1 :
考える名無しさん :
2006/04/28(金) 00:30:29 自由な社会きぼんぬ
誰か、過去ログどこいったか知りません??
俺はいろいろ持ってる。
選集の全五巻そろえるのに東京中の本屋探したっけ。
原著手に入れたいけど、なかなか見つからない。 どこで購入すればいい?
『異邦人』のアルベール・カミュから検索して見なさい。
「ガリマール」、ん?
9 :
考える名無しさん :2006/04/28(金) 01:55:47
俺の、三人いた伯母さんはしょうもないくらいクリスチャンで 家庭には三人もヴェイユがいたような雰囲気だったよ。
10 :
考える名無しさん :2006/04/28(金) 03:52:02
兄ちゃんが有名な数学者だっけ?
兄の方がはるかに有名だろ
12 :
考える名無しさん :2006/04/28(金) 20:58:52
http://ja.wikipedia.org/wiki/アンドレ ・ヴェイユ
ああ、アンドレ・ヴェイユね。どのシモーヌ・ヴェイユの評論にも関連性を重視してないらしいけど、
シモーヌ・ヴェイユ「科学について」(みすず書房)を読むと結構物理学にも深い認識を持っている
し、「当時」の量子論や相対性理論を哲学に結びつけるあたりは読ませる内容だ。兄の影響が無いと
考えない方がおかしい。色々意見交換をしていたんじゃない?推測だけど。
兄さんには勝てないと思ってたらしいしね
あ、泥酔状態で記憶になかった。時々、立つね、ヴェーユのスレ。
15 :
考える名無しさん :2006/04/28(金) 21:12:24
アンドレ・ヴェイユ(Andre´ Weil, 1906年5月6日 - 1998年8月6日)はフランスの数学者 である。20世紀を代表する数学者の一人。思想家のシモーヌ・ヴェイユは彼の妹。インドの 大学で教授となり、その際に、インド哲学を学んだ。フランスに戻り、ストラスブール大学 の教授。学生時代の友人とブルバキを結成する。戦争中の苦い体験から、アメリカに亡命し、 サンパウロ大学、シカゴ大学、プリンストン高等研究所などで研究生活を送った。 数論、代数幾何学に大きな業績を残した。ヴェイユ予想は数論と代数幾何学の深いつなが りについて予想したもので、リーマン仮説の類似の一つであるが、その後のセールやグロタ ンディークの活躍につながるものである。またヴェイユ予想の解決は20世紀の数学の大きな 出来事でもあった。 彼はブルバキの中心的なメンバーであった。ヨーロッパの多くの言語に通じていて、 サンスクリットのバガヴァッド・ギーターは彼の愛読書だった。空集合の記号 ? も彼の考 え出したものだが、これはノルウェー語のアルファベットの一つである。数学史に関する造 詣も非常に深く、その一端はブルバキの「数学史」からもうかがい知ることができる(ブル バキに数学史を載せることは彼の発案で始まった)。 主著は『代数幾何学の基礎』、『アーベル多様体と代数曲線』、『代数曲線とそれに関する 多様体』。この他に、自伝や数学史の著作もある。 1979年 ウルフ賞数学部門受賞 1994年 京都賞基礎科学部門受賞 興味深い人だな、このお兄さん。誰か数学に達者な方おせーて
ゲ、98年か・・・。
あ、俺と誕生日一緒♪
94年京都賞かぁ。神田の古本屋でこの人の本見つけて、 買おうか買うまいか悩んでた頃だな・・・。
反抗心旺盛な新米の神秘主義者が東京の片隅で世の中に 背ぇ向けて一人で暮らしてるって、いつの間にやら話題 になってたらしいな・・・。
20 :
1 :2006/04/28(金) 21:42:24
こういう人らがいわゆるインテリってやつなのかもね
シモーヌ ヴェイユに関する文献 自由と社会的抑圧 重力と恩寵 ヴェイユの言葉 シモーヌヴェイユ詩集 ロンドン論集と最後の手紙 神を待ち望む 工場日記 労働と人生についての省察 超自然的認識
シモーヌ・ヴェイユ入門 (平凡社ライブラリー) ロバート・コールズ=著 福井美津子=訳 根を持つこと さいごのシモーヌ・ヴェイユ 田辺 保著 御茶の水書房 1984
24 :
考える名無しさん :2006/04/29(土) 08:51:46
シモーヌ ヴェーユ「科学について」(みすず書房) も追加しておけ。 絶版だが量子論や相対性理論に言及しているレア本だ。 スペルの関係でGoogleで出てこないこともあるから 意外と知られてない…。
『ギリシャの泉』も。両方持ってる♪
文献なんか抜けてる気がするけどなんだっけ?
27 :
考える名無しさん :2006/04/29(土) 19:54:42
アンドレ兄ちゃんは妹についてなんーんも書いてないんか。
28 :
考える名無しさん :2006/04/29(土) 20:23:49
哲学講義のことかな
>>27 アンドレ兄ちゃんが妹のこと語ってるときって、やけに上からの目線でムカつかね?
そういうもんだろ、家族の眼差しってのは。 死後に妹の書いたもの読んで、水準の高さ に驚いたとかいう話もある。 全集出て欲しいけど、翻訳でスベッたら怖いような・・・。
>>26 そうそう、カイエだろ。結局、二冊しか持ってないッス・・・
一番最初に出た四巻目、一所懸命に読んだっけ。あれ、
出版が、92年一月、読了の書き込みが七月末。個人的
には良いタイミングだな。チラシの裏。
シモーヌ・ヴェイユ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 シモーヌ・ヴェイユ(Simone Weil, 1909年2月3日 パリ、フランス - 1943年8月24日 ロンドン、イギリス)は、フランスの哲学者である。父はユダヤ系の医師で、数学者のアンドレ・ヴェイユは兄。 リセ時代、哲学者アランの教えを受け、若くしてパリの女子高等師範学校に入学、哲学のアグレガシオン(1級教員資格)を優秀な成績で取得する。 卒業後、1931年にはリセの教員となるが、その間、労働階級の境遇を分かち合おうと工場や農場で働き、まもなく政治活動に身を投じた。 1936年、スペイン内戦に際して、人民戦線派義勇兵に志願。 1942年にはアメリカに移住し、その後、ロンドンに移り、ド・ゴールの自由フランス軍にレジスタンスとして参加した。 戦争の悲惨さ、残酷さに抗議してハンストを行い、1943年、34歳でその生涯を閉じる。主著は『重力と恩寵』などで、著書はすべて死後出版されたものである。
アンドレ・ヴェイユ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 移動: ナビゲーション, 検索 アンドレ・ヴェイユ(Andre Weil, 1906年5月6日 - 1998年8月6日)はフランスの数学者である。 20世紀を代表する数学者の一人。思想家のシモーヌ・ヴェイユは彼の妹。インドの大学で教授となり、その際に、インド哲学を学んだ。フランスに戻り、ストラスブール大学の教授。 学生時代の友人とブルバキを結成する。戦争中の苦い体験から、アメリカに亡命し、サンパウロ大学、シカゴ大学、プリンストン高等研究所などで研究生活を送った。 数論、代数幾何学に大きな業績を残した。ヴェイユ予想は数論と代数幾何学の深いつながりについて予想したもので、リーマン仮説の類似の一つであるが、 その後のセールやグロタンディークの活躍につながるものである。またヴェイユ予想の解決は20世紀の数学の大きな出来事でもあった。 彼はブルバキの中心的なメンバーであった。ヨーロッパの多くの言語に通じていて、サンスクリットのバガヴァッド・ギーターは彼の愛読書だった。 空集合の記号も彼の考え出したものだが、これはノルウェー語のアルファベットの一つである。 数学史に関する造詣も非常に深く、その一端はブルバキの「数学史」からもうかがい知ることができる(ブルバキに数学史を載せることは彼の発案で始まった)。 主著は『代数幾何学の基礎』、『アーベル多様体と代数曲線』、『代数曲線とそれに関する多様体』。この他に、自伝や数学史の著作もある。 1979年 ウルフ賞数学部門受賞 1994年 京都賞基礎科学部門受賞
