>>480 反・最高位サイドは、「同一性を定義していない」のではなく、「曖昧にしたまま語っている」のでもなく、
まず、「一般的な『差異の抽出方法』(=分類方法)に則って」最高位の言う『私』を受けとめている。
(これは当然の姿勢だと認めてくれるだろ?)
そして、そのような差異への視点ではズレがあるようだから、
ではこうなのかな?こうなのかな?と、想定しうる「同一性の定義」を模索する。
もはや、暗黙の前提による同一性は役立たない。
『私』が、普遍へと昇華できないものであるなら、それはそれでいい。
そこを前提として次のステップへ進めばいい。
しかし、最高位の言辞だけでは、その前提すら立てることが出来ない。
彼が【どのような差異に着目し『私』を峻別し見出しているのか】【彼の基準】を理解しなければ、
我々は、我々の既存の枠組みの中へ【彼の!】『私』を組み込むことは出来ない。
(ま、どのように語ろうとも、【普遍(的に存在するもの)】として括ることは可能なのだが・・・w)
だから皆、彼に対して詳細な記述を要求しているのだ。
同一性を曖昧にし、ある時はこちらの差異に着目し、ある時はあちらの差異に着目し、
焦点をぼやかしたままにしているのは彼なのだよ。
君にはそれがわからないのかい?