哲学の初心者はどうしたらいいか?

このエントリーをはてなブックマークに追加
1考える名無しさん
哲学初心者です。
ウィキペディア等で勉強中なのですが、もうどうしたらいいのかわかりません。
いったい哲学とはなんですか?
膨大な概念がありすぎてどうしたらいいかわかりません。
考えれば考えるほど疑問が増える無限ループでどうしたらいいのかまったくわかりません。
パラドックス?カオス?イデア?知識が増えれば増えるほど、さらに謎が増えてさらにどうしたらいいのかわからなくなるの、無限ループです。
皆さんは、初心者の頃はどうしたのですか?
2考える名無しさん:2006/05/24(水) 02:40:47
エヴァを見ろ
3誘導:2006/05/24(水) 02:41:47
>>1
以下のスレを有効活用して下さい。

【指導者】哲学入門者のための勉強会【歓迎】
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1072100496/

真面目に哲学、初心者に分りやすい用に
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1092499078/

初心者が読むべき哲学の本 PART2
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1146137262/

入門者向け哲学書(思想書)第三巻
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1125044929/

★ 読書案内スレッド@哲学板 ★
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1104047534/

■■■哲学板総合案内所 part3 ■■■
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/philo/1125396360/
4考える名無しさん:2006/05/24(水) 02:42:36
哲学は万学の祖といわれる。
哲学は勉強などしなくてもできる。ある程度頭が良ければ。
そして、哲学の書籍ばかり調査している古典文献学者のような人を日本では
哲学学者という。よそ様の哲学を勉強するだけで満足する偽物だ。
自ら哲学をしてみてみよ。
初心者の頃は横道にはずれて何が本当なのかわからなくなり哲学をこころざした。
そのときは無我夢中だった。
よし、哲学しよう、と始めるのではなく。
引き込まれてしまうのが哲学。
5考える名無しさん:2006/05/24(水) 02:48:59
生きるとか死ぬとか自分自身ですこし考えてみなさい。
私自身は学校の帰り道、自転車に乗りながら考えていた。
すると、たまに田んぼに落ちそうになる。
その時、気がついたのだよ。これが哲学ってやつかってね。
6考える名無しさん:2006/05/24(水) 02:59:26
>>5
俺も昔から妄想ばっかりしてました。
哲学は自分が満足できればそれで哲学は終了ですか?
でも、自分で哲学の定義を勝手に決めていいのですか?



7考える名無しさん:2006/05/24(水) 03:01:14
快楽に身を委ねれば哲学を忘れる
ただその快楽に盲目にさせるような魅力が必要だ
哲学は禁欲が大事
彼女ともなすがままじゃなくて自分なりの決まりをつくる
世間に没入せず疑う
精神を少しだけ孤立させることで考えさせる
少しの時間でいい、孤独な時間に
見えてくるだろう、真実が
人間の馬鹿さ加減が
それから哲学をつくる
作曲家みたいなものだよ
8考える名無しさん:2006/05/24(水) 03:08:25
>>7
やっぱり結局どうしたらいいのかわかりません。
若いうちは適当に妄想していればいいのですね?
やっぱりどうしたらいいのかわからない?

9考える名無しさん:2006/05/24(水) 03:10:58
>>1
既存のスレを活用せずに
自己中心的な目的でスレ立てをする者は帰ってくれ。
10考える名無しさん:2006/05/24(水) 03:18:50
>>9
すいませんでした。
見たところ、哲学板には糞スレが多いようなので下の方のスレまで探しませんでした。

11考える名無しさん:2006/05/24(水) 03:19:38
>>8
俺のお勧めはまず多読・通読。
こりゃダメだと思ったらまぁ無理しなくてもいいが、ある程度我慢して読む。

そのうち気に入った本が見つかったら、それを精読する。
俺の場合はニーチェだった。初回から爆笑しながら読んだ。
「こいつ頭おかしいおwwwww」

精読して覚えるぐらいになれば、自分でもその論理や比喩を使いこなせるようになる。
そしてそれを利用して、いろんな思索を自分でしてみる。まぁ演習だな。

これを繰り返せば、どんどんいろんな考え方が身につき思考の幅が広がる。
12考える名無しさん:2006/05/24(水) 03:25:29
>>11
やっぱりひたすら思考したり、読んだりするしかないですよね。
ありがとうございました
糞スレ終了
13考える名無しさん:2006/05/24(水) 05:14:25

