくれると助かる。〜(本の名前)の…ページとか。
587考える名無しさん:2007/11/26(月) 05:05:42 0
登場人物的概念 のことを暗に言ってるのかな
588考える名無しさん:2007/11/26(月) 14:57:23 0
585は哲学全般に向いてないのでは
589考える名無しさん:2007/11/28(水) 23:17:09 0
590考える名無しさん:2007/11/28(水) 23:34:14 0
>>585
司る力、意志、法則性を擬人化したのが神でしょう。
風神、雷神とか転輪王とか
591考える名無しさん:2007/11/30(金) 20:19:03 0
ところで、小生は、意味の論理学をパクり
炉理の論理学を始めてみた。
http://rorino.blog23.fc2.com/

とはいえ、意味の論理学の要旨くらいは
知っておきたいものです。そこで、
それを書いていただけないでしょうか。
だれか…
592考える名無しさん:2007/11/30(金) 21:54:53 0
はいきえた
593考える名無しさん:2007/11/30(金) 23:13:19 0
>>592
きんきんナツカシス
594考える名無しさん:2007/12/01(土) 09:41:14 0
本人がきえたね
595考える名無しさん:2007/12/10(月) 13:35:02 0
なぜ非共可能性という基礎概念が、けっして矛盾に帰着せず、実在的な対立すらも含意しないかは、すでに明らかである。
つまり、その基礎概念は、〔セリーの〕発散しか含意していないからであり、そして共可能性は、〔セリーの〕解析接続としての
副次的矛盾のプロセスの独自性しか表していないからである。したがって、共可能的な世界と言う連続体においては、
差異的=微分的な関係=比と特別な点が、もろもろの表現的な中心(個体的な本質つまり実体)を規定しているのであって、
それらの中心のなかにこそ、そのつど或るひとつの観点から、その世界全体が包み込まれているのである。 − ドゥルーズ『差異と反復』 −

こんなに言葉の意匠を駆使した文を読まされたら、そりゃソーカルも怒るだろw
哲学バカじゃない限り、こんなの読めんわ。
596考える名無しさん:2007/12/10(月) 17:41:53 0
肝心の中身が空っぽでも、
解釈が難しければ難しいほど讃えられる。
宗教と同じだな。
597考える名無しさん:2007/12/10(月) 18:39:08 0
>>595
ドゥルーズどころかソーカルも読めないんだなwww

>こんなに言葉の意匠を駆使した文を読まされたら、そりゃソーカルも怒るだろw

大爆笑なんですけどwwwww
解説希望w
598考える名無しさん:2007/12/10(月) 20:02:38 0
別に笑えるほどのことでもないが
599考える名無しさん:2007/12/10(月) 20:38:19 0
それなら解説してみろってw


できないんだろうがwwwww
600考える名無しさん:2007/12/11(火) 03:38:51 0
解説希望ってなんの解説を希望しているのかが分からんね。
とにかく俺は「解析接続」という数学用語と、「副次的矛盾」というドゥルーズ用語が接続された時点で吹いたわw