◆決定論:脳は物質だから意識は必然にすぎない71◆

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477哲学者最高位 ◆zH5vyVK1vo
久しぶりにレスしておきましょうかね

>>453
>最高位さんが超えなければいけないハードルは、
>「私とは何か。『私一般という実体』があるとする証拠」

ではないよw
証拠 というよりも
私自身が私自身に、『私』は存在しない と説明する事が
どうやったって、できないんだよ
「我思う 故に我あり」 も、否定しる事ができない
これを書いているのも、他人や機械的ゾンビではなく
それは紛れもなく、主観性であるところの私自身である という事を
どうしても否定することができない
何をどういう風に考えても、「世界に対する観測者」であるところの
『私自身』の存在を否定する事は、不可能なんです

では、この、否定できない『私』というものの存在性は、いったい何なのか
という所が出発点

>「私が何故、身体を動かし感じる事が可能なのかという説明」

それも説明が不可能だね
しかし、だからと言って、『私』の存在性を否定しうる理由にはならない
『私』が、なぜ身体を動かし感じる事が可能なのか という説明 は、むしろ唯物論側がすべき問題であって
私の立場からすれば『不思議だ・・・』という事でも、論理的には何ら問題ではない
478哲学者最高位 ◆zH5vyVK1vo :2006/08/18(金) 22:04:13
続き

>「私一般という実体があると仮定して、それが唯物論の否定に 何故なるのか」

ん? そんな事も理解できてなくて反論してるの???
唯物論は、「全ては物体であり、人間の精神も物理現象である」 という『思想』です
しかし、物理現象では人間の根本にある最も重要な『私』を、説明する事は絶対に不可能であるからです
実に簡単な理屈なんですが、イチから頭が整理されてないと、理解するのは難しいのかも知れませんね

>「思考実験が唯物論の否定になっていない事の理解と反論」

思考実験は、あくまでも
『私』というものは、物理現象で特定する事が不可能であり
唯物論的観点で、手に負えるものではない という事を理解しやすいように説明したものですよ
そこにだけ目を向けて必死で反論しようと考えても、本質は理解できないでしょうね
唯物論的観点では、『私』は説明できない
特定できない
唯物論者が、私に反論するのならば
何度も言いますように、『私』とは、いったい何の物理現象であり
どうやったら『私自身』を発生させる事ができるのか
その具体的な物理的要素を特定する事
または、その可能性を提出すること以外 ありえないでしょう

と言う事です