吾邊矧雑痲璽斐螺禰佐々砥笥簾邊匙

これが基本です。これをおさえておかなければ、お話になりません。
14考える名無しさん:2006/05/24(水) 19:22:52
石川文康のカント入門をお薦めする
アンチノミーからそれへの解決の糸口を読めば、思考力が変わる。俺は変わった
哲学って2項対立で悩む事多いからね。まず無意味な事に気付く
そこでウィトゲンシュタインからデリダとか漁ってみれば?
ソフィーの世界もね
15考える名無しさん:2006/05/24(水) 21:08:19
体系付けて読む必要は無いかも知れんな・・・
自分の人生観や実生活、行動規範として実践するつもりなら。

「教養」として俯瞰して見るなら最初のオススメは何だろ?
ヘーゲルも難しかった。吉本の共同幻想論も??だったし、
現代哲学は意味不明だったし・・・
カントもトルストイ等の19世紀ロシア文学で噛み砕いて貰って分かったようなわからないような・・

@プラトン・ソクラテス
Aストア哲学(セネカ、マルクス・アウレリウス)
B新約聖書+旧約聖書
Cドストエフスキー、トルストイ
Dアラン、ラッセル、ルソー、ヒルティ等の「人生論」「幸福論」系
もしくは、東洋思想の老子や荘子から入るのが無難では?

ニーチェも面白いかも知れない。読了感に爽やかさは無いがw
ショーペンハウアーも。

16考える名無しさん:2006/05/24(水) 22:07:01
§==Э   §==Э               §==Э
  §==Э   §==Э          §==Э        §==Э §==Э
§==Э  §==Э§==Э       §==Э                   §==Э
         §==Э        §==Э   §==Э       §==Э    §==Э
            §==Э     §==Э  §==Э
       §==Э        §==Э      §==Э      §==Э §==Э
            §==Э       §==Э
§==Э              §==Э         §==Э
 §==Э     §==Э        §==Э     §==Э                §==Э…(;';A;`;)  アッーーー

§==Э              §==Э         §==Э
          §==Э         §==Э  §==Э          §==Э
§==Э    §==Э     §==Э          §==Э     §==Э
     §==Э          §==Э          §==Э     §==Э§==Э
§==Э
§==Э         §==Э       §==Э        §==Э    §==Э       §==Э
        §==Э        §==Э§==Э        §==Э
         §==Э        §==Э    §==Э      §==Э
                           §==Э        §==Э    §==Э
                 §==Э             §==Э       §==Э
     §==Э    §==Э           §==Э        §==Э    §==Э
           §==Э        §==Э                  §==Э
§==Э §==Э
17考える名無しさん:2006/05/24(水) 23:27:51
「これは誰にも分かりえない問題なんだ」ってことが分かりました。
哲学で扱われているテーマの落ちは
だいたいコレです。
他には
「こんなこと考えても無駄なんだ」ってことが、
深く考えたおかげで理解できました、
とかも多いパターンです。
じゃあ哲学て何だよ、と思うかも。
そんな気持になったときは次の言葉を思いだしてみて下さい

「思考とは何か」について思考すること、
それが哲学である。
18考える名無しさん:2006/05/25(木) 19:41:07
(´・ω・`)知らんがな
19考える名無しさん:2006/05/25(木) 20:51:57
20考える名無しさん:2006/05/27(土) 04:19:09
目の前のコップからでも哲学できるんだって。
21考える名無しさん:2006/05/27(土) 19:55:35
哲学的ゾンビってなんなんですか?
22考える名無しさん:2006/05/28(日) 04:13:59
http://www.lostvirgin.net/03/bbs/index2.html

1 名前:はな 投稿日:2006/05/25(木) 17:28 ID:ss85Qykk
フェラで精液を飲んでからお腹がはったりしています。
でも精液を飲んで妊娠することは絶対ないんですよね??
教えてください。


