ポストモダン思想はなにを間違えたのか

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952考える名無しさん:2007/01/22(月) 12:37:38
と、読んでもいなさそうな「言葉遊び」という標語が苛ついたんで、意味不明に返答してみた。
953考える名無しさん:2007/01/22(月) 14:33:00
ソーカルか!
954考える名無しさん:2007/01/22(月) 14:46:16
950のような罵倒は、
もともとヘーゲルに対して浴びせられたものだよな。
955考える名無しさん:2007/01/22(月) 22:13:09
>>937
>で、ポスト・構造主義を経て、哲学は主体の再構築に向けて動き出すと言う事

そんな風潮ねえよ。
956考える名無しさん:2007/01/22(月) 22:48:36
ポモ叩きは、
アングロサクソン人の
「ヨーロッパインテリ嫌い」が生んだ偏見が多い気がする。
957考える名無しさん:2007/01/22(月) 22:49:23
>>941でデリダは、そもそもラカンやフーコーの言う「主体」はそれぞれ違うものだと言い、
単に「後に誰が来るのか」と問うているように見えるナンシーを、慎重に牽制しているのだが。
あと、デリダだったら、「うむ、主体の再構築」とは言わないだろうな。
決断の瞬間、切迫性などにはこだわるものの。

ヴィルノ読んでたら、やっぱりマルチチュードを新たなる主体として肯定したいようだったが。
彼の場合は生権力に先行するものとして労働関係をもってくるようだな。その線でアガンベンを批判してる。
958考える名無しさん:2007/01/23(火) 00:19:12
>>955
風潮ってかそういうこと言うヤツが多いのは確かだけどな。
君が勉強不足ということは伝わってきた。
959考える名無しさん:2007/01/23(火) 01:34:48
今は英米系の分析哲学や科学哲学が流行なんだってさ
960考える名無しさん:2007/01/23(火) 01:41:31
>>959
流行というより、もうそれっきゃないでしょ。
961考える名無しさん:2007/01/23(火) 01:49:53
>>960
どうして?
962考える名無しさん:2007/01/23(火) 02:13:52
それを専攻してるから
963考える名無しさん:2007/01/23(火) 02:40:44
おフランスが分解するとこまでしちゃったからな。
964考える名無しさん:2007/01/23(火) 03:32:30
分析哲学自体が解体しちまったけどな
965考える名無しさん:2007/01/23(火) 19:20:15
専門外の分野に安易に手を出したから

以上
966考える名無しさん:2007/01/23(火) 21:43:35
何も間違えちゃいないさ
967考える名無しさん:2007/01/23(火) 23:43:53
すべて今村仁司が悪いんです。あのころ浅田以上に大げさなこと言ってたから。
968考える名無しさん:2007/01/24(水) 02:17:30
三島憲一に比べれば好感あるけどね。いや…「マシ探し」やりだすと切りが無いか。
969考える名無しさん:2007/01/24(水) 13:51:59
三島憲一のような形で「健全な啓蒙」を説くのは、
最悪のポストモダンだと思う
970VIP:2007/01/24(水) 18:32:12
>>969
ですよねw
健全なんてないですよ、ならわかりますがねw


フヒヒwサーセンwwwwwwwwwww
971植草:2007/01/24(水) 19:55:26
朝生みたいなスレタイだ。
972田代:2007/01/24(水) 19:58:57
そうだね
973山本:2007/01/24(水) 21:00:33
ゆっくりしていってください
974考える名無しさん:2007/01/25(木) 16:18:31
埋めようぜ
975考える名無しさん:2007/01/25(木) 22:09:36
波平の言う永劫回帰と科学はどう言う風に繋がるのかな。
例えば、竹田青嗣によると、1)機械論的思考の極限形式2)ニヒリズムの極限
3)育成の理想系4)ルサンチマンの克復の生の肯定として
とあるんだが、多分1)かな?。つまり、機械論的に捉える。
つまり、幾度となく同じ物理現象が意味なく反復すると考えると、
そこには同時に意味のない反復する生もあるのであり、ニヒリズムに陥ることも
同時に認めないわけにはいかないだろうと言う推測も成り立つ。
この場合、どのようにこのニヒリズムを克復し、管理可能な社会は開かれるにのか
と言う問題が残るのではないかと言う事だね。
976考える名無しさん:2007/01/25(木) 22:21:39
ジャンリュックナンシー「主体の後に何がくるのか」だっけ?
ナンシーは何が来ると言っているのか?
いずれにしても、主体は色々あると言えるかもしれないし、
例えば946の言う様に、朝のコーヒーを飲むのも主体であるわけで、
しかし、よく考えると野生の鹿でも水を飲むがこれも主体と言えるかと言う問題点も
でてくる。これは主体ではないだろう本能だとも言える。いずれにしても
ポスト・構造主義の否定した、外圧による主体化されること=構造内に領土化される
主体は一旦否定しなければ始まらない。そこから、本当にこの個=単独性としての主体
は如何に確立されるかと言う事が明確にならなければならないと思うよ。
977考える名無しさん:2007/01/25(木) 22:26:19
その中に、マルチチュードに期待を寄せているのが、ネグリとハート
つまり、再度マルクス主義的になっちゃうわけで、構造による抑圧は
経済的=構造的抑圧者=帝国になっちゃうと言う事で、余りにも胆略的
じゃないかい。 よく分からんけどね。いずれにしても、波平の言う
ような管理型社会はありえないと言う事だけは分かる。
978考える名無しさん:2007/01/25(木) 22:38:10
ジジェクはどの様に、デカルトの言う「コギト」を復活できたのか?
私も現在ジジェクを読書中です。
ホムンクルス説によって脳細胞の神経細胞の活動をホムンクルスと言う統括
する奴=主体がいると言う説だろうが、実際茂木健一郎氏も「脳内現象」で言っている
よね。ただし、その場合、このホムンクルスと言う主体の脳内神経の観察が必要で
無限後退しちゃうわけよね。
979考える名無しさん:2007/01/25(木) 22:40:32
波平ってしろうとじゃないか?
980考える名無しさん:2007/01/25(木) 23:39:41
ぴかぁです
981悟空:2007/01/25(木) 23:41:13
>>976
オッスオラ悟空。
水飲む鹿も主体でいいんじゃまいか。本能という言葉を迂闊に使うのは危険だぜ。
脱領土化しようとすることには限界がある。つまりどんな動物も植物も気体も
主体にならざるをえなりかずきだと思うんだが。