重力と恩寵 本書の紹介は難儀である。ヴェイユに降りていけば、ヴェイユに拒否される。迂回すればヴェイユにならない。シモーヌ・ヴェイユという人がそういう人であるからだ。 そこでなぜぼくがそのように難儀するかということを伝えるしかないのだが、その前に言っておかなくてはならないことがある。 日本人にしか「無」がわからないとおもっていたとしたら、大まちがいだということだ。 たしかに欧米の哲学や思想には「有る」に対するに「単なる無」が蔓延(はびこ)ることが少なくないが、「そこへ向かうとあるかもしれない無」を見ていた哲人は、何人もいる。 そのなかでも最も潔く、最も勇気をもっていた一人がシモーヌ・ヴェイユだった。 ヴェイユは、その「そこへ向かうとあるかもしれない無」のために「脱創造」(decreation)という言葉をつくった。 そして、そのことを断固として実行するために「根こぎ」(deracinement)という言葉をつくった。 この二つの言葉を説明するにはヴェイユの全思想を通過することになる。 それはぼくにはお手上げだ。けれども、このことをわずかな比喩をもって暗示することはできなくはない。ヴェイユ自身がこう綴っている。 「頭痛。そんなときは痛みを宇宙へと投げだしてみると、痛みがましになる。だが、宇宙のほうは変質する。 痛みをもう一度もとの場所へ戻すと、痛みはさらにきつくなるが、わたしの内部には、何かしら苦しまずにいるものがあり、変質せずにいる宇宙とそのまま触れあっている」。
ぼくが見るに、「脱創造」とは、造られたものを、造られずにいるものの中へと移行していくことである。そこに「無」への動きが関与する。 「根こぎ」とは、その移行を果敢に実行するために、その拠点の中へ降りて、そこにいる自分自身を攫(さら)ってしまうことである。あるいはそのようにしようと決断することだ。 これで充分に暗示的説明になっているとおもうが、もう少しだけ加えよう。ただし、暗示的説明しか許されそうもない。 ヴェイユは生涯をかけて「不孝」と闘った。そしてわずかな知らせをたよりに、ひそかに存在の戦線を組もうとした。 しかし、なかなか不孝が取り出せない。取り出そうとすると、社会そのものが本質的にもっている悪が邪魔をする。善も邪魔をする。 善というものはつねにこなごなになって悪の中に散らばっているものである。だから、悪を排除しようなどとおもったら、すべてはおじゃんになる。 善も悪もヴェイユにとっては同じものだった。けれども神から見れば、そこには潔いちがいがあるはずだ。 では、どうするか。たとえば悪の中に散っている善をひとつひとつ集めればいいかというと、それこそが悪に染まる。 善だけを表明しようとすると、自分の中にある悪に嘘をつくことになる。どうすればいいか。ヴェイユは悪を直視することにする。そのためにはぎりぎりな自分をつくる。 そうすれば悪というものが実は単調至極なもので、いつも同じことを繰り返そうとしていることが見えてくる。 悪がそういうものであることは、われわれ自身がよく知っている。悪はわれわれの中にも散っているものであるからだ。 その悪を、不純なところから自分の中の純粋なところへ移し変えてみたい。ヴェイユはそれをこそ「根こぎ」とか「根こそぎに」と言った。 ヴェイユは、こう綴る。「純粋さとは、汚れをじっと見つめる力のことです」と。
シモーヌ・ヴェイユはぼくがいちばん語りたいくせに、とうてい語りえないと思っている女性である。 なぜなら、ヴェイユは自分を理解できるような誰の力も借りようとしていない。 ヴェイユは、それならあなた自身が「脱創造」をしなさい、「根こぎ」でおやりなさい、いいですね、と言うだけなのである。 もうひとつ語りにくい理由がある。ヴェイユを賛美し、評論し、批評している著作や論文は数かぎりなくあるのだが、ぼくが怠慢なせいか、それらにはヴェイユらしいものがあまりない。 これは評者たちに問題があるのではなく、ヴェイユにこそ問題があって、そこにきっとぼくが感じていることと同じ「清冽なる拒絶」が顔を出しているのだろうとおもう。 こうして、ヴェイユを語るにはこちらを晒(さら)すことを迫られる。これはたいていじゃない。そこで、ヴェイユは語られることなく、読まれることになる。 本書『重力と恩寵』は、マルセイユでペラン神父に共感していたころのヴェイユと語りあいつづけたギュスターヴ・ティボンによって編集された。もとはヴェイユが託したノートである。 ティボンが残した証言の数々はヴェイユを知るには貴重なものばかりだが、ぼくにはティボンが次のように書いているのが感極まった。 「ええ、ヴェイユの唯一の罪は、タバコをすうことと、無学な人々にいつも水準の高い平等感から精神的な糧を与えようとするところでした」。 表題になった「重力」とは、人間の奥にひそむ「他者を必要としない気分の重り」のようなことをいう。 人々はこの重力の下降感によって逃げを打つ。 「恩寵」とは、あえて他者を受け入れたいとおもうときの静かな高揚感である。 これは上昇する。しかしヴェイユが「重力と恩寵」を並べるとき、まず自重で下降してしまうときにこそ他者を入れて上昇し、そこからふたたび新たな自分に向かって降りていくことをいう。 「恩寵でないものはすべて捨てさること。しかも、恩寵を望まないこと」なのだそうである! あーあ、今度もヴェイユをちゃんと説明できなかった。いつか捲土重来だ。せめてこれを機会にヴェイユを読む人が一人でもふえてくれることを期待する。
参考¶ここでは、訳者の田辺保さんが「ヴェイユ」としていたのでその表記を採った。 が、一般的には「ヴェーユ」と記されることが多い。 本書『重力と恩寵』は最近、筑摩書房のちくま学芸文庫にも入った。 『シモーヌ・ヴェーユ著作集』は春秋社から全5巻が出ている。 ちなみに、いまヨーロッパでは『シモーヌ・ヴェーユ』という芝居が静かなブームをよんでいる。 クロード・ダルヴィが構成演出したもので、その脚本も出版された。日本では『シモーヌ・ヴェーユ、その劇的生涯』(春秋社)となって、 シモーヌのお兄さんのアラン・シモーヌのインタヴューなどとともに1冊になっている。アランは世界的な数学者である。
サン・ロレンツォ教会に隣接しているメディチ家礼拝堂で、ミケランジェロがすべてを設計したという新聖具室にある「夕暮」「曙」「昼」「夜」の擬人像を見る。 かってフィレンツェに遊んだシモーヌ・ヴェイユが、自らの工場体験を思い出させると書いていたので、 これを見るのを楽しみにしていたのだが、私などには彫像の優美さばかりが印象的だ。 ちなみにヴェイユは、もし、生まれかわりということがあるとしたら、私は前世はフィレンツェ生まれだったに違いない、と書いているほど、この都市の芸術文化に惚れ込んでいた。
41 :
考える名無しさん :2006/05/02(火) 19:44:39
42 :
考える名無しさん :2006/05/02(火) 23:10:19
最近ウィトゲンシュタインの『反哲学的断章』を読んで、彼が「超自然」に ついて語っている辺りがヴェイユと被ってしまった。 この二人はどうしても私の中でだぶってしまう。
43 :
考える名無しさん :2006/05/02(火) 23:11:47
かぶるよ〜 二人とも相当な宗教的センス持ってるからね
44 :
考える名無しさん :2006/05/03(水) 06:42:52
46 :
考える名無しさん :2006/05/04(木) 00:20:25
じゃー、ここで問題でーす。 シモーヌちゃんは未通娘か既通娘か?