2 名前:匿名 投稿日:2006/05/25(木) 18:18 ID:5VcZuXEE
今の性教育はどうなってるんだか

3 名前:まむ 投稿日:2006/05/25(木) 19:44 ID:WVp1Yo22
はい。口から入った精液が膣内に入る事はありえません。
妊娠はしません。
23考える名無しさん:2006/05/28(日) 04:58:21
放送大学
24考える名無しさん:2006/05/28(日) 07:55:23
分からないものは無理して読むな!
これが哲理の基本。プロ知識人はたいてい煽って騙してくるから
25考える名無しさん:2006/05/28(日) 08:52:26
26考える名無しさん:2006/05/28(日) 22:32:06
俺は2ちゃんロムってかなりの(自分にとっての)名著に出会いました。
いくつかヒットすると点が線で繋がって来る
27ウルトラマン・ソフィー:2006/05/28(日) 23:17:49
コンビニとか、デカイ本屋の哲学コーナーに
「現代思想のすべて」とか「30分で判る哲学」とかあるから
その辺の簡単な入門書で、大雑把な哲学のアウトラインを勉強して
その中から自分の興味に合いそうな哲学者や哲学書を読んで、
順次、関連した他の概念やら、哲学史の部分まで 系統立てていくってのはどう?
どうせ、大学の哲学教授にしたところで、めっちゃ細かく専門化してるし。
入門生がいきなり、色んな哲学を網羅して理解しようとしても難しいと思うよ?
哲学書の原書(邦訳含む)にしたところで、予備知識なしに読んでも、意味判んない様な本が多いしね。
哲学に興味を持った動機から一番近そうなトコロから順次アプローチして行けば良いんじゃないかなぁ?
28考える名無しさん:2006/05/30(火) 20:35:43
考えろ!いや、ありがちな放置プレイじゃなく
いろいろと考えろ
知ってる事について、知らない事について
しってるかどうかよく判らない事について

まずは、自分が何故、哲学に興味をもったかについて
29考える名無しさん:2006/06/10(土) 17:02:49
まずは、あの3人の著作にあたるべし。

絶対に敵わないあの3人の。
30考える名無しさん:2006/06/10(土) 17:17:18
俺の哲学遍歴。

とりあえず岩波文庫のプラトンから読み始めた。その後、アリストテレス。デカルトを読んで、スピノザ。
ここらで一時中断。キリスト教史・西洋史の概論的な本を読む。
カント・ヘーゲルに入る。カントは通読したけど意味わからず。ヘーゲルは、解説書と一緒に読んだ。
フレーゲを読み始めるが意味わからず中断。論理学入門みたいので勉強。
ニーチェに手を出す。これはわかりやすかった。何度も読む。ショーペンハウアーも同じ。
フィヒテに戻る。それから、カント・ヘーゲルを読み直す。前より理解できた感じ。
ついにハイデガーに挑戦。意味不明。息抜きにニーチェ。
ロックやホッブスなどを読んだ(こいつらは俺が法学プロパーなのでわかりやすかった)。
再びフレーゲ。ラッセルと読んで、ウィトゲンシュタインへ。
ウィトゲンシュタインはわかりやすいんだか、わかりにくいんだかがわからない。
ここらで、哲学史の概説書を読み始める。
ベルクソン。意味不明。再びハイデガー。まだ意味不明。息抜きにニーチェ。
思い切って西田幾多郎。物足りなさを感じる。
再びギリシア哲学を読み始める。次に再びラッセル→ウィトゲンシュタイン。
ミル、ロールズ。ここらへんは分かりやすい。テニエス、ヴェーバーの社会学に手を出してみる。
アダムスミス。ふたたびソクラテス。ポストモダンにはなぜか手を出さない。
現在、またハイデガーに挑戦中。
31考える名無しさん:2006/06/10(土) 18:56:03
>>21
迷える子羊よ。
そんなあなたの為にWikipediaに項目を作っておきました。
ググりなさい
さらば与えられん。
32考える名無しさん:2006/06/10(土) 19:50:53
西洋哲学を学びたいなら
聖書、西洋史、ドイツ語教科書から入ることを勧める
33考える名無しさん:2006/06/11(日) 09:22:05
>>29
あの3人ですか?
34考える名無しさん:2006/06/11(日) 17:27:44
>>29
ご助言に従って、中島義道、土屋賢二、西尾幹二の著作を読みましたが、哲学についてまったくわかりません。
35考える名無しさん:2006/06/13(火) 14:29:10
>4番さんの助言と自分は、どう有るべきか?を探求するのが真の哲学です。
36考える名無しさん:2006/06/13(火) 22:39:16
そんなに簡単に哲学について分かられてたまるか
37考える名無しさん:2006/06/14(水) 10:05:58
哲学ほど、簡単かつ重要なものは有りません。
辞書に記して有る通りに(哲)道理にあかるいこと=道理にあかるく成り(学)生きる事の全てに応用すること。
勿論、学問を行う場合も哲の心が不可欠で有る所から哲学=諸学の源と言われる由縁ですね。
何故、道理にあかるく成らなければ駄目なのか?との疑問は道理にあかるいこと、とは人がものごとの理を悟る
と言う心の状態のことを指します。
人が、ものごとの理を悟れば知能が育ち知恵を産みだす事ができますが、そうで無ければ知恵が産まれません。
ついでに哲学=愛智と言われる由縁も解析しておきますね。
人がものごとの理を悟る為には揺るぎない人間愛(愛)の確立が不可欠で、それに依って知能が育つ(智)事
から哲学=愛智と呼ぶのです。
哲学研究家たちは、その事が分からず知ること(智)を愛する(愛)が哲学だ、等と分けの分からない解釈を
して吹聴した為に、それが一般的に罷り通っています。
哲学を難解なものとした原因は、ものごとの理を悟る事のできない哲学者にも大きな責任が有りますね。
従って哲学の二文字は人類の有るべき生き方を示唆しているのです。
38考える名無しさん:2006/06/14(水) 11:29:35
>>1

