オーバー・ドクター問題を語ろう〈2〉

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1考える名無しさん
最近思うのですが、博士課程を終了後に非常勤講師を
初めてやる時には、誰もが嬉しくて頑張ります。
「非常勤だけの人生コース」になるかもしれないと、
分かってはいても、この時点で転進を考える人はいない。

修士から博士に進学する頃の、心の準備はどうあるべきか、
先輩を見ていて、自分も悩みは尽きません。

前スレ〈1〉
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1163892027/
2考える名無しさん:2006/12/24(日) 16:54:45
2
3ミニルヴァの梟:2006/12/24(日) 17:19:40
まず、首都圏非常勤講師組合のHPです。私は専任ですが、知人が頑張って作った組合なので、会員です。
不当解雇など、大学側と交渉して非常勤講師の権利を守るなど、かなりの実績があります。↓
http://f47.aaa.livedoor.jp/~hijokin/

前スレは、生産的な議論もかなり出ました。同業者として、つらい状況にあるODを嘲笑したり、また、ひたすら専任を無能呼ばわりして罵倒するのは避けたいものです。

専任を持たない非常勤講師の単価を上げることは必要だし、不可能ではないはずです。これは哲学だけの問題ではないので、他の分野と連携して問題にするのがよいでしょう。

哲学の専任の中には業績の少ない人もたしかにいます。ただし、彼らを叩いて追い出した場合、哲学のポストそのものが削られて他分野に取られる可能性の方が大きいでしょう。
4ミネルヴァの梟:2006/12/24(日) 17:21:07
↑失礼。私のHNはミネルヴァの梟です。
5考える名無しさん:2006/12/24(日) 17:30:54
>>1スレたて乙です。
>>4そうですか。心強いですね。

ところで去年の今頃あたりでしょうか、朝日新聞?に慶応?の非常勤?の人が、非常勤の問題を論じた文章がのったと聞いたのですが、正確にはどの新聞のいつの記事か、
どなたかご存知でしょうか?
6ミネルヴァの梟:2006/12/24(日) 17:46:23
上記No3で紹介した、首都圏非常勤組合の最新ニュースで、獨協大学の当局と組合との交渉が紹介されています。↓
http://f47.aaa.livedoor.jp/~hijokin/hikaeshitsu/anteroom0061.pdf
7考える名無しさん:2006/12/24(日) 18:10:22
スレタイがODに触れているので、これは特定の層に限定された
ローカルな問題として誤解される可能性がついてまわっている。

けれど、大学は労働条件はそのままに非常勤講師率を高めていく傾向にあり、
学生は入学した大学でそこの教育体制のもとで指導されるほかないという事情がある以上
(学生が望んでも、当の講師が非常勤なので卒論などの指導をお願いできないという事態になるという)、
この問題は、非常勤の当事者の切実さもさることながら、
かなり広範な影響関係があるんじゃないでしょうか。

というわけで、あげ。
8考える名無しさん:2006/12/24(日) 19:20:51
前スレから語られ続けたオーバードクター問題は、大きく分けて2つの焦点があるように思います。
1.重点化でODは増えているのに、少子化でどこの大学も哲学系のコマの削減に動いており、
専任ポストにつけるのはほんの一握りに限られ、年々門が狭くなりつつある。要するに極度の就職難。
2.業績に乏しい専任がいる一方で、業績があるのにポストにつけないODもいる。要するに待遇と
実力が一致していないという不公平感。

それに対して、前スレで示された解決策は主に「市場拡大」「大学外進出」「ワークシェアリング」
「業績評価」の4つですが、この4つの提案はそれぞれ問題を抱えています。

1.大学での講座の範囲を広げること。環境倫理、医療倫理、情報処理などが対象。ただもちろん、
他分野の専門家とも競合しなければならない
2.大学外に就職先を求めること。中高や予備校の教員、一般書の執筆や翻訳、クリティカルシンキング
の普及など。ただ大半のODは大学専任職への執着が非常に強いので、意識改革から着手する必要アリ。
3.非常勤のコマをできるだけ多くのODにばら撒くこと。多くのODに大学の職を与えるという点では
最善だが、とうてい生計を立てられる額ではないので根本的な解決にはならない。
4.専任教員の業績を評価し、無能教員を排斥するという制度。テニュア制も含まれる。
多くのODから支持があるが、導入派の間でも意見は分かれており、また大半の提案は
具体性に欠け大学行政の現実も知らずに行われていることから、効果が疑問視されている。

残念ながら今のところ決定的な解決法は見つかっていません。今までの提案をいかに深めるか、
また新たな提案ができるかがこのスレの課題でしょう。
9考える名無しさん:2006/12/24(日) 19:29:32
>>8
見事な整理だな
10考える名無しさん:2006/12/24(日) 19:43:50
前スレの議論はノーベル賞学者の議論よりレベル高かったとおもうお。

http://www.asahi.com/national/update/1223/TKY200612230248.html
11考える名無しさん:2006/12/24(日) 21:27:05
そろそろまとめサイトきぼんw
12考える名無しさん:2006/12/24(日) 21:34:08
組合あるじゃないか。
ここで愚痴ってる哲学ODは闘争の担い手になるべきじゃないか?
13ミネルヴァの梟:2006/12/24(日) 21:35:40
>>8さん、ご苦労様。
1〜4は互いに独立だから、両立する課題だ。それぞれの可能性をもっと深められそう。たとえば、3の拡張として、非常勤の待遇改善はある程度実現可能。
あと、可能な人は、日本の大学院のドクターに進学したら、少しでも早く欧米に留学して博士号を取った方がよい。24〜27歳くらいならチャレンジする年齢的余裕があるし、視野も広がり、もとは取れると思う。
14考える名無しさん:2006/12/24(日) 21:45:44
冗談かもしれないけれど、まとめサイト作成には意義もあるだろうな。
>>7みたいな視角にも対応できたなら、広く読まれる価値もあるし。
匿名掲示板だから書けた本音、っていうのは大きいだろうし、
それを考えると、リンクして紹介などもしやすいまとめサイトの存在はいいかもしれない。
ただ、多少しんどくなるけど。
15考える名無しさん:2006/12/24(日) 22:19:59
哲学の講座自体が世の中にいらないものなのになんでこんなことで騒いでるの?
16考える名無しさん:2006/12/24(日) 22:42:06
>>15
そりゃ違うな。ソクラテス以来、「いらない」と言われながらしぶとく生きているのが哲学なんよ。
17考える名無しさん:2006/12/24(日) 22:59:26
哲学が本当にいらないかどうか哲学的に究明するためにも、哲学は絶対必要だな。
18考える名無しさん:2006/12/24(日) 23:05:30
>>16
そういうのにはレスをしない。
19考える名無しさん:2006/12/24(日) 23:08:25
>>18
了解。なるほど、そういうことだな。
20考える名無しさん:2006/12/24(日) 23:36:45
他の分野は「いらない」と言われて速攻で死滅したりするからな。
哲学に「いらない」は効かないよ。その意味ではMRSAに近い。
21考える名無しさん:2006/12/24(日) 23:42:32
まがりなりにも文学部がある大学で哲学科とかを
無くすとこはないだろう(と思いたい)
看板の名前が変わることはあっても
2215:2006/12/25(月) 00:29:11
哲学なんて役に立たない講座であることは確かだろ?
哲学やりたきゃ在野でやれ
学校にしがみつくなよ・・金もらえるようなものじゃないでしょ
2315:2006/12/25(月) 00:39:08
著名な教授も哲学なんて役に立たないといっている
なんでそんなものを大学で教える必要あるんだよ?ふざけるな
24考える名無しさん:2006/12/25(月) 00:39:57
学校?
25考える名無しさん:2006/12/25(月) 00:40:45
著名な教授?
26考える名無しさん:2006/12/25(月) 00:43:46
しょぼい奴ら
27考える名無しさん:2006/12/25(月) 00:48:53
>>23
おまい、大学が「役に立つ」ことを教えてくれる場だと思ってんの?
ひょっとしてガキ?
28考える名無しさん:2006/12/25(月) 00:50:05
何かにたかろうとしている浅ましい姿勢に疑いすら感じないこいつらの「哲学」っていったいどんなものなのかね。
29考える名無しさん:2006/12/25(月) 00:51:13
この世に哲学ほど役に立つ学問はありません。どんな科学よりも役立ちます。
なぜなら哲学は、"我々を自由にする"からです。
これ以上に尊い学問があるでしょうか?
大学の講座や、哲学者が薄謝をいただくくらいは許されるでしょう。
3015:2006/12/25(月) 00:51:29
>>27
哲学を教えることの意義を答えることができるの?
まったく応用の効かない学問だと思うけど・・
3115:2006/12/25(月) 00:53:50
>>29
何も大学でお金をもらわなくてもいいじゃない
哲学を支援する人からだけでもお礼をもらって続けていければいいじゃない
3215:2006/12/25(月) 01:02:07
年齢が高い割りに、それにみあった社会経験もスキルもなく、
理屈ぽくて協調性に欠けるのに気位だけは高い(と思われる)
人間を積極的に雇用したいなんて組織はまずないからなぁ。

↑これがホンネだよね・・
33考える名無しさん:2006/12/25(月) 01:08:16
ホンネ?
3415:2006/12/25(月) 01:17:54
はぁ、疲れた

ドゥルーズ読もう・・
35考える名無しさん:2006/12/25(月) 01:22:09
ツマンネ
3615:2006/12/25(月) 01:25:49
哲学なんて死滅しても困らないし
このスレに意義なし
3715:2006/12/25(月) 01:29:04
>>8
哲学のODがなんでこんな健全な考えかたができるのかわからん。
哲学なんて不健全なシロモノなんだし、前向きに考えなくてもいいんじゃないの?
別にODのひとりやふたりが凍死してもかまわないし・
38考える名無しさん:2006/12/25(月) 02:35:36
いつまでも大学にしがみついてないで社会へ出る勇気を持とう。
39考える名無しさん:2006/12/25(月) 04:13:47
>>5
の新聞記事、分かったらどなたか教えてください。
40考える名無しさん:2006/12/25(月) 07:09:28
大学で教えることにこだわらないで
妙にアカデミズム化しないで
普通に働きながら開かれた書物を著すことも
立派な教えることだろうに。
41ミネルヴァの梟:2006/12/25(月) 08:45:08
>>40
その通りです。しかし一方では、原書を丁寧に読むという哲学のトレーニングは大学が一番ふさわしい。大学に閉じこもるのではなく、大学やアカデミズムと連携しながら、哲学を広めてゆくこと。
OD問題は苦しいけれど、「否定を肯定に変える」のが哲学者たるものの使命でしょう。
42考える名無しさん:2006/12/25(月) 09:02:00
弁証法か
43ミネルヴァの梟:2006/12/25(月) 09:27:11
そう、「偶然を必然に変える」といってもよい。ODが全員、専任になれるわけではない。
ならば、大学と連携して大学外で活動する哲学者によって、新しい哲学文化を切り開こう。
44考える名無しさん:2006/12/25(月) 09:36:58
>>36
180度勘違いしてる。
哲学の困ったところは死滅しないところだよ。
45考える名無しさん:2006/12/25(月) 09:58:59
誰も触れてないけれど、哲学書の翻訳って研究者が訳してるんだから(ほぼすべてと言っていいだろう)。
研究者死滅しろって話になったら、翻訳読める環境・これまでの読める環境もろとも無にしたいのかしらね。

もちろん、翻訳だけが研究者の仕事ではないし、一種の社会的義務感からだったり、
「これが日本語で読めないのはまずいのでは」といった良心的な配慮からだったり、
あるいは業績のためだったり(といっても昔ほどは業績扱いにされないので上の事情のほうが大きいかも)するけど。

研究者からの恩恵を受けておきながら、研究者という存在を否定する場合は、話がおかしいからね。
46考える名無しさん:2006/12/25(月) 10:00:53
と、書いてみたけれど、文学研究者で哲学書の翻訳をする人もいるか。
でも、正確さや訳語の適正さで言うと、哲学系の研究者の方がどうしても目に付くかな。
47考える名無しさん:2006/12/25(月) 10:07:01
>>41
>原書を丁寧に読むという哲学のトレーニングは大学が一番ふさわしい

こんなことばかりやってるから、文献解釈でしか喰っていけない下
らん哲学者を量産することになる。「原書を丁寧に読むという哲学
のトレーニング」が目的化してると言ってもいいだろうな。自分で創
造することを放棄してる訳だ。もはや、それでは学問とは言えん。
大学に閉じこもってやることが、その程度の事なら大学に哲学科な
んていらんわな。

>普通に働きながら開かれた書物を著す

つまり、これで十分に事足りる訳だw
48考える名無しさん:2006/12/25(月) 10:22:56
研究者には恩恵を受けてます。感謝してます。
でも都合のいいときだけいいとこドリ的に知識人ぶるのは勘弁してほしい。
現代思想系の人。身近にいますけど。
49考える名無しさん:2006/12/25(月) 10:26:46
まあ、やっぱり変な露出やスタイルになるのは、論という成果を生産するという視点から言っても、微妙だよね。
50考える名無しさん:2006/12/25(月) 10:33:58
>>47
学部生以下のレベルの人が誤解するといけないのでレスしますが、哲学では(おそらく他の分野でも)原著、原論文の丁寧な読みは非常に重要です。
アメリカの分析哲学系の大学院でも、授業のほとんどを占めるのは他人の論文、著書の丹念な読みですよ。
私の知っているある教授は2ページの論文の検討に2,3週間費やしてました。
またある国際的に著名な教授はクワインの20ページ程度のある論文を毎年読み、そこからしばしば新しいアイディアを得ると書いていました。
新しい発想や議論のためには、そういう地道な作業が不可欠です。















なお、よく知りませんが、池田晶子さんのような分野では事情は違うかもしれません。
51考える名無しさん:2006/12/25(月) 10:37:59
ていうか、スレ違いなレスが多いな。スレもたまには面白いが、ほどほどに。
5251:2006/12/25(月) 10:41:29
訂正 スレもたまには→スレ違いもたまには
53考える名無しさん:2006/12/25(月) 10:41:33
ikedaさんはヘーゲル大論理学を翻訳で読んで一回でわかっちゃった
らしいですw。なんかのエッセイに書いてあった。
54考える名無しさん:2006/12/25(月) 10:43:00
>>47
>>普通に働きながら開かれた書物を著す

>つまり、これで十分に事足りる訳だw

まさか俺たちに池田晶子で満足せよと言うのか?
55考える名無しさん:2006/12/25(月) 10:49:01
>>50
前スレからいるのだが、無意味な改行をいれてるバカが
何を言っても説得力がないな。

>なお、よく知りませんが、池田晶子さんのような分野では事情は違うかもしれません。

こういう嫉妬丸出しの内容を強調したいために、バカの証
明を実演するところが恐ろしい。文献解釈で喰ってる奴は、
こんな奴ばっかなのか?自分で考えることを放棄してるか
ら、こういう人格になるのかねw
56ミネルヴァの梟:2006/12/25(月) 10:49:23
ODというのは、立派な文化的資産・人的資源だと思う。大学がカルチャーセンターを作って、一般社会を対象にした文化活動や高校への啓蒙活動、あるいは受験生のサポートなどを積極的に行う。ODがその実務を担うのはどうだろうか。

今のように、ODが非常勤を一コマもらって5年、10年たつと、学会や母校とも少しずつ疎遠になり、ODが心理的に孤立するのが一番いけない。研究面での繋がりだけでなく、生活面でも少しでも援助できる場を作ることが重要だ。
57考える名無しさん:2006/12/25(月) 10:52:15
>>54
その池田晶子さんとやらにも及ばない世間ではちっぽけな存在なんだよね、キミは。
嫉妬は見苦しいよw
58考える名無しさん:2006/12/25(月) 10:53:46
どういう意味で「嫉妬」って言ってるのか分かんねーw
59考える名無しさん:2006/12/25(月) 10:58:09
907 名前:考える名無しさん :2006/12/25(月) 10:33:23
http://www.eigahiho.com/podcast.html

第4回が痛烈な蓮実罵倒笑える。批判というより罵倒の連続


60考える名無しさん:2006/12/25(月) 11:02:02
極論すれば義務教育で哲学を必修にするとか。
61考える名無しさん:2006/12/25(月) 11:04:49
てか、日本だと原著を読むトレーニングがそもそもできないのでは?
62考える名無しさん:2006/12/25(月) 11:06:05
>>56
>受験生のサポート
こんなことする位なら、予備校講師なり塾講師にでもなって普通に働けばいいじゃんw
>>60
教科書作るだけで一世紀以上かかりそうだろうなw
みんなワガママそうだしw
63ミネルヴァの梟:2006/12/25(月) 11:16:35
>>62
たとえば、優秀なODをたくさん抱えている河合塾は文化活動もしている。
東大がカルチャーセンター作って、受験生の進路アドバイスや受験指導「も」やったら、もっといいものができるだろう。
今、多くの大学は、高校生向けの啓蒙・宣伝活動に躍起だ。東北大の「サイエンス・エンジェル」などを見よ。
こうした活動なら大義名分があり、大学から予算もつく。
64ミネルヴァの梟:2006/12/25(月) 11:28:23
補足: 今、大学がODのために出来ることは、非常勤のポストだけだ。新しい文化活動によって、少しでもODに金が行く方法を考えようということだ。
「独りよがりで、スキルもない」と非難されがちな哲学ODが、有能な「文化マネージャー」「文化ディレクター」「文化エディター」に脱皮する場にもなる。ソクラテスだって、街頭の若者の中に出て行ったではないか。
65考える名無しさん:2006/12/25(月) 11:30:07
基本的には
「限りある(というかこのままだとたぶん小さくなる)パイの分け方を変える」か
「パイを大きくする」か、どっちかしかないわけでしょう。
後者については、要するに「大学の哲学科に来る学生を増やす」か
「哲学関係の本の売上を伸ばす」しか方法はないでしょう。
で、学生を増やすについては高校への啓蒙・宣伝活動は有効だと思いますが、
その際「哲学科に来るメリット」を伝えるのに、「金だって稼げるぞ」
と言えるか、というと、現状では「金には期待するな、でも、金には
換えられない素晴らしい世界が開けるんだ」と訴えるしかないと思います。
66考える名無しさん:2006/12/25(月) 11:37:14
池田晶子このスレで人気だなw
67ミネルヴァの梟:2006/12/25(月) 11:50:23
>>65
「一般の人に哲学の魅力を伝える」ことと、「哲学科に来る学生を増やす」ことはコインの裏表のようなもの。
「金だって稼げる」ではなく、「金持ちではないが、自由に生きることの素晴しさ」が哲学のセールスポイントでしょう。
スピノザもカントもお金持ちではありませんでした。
68考える名無しさん:2006/12/25(月) 11:50:45
>>64
>東北大の「サイエンス・エンジェル」などを見よ。

でも、あっちは科学じゃん。実際、哲学の需要があると思う?
哲学といっても世間の目から見たら海千山千の印象がある。
実際、活動内容は哲学者なのに科学者を名乗ってる詐欺師
みたいなのもいる理由を考えてみなはれw

>文化活動

って胡散臭い名前なんだが、具体的にどういう活動するんだ。

>ソクラテスだって、街頭の若者の中に出て行ったではないか。

あんたの解釈より、これを別の解釈出来るようになれば、違う
世界が見えてくると、ここのOD達にいいたいw
69ミネルヴァの梟:2006/12/25(月) 12:03:06
>>68
>実際、哲学の需要があると思う?

あるある! 哲学って、倫理から、美学、芸術、ポップカルチャ、「癒し」まで含む「万学の女王」なんだよ。
岩波から刊行が始まった『フロイト全集』は、哲学者が中心になっているではないか。
70考える名無しさん:2006/12/25(月) 12:33:21
>>69
>倫理から、美学、芸術、ポップカルチャ、「癒し」
の講義を金払う上に時間潰してまで呼びたい学校なんて、
そうそうないって。美学、芸術なら、それ専門の学校から
お呼びが掛かるかもしれんけど、それ以外は無理がないか?
分野によるわなw
71考える名無しさん:2006/12/25(月) 12:37:05
「自由に生きることの素晴しさ」を知ってるはずの人間が、
自分に都合のいい職場を社会に求めている時点で馬鹿丸出しだね。
72考える名無しさん:2006/12/25(月) 12:51:11
>研究者死滅しろって話になったら、
>翻訳読める環境・これまでの読める環境
>もろとも無にしたいのかしらね。

何の問題があるの?

それにお前自身が何か翻訳したの?

何もしていない者が過去に積み上げられた先人の遺産を盾に自分の利得を追求するのが、
「自由に生きることの素晴しさ」なんだったら、そんなもんはいらん。
73考える名無しさん:2006/12/25(月) 12:57:05
しかし「玉石混交」とは、まさにこのスレのような状態のことを言うのでしょうね。
それが2chの面白いところでもありますが。
74考える名無しさん:2006/12/25(月) 13:08:09
まあ、自分が社会から重用されるべき「玉」であるという能天気な幻想から検討してみてくれ。
75ミネルヴァの梟:2006/12/25(月) 13:42:54
まぁ、そんなにODをいじめなさんな。この板の趣旨じゃない。

>講義を金払う上に時間潰してまで呼びたい学校なんて、そうそうないって。

いや、高校の出前授業の金は大学がODに払う。大学の宣伝にもなるから。
また、シルバー学級、高齢者施設、自発的な勉強サークルなど、謝礼が出るケースもある。
今度、早稲田が佐賀県と包括協定を結んだ。大学が社会に提供できるノウハウは色々あり、ODに有償で働いてもらう余地はあるはずだ。
76考える名無しさん:2006/12/25(月) 13:56:27
そういうのがあるんですか。それはいいですね。
ただ、低賃金の使い捨てアルバイトにならないといいですね。
77考える名無しさん:2006/12/25(月) 14:46:41
>>75
>いや、高校の出前授業の金は大学がODに払う。大学の宣伝にもなるから。

私立だったらいいけどさ、国公立に対する世間の目は厳しいよ。
東北大の「サイエンス・エンジェル」にしったて貧乏ODの救済とか
言われてるよ。世間の皆さんは「サイエンス・エンジェル」の活動
より予算はどっから出てるの?の方が関心が強いみたいね。
今、世間は不景気だから、そういうのが看過出来ない人間も多い
という訳なのだw
78ミネルヴァの梟:2006/12/25(月) 16:26:24
>>77
今は法人化されたから、旧国立大学も宣伝に力を入れています。
文科省も文句は言いません。「サイエンス・エンジェル」の予算の出所を問題にするのは、ごく特殊な人でしょう。それより、「科学技術立国日本を守れ」という大義名分の方がずっと強いでしょう。
79考える名無しさん:2006/12/25(月) 16:35:41
>>78
大義名分は理系女の比率増やせじゃなかったけ?
名前にも笑ったが、目的も笑ったような気がするんだがw
80ミネルヴァの梟:2006/12/25(月) 16:45:46
>>78
もちろん、「理系の女性を増やそう」という男女共同参画がらみの企画です。
笑いたいって気持ちは分かるけれど、OD救済に役立つ企画に予算が付くところがポイントです。
今、全国の公官庁では「少子化対策」と関連付けると予算が付く。まさに「男女共同参画」さまさまです。
動機やスローガンが何であれ、とにかく金を取ってくるのがOD対策の喫緊の課題でしょう。
81ミネルヴァの梟:2006/12/25(月) 16:51:55
↑上記の>>78>>79の間違い。
12月23日の東北大学「サイエンス・エンジェル」シンポの冒頭挨拶は、
野家啓一先生ですよ!↓
http://nosumi.exblog.jp/4437385/
82考える名無しさん:2006/12/25(月) 16:53:04
たかることしか考えていないのか?
83考える名無しさん:2006/12/25(月) 16:56:05
>>80
でも、東北大学は産学共同という名を借りて、順調に企業の植民地化が進んでますよ。
植民化に反発してる人もいる。哲学が植民の対象にならないのは何故?文系はおいて
けぼり喰らってます。この辺の理由も考えたほうがいいと思いまっせw
84ミネルヴァの梟:2006/12/25(月) 17:21:17
>>83
人文科学が企業の植民地化の対象になりにくいのは当然。ましてや哲学は。
別に企業から大金をもらって大事業をやるわけじゃない。カルチャセンター的な活動だから、宣伝費とODの人件費が出ればいい。理科系のような高額研究費が必要なわけではない。
85考える名無しさん:2006/12/25(月) 17:43:58
>>84
カルチャセンター的な活動とかちょこまかセコイこと考えても
余り意味が無いって。限りある資源過ぎるw本気でODの救済
を考えてるなら企業にぺったんこ出来るアイデアを考える方
がいいって。企業に利用されるのではなく、企業を利用してや
るぐらいのアイデアを出すのですよ。企業がタイアップしたく
なるような。
86考える名無しさん:2006/12/25(月) 17:47:52
「高額研究費が必要なわけではない」のだからカルチャーセンターでも開業すればいいんだし、
持ち出しが嫌なら既存のカルチャーセンターに自分を売り込めばいい。

学問がやりたいって言うんじゃなくて、要するに「大学教員」の肩書きが欲しいだけでしょ。
そういった自分自身のエゴに過ぎない恣意を「社会のため」とか言って隠蔽してるところに欺瞞を感じる。
87考える名無しさん:2006/12/25(月) 18:01:33
まあ、85みたいな能天気な奴もいるけどね。

実現したらロクなことにはならないけど心構えはまだマシ。
88考える名無しさん:2006/12/25(月) 18:12:22
>>84
>宣伝費とODの人件費が出ればいい。
大学の施設設備費は減りに減って、今は人件費の比率が異様に高いわけだがw
人件費を捻出するのだって大変なご時世なのに。
89ミネルヴァの梟:2006/12/25(月) 20:02:35
>>88
>人件費を捻出するのだって大変なご時世なのに。

受験生集めの活動を含む広義の広報・宣伝活動は、今や大学の大きな柱だ。
専任教授1名の報酬1000万円をやめて、OD200万円×5人に振り向ける方が効果的な使い方だ。悪い選択性ではない。
90考える名無しさん:2006/12/25(月) 21:37:43
なんでストライキやらないんですか?
91考える名無しさん:2006/12/25(月) 21:41:27
俺がひとりで捨て身でやってもいいよ。
92考える名無しさん:2006/12/25(月) 22:28:57
>>91
いや、それほんとに「捨て身」になるって。
93考える名無しさん:2006/12/26(火) 00:02:42
凡庸な哲学研究者は教授の肩書を目指す
94考える名無しさん:2006/12/26(火) 00:08:13
1行レスのバカ消えていいよ。

お前つまらんから。
95考える名無しさん:2006/12/26(火) 00:42:47
図星なのかな
96考える名無しさん:2006/12/26(火) 00:47:02
図星なのはお前だろう、1行レスのゴミ野郎。

お前の考える「研究者」じゃない「哲学者」ってのもまた幻想。
ちゃんと弁えておけ。
97考える名無しさん:2006/12/26(火) 01:05:52
凡庸な研究者なんていらね
98ミネルヴァの梟:2006/12/26(火) 02:14:46
>>96
>お前の考える「研究者」じゃない「哲学者」ってのもまた幻想。

そういえば僕も、院生時代、「僕はForscherではなくDenkerだ」とか言って、ずいぶん友人にからかわれたなぁ。「Denker」をもじって、「○○殿下」って呼ばれたよ。同じような若者が今でもいるんだ。そうとも、だから、哲学は滅びないんだよ。
99考える名無しさん:2006/12/26(火) 02:43:55
漏れも、「研究者」じゃない「哲学者」に乾杯!!
100考える名無しさん:2006/12/26(火) 07:33:01
「哲学者」が研究もするのは当たり前だけど
だからといって「哲学研究者」が「哲学者」な訳ではない。
101考える名無しさん:2006/12/26(火) 08:05:12
まあ、突出した研究者は違うけどな。
自分の生涯の仕事として選んだ以上は、誰だって「俺もそうなりてぇ」って思ってるだろうさ。
そんなに簡単にはいかないってことも承知済みだし、頑張ってるんだろうから、
「研究者一般」は駄目だ、ってのは酷い言葉だ。
もちろん、前スレでも言われたように、こりゃだめぽってな研究者はつねにいるけどね。
だからって、それを一般にするなと。
102考える名無しさん:2006/12/26(火) 08:25:08
>>101
まあそれは(学問に限らず)どの分野でもそうかと。
103考える名無しさん:2006/12/26(火) 09:31:28
>>102 そうね。俺はODでもなく普通に勤め人やってて研究書も読んでる立場なので恐縮なんだけど、
やっぱり切れのいい研究者や論文には、はっとさせられるし、敬意を持っちゃう。
何もかもごたまぜにして、「研究者一般」ってのはいろいろ失礼だし、
当の優秀な哲学者だって研究者である顔があることを考えると、事実としてもおかしいからね。
まあ、みんな大変だろうが頑張ってくれと…。
104考える名無しさん:2006/12/26(火) 09:54:00
105考える名無しさん:2006/12/26(火) 12:22:40
>>104
ワロタ

>他にもガラガラの社員食堂を使わせてもらえず、プレハブ小屋での食事を強いられた請負会社の社員

非常勤は学生食堂使わせてもらえるから厚遇じゃんw
106考える名無しさん:2006/12/26(火) 12:26:54
非常勤でも「哲学」で金貰えるなんて有り難いじゃないの
107考える名無しさん:2006/12/26(火) 12:33:59
>>106
>>104読むと本当にそう思えてくる。
108考える名無しさん:2006/12/26(火) 12:56:44
だから何度もそういうことを前スレでいってたのに

「地べたをはいずりまわっている」
109考える名無しさん:2006/12/26(火) 13:15:15
106,107などのように、下を見ることによって不当な現状に納得する(あるいは納得することを要求する)メンタリティ、江戸時代に被差別部落民の存在に慰めを見出した百姓から進歩なし。
110考える名無しさん:2006/12/26(火) 13:19:45
105 is also a peasant from the Edo era.
111考える名無しさん:2006/12/26(火) 13:23:25
>>106は、現状が不当に恵まれてるって言ってんじゃないの?
「哲学」で金もらえるなんて恵まれすぎって。
てか江戸とかどーでもいいし。
112考える名無しさん:2006/12/26(火) 13:25:51
哲学不要論のような一般的な話題なら、完全にスレ違いだわよ。
別のスレ立ててやって下さらない?
113考える名無しさん:2006/12/26(火) 13:27:07
同感。8までの主旨を大事にしよう。
114考える名無しさん:2006/12/26(火) 13:28:03
哲学がそもそもいらないという話なら、たとえば、ここで思う存分やればいいだろう。

http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1163831427/
115考える名無しさん:2006/12/26(火) 13:30:57
哲学不要論を排除して無菌状態して議論してどうすんだよ?
116考える名無しさん:2006/12/26(火) 13:44:18
前スレにもあったが、
制度的に専任がいなくなると現状では哲学不要論に飲み込まれて
一瞬にして哲学科がなくなるだろうという意見がある。
そうなったならそれでかまわないという意見もあった。
そのいみではスレに深く関連するのだろうけど、
まあ哲学不要論が全てではないわな。
117考える名無しさん:2006/12/26(火) 13:50:49
哲学科があろうがなかろうが哲学はあるよ。
やりたいやつはやる。

科はまああったほうがいいとは思う。
118考える名無しさん:2006/12/26(火) 13:57:57
>科はまああったほうがいいとは思う。

都市教養学部の国際文化コースとかじゃ訳わかんないからなw
119考える名無しさん:2006/12/26(火) 13:59:35
>>116 ああ、なるほど。哲学不要論が哲学科不要論につながり、
ポスト問題の前提が消滅してしまう、よって、
哲学科必要論は哲学必要論、ひいては研究者必要論につながるから、
一定は関わるわけか。ただ、現状の枠内でのポスト問題の是正にはつながりにくいから、
分けて議論した方がいいな。
ただ、哲学(科)必要論はすぐに素朴な議論になりやすいので、
注意するなり、テンプレ的な釘指しをした方がいいかもね。
120考える名無しさん:2006/12/26(火) 14:26:10
このスレの住人は賢い人が一定数以上いるので、
読んでて不必要に不快にならなくてよいですね。
121考える名無しさん:2006/12/26(火) 14:47:59
本当に賢い人間はこんなところでこんな議論してない。

とっくにポスト得てるって。
122考える名無しさん:2006/12/26(火) 14:58:04
>>106なんかみてて思うんだけど、「哲学」をすることにカネが関わる
ことに拒否反応を示している人がいる。
うまくいえない。別に106を非難したいわけではない。
すこしは共感するし、でもやはりそれは違う。
123考える名無しさん:2006/12/26(火) 20:24:03
哲学不要論は、人類の文明の過去2500年の歴史(少なくとも西洋およびその影響を受けた近代非西洋諸国の歴史)に挑戦する、凄いスケールの大きい議論ですね。

ここは現代日本におけるODや非常勤といった、極めてローカルな話題を扱うせこいスレですから、そういう大きな議論は他でやると良いでしょう。

そして哲学が不要だという説得力のある議論ができたら、本にしてオックスフォード大学出版あたりから出して下さい。

世界の歴史に残る思想家になれますよ。そんな凄いレベルを目指している人は、我々ODや非常勤のような社会の底辺のゴミに関わるスレに来る必要はないでしょう。
124考える名無しさん:2006/12/26(火) 22:19:52
現代日本の大学における「哲学」という科目の必要性についての議論を、
「哲学一般」の要・不要論に摺り替えて誤魔化しているのはお前自身だろう。

そんなデタラメ言ってるからいつまでたっても「社会の底辺のゴミ」なんだよ。
125考える名無しさん:2006/12/26(火) 22:34:24
>>124
それもそう考えてもスレ違いだが…
「日本の大学における哲学の必要性」とかいうスレ立てたら?
126考える名無しさん:2006/12/26(火) 22:37:11
そう考えても→どう考えても

ともかく、どっか別のとこでしっかりした議論して、それができたら文科省か政治家に働きかけて哲学科廃止してもらえよ。

哲学による資源の無駄遣いよりずっと重大な資源の無駄遣いがあるのではないかと思うけどな。
127考える名無しさん:2006/12/26(火) 22:42:05
現代日本の大学における「哲学」という科目の必要性がなくなってきてるから、
お前ら「ODや非常勤のような社会の底辺のゴミ」があぶれてきてるって話だろ。

問題の根本だよ。

そこに目を瞑ってどうすんだよ。

それとも需要が増してんのか? 社会からの要請があんのか?
128考える名無しさん:2006/12/26(火) 22:43:43
>>124,127

「日本の大学における哲学の不必要性」を証明する論文を書いて、「思想」に載せてください!
そして掲載が決定したらこのスレで宣伝してください。
期待してます、がんばれ!
129考える名無しさん:2006/12/26(火) 22:45:57
>>127
哲学の需要がなくなれば、ODや非常勤のみならず専任も無駄だということになる。
このスレはODを話題に限定している以上、哲学の需要はあるという前提、もしくはそこまで話題を広げないという前提がある。
130考える名無しさん:2006/12/26(火) 22:47:45
その前提自体が社会の現状と全くそぐわないのだが。

131考える名無しさん:2006/12/26(火) 22:51:53
>>130
だからそれを別スレか別掲示板か自分のHPか論文か著書で証明して、それからここで宣伝してよ。
132考える名無しさん:2006/12/26(火) 22:53:04
何で?
133考える名無しさん:2006/12/26(火) 23:00:04
>>132
スレ違いだからさ。
134考える名無しさん:2006/12/26(火) 23:03:04
お前は頭が悪いからもう一度繰り返す。

現代日本の大学における「哲学」という科目の必要性がなくなってきてるから、
お前ら「ODや非常勤のような社会の底辺のゴミ」があぶれてきてるって話だろ。

問題の根本だよ。

そこに目を瞑ってどうすんだよ。

それとも需要が増してんのか? 社会からの要請があんのか?
135考える名無しさん:2006/12/26(火) 23:30:35
そもそもなんで、西洋生まれの哲学の方が
日本思想や東洋思想よりも大学ででかい顔してて
大きな既得権持ってるんだろうね?
136考える名無しさん:2006/12/26(火) 23:31:54
>>135
西洋哲学は、普遍性を追究したから。

それ以上はスレ違いになるので止めとく。
137ミネルヴァの梟:2006/12/26(火) 23:39:07
>>134
社会からの要請が「ある」か「ない」という単純な話ではありません。
ドイツでもイギリスでも、哲学ODは溢れています。日本だけの話じゃないんです。
文明が成熟し、若者が自分のやりたいことを追求できる社会になる。そうすれば、哲学の大学院生も増える。音大の卒業生も溢れており、音楽で食べていける人はごく僅か。でも音大はなくならない。哲学科も同じでしょう。
あとは、哲学する若者を励まし、彼らを少しでも孤独と孤立から救うこと。
それが、このスレの趣旨なのです。
138考える名無しさん:2006/12/26(火) 23:41:35
>>3の組合ですが、こういう運動は望ましいと思います、最終的には常勤、非常勤の格差をなくし、いわゆる「同一労働、同一賃金」的な原則で給与を決めることを目指しているんですよね。
とりあえずは、非常勤の月収一こま3万円を目指していると聞きましたが、それでは微々たる賃上げですね。

しかし、そうすると、現状は度外視して、本来あるべき姿を考えると、非常勤の一こまの単価はどれくらいが、適正なんだろう、と思います。
個人的には、現状の4,5倍程度だと思います。
ともかく、非常勤を雇うことがたいした経費節減にならない程度が、適正な給与でしょう。

現状を考えるといきなりそう言い出すのは、戦略上あまり良くないかもしれませんが。
139138:2006/12/26(火) 23:43:33
なんか、読点の多い、推敲してない文章になりました(泣)
140考える名無しさん:2006/12/26(火) 23:49:35
アメリカとかまさにドクターを粗製濫造してるけど
それ以上に教育にガンガン予算さいてるよね

日本も小泉のHPとメルマガに18億使うくらいなら
教育や研究振興にまわせよと
141考える名無しさん:2006/12/26(火) 23:50:39
>137
好きなことをしたければ勝手に好きなだけ趣味でやればいい。
ただし自分の経済的事情の許す範囲で。
それだけの話でしょ。
「哲学」なんて金がかからないんだから。
それで何が不満なの?
142考える名無しさん:2006/12/26(火) 23:55:51
みなさん!
荒らしとスレ違いはスルー!
基本ですよ。
143考える名無しさん:2006/12/26(火) 23:57:28
いや、お前が最初に引っ掛かってきたわけだが。
144考える名無しさん:2006/12/27(水) 00:04:22
>>140
> アメリカとかまさにドクターを粗製濫造してるけど

アメリカは学歴が物をいうので、ちゃんとした大学では
Ph.Dとるの厳しいぞ。(金で偽学位出すディプロマミルもあるが…)
ヨーロッパみたいに論文だけでは取れないし、
論文書く以前に選別される。

それはそうと、教育研究振興の予算増は大賛成。
145考える名無しさん:2006/12/27(水) 00:22:56
夢想するのは自由だけどね。
146考える名無しさん:2006/12/27(水) 00:23:21
>>138
その給与水準を実現するには、原資となる学費が年300万くらい徴集する必要がある。
そんな学費払える保護者は限られてるし、第一学生に逃げられてしまうので
どう考えてもムリ。
147考える名無しさん:2006/12/27(水) 00:45:03
>>146
したがって、専任非常勤の格差を無くすためには、現在の専任教員の一部の給料を減らすしかないが、
専任と非常勤含め全員同水準にするためには、専任全員の給与が減ることになる。
これは不可能だろう。
そこで、研究教育業績に基づき給与レベルに差をつけるしかない。
その場合、特に業績が非常勤と変わらないレベルはの人、確実に給与減となるが、
それを当事者がそれを受け入れ、またその当事者とならない同僚が、
それを積極的に推進することができるか。
それほどの integrity はどの大学の教員にもないのではないか?
結局、日本の高等教育は非常勤搾取という、いわばドーピングを続けるしかないのではないか?
もちろん、それでは日本の大学は悪くなるばかりだが、
そもそも日本の近代化が文化的社会的経済的ドーピングのようなものだったのであり、
その不可避的な帰結なのではないか?
148すみません、また欠陥文章だよ:2006/12/27(水) 00:46:45
レベルはの人→レベルの人は
149考える名無しさん:2006/12/27(水) 00:53:41
>そもそも日本の近代化が文化的社会的経済的ドーピングのようなものだったのであり、
>その不可避的な帰結なのではないか?