47 :
考える名無しさん :2006/05/04(木) 00:35:23
熱烈カトリックですから前者でしょうねたぶん
眼鏡っ子 ハァハァ
ハァハァ
モンモン
>>46 やられちゃってるにきまってるよ!
女の子の股間には何もついてないですよ。 ツルツルのスベスベ。肛門もついてません。 女の子は天使や妖精のたぐいですから、 性的な行為も排泄行為も絶対にしないのです。 世の中には、「女子トイレ」なるものが存在していますが、 あそこは排泄行為をする場所ではなく、 手作りクッキーと紅茶でお茶会を開く場所なのです。 そして、ウフフって笑ったりする場所なのです。 私も実際に見たわけではないのですが、 「女の子=天使」という事実から論理的に推測すると、 自ずと上記のような結論に達するのです。
ですから、ヴェイユが処女かどうかという議論は間違っているのです
お、今日はアンドレの誕生日か♪
おめでとうアンドレ
アンドレは今年でいくつになるんだ????????
みんなは、ヴェイユ派?ヴェーユ派?
57 :
考える名無しさん :2006/05/08(月) 09:11:19
で、結局シモーヌちゃんは 赤き聖女ってことなんか?
59 :
考える名無しさん :2006/05/08(月) 18:23:23
キリスト者としては、飢えたる者には持てるモノを 与える義務があるわな。でありゃ、シモーヌちゃん としては女に餓えてる連中に自分を与えてた経験が あるとは簡単に想像できると。 で、57氏の"赤き聖女"ってことは、シモーヌちゃん は党員だったのかな?
下(しも)ーぬ
>>57 「赤い処女」だろ。もともとはローザ・ルクセンブルグ、
その元は火炙りにされたジャンヌ・ダルク。
ジャンヌ・ダルクの異端裁判の宗教体験告白は素晴らしいのに、 ベッソンの最近の映画化は合理主義的脚色が強くてスルー。 所詮、エンターテイメント。
nani?
64 :
考える名無しさん :2006/05/09(火) 08:22:25
ローザちゃんが処女ってこたーねよな。 あんな海千山千の闘士が。
65 :
考える名無しさん :2006/05/09(火) 08:27:41
そんじゃ、あれか、アンドレも童貞ってか?
『ジャンヌ・ド・アーク』ってタイトルは英語名だったな。
訳者の後書きは1991年5月、吉本氏の書評で興味を持った本。 ・・・だったような、違うような。
ああ、書評は『蘇えるヴェイユ』だった。切り抜きに 乱暴にサインペンでなんか書いてあるw
処刑ライダーさんたくさん情報ありがとう感謝感謝。 ところで、ヴェイユの前期に着目したヴェイユの伝記みたいな書物を知らない?
・・・じゃねえな。アンドレと吉本へのインタビュー。失敬w いろいろ幼少期のこととか話してる。
ヴェーユが、「一切を剥奪された人にしか開かれない世界の美」、 みたいなことを言ってるけど、フランクルの『夜と霧』で、収容所の 囚人が皆で、夕日に見とれる箇所なんかは、そのままだね。 フランクルはヴェーユを読んで書いたんじゃないかと個人的には 思いたいくらい。ヴェーユはもちろん、大戦中に死んでしまった からフランクルなど知りもしないだろうが。彼女はスペイン戦争 に参加した縁でアーサー・ケストラーの『スペインの遺書』の方を 評価してるけど。
>>71 おおっありがとう!
この人先輩だ・・・w
75 :
考える名無しさん :2006/05/12(金) 01:08:06
ヴェイユって男と付き合ったこと一度もなかったの?キスの経験もなかったのかね。今だったらメガネッ子好きに追っかけられてたかもしれないね。しかしバタイユと親交があった、てのが面白い。ヴェイユにエロティシズム理論とか話してたのかな。
76 :
考える名無しさん :2006/05/12(金) 01:21:21
ちがう。自分が女に走ってしまうことについてバタイユは その思想とは裏腹に悩んでいたような時期があったみたい。 それをシモーヌ・ヴェイユに相談つーか話してたみたいよ。
加えて言えば革命は手段かどうかという話もしてたようだな。 バタイユは革命後の社会にあんまり興味持ってなかったようだし。
78 :
考える名無しさん :2006/05/12(金) 18:53:24
“自分が女に走ってしまうことについて”ねー。面白い♪それをヴェイユに相談するバタイユてのは最高だね。その悩みを聴かされたヴェイユの顔を見てみたかった♭自分の趣味についても事細かににヴェイユに相談したなら尚のことよかった(歓)
ヴェーユの思想から「騎士道恋愛」を読み解く本、 図書館で見かけたことあったが。興味は沸かなかった。 神かけて、奥方よ、わたしたちは愛をないがしろにしている 時は過ぎさり、わたしたちは最良のものを失ってしまう わたしたちは隠れた意味を宿して語らなければならぬ 大胆にふるまう勇気がないのだから、賢くある勇気は持たねばならぬ (中世南仏のトゥルバドゥールの詩、S.ヴェーユ『カイエ』より転載)
スペイン戦争の写真なんて、すっかりアイドル状態。
81 :
考える名無しさん :2006/05/15(月) 08:58:31
アイドル状態って、シモーヌは可愛いか?
アイドリング状態なので何とも言えない。
>>79 の元文は、2002年の元旦以降にネットのサイトに引越し
した時に携帯のテンキーで打ち込んだんじゃなかったっけかな。
我ながら、あのエネルギーはすごいなとか思うw
ワープロで印字して2〜30枚は軽くある文章だったからなw
86 :
考える名無しさん :2006/05/16(火) 08:31:28
81さんじゃないけど、黒ぶち丸眼鏡のヴェイユはかわいいと思うか?
「日本人」(笑
俺みたいなのがこの国に登場するのは、一種の反作用なんだと 思うんだが。
89 :
考える名無しさん :2006/05/16(火) 21:37:16
ヴェイユはあの髪型もちっといじれば可愛くなると思う。顔が長いのを隠す髪型が必要だね。あとメガネを変える。いじれば秋葉のメガネっ子アイドル某くらいにはなれるんじゃないか?
90 :
考える名無しさん :2006/05/17(水) 08:25:15
ほんじゃ、シモーヌちゃんが神に惹かれたのは ブスだからなのか?
