1 :
考える名無しさん:
誰も建てなかったからたてた。
はい次
ドグラマグラこそ至高の哲学的小説。
3ゲットー。
薔薇十時探偵団ほったらかしだわ。
5 :
考える名無しさん:2007/04/20(金) 08:27:02
京極堂の小説は俺には長すぎる。
内容もちょっとした哲学書なぞより難しい。
ありゃ単によくできたヲタク世代向け大衆小説だな。
それにしても陰摩羅鬼はひどかった。
笠井潔の『哲学者の密室』レベルのものを期待してただけに。
7 :
考える名無しさん:2007/05/01(火) 11:37:23
この小説を読んで哲学が全然ダメだと自覚させられた。
夢に出てきた京極の本は背表紙が正方形だったよ
小説としては高水準のものだけど、このひとの哲学には興味ない。
平野啓一郎とどっちがえらいの?
11 :
考える名無しさん:2007/05/01(火) 15:30:12
京極堂の職業の
「古本屋」
「神主」
「憑物落とし」
これに「哲学者」を加えるべきだな。
12 :
考える名無しさん:2007/05/18(金) 12:50:38 O
べきかな?
13 :
考える名無しさん:2007/05/18(金) 17:32:47 0
べきだよ。
14 :
考える名無しさん:2007/05/18(金) 18:20:13 0
べきかな?
この人、唯物論者でしょ?
なぜ水木しげる先生と仲良しなのかよく分からん。
京極が唯物論者ならカントだって唯物論者ということに
17 :
考える名無しさん:2007/05/21(月) 08:23:11 0
作中で京極堂が「この世には、不思議なことなど何もないのだよ。」とか
いってるが、ホントに何もないの?
>>18 百介さんの台詞に解有り
それより榎木津の神哲学を体系化出来る者はいないか?
>>17 「謎」「不思議」の定義について考えてみるお
20 :
中禅寺秋彦:2007/05/23(水) 18:40:47 0
「なんだ、こんなスレがあったのか。まだ、『絡新婦の理』まで
しか読んでないがね。」
>>11>>15-16 「唯物論者?僕のは哲学などではありません!科学です。」
>>17 「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口くん。」
>>18 >>18 「木場修にいわせれば、『へっぽこ探偵』だからな。躁病の気がある。」
21 :
考える名無しさん:2007/05/23(水) 18:42:42 0
哲学的ペダンティズムのパロディが哲学的だと思うよ
22 :
関口くん:2007/05/23(水) 18:48:32 0
哲学への皮肉と恨みが込められているところが面白い。
24 :
考える名無しさん:2007/05/23(水) 19:10:33 0
読み終わるまでにね、本の背に、いくつも折れ目が付くんですが。
25 :
考える名無しさん:2007/05/24(木) 02:39:44 0
アトポス死ね
26 :
考える名無しさん:2007/05/25(金) 05:13:36 O
簡単じゃん!仏教、禅、唯識、空、認識したらあるよ。認識したらあんたの勝手な嘘
こんな感じ。
27 :
考える名無しさん:2007/05/26(土) 15:26:32 0
>>15>>22 彼は子供の時、水木幸福菌に感染したのです。てゆーか妖怪=民俗学だから。
>>23 人は脳みそだけじゃないが持論だし。思考の過程を延々書き綴る森タソの方が・・・
>>29 いや、やはり神哲学だ。
彼と下僕、というより神がオロカ達を弄ぶ「百器-」は神の対話編といえよう(ホントかよ?)。
31 :
考える名無しさん:2007/06/02(土) 13:15:21 O
単なる禅じゃん。「仏教って何?」ってきかれたら、何時もこの本読めって言ってるよ!
禅についてこれほど簡潔に説明(?)した作品も珍しいからな。ただ、どんな事にも多面性はあるのでこれだけ鵜のみにすると危険だが--と夏ビコが釘を刺しそうだが。
>>30 滅茶苦茶だが結構為になる事も言っている神。昔は王様になると言っていた--
33 :
考える名無しさん:2007/06/12(火) 19:58:08 0
こんな時期には巷説百物語
34 :
考える名無しさん:2007/06/12(火) 19:58:54 0
でも奥が深い。癖が強くてはまる。
35 :
考える名無しさん:2007/06/12(火) 20:12:57 0
作品の中より
「この世に面白くない本などないのだ」
本を面白くないと感じるならば、読み手が絶望のなかで生きており、
真実を見る力が弱くなってしまっている証拠。
もちろん自分にも全く読書などしない時期もあった。
「君は本そのものに対し執着がなさすぎる」
読んだ本はすぐに売ってしまうなど、手元には置いておかない。
んで何が言いたいのかというと
哲学は京極作品に限った事ではない。
36 :
考える名無しさん:2007/06/13(水) 12:43:46 0
まぁ・・理解するのが難しいのは確か
37 :
考える名無しさん:2007/07/19(木) 10:07:53 0
中禅寺って哲学、宗教、民俗学などに詳しいけど
結局は科学だよな。
巷説百物語はおもすれーんだかな。
ストーリーは面白いがウンチクが長すぎてつまらないから
飛ばしてストーリーだけ追ってる。