初心者でよかった
今すぐそれを止めて
履歴書に書ける資格の勉強をしよう
または、スポーツの趣味を持とう

哲学なんて役に立たないばかりかマイナスだ
39考える名無しさん:2006/06/14(水) 12:30:53
人類は類人猿のままでいるべきだった
進化などしないほうが良かったんです
40考える名無しさん:2006/06/14(水) 12:48:59
>>38
それは言い得て妙だね。ヒトが救えるわけでもないし、なんら生産的でもないし。
現在の経済体制の中で消費活動を促進させるわけでもないし。
所詮、時間やお金にゆとりのある人々の享楽に過ぎない。
41考える名無しさん:2006/06/14(水) 19:15:26
訳の分からない気取りで、わざと難解そうな文章を書く人はどうせみんなから捨てられる。
このことは、肝に銘じておいたほうがよい。
日本の知識業界は、長く1920年代からの、昭和初期の新カント学派と呼ばれる、「ドイツ哲学の学者達」の
悪弊に始まって、やたらと難解な文章を書くことが、偉い事だとだという巨大な思い違いをしている。
この病気は今でもなかなか治らない。本当は自分の頭が良く無いだけのくせに、やたらと、象徴語と、
ドイツ式観念語(本当は禅用語を無理やり当てはめただけ。観念とか本質とか根本とか意識とか。500語)を使いたがる。
読んでいる方はいやになる。こんな下手な誰も説得できないような文章を、苦しみながら書いてるとあとあと大変だろうな。
どうせ誰も読んで分かることは無いのだから。当たり前のことを、はっきりと書くことができない。
やたらとこねくり回してそれが「するどい批評になっていなければいけないと、勝手に思い込む。
(属国日本論を超えて)
42考える名無しさん:2006/06/14(水) 21:20:30
パラドクス?
43考える名無しさん:2006/06/15(木) 11:21:51
>>40
潜在知能は誰でも育てる事ができますが条件が一つだけ有ります。
それが道理にあかるいこと(哲)を悟ることです。
道理にあかるく無ければ知恵を産みだす知能は生涯、使えません。
何にも代え難い潜在知能と言う宝庫を開かずに目先の欲望に捕らえられ
ていたのでは生き甲斐を失いますよ。
お金に例えると自分で1億円もっているのに気づかず百円玉を追っかけて
崖から転げ落ちて死ぬ、見たいな話です。
44考える名無しさん:2006/06/15(木) 12:16:20
>>43

1億円の価値がありますという誇大広告に騙されないほうが賢明であるといえます
45考える名無しさん:2006/06/15(木) 14:21:07
1さん、あなたの目的や問題意識は何ですか?
それによって、勉強法や思考法が決まってきます。

もし、哲学自体を本格的に究めたいのなら、少しの本の精読と死ぬほどの思索がベストでしょう。
多様な問題に哲学用語を応用したいなら、多読して軽く思索し、ポイントと用語のチャート化をするべきでしょう。