>>978
上に書いたことがジジェクの「コギト」復活じゃまいか。
限りない相対化と言いつつも限界がある。それが「コギト」だってジジェクは言うのだとオラは解釈している。
ホムンクルス云々は今は流行らないと思うぜ。
ジジェクも「他者の他者」というラカンの発展バージョンを出してはいるが、
そんなこと言い出したら「他者の他者の他者」が出てきますよってこった。
982考える名無しさん:2007/01/25(木) 23:41:58
なみへいはスレの流れ無視して発言するからキライだ。
983考える名無しさん:2007/01/25(木) 23:43:36
ジジェクの表紙のデザインはなかなか良い
984考える名無しさん:2007/01/25(木) 23:47:54
>>983
ジジェク本体のデザインもなかなか。
985考える名無しさん:2007/01/26(金) 00:15:19
あの結婚式の写真はなかなかだよな
986考える名無しさん:2007/01/26(金) 03:01:12
統覚がなきゃ経験すらできないわけで、ニーチェもポスト構造主義もそこまで
否定してはいないよ。狂信しすぎ。
それと、デカルトのコギトってのは、どんな構造にとりこまれていようと、
洗脳されていようと、頭にチップが入っていようと、懐疑能力がある限り
主体はあるということ。モダンとかポストモダンとか確立されたとか復活するとか
ぜんぜんかんけいない。
987考える名無しさん:2007/01/26(金) 05:08:34
>>986
すっげぇ浅い知識披露したな。
コギトについての解釈はお前が思っているほど一義的ではない。
988考える名無しさん:2007/01/26(金) 07:09:04
>>987
ふふふ。本当にそうかな?
989考える名無しさん:2007/01/26(金) 07:51:47
何も間違えちゃいないさ
990考える名無しさん:2007/01/26(金) 07:59:12
結局おフランスかぶれはバカボンのイヤミだったんだ。
991第三の波平 ◆V8RGN/F1uY :2007/01/26(金) 11:22:15
■技術進歩とポピュラリティ(熱狂)の心身二元論

流行(ポピュラリティ)としての思想

たとえば近代はデカルトに始まると言われるわけです。心身二元論、機械論という主体像です。考え方
として、あのころはまだ人々の知識が浅くて、人間を機械として見たと考えるのは間違いで、人間、生命
は機械ではないというのは、ちゃんとあったわけです。しかし機械論は奇妙に人気(ポピュラリティ)を獲
得する。

思想とは無数の考えの中からの人々によるチョイスであり、流行(ポピュラリティ)です。さらに、なぜマ
ルクス主義はポピュラリティを獲得したのか。なぜ構造主義、次にポスト構造主義はポピュラリティを獲
得したのか。たとえばポスト構造主義のような考えはずっと昔からあるわけです。でも20世紀にポピュ
ラリティを獲得したのはなぜか。
992第三の波平 ◆V8RGN/F1uY :2007/01/26(金) 11:22:54
下部構造としての技術

近代以前は、西洋では終末思想の方が一般的で、進歩史観というのは、ほとんどなかった。近代以降
の思想はどこか進歩史観があると思うんです。真実に近づいている感じがある。「素朴な形而上学に真
実はない」という真実です。しかし進歩史観は技術革新という一次元にしかない。技術革新が人の進歩
史観を支えている。