91 :
考える名無しさん :2006/05/17(水) 09:35:09
いじれば秋葉のメイドくらいにはなれるよ。ブスではない。
顔のつくりは、けっこう良いんだよね。
93 :
考える名無しさん :2006/05/17(水) 17:22:30
92に同意!外見は不潔で髪型もボサボサだったせいか浮き名を流すほどじゃなかったらしいが。思想家としての深さやスケールはこの板の“美人哲学者”池田晶子など比較にならないのにね。ぜひ生前にお逢いして持説を拝聴したかった♭
94 :
考える名無しさん :2006/05/17(水) 17:28:24
考えてみたら俺、フランス語できんかったわW
『マトリクス』のトリニティはヴェーユ風だったな。 こないだ気づいたんだが。
96 :
考える名無しさん :2006/05/17(水) 18:32:54
それは思いもせんかった。誰かCG合成して実証してくれ
やられ役のエージェントども鬱陶しいな。
98 :
考える名無しさん :2006/05/17(水) 19:10:23
ほんと、めちゃ犬だね。 コテは大概そうなんだろうけど。
やられ役のエージェントにも我慢の限界がある、やる側になった役がらもいる。
自慢じゃないが俺は犬度最高レベルだな。 色々と策を行使しながら常駐してずっとみんなを待ってるからね。
所詮、劣化コピーだろ。オリジナルにゃ勝てないもんさ。 物欲まみれの魂で、その自覚もなしに、物質主義的価値体系の 妄想の中で、「つもり」の神様みたいな連中。
聖性はプライドではない、尊厳の側にある。尊厳は他者を 見下したりはしない。
ヴェーユが著作集第二巻で触れてたティベリウス帝時代の「大いなるパーンは死せり」って ギリシャの託宣の正確な年代、知ってる人いねえだろうか?
あああああああああああ、四巻。
105 :
考える名無しさん :2006/05/18(木) 00:39:50
すいません。何の4巻で、それが何なんですか?
それが分かるとキリストの磔刑の正確な年が分かるから。
出典はプルタークらしいな。
前にこの話題出した時は検索でもヒットしなかったな。注釈によると、これは
異教の神であるから、キリスト教では偶像崇拝の終焉と解釈されているらしい
(パスカルがパンセで書き付けてる)。ヴェーユはこれはキリストそのものの
十字架における死を意味するのではないかと問うている(ある修道者への手紙/
春秋社シモーヌ・ヴェーユ著作集第四巻より)。・・・って話。
ギリシアの歴史家プルタルコスが『神託の堕落("The Obsolescence of Oracles"
(『モラリア』5:17))』に書いたことを信じるならば、パンはギリシアの神々の
中で唯一死んだ。ティベリウスの御代にパンの死というニュースがタムス(Thamus)の
元に届いた。彼はパクソイ諸島島経由でイタリアに向かう船の船員だったのだが、
海上で神託を聞いた。「タムス、そこにおるか? Palodesに着いたなら、忘れず
『パンの大神は死したり』と宣告するのじゃ」と。その知らせは岸辺に不満と
悲嘆をもたらした
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%B3_ (%E3%82%AE%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A2%E7%A5%9E%E8%A9%B1)
引用厨ウゼェ。
良い話だろ。牧神(羊の神)、「パーン」は「一切」の意味もある。
まあケーキを食べればいいんだが。
112 :
考える名無しさん :2006/05/19(金) 11:07:01
そいと、パイパンもいいよね。
アンドレ・ヴェイユを知らんようだなw
「革命はアヘンである」。
しばらくスレみてなかったけど 落ちてなくてよかった・・・
ヴェーユも永久革命論だよな。トリニティビッチとは折が合わなかった らしいが。
名前、度忘れした。あ、トロツキー。
処刑ライダーさんが何者なのかとっても木に成ります 菜に藻のですか?
ヴェーユは旧約の、燃え尽きぬ柴の中からモーゼに語りかける 神の密やかな声の話が好きだったようだ。
「人生は不可能である」ってヴェーユの言葉、最初の頃、 とても共感したもんだが・・・。
121 :
考える名無しさん :2006/05/21(日) 20:49:27
122 :
考える名無しさん :2006/05/22(月) 08:36:09
そうだよ、トロツキーってシモーヌの家に滞在したことが あったんだよね。
123 :
考える名無しさん :2006/05/23(火) 19:18:05
トロツキーはヴェイユの部屋で議論するうち、「こいつ、意外に顔のつくりはいいな」と思った。ヴェイユが寝る前に洗顔なため眼鏡を外したトロツキーは瞬間「か、可愛い♪」と呟いた。なのでヴェイユが熟睡してる間、トロツキーは数回キスをしていたらしい。
おのれ! トロツキーめ!
125 :
考える名無しさん :2006/05/24(水) 18:14:45
ま、まさかトロの奴シモーヌのアソコにもキスしたんか。 だから、トッロキストって嫌われてたんだな。
126 :
考える名無しさん :2006/05/24(水) 18:40:03
ちなみに変態バタイユとの交流により、男女の営みについて耳年増になっていたヴェイユは、盛りのついたトロツキーを鎮めるため、数回トロの股間を何げに撫でてあげた。トロがイクにはそれで十分だった。おかげでヴェイユはその後、再び眠りにつくことができた。
あれあれ 保守wwww
128 :
考える名無しさん :2006/07/03(月) 17:03:24
ヴェーユは古き良きフランスの思想家って感じがするよな
129 :
考える名無しさん :2006/07/03(月) 17:04:42
スレの流れを断ち切って悪いがw
130 :
考える名無しさん :2006/07/03(月) 19:35:47
赤い聖処女が古き良きおフランスの思想家なんか?
131 :
考える名無しさん :2006/07/05(水) 07:51:10
簡潔で無駄のない文章を書くから。
132 :
考える名無しさん :2006/07/05(水) 08:28:48
フランス人ってダラダラとおしゃべりばっかってイメージが あるけど、違うんだ。
停車場でスイヰンを喫す・・・。
ああ、間違えた。スヰトン・・・。
135 :
考える名無しさん :2006/07/11(火) 02:28:21
はあ、なんかつかれた
136 :
考える名無しさん :2006/07/11(火) 09:59:02
梅雨バテじゃねーの?
137 :
考える名無しさん :2006/07/11(火) 18:22:14
いんにゃ、人生に憑かれたらしい。 あとは、自死だけだが、そんなガッツもないときてる。 今年の梅雨はなんかツライね。
>>137 韓国の太陽政策に対してロンドンでハンガーストライキ汁。
おこのスレ落ちてなかったwwwwwさすが哲学板wwww やっと一冊読み終わったけど全然わかんない
140 :
考える名無しさん :2006/08/03(木) 14:43:35
こんなスレがあったとはw 2チャンネル恐ろしスw 『神を待ち望む』読了記念カキコ 一度、ここにいる人達とゆっくりコーヒーでも飲みながら、 お話がしてみたいものだw
141 :
考える名無しさん :2006/08/03(木) 15:11:56
ほっとかねえと地獄につき落とすぞ
142 :
考える名無しさん :2006/08/03(木) 15:27:08
ノーマ・フィールドって人もすごいよ。
なんか吠えだしてるみたいだけど大丈夫なの?
king気取りはいい加減止めろ
オマイラがほっとけボケ 二人仲良くやっててくれ。
工場日記って英訳で出てますか?何かの本に所収されてるのかな・・ 日本語訳は絶版だし、仏語はできないし・・ 読んでみたいな。
147 :
考える名無しさん :2006/08/09(水) 14:49:25
『シモーヌヴェイユ』富原真弓 という本を読んでいます。 なんだろう。。。この頭がよくなったような気持ちは。
148 :
考える名無しさん :2006/08/09(水) 19:33:44
田辺保って人まだ生きてる? 結構ヴェイユの著作訳してるよね。
149 :
考える名無しさん :2006/08/09(水) 20:41:08
吉本隆明って自慰サンまだ生きてる? 1冊ヴェイユ関連本出してるよね。
150 :
考える名無しさん :2006/08/09(水) 21:13:07
重力に参加しておきながら
>>148 生きてるよー
最近田辺さんから手紙貰ったって先生が言ってた
152 :
考える名無しさん :2006/08/09(水) 21:25:47
カトリックの音。光の街がよい音楽となる。雑踏と話声とが交わる。みも知らない街のひとたちの音色があるのは恩寵のため
153 :
考える名無しさん :2006/08/09(水) 21:26:16
ヴェイユの工場日記は頸草書房『労働と人生にかんする省察』て題で出版されており、まだ出てるんじゃないかな。また、春秋社『シモーヌ・ヴェイユ著作集T戦争と革命への省察』には「テヴノン夫人宛への手紙」(1〜3)、「技師長への手紙」(1〜12)といった→
なんで今日はこのスレすすんでるんだ?