いずれにせよ、一番大事なのは問題意識です。
46考える名無しさん:2006/06/15(木) 14:48:42
哲学って、全ての解らないコト、モノを考える行為or自分なりの答えでしょ?
だったら、本なんか読んで用語とかを覚えるより、いろんな人の考えを聴いて、
それについて自分なりに考えることこそ哲学なんじゃないの?
47考える名無しさん:2006/06/15(木) 14:52:15
そのへんの凡人に話聞いたり「自分なりに」考えるより、まずは有名な哲学者の
思考を理解して、それをふまえてから考えた方どう考えても効率いいじゃん
48考える名無しさん:2006/06/15(木) 15:03:14
哲学は実は「流行」の根幹。
「戦略」ならず技術・文明の「舵取り」部分での判断要素。
哲学を究めることに意味はないかもしれないが、
哲学集団を手に入れた政治・強力資本団体は強い。
49考える名無しさん:2006/06/15(木) 15:06:42
>>47
確かにそぉだね。それもすごく重要だと思う。
でも、重要なのはそれだけじゃないはずだよね?
50考える名無しさん:2006/06/15(木) 15:11:46
>>49
「自分なりに考える」ことなど重要とは思わないね。
ただ、理解したことを自分の言葉で表現しなおしてみることは重要だと思う。
頭であれこれ概念をいじってるうちは「考えている」うちに入らない。
51考える名無しさん:2006/06/15(木) 15:18:21
>>50
それは哲学者の考えこそが全ての本質でそれ以外は不適切ってこと?
52考える名無しさん:2006/06/15(木) 15:31:54
>>51
何の知識も得ようとせずに「自分なりに考えた」って哀れな思考になるのは見えてる。
自分の平凡さを自覚してないからそうなる。

数学をいきなり「自分なりに考える」やつはアホだろ?
まず、考え方を学び、解法や公式に関する知識を得て、それから自分で問題を考える。

哲学だって同じだ。
まず知識がないと話にならない。その上で実際の問題に即して応用する。
このとき頭で考えるだけでなく、実際に表現してみなければならないと言っている。
53考える名無しさん:2006/06/15(木) 15:55:49
>>52
数学をいきなり「自分なりに考える」やつはアホだろ?
っていうのは説得力があって、『なるほどね。』って思ったけど、
やっぱり数学と哲学は違うよ。
哲学者の公式を使えば効率的かもしれないけど、それは数学でしかないよ。
哲学は普遍的な答えがないでしょ?
だからこそ自分なりの公式を生みだして、実際に表現する。
それこそが哲学なのでは?
54考える名無しさん:2006/06/15(木) 16:09:39
自分で考える、ということの精確かつ深い意味がわからなければ哲学という営みの本質は、絶対理解できないだろう。多様な哲学が存在様しているとしても。

厳密に言えば、(文字通りに)自分だけで考えること、なんてできるわけないが、
だからと言って、自分で一から考える、という次元がないわけではない。
問題は、オール オア ナッシングではなく、程度問題である。

本質がわかってない人は、
自分で考えるなんてありえない、読書(知識)がすべて、とか
逆に、読書(知識)なしで考えるだけでいい、
などと馬鹿げた的外れなことを言う。
55考える名無しさん:2006/06/15(木) 16:15:05
>>53
キミが数学にどんなイメージ持ってるかは知らないが、数学と哲学はかなり近い学問だよ。
どちらも答えを導き出すのが目的ではなく、既にほとんど答えが分かってるものを、
どうやって論証するかという過程が重視される変わった学問だ。

「自分なりの公式」ってなんなんだよw
誰かが発明した公式を「自分なりに」用いて論証するんだろ。
その論証の仕方も、「自分なりに」考えたつもりでも、他の誰かは別の公式を用いて
もっと上手く、説得的に、効率良くやってるかもしれない。

そう考えてさまざまな論証方法を学び、実践することで、自らの論証技術を高める。
そのうちに、本当に「自分なりの」論証が運良くできるかもしれない。
こういうものだと思うぞ。
56考える名無しさん:2006/06/15(木) 16:26:44
誰かが発明した公式、数学に限らず技術でも思想でも文化でも、
日本はオランダ、英国、米国から譲られた青写真を元に、それを洗練する
ことばかりに更けている。
加工貿易も然り、日本国土が青写真なくしては0を1に変換する荒業は今まで培われていない。
常に他国から青写真が提供されるという大前提が恒久的に保障されているのならば、
すでにある公式を効率よくかつ美しく使いこなすことに専念すればよい。
ただ、青写真を0から作る国の人達、その誰もが生きている最中笑いものにされ、
卑下され、馬鹿扱いされてきたのも事実。