そんなことよりスレ違いでは?

問題提起してみましたというポーズをとりたい押し付けがましい気持ちだけは伝わってくるが。
150考える名無しさん:2006/12/27(水) 01:39:46
いかにして他人にたかるかを考えているだけなのに、
何で日本の近代化の歪みとか大袈裟な話を欺瞞的に持ち出すのかわからんな。

それこそが歪んだ日本の近代化の不可避的な帰結というならまだ話が通るが。
151考える名無しさん:2006/12/27(水) 01:44:52
>>147
小さい大学で、非常勤への依存度の小さいところなら、格差解消できる可能性はある。
152考える名無しさん:2006/12/27(水) 13:19:56
下世話な話ですいませんが、オーバードクターとか非常勤講師の方は、
国民年金なのですか。
昼飯時に読んだ新聞にパートを厚生年金に加入させるかどうかという
話が出ていたもので(ちなみに流通業界は絶対反対だそうです)。
153考える名無しさん:2006/12/27(水) 15:05:10
>>152
年金もまともに払ってない香具師が多いんじゃない?
ずっと親元にパラサイトしているような連中だと、
健保も親の扶養に入っていて、年金の支払い義務自体
よくわかってないのがいてもおかしくない。
154考える名無しさん:2006/12/27(水) 20:00:03
>ずっと親元にパラサイトしているような連中だと、健保も親の扶養に入っていて、

大学院の籍がなくなったらダメだろ。
155考える名無しさん:2006/12/27(水) 22:18:51
年金の話になったらスレの流れがピタリととまったな。
やはりこういう話題に対応できない香具師が多いのだろう。
156考える名無しさん:2006/12/27(水) 22:38:29
「いかにして他人にたかるか」、それだけだからでしょ。
157考える名無しさん:2006/12/27(水) 23:28:12
私、非常勤だけのODです。ちゃんと国民年金払ってますが、何か?
158考える名無しさん:2006/12/27(水) 23:29:23
威張る程のことじゃなかろう。
159考える名無しさん:2006/12/27(水) 23:30:38
国民年金だけじゃ足りないだろう。
160考える名無しさん:2006/12/27(水) 23:50:41
>>159
もちろんだが、そんな先のことまで心配しちゃいられない。
まず、日々の糧の問題なのだよ。
161考える名無しさん:2006/12/28(木) 00:02:46
有能な哲学者なら、株に全精力つぎ込めばかなり儲けられる奴も少なくないだろうね。
しかしそれでは研究が出来ないので本末転倒だけど。

ちなみに哲学やって一番儲けたのは、ポパーに学んだジョージ・ソロスだろう。
彼の投資理論はポパーの哲学にかなり影響をうけているらしい。
彼が設立したOpen Society Institute では、スコラーシップも出しているから、調べてみる価値はあるかも(哲学はあまり関係なさそうだが)。
162考える名無しさん:2006/12/28(木) 11:01:57
つうか、いい歳して月13300円の国民年金さえ払ってなかったり
親任せだったりする連中に、普遍の真理がどうとか学問がどうとか
語って欲しくないよな。
163考える名無しさん:2006/12/28(木) 11:44:11
↑ここは、ODいじめのスレじゃないぞ。別スレだが、クリスマスイブにデートもできないODもいるんだぞ。↓

>829 :考える名無しさん :2006/12/27(水) 00:40:07
30歳にさしかかり、ポスドクという名の無職、いまさら企業就職は無理
あああああ、デート費用も出てこない

この「あああああ」の叫びは、社会問題というべきだ。
164考える名無しさん:2006/12/28(木) 11:48:15
原稿料稼げばいいじゃん。
研究とは別にさ。
165考える名無しさん:2006/12/28(木) 12:21:39
>>162
NHKの受信料はどうですか?
ちゃんと払ってないんですが、真理や学問について語っちゃダメ?
166考える名無しさん:2006/12/28(木) 12:36:37
>>163

>この「あああああ」の叫びは、社会問題というべきだ。
だから大学出てから30歳になるまでの7〜8年間何やってたんだよ。
親のすねかじって大学のぬるま湯浸って、奨学金までもらったり
海外生かせてもらったりしてたんだろうが。
同世代のほかの連中が自力で生計立ててた間にずっと楽してたんだから
当然の報いだよ。
ODが社会問題だなんていう資格があるのは、大学院の学費も生活費も
全部自力で賄ってた連中だけだろ。
167考える名無しさん:2006/12/28(木) 13:00:51
>>166
そんなことわかっとる。
何で下らんレスに当たり前のレスしてスレと自分の時間を消費するんだ?
そんな暇があったら一円でも稼いでろ。
168考える名無しさん:2006/12/28(木) 13:14:10
弱いものがさらに弱いものを叩く、というわけか。

年金に不安があるのはODだけじゃないし、
NHKの受信料だってOD問題とは無関係。

・・・>>166とかが代表格なのだが2,3人の粘着がいるな。
嫉妬というものは恐ろしい。
169考える名無しさん:2006/12/28(木) 13:17:00
>大学出てから30歳になるまでの7〜8年間何やってたんだよ

いわゆる就職をしている社会人とやらにもこういいたくなる奴はたくさんいる。
こういう観点から言えば、高齢ODがいまさら社会に出て働けないというのは妄想だ。

どうもここでODを叩くために用いられている口実は社会全体に当てはまるケースが多いようだ。

もう一歩進めていえば、おそらく本人が抱えている漠然とした不安を
ODに投げつけて安心しようとしているんだろうな。
170考える名無しさん:2006/12/28(木) 13:18:37
粘着君にはこういってやればいいのさ。
『お前も同じ穴のむじなだろ』
171考える名無しさん:2006/12/28(木) 13:19:15
でも本当にそいつがダメな奴(単なる怠け者とか)だから
ODやってるだけって場合は実際あると思う。

救済に値するODとそうでないODとの線引きはどこにあると思いますか? 
やっぱり博士号の学位を取得してるか否かかな?
172考える名無しさん:2006/12/28(木) 13:29:17
白紙号プラス査読1でプロODに認定します。
173考える名無しさん:2006/12/28(木) 13:33:07
>>172
おい、あんた、老婆心かもしれないが忠告するよ。
mail欄にsageと書いてから書き込みな。
じゃないといつまでも荒れるぞ。
174考える名無しさん:2006/12/28(木) 13:50:10
しかし問題化している多数のODは皆、博士無しのODだと思うのだが。
175考える名無しさん:2006/12/28(木) 15:30:08
NHKの受信料にも真面目に言及している>>168にほれた。
176考える名無しさん:2006/12/28(木) 21:06:24
自分の意思で勝手に好きなことを追求した挙句、
食えないのは「社会の所為」「社会問題」といい年こいて嘯く人間って、
やはり「社会の底辺のゴミ」としか思えない。

ニートと同根だよ。

ニートと同じくこれは「社会問題」ではなくそいつ個人の問題。
資本主義を基底とした社会との折り合いをどうつけるかというあくまで個人の問題。

自分に合う「職業」を「社会」が用意すべきだという甘々に腐り切った根性も相似している。

>30歳にさしかかり、ポスドクという名の無職、いまさら企業就職は無理
>あああああ、デート費用も出てこない

馬鹿?
177考える名無しさん:2006/12/28(木) 21:34:17
>>168-170

結局、
>大学出てから30歳になるまでの7〜8年間何やってたんだよ
という最初の一行には反論できても、
>親のすねかじって大学のぬるま湯浸って、奨学金までもらったり
>海外生かせてもらったりしてたんだろうが。
>同世代のほかの連中が自力で生計立ててた間にずっと楽してたんだから
>当然の報いだよ。
には何も反論できないんだね。
自分たちが社会的弱者だと主張するばかりで、
実は他の連中より恵まれていた、甘やかされていたという都合の悪い事実に眼をつぶっているODを、
社会は決して救済しないだろう。
178考える名無しさん:2006/12/28(木) 22:38:59
>>177
査読一本で1000万貰ってる仙人が社会から手厚く保護されてるので、同業績のODも手厚く保護されるべきだ、というのがおおかたの大学教授のいけんですよ。
179考える名無しさん:2006/12/28(木) 23:14:36
>>178
わたくしも大学教授ですが(年収1200万)、貴兄の御意見に賛成です。
180考える名無しさん:2006/12/28(木) 23:31:19
そういうポストに着く奴もいればあぶれる奴もいる。

ポストは限られているのだから当り前の話。

気に入らなければ実力で引きずりおろせ。
181考える名無しさん:2006/12/28(木) 23:45:29
たたきあげの町工場の社長のような発言ですね。
頼もしいなあ。
182考える名無しさん:2006/12/28(木) 23:49:50
そうそう、OD問題の本質は、偶然によって仙人になる奴と地獄落ちの奴とに分かれるってこと。
183考える名無しさん:2006/12/28(木) 23:52:14
>>182
でも「偶然」があるだけ、「救われる者はもう決まっているが、君たちが知らないだけ」という予定説の世界よりは、まだしもスリリングでいいんじゃない?
184考える名無しさん:2006/12/28(木) 23:53:48
実力無いもんね、お前。

書き込みの程度が低過ぎる。
知性とか鋭さが全く感じられない。
受け答えが鈍重きわまりない。

大学院まで行ってそれじゃあお遊戯してたと言われても仕方ない。
185考える名無しさん:2006/12/29(金) 00:31:33
日本の「哲学者」ってやっぱダメだわ
186考える名無しさん:2006/12/29(金) 00:43:06
オーバー・ドクター問題(笑)
187考える名無しさん:2006/12/29(金) 00:49:45
では
オーバー・ドクター「問題」など無かったという結論で
このスレはめでたく終了にいたしましょうか。
188考える名無しさん:2006/12/29(金) 00:55:40
一般に専任は非常勤の問題をどう考えているのだろうね。
「同一労働、同一賃金」は正当な原則だから、これを言われると理屈上は納得せざるを得ないが、
それを認めると自分の給与カットや業績による給与差別化という帰結を招くので、
できれば触れたくない問題、というところか。

「道端に病人らしき人が倒れているが、自分は関わりたくない、誰か助けてあげてくれ」的な心境か。
189考える名無しさん:2006/12/29(金) 01:17:31
しかし、大学院まで行っておきながら、自分より有能であると主張するアホのために、
自分の待遇を落とすことを望む者がいるのでは、と表明することに重大な知的欠陥を見出さずにはおれんな。
190考える名無しさん:2006/12/29(金) 01:28:31
1.善い専任:非常勤の搾取は倫理的に許されない、同一労働同一賃金を目指して積極的に運動すべきだ。
2.普通の専任:理屈はそうだけど、でもめんどくさいし…業績で差別されるより今のぬるま湯がいいし…家のローンもあるので年収減はやばいし…
3.悪い専任:俺は神に選ばれた専任様だぞ、文句言わずに俺たちのために低賃金で働けや、この非常勤どもが。
191考える名無しさん:2006/12/29(金) 05:36:14
他の分野のODは必死に民間企業に就職しようとしているのに
なぜ哲学徒だけは大学にしがみつこうとするのか。
192考える名無しさん:2006/12/29(金) 06:43:10
>>191
これは、考えてみるべき大事な視点だ。哲学=形而上学という学問に固有の性格で、応用よりは原理の探求に関心が向く。魅力であると同時に魔力でもある。
193考える名無しさん:2006/12/29(金) 06:44:45
>>187
>>191
まったくだ。世のなかにはほかにいくつも仕事があるのに、
188や190読んでても、
自分の仕事や待遇を専任との対比でしか考えられず、
延々おんなじこと繰り返し言っている。
論文の中では多様性とか何とか言ってる香具師の驚くべき画一性。
ODなんて売れない作家や売れないミュージシャンと同じ。
社会問題では決してない。
194考える名無しさん:2006/12/29(金) 08:38:48
>1.善い専任:非常勤の搾取は倫理的に許されない、
>同一労働同一賃金を目指して積極的に運動すべきだ。

自分にとって都合のいい事象を単純に「善い」とする人間が「原理の探求」などできるわけがない。

いくら大学の教員と言えどもその程度のことは弁えているんじゃないかな。
教員として雇われるか雇われないかのはその差なんだよ。

至極レヴェルの低い話であるが、そういうことさえも解らない馬鹿が自分の資質・能力も顧みず、
あろうことか研究者・教員の職を求め、大学にしがみつこうとする由々しき事態を「OD問題」とするなら、
確かにそういう「問題」は存在する。
195考える名無しさん:2006/12/29(金) 10:17:10
「OD問題」なるものが存在するとしたら、それは
「いい歳して年齢相応の社会経験もスキルもないくせに、
仕事をえり好みする学歴とプライドだけは高い失業者が量産される」ことだろう。
それを回避する最善の策は、大学院入学に当たっては
ストレートでの進学と親元へのパラサイトを禁止し、学部卒以後
最低5年間の社会経験を義務付けることだろうな。
こうすれば性根が座っていて強い関心持続した香具師じゃないと大学に戻ってこられないし、
金を稼ぐことの厳しさを知っているから仕事をえり好みすることもない。
それにアカポス逃しても何とか社会復帰できるだろう。
自分が甘やかされていることに鈍感なODが弱者を騙るなど言語道断!
196考える名無しさん:2006/12/29(金) 10:48:38
ミネルヴァの梟は自分がどの立場か>>188-190答えてね
197考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:03:41
現在の大学の雇用状況をあまりご存じないような書き込みも見受けられますが、昨今の大学では
博士号を取得し業績(学会の査読論文など)も専任と同等にある人が不相応に低い賃金で非常勤をしているんですよね。
したがって非常勤の問題は能力不足の人間の我侭としてかたずけることが出来ない問題なのです。
さらに、仮に専任レベルより業績の劣る人が非常勤をしているなら、それは専任の給与水準と何らかの差があって当然ですが、
現状ではその差が不当に大きすぎるのが問題なわけです。
198考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:05:02
「同一労働同一賃金」の原則って、前スレで、
授業は労働のごく一部という指摘によって
あっさり撃破されたのでは?
199考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:08:14
でもまあ、日本の場合(外国もそうかもしらんけど)、賃金は
「労働」についてくるというより「地位」についてくる、という
面が強いのは、否定できないような。
200考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:10:03
>>197
売れない作家やミュージシャンの中にも能力あるのはいっぱいいるわけだが。
才能と稼ぎは相関しないよ。そういうもんだろ。
201考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:13:36
>>198
もちろん「同一労働同一賃金」は、研究教育業績が同等である教員について、担当授業一こまあたりについて適用されるわけです。
例えば研究教育業績が同等と見なされる専任と非常勤がいて、前者の一こまあたりの賃金が年にx円に相当するなら、
後者の一こまあたりの賃金も年にx円であるべきだ、という考え方です。

言うまでもないことですが、ある大学においてある専任A氏が5コマ担当し、さらに授業以外の
「雑務」も担当しており、同大学で非常勤講師B氏が一こま担当している場合、その大学がAとBに総額として
同じ給与を払うべきだ、ということではありません。
202考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:16:12
>>200
non sequiter
203考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:16:39
>>197
そんな話は散々ガイシュツ。
だから191-193のような問題提起があるのに
延々同じ話題ループして何の解決になるんだよ?
業績に自信あるなら普通に公募出せばいいだけだし、
それでも埒が明かないなら、どっかの大学に
「おたくの……教授はロクに査読論文も書いてない無能です。
そんなのクビにして代わりに私を雇いなさい。その方が
おたくの大学にもメリット大きいですよ」とでもいって売り込めよ!
204考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:16:56
つまり、現状では「専任の教授」がやる授業と、非常勤講師のやる
授業では、同じ時間でも価値が違う(ありがたみが違う?)ということに
なっているわけですか?
テレビの出演料がタレントのランクで全く違うみたいに。
205考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:18:07
oops

non sequitur
206考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:21:56
>>203
アカデミズム以外に仕事を求めるのももちろん結構ですが、
大学の雇用慣行で改善すべき、また改善できる点もあるので、それを指摘するのは有意味なことでしょう。
207考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:23:59
慣れないラテン語を使わなくていいよ。
208考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:24:15
>>204
それとはちょっと違う。充分業績があると誰でも認めるような教授でも、
本務校以外で非常勤で授業をした場合の賃金は異常に安いようだ。
209考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:25:19
203は明らかに大学で教えた経験はないね。
210考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:26:06
>>206
ここで指摘していると、何か影響があると思うのかい?
私は現状に何の影響もなく、故に無意味だと思うんだが。
211考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:26:58
>>204
大学の非常勤は一般企業の非正規、派遣労働のようなものでしょうかね。
内と外を区別し、外の待遇を悪くして人件費節約。
212考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:28:42
>>210
無意味だと思ったら無視してればいいのでは?何でわざわざ無意味だと指摘するのかわからん。
無意味なレスにかかわってないで自分の時間を大切にすればいいのに。
213考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:31:12
だから授業単価なんて高くないんだって。
「同一労働同一賃金」で何かが解決するなんて幻想。
「すでにそうですよ」と言われておしまい。
または、常勤の方の給料がほんの少しだけ下がって終わり。
で、給料がすこし下がった常勤はかなわんというので非常勤コマを廃止して
非常勤のパイが減る。って逆効果じゃんw
214考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:31:15
>>212
「それを指摘するのは有意味なことでしょう」というあなたの主張は
誤りだと指摘しているのだよ。それを指摘することが有意味かどうかは
知らないが。w
215考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:35:04
>>208>>211
そうだとすると、賃金格差の根拠はあまりよくわかりませんよね。
大学の講義を労働というよりある種の「芸能」とか「講演」に近いもの
ととらえるなら、人によって対価が違うのもわかるのですが。
芸能人の場合なら人気とか視聴率とか「実力」がものを言うわけ
ですから、大学の授業も(予備校のそれみたいに)「この先生の授業だから
聞きたい学生が大勢集まるのであって、対価が高いのは当然」みたいな、
「完全実力制」にするなら、まだ筋は通るでしょうが。
216203:2006/12/29(金) 12:36:13
>>209
残念でした。今だけでも複数の学校で教えてるよ。
ついでながら主な食い扶持はアカデミズムの外にあるから、
非常勤やめても困らない状況にある。
やっているのは、ここのひねたODよりずっと素直な連中相手に
教えるのが好きだし楽しいから。
そういう自分の眼から見たら、他の仕事も探そうとせず
大学にしがみついて待遇に文句ばっかり言ってるODはホント
甘ったれているようにしか思えないね。
217考える名無しさん:2006/12/29(金) 12:40:09
>>215
賃金格差は雇用形態の差。正社員と派遣の場合と同じ。
218考える名無しさん:2006/12/29(金) 13:30:29
私は専任の教授ですが、この板は丁寧に読んでいます。いや、実際、胸が痛みます。
自分自身の業績は十分にあるけれど、もし講義の単価だけで計算したら、非常勤との落差は著しい。
ただ、どの大学の専任も、最近は受験生集めなどで異常に忙しく働かされており、同年代の他の職業に比べて特別高給を取っているとは思いません。

哲学のOD問題は、(1)非常勤単価を上げるように各校で努力する(組合は有効)、(2)アカデミズム内外の新しい領域を開拓する、という方向しか手はないように思います。
専任と非常勤が協力して進めていくしかありません。
219218:2006/12/29(金) 14:52:31
あと一点補足すると、この数年、法人化などを通じて大学の組織規約が改悪され、教授会には個別の人事審議と教務関係以外の権限がなくなりました。雇用等の問題は、すべて大学経営を行う理事会にあります。専任教員もまったく口出しできません。
220考える名無しさん:2006/12/29(金) 14:57:19
   ∧_∧  むしゃくしゃするからノロウイルス撒いてやんよ
  (. ・ω・)ノ>゚+。:.゚
  C□ / ゚。:.゚.:。+゚
  /  . |
  (ノ ̄∪
221考える名無しさん:2006/12/29(金) 15:07:13
>自分自身の業績は十分にあるけれど、
222考える名無しさん:2006/12/29(金) 15:18:40
ローソンで働くべきです。
223考える名無しさん:2006/12/29(金) 17:44:25
おまいらしぬなよ
224考える名無しさん:2006/12/29(金) 18:20:44
今週号のSPAを読んでみろ。NHKでやった「ワーキングプア」にも
身につまされるものがあったぞ。非常勤講師なんて文化的な仕事があるだけ、
まだましだよ。
225考える名無しさん:2006/12/29(金) 18:24:17
私も専任として一言、言わせてほしい。私が就職したのは35歳だが、たとえば22歳で中学や高校の教員になった人と比べると、生涯賃金はずっと少ない。
大学の専任は、収入という点では決してペイする職業ではない。
226考える名無しさん:2006/12/29(金) 18:44:59
貧困問題を個人の努力不足としてしか見ない人間にまじめにレスをするのは
ばかげてるぞ。

哲学板にわざわざ哲学を否定しに来るやつとおなじように
OD問題を考えるスレにわざわざ来てODを罵倒したおす。
彼らがどういう人間かよくわかるだろ?
反論しても無駄だ。
とにかく無茶苦茶を言ってODを傷つけようとし、それを通して自分を慰める。

「荒らしはスルー」

この言葉が2ちゃんの金科玉条なのには理由があるんだよ。
227考える名無しさん:2006/12/29(金) 19:16:07
ほんとに博士課程終了した人たちなら、もうちょっと
それらしきレベルのことを書いてねw
228考える名無しさん:2006/12/29(金) 19:17:15
だからお前が一番スルーできてないんだってば。
229考える名無しさん:2006/12/29(金) 19:56:33
>>203

197その他は、現在の大学の雇用慣行に改善すべき点があると主張しているわけで、
それを否定したいなら、現在の雇用慣行が適正であることを論拠を挙げて示すべきでしょう。

ところが、あなたの書き込みを見る限りでは、現行の制度を改革せよとの主張を一切否定し、
現在の制度と枠内で自分の利益を追求することのみが現実に対する正しい対処の仕方である、
と言っているように思えます。

しかしこれは、社会の改善、改革という考えそのものを否定する考えであり、より善い社会、制度を
(まずは概念の上で)追求するという哲学の目的とも相容れないし、それどころか「自由な議論によって社会の改善を目指す」
という民主政治の理念とさえ整合しないように思われます。

(社会改善に反対し現状の枠内での利益追求のみをよしとする考えに従うなら、例えばナチス政権化ではナチスに反対することは悪であり、
ナチスに協力するのが正しいことであるという、容認できない帰結が導かれます。)

哲学徒として議論の作法を守り、日本国民(または居住者)として民主主義的価値観に従って、おたがい議論したいものです。
230考える名無しさん:2006/12/29(金) 20:16:00
>229
お前物欲しいだけなのに何気取ってんだよ。

そんなことより、お前らが言う「業績」と「資本制社会での見返り」が比例しなければならない明確な根拠を言ってみな。
231考える名無しさん:2006/12/29(金) 20:23:24
今日の朝日新聞の「労働ビッグバン」の記事をみて思ったのだが、大学の雇用慣行も変わっていかざるをえないのかもしれない。だが、同じ大学といっても、専任の身分や社会との流動性などは、学部によってずい分違う。
医学部や法学部の教員は資格を持っているから、学外の病院や法律職との相互交流がある。
非常勤と専任のあるべき関係は、哲学分野だけで実現はできない。
232考える名無しさん:2006/12/29(金) 20:28:49
>>all
>>230
「業績と経済的報酬が比例するのが望ましい」ことに反対する人がburden of proof を負うべきであるのは明らかでしょう。
このように、通常の議論で前提としてよいことにあえて異議を唱えるのが嵐のひとつの常套手段ですよ。
233考える名無しさん:2006/12/29(金) 20:39:27
>232
だからお前「荒らし」を「スルー」できてねえじゃん。
気になるんだったらとことん議論して論破してくれよ。

「自由な議論によって社会の改善を目指す」 んだろ。

お前みたいなのが税金を払わねえから社会情勢が悪化するって意見だって「社会」にはあるかもしれないんだぜ。

>「業績と経済的報酬が比例するのが望ましい」ことに反対する人が
>burden of proof を負うべきであるのは明らかでしょう。

何で?
234考える名無しさん:2006/12/29(金) 20:48:57
>>231
すまん、以後は嵐はスルーするわ。
最近野矢刺激の本で知った burden of proof って言葉使いたかったので…
235考える名無しさん:2006/12/29(金) 20:52:04
>>233の間違いです。
236考える名無しさん:2006/12/29(金) 20:56:03
小学生並みだな、お前は。
237考える名無しさん:2006/12/29(金) 21:00:34
宮台真司や福田和也みたいに商業誌にも書きまくればいいのに。
238考える名無しさん:2006/12/29(金) 21:06:49
初歩的な質問ですみません。黙って書き込むと「考える名無しさん」は緑色ですが、青色の下線入りの方は何が違うのですか?
239考える名無しさん:2006/12/29(金) 23:18:09
>最近野矢刺激の本で知った burden of proof って言葉使いたかったので…

オーバー・ドクター問題(笑)
240考える名無しさん:2006/12/30(土) 02:17:12
>>238
ODが青色
241考える名無しさん:2006/12/30(土) 06:01:35
会社に勤めるくらいなら貧乏非常勤のほうがいいのかな?
242考える名無しさん:2006/12/30(土) 09:02:58
予備校なら、週3日働いて、2日は大学非常勤に行って、残り2日は研究専用日にできる。
同じくらい収入があり、週3日働ける職種がもっとあればよいのだが。
243考える名無しさん:2006/12/30(土) 13:17:34
>>238
メール欄にsageと書くと青。
244考える名無しさん:2006/12/30(土) 13:18:16
>>238
メール欄にsageと書くと青。
245考える名無しさん:2006/12/30(土) 13:24:44
>>238
メール欄にsageと書くと青。
246考える名無しさん:2006/12/30(土) 13:25:52
>>238
メール欄にsageと書くと青。
247考える名無しさん:2006/12/30(土) 13:33:10
>>237
ここにいる奴にそんな才覚あるわけないじゃん
248考える名無しさん:2006/12/30(土) 15:50:48
なんで日本の哲学者の文章ってダメダメなの?
249考える名無しさん:2006/12/30(土) 16:03:27
>>248
スレ違い
250考える名無しさん:2006/12/30(土) 16:28:14
このスレ自体が板違いなんですけど。
251考える名無しさん:2006/12/30(土) 18:28:39
売れないミュージシャンや役者に誰も同情しないのと同じなのかね?
252考える名無しさん:2006/12/30(土) 19:04:34
ミュージシャンで言えば、ソリストを目指したが当然挫折し、
自宅でピアノ教室を開いて教えるぐらいしか生きる道がなくなった香具師が、
自分よりもっと下手糞なのに音大教授になっている香具師がいることに
憤慨しているってところかな。
253考える名無しさん:2006/12/30(土) 19:23:31
「自分よりもっと下手糞」、この点が「事実」なのか(だとしたら、どういう意味で?)、
単なる当人の思い込みなのか、全く判然としないから香ばしいんだよね。

ここの書き込みを読んでも自称「OD」「専任教授」の書き込みで知性を感じさせる者は皆無だし。
馬鹿ばっかじゃん。

ここで「自分よりもっと下手糞」と「憤慨している」阿呆と比較すれば、
どんな下手なストリートミュージシャンでも、自分の実力を世に問うている点で、上等に見える。
254考える名無しさん:2006/12/30(土) 21:46:16
フェミニズムは女という言葉を単なる性別の一種という素朴な認識から
近代的な価値観によって排除・疎外されてきた存在という思想的な意味に昇華したことで社会的な権力を得ることに成功した。
一方このスレにはオーバー・ドクターを
不当に低い賃金で働かされる弱者ではなく頭でっかちの甲斐性なしという個人的な問題に昇華することで
社会的な認知を妨げようとする人がいる(>>194-195)。思想とは言葉の意味づけの闘争である。
255考える名無しさん:2006/12/30(土) 21:57:29
>一方このスレにはオーバー・ドクターを
>不当に低い賃金で働かされる弱者ではなく頭でっかちの甲斐性なしという個人的な問題に昇華することで
>社会的な認知を妨げようとする人がいる
いくら重点化が進んだとはいえ、世のなかには大学院進学に十分な学力を持ちながら、
(特に地方出身者の場合は)家庭の事情や経済的事情で
それすらあきらめねばならない者が大勢いる。貧乏人は言わずもがな。
ある程度富裕な社会層でなければオーバードクターという身分に陥ること事態ありえないのに、
このレスはその事実に対してあまりにも鈍感である。
ODが社会的弱者だなんて妄言はいい加減にしたほうがいいし、そもそもそんな人間に
社会問題など語ってほしくない。
>思想とは言葉の意味づけの闘争である
個々の部分のみはまったく同感だが。
256考える名無しさん:2006/12/30(土) 21:58:12
>>253
>知性を感じさせる者は皆無だし、馬鹿ばっかじゃん。

おー、カコロゴスよ!
汝は美しき衣をまとう人が善き人でないと知っているように
麗しき言葉を投げぬ人が悪しき人でないと知っているだろう。
賢者が富を置くのはその魂の倉においてであってその言葉の器ではない。
257考える名無しさん:2006/12/30(土) 22:09:46
人的資源を軽視してきたので、日本の政治的地位は中国やインドにもうすぐ抜かれます。
258考える名無しさん:2006/12/30(土) 22:10:25
すみません。話を続けてください。
259考える名無しさん:2006/12/30(土) 22:17:53
>254
「女」に「社会的な権力」など無い。
お前って「男権」とか言いそうなタイプだよな、いかにも。