155 :
考える名無しさん :2006/08/09(水) 21:29:58
→いわゆる工場体験のさなかでしたためられた手紙が多数収録されています。これらにはヴェイユの工場体験から彼女が掴み出した様々な感想がしたためられています。上記『戦争と革命への省察』から読んでも工場体験について、かなり分かりますよ。
156 :
考える名無しさん :2006/08/09(水) 21:59:13
おお、すげえ。ありがとうございます! Amazonで頼もうと思ったけど、結構待つなあ。 ジュンク堂か紀伊国屋行ってみよっと。 ところで、ヴェイユを研究してる人たちのいる学科って 哲学科ですか?それとも宗教学科ですか?
157 :
考える名無しさん :2006/08/09(水) 22:20:58
外国語学部
158 :
考える名無しさん :2006/08/13(日) 13:56:02
必然は、神をおおうヴェ−ルである。
161 :
考える名無しさん :2006/08/27(日) 15:30:05
根こぎにされた俺。。。。。。
162 :
考える名無しさん :2006/08/27(日) 15:33:55
根こぎにされた私。。。。。。
ネッツ!
エドマンド・ウィルソンの『愛国の血糊』と一緒にamazon注文で 注文・・・。
フロイト的書き間違いだな。 ヴェーユはヨハネ書の詩的雰囲気が好きだったんだと思う。
166 :
考える名無しさん :2006/08/28(月) 13:53:35
処女か。
貴様には関係のないことだ。
168 :
考える名無しさん :2006/08/28(月) 19:23:23
絶頂時のあの快感を識っておれば、 シモーヌも偏頭痛だったかの激痛を 少しは我慢できたかもね。
169 :
考える名無しさん :2006/08/28(月) 19:55:23
自涜つーか独りエッチをガンガンやってれば その頭痛軽減になったぜ、絶対にな。
170 :
光のマナ識、希望の阿らやしき :2006/08/28(月) 19:58:48
人間は業が深い。子供のころに経験したことを思うと自分がいかに何かに対して自分を貫きまた弱く屈してきたかを思い出す。決して崩れぬようにな
171 :
考える名無しさん :2006/08/28(月) 20:09:11
でどんな世界なのだ富永
「詩的」というより「哲学的」というべきかな。 キルケゴールがプロテスタント教会に対して行ったことを ヴェーユはカトリックに対して行った。 彼らから学び、彼らの指摘し得なかったことを指摘する。
173 :
考える名無しさん :2006/08/29(火) 08:53:22
なんだ、だーれも教えてくれないじゃんかよ。 シモーヌは処女で死んだんか? まぁ、169のオッツアンじゃないけど、 オナニーに時たま避難つーか逃げてたね、きっと。
174 :
考える名無しさん :2006/08/29(火) 12:01:17
きっとシモーヌちゃんもオナニーは知ってたし、 やってたよ。
175 :
考える名無しさん :2006/08/29(火) 12:27:25
親子の関係でいえばお父さんが強いと娘も強いがどんな状況でも何かを守れるとは限らない。逆に優しすぎると現状に甘んじて世の中を見ようとしない何が大切なものかまたそれをどうやって守っていくか難しい問題だ。強ければいいということはない
176 :
考える名無しさん :2006/08/29(火) 14:06:31
だけど、シモーヌ・ヴェイユって良家の子女だろ。 そんな子女がオナニーなんて知ってたのか疑問あり。
177 :
考える名無しさん :2006/08/29(火) 19:30:34
シモーネ・ヴェーユに新田義貞は右です。こわがらなくてもいいけど何もないことはない。殺人事件は全部ここです。顔は覚えといて損はないですよ
178 :
考える名無しさん :2006/08/29(火) 19:40:28
くだらぬことをいったな。しかし自分がいいとわかるまで大変だったぞ
179 :
考える名無しさん :2006/08/29(火) 19:51:21
ミスティック・リバー「深い川」
180 :
考える名無しさん :2006/08/29(火) 21:37:15
人間を信じていけるだろう。すべてを知ろう
ヴェーユほど、人の愚かしさを遠慮なしに語った人はいない。
182 :
考える名無しさん :2006/08/30(水) 03:05:17
上に書いたようなことがないようにしてもらいたい
183 :
考える名無しさん :2006/08/30(水) 10:35:36
だから言ってるじゃんかよ、 シモーヌはオナニー愛好者だって。
184 :
考える名無しさん :2006/08/30(水) 16:57:47
そんなことどっちでもいいよ。 知りたいのは、シモーヌ・ヴェイユが 未通女だったか否かなの。
>>182 それは無理だ。さもなくば、俺には近寄るな。
186 :
考える名無しさん :2006/08/31(木) 11:48:54
その通り。 シモーヌが未通娘かどうかは今となっては確認しがたい。 シモーヌ本人が未通だと思ってても、兄チャンのアンドレイ に就寝中にヤラレたかもししれない。いや、確実にヤラレている。 シモーヌの激しい頭痛はその時のトラウマなのだ。 貫通時のヴァギナの痛さを頭痛により再現しているのだ。
今日、本当にシモーヌ・ヴェイユ「重力と恩寵」の夢を見てしまいました。 といっても、目が覚めたとき、その単語が頭に残っていただけですが。 これは、「重力と恩寵」を読め、と潜在意識が言っているのかと思いましたが、 あいにく、私はそこまで頭がよくありません。 最終的には、「重力と恩寵」を読むとしても、その前の準備読書として、 なんかいい解説書はありませんか? つりじゃないです。本気です。
188 :
考える名無しさん :2006/09/20(水) 12:43:14
シモーヌ・ヴェイユの顔写真があるサイトを教えてくれw
189 :
考える名無しさん :2006/09/20(水) 12:52:45
本当は全裸写真だろ、見たいのは。 本当のことを言いなさい、怒らないから。
190 :
考える名無しさん :2006/09/20(水) 12:55:20
さぁ、本当のことを言いなさい、怒らないから。 全裸写真だろ見たいのは。
191 :
考える名無しさん :2006/09/20(水) 21:03:05
ヴェイユが死んだのはまだ32〜33才だし、たぶん体型も崩れないで綺麗な体してたと思うな。ちなみに処女か否かはともかくあのバタイユとかなり深い付き合いもしてたことから、性的な知識は普通に持ってたと推測している。オナニーの経験くらいあったんじゃないか?