日本国内で、青写真作成から取り組みたい人を、過去からのスマートな盗作王国日本の似非インテリになるように
洗脳するのではなく、放置しておくのが今後の国益にも、青写真作成に取り組む勇者にも良いことだと思うが。
57考える名無しさん:2006/06/15(木) 17:00:41
>>56
反論させてもらおう。

まず、海外の思想家を考えても知識に頼らずに「自分なりに」公式を打ちたてた人など
ほぼいない。みな驚くほどに勉強して知識を蓄えているし、それが当然の前提だ。
歴史ある学問において知識がないことは、何もできないことを意味する。
よって「まず知識ですよ」と言うことが、公式の発明を阻害するかのような主張は誤っている。

次に、日本で青写真を作るような人材が出てくるようにしたければ、哲学者の思考を
確かな知識に基づいて評価できる哲学ファン層を拡大することの方がよほど有効だろう。
有用な公式を発明できるという特異な才能を持った人は滅多にいない。
「母数」を大きくし「選抜」の基準を引き上げた方が、そのような人材が出てくる確率は高くなる。
5856:2006/06/15(木) 17:23:20
>>57
その反論に対し、異論を唱えることは私にはできない。
56で書いたことが私の頭の中でうまく纏まっていなかったことを認めざるを得ない。
確かに、現代社会は石器時代に偶然と本能の組み合わせで火起こし機を作るような
初歩的段階ではない。
現在の学問は人一人の偉業で成し遂げられるものではなく、
大多数の功績を体系的に組み立て、それを順々に教育していくものとなっている。
この点において、知識を得ること、新発想の根底には技術的な洗練以前の哲学的な
成熟と試行錯誤が青写真新規作成のための基礎であることは当然であろうと思う。

ただ、おそらく私がうまく言えなかった点としては、知識を構築する人又は機関と
新たな青写真の可能性に閃きを覚える人・機関は、実は別物ではないかということだ。
59考える名無しさん:2006/06/15(木) 17:46:45
>>57
発想力を育てる具体的な方法がわからないからなぁ。
発想力って能力というより性格に近いと思う。後から身に付くものじゃないし、
知識を身に付けることでスポイルされるものでもない。
俺が「知識」と「表現」を強調するのは、鍛えれば鍛えるほど伸びるものだからだ。

あと、学問上の「新発見」は、別分野の知見を流用することで成し遂げられるケースが
非常に多いし、とにかく「使いこなせる公式」を多く持ち合わせていることが武器に
なるんじゃないかと思ってることもある。

だから、「知識」といっても深い知識を求めるのではなく、使いこなせる知識を
増やすことが重要なんじゃないだろうか。数学の例で言えば、マニアックな公式暗記より
オーソドックスな公式を確実に使いこなす「演習」が重要ってこと。
60考える名無しさん:2006/06/15(木) 18:08:40
>マニアックな公式暗記よりオーソドックスな公式を確実に使いこなす「演習」が重要
これには真っ向から賛成できる。音楽に例えれば、コード進行と音階のみを完全マスターしたジャズ奏者は
いかなる時にでもいかなる人とでも即興で音楽を奏でることができるようなものだ。
「知る」ことを逸脱し、「理解」し自分の手足のように操ることができる状態だろう。

アメリカ等海外の子供に接する機会が多々あったのだが、日本では差別されるくらいおかしな人格生成された
人達の割合が高い。国語・数学・理科・社会・外国語と満遍なく学ぶことなどしない。
が、興味をもつ1つの分野においては狂信的な意欲で独学していることもある。
彼らが普通に大学進学すると、確実にドロップアウトするだろう。
が、その時がいつであれ、彼らのもたらす功績は、世間をあっと言わす結果になるかもしれない。

これは彼らの親の放任主義による産物かもしれない。
しかし、彼らは競争社会には無縁で、偶然か必然か、パトロン的存在によるサポートも生まれてくる。
日本では、このような「変な人」の認識と保護よりも、一億総高学歴化のほうに興味があるんじゃないかという危惧だ。
61考える名無しさん:2006/06/15(木) 18:19:55
>国語・数学・理科・社会・外国語と満遍なく学ぶことなどしない。
>が、興味をもつ1つの分野においては狂信的な意欲で独学していることもある。