近代以降、近代以降、歴史は生まれ、主体は生まれ、このようなポピュラリティは1次元化している。こ
のような一次元の変化は技術革新という1次元にしか見いだせない。だからポプラリティの変化は技術
という一次的な変化に従っているだろうと。

思想はその時代の人々のポピュラリティ(流行り)に依存する。ポピュラリティはその時代の人のリアリ
ティ(実感)に関係する。リアリティはその時代の技術(テクノロジー)に関係する。デカルトの時代、そ
の後、機械ブームがあったんです。世界が機械的である、様々なものが数量化されることが人々にとっ
て興奮だった。たとえば構造主義、ポスト構造主義のブームには、機械論の限界、閉塞感から、複雑な
ものへのあこがれがあったんですね。コンピューターへのあこがれのような。

トフラーの未来学のような分析化の特徴は、技術分析がその中心にあるということでしょう。彼らが未来
予測を可能にするのは、技術の1次元的な変化をベースに社会を考えられるからです。「下部構造とし
ての技術」ということです。
993第三の波平 ◆V8RGN/F1uY :2007/01/26(金) 11:23:24
技術革新は人を進化させるか、熱狂させるか

技術がなぜ1次元的な進歩(時間)を持ち得るのかは、記憶が外部化しえるからです。ドーキンス的に
ミームということですが、さらに近代技術の成功とは、外部化された記憶の正確さ、伝達速度の速さの
向上、すなわち徹底した数量化です。それに対して技術を使う人間(の記憶)の寿命は短く、本質的に
変わりません。外部化された記憶としての技術と、人間の記憶としての内部を考える必要があるだろ
う、ということです。すなわち心身二元論ということです。

そこから技術進歩と人間進化と短絡する機械論が語られます。ハイデガーの技術論では、現象学的に
この心身をあまりに直結的に語りすぎる、たとえば最近ではヴィリリオなどに特徴的ですが、ヴァーチャ
ルリアリティが新しい人間を生み出すような表現が見られますが、ものすごく違和感があります。

ボクが技術において重視するのは、「外部化」としてです。そして人間へ与える影響は、人間身体への
進化的影響ではなく、人間が技術革新へ熱狂するということ、神性化するということです。現代におい
ては、新しい技術は「神」なのです。その意味で、人間はなにも変わらないのです。宗教にかわり、Goo
gleに熱狂するということです。そして熱狂とは、ポピュラリティなのです。

デカルトの示した機械論のヴィジョンに人々は熱狂する。世界は機械だと信仰する。ポストモンダンの
創発性のヴィジョンに人々は熱狂する。世界は創発性だと信仰する。これらは、技術革新への熱狂な
のです。このような神格化、熱狂において、人間は太古から本質的に変わらっていない。遺伝子操作、
生理の薬物投与が成されない限りはですが。
994第三の波平 ◆V8RGN/F1uY :2007/01/26(金) 11:24:26
科学への享楽

情報化社会で、「外部化」が進み、管理社会に向かっていることは、もはや否定できないのではないで
しょうか。しかし進歩が目指すのは、完全に管理され、予測可能性が向上し、永遠に生存を確保される
ことです。ニーチェのいう永久回帰です。これが近代的主体の見る究極の夢なのです。

しかしここまでくると、狂気ですね。すなわち管理社会とは狂気の裏返しであり、身体の管理と、身体管
理を目指す心という二元論。心身二元論的パラドクスです。「外部化」が進むところでは、たえず一方で
外部化されない心を考えないといけません。

科学的ディスクール(発言)は、帰納法、要素還元主義に代表されますが、伝達の正確さ、速さです。そ
れが検証を容易にし、迅速にプラグマティックに世界の変容を可能にします。どれだけ実用性があるか
が「正しさ」です。

そして科学的ディスクール(発言)とは享楽です。世界を変えることができる魔法としての科学技術に
人々は、享楽するのです。外部化とは世界が細分化されることです。そして人の身体と接合され、高速
の足(車)、高速の脳(コンピュータ)破壊的な力(爆弾)と手に入れ、世界を管理し、征服することに享楽
するのです。

このことが人間は本質的に変わらないことを示します。実は、人はいまだに生存することの綱渡りを生
きて、恐怖している。そして近代以降の宗教(科学)は恐怖の克服に、進歩史観を使う。進歩している、
そしていつか恐怖は克服されると説かれる。
995考える名無しさん:2007/01/26(金) 18:07:33
1000
996考える名無しさん:2007/01/26(金) 18:08:03
996
997考える名無しさん:2007/01/26(金) 18:08:50
997
998考える名無しさん:2007/01/26(金) 18:09:33
998
999考える名無しさん:2007/01/26(金) 18:10:17
999
1000考える名無しさん:2007/01/26(金) 18:10:55
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