192 :
考える名無しさん :2006/09/21(木) 09:59:22
で、当時はいざ知らず、今じゃオナニーは お医者サマも薦める精神安定剤だしね。 ヴェイユも頻繁にオナニーを活用していた と信じたい。
193 :
考える名無しさん :2006/09/21(木) 12:05:25
よし、わかった。 そいでいいんじゃねーか。
>>187 そんな難しい本じゃないだろ。世にいうアタマの良し悪しなんて
アテにゃならん。
195 :
考える名無しさん :2006/10/07(土) 00:24:02
春秋社のヴェーユ著作集ってすでに全巻揃わないのか。 私が買ったころは全巻ふつうに書店に並んでいたのにな。 ヴェイユは今でもときどき読み返したくなる思想家。
ヴェイユは好きだけど、ヴェイユ学者にぱっとした人がいないのがさみしい。
197 :
考える名無しさん :2007/01/29(月) 11:27:21
兄のスレがねえぞ
198 :
考える名無しさん :2007/01/30(火) 20:48:19
兄貴のが頭いいな 七か国語使えるし。フランスラテンギリシャ英語サンスクリットドイツイタリア アンドレが16のとき、エコール・ノルマル入学。シモーヌは19 アンドレが19のとき、教授資格試験合格。トップで。シモーヌは22
妹の方が世の中に与えた影響は大きいと思うが、こんな比較のされ方は 二人とも迷惑だろ。
200 :
考える名無しさん :2007/02/04(日) 14:41:12
数学者としてのアンドレ・ヴェイユは 百年に10人現れるかどうか、という天才だよ この分野の勉強をしていれば「ヴェイユ予想」「ヴェイユ定理」 という概念に出会わないことはあり得ない まぁでも妹と比べてどうこうはナンセンスだね
天才より聖人を掲げるのがこのスレッド的には正しい。
レオナルド・ダヴィンチよりもアシジのフランチェスコだな。 もっとも、ヴェーユはこの精神的にも知的にも混乱の極にある時代に 「世の中はペストの街が医者を求めるように、天才をもった聖者を 求めている」とも言ってる。
>>200 彼女は充分過ぎるほどに天才だ。兄貴みたいな分かりやすい業績を
残さなかっただけで。俺が進化論問題を解決するアイディアをひねり出す
きっかけになったのもヴェーユの何気ない一文だった。
204 :
考える名無しさん :2007/02/04(日) 19:12:25
>>199 無知をさらしたせいか饒舌だなwwww
つか、兄のすごさ知らないのか
なんかシモーヌを語っても説得力ないな
少しは勉強したほうがいいよ
大学にでも入って
ヴェーユが直接パウロを引き合いに出している記憶はないが、ヨハネ福音書を 介して彼女もパウロ的グノーシス主義に感染していた。彼女が救われて いるのは、フランチェスコの精神性がパウロ的な創世記の誤読から 生じる潜在的な反自然主義を抑制している点だ。 逆にその内的矛盾、ないし葛藤が彼女を押し潰してしまったかも 知れないが。
ヴェーユの何気ない一文とは、彼女が人々に交わってブドウ摘みの 作業をしたことが背景にある。そこから、俺は創世記理解の最初の アイディアを見いだし、最終的には新約聖書におけるパウロ的グノーシス 主義の摘出に辿り着いた。
208 :
考える名無しさん :2007/02/04(日) 19:48:33
数式見ると寝ちゃうようにできてる頭の悪さを人に八つ当りすることによってごまかすのか シモーヌも原著で読んでるか怪しいな
お前が嫉妬に狂った意地の悪い野郎なのは 皆、分かってるから安心しろ。
ヴェーユの指摘しているのは、人間と違って野生の生き物には欲求と 充足の間に労働という手続きがないという点だ。出典がどこだったか 定かじゃないが、春秋社の選集のどこかにあるんじゃないかと思う。 野生の生き物は空腹なら樹にぶら下がっているものをもいだり地べたを 駆け回っているものを追いかけたりしてカブリ付けば良い。 彼らのシンプルな生活には無駄がない。苦悩もない。 社会的分業には色んなレベルがあって、石器時代の人類はおろか野生の 生き物にすら見受けられるが、人類が本格的に労働というものを覚え 始めたのは狩猟採集文化を卒業して農耕文明に入ってからだと言える だろう。
さんざ繰り返した話題だが、このスレッドはログの流れが遅いから ここで晒しとくのも悪くはあるまい。 一見すると漁労は狩猟採集より農耕に近いのではないかとも思えるが、 農耕文明的な漁労は養殖を始めてからだな。単なる漁労よりは牧畜の 方が農耕文明的と言えるだろうか?
つまり、自然を計画的組織的技術的に制御することを覚えることに よって、人間は自然から自らを切り離し、「神々」のようなものに なった。人類は食べてはいけない知恵の実を食べたので、苦悩なき 野生の楽園、つまりエデンの園の住人である資格を失い、額に汗を して地を耕しパンを得る暮らしをせざるを余儀なくされた。 これが旧約聖書創世記、楽園追放神話の本来の意味するところである、と。 そんな話をしてたのが二十世紀の終わり頃だったかな。
狩猟採集主体の暮らしをしている時代の人類には文化(culture)は あったが文明(civilization)の段階とは考えない方が混乱は少ない だろうな。狩猟採集文化は文化であって文明ではない、と。文化と文明の 違いはストラテジーがあるか否か、という点だな。狩猟採集文化にも 宗教は存在する。宗教はそもそも直観的な精神性の産物であって、 理性から生じるものではないからな。
農耕は英語じゃagriculture、接頭語のagri-はギリシャ語の田畑の 意味らしい。つまり英語圏で「農業」って普通に言うと文化の話に なっちまうんだが、まぁ、これは言葉遊びのレベルの問題だな。
高度な抽象的作用を精神活動に求める文字使用は狩猟採集文化で発達する ことは一般的にはないと考えた方が妥当だろう。この島国でも稲作が 大陸から流れ込んで間もなくするまでは文字記録は残ってはいない。
つまりエデンとは世間的に理解されているような神秘的な理想郷と いうよりも、農耕文明の始まる以前の狩猟採集文化の生活世界の象徴的 表現であると考えられるわけだ。アダムとイブが知恵の実を食べて 目が開き、裸であることを恥じてイチジクの葉で局所を隠したのも、 古代の農耕文明人の狩猟採集文化に対する観察から生じた可能性が 高いわけだ。
一見、素朴に見える楽園追放神話の背景には古代メソポタミアの広大な 世界が広がっている。世界で最初に農耕文明の栄えた地域であると いうのが「経典の民」の偏見かどうかは知らないが、ともかくも今の イラク一帯だ。阿呆な戦争でメチャクチャにされてしまった。迷惑な話。
「エデン」はアッカド語で「園」、ヘブライ語では単に「快楽」を 意味するらしい(wiki)。旧約聖書によくある言葉の引っ掛けだろう。 「東」が太陽の登る方角であるのはこの惑星ではどこでも一緒だな。 キリスト教徒にとってエデンの園が神秘的な存在として特別高く 扱われるのは、聖パウロが新約聖書ローマ人への手紙における原罪論で、 エデンの園には死が存在しなかった、それは原罪、つまりアダムとイブが 禁を破って知恵の実を食べ園を追放されたことで始めて生じたのだと 論じたことが一因。この背景には聖パウロがローマ市民権を持った在外 ユダヤ人であり、神との契約によって与えられたとされるカナンの地に 対する、聖パウロの意識の遠さから来る楽園追放 神話への曲解があったのではないかと考えられないこともない。
>>198 それくらい教養があると哲学に無関心でもないだろ。
ヴェーユのバガヴァット・ギーター好きは兄貴の影響
でなかったっけ?