「不当に低い賃金で働かされる弱者」って、逆にそいつらの賃金が正当で、
「専任教授」の賃金が不当に高額なだけかもしれない。

あと、「昇華」という言葉の使い方が前段ではまあ適切(言ってることの正否はともかく)だが、
後段は明らかに間違っている。

お前、こういう基本的なところが全然ダメなんだな。
「哲学」云々の前に一般教養のレヴェルでお話にならない。

書き込めば書き込むほどボロが出るんで俺としては面白いが、
こんな人間が高等教育に携わろうとしてるのが何かの悪い冗談としか思えない。
260考える名無しさん:2006/12/30(土) 22:21:47
>>251
>>253
音楽家=ミュージシャンは結局作品や演奏が勝負。
教授の肩書き持ってようがいまいが、作品や演奏の実績がなければ結局評価もされないし
歴史にも名が残らない。
作家やマンガ家もおんなじ。大学教授やってる作家やマンガ家が、その分野のトップとして
評価されているわけではない。結局は作品勝負ってこと。
そういう意味でいうと哲学って惨めだね。
ここのスレ読んでても、最終的な成否の基準は結局教授になれるかどうかで、
作品だけで勝負することができないんだもん。
少なくとも今の業績主義の下では、「売れない哲学者」が死後になって
評価されるなんてことはまずないだろうね。
261考える名無しさん:2006/12/30(土) 23:19:28
柄谷行人以降文芸雑誌の新人賞は哲学論文みたいのでも
OKになったんだから応募してみたらいいじゃん。
浅田彰あたりにコテンパンに腐されるかもしれないがね。
まあ最終選考に残れたらの話だけどね。
それで名が売れれば向こうから仙人の話が舞い込むかもしれないしさ。
文芸雑誌なら大衆にわかりやすくなんて考える必要ないし。
262考える名無しさん:2006/12/30(土) 23:29:13
たしかに、
哲学をするなら、査読が何本などいうさもしい基準ではなく、
作品で勝負して、死後になって評価されるレベルを目指したいものです。
それはそのとおり。
しかし、賃金格差や採用基準の公正さの問題は、それとは別に要求すべきものと考えます。
それは「評価」とは別の「生活」の問題。
哲学者も、芸術家と同様、霞を食って生きてはいけない。
263考える名無しさん:2006/12/30(土) 23:37:07
でも表立って闘争する気はないんでしょ。

2chにのんびりした提案書き込むくらいだけじゃ
どうしようもない。
264考える名無しさん:2006/12/30(土) 23:42:49
そもそも「哲学」って科目がいつまでも「教育」の場に鎮座していられるという前提が間違っている。
はっきり言って社会に対する影響力は全く無い。

それだけ社会からの要請が無いんだよ。

報酬ばかり求める前に自分が資本制社会の中でどれだけ価値があるか考えてみた方がいい。
265考える名無しさん:2006/12/30(土) 23:43:04
>>251
売れないミュージシャンや役者なら死後になって評価される可能性もあるが、
売れない哲学者が死後評価される可能性はほとんどない。
そこが大きな、決定的な違い。
理由は、このスレ読んでたらわかるでしょ。
とりあえず、キーワードは「作品」
266考える名無しさん:2006/12/31(日) 00:29:28
>>265
>売れないミュージシャンや役者なら死後になって評価される可能性もあるが、
>売れない哲学者が死後評価される可能性はほとんどない。

この先の結論を聞きたいのだけど

1. ゆえに、売れないミュージシャンより絶望的な売れない哲学者は同情されるべき。
2. ゆえに、死後の評価がありえないのなら現在の評価が「不当」ということも言えないので、
売れない哲学者に同情の余地は無し。

どっち?
267考える名無しさん:2006/12/31(日) 00:30:08
>>265
>売れない哲学者が死後評価される可能性はほとんどない。

いや、文学におけるカフカのように、メーヌ・ド・ビランなんか死後評価だろう。
268考える名無しさん:2006/12/31(日) 01:10:21
時代が違いすぎるよ。
これだけ情報過多の時代にまったく注目されない哲学者が
死語評価されるなんて限りなくゼロに近い。
269考える名無しさん:2006/12/31(日) 01:36:29
そう、読むものは掃いて捨て切れないほどある。
それも無料で提供されている。

書物のようなモノローグが許されない形式のテクストも流布している。

そういう言説の渦に呑み込まれない強度を持つ言説を産み出すことは果てしなく困難である。
270考える名無しさん:2006/12/31(日) 02:15:25
こういう話は、「帰納法」では語れないよ。
優れた哲学者が死後評価で現れる可能性は、現れたとき、つまり現実性によって、そういう可能性があったことが初めて分かる。
271考える名無しさん:2006/12/31(日) 02:18:27
>>268,>>269
>>270に賛成だ。「限りなくゼロに近い」とか「果てしなく困難だ」とか、曖昧な言い方でしか否定できていないじゃないか。
272考える名無しさん:2006/12/31(日) 02:30:18
>>270-271
「現実」に現れた時点ではそれは「可能性」でも何でもない。

それは単なる「現実」である。

こういう馬鹿な書き込みにすかさず賛成意見が現れるところが胡散臭いことこの上ない。
273考える名無しさん:2006/12/31(日) 05:02:00
>>272
そもそも、可能的でないものは、けっして現実化しない。
だから現実化したものは、可能的なものでもある。
274考える名無しさん:2006/12/31(日) 05:04:15
そもそも、可能でないものは、現実化することはありえない。
逆に、現実化したものは、それが可能であったから現実化したのだよ。
275考える名無しさん:2006/12/31(日) 05:05:08
わけがわからん
ようするにお前ら金もうけがしたいんだろ?
とっとと社会にでろ
276考える名無しさん:2006/12/31(日) 08:02:34
>>266-268
ミュージシャンや作家、役者の最終的な評価基準は作品。
だから生前不遇であっても、残した作品に対する周囲の見方が変われば
死後になって名声が高まる可能性があるし、逆に教授になったからといって
その分野の第一人者とみなされるわけではまったくない。
でも哲学者の場合、評価の基準は教授という地位を得られるかどうか。
それは、教授職に異様なこだわりを示す一方、どういう作品残すのかが
まったく話題にならないこのスレの書き込み読んでたらすぐわかる。
カント以後に確立された哲学者=大学教授という図式の成れの果てがこれ。
最終的な基準が地位なのだから、生前地位を得られなかった哲学者が
死後評価されるわけがない。
どっちが評価のあり方として健全なのかはいうまでもなし。
277考える名無しさん:2006/12/31(日) 13:42:56
研究者としてのズバ抜けた実力あるいはイヤらしい政治力(本当に嫌なものだけど)。
教授を目指すにしては皆さん甘すぎるんじゃないの?
278考える名無しさん:2006/12/31(日) 13:43:07
非常勤のような不安定で低賃金の雇用形態ではなく、
最低水準の賃金を満たした安定的な雇用形態を保障してもらいたいという
スレの論旨をいまだに理解していないのか。

いや、あえて理解していない振りをしているんだろうな。
俺はODではないけれど、明らかに無理のある難癖をつけて
ODを叩こうというレスが多すぎて、見ていて胸糞が悪くなってくるよ。

能力・才覚があれば何とかなるという意見なんか明らかに社会を知らない人間の意見だし。
能力・才覚のある人間に対する嫉妬がどれほどこの世に充満しているか知らないんだろう。
(ま、このスレをそういう視点で見てみればいい教材になるけど)

それとODは恵まれているというバカな論拠でOD問題を否定し続ける粘着がいるが、
たとえば2ちゃんにアクセスしている余裕があるだけで我々は
街頭で生まれ街頭で死んでいくインドのストリートチルドレンより恵まれているわけだ。
だからそういうわれわれは何か不当な扱いを受けたとしてもより恵まれない
インドの子どもたちのことを思ってそれを甘受せねばならないのか?

何か現実に不満があるのならそれを解消するために行動することは悪いことではない。
もしODがそのためにここで議論しようというならむしろそれはいいことだろう。
お前らにも何か不満があるならここでODを叩くなんて性根の腐ったことはやめて
自分自身で解消するために行動を起こせ。なっクズ野郎ども。
279考える名無しさん:2006/12/31(日) 14:07:57
143 :吾輩は名無しである :2006/12/30(土) 12:38:01
ネットをやりつつ食うに困っている人
http://megalodon.jp/?url=http://opendoors.asahi.com/ronza/story/&date=20061208013003
280考える名無しさん:2006/12/31(日) 14:37:37
何が言いたいの?
例えに出ているインドのストリートチルドレンは
食うのにも住むのにも着るのにも困っているんだが。
281考える名無しさん:2006/12/31(日) 14:39:10
>>278
ごめん、>>251の方が説得的だわ。
282考える名無しさん:2006/12/31(日) 14:45:30
同情をしないというのと叩くというのは次元が違うだろう?
よかったらどう説得的なのか教えてもらえるかい?
283考える名無しさん:2006/12/31(日) 14:49:02
何か現実に不満があるのならそれを解消するために行動することは
必ずしも悪いことではない。
もしODがそのためにここで議論しようというならむしろそれはいいことだろう。
お前らにも何か不満があるならここでODを叩くなんて性根の腐ったことはやめて
自分自身で解消するために行動を起こせ。

何か書き込みたくなったらこれを声に出して10回読むといいんじゃないか。
284考える名無しさん:2006/12/31(日) 14:52:38
ごめん、言い過ぎた。
285考える名無しさん:2006/12/31(日) 14:56:59
>283
「現実への不満」って何なの?
そんなものはこのスレのどこにあるんだ?

お前の思い込み以外のどこにそんなものがあるのか提示してくれ。
286考える名無しさん:2006/12/31(日) 14:57:38
では芸術家の生活が公的な資金(奨学金とかは別)で保障されないように
哲学者も職務や給料を保障する必要はないという意見に駄文を投ぜよう。

芸術家とは、音楽、絵画、彫刻、舞踊など物体や動作の形相を商品として暮らしている人である。
音楽家は音を売っているのではなくその音の美しさなり迫力なりを売っている。
画家は絵の具を売っているのではなくその絵の具の細かい配列から来る美しさを売っている。
彫刻家は石を売っているのではなくその石の形を売っている。
舞踊家は体を売っているのではなく体の動きの美しさを売っている。

哲学者とは、知識の生産(執筆、思考、読解など)および知識の伝達(教育・言論など)を商品として暮らしている人、
ありていに言えば文化(知識の水準)の向上に資する職に就いている人である。
文化はクルトゥーラ(cultura)ともいうが、クルトゥーラの原義は耕したものである。
農民が土を耕して食物を作るように哲学者は思弁を耕して知識を作る。

芸術家が「売れる」とは、作品(商品)が高く評価されることである。高く評価されるとは高値で買われるということである。
芸術家は作品と引き換えにパトロンと呼ばれる富豪から金をもらって暮らす。
パトロンは昔は貴族であったが今では企業もその一つで、企業が芸術に金を出すことはメセナと呼ばれる。

哲学者が「売れる」とは、芸術家と同じく商品すなわち知識、思想が高く評価されることである。
しかし芸術の商品を買うのはパトロンであるが、哲学の商品を買うのは誰であろうか?国あるいは人民である。
287考える名無しさん:2006/12/31(日) 14:59:00
知識自体は抽象的なもので手渡しようがなく、
そのため知識を文章として記録した紙なりデータなりが間接的に商品として取引されるが、
その商品は大きく分けて論文と出版がある。
論文とは哲学者が同業者の集まりである学界に向けて発表する文章であり、いわば内部で流通する商品である。
出版とは哲学者が主に世間に向けて発表する文章、またはその書籍であり、いわば外部で流通する商品である。
哲学者は論文の執筆を対価の一つとして大学から給料を受け取る。これは大学が論文の費用を出しているに等しい。
大雑把に言えば哲学者←大学←税金←国というルートで金が移動している(公立と私立の差はあるが)。
つまり知識の最終的な買い手は国である。
一方出版では哲学者の書いた文章を出版社が代わりに発行し、それを一般の人に販売する。
哲学者←印税←出版社(←取次ぎ←書店)←消費者というルートで金が移動するため、最終的な買い手は人民である。

さて、芸術家が公金で生活を保障されないのはなぜか。それは私的であるからである。
作品を鑑賞できるのは作品を買うパトロンであって基本的に貧民はパトロンの買った絵を見られない。
そのような芸術に出費するのは富豪を利するのみであって公僕たるべき国の建前に反する。
仮に国が美大教授兼画家に対して給料を出す代わりに無料の公営美術館に展示する絵を書いてもらうという制度ならば問題ない。
哲学でも富豪が娯楽として知識人を集めて広い部屋で知的な議論を行わせるタイプのもの
いわゆる「サロン哲学」ならば保障は不要である。
288考える名無しさん:2006/12/31(日) 15:01:31
>>282
>能力・才覚があれば何とかなるという意見

こんなこと言ってる奴いるのか?まとにかくそんな意見はあったとしてもどうでもいい。
一方、能力・才覚があっても売れるとはかぎらないのが役者やミュージシャン。でも誰も同情しない。

>それとODは恵まれているというバカな論拠

こんなこと言ってる奴いるのか?まとにかくそんな意見はあったとしてもどうでもいい。
一方、売れない役者やミュージシャンの生活は悲惨。でも誰も同情しない。

>>251のアナロジーにはそれなりにうなずけるところがある。(完全に賛成ではないけど。)
>>278は、悪いけど、なんか藁人形を叩いているように見える。

ODを叩くなという訴えに別に反対はしない。(賛成もしないけど。)
289考える名無しさん:2006/12/31(日) 15:04:55
>芸術家は作品と引き換えにパトロンと呼ばれる富豪から金をもらって暮らす。

お前はどの時代からタイムスリップしてるのか?

こういう馬鹿げた認識を恥ずかしげもなく披露したり、
「最近野矢刺激の本で知った burden of proof って言葉使いたかったので… 」とかいう馬鹿とか、
自分がネガティヴな意味として意図させる概念に「昇華」という言葉を使ったり、
お前らがとても「文化(知識の水準)の向上に資する」人間と思えないから、
その資格を根本から問うているのがわからねえのかな。
290考える名無しさん:2006/12/31(日) 15:05:58
逆に聞こう。
困っているODを叩こうとするお前らを突き動かしているものは
満たされた思いなのか?

しかし、なんか小学生の言い合い見たいになっているな。
俺はそろそろ連投規制にかかるかもしれないし、
実に不毛なやり取りしか期待できそうもないからここら辺でやめとくよ。
>>283の件、真剣に考えといてくれよ。

>>288
そうか、スレもよく読まず反対も賛成もないのか。
ま、「お前らわら人形を叩くなよ」って言っている俺も
わら人形を叩いてしまっているってのは正しい指摘だがね。
そういうあんたも・・・。
291考える名無しさん:2006/12/31(日) 15:10:49
>>290
>>283って結局「まじめな人を腐すなよ」ってことなわけで、妥当すぎてレスしようがないような…。
292考える名無しさん:2006/12/31(日) 15:16:14
>>289
>「最近野矢刺激の本で知った burden of proof って言葉使いたかったので… 」
これは明らかに煽りが書いたものだろう。
この程度の2ちゃんリテラシーもないのに文化人の資格を云々できるのか?
こっちの疑問の方が根本的な疑問かもね。
293考える名無しさん:2006/12/31(日) 15:21:56
>>286-287でいいんじゃねえの。おれは文句ないけどさ。
294考える名無しさん:2006/12/31(日) 15:24:35
スレの文章のレベルは中ぐらいがよい。
あまりレベルが高すぎると「何か俺がこんなこと書き込んだら何ていわれるだろう」と考えてレスを控える人が増える。
逆にあまりレベルが低すぎると「何だよ馬鹿らしい」と考えてレスをしない人が増える。
敷居は低くかつ知的な雰囲気があるスレがレスが多くつき良スレになる。
その点>>287は長文(レベル高要素)と穴(レベル低要素)が程よい良レスである。

そろそろ雇用の問題にもどらないか。
295考える名無しさん:2006/12/31(日) 15:26:09
>292
「2ちゃんリテラシー」というものがあるとするならば、
それはまさにお前のように自分の与する側の無様な不手際を
「煽り」「荒らし」がやったこととするゴマカシを見抜くためにあるんだよ。
296考える名無しさん:2006/12/31(日) 15:34:31
>>295
お前は他人のちょっと違う言葉遣いを叩いて自分のほうが賢い気になっている批判屋に過ぎない。
もっとまじめになれ。
297考える名無しさん:2006/12/31(日) 15:38:41
「文化(知識の水準)の向上に資する」はずの人間が
「2ちゃんリテラシー」なんてゴマカシを平気でやってる方が余程不真面目であろう。
298考える名無しさん:2006/12/31(日) 15:40:51
>>295(こうやって書くんだよ)
あそこまで墓穴を掘るようなレスを本人が書いたなんて
考えられるのは少しうらやましいな。

でも、もう粘着をやめて自分のためになることをはじめなよ。
俺は応援するからさ。
299考える名無しさん:2006/12/31(日) 15:54:21
>298
>俺はそろそろ連投規制にかかるかもしれないし、
>実に不毛なやり取りしか期待できそうもないからここら辺でやめとくよ。

お前「ここら辺でやめとく」んじゃなかったの?
やめないんだったら、この問いに答えな。

>「現実への不満」って何なの?
>そんなものはこのスレのどこにあるんだ?

>お前の思い込み以外のどこにそんなものがあるのか提示してくれ。

お前自身が言ったことなんだから責任を持ってな。
300考える名無しさん:2006/12/31(日) 16:01:08
こいつ印象操作が好きだから>294もこいつの自作自演かもな。
301考える名無しさん:2006/12/31(日) 16:17:24
>それとODは恵まれているというバカな論拠でOD問題を否定し続ける粘着がいるが、
>たとえば2ちゃんにアクセスしている余裕があるだけで我々は
>街頭で生まれ街頭で死んでいくインドのストリートチルドレンより恵まれているわけだ。

大学でたら自力で生計立てるのが当たり前。
実際大学院行きたくても経済的事情でいけないやつはいっぱいいる。
わがまま許してもらってる時点で明らかに恵まれてるだろうが。
ODなんて道を踏み外した富者、社会政策で球威しないといけない弱者は他にいくらでもいる。
インドのストリートチルドレンなんて飛躍した例しか持ち出せない時点で
既に論拠が破綻している。
反論するなら、せめてもう少しまともな例出してくれよ。
302考える名無しさん:2006/12/31(日) 16:23:24
実はきみがいちばんすくわれたいのか

そうなのか
303考える名無しさん:2006/12/31(日) 16:33:11
>>299
299をちゃんと読めよ。
あらかじめ言っとくけど同情しないのと叩くのは次元がちがうんだよ。
>>300
そういうのを印象操作って言うんだろうね。
君らにはしっかり>>283を読んでもらいたいよ。
以上です。
真面目に議論したかった方々、申し訳ありませんでした。
それじゃ。ホントに失礼します。
304考える名無しさん:2006/12/31(日) 17:06:00
ホントに失礼な奴だったな。
305考える名無しさん:2006/12/31(日) 19:35:40
>>292
すまん、野矢刺激の本の話は俺の書き込みだけど、煽りというより軽い冗談のつもりでした。
実際、野矢先生の本にその言葉が載っているかどうか知りません。

ところでノーベル賞をとったある経済学者によると、人的資本 human capital は経済的資源のうちで最大の割合をしめるらしい。
つまり知性とか教養が経済的繁栄の最も重要な基礎であって、そして知性や教養の土台の重要な一部が哲学なのだから、国家の繁栄を望む
日本の偉い人も哲学(その他の基礎的学問)の重要性に気付いて、そういう活動を経済的に援助するほうがいいだろう。
306考える名無しさん:2006/12/31(日) 19:44:27
3流私立大学の教員の給与は東大教授よりいいらしいね。
私学助成金が教員の給与に使われているとのこと。
そういう私大こそ、低賃金の非常勤を多く使って人件費節約している。

それを指摘すると、研究教育以外の雑用が多くて大変といわれるが、
非常勤やめて専任を多く雇い、その分雑用のひとりあたり負担を減らすという
発想はないのだろうか。

そのほうが教育研究環境も整い、専任非常勤の格差も解消できると思うのだが。
307考える名無しさん:2006/12/31(日) 19:49:47
>>306
具体的にどこの学校を指しているのか分からないが、
いわゆる三流私大では哲学教員の需要なんてほとんどないんじゃないの?
英語以外の第2外国語科目さえ全部なくしてしまったところが多いんだから。
ここに粘着しているODには何の関係もない話だよ。
308考える名無しさん:2006/12/31(日) 19:54:27
>>307
306の話は3流私大だけでなく1流2流にも当てはまるでしょうね。
それと、分野は何であれ、そういう大学は非常勤大量に使って人件費節減してるのは確かだと思いますよ。
教育の質と研究者の待遇悪くしてるので、いっそ私学助成カットでいいです。
哲学ODのポストも減りますが、そういうインチキ大学は廃止でいいでしょう。
309考える名無しさん:2006/12/31(日) 20:45:08
実際非常勤率の高い大学ってどこですか?
310考える名無しさん:2006/12/31(日) 21:32:56
インチキでない大学ってどこ?
311考える名無しさん:2006/12/31(日) 23:29:23
>>308
実際、日本の大学の過半数は大学の名に値しない、
廃校した方がいい代物らしいね。
312考える名無しさん:2007/01/01(月) 00:12:22
宮台真司・上野千鶴子 対談 (朝日新聞社『論座』1998年8月号)にて発言:

上野千鶴子:「コミュニケーション・スキルを磨け」

(そういうスキルが学習できない男は・・・)

上野千鶴子:「マスターベーションしながら死んでいただければいいと思います。冷たいでしょうか」

出典: 小谷野敦『もてない男』(ちくま新書)66-67ページ


313考える名無しさん:2007/01/01(月) 00:24:46
勘違いされては困ります。
314考える名無しさん:2007/01/01(月) 17:13:06
>>312
へえー、上野千鶴子って、そんな面白いこと言ってんの!
読んでみよう。
315考える名無しさん:2007/01/01(月) 19:31:52
俺、上野千鶴子けっこう読んだけど、そんなこと言ってたかな?
316考える名無しさん:2007/01/02(火) 14:19:13
すが「日本においては、昔から伝統的に、
西田幾多郎よりは小林秀雄の方だろうというのがありましたよね。
そのこと自体いいかどうかわからないですけど、誰もがそう思っていた。
六八年あたりであれば、廣松渉さんも一生懸命やっていたけれど、
みんな廣松さんの生真面目なトンチンカンに対する距離はあったと思うんです。
それが今や日本にも照れがなくなって
哲学をやれば世界がわかると単純に思ってしまう。
日本の哲学学徒を見ても、廣松さんの何分の一の才能も感じられない。
このことは哲学だけじゃなくして、わりと全領域を覆っていて、
知的アッパーの方のポピュリズムの基盤なんじゃないかと思いますね。」
蓮實「それに対しては一言で、
ニーチェのあとで本当に哲学をやるつもりなのかっていう話でおらりでしょう。」
すが「だからハイデガーは韜晦してやるわけですね。
フロイトも哲学者ではない。」
317考える名無しさん:2007/01/02(火) 14:22:17
>>306-311
日本の大学進学率は異様に高い。他国じゃ進学できないような
低レベルの学生がネコも杓子も大学進学するんだから、
底辺校の学生のレベルは著しく低くて当たり前。
そもそもそういう三流私大が多数あるからこそ、
大学教員のポストが増え、研究職にありつけるチャンスも出てくる。
就職難のODにとって、低学力学生の存在は歓迎すべき存在なんじゃないの?
連中を批判するのは自分で自分のクビ〆るようなもの。

318考える名無しさん:2007/01/02(火) 14:47:40
>>317
問題はそこではない。
自分がエリートだと言う思い込みから逃れられない可哀想な子羊達がいるだけ。
ネコも杓子も院に入れるような状況で自分の立場に価値があると思ってるのが
間抜けであることに気付いてないだけ。
319考える名無しさん:2007/01/02(火) 14:59:48
大変だよな。職はないは才能はないは…
320考える名無しさん:2007/01/02(火) 15:11:00
>>317
もし本当に異様に大学進学率が高いなら、底辺大学は不必要だということだね。
でもアメリカ、カナダなどと比べて、大学進学率は特に高くないはずだ。

ともかく多くの私大は私学助成までもらってるのに、派遣労働みたいな非常勤で
人件費削減してる。私利追求のための私企業でさえ、そういう雇用は問題視さているのに、
ましてや大学では容認しがたいことだ。

そういう大学の私学助成は廃止していいし、学校法人としての認可もとりけしていいよ。
321考える名無しさん:2007/01/02(火) 15:13:41
>>318

重点化前ならマスターにさえうからないような連中が
簡単にドクターにうかってしまう。
東大京大でさえ、一部を除けば院試の難易度は
国1や司法試験、一流企業の入社試験より遥かに下だろう。
他校は言わずもがな。
確かにその程度で自分がエリートだと思っていられるのは
こっけいというか、ある意味幸せだというか。
322考える名無しさん:2007/01/02(火) 15:19:32
>>321
たいていのODは別に自分をエリートとは思ってないでしょう。
この業界の雇用慣行がfair でないのが問題なのです。
経営学のある有名な論文によると、労働問題ではfairness とかfair processが非常に重要で、
実際、企業が労働者の待遇を良くしても、その過程が fair でない場合には労働争議がおこり、
逆に賃金カットやレイオフといった労働者の待遇を悪くする変化でも、
そのプロセスがfair ならば労働者はなっとくするそうです。

だから、非常勤搾取とかコネ人事とかしてるインチキ大学を全部潰せば、おそらくODは納得して他の職探しますよ。
323考える名無しさん:2007/01/02(火) 15:26:33
>非常勤搾取とかコネ人事とかしてるインチキ大学を全部潰せば、おそらくODは納得して他の職探しますよ

そうか?ここで粘着しているOD連中のアカポスへの執着を見てたらとてもそうは思えないが。
むしろ少ないポストをめぐって今まで以上に醜い争いが激化するんじゃないか?
ポストの数自体が激減すれば最初からムリとあきらめるやつが出てくるから
大学院進学者やそれによって派生するODの数は減るだろうけど。
324考える名無しさん:2007/01/02(火) 16:48:20
個々のODがどういう人たちなのかという問いかけは不毛。
「人それぞれ」と答えざるをえないから。

淡々と雇用の話を続ければいい。
325考える名無しさん:2007/01/02(火) 16:51:40
個々のODがどういう人たちなのかという問いかけ無しの雇用の話は不毛。
326考える名無しさん:2007/01/02(火) 18:49:34
>>322
そんなことのために大学に執着してるの?
アホか…
327考える名無しさん:2007/01/02(火) 21:15:57
哲学続ける気があるODは今年も頑張って業績出して下さい。
そしてインチキ大学の私学助成廃止と学校法人認可取り消しを目指して運動してください。
それなら税金の無駄使いを減らせるので一般社会の支持も得られますよ。
328考える名無しさん:2007/01/02(火) 21:16:16
じゃあ、専任教授の待遇を非常勤並みにしてこの問題は解決かな。
329考える名無しさん:2007/01/02(火) 21:36:35
>非常勤搾取とかコネ人事とかしてるインチキ大学を全部潰せば、おそらくODは納得して他の職探しますよ。
じゃあなんで、あちこちの大学で搾取や不正がはびこっている割には、ODはみんな不正の温床の大学に執着してて
「こんな業界いてもしょうがないから他の仕事探すよ」なんてほとんど誰も言わないんだろうね?

>「人それぞれ」と答えざるをえないから。
普通の学校なら希望の進路はみなバラバラだから確かに「人それぞれ」だろう。
でもこのスレ読んでても、哲学のドクターやOD連中に(結果はともかくとして)
アカポス以外の仕事に積極的につきたいという意思を持っているのはほぼ皆無。
果たして「人それぞれ」なんだろうか?
330考える名無しさん:2007/01/02(火) 23:23:02
現実的には将来どうすんだろ。
今のままじゃ何も変わらないのに。
331考える名無しさん:2007/01/03(水) 00:29:09
>>330
でもね、週一回大学の非常勤で哲学を教えて、
学会誌に論文書いて、本も書いて、
週3日は、生活費のために働き、
残りの時間は哲学するって、
なかなか素敵な生活、
そんなに悪い人生じゃない。

誰が会社員なんかになるもんか、バカヤロ!
332考える名無しさん:2007/01/03(水) 00:42:21
>>331
すみませんが、その非常勤のコマは、大学の設置理念に反して私学助成金を自らの懐に入れてる税金泥棒の集まりの似非大学のコマですので、近い将来廃止されます。
333考える名無しさん:2007/01/03(水) 00:46:50
>>332
廃止なんかされませんよ。私が非常勤やってる大学はまともな大学です。
しかも私の授業は人気で、授業評価アンケートの結果も、専任の諸先生より少し高いんです。
334考える名無しさん:2007/01/03(水) 00:50:18
>>329-330
いやぁ、正月三が日からがんばってますね。

でも、まがりなりにもODの待遇改善を目指すスレで
書き込むODが他の業界を目指しているとしたら逆におかしくないか?

それとODの待遇改善を目指すスレでODの意見の基本線が
そろっていることに異議を唱える必要があるとは思えないな。

>>330
ここでOD叩いている人たちに言ってるの?
335考える名無しさん:2007/01/03(水) 00:51:46
>>331
同感。漏れは、哲学することが好きだから哲学やってんでね。
専任になるために哲学やってんじゃねェ。
>>330よ、まったく余計なお世話だっての。
336考える名無しさん:2007/01/03(水) 00:55:19
>でも、まがりなりにもODの待遇改善を目指すスレで
『OD問題を語るスレ』であって、『ODの待遇改善を目指すスレ』ではないんでないの?
337考える名無しさん:2007/01/03(水) 00:59:01
>同感。漏れは、哲学することが好きだから哲学やってんでね。
>専任になるために哲学やってんじゃねェ。
だったら、ガタガタ言わず今の境遇に納得しろよw
身の丈に合わないアカポス欲しがるなよw
338考える名無しさん:2007/01/03(水) 01:01:45
>>333
ユーモアのセンスも社会的視点もないレスありがとうございました。
339考える名無しさん:2007/01/03(水) 01:04:49
>>333
それなら一こまあたりの賃金も専任より高いんですか?じゃなかったらまともな大学じゃないですよ。
340考える名無しさん:2007/01/03(水) 01:06:41
「週一回」の非常勤で待遇改善もへったくれもねえだろ。
341考える名無しさん:2007/01/03(水) 01:09:58
だよなw
>専任になるために哲学やってんじゃねェ。
こーんなこと言ってるしw
342考える名無しさん:2007/01/03(水) 01:10:22
>>321
>東大京大でさえ、一部を除けば院試の難易度は、国1や司法試験、一流企業の入社試験より遥かに下だろう。

何も分かっていませんね。哲学の魅力というものは絶対的なもので、どちらが偏差値が上という話じゃないんです。
343考える名無しさん:2007/01/03(水) 01:12:04
>>339
早稲田と双対の私学の雄ですが、何か?
344考える名無しさん:2007/01/03(水) 01:14:27
>>343
あんた、皮肉も分からんの?
オツム大丈夫?
345考える名無しさん:2007/01/03(水) 01:19:25
>343
都の西北・早稲田の隣、と言やあ、バカ田大学じゃねえか。
346考える名無しさん:2007/01/03(水) 01:39:52
OD叩いている人たちに見てもらいたい。
http://www.pink.ne.jp/~methyl/comic/kanojo-01.html

お兄さんは君らが君ら自身のためにがんばる方が美しいと思うぞ。
347考える名無しさん:2007/01/03(水) 01:48:52
>346
言いたいことがあるなら自分の言葉でどうぞ。

で、この問いの返答はまだか?

>「現実への不満」って何なの?
>そんなものはこのスレのどこにあるんだ?

>お前の思い込み以外のどこにそんなものがあるのか提示してくれ。

お前自身が言ったことなんだから責任を持ってな。
348考える名無しさん:2007/01/03(水) 01:55:37
>>347
>>290を読め。
「責任をもってな。」って小学生かあんた。
349考える名無しさん:2007/01/03(水) 02:07:53
>348
意味が全くわからねえ。

>困っているODを叩こうとするお前らを突き動かしているものは
>満たされた思いなのか?

何を言いたいのか。さっぱり。

満たされていようが満たされていなかろうがそんなことにお前らの愚劣さが関係あるのか?