いい話だねぇ。
よく「知識偏重な学歴主義が悪い」とか言われるが、そうじゃなくて
受験や就職における平均的な「選抜」のやり方に問題があるんだろうね。

>パトロン的存在によるサポートも生まれてくる。

こういう文化的土壌がないことも一つの原因なんだろうけど。
62考える名無しさん:2006/06/15(木) 18:24:11
所詮は学歴界に放り込まれた奴らの偏重だね。あーあ、そんなのから取られたら、
底のあたりはプレッシャーで腐っちゃうよなぁ。
63考える名無しさん:2006/06/15(木) 18:54:06
体験とは、固定観念が創り出す幻想に過ぎない

感情自己責任論@心理学板
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1135930869/1-3
64考える名無しさん:2006/06/15(木) 18:54:44
そりゃ、考えは「自分なり」でいいかも知れないけどさ、
それを人に伝えたり、人と議論したりするときに、共有されている概念の知識はどうしても必要だろう。

「自分なりに考えました。善のイデアは火星に存在するのです。この考えを弁証法と名づけます」とか言われても困るわけだし。
65考える名無しさん:2006/06/15(木) 23:50:29
イデアは理性によって認識される実在、ですから哲学の名称通りに道理にあかるく成れば理性が育ち、
イデアの実在を感じる事ができるのです。
誰の心にもイデアは実在するが理性が欠けている為にイデアの認識ができない、と言うことです。
哲学の教材は己の心で有り、道理にあかるく成ること、のみを探求し達成する事が目的です。
イデアの会得に依り産みだされる真の夢に探求心が増幅し必要な知識を吸収する為に不必要な知識を
取り入れる事は必然として己の心が拒みます。
イデアは理で有り、法で有る、と考えます。

66考える名無しさん:2006/06/16(金) 00:22:11
2-66 を読んで1は哲学ってウザイと思って

まずは、散歩に行きました
67考える名無しさん:2006/06/16(金) 02:33:18
>>61
土壌・文化的基盤がその上で生活をする国民の将来を決定していると言っても良いのかもしれない。
ただ、以前に青写真を主旨に用いた根拠としては、
青写真前提国と青写真作成国との間で、「教育」その物の目的が違うということが気に掛かっていたからだ。

日本も含めた青写真前提国、例を言えば日本よりも高加速度でその方針を実践するお隣の韓国。
彼らの国の学歴社会・競争は日本のそれすら問題にならないほど激しく、
逆に馬鹿馬鹿しくも思う。青写真前提国での勉学とは、「覚えること」。
それだけに必死で、つまらない事象に疑問を持つことも、学ぶべき理論に対し、自分自身はどう違和感をもつか・賛同出来るか
等に時間を費やす暇もない。そのような機関で訓練されたエリートは、社会に出、
新たな青写真を見つけ出し、得意な模倣発展を成し遂げる。

一方、青写真作成国の人は、何かの狂信者であり、持論を主な槍として他と議論を繰り広げる。
部分部分抜けた知識の穴ももちながら。が、しかし、それは他人との議論で徐々に埋め合わされるという
課程が事前に仕立てられている。
日本のように、先にググれ、本読んで出直してこい、という流れにはならない。
皆、自分に足りない部分が有ることを承知し、お互いそれを埋め合わせる事に相互協力している。
が、英語フォーラムなどでもそんな日本的ググれ調なことが書かれているものもある。
しかし、それはIPその他から調べると、ロシア人であることが判明したりする。
68考える名無しさん:2006/06/16(金) 19:48:19
っていうかいくら>>1が教えてくださいって
言ったからって本当に教えまくるなよ…。
しかも偉そうに。キモいというかウザいというか…空気嫁。
欲求不満なのか?
69考える名無しさん
うちは高校で倫理やってるけど
哲学は前から興味がありました。
いろいろなことを考えてたし、考えなかったし。
それは他の人とは違うと思ってたし、特別だと優越してました。
でも、あとからそれは哲学ということを知りました。
倫理ではソクラテスやらアリストテレスやらたくさん学んで、
私が考えていたことは全て他の人間がこんな風に考えて
功績を残してたことに気づきました。
情け無くなりました。ただのエゴイストで、ただの馬鹿ですよ。
話がそれました;;
とにかくただぼー考えてればそれは哲学であり、人生ですよ