ともかくも神は文明人の仲間入りを果たしたアダムとイブをエデンから 追放し、番人を置いてそこを護らせた。神=創造主の命に背いたまま (それは本質的に自己喪失の状態であるから)、エデンの中心にある 生命の樹によって限りのある生命を克服し、創造主の敵となりすなわち 自ら自身の永遠の敵となることを防ぐためである。
エデンでも極楽でも原始共産制でも何でも良いが、 一つの起源的な理念としての「楽園=自然状態」が想定され得る。 そこでは闘争や疫病もあったろうが、基本的には人間の 本性と自然環境が例え敵対的であれ、疎隔しない関係だったと考えてよい。
エデンの園の外に開けているのは文明という名の空間だ。人は知恵の 果実によって理性を得、創造主の命なくして善悪を自ら定め、世界を 自ら治めようとする。一方で文明は人の構築する空間でもあるが故に そこに神はいない。永遠は世界を超越する者にのみ許される属性である。 文明という名の空間、始まりと終わり、原因と結果、動機と目的に拘束 された時間世界に神はいない。
旧約では知恵の木の実を食べたのが原罪につながるが、 老子的に言えば無為自然に対する人為と同様のことと考えられる。
文明とはグノーシス主義者の考えるデミウルゴスの創造した世界だ。 それは仮面を付け自らの出自を忘却した人間自身のことだと言えない だろうか。
プレロマが自足・充実した世界ならば、主客分裂は無く デミウルゴスが世界を作るならば、すでに創造者と被造物の分裂が あることになるでしょう。
「文明化」される以前の「未開人種」は獣同然の存在だろうか? 狩猟採集民族が無神論者であり得るだろうか?
>>225 グノーシス主義のドグマ的世界観ではなくて、もう少し現実の人間存在の
在り方に則した考え方をしたい。
パウロによれば人間にとって死は罪の結果によって人間に生じた 本質的に悪しきものと規定される。原罪以前の人間に自然は「死という 刑罰」を下すことはない。しかし、そのようなものとしての自然は 文字通り神話の中にしか存在しない。
大和朝廷が討ったエゾが獣同然だったのかどうか?
罪や罰以前に闘争と復讐などがあったでしょう。
闘争や復讐は文明社会には存在しない、と? では何故、侵略を受けた わけでもないのに「征伐」など行うのだ?
パウロの磨いたレンズを通して見た世界は、人をしてありのままの 自然を神の創造した世界と見なすことを決定的に困難にするのでは ないか? パウロの神学は、人間にとって自然を、死を以て原罪の罰を与えんと 待ち構えている冷酷非情な死刑執行吏以外のものにはしない。
ナチス占領下のヴィシー政権がユダヤ人登録目的で撮影したような写真。なんか今のアメリカは・・・。
>>231 は〜い
コーカソイドが「侵略」と感じるレベルは他民族と比較にならないからです
236 :
考える名無しさん :2007/03/12(月) 08:54:46
で、どうなんよ、ヴェイユの写真で抜けるんか? そこだろが、一番大切なのは。
貴様らの父親と母親は豚だったから、貴様らは豚以下なんだろうな。
238 :
考える名無しさん :2007/03/12(月) 14:50:49
236 僕には抜けない。 だって余りにもブスなんだもんね。 時に、シモーヌって本当に未通だったのかな?
だから、貴様らの親とか皆殺しにした方が良いんだって。
240 :
考える名無しさん :2007/03/12(月) 18:38:47
空腹は最上のソースなり、って謂いのように 飢えてる男ならヴェイユみたいな醜女でも 突っ込んでくれただろうから、処女ってことは ないと思う。 238クンも、お腹が空けばあんなメガネ猿でも 簡単に抜けますよ。一度お試しあれ。
名前を筆で書いてそれを視姦しればいいだろう
女性と見れば穴と思ってんだろう。陰茎が足生やして歩いてるような連中め。
243 :
考える名無しさん :2007/03/12(月) 19:10:24
よせよせ、シモーヌちゃんなんぞでマスかいた日にゃ、 後味悪くって、マスのかき直しが要るぞ。
244 :
考える名無しさん :2007/03/12(月) 19:12:10
ほんじゃ、試してみっか。
245 :
考える名無しさん :2007/03/12(月) 19:20:47
↑ シモーヌ・ヴェイユ相手だと、なんか獣姦してるみたいだろ。
統一教会の豚どもか?w
247 :
考える名無しさん :2007/03/12(月) 21:09:54
獣姦つーか、やっぱブス相手のマスって 後味すっげー悪りーよな。
248 :
考える名無しさん :2007/03/12(月) 21:21:25
おい、おい、ここでシモーヌちゃんの輪姦で 盛り上がってるってんで来たけど、ただのマスかきなんだね。 まぁ、マス話しでも面白いけどね。 みんな、マスマスカキコしてよ。
アメリカ人最悪w
ケストラーの『機械の中の幽霊』読み返すと、肉食が楽園追放の原因って 俗説が批判されてるな。
251 :
考える名無しさん :2007/03/12(月) 23:55:47
楽園追放て「悟り」のメタファーだと思ってた 人間がいすれ必ず死ぬことを知る事と「無知の知」を手に入れてしまった描写じゃないの? 青年期の個人的体験を描いたものと理解してたんだけどいろいろあるんだな・・・
ヴェーユのことを可哀想だとか思ってる内は滅亡だな。
253 :
考える名無しさん :2007/03/13(火) 08:00:16
シモーヌのあの眼鏡写真でマスかきに朝鮮しましたです、はい。 やっぱ、ブスでは行けませんでした。 そん時思ったのがシモーヌはフェラなら結構上手だったんじゃないかな、 ってこと。
統一協会がアメリカの国教だもんなw
255 :
考える名無しさん :2007/03/13(火) 18:09:30
おッ、253はヴェイユのことちゃーんと観てるね。 そうよ、彼女のあの唇と口の大きさから推測すれと おフェラのシモーヌってあだ名が付いてもおかしくない くらい上手だぞ。もしかして兄ちゃんに奉仕してたかな。
256 :
考える名無しさん :2007/03/13(火) 18:47:58
なーんだまだフェラチオ段階かよ。 マスだフェラだってのが昨日だから 今日あたりは、シモーヌちゃんのヴァギナとアヌスの どっちが好き?なーんてカキコを期待してたのに。 まぁ、いいやな。で、みんなはシモーヌちゃんと だったらどっちを選ぶんよ、アヌスかヴァギナか?
俺はデリダのマラ希望
カッコなんか付けたって駄目さぁ。
259 :
考える名無しさん :2007/03/13(火) 19:35:02
ヴェイユをネタに寝たがってるヴォケども、 もう楽しんだろう。いい加減にどっかに逝けや!