そんなことがどこで話題になっているんだ? 俺はそれを聞いてんだよ。
350考える名無しさん:2007/01/03(水) 04:53:18
たとえば君に、ここのODがどうしようもなく愚劣に見えたとしたら
ほっとけばいいんだね。
これが>>251だっけかで出てくる「同情しない」ってやつだよね。

でも君が粘着して小学生のようないちゃもんをつけているのは
「同情しない」というレベルを超えているんだね。
それは「叩き」のレベルなんだね。「同情しない」は無関心に通じるんだけど
「叩き」は積極的な関心に通じるから全くレベルの違うものなんだね。

お兄さんはね、メイドに萌えている人たちがメイド喫茶に通い詰めで「お金がない」と
嘆いたところで「同情しない」んだね。
でも「叩き」もしないだね。そうだね、全く無関心なんだね。
だって彼らは彼らがなすべきだと感じることをやったまでだから、いくらお兄さんの立場で
馬鹿なことに見えてもお兄さんの尺度で測ることはできないんだね。
それは立方cmと秒をごちゃ混ぜにして計算するくらいの無茶苦茶な行為なんだね。
ここまではわかるね?
351考える名無しさん:2007/01/03(水) 04:54:06
たとえば君に、ここのODがどうしようもなく愚劣に見えたとしたら
ほっとけばいいんだね。
これが>>251だっけかで出てくる「同情しない」ってやつだよね。

でも君が粘着して小学生のようないちゃもんをつけているのは
「同情しない」というレベルを超えているんだね。
それは「叩き」のレベルなんだね。「同情しない」は無関心に通じるんだけど
「叩き」は積極的な関心に通じるから全くレベルの違うものなんだね。

お兄さんはね、メイドに萌えている人たちがメイド喫茶に通い詰めで「お金がない」と
嘆いたところで「同情しない」んだね。
でも「叩き」もしないんだね。そうだね、全く無関心なんだね。
だって彼らは彼らがなすべきだと感じることをやったまでだから、いくらお兄さんの立場で
馬鹿なことに見えてもお兄さんの尺度で測ることはできないんだね。
それは立方cmと秒をごちゃ混ぜにして計算するくらいの無茶苦茶な行為なんだね。
ここまではわかるね?
352考える名無しさん:2007/01/03(水) 05:09:01
(すまん、書き込めてないかと思って連投してしまった)

それじゃあ、ここからが大事だぞ。
このスレで君を含めた数人の人たちがやっていることというのは
さっき言った無茶苦茶な行為だけにとどまらないんだね。
たとえれば、そうだね、メイド喫茶でぼったくられたメイドスキーたちを
非難しているようなものなんだね。
そうだね、普通に考えたらメイド喫茶でぼったくられたメイドスキーたちは
メイド喫茶に対して適切なアクションを起こせばいいんだね。
お兄さんもそれを止めようとは思わないんだね。
でも君たちはいろいろと難癖をつけてメイドスキーの方を攻撃しているんだね。
そこがおかしいんだね。
こういう攻撃をする人が充足し満ち足りているってことは想像しがたいんだね。
こういう支離滅裂で異様な攻撃精神を持った人間が現実に対して大いに不満を抱いている
っていうのは常識のレベルなんだね。
もうわかったね?
そうだね、君たちはODを叩いたりするより自分自身の不満を解消するべきなんだね。
353考える名無しさん:2007/01/03(水) 07:53:15
>>343
失礼ではありますが、率直に言わせて貰えば、あなたってトヨタで期間工やって「俺は世界のトヨタで働いてるんだ」といって自慢してるみたいですよ。
354343:2007/01/03(水) 09:09:35
>>353
私の授業を聞いてくれる良い学生に恵まれて、哲学を教える喜びを言っているのです。
1コマの非常勤だって、教える側はとても充実しています。
生活費は別に稼いでいるから、これでやっていける。
著書を書くために、考える時間がもう少し欲しい。
それだけです。
355考える名無しさん:2007/01/03(水) 11:49:57
ではその非常勤はただでやってください。
356343:2007/01/03(水) 12:08:46
これだけたくさん本を読み、ノートと資料を作って準備するのだから、
非常勤の報酬というのはタダ同然ですよ。
357考える名無しさん:2007/01/03(水) 13:09:16
>>353
哲学やれて楽しいといっているんだから
揶揄するなら趣味で哲学やっている人と同じというべきだろう。
アカポスに過剰に反応するなよな。
358考える名無しさん:2007/01/03(水) 13:13:02
343氏は謗っている奴らより断然いい人だということでこの話は終了。
さて話題転換しましょう。

語りうるものには駄弁らねばならない。 リュードウィー・ウィトイェンストーン(Ludwiy Wityenstone)
359考える名無しさん:2007/01/03(水) 13:18:14
「世の中で最も賢明な者は、芸術と歌の中で過ごす。」(ウォルター・ペイター)

哲学はこれに似たところがある。非常勤報酬とか、"仙人"との格差とか、たしかに問題だが、相対的な悩みにすぎない。
哲学することで我々はすでに仙人なのだから、"仙人"にはこだわらないのだよ。
360考える名無しさん:2007/01/03(水) 13:27:49
>哲学することで我々はすでに仙人なのだから

哲学者は一本の考える葦である。しかしそれは腹の減る葦である。(ブラーゾ・パスカッロ Blaso Pascallo)
361考える名無しさん:2007/01/03(水) 13:28:51
>>356

時間を作る方法はいくつかあります。

1. 授業準備で手抜きする。
2. 非常勤の給料を上げてもらい、その分副業を減らす。
3. 地球に対して光速に近いスピードで運動する。
362考える名無しさん:2007/01/03(水) 14:04:37
ズバ抜けた能力のある人がODでうろうろしてたらまずいかもしれんが
似たり寄ったりがかたや専任かたや非常勤なら運が悪かったくらいで
まあいいじゃないか。
運も実力のうち
363考える名無しさん:2007/01/03(水) 14:37:30
たしかにそれは言える。もの凄くすぐれた力量を持つ人は、いつかは仙人になっている。
まあそれ以外の並みの人間同士の場合、非常勤でも哲学する喜びはあるのだから、不満を持ちすぎるのはいかんな。
結婚もそうだが、人生の大きなところは、運だよ。
自分が才能ある人間に生まれたかどうかも運だし。
364考える名無しさん:2007/01/03(水) 14:41:12
運で年収1000万と年収700万がの差がつくのは容認できるかもしれないが、
運で年収1000万と年収200万の差がつくのは問題だろう。
365考える名無しさん:2007/01/03(水) 14:43:01
>>363
>いつかは仙人になっている。

それはいえるのだが、出来る人は早く専任にするほうが人的資源の有効な活用法であることは間違いない。
366考える名無しさん:2007/01/03(水) 15:19:35
東大京大出たODも今は仙人になるのは難しいの?
367考える名無しさん:2007/01/03(水) 16:16:27
ついに努力も公正な評価も棚に上げて「運しだい」。
いやね、そこまでこの問題を否定的に見たいのって
病気だと思うんだよね。
368考える名無しさん:2007/01/03(水) 19:36:53
>>367
だから逆に聞くけど、大学人事の腐敗にそんなに怒ってるなら
なんでそんなにして腐敗した業界にしがみつくの?
他に仕事なんかいくらでもあるじゃん。
逆に言うと、大学人事が腐敗するのは、大学しがみつくのが大勢いて
そこに利権が生まれるからなんだろうな。
大学人事を正常化したかったら、まず自分が身を引くことなんじゃないの。
アカポス欲しさの私利私欲でなく、
公のFairnessのために憤ってるんならできるだろ。
369考える名無しさん:2007/01/03(水) 19:48:12
>>366
燈台・鏡台出身のODのうち、今後、仙人になれるのは半数以下だろう。
370考える名無しさん:2007/01/03(水) 19:58:20
>>367
>努力も公正な評価も棚に上げて「運しだい」。

いや、「努力も才能のうち」という。君が勤勉努力型の性格に生れついたのは、君の努力のせいではなく、神様のサイコロの偶然性による。
だから、君の努力の成果が君に還元されなくても、文句はいえない。
371考える名無しさん:2007/01/03(水) 20:24:32
>>364
>運で年収1000万と年収200万の差がつくのは問題だろう。

教授の年齢まで非常勤を続けていれば、仙人との差はそうなる。
だが、それが絶対に許せないなら、40歳で見切りを付けて、別の職業に変われば、ずっと年収200万ということはない。
40歳が、判断のしどころではないか。
372考える名無しさん:2007/01/03(水) 20:42:36
哲学への未練をきっぱり断ち切って、翻訳家なり塾の経営者に転進すれば、
年収200万てことはない。
373考える名無しさん:2007/01/03(水) 20:53:51
文句があるんじゃったら転職したらええが、ねんご言うなしょうたれが!
というレスは虚しいだけなのだよ。
374考える名無しさん:2007/01/03(水) 20:59:44
>>371

40は遅い。35〜6才。
375考える名無しさん:2007/01/03(水) 21:00:15
にしてもだ。
例えば一家の父親が仕事やめたら一家が路頭に迷うし、会社にも迷惑がかかる、
母親が家事をやめたら家庭の諸々が機能しなくなって家族に迷惑がかかる、
子どもが勉強やめたら将来が台無しになるから家族に迷惑がかかる、等々
各人の仕事や勉強はそれぞれに社会的な意味を持っている。
でも、ODが哲学の研究やめたからといって、果たして本人以外の誰が困るんだろうね?
376考える名無しさん:2007/01/03(水) 21:04:18
>>375
>ODが哲学の研究やめたからといって

哲学者予備軍がいなくなるから弊害ありありだろう。釣りで言っているのか。
本棚には本が多くあるほうがよい。学問には知識が多くあるほうがよい。哲学もその一冊だ。
377考える名無しさん:2007/01/03(水) 21:19:00
>>374
>40は遅い。35〜6才。

いや、30代後半で専任に決まるケースも多いから、そこで決めろというのはちょっとつらい。
378考える名無しさん:2007/01/03(水) 21:27:37
>哲学者予備軍がいなくなる

何か問題あるの?
379考える名無しさん:2007/01/03(水) 21:28:00
>>375
>本棚には本が多くあるほうがよい。

それはそうだが、ある社会が維持できる哲学者の数には上限がある。
日本の専任ポスト700〜800が多すぎるとは思わないが、フランスのように社会が哲学を大切にするようになるには、
哲学の側から努力しなければいけない。
380考える名無しさん:2007/01/03(水) 21:33:51
>本棚には本が多くあるほうがよい。
>学問には知識が多くあるほうがよい。

無駄な本は無い方が良い。
無駄な知識は逆に無い方が良い。

お前、釣りで言ってるのか?
381考える名無しさん:2007/01/03(水) 21:37:44
>>379
そのためには、ポモとか文献学とかのシェアは減らさざるを得ないと思うんだよなあ…率直に言うと。
やはりアングロアメリカン系の哲学中心にシフトするのは必要ではないか。
現状ではドイツ系とか古代中世とかが幅を利かせすぎでは?
かつて(明治の頃)これらの分野が重要とされていて、その縄張りが負の遺産として残っているような…

スレ違い?失礼。
382考える名無しさん:2007/01/03(水) 21:52:56
>381
「ポモ」叩きがしたかったら別スレへ行ったら?

あと、「アングロアメリカン系の哲学中心にシフト」しても、
それはお前の言う「文献学」と何が違うの?

お前の言う「文献学」以上の試みって具体的に何? 
現在の日本の哲学アカデミズム内の誰が具体的にやってんの?
383考える名無しさん:2007/01/03(水) 21:56:57
>日本の専任ポスト700〜800が多すぎるとは思わないが
日本思想、東洋思想のポストはいいとこその数分の一。
ヘタしたらケタ一つ少ないのでは?
それから考えたら十分恵まれている。
むしろ、日本の大学では、なぜ西洋哲学の方が
日本思想や東洋思想よりデカイ顔しているのだろう?

>ポモとか文献学とかのシェアは減らさざるを得ないと思うんだよなあ
もともとポモとか文献学という枠での専任雇用があるわけじゃなく、
文学とか哲学専攻の一部の関心がそっち方面に流れているだけの話。
枠でなくて関心の問題なんだから減らしようないんじゃないの?
384ミネルヴァの梟:2007/01/03(水) 21:57:42
>>381
>アングロアメリカン系の哲学中心にシフトするのは必要ではないか。

私は、分析系かドイツ系かという問題ではないと思います。ギリシア哲学も含めて、研究者は一応専門領域を持つ必要があります。
でも、さらに大切なのは問題意識でしょう。過去の哲学者の再解釈を通じて、現代の課題に貢献するのが哲学研究です。
たとえば、アメリカの古典学者マーシャ・ヌスバウムはG.E.L.オーウェンの一番弟子ですが、彼女のギリシア哲学研究は現代の関心からなされているし、彼女はリベラル・フェミニズムの代表的論客でもある。
こういうのが、ありうべき哲学研究者の姿であって、テクニカルな言語分析に埋没する分析哲学には、私は批判的です。

385考える名無しさん:2007/01/03(水) 22:00:03
釣られてどうする。
386考える名無しさん:2007/01/03(水) 22:00:08
>>382
AIとか認知心理学とか言語学などの経験科学と接点がある哲学の分野だと、学際的研究の一部として一般にもその重要性が認められやすいだろうね。
過去の文献の研究や解釈も無くしていいわけではないが、比率としてはより up to date な分野が中心をしめるべきであると考えます。
387池袋のカラス:2007/01/03(水) 22:14:12
>>384
分析哲学も、究極的に目指すところは伝統的哲学と変わりませんが、いきなり大風呂敷を広げずに、小さい問題から詳細にコツコツやっていくのが
その特徴であり、また良いところだと思います。

先生の分析哲学観は渡辺二郎氏のような感じでしょうか?彼の分析哲学観は、戦後一時期のオクスフォード哲学には当てはまるかもしれませんが、
現代の分析哲学には当てはまらないと思います。

(渡辺先生の放送大学のテキストを見ましたが、ラッセルの記述理論とタイプ理論を混同しているようでした。)

ところで、スタンフォードの哲学科教授が Philosophy Talk というFMラジオの番組をやっています(Podcastでも聞けます)。一般社会に哲学の重要性を訴える方法として、
日本の偉い先生もこんな活動もしてください。


ttp://www.philosophytalk.org/
388ミネルヴァの梟:2007/01/03(水) 23:24:07
>池袋のカラスさん

私の分析哲学観はもう古いのかもしれませんね。御教示ありがとうございます。
私も、『純粋理性批判』を書いたカントよりはだいぶ若いので、勉強もし、啓蒙活動もしたいと思います。
哲学の専任ポストを守り、若いODの皆さんの将来を少しでも広げるためにもね。
389考える名無しさん:2007/01/04(木) 00:04:18
「啓蒙」されるべき人間は誰なんだろう。
390考える名無しさん:2007/01/04(木) 02:31:33
>>389
まず、君だろう。
391考える名無しさん:2007/01/04(木) 02:32:50
>>389
まず、君だろう。
392考える名無しさん:2007/01/04(木) 02:34:22
>>389
まずは、君でしょう。
393考える名無しさん:2007/01/04(木) 02:34:54
>>389
まずは、貴方でしょう。
394考える名無しさん:2007/01/04(木) 06:30:11
ところで、ODの俺たちの関心事、学術振興会の結果どうだった?
選考の仕方に、俺は文句あるんだが・・・。
395考える名無しさん:2007/01/04(木) 06:57:29
ようするに自分は大衆に啓蒙することが出来る高尚な人間である
と認められたい為に、大学の権威を利用したいというのが本音なのですね。
396考える名無しさん:2007/01/04(木) 07:12:10
>>394
補欠だった。補欠って、正規の順位が回ってくることあるんかいな?
397考える名無しさん:2007/01/04(木) 09:58:46
>>396
おめ。確率は高いよ。
398考える名無しさん:2007/01/04(木) 10:16:39
どうしようもなく保守的で腐り切っているね。
399考える名無しさん:2007/01/04(木) 10:54:30
>>397
ありがと。そうなのか。
400考える名無しさん:2007/01/04(木) 11:17:13
>>396
そんな有望なやつが2chなんかに来んなよ。
401ミネルヴァの梟:2007/01/04(木) 11:31:40
>>400
みんな生活は大切だ。足を引っ張り合うのはやめよう。

「人間を孤立させるものは哲学である。人間が悩んでいる人を見て、「お前は滅びたければ滅んでしまえ、私は安全だ」と密かに言うのは、哲学のおかげなのだ。」(ルソー『人間不平等起源論』)
402考える名無しさん:2007/01/04(木) 20:29:41
日本人はサラリーマンから哲学徒までおとなしいね。
経営者は楽チンで笑いが止まらないだろうな。
403考える名無しさん:2007/01/04(木) 21:07:02
うーむ、たしかにそれは言える。哲学者に「戦う姿勢」が希薄なのは、反省してみる価値はある。英米あたりでは分析哲学者もけっこう政治的主張を堂々とするよな。
404考える名無しさん:2007/01/05(金) 18:54:12
だって、日本の哲学徒は、「哲学」なんてしてないもん。
査読が何本とか、小心翼翼と「業績作り」をしているだけ。
(これは「煽り」ではなく、俺はそうでないと言える人がいたら、心から尊敬します
 そういう人には、たとえ職はなくても、神のご加護があると信じます。)
405折橋康雄:2007/01/05(金) 23:04:23
   ,,>- 、,,__,,,、、--‐‐‐;,,、'!      ヽ i、ィ、ソiiソ !
        /     {{,,、、-‐‐''~丶     ヽ.〉) \!
      ,、r'i   ,,、-''`´  '!     'i    '、. ', \ ヽ
      /i' .l,,┬''´      ヽ、   / r'⌒'、 i. iヽ '、  ヽ.
     / ! '/        ; *ヽ、,i .ノ   } } ./ '、_!`''-,、',
     /,,,,/         ソヽ'´ 'y'   'し‐'     ヽ 〉
     〈 ,';           ,'  !  {              ヾ
      y           { ◆ヽ
.     ,'           , ヘ. ヾ   iヽ、           ヽ
     ,'              ノ`''''`i''''"ヽ            ヽ
    ,'            /    i   ヽ            ヽ
.    ,'            ./|   |.    ヽ            ヽ
.   ,'           /‐'~~i`''‐;,,、、-‐'ヽ           ヽ
   ,'.           /   ヽ、      ヽ .            ヽ
.   ,'           ∧     ヽ.     ヽ            '、
   ,'           /  `丶=、_  ヽ、    ヽ        \ヽ _ _
-‐‐''‐- 、  i      /"""''ー''´ `丶-'     ヽ      i、,、‐'´ `  ,>‐-、、,,
`ヽ、   `ヾ.    /                 ヽ     /    /   ,r
  ヽ       /                   ヽ  

406考える名無しさん:2007/01/06(土) 00:23:20
戦後日本哲学の悲惨さはまだ続いている
407考える名無しさん:2007/01/06(土) 01:39:30
=======終了========

========以下労働と雇用に関する抽象的考察など開始========
408考える名無しさん:2007/01/06(土) 13:49:33
なぜ日本では会社員どころか比較的自由なはずの哲学徒まで
労働問題で派手に闘争出来ないのかは重要な問題じゃないか?
フランスなんかしょっちゅうやってない?
OD問題でやってるかは知らないけどね。
409考える名無しさん:2007/01/06(土) 14:45:12
ODが自分たちに職がないのは労働問題だって言って闘争?
そんなの、落選した議員が組合を作って、
失業した俺たちをなんとかしろ、と言っているみたいなもの。
物笑いの種にしかなりません。
410考える名無しさん:2007/01/06(土) 15:21:05
前に紹介があった首都圏非常勤講師組合は、けっこう頑張っている。↓
http://f47.aaa.livedoor.jp/~hijokin/
411考える名無しさん:2007/01/06(土) 17:47:59
組合で大規模なストライキでもやれば世間もメディアも注目するかも知れないね。
多分世間一般の人は非常勤の収入のことなんて知らないだろう。
日本人が一番気にするのは世間体でそれは大学首脳も大差ないから
メディアから派手に取上げられたらもしかして…
412考える名無しさん:2007/01/06(土) 18:27:56
ところで、専任の待遇を非常勤並みにしろという、この板のODの主張は、今度のホワイトカラー・エグゼンプションと方向は同じだな。
残業代を払わないというホワ・エグはつまり、正規社員の待遇を非正規社員に合わせるという方向だ。
だが、評判は悪いみたいだ。元官僚の労働問題学者のHPが役立つ。↓
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_4a4d.html
413考える名無しさん:2007/01/07(日) 01:33:20
まあ本気で非常勤の待遇変えたいなら
闘争するしかないね。
まあ無理に勧めないけどね。
414考える名無しさん:2007/01/07(日) 11:22:46
誰を相手に「闘争」するのさ?
415考える名無しさん:2007/01/07(日) 11:33:45
院卒って本当にアホだな。

もっと待遇を下げるべきじゃないかな。
416考える名無しさん:2007/01/07(日) 14:32:18
「闘争」かぁ・・・
何もかもが懐かしい。
417考える名無しさん:2007/01/07(日) 20:33:50
>>416
今日の朝日新聞・朝刊から。フランスの若者の話。
「若者にとっては、かつてドゴール政権をゆるがせた68年世代は、既得権益を手放さない守旧派に映る。美術館の仕事を探しているセシル・べリュグーさんは言う。「68年世代は今、社会の要職にいるのに、私たちの苦しい状況をまったく理解しない。」
418考える名無しさん:2007/01/07(日) 20:38:46
もう逃げ切ることしか考えてないだろあいつら。
しかし加藤典洋とか内田樹みたいなオッサンはみてて吐き気がするな。
419考える名無しさん:2007/01/07(日) 21:09:35
>>418
それはたんなる嫉妬と違う?
漏れ、今31歳だけど、
内田樹なんて、すごくカッコイイと思うけど。
420考える名無しさん:2007/01/07(日) 21:21:27
421考える名無しさん:2007/01/07(日) 22:33:21
内田樹は仙人の給料なくても、本で食べていける。
なのに教務部長も引き受ける責任感は偉いよ。
422考える名無しさん:2007/01/08(月) 21:25:03
今日の新聞に、育英会の奨学金を返済しない香具師に対する督促を強化する
みたいな話が出ていたが、安い時給で非常勤をやることで日本の大学の経営を
成り立たせているオーバードクター諸君には、返還猶予・免除ぐらいして
やっていいんじゃないかと思う。
423考える名無しさん:2007/01/08(月) 21:51:39
また甘ったれたことを...。
424考える名無しさん:2007/01/08(月) 22:33:32
専任にもなれなかった実力いまいちの奴は肉体労働してでも金返せ。
それでも哲学続けたい奴は働きながらでも僅かな時間で死に物狂いでやりゃいい。
ふざけんなボケ。
425考える名無しさん:2007/01/08(月) 23:22:07
>>422
まったくその通り。ODには、学部・大学院時代の変換を猶予するべきだ。
426考える名無しさん:2007/01/08(月) 23:29:30
>>422
安い時給で非常勤やらないでも、大学の経営は成り立つはず。
必要ないところに金が流れている。
427考える名無しさん:2007/01/08(月) 23:31:23
つまり、非常勤の給与かなり上げても大学の経営は成り立つよ。
428考える名無しさん:2007/01/08(月) 23:41:30
そう経営者に掛け合えば?
それ以外に方法は無いよ。

ただ、根拠も無しに言いっ放しは許されない。
429考える名無しさん:2007/01/09(火) 00:23:53
掛け合うわけねーじゃんこいつらがw
430考える名無しさん:2007/01/09(火) 16:15:56
大橋基ってどうよ
431考える名無しさん:2007/01/09(火) 21:59:07
非常勤講師が理事会に掛け合おうとしても相手にされないだろ。
非常勤の待遇の改善があり得るとすれば、
文部科学省がそういう方針を打ち出すか、
教授会がこの問題に熱心に取り組むかした場合だろうな。
432考える名無しさん:2007/01/09(火) 22:38:26
たいした問題じゃないしな。
433考える名無しさん:2007/01/09(火) 23:00:24
本当に優秀なのは仙人なってるし
434考える名無しさん:2007/01/09(火) 23:06:15
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1168333933/

「博士」より牛丼屋のバイトの方が優秀だよな。
435考える名無しさん:2007/01/10(水) 00:09:55
日本の大学の改革という観点から考えるなら、
専任教員を非常勤並みに簡単に解雇できる方策を考える方が、
建設的かもしれない。
大学は失業救済事業ではないんだし。
436考える名無しさん:2007/01/10(水) 00:22:13
>>434
大学の非常勤の教員は、通常大学から以外の収入で生活費を稼いでいる。
だから、牛丼屋のバイトとは切実さが違うのさ。
437考える名無しさん:2007/01/10(水) 00:26:26
じゃあ問題でも何でもないってことね。

>431の言うように「棚からボタ餅」を望む程度の切実感ということで。
438考える名無しさん:2007/01/10(水) 08:18:08
問題の切実さと、状況を改善する力が自分にはないことの自覚は、別問題。
たとえば、生活保護を受けている人にとって福祉政策は切実な問題だが、
彼らに国の福祉政策の変更に抗する力などないことは、
当人にも第三者にも明らか。
439考える名無しさん:2007/01/10(水) 09:33:55
言いたいことはわかるが国の福祉とごっちゃにしていいのかね。
院卒を雇わなきゃいけない義務は大学にないんだし。
例として不適当。
440考える名無しさん:2007/01/10(水) 10:33:39
>>439
そうそう。
仕事をえり好みしている時点でもう生活保護者とは同一視できないよ。
441考える名無しさん:2007/01/10(水) 12:11:38
院卒は大学が面倒見るべしという発想は捨てなきゃね。
そう思い込んでるとしか思えない。
442考える名無しさん:2007/01/10(水) 13:03:19
大学院に入ってくる連中の多くは、
院卒が厳しい現状にあることを具体的に知らないで
入ってくると思う。
そのくせ大学は説明責任を十分果たすことなく、
予定人数確保するために、どんどん院生を増やしている。
(院生を増やさないと予算を確保できない。)
従って、総体としては院卒の面倒をみる責任が、
大学にはあるんじゃなかろうか。
443考える名無しさん:2007/01/10(水) 13:34:46
マスターからドクターに進むタイミングで、
「君は生き残れないよ」って教えてあげる必要があると思う。
444考える名無しさん:2007/01/10(水) 19:50:08
>>442
おまえこれ名前と顔明らかにしてジャーナリズムで言ってみ。
445考える名無しさん:2007/01/10(水) 20:03:17
>>443
ドクター生として採らない=君は生き残れないよ
じゃないの? やっぱ採るからには指導教官もい
くらか責任持つでしょ。
446考える名無しさん:2007/01/10(水) 21:41:52
>>442
俺は、大学院の面接でそのことを十分に説明されたぞ。
447考える名無しさん:2007/01/10(水) 21:57:38
>>442はネタか釣りだろ。
448考える名無しさん:2007/01/10(水) 22:37:39
>442
そんなことより、お前、オムツの中身がパンパンだぞ?

早く指導教官に換えてもらえ。
449考える名無しさん:2007/01/11(木) 07:54:58
自演乙
450考える名無しさん:2007/01/11(木) 08:57:01
Googleに行けばいいんじゃね?博士しか取らないらしいし。
451442:2007/01/11(木) 11:23:37
自演じゃないです。まともな議論はもう終ったようですね。
452考える名無しさん:2007/01/11(木) 12:24:32
非常勤の手当少し上げてなんて交渉しようとしても門前払いなの?
453考える名無しさん:2007/01/11(木) 12:40:58
もうみんな日本を諦めてるから。
専任も非常勤も大学を良くしようなんて思ってない。
学生も大学でいい教育受けたいなんて思わない。
政治家も経営者も役人も、日本がどうなっても構わない、自分さえ儲かればいい。
それが美しい国。
454考える名無しさん:2007/01/11(木) 20:27:50
哲学もアクチュアルにやればいいじゃん。
社会学ばっかり目立つのもいい傾向だと思えないし。
455考える名無しさん:2007/01/11(木) 22:22:24
>453
俺は何もあきらめてはいない。
全然あきらめたい気がしない。

ただ、お前(=>>431=>>442)のような無気力な人間が
公金でメシを喰うことを「諦める」ことには双手を挙げて賛成。

「自分さえ儲かればいい(それも何の努力もせずに楽々と)」と切々と訴えているくせに
てめえのことを棚上げして一丁前に>>453のような皮肉めいた愚痴を垂れ流す恥知らずは、
自分がみくびった社会の片隅でたっぷりと辛酸を味わうべき。
456考える名無しさん:2007/01/13(土) 15:15:16
結局結論は変わらないっとことか
457考える名無しさん:2007/01/20(土) 15:29:35
>皮肉めいた愚痴を垂れ流す恥知らず

自己批判ができないものには哲学は難しいだろうねw

それにしても他人の足を引っ張ることに血眼を上げているやつは
自分だけよければいい人間よりもよっぽど悪質だよなw
458考える名無しさん:2007/01/20(土) 23:08:31
>457
>歴史に名を残したニートを挙げるスレPART6 [世界史]

お前、こんなスレッド読んで溜飲下げてんの? アホか?
459考える名無しさん:2007/01/20(土) 23:37:47
>>458
よくわからん。
そのスレを見てるやつは
ニートとオーバードクターを重ねているんじゃないの?

OD叩きの基本構造はニート叩きと同種だったし。
460考える名無しさん:2007/01/21(日) 00:03:49
やっぱしお前馬鹿だな。
461考える名無しさん:2007/01/25(木) 00:47:46
こんなスレあつた。

博士号・修士号持ちなのにその日暮らしVol.4
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/okiraku/1168752095/
462考える名無しさん:2007/02/04(日) 14:43:45
あれ?
463考える名無しさん:2007/02/06(火) 21:05:38
柄谷行人●オーバードクターに救済の必要なし(論座3月号)
464考える名無しさん:2007/02/06(火) 21:15:25
>博士号・修士号持ちなのにその日暮らし

「なのに」じゃなくて「だから」だろ。
465考える名無しさん:2007/02/12(月) 16:57:41
【大学】文系の博士号、難しすぎ? 修業年限内に博士号を取った学生、理系の3分の1以下
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1171245898/

【社会】 "文系の博士号、難しすぎ?" 博士号の取得率、理系の3分の1以下★2
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1171264580/
466考える名無しさん:2007/02/13(火) 02:17:33
>>461
最近静かになったと思ったら
そのスレに住人が流出しちゃったみたいだね。
467考える名無しさん:2007/02/14(水) 15:10:11
>>465 次スレ
【社会】 "文系の博士号、難しすぎ?" 博士号の取得率、理系の3分の1以下★3
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1171336245/
468考える名無しさん:2007/02/22(木) 02:27:05
非常勤低賃金で搾取してる大学の先生って生きてて恥ずかしくないの?
469考える名無しさん:2007/02/22(木) 17:48:07
非常勤講師を搾取してる大学の専任教員って生きてて恥ずかしくないの?
470考える名無しさん:2007/02/22(木) 18:01:41
471考える名無しさん:2007/02/22(木) 18:30:42
>>470
40ならぜんぜん若いと思う。なんか寝ぼけた漫画だな。
本当の地獄はそれからなんだが。
472考える名無しさん:2007/02/22(木) 20:19:28
40で非常勤暮らしだったら十二分にアウトだろ
35で無理だったらさっさと田舎帰れって話だ
473考える名無しさん:2007/02/22(木) 20:22:59
キヤノン請負労働者「生身の人間。正社員と同じ賃金を」
http://www.asahi.com/life/update/0222/004.html

キヤノンの工場で請負で働く大野秀之さん(32)が22日午前、衆院予算委員会の公聴会に招かれ、
非正規雇用の労働者の思いを語った。長年にわたる職場の「偽装請負」も指摘し、
「厚生労働省は労働者派遣法を適用して直接雇用をキヤノンに指導してほしい」と訴えた。
474考える名無しさん:2007/02/23(金) 01:17:49
問題系が全く違う。

社会は工場や労働者を必要としているが、大学や研究者を必要とはしていない。
475考える名無しさん:2007/02/25(日) 11:23:30
お前は必要ない、替わりは幾らでもいる…
そう言って労賃を値切るのは常套手段
476考える名無しさん:2007/02/26(月) 18:55:12
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070226-00000030-san-bus_all

非常勤の低賃金レベルは明らかに公序良俗に反するので、訴えれば勝てるよ。
477考える名無しさん:2007/02/26(月) 18:56:33
このリンク先のニュースはあんまり関係ないけどねw

問題は非常勤どもがストもできない腰抜けばかりということかな。

478考える名無しさん:2007/02/27(火) 01:37:42
479考える名無しさん:2007/02/27(火) 01:43:09
レプトン●大学院博士課程単位取得●土木作業員
http://money5.2ch.net/test/read.cgi/recruit/1165389665/
480考える名無しさん:2007/02/27(火) 04:36:35
工学部卒業のボクも哲学の博士課程にいけますかね?
481考える名無しさん:2007/02/27(火) 05:10:12
でもおまえらだってそのうち専任になると忙しさにまぎれ知らないうちに

歴史は繰り返す
482考える名無しさん:2007/02/27(火) 11:36:57
哲学の求人今全く出てないね・・・・・・・
483考える名無しさん:2007/02/27(火) 19:22:31
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070227k0000m020146000c.html

大学でも最低賃金あげて、学問でまともに生活できる人間が増えれば、日本の学問レベル、文化のレベルも向上するね。

大学経営者は、そんなの真っ平ごめんだろうけどねwww
484考える名無しさん:2007/02/27(火) 21:05:42
何故かオーバードクターの味方すが秀実
http://www.kojinkaratani.com/criticalspace/old/special/suga/np020203.html
485考える名無しさん:2007/02/28(水) 23:33:40
近畿大学就職前の記事だよな、それ。
486考える名無しさん:2007/03/01(木) 20:15:00
487考える名無しさん:2007/03/02(金) 06:58:44
なんかいかにも就職活動中って感じの女子大生が真昼間の
ファーストキッチンで胸とかバンバン揉ませてるわけ。同じ年くらいの
男子大学生ぽい奴に。しかもスーツの内側に手入れて直で揉んだり
してるわけ。なんか女のほうも廻りを気にしながらも小声で
笑ったりしてるわけ。「ヤダァ♪」とか言いながら。

俺は思ったね。お前ら独身中年なめんな、と。お前らのすぐ隣に座ってる
俺はお前らの様子見ながら正直、勃起してんだよ。ていうか信じられないよ。
素人同士で金のやり取りもなく胸揉むなんてよ。俺はヘルスで平均40回ぐらい
揉むわけ。12,000円で40モミ。1モミ300円。俺はそいつら見ながら「あ、300円」
とか「また300円」とかカウントしてたわけ。で、そのカウントが6,000円ぐらいに
達した時、突然こみ上げてきたわけ、嗚咽が。押さえ切れないほどの憤怒が。
で、声に出して泣き出しちゃったわけ。真昼間のファーストキッチンで。独身中年が。

急に声をあげて泣き出した俺を珍獣でも見るように一瞥した挙句、クスクス笑いながら
店を出ていくそいつらの後ろ姿を見ながら俺は思ったわけ。これはもう階級闘争だ、と。
謂なき触穢の鉄鎖に蹂躙された日陰者の人権は闘争によってしか解放されないのだ、と。
そんなわけで俺は闘うわけ。ここに常駐するグズなお前らも闘え。取り戻せ。矜持を。
488考える名無しさん:2007/03/06(火) 18:34:22
489考える名無しさん:2007/03/19(月) 02:48:24
非常勤搾取してる大学の先生って、日本国に敵意を持ってるの?
日本国を潰したいの?
490考える名無しさん:2007/03/19(月) 02:54:32
日本国に敵意を持つだけで、搾取は出来ない。
人間に敵意を持つものにだけ搾取が出来る。
491考える名無しさん:2007/04/01(日) 13:16:11
492考える名無しさん:2007/04/01(日) 17:17:23
■「勝ち組」からの応答──赤木論文を検討するhttp://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20070322/p1

日本文化チャンネル桜は、平成十九年三月三十一日をもってスカイパーフェクTV!Ch.767における
24時間放送を休止し、同Ch.241「ハッピー241」の夜の時間帯で放送を続けることになりました。

※「ハッピー241」での放送時間(4月1日?)は、以下のとおりです。スカイパーフェクTV!
の受信環境があれば、どなたでも無料でご覧になれます。
       【月?金】18:30?21:30/23:00?24:00
       【土・日】21:00?24:00

http://www.ch-sakura.jp/index.html

494考える名無しさん:2007/04/07(土) 22:23:37
これからは研究者が常勤のポストにつける確率は非常に低くなる、というか既にそうなっている。
かなり実力ある人が相当努力しても、せいぜい非常勤のコマがいくつかもらえるだけで、収入が年に150万円程度という
状態で終わる可能性が非常に高い。

大学院まで行って、博士論文書いて、場合によっては留学もして、それで年収150万。
もちろん、運がよければ(実績なしでも)教授になれるが、それでもせいぜい年収1000万ちょっとだ。
(しかしその可能性は極めて低い。)
すなわち、期待値的にはリスクがとてつもなく大きく、リターンは異常に小さい。

研究の楽しみは金に変えられないというが、実際は予備校や塾、場合によっては警備員やコンビにのアルバイトで忙しくないり、研究はできない。

つまり、経済的には極貧で、生きがいも見出せない生活を強いられる。端的に言えば日本社会から「氏ね」と宣告を受けるわけだ。

実際、この業界に進んで、食えずに自殺した人や過労で死んだ人を複数知っている。

絶対に研究者など目指すべきではない。
495考える名無しさん:2007/04/07(土) 22:39:37
>>494
でも年収200万前後でも好きなことで召し食ってるってだけで、幸せ
なODもいるわけで。この点はアニメ業界とかと全く変わらんよ。
496考える名無しさん:2007/04/11(水) 23:26:13
国家としてこの現状はほんとうにヤバイ。
どうすんの?
497考える名無しさん:2007/04/12(木) 20:29:41
そもそも年収150万やそこらで暮らしていけるのか
498考える名無しさん:2007/04/13(金) 01:00:05
実家か嫁に寄生
499考える名無しさん:2007/04/13(金) 01:11:16
私立大学の職員の異常に高い給与をまかなうために人権無視の低賃金で働かされてるのに、
大学で教えるのはやりがいがある仕事とかいってる奴ってどれほど頭悪いんだよ。
そんな幼稚園児並みの社会認識で大学生教えんな、ヴォケ!
500考える名無しさん:2007/04/14(土) 14:47:28
501考える名無しさん:2007/04/15(日) 08:33:35
他人の金をちょろまかして好きなことをやろうという腐った根性から改めた方がいい。
502考える名無しさん:2007/04/15(日) 12:08:04
デイトレの勉強するとか。
503考える名無しさん:2007/04/17(火) 13:38:27
3時まで株取引その後は哲学研究
504考える名無しさん:2007/04/17(火) 14:01:26
某ニート氏のように100億円設けて、哲学研究所を設立。
505考える名無しさん:2007/04/17(火) 20:03:31
2chで議論するのもいいが、その問題で論文書いて常勤にのし上がるぐらいの気概がほしい
506考える名無しさん:2007/04/17(火) 21:23:56
最近出た、ハンス・アヴィング『金と芸術 なぜアーティストは貧乏なのか』は示唆的だ。
要するに、芸術は何といっても皆が尊敬しているから、たくさんの人がやりたがる。芸術で食べていける人数をずっと越えて人が集まるから、供給過剰。その結果、芸術活動の「周辺」には、低賃金でもありがた働く「芸術関連労働者」がたくさん生じる。

