◆決定論:脳は物質だから意識は必然に過ぎない93◆

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411考える名無しさん
316  試   sage 2006/10/13(金) 15:25:57
  自      他
□□□   ■■■
□○□   ■●■  ○は「『私』」、●は「他の『私』」。
□□□   ■■■               (『 』内は、自我でも自我意識でもいい)

ここで、幾つかに途が分かれる。 ○及び●が、□や■と相関してはいるものの、
A:まったく別物として内在する。
B:別物ではあるが、大きく規定される。→霊魂・魂・霊性etc.
C:□や■によって内部に生じたもの。
どれも、実体としての○●があると見る。 たとえ実体とまでいかずとも、□や■無しにも存在しうる。

次いで、こういう見方もありうる。

  自      他
□□□   ■■■
□□□   ■■■
□□□   ■■■

D:構成要素としては□や■と変わらず、ただ、その機能(思考)のみに特色がある。→脳・神経系
E:そうした機能的な部分、働きそのもの(思考・認識)を指して言われるもの。
→「私・自我」「自我意識」「認識」「主観」「思考の主体」「人格」etc.  ※主観性?
(培養液の中に脳・神経系が浮いているとして、どうであるかは未知。
 →最初から浮いているのか、途中から浮かべられたのか、で全く異なるであろう)
F:機能も、その構成要素(肉体)も含め、総体としてあるもの。


前者の図に於いては、●を取り出すか確定しさえすれば、他者の『私』は確実なものとなる。
後者の図に於いては、
自身は「今この瞬間の思考によって」確認できるが、他者に「私」「自我」があるかどうかの確証はない。
どんなに観測データを積み重ねても、それが、自身と同様なものかどうかは確実ではない。
→観測結果・状況からの類推と、他者からの自己申告によるしかない。