◆決定論:脳は物質だから意識は必然にすぎない71◆

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4513時で1時
>>402
>最高位氏の言葉にも曖昧な点(論理的観点)が見えましたが

最高位氏は「もう嫌になった。2chはやめたい」と引退をほのめかす
ようなことを前スレで言っていた。
きっと家業に専心しているのだろう。観てはいるのかも知れないな。
出てきて同じようなことを言えば関わるのだが、相変わらずスルーす
るだろうな。彼の話術は「感覚に訴え、分かりやすい」ので、さすが
だと思うところがあったけど、矛盾が多すぎて呆れる部分が多かった。
「感じればそこに『私』はいるだろ? 」としながら、『私』はいかな
る方法でも絶対説明できないとする。その絶対説明できないものが、
「感覚器官を『感じ』、酒の『影響を受ける』のだ」とする。『私』
が物質である感覚器官をどのようにして『感じる』のかを説明せず、
それは「唯物論者が説明すべきだ」と開き直る。明らかに説明責任は
彼にあるのだが、それができなかった。
「論理的に、わかるわけもない事にまで断定的に言及するからトンデ
モだ」としながら、「『私』が感覚器官を感じるのだ」と言明してし
まったところに彼の失敗があった。また、彼はデカルトの懐疑を疑え
なかった。彼はどえらい発見をしたと思いこみ「誰が思っているのか
?」「誰が客体視しているのか?」ばかり考えるようになった。それ
ゆえ「誰が?」という『あっち向いてほい』を何遍も仕掛けたのであ
る。『あっち向いてほい』に引っかからない者に対してはスルーであ
る。もはや、穴だらけの大風呂敷で、スルーも限界だと悟ったかどう
かは分からないが、単純に面白い人であつたことは確か。

452434:2006/08/18(金) 15:09:55
勝手に>>451続きw
彼はまた、「私」の「(具体的)在り様」については述べなかった。
だから、『「(諸々の関係の)総体として」「私」が「いる・生じている」』という見方はどうなのか?
と問い続けたのだが、結局答えを貰えずじまいだった。
この見方でも、唯一無二の絶対性は保障されるし、
他人ではなく自分であるという主体性も保持し得るのに・・・。

彼のもう一つの失敗は、唯物論破壊にこだわりすぎた点であろう。
別に破壊する必要もなく、ただ、「限界を認めようよ」と発言すればよかったのに・・・。
主張のための言説(補足説明)が、唯物論的思考を基底にしたものになっていたこともミスであろう。
『「私」がいる!』ということを主張したいのか、
『唯物論を否定』したかったのか、
ハッキリさせるべきだった。
両方主張したいなら、明確に区分して、それぞれにふさわしい言説をすべきだった。
詳細に提示できたその後に、両者を統合させてゆくべきだった・・・。
最初に統合し、統合を成り立たせるための言説を継ぎ接ぎするから、不整合が出てしまう・・・。

私も、(罵詈雑言を除けばw)彼には好感を持っている。