哲学のODも同じだ。会社員になるくらいなら、食えなくても哲学をやりたい人は一杯いる。これは、哲学はそれだけ価値が高いってことだ。
507考える名無しさん:2007/04/17(火) 21:55:57
>>494
>経済的には極貧で、生きがいも見出せない生活を強いられる。絶対に研究者など目指すべきではない。

いや、違うな。年収200万で、好きなことやって生きられるのは極楽だ。研究者を目指す人は、これからも絶対減らない。
508考える名無しさん:2007/04/18(水) 01:48:38
おお、そうだとも!! 樽に住んだディオゲネスを思い出せ。
哲学するのに、年収200万もいらない。
509考える名無しさん:2007/04/18(水) 02:03:12
>>508
漏れ、タルには住めねー。女房も子供の家もほちいようううう。
510考える名無しさん:2007/04/18(水) 02:40:08
>>509
そんなこというと、「オーバードクター問題」そのものがそもそもなかったということになってしまう。利敵行為だぞ、おめー。
511考える名無しさん:2007/04/18(水) 08:24:11
>>508
実際問題として、「哲学が出来ればあとは何もいらない」というような上昇志向がなく欲が極端に少ない人は、哲学やらせてもたいしたことができない。
哲学に対して(あるいはほかの事に対してであれ)意欲的で、哲学で大きな仕事をして社会的にも認知されたいと考えている人(その意味で上昇志向のある人)のほうが、
哲学で重要な仕事をする可能性が高いと思う。

知的な人材の資源の基礎として哲学は社会にとっても重要なので、前者のような人しか哲学研究者を目指さなくなるような現状のシステムは、社会にとってもよくない。

そのことは50年後の日本の凋落ぶりによってはっきりする。
512考える名無しさん:2007/04/18(水) 12:57:25
>>511
>実際問題として、「哲学が出来ればあとは何もいらない」
>というような上昇志向がなく欲が極端に少ない人は、哲学
>やらせてもたいしたことができない。

なるほど。(>>507>>508じゃないけど)
ただ、「哲学が出来ればあとは何もいらない」的な人も
沢山いるような業界でこそ、「哲学で大きな仕事をして
社会的にも認知されたいと考えている人」も出てくるん
じゃないか。初めから母集団が小さく貧しいと、優秀な
人材自体が育たない。

「哲学が出来ればあとは何もいらない」人でも哲学はやって
いるわけだから歓迎すべきで、そういう人達さえいられなく
なる業界は、もうお終いだろうと思う。

513考える名無しさん:2007/04/18(水) 22:21:54
>>506
なーるほど、「自分は芸術に参加している」という意識ゆえに、どんな低賃金にもありがたく耐えて働く「芸術労働者」がたくさんいるのと同様に、ありがたく非常勤講師を「拝命する」哲学労働者が増えているわけなんだ。
514考える名無しさん:2007/04/18(水) 22:47:49
つまらない上昇志向は持たなくていいから先鋭な批判意識を持って下さい。
515考える名無しさん:2007/04/18(水) 22:53:19
客員でも非常勤でも、
講師になるくらい研究してるなら本とか出さないの?
516考える名無しさん:2007/04/19(木) 04:35:13
>>515
非常勤だけのODも、40歳前に本出す人はたくさんいる。
ただし、学術出版は収入にはならず、むしろ持ち出しではある。
517考える名無しさん:2007/04/19(木) 19:56:13
日本の哲学研究者がやってることはソレルス風に言うと芸術じゃなくて文化だよ。
518考える名無しさん:2007/04/19(木) 23:30:15
好きなことは自分の金でやる。

資本主義社会の原則です。
519考える名無しさん:2007/04/19(木) 23:38:32
>>518
>好きなことは自分の金でやる。

いや、それが"売れる"んだよ。 古代ギリシアのソフィストと同じさ。問題は、売値が高低という問題だけさ。
520考える名無しさん:2007/04/19(木) 23:40:52
いいアイディアがあるんだが。
521考える名無しさん:2007/04/20(金) 00:32:47
素朴な疑問なんだが、明らかに駅弁大学淘汰の時代に突入した日本では、
本当に才能と実力のある研究者(の卵)であっても、アカポスを獲得する
ことは難しくなっているわけだから、そういう人は海外の大学でポストを
獲得すればいいんじゃないのかな。実際いくらでもいるでしょう、そういう人は。
それができないなら、できない理由を教えてもらいたい。

普通に考えて、現状の日本の人文系の学科、講座の縮小傾向からして、
1.異常人というほか無いほど、頭が良くて研究者または哲学者としての才能のある人
2.異常人というほか無いほど、目端が利いて、政治的立ち回りが上手い人
3.異常人というほか無いほど、学問に理解があり・金を持っている親に恵まれている人
4.異常人というほか無いほど、貧困な生活に平気で耐えることができ、末期悲惨は覚悟のもとという人
以外は、ODで、明確な希望もないのに、日本の大学に残っていてもあまりいい結果にはならないでしょう。
要は、そこそこ頭が良くて、哲学研究も好きだけど、能力的には凡庸だと自覚している人が、
大学に残って、アカポスに執着する理由が分からないんだが。
522考える名無しさん:2007/04/20(金) 00:48:09
>>521
それはちょっと、「パンが無いならケーキを食え」式の議論じゃないかなあ。
日本国内の競争に負けた人が、ましてや海外でポストみつけられないでしょう。
別に欧米の大学はポストが余ってるというわけでもないのに。フランスとかはOD問題が日本同様深刻らしいぞ。
あ、でも外国っていってもアジア圏ならまだ可能性あるか。

>そこそこ頭が良くて、哲学研究も好きだけど、能力的には凡庸だと自覚している人が、
>大学に残って、アカポスに執着する理由

・研究がある程度続けられる程度のヒマがとれる
・最低限の生活は保障される
・30歳OD職歴無しとかでも雇ってくれる

くらいの条件が揃えば、移るひともいるんじゃない?
523521:2007/04/20(金) 01:15:00
>>522
>でも外国っていってもアジア圏ならまだ可能性あるか。
基本的に俺もそう思う。早い話が現在只今日本の「高度成長期=駅弁大学
乱立期」と似た状況にある国に行けばいい。外国語ができないとか、海外は
いやだ日本から離れたくない、とかいった理由で、リサーチすらしない人なら
そんな程度の人には、日本でも大学の哲学研究者になって欲しくない。
つまり、
>日本国内の競争に負けた人が、ましてや海外でポストみつけられないでしょう。
これに該当する人が、日本の大学に固執しても仕方がないとしか言いようがない。

ちょうどタイミング良く、柄谷行人による『抵抗の場へ−あらゆる境界を越えるために』
マサオ・ミヨシ×吉本光宏(洛北出版)の書評が出ている。
柄谷が嫌いな人も、マサオ・ミヨシなぞ認めない、興味ないという人もいるだろうけど、
ここで紹介されているエピソードが事実だとして、俺にもこれくらい出来るという確信も
持てない人は才能がないから、哲学研究者など諦めたほうがいいと思う。
(才能がある人は、普通それを自覚しているし、周囲も支援する場合が多い。
時代に先駆けすぎた天才は、その限りではないかも知れないが)
524521:2007/04/20(金) 01:18:08
上述の書評のURLを貼り忘れた。ごめん。
ttp://book.asahi.com/review/TKY200704170208.html
525考える名無しさん:2007/04/20(金) 01:22:31
>>519
需要が無いから売値が低い。

資本主義社会の原則です。
526考える名無しさん:2007/04/20(金) 01:31:30
>>518
経済学の博士号持ってるけど、そんな原則しらないなあ。
誰の教科書のどこに書いてあるの?
527考える名無しさん:2007/04/20(金) 01:33:36
>>522
まったく知らない俺がなんなんだけど、フランス哲学専攻の日本人を台湾大学とかが欲しがるのか?
日本思想史系ならまだしも
528521:2007/04/20(金) 01:40:36
最後につけたし。
そもそも、20世紀(特に後半)は「難民と亡命の時代」だったわけで、
哲学に限って言っても、アドルノを始め、海外に亡命して辛酸をなめながら
(多分ね)、業績を挙げ続けた人々は枚挙にいとまがないわけでしょう。
そういった哲学者の著作に依拠しながら、「オリジナリティ」のある、
「建設的批判」即ち、国内でしか通用しない枝葉末節にこだわった、粗探しに
限りなく近い「論文」を書いて、それで一体何がどうなるのさ。
まだしも横縦屋の方がマシだと思う。
話がそれたが、哲学と哲学者の実存の問題は、基本的に別だとは言え、
俺は哲学をやっているし、やり続けたいのだ、画期的な業績を挙げたいのだという
人が、海外に出るのは自信がないからイヤだ、日本での大学のポストを寄越せ、
メディア知識人になって「尊敬」されたい、等が本音だっていうのなら、
そりゃ聞いてて馬鹿馬鹿しくもなるって。
529考える名無しさん:2007/04/20(金) 01:53:09
非常勤の問題に関しては、大学の経営者が一番悪い。
見てみぬふりの専任も悪い。
しかし、黙ってる非常勤も悪い。
自分にとっても社会にとっても悪い。
530考える名無しさん:2007/04/20(金) 02:14:27
しかし非常勤だけのひとは、へたに動くと自分の身を滅ぼすので、やむをえない面もある。
そこでだ
531考える名無しさん:2007/04/20(金) 02:45:27
東南アジアなど、これから質的な近代化が進む国では哲学教師の需要が生まれる。
英語で講義できればポストはあるし、日本文化にルーツをもっていれば、アジアにフィットするという点でイギリス人などより優位に立ちうる。新しい就職先を全世界に開拓しようじゃないか。それでこそ哲学者だ。
532考える名無しさん:2007/04/20(金) 03:02:16
>>521
>>531
その通りだね。激しく同意。
となると、英語は必須だね。
しかも講義をこなせるだけのそれなりに高い英語力。
あと、日本人として哲学教師をやるのだから、
西洋哲学だけでなく、日本の哲学を一通り抑えてない
と駄目だね。しかもそれを英語で講義できれば、
世界中にポストは見つかるだろう。
ただそうするにしても西洋哲学の専門知識は欠かせない。
英語のみならずもちろんドイツ語もフランス語もやっておく
必要があるな。でないと、なかなか世界市場では
活躍できないと思う。
とにかくいまの日本の哲学科のアカポス志望学生は、
生き残りをかけて、専門に加えて、英語+日本哲学の素養を
早めに身につけるべきだね。

533考える名無しさん:2007/04/20(金) 10:06:55
知人のある学者は、専任で、西洋哲学専攻だが、燈台倫理学科出身なので日本思想のことも一応分かる。
「日本のことを話してくれ」と言われて、ヨーロッパの大学に集中講義に毎年行っている。別に語学の達人ではないが、日本思想についての初歩的な話ができるだけで、向こうではずいぶん歓迎されている。
英語と日本哲学・思想の素養がいくらかあれば、ポストは世界中にかなり広がる。
534考える名無しさん:2007/04/20(金) 11:03:01
日本でさえ教員はほぼ100パーセントコネ採用なのに、日本人が他のアジア諸国で普通に大学のポストを得られると思ってる小学生乙。
535考える名無しさん:2007/04/20(金) 11:21:25
>>534
違うな。私は専任で、たくさんの大学の事情を知っているが、日本の哲学教員採用のコネ率は約半分だよ。
それから、他分野では、アメリカでドクターを取った30代前半の若手が、シンガポール、香港、オーストラリアなどで結構ポストを得ているよ。
536考える名無しさん:2007/04/20(金) 11:30:44
日本で英文学の教員を採用する場合、ソウル大学で博士を採った人間とアメリカの二流大学でPhDをとった人間のどちらを採用するか考えてみよう。
537考える名無しさん:2007/04/20(金) 11:33:34
>>535
JREC-INに出てる公募数と年間採用数を考慮すると、コネが半分だけというのはありえないんじゃないの?
538考える名無しさん:2007/04/20(金) 11:37:57
>>536
哲学は英文学じゃないのでそれは間違った比較だろう。
日本人なら西洋哲学だけでなく東アジアを視野に入れた
日本の思想のことも分かるわけだから、
そういう意味で欧米出身の人間よりも強みはあるよ。
539535:2007/04/20(金) 11:43:58
誤解がないように補足するが、ポスドクを採用する専任講師クラスの人事は、コネと公募が半々ということ。
有力大学の専任人事は、実績のある人をスカウトするから、それも母数に入れれば、全体の25%くらいが公募だろう。

JREC-INに出てる公募数以外にも、「学内公募」といって当該学部以外の表には出ないものがかなりある。かなりの応募数があるから、その中では実力のある人に決まるよ。
540考える名無しさん:2007/04/20(金) 11:44:24
専任の異動を含めると、日本ではコネ率ほぼ100パーセントということはないですよ。
専任でない人が専任になる場合は、それに近いかもしれません。
日本では、どこかに既に正式に所属しているということが非常に大切なんですね。
541考える名無しさん:2007/04/20(金) 11:57:13
>>540
むしろ逆で、非専任が専任になる場合がコネと公募が
半々ぐらいだってことだよ。ただ、JREC-IN に出ないような
公募もあるから、純粋にどこまで公募かと言い出せば
キリはないと思うが。
542考える名無しさん:2007/04/20(金) 12:00:28
>>535
非常勤のピンはねしてる泥棒乙。
543考える名無しさん:2007/04/20(金) 12:01:37
>>540
すでに専任でないと専任になれないとすると、「最初に専任になる」チャンスはゼロということになりますよね。
実際は、非常勤をいくつか経験したという意味の「教歴のある」ポスドクが、専任講師になる例が多いのではないですか。
544考える名無しさん:2007/04/20(金) 12:04:34
JREC-INに出る哲学公募って年間2-3くらいでしょ。
その2倍が全体の採用数と考えたら、まあだいたいそんなもんじゃないかな。
545考える名無しさん:2007/04/20(金) 12:17:55
>JREC-INに出る哲学公募って年間2-3くらいでしょ。

10よりは少ないが5よりは多いと思う。全体として541氏の言うのが正しいのでは。
546考える名無しさん:2007/04/20(金) 12:50:30
お前ら、俺が10年後海外でポストを得られるようにするため
日本哲学を発展&体系化してくれ
そもそも他の分野は世界でもトップクラスなのにどうして哲学はダメダメなのかね?
547考える名無しさん:2007/04/20(金) 13:04:45
ダメダメなのは日本語という言語の壁が大きいと思う・・・
548考える名無しさん:2007/04/20(金) 13:36:48
>そもそも他の分野は世界でもトップクラスなのにどうして哲学はダメダメなのかね?

哲学の本場はあくまでも欧米で、日本人研究者はいくら優秀でも「認めてもらう」立場でしかない。
英文学や仏文学なんかとおんなじで、決して第一人者にはなれないよ。
549考える名無しさん:2007/04/20(金) 13:43:06
>>548
>日本人研究者はいくら優秀でも「認めてもらう」立場でしかない。

中国人やその他アジア諸国出身の一流の哲学者はいくらでも
いる。そんなこと言っても通らないよ。
550考える名無しさん:2007/04/20(金) 13:43:52
>>546
>そもそも他の分野は世界でもトップクラスなのにどうして哲学はダメダメなのかね?

欧米にも、もはや"大物"の哲学者はいない。小粒の"哲学研究者"が普通だ。だから、日本の学者も彼らとそんなには違わないよ。
551考える名無しさん:2007/04/20(金) 13:56:49
本筋と関係ないですが、経済的にはこれからはアジアが世界の中心になる、という
説は強いですよね(正しいかどうかは知りませんが)。
それと同じで、中国思想やインド哲学が世界の主流になる、という可能性は、
ないですか。日本は西洋哲学も中国やインドの思想もキリスト教も儒教も仏教も
入り込んで混交している、という点では、世界でもまれな国だと思うので、
その状況を生かして優位に立つことは、不可能ではないと思うのですが。
当面のオーバードクター問題とは関係ない話ですいません。
552考える名無しさん:2007/04/20(金) 14:03:31
>>551
中国思想やインド哲学が世界の主流になるのではなく、中国やインドの国力が増せば、西洋近代とアジアの伝統との「総合」がそれぞれ課題になる。その点で、日本における西洋哲学の受容の歴史のある地点にいる我々との接点が生まれるということだ。
553考える名無しさん:2007/04/20(金) 14:16:02
>>552
まさにそうです。西洋哲学とアジアの伝統との総合の点では、日本は本来
「先進国」といっていいはずなので(現実がどうかは怪しいですが)、
その点の優位を生かす方法はないものかと思うわけです。
554考える名無しさん:2007/04/20(金) 15:51:39
弁証法的日本哲学展望論と名づけよう
555考える名無しさん:2007/04/20(金) 17:28:11
軽く日本史とか日本思想史とか勉強しておけば、
中国にはたぶんポストあるぞ。
そういう話はたまに聞く。ネット上にもいたよなそういうブログ書いてる人。
ただしあっちでいくら稼いでも日本円にしたら屁みたいなもんだから、
一度行ったら骨を埋める覚悟になる。
まあそれが転機になって日本から声がかかれば別だけど、そういう可能性も低いだろうな。
556考える名無しさん:2007/04/20(金) 19:02:47
神々の微笑(芥川)ですか?
557考える名無しさん:2007/04/20(金) 20:55:23
>中国にはたぶんポストあるぞ。

おお、そうか。日哲でも中国との交流やったし、廣松渉は漢訳されているし、物価が安い中国に住んで哲学するのも悪くないな。
558考える名無しさん:2007/04/20(金) 20:58:20
上海だと日本より高かったりする
559考える名無しさん:2007/04/20(金) 21:18:35
給料の問題は大きいかもしらんが、都市圏だと
アジア諸国でも日本と大差ないんじゃないかと思ふ。
560考える名無しさん:2007/04/20(金) 22:10:04
文系の板で院生の溜まり場みたいなとこがないからここに書くんだけど、
みんな学振は出すわけ?
話題として必ずしもスレチではないとおもうが。
561考える名無しさん:2007/04/20(金) 23:04:22
哲学なんて大向こうに受けなきゃ意味ない学問なんだよ。
いくらOD作っても無駄。
OD諸君は制度に頼らずいかに受けを狙って行くか
自分を売り込んでゆくか考えるべき。
562考える名無しさん:2007/04/21(土) 00:07:54
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070419AT3S1800G18042007.html

ピンはねしてる人殺しども、恥をしれよ。
563考える名無しさん:2007/04/21(土) 00:10:14
>哲学なんて大向こうに受けなきゃ意味ない学問なんだよ。

確かに一面の真理を言い当てている。だが、それができるには、コツコツと翻訳や文献研究の積み重ねも必要だ。
大向こう受けする哲学と、文献フェチは、車の両輪なんだよ。
564考える名無しさん:2007/04/21(土) 00:41:35
バージニア工科大の話は人事じゃないな。日本哲学会か何かで、ぼろぼろになったODが「オレの人生どうしてくれる」とパネリストの教授たちを撃ち殺す事件が起きないことを祈る。
565考える名無しさん:2007/04/21(土) 00:45:40
562みたいな奴、こわいなぁ。
566考える名無しさん:2007/04/21(土) 01:52:40
>>562
恥を知るべきなのはお前の方だろう。

何で派遣労働問題と糞のような「OD問題」なんかが同列に扱われなきゃいけねえんだよ。
見え透いたミスリードしてんじゃねえ。

クソODは道楽でやってるお遊戯に過ぎないが、
派遣労働の人間は必ずしも自分のやりたいと思っているものではない仕事に身を削って生きているんだよ。

尻馬に乗ろうしてんじゃねえよ。
浅ましいったらありゃしねえ。
567考える名無しさん:2007/04/21(土) 05:29:36
恥を知るべきなのはお前の方だろう。

何でOD問題と糞のような「派遣労働問題」なんかが同列に扱われなきゃいけねえんだよ。
見え透いたミスリードしてんじゃねえ。

クソ派遣は道楽でやってるお遊戯に過ぎないが、
ODの人間は必ずしも自分のやりたいと思っているものではない講義に身を削って生きているんだよ。

尻馬に乗ろうしてんじゃねえよ。
浅ましいったらありゃしねえ。
568考える名無しさん:2007/04/21(土) 08:02:17
>ODが「オレの人生どうしてくれる」とパネリストの教授たちを撃ち殺す

哲学科のODは羊のようにおとなしい奴ばっかだから、あまりありそうにない。
569考える名無しさん:2007/04/21(土) 08:10:56
愚にもつかない自己満足の「哲学」に勝手に打ち込んだ挙句ぼろぼろになったODが、
「オレの人生どうしてくれる」なんて一丁前に嘯いたらその場で射殺もんだよ。
570考える名無しさん:2007/04/21(土) 08:20:36
>>567
講義をしないで金もらおうと思ってんのか?

まさか、自分自身の研究=自己満足的なお遊戯に何か社会的な価値でもあると思ってんのかよ。

やはり、恥を知るべきなのはお前の方だろう。
571考える名無しさん:2007/04/21(土) 08:37:46
愚にもつかない搾取機構の「派遣」に無反省に巻き込まれた挙句ぼろぼろになった労働者が、
「オレの人生どうしてくれる」なんて一丁前に嘯いたらその場で射殺もんだよ。

派遣労働:余暇 = 講義とか雑用:研究

ってことでしょうが。派遣労働者は下らない遊びはしないとでもいうのかい?
572考える名無しさん:2007/04/21(土) 08:56:41
少なくとも「下らない遊び」で金をとろうとは夢にも思わないだろう。
頭の悪いODが愚かにも幻想を見るようなことは決してない。
まず、「下らない遊び」を自覚している者としていない者の間には天地の差がある。

それに、フルタイム+残業の派遣労働する人間と週数コマのおママゴト同然の「講義」する人間の待遇を同列に扱うとは、
お前、どういう頭の構造してんだよ?

派遣を馬鹿にしたいのなら最初っから>>562なんか貼るんじゃねえよ。
573考える名無しさん:2007/04/21(土) 09:11:52
ニートのひとには働くことこそが下らないと信じていて、
「下らない労働」を自覚している者としていない者の間には天地の差がある、
とか思ってるひともいるらしいね。
574考える名無しさん:2007/04/21(土) 09:26:43
OD問題=ニート問題、これは正しい指摘だ。

はっきり言って語ることなど何も無い。問題でさえない。

好きにしていればいいんだよ。ただし自己責任で。
575考える名無しさん:2007/04/21(土) 09:38:47
本当に自己責任で済めばいいんだが。
自分の属する立場のみを特権化して
他の立場には攻撃衝動を向けるやつはしばしばでるからなぁ。

それが極まると……
576考える名無しさん:2007/04/21(土) 09:41:38
愚にもつかない搾取機構の「大学院」に無思慮に巻き込まれた挙句ぼろぼろになったODが、
「オレの人生どうしてくれる」なんて一丁前に嘯いたらその場で射殺もんだよ。
577考える名無しさん:2007/04/21(土) 10:45:46
↑ ちょっと、上の御仁。この板は、「思いは高く、身は低く」、苦しい環境の中で歯を食いしばって頑張っているODたちのためにあります。間違えないでください。
578考える名無しさん:2007/04/21(土) 12:00:21
フルタイム+残業の派遣労働する人間と
週数コマのおママゴト同然の「講義」する人間の待遇を同列に扱う者のどこが「身は低」いのか?

「思いは高く」と言うが、いったい何が「高い」んだ?
ニートがアニメの妄想をしているのと何が違うのか。
579考える名無しさん:2007/04/21(土) 12:33:21
↑上の御仁。御存じないようですが、週数コマ、哲学の講義をするのは、大変な準備がいります。30前後の若い人にとっては、一週間のほとんどを予習にさかなければならない程度の労働です。
580考える名無しさん:2007/04/21(土) 12:37:13
本購入なんて月一冊がやっと。・゚・(つД`)・゚・。

たすけてー。
581考える名無しさん:2007/04/21(土) 14:04:01
>一週間のほとんどを予習にさかなければならない程度の労働です。

能力の無い人間が週数コマのおママゴト同然の「講義」の予習に
いくら時間を割こうがそんなことは知ったことではない。
582考える名無しさん:2007/04/21(土) 14:32:57
能力の無い人間がフルタイム+残業の派遣労働に
いくら時間を割こうがそんなことは知ったことではない。
583考える名無しさん:2007/04/21(土) 14:41:57
↑上の御仁。御存じないようですが、「フルタイム+残業の派遣労働」はフルタイム+残業の時間でしかないのです。
584考える名無しさん:2007/04/21(土) 14:53:13
つーかさ、哲学でもアニメでも宗教でも野球でも流行でもなんでもいいが、
興味ないやつにはお遊戯にしか見えんかもしれんが、
当人にとってはかけがえのないものかもしれんだろうが。
そんでそれを面白いと思う奴がいくらかいるからそれらには実際に社会的な価値があるわけだが。

とりあえずそもそもニートがアニメの妄想をしているのが「高く」ない、
という憶見から検討してみればいいよ。

信者が神に祈りを捧げているのと何が違うのか。
585考える名無しさん:2007/04/21(土) 15:07:17
↑上の御仁。ちょっと、と言うより、かなり理解力に欠けているようだが、
「思いは高く」と言うが、いったい何が「高い」んだ? って俺は尋ねているんだよ。
その上で、ニートがアニメの妄想をしているのと何が違うのかっつってんの。

俺は等価だっつってんの。

とりあえずそもそもODが哲学的思索に耽っているつもりになっているのが「高い」、
という憶見から検討してみればいいよ。

信者が神に祈りを捧げているのと何が違うのか。

何も違わない。全く社会的意味は無い。勝手にやってくれ。自分の資本で。
586考える名無しさん:2007/04/21(土) 15:30:53
↑上の御仁。ちょっと、と言うより、かなり理解力に欠けているようだが、
「思いは高く」と言うが、いったい何が「高い」んだ? って尋ねられたから、
いかなることでもそれが好きな人間にとっては「高い」に決まってる、と答えたわけだが。

まあ興味ないひとに自分の好きなことには価値があるとかは大声ではいわんがw
というか面白いこと自体に価値がなかったとしたら何によって価値があることになるんだろ。

もちろん自分が興味ないからといって他人が興味あることが無価値だともいわんがな。
587考える名無しさん:2007/04/21(土) 18:57:55
ジャーナリズムで小遣い稼ぎすればいいじゃん。
ジャーナリズムですら活躍出来ない才覚ない人が専任になってもしょうがない。
588考える名無しさん:2007/04/21(土) 23:11:45
>>587
ジャーナリズムの世界も先に人がおるけに、哲学の人が簡単に入ったってからによう稼がんがな。

道に人多ければ草生えず、商いに人多ければ利あらず。
589考える名無しさん:2007/04/21(土) 23:13:25
ここには鈍重そうな人間しかいないようだから無理だろう。

永遠にクチバシを開いてピーピー鳴いているのが関の山。
590考える名無しさん:2007/04/22(日) 01:12:03
>>589
>ここには鈍重そうな人間しかいないようだから無理だろう。

いやいや、哲学にはかけがえのない得意分野がある。というのは、

「どんな不条理なことを言おうとしても、いずれかの哲学者によって言われたことのないようなものは一つもない」(キケロ)からだ。
591考える名無しさん:2007/04/22(日) 01:25:11
>>566
おまえ本当に凄い馬鹿だな。
大学の経営者が、派遣業者と同じようにピンはねしてるのが問題なんだよ。

おまえ本当に馬鹿すぎる。orz
592考える名無しさん:2007/04/22(日) 01:27:14
>>566
高校生はこのスレこないでいいよほんとに。
竹田青磁スレでもいってろよ。
593考える名無しさん:2007/04/22(日) 01:27:53
http://www.aozora.gr.jp/cards/000218/files/46219_26240.html
生存理由としての哲学−三木清
594考える名無しさん:2007/04/22(日) 01:30:17
高等教育機関がピンはねして、そこで雇われてる専任は見てみぬ振りして、非常勤は奴隷根性丸出しでお世話になりますとか言ってる。
他にこんな異常な社会あるか?

偉い先生教えてくれよ。
595考える名無しさん:2007/04/22(日) 01:38:10
>>576
そんなこといってねえよ。馬鹿死ねよ。
ピンはね殺人経営者と殺人幇助専任と殺人容認奴隷非常勤の組織で成り立つ日本の似非大学が以上だって言ってんだよ。
分からんか!!!!!!!!!!!1
;青lssflんgv・lな・l。¥bg・あf。g・kがgd
ふぁdsふぁsd;fl:;亜kdf:;k:dlkf:dkf:;ldf;あlkdf:;ぁk:d;lkf:;あlmf
あsdふぁs;dfじゃldhf;ぁjdf;ぁjdf;lkjd;ぁjf;ぁkjf;ぁdjf;あljdf;あdfj:ぴう@:pqj5tr・;kまdfg
596考える名無しさん:2007/04/22(日) 01:42:49
おれは another time line で2004年末(または2005年初頭)に自殺してた人間だ。
覚えておけよ。似非大学の殺人者ども!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!あdsf@「@p;あ「」df「l」@skfgぽspfjg;lsj

」@spfdgぽsf:pgs:pdfg:「pskf「pごkjs」fpgm:「−9ういs@pりjtんlksmf:gms:ldkfgl:skfg:lskjgsjfgsdlkgjsfdgsdf
sfdgsdfgsdfgsfdgsfg@pjsfjg:;kjm」:おい「ぽjm5;tksrdg@09jbks@:pfg」sfg

597考える名無しさん:2007/04/22(日) 02:30:17
>>576
殺人者よ。

怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念
怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念
怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念
怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念怨念

呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛
呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛v呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛
呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛
呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛
呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛呪詛
598考える名無しさん:2007/04/22(日) 02:35:04
>>576

その場で射殺ものだと?

俺が掲示板で死ねというときは、自殺者の怨念をこめて言っている。
てめえは単にここで低能な書き込みして面白がっているだけだろ!!!!!!!!!!!!!!

そのレベルで「射殺もの」だと言いやがったな!!!!!!!!!!!!!!

がああああああああああああああああおいfg;lkj
ががggggががががががががg

ががががg

>>576
>>576
>>576
>>576
599考える名無しさん:2007/04/22(日) 02:40:59
>>576
>>「オレの人生どうしてくれる」な

だれがそんなこと言った!!!!!!!!!!!!!!
過去レス挙げてみろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もう一度言うが、派遣会社全然顔負けの異常なピンはねしてる大学の殺人経営者とそれを容認してる殺人教授・非常勤への憤怒をぶちまけてるんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


600考える名無しさん:2007/04/22(日) 03:08:09
凡庸な「哲学研究者」のポストこれ以上増やしてもな。
天才的な哲学者がODで逼迫してたら酷いと思うけどさ。
601考える名無しさん:2007/04/22(日) 08:31:54
ふーむ、テネシー工科大は他人事ではないな。
602考える名無しさん:2007/04/22(日) 08:42:03
バージニア工科大だろ? それともテネシー工科大にも何かあったのか?
603考える名無しさん:2007/04/22(日) 09:27:24
>キチガイ
週数コマのおママゴト同然の「講義」でピンハネもへったくれも無いだろう。
バイトのみたいなもんだろ。バイトにはバイト相応のクオリティの仕事と対価が与えられるだけ。
週数コマのおママゴト同然の「講義」とそれ相応の報酬に
歯を食いしばって苦しんでるなんてお笑い種もいいところだ。
金が欲しければもっと割のいいバイトを探せばいいだけの話。

それにしてもまともな書き込みができねえのか?
「殺人」とか阿呆か? お前は。
こんなキチガイが大学で教鞭なんて冗談にも程がある。

まあ、その冗談の集積で大学ってのが成り立っているという点は同意するがね。

お前はそのキチガイパワーを大学に向けた方がいいと思う。
矛先を完全に誤っている。

よそっちょ向いてクチバシを開いてピーピー鳴いてもエサは回って来ない。
604考える名無しさん:2007/04/22(日) 09:59:01
まあおちつけ。
605考える名無しさん:2007/04/22(日) 10:00:04
「非常勤講師」という肩書きが欲しいとか
606考える名無しさん:2007/04/22(日) 10:56:54
以前、燈台だったか、就職の決まらないODが、指導教官に猫の死体を送りつけたことがあったな。
607考える名無しさん:2007/04/22(日) 11:30:38
576(=578=603?)氏はたぶん、大学院を何度も落ちたので、進学した連中がODになって苦労するのを見るのが何より楽しいのだろう。

こういうルサンチマンは、人間として恥ずかしいことだが、しかしだからといって、595〜599氏のように狂ったように反応するのもいただけない。

「真理は人を自由にする」と言うではないか。苦しいのは分かるが、心まで貧しくなっちゃだめだよ。
608考える名無しさん:2007/04/22(日) 11:31:21
霞を食ってでも決定的な本を著しなさい。
そうすれば就職口なんて向こうからやってくる。
609考える名無しさん:2007/04/22(日) 14:58:24
>>603
では、ある講義一こまの適正な対価を決定する基準を教えてください。
けっきょく、「ママゴト同然」とか事実的理論的根拠の無い罵詈雑言だけですね、あなたの書き込みは。
あなたのやっていることは前スレからその繰り返しです。
知性のかけらもウィットも感じられない。
高校生ですか、あなた?