>>6 そうか?自分は面白いと思ったが。
密室トリックなんて世に溢れ過ぎてるしつまらない。
40 :
考える名無しさん:2007/08/26(日) 12:50:13 0
中禅寺(京極堂)が自身の思想的立場を明確にしないで、
詭弁ばかり弄するのがちょっとなあ。
だが彼の思想が少しだけお目見えする「絡新婦の理」ではこういっている。
「近代主義だろうが反近代主義だろうが凡ての言説は呪文以上のものにはなり得ない。
僕の言葉が人道的に聞こえるならそれは聞く者がそうした毒におかされている。
僕の言葉の綻びも計算のうち。
観測行為そのものが不確定性を内包している。
観測者が無自覚なら不確定性から逃れられない。
観測者が限界を認識していて己の視点を括弧にいれているならその限りでない。
僕は観測行為の限界を知っている。僕の悲しみはそこにあるのです。(随所省略)」
41 :
考える名無しさん:2007/09/02(日) 18:00:36 0
古書店を営む傍ら、武蔵晴明社の神主や憑物落としなどの副業を持つ。各国各地の宗教・習俗、
口碑伝承の類の知識が豊富な能弁家。「京極堂」は妻の実家である京都の菓子司の屋号を勝手
に拝借したもの。
分類されていない本を見ると異常に怒る癖がある。出不精だが、良い本(例:「桃山人夜話」
の極美本)が入ったと聞きつけると、大喜びで出かける。
口癖は、「この世には不思議なことなど何もないのだよ」。
恐山で産まれて7歳までは下北半島で暮らし、7歳で祖父に引き取られた。旧制高校時代に榎木
津礼二郎や関口巽と知り合う。
戦時中は、徴兵されて帝国陸軍第十二研究所に配属(少尉)。宗教的洗脳実験に携わり、
「堂島大佐の懐刀」と呼ばれる。
戦後は高等学校の講師。昭和25年、関口巽の結婚と同時期に講師を辞め、古本屋「京極堂」
を開業。京極堂は中野のどこまでもだらだらといい加減な傾斜で続いている坂道(眩暈坂)
を登り詰めたところ、貧相な竹薮に挟まれた蕎麦屋の隣。武蔵晴明社は、その先にある
小さな森の小さな社。中野駅から(徒歩?)3、40分。
42 :
考える名無しさん:2007/09/02(日) 18:01:21 0
年表
昭和25年 高等学校講師を退職
昭和25年 古本屋「京極堂」開業
昭和26年秋 出羽で憑物落とし
昭和27年7月初旬 久遠寺家で憑物落とし
昭和27年10月1日 美馬坂近代医学研究所で憑物落とし
昭和27年12月1日 久保竣公の葬儀を執り行う
昭和27年12月 「桃山人夜話」を買いに京都の「拾鶴舘」へ出かける
昭和27年12月15日 聖宝院文殊寺で憑物落とし
昭和28年2月 明慧寺で憑物落とし
昭和28年3月 聖ベルナール女学院、織作家で憑物落とし
昭和28年4月 連続目潰し魔・絞殺魔事件の真犯人「蜘蛛」の正体を指摘
昭和28年6月19日 韮山山中で憑物落とし
昭和28年7月 華仙姑処女の後始末に奔走
昭和28年7月後半 鳥の城で憑物落とし
昭和28年9月13日 西田新造宅で憑物落とし
外見
・親でも死んだような仏頂面(姑獲鳥の夏)
・親戚全部が死に絶えでもしたような仏頂面(魍魎の匣)
・町内会の人間全部が死に絶えたかのような仏頂面(狂骨の夢)
・東京が全滅したかのような仏頂面(鉄鼠の檻)
・日本が滅んでしまったかの如き仏頂面(絡新婦の理)
・亜細亜が全部沈没してしまったかのような仏頂面(塗仏の宴)
・三千世界が滅んでしまったかのような悪相(陰摩羅鬼の瑕)
・艦隊を全滅させた海軍指揮官のような不機嫌な顔(陰摩羅鬼の瑕)
・葬式を二十ばかり梯子したかのような極め付きの仏頂面(邪魅の雫)
・まるでどこか病んでいるかの如き不健康そうな顔(百器徒然袋 雨)
・宇宙の終わりが三回続けて訪れたような凶悪な顔(百器徒然袋 雨)
・この世の終わりが十回続けて訪れたかのような仏頂面(百器徒然袋 風)
43 :
考える名無しさん:2007/09/04(火) 18:51:53 0
あぼーん
45 :
考える名無しさん:2007/11/26(月) 03:02:00 O
うん
46 :
考える名無しさん:2007/11/26(月) 07:59:16 0
何にせよブ厚すぎるw。どうして分割してくれないのかw。
47 :
考える名無しさん:2007/12/27(木) 13:02:41 0
>>46 してるよ。講談社から分冊版が出てる。絡新婦まで。
48 :
考える名無しさん:2007/12/27(木) 22:04:48 O
自立する新書は京極が初めて
49 :
考える名無しさん:2008/01/18(金) 20:29:57 0
47です。宴まで出てた。
51 :
考える名無しさん:2008/01/22(火) 03:53:42 0
>>10 平野啓一郎 京大法学部卒業、芥川賞作家
京極夏彦 専門中退の超低学歴、盗作作品を推薦した大沢と同じ事務所
>>52 直木賞と鏡花賞と周五郎も入れてやってくさい
>>52 平野に芥川賞入れたなら京極に直木賞入れてやれよwww
京極の直木賞は事務所の力もあるだろうな
57 :
考える名無しさん:2008/03/06(木) 09:05:43 O
58 :
考える名無しさん:2008/04/01(火) 08:29:58 0
難しいけどおもしろくはある
59 :
考える名無しさん:2008/04/01(火) 16:07:29 0
60 :
考える名無しさん:
あげ