とにかく上の質問に答えなさい。
どっか別のスレ行きなさい。
610考える名無しさん:2007/04/22(日) 15:01:44
>>603
幼児が大人の気をひこうとして、「うんこ!」とか「ちんちん!」とか叫んだりするが、君のやってることは
それにとても似ているよ。

議論にもならない、罵倒ばかりで、真面目に議論しようとしている人をかく乱して楽しんでるだけ。
もう少し大人になりなよ。もう高校生だろう?
611考える名無しさん:2007/04/22(日) 19:19:52
>>608
萱野稔人がそうだよな。津田塾の公募に『国家とはなにか』一冊で通った
彼の場合、パリ大で哲学博士号はとってたが

もっともあの公募は、実は萱野に内定していた、出来レースだったというもっぱらの話
612考える名無しさん:2007/04/22(日) 19:53:43
>>611
自分も萱野くらいインパクトある本書けばいいんじゃないの?
613考える名無しさん:2007/04/22(日) 20:05:37
>>611
いや、そこはもう少し分節化する必要があって、
・地道に研究を積んで、明らかに文句の付けようの無い業績を出して就職
・ジャーナリズム的にというか出版業界的に売れっ子になって就職
という二つの道が少なくともあるわけで、
萱野は後者でしょ。萱野の本2冊は研究としてすごい本って種類では全然ない
(本人もそういう本なんて書こうとしてない、って公言してるし)。
>>608の言ってるのはむしろ前者の方だとおれは勝手に理解した。
614考える名無しさん:2007/04/22(日) 21:06:01
>>613
っつうても、無名の研究者が書いた哲学の研究書なんて絶対売れないから、
出版社だって助成金とか科研費とかを引っ張ってこなきゃ出してくれない。
助成金とか科研費とかもらえる評価を受けている研究者だったら、本出さなくたって
論文業績だけで就職あるだろう。
そう考えると、608氏のいう「決定的な本を著す」っていうのは
やはりあなたの分類で言うと後者、萱野のようなケースを指すと思うよ。
615考える名無しさん:2007/04/23(月) 00:24:10
まあ萱野がどうとか>>608の真意がどうとかはどうでもいいが、
論文業績と単著とはやっぱ意味違うよ。
PD・博論・単著が就職の条件とかって言われたりもするわけで。
616考える名無しさん:2007/04/23(月) 04:04:06
これからは、旧帝大+有力私大の大学院に一応は籍を置きながら、なるべく早く英独仏に留学して博士号を取った者が就職は有利になる。
実際、この2、3年を見ると、この条件を満たし、語学も達者な若手が専任の就職が決まっている。これから大学院進学を考える人は、よく知っておくべきだろう。
617考える名無しさん:2007/04/23(月) 09:11:27
>>615-616
そんな順調なキャリアの持ち主なら、いくら哲学の求人が少ないって言っても
遅かれ早かれポストにありつくだろうし、そもそもこのスレのOD問題の当事者じゃないだろう。
問題なのは、長いことODでくすぶってる連中がどうやってポストにありつくかってことなのでは?
一発逆転のためには本を出すしかないけど、学振んも助成金や科研費にも縁のないODが、
絶対に売れないと分かっている専門書を出してもらうには果たしてどうすればいいんだろう?
618考える名無しさん:2007/04/23(月) 10:09:49
>学振も助成金や科研費にも縁のないODが、絶対に売れないと分かっている専門書を出してもらうには果たしてどうすればいいんだろう?

出版社も、「絶対に売れない専門書」はそうそう出せない。哲学研究者が「文献フェチ」になりすぎたことも問題だ。ある程度、一般読者も読める本を書けるようになる必要がある。、
619考える名無しさん:2007/04/23(月) 10:41:23
哲学を大学で学び、研究しようなんて真似ができるのは、
そもそも働く必要がない金持ちか、
自殺志願者ぐらいなものだからポストが足りなくても問題はないはずだ。
620考える名無しさん:2007/04/23(月) 10:57:46
>>617
いきなり単著というようなことは考えず、
やはり(全国規模の)学会発表+学会誌に論文掲載
でコツコツ点数を稼ぐしかないでしょう。
ODは愚痴を言う奴に限って、その努力を怠っている。
二三十、業績数があれば、単著以上に評価されるはずだ。
621考える名無しさん:2007/04/23(月) 12:33:36
>>616
そんなのいつだってそうだよ。今に始まった話じゃない。

>>617
>問題なのは、長いことODでくすぶってる連中がどうやってポストにありつくかってことなのでは?

いや、逆だよ。そんなODは言うまでもなく就職はムリなので、とりあえず業績を積もうとしか言いようが無い。
むしろ問題は、>>615の条件を満たしてても就職できてない人がいくらでもいるっていう状況だと思うけど。
622考える名無しさん:2007/04/23(月) 13:07:56
>615の条件を満たしてても就職できてない人がいくらでもいる

たしかにそうだろう。採用する側の業績審査という視点からは、一、二本は"内容の非常に優れた"学会誌論文がいる。

大勢の応募者の博士論文や単著を全部読んで比較評価することは実際は困難で、博論や単著は条件として考慮されることが多い。その上で、結局、最終的な差が付くのは、審査員が"うなるような、優れた"論文の有無なんだよ。
623考える名無しさん:2007/04/23(月) 13:15:38
まあ単著でも地雷はいくらでもあるからな。
624考える名無しさん:2007/04/23(月) 13:28:22
>二三十、業績数があれば、単著以上に評価されるはずだ。
二三十業績があれば単著ぐらい出せるでしょうにw。

>条件を満たしてても就職できてない人がいくらでもいる
業績主義の弊害だな。
哲学というディシプリンのなかでしか通用しない専門的な議論に血道をあげて
外部の人間が置いてけぼりにされるから、社会的関心も低くなり、結果ポストも減る。
一般読者にも興味持ってもらえる本を出して哲学のポピュラリティ挙げない限り
今後もポストは減り、職にあぶれるODが増えるだけ。
625考える名無しさん:2007/04/23(月) 13:29:18
>>617
ポストにありつくかではなく、どうやって生活するか、どうやって退院するか
ではないのか? ポスト増やすことはできないし、かといって溢れた人まで
全員救済する余力も大学にはないのだから。

スムーズな転職のノウハウが問題になってると思うんだけど。
ちなみに、貧乏でも研究できればいいって人はオーバードクター問題が
そもそも生じていない希ガス。
626考える名無しさん:2007/04/23(月) 14:26:02
>>624
>哲学というディシプリンのなかでしか通用しない専門的な議論に血道をあげて
外部の人間が置いてけぼりにされるから、社会的関心も低くなり、

同感だ。だが、ODに、そこを突破する起爆剤たれというのも酷な気がする。
一般向けの優れた啓蒙書を書くには、実は高度の学識と技量が必要だ。
何かいい手はないものだろうか?
627考える名無しさん:2007/04/23(月) 16:02:30
上に上がっちゃえば楽な訳でもないんだし、
やる気ないなら辞めれば
628考える名無しさん:2007/04/23(月) 17:10:59
ある意味ではネイティブ人以上の語学力があるんだから
30越えててもそれなりの仕事にありつけそうなもんだが
629考える名無しさん:2007/04/24(火) 00:06:05
ある意味ではネイティブ人以上の語学力がある?
630考える名無しさん:2007/04/24(火) 01:00:07
ねーよ
631考える名無しさん:2007/04/24(火) 02:07:49
>>624
>哲学というディシプリンのなかでしか通用しない専門的な議論に血道をあげて
外部の人間が置いてけぼりにされる

そんなのいかなる学問でも一緒でしょ。
どんなディシプリンだって多少専門的な議論になったら、そりゃ外部の人間には分からないよ。
専門っていう言葉の定義自体がそういうものだし。
それに哲学が他の学問に比べて学問外へのアウトプットにとりわけ消極的とも思えない。
むしろ、哲学思想系の新書の類は今でもわりと多いと思うけど。

もちろん人文系全体の地盤沈下がOD問題の一因になってることは確かだけど、
そういう地盤沈下の原因を研究者の怠惰とか閉鎖性とか、そういうつまらん次元の話に矮小化するのは思いっきり的外れだよ。
632考える名無しさん:2007/04/24(火) 02:45:40
>>629
ネイティブのアメリカ人でも哲学論文読めない
まぁ、主婦とか高校生とかそういう層限定の話だが
633考える名無しさん:2007/04/24(火) 10:07:09
>そんなのいかなる学問でも一緒でしょ。
>どんなディシプリンだって多少専門的な議論になったら、そりゃ外部の人間には分からないよ。
明らかに違うでしょ。
先端科学の研究なんかも非常に難解で外部の人間には到底分からないけど、
その研究成果には社会的実用性や商品価値があるから
専門性を理解できない外部の人間にもその存在意義を認めてもらえる。
哲学にも同じことがいえるか?
絶えず平易なアウトプットを心がけないと、到底理解なんか得られないんじゃないの?

どこの大学も経営が大変なこのご時勢、実用性や商品価値の乏しい科目は淘汰され、
ポストも減らされる運命にある。
専門性に閉じこもって「世の中が悪い」とかノロっても何の解決にもならない。
634考える名無しさん:2007/04/24(火) 12:12:24
>>632
日本でだって普通の主婦や高校生は日本語の哲学論文なんか読めないジャン。
そういう論文読んでる外国人研究者は「ネイティヴより日本語ができる」のかw。
635考える名無しさん:2007/04/24(火) 13:00:16
>>633
先端科学だと一部を除いて逆に実用性がなくなるよ。
実際、素粒子関連は小柴さんのノーベル賞受賞直後に国の予算が削減された。
数学の一部や宇宙論なんかもそうだと思うけど。

結局、そういう非実用分野に金が出るかどうかは、ほとんど政治的問題なんじゃね。
636考える名無しさん:2007/04/24(火) 13:35:11
>>633
死んでるのは人文系全体だし、もっといえば理系だって基礎研究系は軒並み人文系に近い状況なわけ。
それがなぜ「哲学研究者は専門性に閉じこもってるから」云々とかいうお説教になるのか分からん。

>絶えず平易なアウトプット

だからさ、人文思想系のゆるーい本ってむしろ多いじゃないですか。それってまさに平易なアウトプットじゃないの?
2chの哲学板だって、学問系ではおそらく人気あるほうだしね。
637考える名無しさん:2007/04/24(火) 18:58:26
>>636

っていうか、ここOD問題のスレなんだから、その元凶である需要と供給のアンバランスを少しでも解消するためには、
できるだけ哲学の敷居を下げて、少しでもポスト増やす方向に持っていかないといけないってだけの話なのに。
それだと何か都合悪いの? 

>2chの哲学板だって、学問系ではおそらく人気あるほうだしね。
2chで人気あったって、実社会で人気なきゃ仕方ないw。
どこの大学でも、哲学科なんて国文科や英文科の数分の一程度の規模だから
当然ポストも少ない。なのに研究者志望だけは異様に多いからOD問題がより深刻になる。
正確な統計値は知らんけど、哲学科の連中の大学院志望率って他専攻よりはるかに高いのでは?


638考える名無しさん:2007/04/24(火) 19:23:16
>>636の言ってることは、社会問題を個人の努力(不足)に還元する類の思考の無益さだと思うが。
639考える名無しさん:2007/04/24(火) 19:32:36
>>637
そんなんじゃポスト増えないよ。
640考える名無しさん:2007/04/24(火) 19:46:13
面白おかしい哲学書を書いて哲学ファン増やしてパイの拡大を目指そうよ、ってまあだいぶ微笑ましい考えではあるが、
たとえそれが必要だとしても、オーバードクター当事者にそれを求めるのは無理な話だろ・・
641考える名無しさん:2007/04/24(火) 22:24:27
>社会問題を個人の努力(不足)に還元する類の思考の無益さだと思うが。

文科省が定見のない重点化政策で大学院をジャンク状態にしたことが失政なのは
間違いないけど、
・社会全体からみればまだまだ数が少なく、優先順位も低い
・研究者という進路はほとんど自分の選択で、強制されたケースはほとんどない
・通常の失業者と比べて、職業選択の幅が異様に狭い
等々の理由から考えると、ODが社会問題だとは考えずらい。
ドラフト資格があるのに、どこの球団にも指名されずプロ入りがかなわない
アマ野球選手は一杯いるけど、それは別に社会問題でも何でもない。
ポストにありつけないODも、一般の失業者よりは彼らに近い存在なのでは?
642考える名無しさん:2007/04/24(火) 22:42:32
>>637みたいな頭の悪いODが淘汰されゆくのはむしろ社会の要請だろう。
643考える名無しさん:2007/04/24(火) 23:30:13
>>637
>正確な統計値は知らんけど、哲学科の連中の大学院志望率って他専攻よりはるかに高いのでは?

その通り。食べられないのが分かっていても、哲学やりたい人間は多いんだよ。
永井均も言ってるように、昔から、哲学する者が社会でもてはやされ、たくさんお金が与えられることなんて一度もなかった。
でも、「すべてを棄てても哲学をやりたい」って若者がいつの時代にもいて、彼らが哲学を引き継いできた。
だから、ワーキングプアの哲学ODは、言葉の本来の意味で"地の塩"ともいうべき存在だ。
友よ、侮辱や罵倒に負けずに、苦難の道を行こうではないか!
644考える名無しさん:2007/04/24(火) 23:44:53
>その元凶である需要と供給のアンバランス

供給過多の「元凶」に自分の存在が入っていないところに途轍もない頭の弱さを感じるね。
645考える名無しさん:2007/04/25(水) 01:05:50
いま院がひどいことになってるのは大学院重点化や大学改革が
失策だったというマクロ要因。
人為的に供給過多にすると品質が劣化する、これは当たり前の話。


646考える名無しさん:2007/04/25(水) 01:10:48
>いま院がひどいことになってるのは大学院重点化や大学改革が失策だったというマクロ要因。

だが、「理性の狡知」ということもある。その結果、貧しい哲学ODが増えて、今さら転進もできないから哲学やるっきゃない。
かくして哲学者の絶対数が増える。数が増えれば、その中からよいものも生まれる。
647考える名無しさん:2007/04/25(水) 01:50:11
新書みたいな啓蒙書じゃなくて柄谷、蓮實みたいに内容とエクリチュールで
インパクトを与える仕事しないと哲学に惹かれる人なんか増えないんじゃないか?
648考える名無しさん:2007/04/25(水) 02:00:04
>>647
新書なんかじゃなくてと言うが、田島正樹『読む哲学事典』は講談社現代新書だよ。
649考える名無しさん:2007/04/25(水) 04:21:37
実際のところマーケットメカニズムの簡単な問題なんだよね。
人為的に供給を過剰にすると安売りが増えて、商品開発に金が廻らずに、
質が低下する。
学部生は目先だけ見て院に入りやすいのを有難がるんだけど、
後で困るのは自分なんだよね。
院に入ってしばらくしてハシゴ外しされてることに気づいた時は
もはやあとに引けなくなっている。
650考える名無しさん:2007/04/25(水) 04:24:23
どんな哲学の人気が出ても、哲学科を新設するか、今ある
哲学科の教員数をふやないと根本的な解消にならないよ。
大体、ここ20年で新設の哲学科なんて皆無だろ。
651考える名無しさん:2007/04/25(水) 05:13:25
人気商売としての部分と学術的な部分は分けたほうがいいだろうね。
日本の場合は人文社会系の学者たちは学会をばかみたいに乱立させて
出版社と馴れ合いのなかで学術モドキみたいな本を出すんだよね。
それが「ギョーセキ」らしいんだけど、言ってることがどうせネタというか、
全然信用できないんだな。まあ信用しろというのが無理だね。
652考える名無しさん:2007/04/25(水) 07:31:03
>かくして哲学者の絶対数が増える。数が増えれば、その中からよいものも生まれる。

そんな兆候はどこにも見受けられないのだが。
653考える名無しさん:2007/04/25(水) 08:55:08
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エル・カザド-EL CAZADOR DE LA BRUJA- Vol.5 [アニメ]
今あなたは何を聞いていますか 44枚目 [洋楽]
654考える名無しさん:2007/04/25(水) 14:58:47
>>652
>そんな兆候はどこにも見受けられないのだが。

そうだな、哲学の独創的な業績がODからどんどん出るのは難しいだろう。
だが、翻訳書など、昔よりずっと刊行数が多いのは、若手の数が多いからだろう。
哲学する人間の数が増えることも重要だよ。
655考える名無しさん:2007/04/25(水) 15:07:53
ここの住人はけっこうな年齢のODが多いの?
656考える名無しさん:2007/04/25(水) 15:41:49
大学で哲学の授業やっているが、哲学への興味をかきたてて学生の道を誤らせかねないと思うと、本当に面白い授業ができない。
哲学の大学院に進んでも、それからまともな人生歩める確率がある程度あればいいんだけどね。
657考える名無しさん:2007/04/25(水) 16:14:33
>>656
>哲学への興味をかきたてて学生の道を誤らせかねないと思うと、本当に面白い授業ができない。

どうして? 私の授業を聞いて哲学に開眼し、大学院に進んだ学生は何人もいるが、「道を誤った」なんていう人は一人もいないぞ。
658考える名無しさん:2007/04/25(水) 16:19:04
>>657
馬鹿か?お前の前で言うわけねえだろ。
659考える名無しさん:2007/04/25(水) 19:59:01
>馬鹿か?お前の前で言うわけねえだろ。

いや、私の教え子は、もし本当にそう思っているなら、そう言う。
自分に内在的な動機があって哲学をやっているからだ。私は「機会原因」にすぎないのだよ。
660考える名無しさん:2007/04/25(水) 21:38:48
>>654
結局業界全体が出版社の下請けなんだよね。
柄谷行人が自分たちはマンガの売り上げに「寄生」してると言ってたが
規制産業たる出版業界の一部。それをタブーにしながらサヨクごっこをやってんだから。
661考える名無しさん:2007/04/25(水) 22:12:52
>>656
>大学で哲学の授業やっているが、哲学への興味をかきたてて学生の道を誤らせかねないと思うと、本当に面白い授業ができない。

おめー、しょってんな。おめーの授業くらいで学生が道を誤ることを心配するより、まずおめーの就職を心配せよなー。
662考える名無しさん:2007/04/25(水) 23:21:32
>>661
「しょってる」って…
団塊乙。
663考える名無しさん:2007/04/25(水) 23:38:44
661はナウなヤング
664考える名無しさん:2007/04/26(木) 00:01:26
初めて聞いた
方言かと思ったよ
665考える名無しさん:2007/04/26(木) 02:46:59
>>664
しょってる=背負ってる、うぬぼれている、いい気になっている。(『大辞林』)
666考える名無しさん:2007/04/26(木) 03:47:04
>>655
>ここの住人はけっこうな年齢のODが多いの?

なんか教授、名誉教授あたりの連中が多いんとちゃう? ODはいるんかいな?
667考える名無しさん:2007/04/26(木) 05:25:34
大学教授って2chの学問系板が好きな人けっこう居るんじゃないかなあ。
668考える名無しさん:2007/04/26(木) 14:33:41
>教授、名誉教授あたりの連中が多いんとちゃう

いねえよw
669Professor Emerita Minerva:2007/04/26(木) 21:32:34
>いねえよw

いいえ、いますとも。
670考える名無しさん:2007/04/26(木) 21:50:52
書き込みの程度が変わらないので、そんなことはどうでもいい。
671考える名無しさん:2007/04/26(木) 21:54:04
          ____   
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\      
    /   ⌒(__人__)⌒ \    いいえ、いますとも
    |      |r┬-|    |     
     \     `ー'´   /     
    ノ            \
  /´               ヽ              
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //  だっておwwwwwwwwwwwwwwwwwww
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))
672考える名無しさん:2007/04/27(金) 01:11:51
http://www.mbs.jp/news/kansai_GE070426175100011858.shtml

非常勤の皆さん、おとなしくピンはねされて下さいね。そのほうが身のためですよ、ふふふ。


と某教授が言ってました。
673考える名無しさん:2007/04/27(金) 20:14:59
私は、非常勤で行っている都内の某有名私大の幹部に、非常勤給与を、専任を持つ者と持たない者とで区別して、後者を高くしたらと言ったことがあります。

回答は、非常勤講師は、他大学教授クラスの比較的有名な人に教壇に立ってもらうためにあり、ODの救済用ではないと言われました。

非常勤にも色々なケースがあり、ODの教歴作りにも必要だから、その部分だけでも、たとえば授業準備補助という名目でベースアップはできないものか。
674考える名無しさん:2007/04/27(金) 20:32:44
>>673

> 回答は、非常勤講師は、他大学教授クラスの比較的有名な人に教壇に立ってもらうためにあり、

そんな有名教授にも論文1本のOD2年目と同じ給料しか払ってない件について。
675考える名無しさん:2007/04/27(金) 21:16:09
>>673
年齢によって、非常勤給与は僅かに違う。
そして、有名教授は専任校で給与もらっているから、非常勤は一種のボランティア。だから安くていいんだよ。
676考える名無しさん:2007/04/27(金) 21:55:16
>>675
非常勤は人件費カットの手っ取り早い方法。
特に私立大は専任のポストを減らして低賃金で非常勤たくさんやとって日本の学問的環境悪くしてる。
(一方私立大職員の給与はすごく高い。非常勤週に20コマ持っても、私立大職員給与に及ばない!)

大学は私利追求のための組織ではないので、本来こういう雇用は許されない。

それに職員よりはるかに低所得の先生に習う学生さん、お気の毒です。
677考える名無しさん:2007/04/27(金) 22:06:55
私立大学が私利追求のための組織ではないとしたら何なの?
678考える名無しさん:2007/04/27(金) 22:10:49
職員の権利を守りたい
679考える名無しさん:2007/04/27(金) 22:40:44
日本て事務員みたいな連中が中間搾取してる業界が多いんだよね。
そのどれもが規制産業という共通項が。
テレビ、新聞、出版、大学、
どれも似たような中間搾取構造があるね。
非常勤は出版と大学に搾取される。
680考える名無しさん:2007/04/27(金) 22:48:03
>>677
なんで私学助成金があるか考えよう。
681考える名無しさん:2007/04/27(金) 22:50:00
大学職員に職員なんていらないよ。
あれくらい全部システム化できるのに何でやらないんだろ?
682考える名無しさん:2007/04/27(金) 22:57:34
>>675
年齢により給与が違うなんてあるの?
専任校のステータスにより違うというのはあるが
(ステータス上がるに従って給与も高い)
683考える名無しさん:2007/04/27(金) 23:26:41
>>682
非常勤給与は、全体が三段階くらいに分かれていて、教授クラスはわずかに高いくらいだ。
専任校のステイタスによって非常勤給与が違うという話は、聞いたことがない。
684考える名無しさん:2007/04/27(金) 23:27:47
既成の教育機関に不満があるなら自分で起業すれば?
685考える名無しさん:2007/04/27(金) 23:58:48
>>684
自分で起業するようなアグレッシブな人間ならODになんかならんよ。
大学の外で仕事探そうって話が時折出ても、全然レスがつかないで
すぐアカポスどうこうの話にループしてしまうのが前スレからの流れ
686考える名無しさん:2007/04/28(土) 00:19:43
>>681
それをいうなら、専任教員というシステムも不要だよ。
授業自体はパートタイム教員で全部賄えるんだし。
687考える名無しさん:2007/04/28(土) 00:42:02
大学という制度そのものが不要なんだよ。
688考える名無しさん:2007/04/28(土) 00:44:58
>>683
俺が非常勤で行ってる某私立大は専任校のステイタスにより給与が違う
教授、准教授、専任講師の上に「名誉教授ならびに学界の長老」という
よく意味のわからないステイタスがあり、これが一番給与が高い
689Professor Emerita Minerva:2007/04/28(土) 01:14:16
>>688
>専任校のステイタスにより給与が違う

それは初耳です。非常勤講師が、東大教授なら千葉大教授より高いわけですね。
永井均先生は日大教授ですが、千葉大教授と日大教授ではどちらが上なのかしら?
その「ステイタス表」とやらを見たいですね!
690考える名無しさん:2007/04/28(土) 01:23:53
>>689
いやそうじゃない
大学のランクじゃなく専任校におけるステイタスってこと
691考える名無しさん:2007/04/28(土) 04:31:38
>>690
それはあたりまえかと・・・
692考える名無しさん:2007/04/28(土) 11:27:28
JRECの公募情報。今年は哲学は、まだだね。連休明けから出てくると思うよ。↓
http://jrecin.jst.go.jp/
693考える名無しさん:2007/04/28(土) 12:32:21
>>691
あたりまえじゃないよ
国公立大学は一律が原則
私立もそうなりつつある
694考える名無しさん:2007/04/28(土) 19:40:51
>>679
哲学で出版する場合、著作権の契約って結ばないの?
695考える名無しさん:2007/04/28(土) 21:52:25
水村美苗「アメリカのアカデミアは開かれていて、たいへんな数の先生た
ちが全世界から来ていて、そこには過酷な競争があるわけです。そしてそ
もそもアメリカに渡って研究しようというような人たちは、どうやったら
そこで生き残れるかということをわかっている。ところが岩井クンはいわ
ゆる日本の秀才だから何もわからない(笑)。アメリカの大学院に行って、
論文を書いて、論文が認められて、パッと就職口が決まる。そこで安心し
てしまう。ところが実際は、テニュアという永久就職権を得るためにまだ
六年間くらいある。アメリカのアカデミアでやっていこうと思う人は、そ
の六年間に、政治的色合いなどは隠したりしながら、論文を量産するわけ
ね。私の知っている先生で、レズビアンでもあればフェミニストでもある
という女の先生がいろいろいたでしょう。六年間、それを隠していて、テ
ニュアをとった途端に「女」という名がつく講座をやり始めたり(笑)。」
696考える名無しさん:2007/04/28(土) 22:00:22
岩井克人「その彼(カタロニア出身の数理経済学者)は、同時にぼくより
もはるかに大人だったんですね。彼の場合、フランコ政権から逃げてきた
ということもあるのだけれど、アカデミアの中で生きていくということは
、一種のゲームをやっているのだということをよくわかっていた。数学的
な論文をそれこそリヤカーいっぱい量産して、結局ハーバードの教授にな
ったわけだしね。」
697考える名無しさん:2007/04/28(土) 22:19:57
要するに哲学科ODってのは役立たずなんだよ。
金が欲しけりゃ役を売らないと。
698考える名無しさん:2007/04/28(土) 22:42:44
役を売るなんて不自由な日本語使ってるひとの方が役立たずだと思います!
699考える名無しさん:2007/04/28(土) 23:49:35
まぁ、水苗ちゃん、いいこというけどさ、哲学者の人生の方がずっと苛酷だよ。
ソクラテスは言うに及ばず、デカルトだってオランダに亡命してたし、スピノザはもちろん、
カントだって「無神論」の嫌疑を受けて危なかった。
それを思えば、論文を量産云々の話しなんて、ちいせえちいせえ!
700考える名無しさん:2007/04/28(土) 23:53:15
>>694
>哲学で出版する場合、著作権の契約って結ばないの?

哲学は、本当に独創的な思想、「新しい」思想は、百年に二つか三つかという世界だから、「オレが最初に言ったんだぞ」みたいな「著作権がらみ」の話はないんだよ。
701考える名無しさん:2007/04/29(日) 00:01:20
>700 >694が言いたいのはそういうことではないと思う。

出版社によりけりだが、3000部以上売れたもののみ著者印税払うという契約もある。
3000部はまず売れないから、著者の印税がなしになる。
著者に力があれば別だけれど、これより悪い条件でも著書を出したい場合に無印税で契約することもあるし
702考える名無しさん:2007/04/29(日) 00:06:44
この日本で「危険な哲学者」なんて冗談にも存在しない。
703考える名無しさん:2007/04/29(日) 00:15:00
>>701
ほんとか? オレ、何度も本出しているけど、初刷りは1200部。でも、印税もらえなかったこと一度もない。
704考える名無しさん:2007/04/29(日) 01:29:26
>>699
専任になれない苦悩なんてちいせえよなw
705考える名無しさん:2007/04/29(日) 02:07:18
>>703
いや、印税なしなんてザラだよ。
むしろ出版してもらうために研究費持ち出し(つまり、こっちがカネ払う)なんてケースも多い。
印税の代わりに出た本を数十冊くれるだけ、とか・・
706考える名無しさん:2007/04/29(日) 02:44:18
ラッセルも二度逮捕されてんだっけ。
707考える名無しさん:2007/04/29(日) 03:05:29

出版業界に著者がカモられてる構造が、
テレビ局と下請け製作会社の関係によく似ておる。
どちらも手厚い規制のもとでのボロい商売だからね。
708考える名無しさん:2007/04/29(日) 03:27:09
>>701
大手出版社は哲学OD風情は相手にしないよ。
基本的な認識が間違ってる。
709考える名無しさん:2007/04/29(日) 11:06:04
>>708
ニーチェだって、自費出版で、ほとんど売れなかった。
哲学ってそういうものだ。ODは卑下する必要などない。自信を持とう!
710考える名無しさん:2007/04/29(日) 13:10:21
>>709
でも24歳で教授になったんだよね
711考える名無しさん:2007/04/29(日) 13:21:51
ニーチェは若くして文献学の権威ですよ。
そこらのODと一緒にしてもらっちゃ困ります。
712考える名無しさん:2007/04/29(日) 13:25:10
皆さんはやっぱり歴史に残るような哲学者を目指してるのかしら?
713考える名無しさん:2007/04/29(日) 13:40:37
>>712男だからな
714考える名無しさん:2007/04/29(日) 14:29:41
哲学の教科書共同執筆したんだけど、かけた時間と報酬(その本五冊のみ)考えたら、時給150円程度だった。
これでも一応博士号持って大学で教えてんだけどな。
715考える名無しさん:2007/04/29(日) 17:30:45
非常勤のまま五十代いっちゃった人もいるの?
716考える名無しさん:2007/04/29(日) 18:31:09
もちろんいる。
これからはそれがデフォルトに近くなるよ。
717考える名無しさん:2007/04/29(日) 20:35:48
哲学するのも大変だな
718考える名無しさん:2007/04/29(日) 21:36:18
>>711
>ニーチェは若くして文献学の権威ですよ。そこらのODと一緒にしてもらっちゃ困ります。

カントだって、定職についたのは46歳だよ。スピノザは一生、定職についていない。
『アベラールとエロイーズ』書簡には、聖書講釈学ではない哲学的神学のポストはほとんどないと嘆いている。
哲学することは、ずいぶん大変なことだが、「それでも私はやりたい」という人がやるべきものだ。
719考える名無しさん:2007/04/29(日) 22:06:59
>ずいぶん大変なことだが、「それでも私はやりたい」という人がやるべきものだ。

やるのはいいけど、親の資本には依存せず、全部自己責任、自己資本でやってね。
720考える名無しさん:2007/04/29(日) 22:17:28
>親の資本には依存せず、全部自己責任、自己資本でやってね。

いや、親の資本に依存するのは本人の勝手だからかまわない。
デカルトだって親の遺産で食べてたわけだから、親へのパラサイトは哲学するにふさわしい王道だよ。
721考える名無しさん:2007/04/29(日) 22:24:34
>いや、親の資本に依存するのは本人の勝手だからかまわない。
>デカルトだって親の遺産で食べてたわけだから、親へのパラサイトは哲学するにふさわしい王道だよ。

ならずっと親に養ってもらえばいいわけだから、そもそもOD問題なるものは存在しないことになるね。
世のなかには、経済や家庭の事情のために大学院進学をあきらめねばならない人間が大勢いるわけで、
そういう連中より恵まれた環境にいるODを政策的に休載する必要なんか全然ない
722考える名無しさん:2007/04/29(日) 22:28:19
>全部自己責任、自己資本でやってね。

哲学ってものが分かってねーな。哲学ってのは、貴族階級とか、カトリックの学僧とか、経済的特権を持つ支配階級が、過去の遺産にパラサイトしながら担ってきた。
自己責任なんて、とんでもない。親へのパラサイトは少しも恥ではないんだよ。変な「自立意識」は棄てよう!
723考える名無しさん:2007/04/29(日) 23:08:51
>自己責任なんて、とんでもない。親へのパラサイトは少しも恥ではないんだよ。変な「自立意識」は棄てよう!

こういう認識で社会の理解を得ようというのが信じられない。
少なくとも、こういう連中に自分の払っている税金使って欲しいと思う国民はほとんど誰もいないだろう。
724考える名無しさん:2007/04/29(日) 23:12:36
OD救済とかいう話以前に非常勤教員ののピンはねやめろや。
725考える名無しさん:2007/04/29(日) 23:31:17
大学の上層部に訴えろよ。過去の哲学者の苦闘と比べたら屁みたいなもんだろ。
726大学上層部:2007/04/29(日) 23:33:27
いやならやめてもらって結構ですよ。
代わりはいくらでもいますからね。
うふふふふ。
727考える名無しさん:2007/04/29(日) 23:51:01
あらあら うふふ
728考える名無しさん:2007/04/30(月) 01:36:41
非常勤っていい制度だよな。安上がりで代わりはいくらでもいるしw
729考える名無しさん:2007/04/30(月) 01:40:51
週20コマでも職員に及ばない給料って…
ホントかよ。
ウソだと言ってくれえええええええええええええ■■先生絵えええええええええええええええ!
730考える名無しさん:2007/04/30(月) 01:41:51
ていうか週20コマなんて教えられないよね?
731考える名無しさん:2007/04/30(月) 01:43:21
語学はコマ数ある程度稼げるが、哲学で週20コマ非常勤なんて、ありえない。
732考える名無しさん:2007/04/30(月) 01:55:32
年金払ってますか?
733考える名無しさん:2007/04/30(月) 07:00:44
そうそう、年金は払った方がよい。40歳近くで専任になった知人は、それまで未払いなので、定年まで勤めても最低金額もらえるかどうか瀬戸際。
734考える名無しさん:2007/04/30(月) 08:55:50
>>732
親にパラサイトするのを恥だと思ってない連中が年金なんか払ってるわけないだろ。
それ以前に、給与天引きされるような職にもついてないし、支払い義務があることさえ
知らないのでは?
735考える名無しさん:2007/04/30(月) 10:28:20
>>734
年金は、払ってなきゃ本人がもらえないだけ。他人がとやかく言うこたぁない。
736考える名無しさん:2007/04/30(月) 13:17:58
非常勤で月収8万じゃ年金なんて払えん。
老後は生活保護で。
737考える名無しさん:2007/04/30(月) 13:29:45
実学ではないといえ、人の倍努力した人がこう貧しいんじゃやってられないよな
738考える名無しさん:2007/04/30(月) 13:38:23
研究の喜びはお金には代えられないんだよ。





と年収1500万円(著書なし査読論文なし)の教授が言ったとか言わなかったとか。
739考える名無しさん:2007/04/30(月) 13:49:17
http://www.yamdas.org/column/mylife/wikipedia.html
カネッティを見習いなさい。
740考える名無しさん:2007/04/30(月) 15:25:23
>>734
>親にパラサイトするのを恥だと思ってない連中が

一人の哲学者が生まれるためには、親が餓死することくらい恐れてどうする。そんな引け腰じゃ、哲学なんてできないぞ1
741考える名無しさん:2007/04/30(月) 16:25:04
>人の倍努力した

その根拠は?
742考える名無しさん:2007/04/30(月) 20:43:56
>>735
今の年金制度知らないの?
積立貯金のように、自分の支払った額が将来そのまま還付されるわけではなく、
今の世代の積み立てた年金が後の世代に還付される方式。
年金払わないODは、社会にとっても有害な存在。
743考える名無しさん:2007/04/30(月) 21:06:38
>>741
アニヲタだったら人の何倍もアニメ見てるし、
ギャルゲヲタだったら何倍もギャルゲープレイしてる。
そこに膨大な時間と労力と資本を投資したことは努力と言えば努力だ。
それと同じことでは?
744考える名無しさん:2007/04/30(月) 21:59:05
アニヲタもギャルゲヲタも何の見返りを求めない。

経済的な見返りを、だ。
そんなことは当り前の話。

だが、糞ODは何故か求めているんだよね。

いったいどこが違うのか教えてもらいたいもんだね。
745考える名無しさん:2007/04/30(月) 22:07:54
ちまちましたアカデミズム向けの研究論文書いてるODなんてどーでもいいや。
746考える名無しさん:2007/04/30(月) 22:40:45
>いったいどこが違うのか教えてもらいたいもんだね。

信者やヲタにとってしか価値がないって点では哲学もアニメやギャルゲーと全く同じだよ。
歴史の長さと制度的な認知のされ方が違うだけ。
ただ今は、どこの大学もアニメやゲーム関連の講座を開き、クリエーターが教授や講師になる時代だ。
もうそういうレベルの違いさえなくなりつつある
747考える名無しさん:2007/04/30(月) 22:53:43
だいたい建前としても物事を根底から考え直すはずの学問を志す者が
何故ここまで崩壊しつつある既成の権威に醜くしがみつこうとしているのかな。

「オーバー・ドクター問題」終了でいいかな?
748考える名無しさん:2007/04/30(月) 23:25:28
>「オーバー・ドクター問題」終了でいいかな?

いや、L'avenir dure longtemps(未来はいつまでも続く)。
哲学が理想的な形で制度に依存して存在するとは限らない。
昔からパラサイトだったのだから、別に哲学の恥ではない。
749考える名無しさん:2007/04/30(月) 23:39:43
ポエムはチラシの裏にでも書いて下さい。
750考える名無しさん:2007/04/30(月) 23:57:36
明治の小説読めばすぐわかるけど、経済的に自立しなきゃいかんというのは、日本の伝統的価値観じゃないよ。
経済的依存を好ましくないとするのは戦後輸入された価値観だろう。
751考える名無しさん:2007/05/01(火) 00:03:01
>昔からパラサイトだったのだから、別に哲学の恥ではない。

そもそもパラサイトできる環境にいて、パラサイトすることを恥と思わない
人間しか哲学をやってはいけないということか。
ならばやはり、「オーバードクター問題」なんてものは存在しないことになるな。

>経済的依存を好ましくないとするのは戦後輸入された価値観だろう。
日本最古の私大の校訓は独立自尊なわけだが。
752考える名無しさん:2007/05/01(火) 00:06:34
「経済的」
753考える名無しさん:2007/05/01(火) 00:14:23
大学に勤務しながら哲学やるのは別に悪いとは思わないけど外に開かれた
(通俗化しろとか大衆向けの啓蒙書を書けという意味ではない)
書物を書いて欲しい
754考える名無しさん:2007/05/01(火) 00:19:59
>>750
>明治の小説読めばすぐわかるけど、経済的に自立しなきゃいかんというのは、日本の伝統的価値観じゃないよ。

その通り。明治時代には、「一流の学者は親の遺産で食い、二流の学者は妻の持参金で食い、三流の学者は自分で働いて食う」と言われた。
755考える名無しさん:2007/05/01(火) 00:32:56
>明治時代には、「一流の学者は親の遺産で食い、二流の学者は妻の持参金で食い、三流の学者は自分で働いて食う」と言われた。
出典は? ソース明示しないと説得力ないよ。それに今明治じゃないしw。

にしてもひどいな。哲学って、親に経済的に依存することをここまで強引に正当化しないと
やってられないものなのか?
「パラサイト」だの「スネかじり」だの、いい歳して親に依存することがなぜ否定的に語られるのか
もっとちゃんと考えたほうがいいんじゃないの?
756考える名無しさん:2007/05/01(火) 00:46:04
>哲学って、親に経済的に依存することをここまで強引に正当化しないとやってられないものなのか?

芸術やもっとだよ。文化というのは総じてそういうものさ。哲学なんてましなほうさ。世の中に迷惑かけてないもん。
757考える名無しさん:2007/05/01(火) 00:51:33
>>755
>「パラサイト」だの「スネかじり」だの、いい歳して親に依存することがなぜ否定的に語られるのか

歌舞伎も能も「親がかり」で継承されるが、誰もそれを「恥」という馬鹿はいない。
758考える名無しさん:2007/05/01(火) 00:58:12
>哲学なんてましなほうさ。世の中に迷惑かけてないもん
年金制度崩壊させてるだけで十分迷惑かけてるよ。

>歌舞伎も能も「親がかり」で継承されるが、誰もそれを「恥」という馬鹿はいない。
歌舞伎や能の役者の家に生まれた者は、生まれたときから後を継ぐことが定められている。
幼い頃から厳しい稽古の連続で、本人が強く望んだとしても、他の道を選択することはまず許されない。
それにやめたら周囲に多大な迷惑がかかる。
別に進路を強制されるわけじゃなく、やめたところで本人以外誰も困らない(むしろ歓迎される)
哲学と一緒にするほうがバカ
759考える名無しさん:2007/05/01(火) 01:05:06
いちいち的外れな例示をするな。

イライラするわ。
760考える名無しさん:2007/05/01(火) 01:21:56
>>758
>年金制度崩壊させてるだけで十分迷惑かけてるよ。

哲学ODなんて、全国に数百人いるだけだろ。「年金制度崩壊させる」ような数じゃない。濡れ衣きせんなよ。
761考える名無しさん:2007/05/01(火) 01:27:48
>哲学ODなんて、全国に数百人いるだけだろ。「年金制度崩壊させる」ような数じゃない。濡れ衣きせんなよ。

数じゃない、比率の問題!
哲学ODのうち、まともに年金納付している人間がどれだけいるのか。恐らく相当低いだろう。
そういう事態を容認していたら際限がなくなり、なし崩し的に崩壊するから歯止めをかけないといけない。
職業の如何を問わず、国民の義務を果たすのは当然のこと。
762考える名無しさん:2007/05/01(火) 01:31:22
>数じゃない、比率の問題!

たった300人かそこらの哲学ODを叩いてどうするの?
か弱き者に愛を! 彼らこそ、ヨットの錘のように、水面下で文化を支える「地の塩」なのだ。
763考える名無しさん:2007/05/01(火) 01:33:16
激しく同意!
最近の研究によると1930年代の世界恐慌の原因も哲学のODだったらしいね。
764考える名無しさん:2007/05/01(火) 01:34:11
763は761に同意ね。
765考える名無しさん:2007/05/01(火) 01:45:25
ここで不平不満いってないでアクションおこせやw
766考える名無しさん:2007/05/01(火) 01:48:37
>1930年代の世界恐慌の原因も哲学のODだったらしいね。

へえっ、知らなかった。もっと説明して。
767考える名無しさん:2007/05/01(火) 01:49:17
OD問題なんてあんまり関心がないつもりだったが、
あまりにも>>755がアホすぎるので介入。

そもそも哲学だけじゃなくて重要な文化的営為ってのはだいたいパトロンがいて初めて成り立ってきたんだよ。
そんなもん日本の明治時代に限った話でもない。
大学制度が確立してからは、そのパトロンの役割を主としてアカデミーが担ってきたわけ。
そういうパトロンの役割を国家やら大学が放棄しようとすることが、歴史的に見てどんだけアホなことかは知っといたほうがいい。
だいたい、(300人とはいわずとも)50人や100人くらいの哲学講師を雇うことなんて国にとっての負担としてはハナクソみたいなもんだろ。
とんでもない研究費を食う理系の人間と違って、基本的に給料だけで研究してくれるんだから。
768考える名無しさん:2007/05/01(火) 01:58:02
>>767
いいこというね。
769考える名無しさん:2007/05/01(火) 07:05:40
>>767

755は親にパラサイトすることを恥と思えって言ってるだけで、
別にアカデミズムの制度を批判しているわけじゃないと思うが。それはさておき、

>50人や100人くらいの哲学講師を雇うことなんて国にとっての負担としてはハナクソみたいなもんだろ。

その程度ならとっくにいる。
っていうか、小中高での哲学教育も行われていない日本の社会における需要よりはるかに多くの哲学研究者が
わいているからこそのOD問題だろうが。そんなものを保護する必要はない。
百歩譲って保護する必要があるとしても、その裏づけとなる能力や実績が絶対必要!
フランスみたい教授資格試験とかがあるならまだしも、ゆるい院試通って、誰も読まない論文ちょっと
書いただけODなんか問題外だろ。

770考える名無しさん:2007/05/01(火) 09:15:19
>>769
767氏の言うとおりだ。300人というのはODの数だから、哲学教師をあと100人くらいは増やせというのは不当な要求ではない。

日本にはさまざまな分野の研究者がいるが、哲学だけ特別にレベルが低いことはない。アカデミズムの蛸壺論文化はたしかに問題だが、全分野にいえることだ。

日本は高等教育への国家財政支出が先進国で異様に低い。こういう視点から問題を論じるべきだ。
771考える名無しさん:2007/05/01(火) 10:00:41
>日本は高等教育への国家財政支出が先進国で異様に低い。こういう視点から問題を論じるべきだ。

そのこと自体は否定してい。
いい歳して親にパラサイトしているようなODを国家財政支出で救済する必要なんかないってだけ。
772考える名無しさん:2007/05/01(火) 10:14:24
>>762
>>770
っていうか、哲学のODが300人って数値は何かソースあるの。
重点化でジャンク化したいまどきの大学院見てるともっと多いと思うんだが。
773考える名無しさん:2007/05/01(火) 10:18:51
>>767が言うのはその通りだが、もう一つの側面として
欧米だと文化のパトロンをやると税金を優遇するという制度が
広く確立されているというのがある。
774考える名無しさん:2007/05/02(水) 00:37:48
OD問題なんてあんまり関心がないつもりだったが、
あまりにも>>767がアホすぎるので介入。

>そもそも哲学だけじゃなくて重要な文化的営為ってのは
>だいたいパトロンがいて初めて成り立ってきたんだよ。
>そんなもん日本の明治時代に限った話でもない。
>大学制度が確立してからは、そのパトロンの役割を主としてアカデミーが担ってきたわけ。
>そういうパトロンの役割を国家やら大学が放棄しようとすることが、
>歴史的に見てどんだけアホなことかは知っといたほうがいい。

お前は19世紀以前からタイムトラヴェリングしてきたのかな?

20世紀の重要な文化的営為ってのはだいたい特定の富裕なパトロンを持たずに、
不特定の大衆の介入による資本主義と折合いをつけて成り立ってきたんだよ。
そんなもん日本の平成時代に限った話でもない。
大学制度が崩壊しつつある現在は、そのパトロンの役割をアカデミーが担いきれなくなってわけ。
そういうパトロンの役割を国家やら大学が維持しようとすることが、
歴史的に見てどんだけアホなことかは知っといたほうがいい。
775考える名無しさん:2007/05/02(水) 04:05:35

>20世紀の重要な文化的営為ってのはだいたい特定の富裕なパトロンを持たずに、
>不特定の大衆の介入による資本主義と折合いをつけて成り立ってきた

茶を吹いた。20世紀の絵画史とかほんの1mmでもかじってたら、そんなこと絶対に言えないと思うんだけど。
ていうか、あなたの言う「重要な文化的営為」ってたとえば何?
776考える名無しさん:2007/05/02(水) 20:01:12
>>774は大衆芸能しか知らないのでスルーしてOK。
777考える名無しさん:2007/05/02(水) 22:32:59
>>774-775
ジャズの例とかもあるし、フーコー産業とかいう言葉もあったくらいだから、
市場原理と文化がそれなりに幸福な共存ができたケースもあるにはあると思うけどね・・でもそれだけが20世紀の文化って言われてもね・・
778考える名無しさん:2007/05/02(水) 23:13:43
(以下クリシェではあるが)
日本ではメディア(新聞、出版、テレビ)が規制産業であるおかげで、
知の商品化が極度に進んでいるから、アメリカやフランスの文化や知が
どういうところで担われてきたのかが見えなくなってるわけ。
779考える名無しさん:2007/05/02(水) 23:51:29
> 20世紀の重要な文化的営為ってのはだいたい特定の富裕なパトロンを持たずに、
> 不特定の大衆の介入による資本主義と折合いをつけて成り立ってきたんだよ。

wwwwwwwwwwwwwww

ばかうけww

ずいぶんご立派な文化的教養をお持ちのようだ
780考える名無しさん:2007/05/03(木) 00:01:24
結局どこで見切りをつけるかだよ
20代ならまだ間に合う
可能な限り早く社会復帰しろ
781考える名無しさん:2007/05/03(木) 00:13:07
>>780
だね。いくら御託を並べようが、

*いい歳してまともな社会経験もスキルもなく、自力で生計も立てられない
*真理を追究する学問をやっている建前をかざしつつ、実際は既存の権威に醜くしがみつくことしかできない

こんな人間誰も相手にしないしね
782考える名無しさん:2007/05/03(木) 00:20:13
残念ながら相手にされています。
申し訳ないね。
783考える名無しさん:2007/05/03(木) 00:52:01
見栄はるなよw
784考える名無しさん:2007/05/03(木) 01:13:36
弩虞慧螺すら読んでない低脳は普通に働けってことだろ?w
785考える名無しさん:2007/05/03(木) 01:14:56
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おまえらには理解できないだろうねw

786考える名無しさん:2007/05/03(木) 11:49:59
>そもそも哲学だけじゃなくて重要な文化的営為ってのはだいたいパトロンがいて初めて成り立ってきたんだよ。

この場合、誰のどういう活動を「重要な文化的営為」と認め、いくら出資するかを決定する権限はもちろんパトロンの方にある。
ここで粘着している哲学ODの妄想を「重要な文化的営為」と認めるパトロンがどこにいるんだろうねw。
787考える名無しさん:2007/05/03(木) 13:06:19
はいはい荒らしはスルー
788考える名無しさん:2007/05/03(木) 16:28:45
ODで優秀な哲学者なんているんですか?
聞いたことないですが…
789考える名無しさん:2007/05/03(木) 16:34:45
ODをどう定義するかによる。
博士号を取った段階で一定の実力は証明されたことになるが、特に優秀かどうかは分からない。
非常勤だけで優秀な人(助教授、准教授、教授レベル)の人は結構いる。
790考える名無しさん:2007/05/03(木) 16:41:31
791考える名無しさん:2007/05/03(木) 17:08:33
キオスクのおねえちゃん以下の収入の大学の先生かよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
792考える名無しさん:2007/05/03(木) 17:33:38
>>788
無能な教授と同じぐらいいる
793考える名無しさん:2007/05/03(木) 17:39:24
まあそうだね。
しかし日本ではもともと優秀な人材が哲学に行かないという問題もある。
794考える名無しさん:2007/05/03(木) 18:03:40
>日本ではもともと優秀な人材が哲学に行かないという

西田哲学の頃の京大はたくさん人材が集まった。だが、昭和二十年代の前半とか、1960年代後半とか、社会が不安定化した時期には哲学に人材が集まる。
漏れは決して悲観していない。文学分野よりはよほど優秀な人材が来ているよ。まぁ、社会学にはちょっと負けているが。

795考える名無しさん:2007/05/03(木) 18:14:05
いや、社会学よりまし。
796考える名無しさん:2007/05/03(木) 19:45:25
最近だと社会学や心理学ぐらいメディアの下部構造化してる分野は
ないんじゃないかな。
それも社会不安をあおるような先入見やコミュニケーションツールの
製作(捏造)部門として。学科として人気があるのもそういう理由。
哲学科は依然として底抜け学科だよね?
797考える名無しさん:2007/05/03(木) 22:32:31
>哲学科は依然として底抜け学科だよね?

たとえば、燈台哲学科はこのところずっと定員一杯、進学者がある。
こんなことはあまりなかった。哲学が求められている時代なんだ。
798考える名無しさん:2007/05/03(木) 22:45:50
そろそろ哲学の公募がJRECに載りだしたな。早稲田は専任講師クラス。↓
http://jrecin.jst.go.jp/
799考える名無しさん:2007/05/04(金) 01:11:58
>>797
いや、哲学は前から(おれが知ってるのは10年前くらいからだが)なんとか定員は埋まってたんじゃない?
印哲とか倫理とかは例年かわらず底割れだったと思うが。

個人的な感想としては、独文の凋落っぷりがかなり痛々しいとおもう。
800考える名無しさん:2007/05/04(金) 02:53:01
難しいこと言ってないで、さあ君も!



 (⌒) .(⌒)   (⌒) .(⌒)   (⌒) .(⌒)
 ( ´・●・)つ ( ´・●・)つ ( ´・●・)つ <オランウータンビーツ
 ( 二つ    ( 二つ    ( 二つ
  \./ /、    \./ /、    \./ /、
    ∪`J      ∪`J      ∪`J

801考える名無しさん:2007/05/04(金) 03:23:03
まあ一生貧乏でもいいじゃないか。
802考える名無しさん:2007/05/04(金) 18:06:49
>>799
>独文の凋落っぷりがかなり痛々しいとおもう。

独語、仏語などは教養課程の必修からはずれた途端、ポストも激減。英語だって、英文学出身者のポストはすごく減っている。
哲学は、二三年前に日本哲学会が調査した結果、ほとんど減っていない。「哲学」という名前の講義がなくなっても、色々な形でもぐり込める。ODは、こうした汎用性を養うべきだ。
803考える名無しさん:2007/05/04(金) 18:39:13
しかし専任のポストは減って非常勤になってないか?
804考える名無しさん:2007/05/04(金) 20:27:12
うむ。だが語学の非常勤は楽勝なので
かなりコマ詰められる。
805考える名無しさん:2007/05/04(金) 20:34:01
>>802
クリシンとか?
806考える名無しさん:2007/05/04(金) 21:14:35
ここのODはおいくつぐらいの方が多いのかしら?
807考える名無しさん:2007/05/04(金) 22:49:07
非常勤のコマたくさん入れて搾取されまくって研究の暇がないOD>>m9(^Д^)プギャー













まあ、俺のことだけどね。
808考える名無しさん:2007/05/04(金) 22:50:35
>>806
30〜40歳までたぶん均等に広がっていますね。
809考える名無しさん:2007/05/04(金) 23:49:18
おれは19でODだが?
810考える名無しさん:2007/05/04(金) 23:59:22
あのー、漏れ、非常勤歴23年、現在52歳です。独身、老親と三人暮らし。
811考える名無しさん:2007/05/05(土) 00:05:34
>>809
おい、ざけんなよ。ここは真面目な板だぞ。
812考える名無しさん:2007/05/05(土) 00:40:34
>>810
これまでに一億円ぐらいピンはねされてきたことになる。
813考える名無しさん:2007/05/05(土) 01:15:04
>>810
おい、ざけんなよ。ここは真面目な板だぞ。

>>812
おい、ざけんなよ。ここは真面目な板だぞ。
814お約束:2007/05/05(土) 01:20:06
>>813
おい、ざけんなよ。ここは真面目な板だぞ。
815考える名無しさん:2007/05/05(土) 01:20:35
>>813
大体その計算であってると思うけど?
816考える名無しさん:2007/05/05(土) 01:26:27
アメリカなら訴訟起こせば一億円プラス懲罰的意味で100億円くらいとれるが、日本ではそんなことしたら人生オワタ
817考える名無しさん:2007/05/05(土) 01:40:26
>>816
その前にどこ訴えるんだよw
818考える名無しさん:2007/05/05(土) 01:42:41
>>816
おい、ざけんなよ。ここは真面目な板だぞ。
819810:2007/05/05(土) 02:59:18
だって漏れ、誰かを恨んでいるわけじゃない。決して不幸じゃないんだよ。
一億円ピンはねされたとか、そんなこと考えたことはないよ。
820考える名無しさん:2007/05/05(土) 10:07:17
そうだよな。ピンはねされてるかどうかしらんが、
ともかくそいつらが給料くれたから生きてこれたんだものな。
821考える名無しさん:2007/05/05(土) 13:44:32
アメリカはいいぞ。
35でも助教授もいるし、博士課程でも非常勤として働ける。
それも日本人で。給料も日本に比べていいしな。
博士課程はせめてアメリカで取れ。
822考える名無しさん:2007/05/05(土) 14:36:42
>博士課程はせめてアメリカで取れ。

うん、これ正論だ。残念だけれど、日本の大学院は、もうそれを出ただけじゃ就職できない時代。
まだ修士あたりの人は、博士に進学したらすぐ留学することを考えるべきだろう。
823考える名無しさん:2007/05/05(土) 14:50:12
アメリカは学費が相当高くつく。英語の勉強にも
金はかかるし時間もかかる。無理なく留学できる
制度があればいいのだが、哲学だと奨学金も取りにくい。
824考える名無しさん:2007/05/05(土) 18:03:51
ふーむ、留学できる裕福な人間しか学者になれない時代か。ため息。
825考える名無しさん:2007/05/05(土) 18:35:50
すごい仕事残せばいいじゃないの
826考える名無しさん:2007/05/05(土) 19:49:42
>>824
hint; 奨学金
827考える名無しさん:2007/05/05(土) 19:51:56
819,820
なんか幼稚園児レベルの社会認識なんですが。
828考える名無しさん:2007/05/05(土) 20:02:16
現在の非常勤レベルの給料で満足な人は、アマチュア根性だから大学で教えずに趣味で学問やってほしい。
学問のプロを目指すなら、正当な対価を要求すべきだ。
829考える名無しさん:2007/05/06(日) 00:14:02
稼ぐ必要ない身分の人は
sりゃ非常勤の方がいいだろ
830考える名無しさん:2007/05/06(日) 00:50:03
>>829
イタリアでは、大学教授とは、それ以外に十分な収入があり、教授職によって食べてゆくのではなく、いわば"遊び"としてやっていける人のためのポストなのだよ。
831考える名無しさん:2007/05/06(日) 01:15:43
日本ではいちおう顔つなぎのために必要なのだよ。
832考える名無しさん:2007/05/06(日) 11:40:13
>いちおう顔つなぎのために

それが悲しいやね。出身大学の非常勤ならともかく、別の大学の非常勤だと、次第に出身大学とは疎遠になってゆく。
顔の知らない後輩の院生ばかりの研究室は、ODを5、6年もすると行きにくいんだよ。
833考える名無しさん:2007/05/06(日) 11:50:51
>831-32
でも今は重点化の弊害で、大学院で10年くらい勉強したのに
非常勤のコマにさえありつけないODが大量にいるからな。
あるだけまだマシと考えないといけないのかも。
834考える名無しさん:2007/05/06(日) 11:57:10
ODが出入りすると現役の院生が将来を悲観して悪影響があるからよくない。w
835考える名無しさん:2007/05/06(日) 11:58:57
大学院で10年って・・・・・・修士課程に4年、博士課程に6年か?
836考える名無しさん:2007/05/06(日) 12:09:26
>>835
修士は2年で出ても、留学したり休学したりで
博士に延々在籍し続けるケースが多い。
837考える名無しさん:2007/05/06(日) 12:13:00
>>834
いや、若いうちじゃないと社会復帰できないから、
先輩の惨状をまじかに見て早めに現実を知ったほうがいい。
838考える名無しさん:2007/05/06(日) 14:08:29
大変っすねw粘りに粘り続ければ奇蹟も起こるかもしれないですよ。
ダメでも哲学で人生棒に振るのも乙じゃないですか。
839考える名無しさん:2007/05/06(日) 14:10:43
>>837
うーんどうかな?
それだと可能性がありそうな奴に限って
哲学をやめ「社会復帰」し、
どうしようもない奴だけが残り続けそうだ。w
840考える名無しさん:2007/05/06(日) 14:51:55
とにかく哲学では(他の分野でもそうだが)、研究者を目指すと非常に高確率で悲惨な人生になることを学生に広く知らせるべきだな。

努力しないでもポストにありつけだ団塊のゴミどもが、仕事がないのは自己責任とか異常に不見識なことを言い出すかもしれんが、もうそんなレベルじゃねえそ。
841考える名無しさん:2007/05/06(日) 15:00:07
>>840
同意。
842考える名無しさん:2007/05/06(日) 15:02:06
予備校講師でもすれば月収20万はいけるんでしょ?
それはそれで難しいとはいえ、悲観的にならなくてもいいんじゃない?
最悪私塾開けば、それなりに食べていける
843考える名無しさん:2007/05/06(日) 15:11:54
>>840
>研究者を目指すと非常に高確率で悲惨な人生になる
・実際定職にありついて高給もらってる教員にそんなこといわれても説得力が全然ない
・そこまで悲惨なら最初から大学院の募集打ち切りゃいいのに、予算の関係で絶対に取りやめない
以上の2点どうにかしないかぎり、いくら説明しても無駄だろうね。

>>842
この少子化で予備校をはじめとする受験産業は研究職志望者のセーフティネットとしての機能を失った。
この高齢化社会、これからは高齢者対象の職業じゃないと
セーフティネットとして機能しないだろうね。

844考える名無しさん:2007/05/06(日) 15:25:18
実際には、予備校や学習塾の講師の仕事はいまでもたくさんある。
ただし、さほど忙しくない代わり、月収は本当に20万前後。
セーフティネットと言えるかどうか微妙。
845考える名無しさん:2007/05/06(日) 16:10:08
東大か京大の博士課程を出れば、30代後半までのアカポスゲット率70%は超える。
846考える名無しさん:2007/05/06(日) 16:47:04
研究職志望者の真の悲惨は、ポストを獲得できないことではなく、
研究と言えるほどの研究をする能力が自分にはないことに気づくことだろ。
847考える名無しさん:2007/05/06(日) 17:27:48
↑そんな高尚な話はスレ違いですね。

>>843
>・そこまで悲惨なら最初から大学院の募集打ち切りゃいいのに、予算の関係で絶対に取りやめない

これはほんとにそうで、
某帝大院(哲学科ではないが人文系)でも募集のときにはいいことばっか言っておいて、
入った後になって初めて「院生はホームレスになる覚悟が必要」みたいなこと言うからなあ。

OD問題って手っ取り早い解決のためには、入院者を減らすしかないよね。
もちろん長期的には、産業ベースに乗らないような基礎研究系の予算を少しでも復活させるよう求めていくことが必要なんだろうけど。
848考える名無しさん:2007/05/06(日) 17:34:39
>>834
>ODが出入りすると現役の院生が将来を悲観して悪影響があるからよくない。w

いや、これマジで、言えてるが、笑えない、笑えない。
849考える名無しさん:2007/05/06(日) 17:36:13
俺、大学院の面接では、
「出ても就職ないかもしれないけど、それでいいの?」って
しつこく聞かれた記憶があるけど。
850考える名無しさん:2007/05/06(日) 18:09:48
>>847
大学院拡充→研究者志望インフレ→非常勤でODの労働力を安く買い叩き→少子化でも大学職員・教員の給与確保
851考える名無しさん:2007/05/06(日) 20:50:25
>「出ても就職ないかもしれないけど、それでいいの?」って
>しつこく聞かれた記憶があるけど。
「じゃあなんで入試なんかやってんですか。就職先ないって
わかってるなら、最初から募集しなきゃいいのに」と答えるのがよろし。
852考える名無しさん:2007/05/06(日) 20:55:09
>>851
大学院と言うのは勉強する場所であって、職業紹介所じゃないよ。
853考える名無しさん:2007/05/06(日) 20:59:26
>>852
単に勉強するだけなら、独学でもカルチャーセンターでもできる。
大学行くにしても、聴講生やら研究生やら課外講座やらいろいろある。
あえて入試実施して、高い学費とって学位を出す手続きを踏むってことは
明らかに勉強する以外の意味があるってことだろう。
それに関しては、大学も教員も最低限の責任を負うんじゃないの?
854考える名無しさん:2007/05/06(日) 21:09:28
>>853
大学教授から専門的な知識を教えられるじゃん。修士号ももらえる。
それでその上、就職先も紹介しろだって?はぁ?子どもじゃねーんだから自分で見つけろよ。
855考える名無しさん:2007/05/06(日) 21:18:28
>>853
>あえて入試実施して、高い学費とって学位を出す手続きを踏むってことは

これは学部も同じだろう。だから、大学院が、入試や高い学費があるとしても、「就職を保障する」義務まではない。
856考える名無しさん:2007/05/06(日) 23:04:17
>「就職を保障する」義務まではない

さすがにそこまで期待している奴は誰もいないだろう。
ただ少なくとも、このスレの書き込み見てても哲学科の大学院まで来るような連中の
大半が、単に勉強したいってだけでなく研究職志望なのは一目瞭然。
職などないといったって、募集停止もせず学生を受け入れ続けているのはなぜなのか
最低限の説明責任は発生するはず。
857考える名無しさん:2007/05/06(日) 23:23:59
最低限の説明責任としては、
研究職を得るのが実際にはかなり難しいことを
あらかじめ予告するだけで十分だと思うけど?
858考える名無しさん:2007/05/06(日) 23:28:18
大学院を大学教授になるための予備校か何かと勘違いしてる奴がいるのは困ったものだな。
そういうことだから、日本の大学の哲学科の大学院の真の問題点である、
教育内容の貧弱さが覆い隠されてしまう。
859考える名無しさん:2007/05/06(日) 23:33:16
>>857
実際には>>843に書かれているような理由でその予告自体に
大して説得力がないし、だからこそODが溢れてるんじゃないの?
教員連中だって、大学院の志願者や入学者が減ればその分
予算もカットされて自分たちの立場が危うくなるって意識があるから、
その辺の事情の説明はどうしたって甘くなる。
860考える名無しさん:2007/05/06(日) 23:39:58
ODなんて甘ちゃんだろ
861考える名無しさん:2007/05/07(月) 09:07:04
>教員連中だって、大学院の志願者や入学者が減ればその分、予算もカットされて

教員の意識としては、院生を取りたいわけではない。が、制度上、取らなければならない仕組みが問題なのだよ。
862考える名無しさん:2007/05/07(月) 09:27:42
>>861
研究職需要なんかほとんどないから、院生を採る必然性はない→
だがその事実を公に認めたら、大学院自体存立する必要がなくなるから、
組織と職を守るために院生を採らないといけない→OD量産
ほとんどマッチポンプだな
863考える名無しさん:2007/05/07(月) 09:48:57
中間的な解決策として、ドクター進学を異様に厳しくして、ほとんど落としているところもある。
それなりに"良心的"なのかもしれないが、院生の不満は高い。
864考える名無しさん:2007/05/07(月) 10:10:08
>>863
ホント教員のための、予算のための「解決策」だよな。
こういう方針を採る以上は、学部並みの就職対策を実施するか、
他大学の博士課程の受験を積極的に斡旋するかしないと。
865考える名無しさん:2007/05/07(月) 12:35:18
>>860
人文系の研究というものは成果が予測困難なものだから
自分の実力を過大評価して大学院進学をしたが何ら価値ある
研究を行うことができず、就職もできない阿呆が生じてくるのは
いたしかたがないこと。
大学院の側としては、就職の難しさを予告して自己責任で
進学するかどうか決めてもらえば十分だと思うよ。
大学院に入ることで大学教授へのエスカレーターにでも乗ったつもり
になる勘違い野郎の世話までする必要なんかないさ。w
866考える名無しさん:2007/05/07(月) 12:40:03
>>865
>大学院の側としては、就職の難しさを予告して自己責任で進学するかどうか決めてもらえば十分だと思うよ。

その通りだ。その上で、しかし(これは哲学だけの話ではないが)、博士修了者が大学以外に就職することが必ずしも「挫折」ではないコースであるように努力すべきだ。
この努力は、大学側の院生側の両方が真剣に取り組む必要がある。
867考える名無しさん:2007/05/07(月) 12:52:31
これからは研究者が常勤のポストにつける確率は非常に低くなる、というか既にそうなっている。
かなり実力ある人が相当努力しても、せいぜい非常勤のコマがいくつかもらえるだけで、収入が年に150万円程度という
状態で終わる可能性が非常に高い。

大学院まで行って、博士論文書いて、場合によっては留学もして、それで年収150万。
もちろん、運がよければ(実績なしでも)教授になれるが、それでもせいぜい年収1000万ちょっとだ。
(しかしその可能性はあまりにも低い。)すなわち、期待値的にはリスクがとてつもなく大きく、リターンは異常に小さい。

研究の楽しみは金に変えられないというが、実際は予備校や塾、場合によっては警備員やコンビニのアルバイトで忙しくないり、研究はできない。

つまり、経済的には極貧で、生きがいも見出せない生活を強いられる。日本社会から罵倒、嘲笑、愚弄され、最終的に「氏ね」と宣告を受けるわけだ。
実際、この業界に進んで食えずに自殺した人や過労で死んだ人を複数知っている。

絶対に研究者など目指すべきではない。
868考える名無しさん:2007/05/07(月) 12:55:07
>>863
経済学や社会学とかなら、最初から修士だけで終わるつもりで進学してくる
連中が大勢いるけど、哲学だとほとんどいないのでは?
こういう体質、気質から変えていかないとダメなんだろうな。
869考える名無しさん:2007/05/07(月) 13:41:08
>>867
おまいちょっと大げさ。俺は大学院を出て非常勤で生活しているが、
不安定で収入は少ないが、そんなに悲惨さは感じていないし、
日本社会から罵倒、嘲笑、愚弄されているとも感じていないよ。
アルバイトで忙しかったときはたしかに研究はできなかったが、
俺の場合は時間がなかったというよりは意欲がなかったためだったし。

野球やサッカーだって一流選手になれず、二軍も解雇されて悲惨な状態
に陥る奴とかもいるだろ? そういう奴らが若者に向かって、
「絶対にスポーツ選手など目指すべきではない」と言っても
笑われるだけ。研究者もおなじじゃね?
870考える名無しさん:2007/05/07(月) 13:56:29
年収150万だったり研究する時間がとれなくても満足できる人は、とても欲が少ない人で、人間としてはそういう生き方があっていい。

しかし大学はトップレベルの知性が学問のプロとして競争しあって、新しい考えや未知の真理の発見を目指す、アグレッシブな世界であってほしい。

そうでなければ、ただ勉強が好きな趣味人間が大学に多く居残り、ぬるま湯につかったような環境となり、学問や教育は停滞する。

実際現在そうなっていて、日本の人文社会科学は世界で通用しない。

この現状を打開するためには、研究者の待遇を改善し(非常勤のようなアマチュア、ボランティア程度の待遇は廃止)、

研究者が学問のプロとして誇りをもてる環境を作ることが大切だと思う。

低賃金で、研究に集中できなくても勉強できれば楽しいという、意欲の少ない人、趣味の人は公務員になって余暇に勉強するのが向いていると思う。
871考える名無しさん:2007/05/07(月) 13:58:02
>>867
少しオーバーだろう。現在、燈台のODで言えば、30代後半で、アカポスゲット率6〜7割、30代前半で3割くらいか。
将来的には、燈台鏡台クラスで専任就職率は5割くらいか。
これを高いと見るか低いと見るかは難しい。
どんな人生にもリスクはあるから。
872考える名無しさん:2007/05/07(月) 14:00:08
>>870
トップエリートは厚遇しろという要求は分かる。
だが、「底辺」を廃止するのは難しい。芸術家がそうだが、トップから底辺まで地続きになる。
873考える名無しさん:2007/05/07(月) 14:02:35
>>872
底辺が公務員で片手間に勉強すればいいんじゃないだろうか?
大学で教えてる人間が年収150万の底辺ではこまる。
874考える名無しさん:2007/05/07(月) 14:07:22
年収150万円というのは、非常勤だけで生活する場合としても、
少し低すぎじゃないか? 300万程度というのが現実的では?
875考える名無しさん:2007/05/07(月) 14:10:43
研究者が誇りをもてるかどうかは、
自分の研究に価値を認めることができるかどうかで決まることで、
ポストにも収入にも関係ないと思うけどなあ。
それで生活している「プロ」かどうかにも、関係ないんじゃね?
876考える名無しさん:2007/05/07(月) 14:10:44
>>873
それはそうだ。だが、人材の養成という視点からは、最初から少数のトップエリートだけを選び出すという予定調和は難しい。
諸外国を見ても、広い「すそ野」ができてしまう。
公務員は「職務専念義務」があるからまずい。他のバイトで糊口をしのぎつつ、意識としては、本業は哲学の非常勤というのは、まあ仕方がないのではないか。
877考える名無しさん:2007/05/07(月) 14:14:16
非常勤+率のいいバイトで年収300万ならば、共稼ぎで贅沢しなければ生きていける。
878考える名無しさん:2007/05/07(月) 14:17:35
非常勤+ほどほど率のバイトだったら、
東京なら年収500万程度だと思う。
879考える名無しさん:2007/05/07(月) 16:08:58
もうお前らは本当にアホかと。
実業家になって自分で稼いだ金で好きなだけ研究をやれ。
哲学者でございますって、そんなもん職業じゃねえよ。
ドクター中松なんかどんなにアホな研究やっても
誰も文句言わないぞ、自分で稼いだ金で研究やってるから。
880考える名無しさん:2007/05/07(月) 17:43:40
>勉強が好きな趣味人間が大学に多く居残り、
>ぬるま湯につかったような環境となり、学問や教育は停滞する。

これってまさに高給を保証されていた従来の専任教授達の姿なんじゃないの?
881考える名無しさん:2007/05/07(月) 18:04:36
>>840
>努力しないでもポストにありつけだ団塊のゴミどもが、

私はその「団塊のゴミども」の一人ですが、子供の時から同年代人口が多く競争は激烈でしたよ。
当時、大学院の博士課程に残るのは並大抵ではなく、今よりずっと大変でした。
882考える名無しさん:2007/05/07(月) 18:16:38
>>881
まあ今の大学院入試なんてユルユルだから、
大した苦労しないで博士まで上がれちゃうもんね。
関門が揺るけりゃ、それだけ与れる余禄も少ないって訳か。
883考える名無しさん:2007/05/07(月) 18:41:13
「真理の探究」という建前が完全に崩壊しているんだから、
アカデミズムにおける「哲学」という学問そのものの存在理由が
問われているという危機意識が無いのが何ともナイーヴすぎるんだよね。
884短パン:2007/05/07(月) 19:10:09
>オーバー・ドクター問題を語ろう
ちょっと、よく解らないな。。。
だって、てめぇの頭脳明晰さを証明させたくて医者になったんじゃねぇの?
「オーバードクター」それって、ブラックジャック以上の腕と哲学を持ち得た
医者がおり。自分の存在を思い悩んでいるという事か?

出て行ったほうが、身の為だと思うぜ?そんなのじゃ・・・・
※俺は、医者を完全に信じていない。例え癌の末期であったとしても、
 行かなきゃ、知りもしない。。。その位の自由は選択して逝きたいぜ?

885考える名無しさん:2007/05/07(月) 19:41:26
結婚してる人多いのかな?
886考える名無しさん:2007/05/07(月) 19:47:26
哲学ODは、スピノザ(在野)やショーペンハウエル(非常勤のみ)の末裔だから結婚率は非常に低い。
887考える名無しさん:2007/05/07(月) 19:56:57
そうでもないと思う。私が知る限り、
40歳ぐらいになるまでに結婚する奴が多い。
普通の人に比べて異常に率が低いのは
運転免許と携帯電話の所持じゃないかな。
888考える名無しさん:2007/05/07(月) 20:34:46
>>871
>燈台のODで言えば、30代後半で、アカポスゲット率6〜7割、30代前半で3割くらい

いいじゃねーか。漏れんとこ、都内某有名私大だが、うんと悪いぞ。
889考える名無しさん:2007/05/07(月) 22:22:50
本郷は今でもそんなに高い?
少なくとも駒場はそれ以下。
(概して京大の方が高いようだ)。
890考える名無しさん:2007/05/07(月) 22:26:27
>>888
KOですか?
あのへん結構できる人材が無駄になってるよね。
891考える名無しさん:2007/05/07(月) 23:55:17
>スピノザ(在野)やショーペンハウエル(非常勤のみ)の末裔

この部分だけ見ると、哲学ODってすごく崇高で尊敬に値する人間に思えるよな。
実情はそれからあまりに遠いけどw。
892考える名無しさん:2007/05/08(火) 00:19:10
>哲学ODってすごく崇高で尊敬に値する人間に思えるよな。実情はそれからあまりに遠いけどw。

「あまりに遠い」とは失礼しちゃいますね。論拠をあげてください。私の周りの哲学ODは地味だけれど素晴しい人たちです。
893考える名無しさん:2007/05/08(火) 01:05:21
反応してしまうあなたが一つのそれかな
894考える名無しさん:2007/05/08(火) 02:44:33
稼ぎのある女を捕まえろ!
895考える名無しさん:2007/05/08(火) 07:06:19
>稼ぎのある女を捕まえろ!

ここに真理がある。
896考える名無しさん:2007/05/08(火) 18:31:52
稼ぎのある女捕まえても、アカポスは捕まえられない。
897考える名無しさん:2007/05/08(火) 20:00:40
稼ぎのある女捕まれば、アカポスなんて要らないだろ?
ところで「アカポス」って何だ?w
898考える名無しさん:2007/05/08(火) 20:11:52
アカポス=アカデミックポスト

そんなことも知らない奴いてびっくり。ぐぐってみろ。
899考える名無しさん:2007/05/08(火) 21:10:51
>>896
>稼ぎのある女捕まえても、アカポスは捕まえられない。

稼ぎのある女がいて、哲学することができれば、アカポスなんていらない。
非常勤で教える喜びを味わい、あとは論文と著作に専念する。
これが最高の哲学者の生き方だろう。
900考える名無しさん:2007/05/08(火) 21:36:14
やっぱアホとカスばっかだね、ODって。
901考える名無しさん:2007/05/08(火) 21:49:50
>>899
漏れ、大賛成だよ。哲学者は家にいる時間が長いから、専業主夫と子育てに向いているんだ。
これぞ、21世紀の哲学者の生き方! キャリアウーマンを捕まえよう!
902考える名無しさん:2007/05/08(火) 21:56:40
>>899
それを実現してる人知ってるけど。
903考える名無しさん:2007/05/08(火) 21:59:48
>>902
たとえば、フォイエルバッハがそれだ。若きフォイエルバッハは匿名で神学批判をしたが、実名がばれて、アカデミズムから追放された。
素敵な女性と結婚して、あとは一生在野で、あれだけ素晴しい著作を残したんだよ。
904考える名無しさん:2007/05/08(火) 22:00:23
>>901
ODの生き方に共感してくれて、生活の面倒まで見てくれるキャリアウーマンってw。
建前として真理の追究を目指す学問をやっている人間が、そういう思い切り都合のいい
存在を当てにしていいのかね?
905考える名無しさん:2007/05/08(火) 22:03:06
>>904
どうして? 漏れは真理の追究が出来る、妻は、働いて自己実現したい。家事と育児は専業主夫の漏れがやる。
独身のスピノザやカントに比べて、ずっと人間性に適った生き方だと思わないかい?
906考える名無しさん:2007/05/08(火) 22:12:33
>>904
>そういう思い切り都合のいい 存在を当てにしていいのかね?

つーか、しがない哲学ODを夫にしてくれるような"女の甲斐性のある"キャリアウーマン捕まえれられる奴がどのくらいいる?
まず、哲学ODも"男を磨く"ことから始めなきゃいかんな。

907考える名無しさん:2007/05/08(火) 22:22:03
>>898
アカポス・・・ぐぐる・・・
下品な奴らだな。こんな奴らが間違って「アカポス」を捕まえたりしたら、
日本も絶望だな。
908考える名無しさん:2007/05/08(火) 22:24:20
>>906
"男を磨く"って言い方自体、思いっきりODが嫌いそうだよな。「哲学的じゃない」とかいってw。
それはさておき、
>しがない哲学ODを夫にしてくれるような"女の甲斐性のある"キャリアウーマン
なんて、捕まえる以前に知り合う機会さえほとんどないんじゃない?
そういうキャリアウーマンがいるような席に出入りする男なら、まず哲学ODにはなってないしw。
909考える名無しさん:2007/05/08(火) 22:30:26
"アカポス"を"ゲット"するとか平気で言うセンスの持ち主が何で"男を磨く"という言い方を嫌うんだよ。
910考える名無しさん:2007/05/08(火) 22:31:27
>>908
>そういうキャリアウーマンがいるような席に出入りする男なら、まず哲学ODにはなってないしw。

痛いっ! だが、蓼食う虫も好き好きじゃないか。自己実現したいキャリアウーマンでも、子供は産みたいんだよ。
家事、育児、なんでもやります哲学ODこそ、彼女たちの理想の夫だと思う。そういう哲学ODがいることを、彼女たちはまだ知らない。
知らせることから始めよう!
911考える名無しさん:2007/05/08(火) 22:34:15
>>909
哲学ODたちよ、"男を磨く"なんて曖昧な言い方をやめて、"セックスアピール"で勝負しよう!
912考える名無しさん:2007/05/08(火) 22:37:02
>>910
>自己実現したいキャリアウーマン
働くことによる自己実現ってそれ自体がもう真理の探究の一形態じゃないか?
言うなれば、キャリアウーマンは既にもう一人の哲学者だ。
自分で哲学を究めているキャリアウーマンにしてみたら、自力で生計も立てられないODなんて
哲学的に見ても格下。いよいよ相手にするはずがない。
913考える名無しさん:2007/05/08(火) 22:42:34
>キャリアウーマンにしてみたら、自力で生計も立てられないODなんて、哲学的に見ても格下。いよいよ相手にするはずがない。

いや、フォイエルバッハの妻がいますよ。今時のキャリアウーマンだって、だんだん見方が変わってきています。
「自分より収入も社会的地位も上の男」にこだわれば、相手がいない。だから、彼女たちには、「自分たちより下」の哲学ODも決して悪くないんです。
914考える名無しさん:2007/05/08(火) 22:51:48
>フォイエルバッハの妻がいますよ
そんな歴史的にも稀な例を出されても。それにフォイエルバッハは結婚前から素晴らしい仕事を
残しているじゃない?
確かに、キャリアウーマンの中には、相手に自分より上の年齢や収入や地位を求めない者もいるだろう。
にしても、将来性や生き方への共感が大前提。ここで粘着しているODに共感する
キャリアウーマンがいるとはとても思えない。
915考える名無しさん:2007/05/08(火) 22:53:57
キャリアウーマンがODにアクセサリー(もしくはペットとして)の価値を
見いだしてくれるかどうかだな。
そこそこ容姿がよければ充分そういうこともあるだろうと思う。
916考える名無しさん:2007/05/08(火) 23:33:47
私は某外資系金融企業の社員(女性、年収1200万)ですが、博士号取得プラス全国規模の学会で査読論文3本以上の人なら考えます。
917考える名無しさん:2007/05/08(火) 23:46:02
>>916
セックスアピールは条件にないの? 不自然じゃない?
918考える名無しさん:2007/05/08(火) 23:51:24
つーか、博士号とか査読論文数じゃなくて、家事、育児やってくれるかどうかだろ?
パターナリズムの男はイヤよとか、そっちだろ、要件は?
919考える名無しさん:2007/05/09(水) 01:14:48
>>916
杜玖椀テクノロジーによって初めて杜玖椀構造そのものが、
いや、さらに、人間椀椀オランウータンビーツが、
いやそも杜玖椀テクノロジーによって初めて杜玖椀構造そのものが、
いや、さらに、人間椀椀オランウータンビーツが、
いやそもそもオマイッチョオマンジャ外部問題が、
いやされに宇宙創生意味論運知が、
テクノロジーによって初めて規定されているということに
まだ気がつかないのかな?
920考える名無しさん:2007/05/09(水) 09:48:32
君達は本当に家事や育児が出来るのかね
セックスアピールなんてものを持ち合わせているのかね
921考える名無しさん:2007/05/09(水) 11:03:37
意外にあまり釣れてないな。
922考える名無しさん:2007/05/09(水) 13:09:13
あのさー、あのさー、院に進学するときに将来ポストが得られなかったらどうしようと思ってたわけ?

予想できた事態なのに、今更ごちゃごちゃ言うことなくねー?
おとなしく非常勤やってろや
923考える名無しさん:2007/05/09(水) 15:59:59
その非常勤が悪評高き派遣会社も全然顔負けのピンはね業務だから。
924考える名無しさん:2007/05/09(水) 19:59:58
ピンハネとは言えないだろ。
大学の講師という肩書きがなければ、
おまいの哲学談義なんかに金払う奴がいるか?
非常勤の給料分の金も取れないんじゃね?
925考える名無しさん:2007/05/09(水) 20:56:54
>>924
ビルゲイツはマイクロソフトCEOでなければあんな稼げない。したがって彼の給与は不当に高い。

これと同じような議論だなwwwww
926考える名無しさん:2007/05/09(水) 21:33:48
ビルゲイツは他の奴では代替ができない。
無名の哲学講師なんかは代わりがいくらでもいる。
全然話が違うわな。
927考える名無しさん:2007/05/09(水) 21:34:40
>>923
「ピンハネ」であるという根拠は?

例えば、週何コマやって月収幾らとか具体的な数字は?
これが適正な賃金なのかと具体的な数字を挙げて世に問うてほしい。
928考える名無しさん:2007/05/09(水) 21:36:13
はっきり言わせてもらうが、哲学の非常勤講師の大部分は、
普通それで金を貰えるほどの話なんかしてないんじゃね?
だから、いくら給料が安くても文句が言える筋合いじゃないだろ。
929考える名無しさん:2007/05/09(水) 21:50:02
俺の学生の頃も一般教養で哲学をとったがひどい教員だった。

糞高い自著を講読するだけの授業。

あんなもんでも堂々と通用するんだからな。
930考える名無しさん:2007/05/09(水) 21:52:14
>>926
ビルゲイツは単なる譬えであって、アナロジーのポイントが違うだろ?

現に教えてる講師に対して、講師でなかったら稼げないと言っても意味がない。

世の中のほとんどどんな人でも、その仕事を代われる人間はるが、だからといって実際にその人がしている仕事に対し適正な賃金を払わなくていいわけではない。

現に大学で教えてる場合には適正な対価を払えということだ。
931考える名無しさん:2007/05/09(水) 21:54:02
>>928
その通り。
その線でいったら哲学の専任は日本で最も贅沢な職業だよ。
多少の雑務は増えたけど、テキトーな話して好きな本を講読して、七、八百万もらえるんだから。
一方、やってくる若手の非常勤は一コマ、月二、三万円だ(日当じゃない)。
たいていのやつは二十代を棒にふっているんだしもうちょっとあげないとかわいそうだろ。
932考える名無しさん:2007/05/09(水) 21:56:30
>>928
専任との賃金が違いすぎるのが問題だよ。専任と非常勤でパフォーマンスは実質的に代わらないし、専任で駄目な人もたくさんいる。

>>927
専任との同一労働同一賃金を原則にすると、非常勤一こまあたりで10−15万が適正だと思われる。
933考える名無しさん:2007/05/09(水) 21:57:33
上の適正賃金の推定は月収ですよ。
年収じゃないよwwwwwwwwwwwww
934931:2007/05/09(水) 21:58:27
>>932
そう、それだ。
私のいいたかったのは。
935考える名無しさん:2007/05/09(水) 22:22:46
>932
6コマもつだけで、月収60万にもなる?それは非常勤の給料としてはベラボー、専任も上回るんじゃないか。
「ネオリベ現代生活批判序説」では六コマうけもって年収は200万円未満だという記述があるが、
派遣ではフルタイム働かされて月収15万円というピンハネされてる実態からすれば、
六コマ教えてもフルタイム仕事ではまだないだけ、派遣会社も顔負けとまではいかないのでは?>932
非常勤講師でフルタイムワークになるとしたら、週に14〜15コマくらいじゃなかろうか。
自分の研究の時間を確保しようとしたら週6〜8コマくらいが限界だと思うけど。
936考える名無しさん:2007/05/09(水) 22:31:50
>若手の非常勤は一コマ、月二、三万円だ(日当じゃない)。

いったい何が不満なんだ? 

適正というより過大だろう、実働1日90分なんだから。
937考える名無しさん:2007/05/09(水) 22:35:02
>>932
5コマで50万ー75万? それはちょっと高すぎでは?
専任は管理運営面での雑務も多いから、それを考慮すると、
非常勤の1コマは4−5万が妥当だろう。
その分、専任の賃金を下げるのが適正で現実的に可能なはず。
938考える名無しさん:2007/05/09(水) 23:21:05
なんかいまいち同一労働同一賃金という原則が理解されてないみたいですね。「非常勤だから専任より同一労働の対価が低くて当然」という考えがあるようですが、
これは正当化できないと思いますよ。
そういう考えは日本的な「内と外」を区別するという因習的価値観を無批判に受け入れた結果であるように見受けられます。

それと欧州諸国では、身分保障のない非正規雇用は、その分給料を割り増ししているらしいです。

(なお上で通常企業での派遣労働と大学での非常勤講師業を同列に扱っている人がいますが、どうしたのでしょう…)
939考える名無しさん:2007/05/09(水) 23:24:43
身分保障のない点を考慮して割り増しするなら10−15万、その割り増しをしいないなら8−12万てとこですな。

それと、ずっと上のレス>>673であるように、本当に「偉い先生」を呼ぶのだったら、15−20万出すべきじゃないすか?
(実際はそうしてないのは手っ取り早い人件費カットの言い訳だからでしょう。)
940考える名無しさん:2007/05/09(水) 23:29:37
理想的には専任も非常勤も、業績に基づいてj給与を決めればいいだろう。

10年間査読なしの専任より、業績のある非常勤のコマあたり単価が高くても構わない。もちろん雑務分は非常勤はもらえない。
941考える名無しさん:2007/05/10(木) 00:24:47
内容も省みないででよくも「この金額が『適正』」なんてことが言えるね。
942考える名無しさん:2007/05/10(木) 00:31:50
非常勤が変わる際にここぞとばかりに単価下げてるんだろうな。
前任者にどんれだけもらってたか聞いとけば、よかった。
943考える名無しさん:2007/05/10(木) 00:35:44
非常勤講師雇用でカットした賃金は大学職員の懐に。
944考える名無しさん:2007/05/10(木) 00:41:57
うちの大学の哲学の授業を担当してくださる先生方は、とても情熱的な良い講義をしてくださいます。
ある意味では、専任の授業より、よほど真剣で、研究者として目一杯の授業をされます。

その授業の単価が「安すぎる」はずないじゃないですか。ODの非常勤講師の報酬は安すぎます!
945考える名無しさん:2007/05/10(木) 01:42:22
こんな安月給の非常勤の授業なら思いっきり手抜きしてやるぜ!











とか思っても、熱心に質問してくるなんかが学生がいると、自然と授業には力が入る。












それを大学経営者が悪用して人件費削減wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
946考える名無しさん:2007/05/10(木) 06:04:51
大抵の私学は大学職員を派遣に変えて経費削減をはかっているし、
専任も雑務が増えた(今までより)。
一方で月2、3万でもいいから非常勤やりたい、っていうODは多数だから、
結果として安く使わせてもらうことになってしまう。負のスパイラルだね。
947考える名無しさん:2007/05/10(木) 11:06:51
しかし、適正な給与がいくらなのか、誰も市場価値の話をしていないのが恐ろしい。
カルチャーセンターなんかで自分の講座を開講した場合、受講料いくら取れるか、
何人生徒を集められるかぐらいは考えてからもの言って欲しいね。
それに原資もだ。給与水準今以上に上げるためには結局大学の授業料上げるしかないが、
医大のように高収入の職業が保証されるわけでもない文系の私大に
何百万も授業料払える層がどんだけいるんだよ。
OD連中は大学を成立させている社会のインフラのこととか全く考えてないんだろうな。
948考える名無しさん:2007/05/10(木) 20:09:55 0
「自分と同じ程度に阿呆でももっと高い給料を貰っている場合があるんだから、
自分にももっと高い給料を払え」なんて理屈を真面目に言うようじゃ、
そりゃまともな給料をもらえる職業からは見放されるでしょうな。w
949考える名無しさん:2007/05/10(木) 20:32:38 0
>>948
その理屈のどこがおかしいのか、論理的に反論してください。
できないなら、レスの無駄、嵐と同じですよ。
950考える名無しさん:2007/05/10(木) 20:33:28 0
>>947
何が言いたいのか意味不明。
951考える名無しさん:2007/05/10(木) 20:41:42 0
948は前からいる荒らし。議論する力はないので、罵倒だけ。
947は経営者みないな口をきけば偉く見えると錯覚している高校生。大学の法的地位が株式会社と同じと思っている。
952考える名無しさん:2007/05/10(木) 20:57:08 0
>>951
現在の大学もまた資本主義社会の論理から自由ではない。
現在の市場価値という点から教育・研究機関のポストの存在が問い直しを受けるのは当然ではないだろうか?

都合の悪い意見には「罵倒」「荒らし」というレッテルを貼って逃げるのは、
お前自身に「議論する力」が無いことを証明するだけである。

自分の恣意にそぐわない現実を受け容れることのできない人間は学問には向かない。
953考える名無しさん:2007/05/10(木) 21:08:51 0
>>952
> >>951
> 現在の大学もまた資本主義社会の論理から自由ではない。
> 現在の市場価値という点から教育・研究機関のポストの存在が問い直しを受けるのは当然ではないだろうか?

まあ、言ってることは正しいよ。
しかしこれはあはりにも反証可能性が低い主張だな。

「犯人の年齢は20歳から70歳。性別は男または女だろう。日本人または外国人の可能性がある。」

まあがんばれよ。
954考える名無しさん:2007/05/10(木) 22:07:04 0
>>953
そのレスによってお前に「議論する力」が無いことが証明されたってことでいいかな?
955考える名無しさん:2007/05/10(木) 22:37:22 0
いいですよ。
956考える名無しさん:2007/05/10(木) 22:51:31 0
某教授は自分の授業一コマ90分は安く見積もって5−6万円に相当すると言ってたよ。
957考える名無しさん:2007/05/10(木) 22:54:48 0
言うのはどんなバカODだって言えるんだよ。
958考える名無しさん:2007/05/10(木) 23:01:34 0
>>949
どこがおかしいのか分からないのか?
不正に高給を取っている奴がいたとしても、
おまいも不正に高給を取る権利があることにはならない、
というだけのことだよ。
それにしても、哲学で大学院まで出ていて、
これが本当に分からないの?w
959考える名無しさん:2007/05/10(木) 23:16:42 0
日本の大学って、
人気がある学部の教授でも哲学科のような人気のない学部の教授でも
原則的に同じ賃金だし、一流の大学でも三流の大学でも賃金に大きな差がないんだろ?
これからしてかなり奇妙な話だよな。
960考える名無しさん:2007/05/10(木) 23:20:47 0
>>958
つまり業績評価を厳格にして、専任であれ非常勤であれ、業績にみあった給与を支払うべきとうことだな。正論だ。
コマ単価あたりで計算して、専任より非常勤が高くても問題ない、というか業績によってはそうすべきということだ。

大学が学問と教育に貢献すべき公的性格を持った機関であることを考えると、ウチとソトを区別してウチを優遇、ソトを冷遇する私利本位の賃金体系は確かに不合理なわけだ。
961考える名無しさん:2007/05/10(木) 23:28:42 0
>>958
そうだよね。酷い業績で教えるのも下手な教授はいわば不正に高給とってるんだから、その給料を減らして、教え方がうまくて論文もちゃんと書いてる非常勤に金がいくようにすべきだ。
あと大学職員の給料も異常に高いらしいよ。そのへんの無駄な金もカットして教育の充実にまわしてほしい。
962いまどきの教授:2007/05/11(金) 00:08:43 0
>>956
>某教授は自分の授業一コマ90分は安く見積もって5−6万円に相当すると言ってたよ。

それは、年間収入を授業のコマ数で割った数でしょう。でも、講義は総労働時間の一部でしかありません。
お土産もって高校訪問して進学指導の先生にお愛想を言い、まめに高校への出前授業をこなすのが、現代の専任教員の実像です。
ODだけがみじめなんじゃない。今時の教授は、昔の小学校の先生以上に働いています。
963考える名無しさん:2007/05/11(金) 00:15:41 0
>>962
給料のいい私大で60歳代なら雑務の分差し引いてコマ数で割って実際5,6万かも。
ただ5,6万という発言は実際の金額か、それくらいに相当するという本人の自負か分かりませんけどね。

それはそうと月当たり一こま2,3万でいいと思ってる非常勤は職業意識がないのかと思ってしまう。
自信を持って賃上げを要求できるくらいの授業をする気構え、プロ根性を持ってください。
964考える名無しさん:2007/05/11(金) 00:17:53 0
それと、身分保障なし低賃金の惨めさは、身分保障ありそれなりの給与でいやな仕事をやる惨めさとは根本的に違うと思いますよ。
自殺者の統計調べると分かると思う。
965考える名無しさん:2007/05/11(金) 00:19:36 0
金の話しするなら先公なんぞやるな、アフォ。

プロ根性も糞もないなぁ。www

966考える名無しさん:2007/05/11(金) 00:22:15 0
名を揚げて本でも書け。

生真面目さの欠片でももて、哲学もないのか今の講師って。
967考える名無しさん:2007/05/11(金) 00:22:58 0
名を揚げて本でも書け。

生真面目さの欠片でももて、哲学もないのか今の講師って。
968考える名無しさん:2007/05/11(金) 00:24:07 0
>>962
もっと専任やとって一人当たりの雑務減らせばok
969考える名無しさん:2007/05/11(金) 00:29:36 0
>>964
その通りだ。
後者は、どんなに忙しくてどんなに大変でも、けっして「惨め」ではない。
そこには、天と地ほどの開きがあるのだよ。
970いまどきの教授:2007/05/11(金) 00:38:55 0
>>964
>身分保障なし低賃金の惨めさは、身分保障ありそれなりの給与でいやな仕事をやる惨めさとは根本的に違うと思いますよ。

分かります。でもね、今はもう「大学全入時代」。必死で走り回っても定員割れ→学生募集停止→教員解雇という流れは、各地で始まっています。
大学間の格差が大幅に開きつつあり、専任=安泰という図式は一般的には成り立ちません。
971考える名無しさん:2007/05/11(金) 01:02:26 0
>>970
そうですか…
ワークシェアリングができたらいいのですがね。
972考える名無しさん:2007/05/11(金) 01:13:50 0
>>970
それでも専業非常勤の不安定さに比べたら段違い。
まあ、長期的にはワークシェアリングの流れに近づいていくんだろうけどね・・
研究会で一緒になると、非常勤のひとはカネがないってぼやいて、専任はヒマが全くないって文句言って・・
973考える名無しさん:2007/05/11(金) 01:35:36 O
「独身者とは妻を見つけないことに成功した男である」(アンドレ・プレヴォー)
「裕福な独身者には重税が課されるべきであろう。
ある人間が他人よりも幸福であるというのは不公平だ。」(オスカー・ワイルド)
「女たちは私には象と同じように思える。眺める
のは好きだが家に欲しいとは思わない」(W・C・フィールズ)
「結婚した人々の唯一の楽しみは、他人の結婚に立ち会うことである。
…悪魔的な楽しみだ」(ラモン・ゴメス・ド・ラ・セルナ)
「頭のいい男は良い夫ではありえない、なぜなら
彼らは結婚しないから」(アンリ・ド・モンテルラン)
「女たちを知れば知るほど私は自分の手の方をいとおしく思う」(ショロン)
「結婚をしばしば宝くじに例えるがそれは誤りだ。
宝くじなら当たることもあるのだから」(バーナード・ショウ)
「恋は人を盲目にするが、結婚は視力を戻してくれる」(リヒテンベルク)
「ウェディングケーキはこの世で最も危険な食べ物である」(アメリカの諺)
974考える名無しさん:2007/05/11(金) 01:53:27 0
深キョンと『愛のメモリー』熱唱したいですう
975考える名無しさん:2007/05/11(金) 06:11:26 0
>>973
「哲学なんて何の役にも立たない、哲学がジュリエットを造ってくれないのならば」(『ロミオとジュリエット』)
「神々にも似たこの色香を愛でる喜び」(ラシーヌ『ラ・テバイード』)
「ストア派からエピクロス派へ移る者はいるが、その逆はいない」(モンテーニュ)
「それでも僕は黄金のアフロディーテと寝てみたい」(『オデュッセイア』)
976考える名無しさん:2007/05/11(金) 07:34:04 0
違うな。業績があるかどうかは関係ない。
その講義にいくら払う学生がどの程度いるかを考えてみろよ。
今大学に入学して授業料を払う学生は、
哲学の講義を聴きたくて払うのか?
大部分の学生は「哲学」という科目があろうがなかろうが関係ないだろ。
そんな科目では、教えても高賃金は取れなくて当然じゃね?
つまり、哲学の場合、専任の給料を非常勤並みに下げてバランスを取るのが、
資本主義の原則にあってるんだよ。w
977考える名無しさん:2007/05/11(金) 07:37:14 0
>>976>>960>>961へのレス。
978考える名無しさん:2007/05/11(金) 09:53:39 0
>>972
非常勤で専任の職をほしがっている奴はたくさんいるが、
専任を辞めて非常勤になる奴はあまり多くないところとか見ると、
やっぱり専任の方がいいとまだ多くの人は考えているってことだろうな。
979考える名無しさん:2007/05/11(金) 09:58:15 0
どのぐらい熱心に参加するかはひとによってまちまちとは言え、
専任の職につくための競争があり、
結果としてその競争に負けた奴が「非常勤専業」になるわけだろ?
今の社会の流行語で言えば「負け組み」ってことだよな?
それで給料が低いのって、当然じゃね?
980考える名無しさん:2007/05/11(金) 10:08:26 0
この問題は純粋な経済問題だと思っていいのか。

非常勤講師だとて「哲学に関わる仕事」をしていることは間違いないだろうし、
「人に教える」という知的なプライドを満足させる仕事をしていることも確かだ。
哲学に興味があって大学で哲学を学んでも実力がないとか運がないとか根性がないとか
いろんな理由で哲学と全く関係のない仕事をしている人も大勢いるだろう。
(というかそれが大部分だろう。)
それに比べれば、自分の夢を貫いているという意味で「勝ち組」と呼んでも
いいのではないか。経済的な問題は知らないが。
981考える名無しさん:2007/05/11(金) 10:11:14 0
「勝ち組」と思いたければ、勝手に思っていればいい。
思うのは自由ですから。
982考える名無しさん:2007/05/11(金) 10:52:07 0
「象牙の塔」の権威を盲信してるわりに妙に俗っぽいんだよね。
983考える名無しさん:2007/05/11(金) 11:06:11 0
>この問題は純粋な経済問題だと思っていいのか。

世のなかにはほかにいくらも職があるのに、みな大学の専任教員という特定の職にしがみつくことに
起因しているわけだから、他の失業者とは一緒にできない。少なくとも労働問題ではないだろう。
専任と非常勤の格差という問題もあるが、これは哲学の講座の市場価値や原資となる大学の授業料などを
考えたら、専任の待遇を下げるという形でしか格差は解消できないだろうな。
984考える名無しさん:2007/05/11(金) 11:08:06 0
>>981
まともな大学専任教員が「俺は勝ち組、非常勤は負け組」とか、いくら匿名掲示板でも言ったりしませんよ(笑)
ここはにちゃんねるなので、無意味な罵倒して面白がるだけの中学生レベルの知性の持ち主(厨房といわれる)がいますが、
そういうのは無視して構いません。
985考える名無しさん:2007/05/11(金) 11:13:21 0
=947=848=952=958=959=976=979=983

この人仕事なにしてんのかな?自宅警備員?
986誘導:2007/05/11(金) 11:27:23 0
次スレ立ちました。

オーバー・ドクター問題を語ろう〈3〉
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/philo/1178850370/
987考える名無しさん:2007/05/11(金) 16:22:10 0
博士課程入学を認めるなら、指導教授及び大学側はなんらかの考慮なすべきだ。
大学職員なんてよっぽど博士課程の生徒(一部を除く)よりも、
役立たないから、大学である程度、博士で食えない奴を受け皿として受け入れるべきだろう。
988考える名無しさん:2007/05/11(金) 16:35:14 0
何で職員を蔑視しなければならないのだろう?

それにいい年こいて自分の意思で博士課程に進んだならある程度の覚悟はあるはずだが。

中学生だってもっと自分の進路には真摯だぜ。

何考えてんだ? このバカODは?
989考える名無しさん:2007/05/11(金) 16:51:00 0
非常勤が10コマ教えても大学職員の収入にはるかに及ばないってのはな…
ていうか20コマでも及ばないだろ?
990考える名無しさん:2007/05/11(金) 18:45:01 0
非常勤の給与はどのぐらいが適正、私も考えてみた。
低賃金の最低レベルの専任の給与は、月40万円程度だよね?
その給与の半分が講義への対価、週の授業コマ数が5で計算すると
1コマあたりで月4万円か。
通常の大学の非常勤の給与はそれより少し少ないようだが、
誤差の範囲内のような気がする。
「搾取」と言うのはちょっと大げさじゃね?
991考える名無しさん:2007/05/11(金) 18:46:28 0
>>989
週1コマの授業で月2万五千円ぐらいとして計算すると、
10コマだったら月50万円、年600万円。
早稲田なんかの職員はもっと高いかもしれないが、
普通の大学の若い職員はそんなに貰ってないと思うけど。
992考える名無しさん:2007/05/11(金) 19:05:46 0
10コマだったらじゃなく20コマだったら、だな。
週20コマ異なる講義をするのは非現実的だが、
語学の授業みたいなのを20コマなら不可能ではないかな。
週5日、一日4コマ・・・・・・結構きついな。w
993考える名無しさん:2007/05/11(金) 19:08:01 0
>>990
なぜ最低レベルを基準にするのか???
994考える名無しさん:2007/05/11(金) 19:10:57 0
>>990
あと、非常勤の適正賃金が仮に4万円で実際の給与が2万五千円だったら、現代社会では十分搾取といえると思います。

派遣会社がピンはねしてるということで、評判が悪いですが、そのピンはね率もこれには及ばないようです。
995考える名無しさん:2007/05/11(金) 19:15:53 0
>>993
だって階級序列として非常勤専業って、
最低レベルの大学の専任の下でしょ?w
996考える名無しさん:2007/05/11(金) 19:18:09 0
家庭教師派遣業なんかでは50%以上のピンハネも普通。
997994:2007/05/11(金) 19:29:44 0
派遣の中間マージンと非常勤のピンはねを比べるのはちょっとポイントがずれるかもしれません。

大学が非常勤を募ったり管理したりするのに特別の経費は掛かってないので、中間マージンとる根拠がないですね。
998考える名無しさん:2007/05/11(金) 19:33:36 0
>>995
典型的な循環論法の例として、俺の哲学の授業でそれ使わせてもらうわ。
999考える名無しさん:2007/05/11(金) 19:58:55 0
非常勤の持ってる哲学の授業、課外講座とかカルチャーセンターとかで
開いたら、何人生徒集められていくら金取れるんだよ。
講座自体の市場価値無視して適正賃金決めるなんて笑止千万!
1000考える名無しさん:2007/05/11(金) 20:00:36 0
>>999
仕事してないの?
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