こういう人物の放つ光は、汚辱にまみれた世の様を 照らし出して、ウンコ野郎どもの神経を逆撫でする からな。
261 :
考える名無しさん :2007/03/13(火) 19:54:53
うッふふ、わかったよ。 下ネタが欲しい時には呼んでくれよな。 直ぐ駆けつけるからさ。 みんなにはそれなりに楽しんでくれたと思う。 じゃーな。
262 :
考える名無しさん :2007/03/13(火) 19:59:11
おえー、逝っちまうのか。 寂しくなるな、このスレも。 と自作自演で別れを惜しむ261であった。
263 :
考える名無しさん :2007/03/13(火) 23:21:38
ライダー神学論争するつもりじゃねーけど 楽園追放て「悟り」のメタファーだと思ってた 人間がいすれ必ず死ぬことを知る事と「無知の知」を手に入れてしまった描写じゃないの? 青年期の個人的体験を描いたものと理解してたんだけどいろいろあるんだな・・・ これについて反論頼む
日本人はまがいもののエデンの園の住人でいるのが大好きだよな。 自然のままでいることを物質的欲望に流されて弱肉強食の世界で 長いものに巻かれるままであることを一緒くたにする。
観念論的機械論から見た「本能」に流されることを自然のままである ことだと思っている。もう十年もこの問題を言い続けて来た。
266 :
考える名無しさん :2007/03/14(水) 23:51:48
よく死なないなお前
267 :
考える名無しさん :2007/03/15(木) 00:01:02
お前本当に哲学してみろよ 人生終わるんだぞそろそろ そんな人生でいいのか?ライダー
俺は生きているのが面倒臭くて仕方ないくらいで調度良い。
269 :
考える名無しさん :2007/03/18(日) 23:27:53
フランス人よ・・・
俺は和人だ、バカモン。
271 :
考える名無しさん :2007/03/19(月) 01:47:12
神秘体験はどうやれば体験できる?
キリストの人柄を思え。薬物を使うのを止めろ。絶望と孤独の内に無意味に死ねるかも知れない。
273 :
考える名無しさん :2007/03/19(月) 15:03:50
おい、イエスって実在したんか?
俺は実在するか? 俺はどんな奴だ?
275 :
123 :2007/03/20(火) 18:36:02
イエスが本当にいたとしたら、 そいつはマリアと進駐ローマ兵との 浮気か、強姦の結果よ。
276 :
考える名無しさん :2007/03/21(水) 02:40:24
イエスは実在しませんよ(タブーですけどね) あんま大声でいっていい事いけない事が宗教にはあるんですわ 選別装置ですね(今のペーパーテストみたいなもの)
イエス物語のモデルとなった人物は、紀元前後に、パレスチナの地に生きていたんだろうね。
成立の一番早い、マルコ福音書を読め。聖母の処女懐胎の話なんか登場しない。 処女懐胎の逸話はひょっとするとパウロ神学の影響かも知れん。
マルコ福音書には、イエスの十字架上の死によって成立する、キリストを介した神と人との 新しい契約と、それによって同時に完成するキリストの地上的生涯という時間的な段階性が あるんだが、パウロの中ではキリストはもう最初からキリスト(=神のロゴス)以外の何物でも なくて(ローマ人への手紙)、だから誕生の瞬間から神々しい存在でなけりゃならん、という 思い込みが生じてしまうんではないか、という話。 20世紀半ばに発見された死海写本にマルコ福音書の、イエスが水の上を歩く箇所の断片 らしいものがキリストの十字架刑からそれほど時間を経ていない時期の文書として発見さ れて論争になってる。 教会伝承ではマルコ福音書は一番弟子だったシモン・ペテロに従っていたマルコがギリシャ語 しか話せないユダヤ人のためにペテロから聞いたキリストの伝記をそのまま書き記したものと いうことになってる。マルコ書は、後の時代に書き加えられたごくわずかな部分を除けば、この 伝承に矛盾する点は特にない。 「奇跡なんて全部、出鱈目だ」という主張に基づく聖書研究が、社会ダーウィニズムの広がった 19世紀後半以降強くなって、現代に至るまで続いている。 信じるか信じないかは、その人次第なわけだが。
280 :
考える名無しさん :2007/03/25(日) 23:11:58
聖書はフィクションを記述する形式で最初から書かれてる これがなにを意味するかは推して知るべし パウロは最初に言葉があったと宣言してる 聖書は人類史に比類なき聖人の告白文学なのだ ここらへんは悟りを開くと理解が深まる 仏教を学んで悟りを開いた人間の大乗仏教のような運動が キリスト教になる
>聖書はフィクションを記述する形式で最初から書かれてる 駄目。
282 :
考える名無しさん :2007/03/25(日) 23:58:45
>>280 古代生成言語研究ですよね
アレはこれから来ますよね
新しい学問と宗教の戦争の予感
宗教対科学から宗教対言語になりそう
283 :
考える名無しさん :2007/03/26(月) 00:05:26
処刑ライダーの女好きには私も及ばぬかもしれぬ。
福音書はもともと信者の立場で書かれてるんだって。何度言えば分かる?
285 :
考える名無しさん :2007/03/26(月) 09:12:55
イエスが実在したって記録は在るですかね。 まぁ、記録なんかどうでもいいけど、要は 上の273氏のカキコのように、イエスって 実在した人物なんですかね?
286 :
考える名無しさん :2007/03/26(月) 09:17:24
261よ、戻ってこーい。 やっぱ、ヴェイユ未通論のご高説を拝読したくなったよ。 待てるぞー。
>>285 だからキリスト教があるのが証拠なんだってば。最後は信じるか
どうか。福音書の話で目の前で奇跡を見てもある種の人々はそれを
悪魔の力だって決め付けた。疑おうとすりゃ世界の実在だって疑える。
288 :
考える名無しさん :2007/03/26(月) 10:16:37
ヒント・聖書の記述はフィクションを扱うときの形式
人はたった二本の足で当たり前に歩き回る。転ぶのが難しいくらいだ。 だが、生まれた瞬間からそうだったわけではない。信仰も一緒だ。
290 :
考える名無しさん :2007/03/26(月) 15:07:29
原始ユダヤ教の流出論は非常に面白い 多神教から一神教が生まれる過程にこそ現代があると思う 最後の審判という考え方も素晴らしい 生の一回性をよく考え抜かれた 素晴らしい思想設計だ これは輪廻転生に勝る部分だろう しかし天地創造が失敗だ やはり人間は宇宙の創造に失敗したのだと痛感する 神様が居眠りをしていて世界は気付いたら完成してたとしたほうが いいだろう
291 :
考える名無しさん :2007/03/27(火) 08:07:25
おえ、おえ、本当かい、俺に戻って欲しいって? 嬉しいこと書いてくれるじゃんかよ、286さんよ。 まぁ、シモーヌちゃん未通論はもうヤッタから、 シモーヌ醜女論の快チンならぬ開陳でもいいかな?
「生の一回性」な。この宇宙の果てしない時間と空間の広がりの中で、 人は皆、唯一無二の存在である。
「歴史的一回性」って言い方も、微妙にニュアンスが異なるが悪くないな。
「なんちゃって独我論」には効き目のある言葉。
295 :
考える名無しさん :2007/03/27(火) 19:21:59
真性独我論には何も太刀打ちできないんだよな 反論しようが無いんだから
皆さん、本日はアンドレ・ヴェイユの誕生日であります。
自然世界に対置されるこの人工世界は自然の一部であった人間が 自然のただ中に築き上げたものだ。この世界が人間を作ったのでは ない。
人はいつか死ぬ。死にたくなくとも死ぬ。この逃れられない自然の 理から助けてくれる者はいない。人間は全能の神ではないから。
人工の檻の中で人は自ら世界の創造主として人を所有したりされたり する。この人工世界の外側で人は何者の所有物だろう。
302 :
考える名無しさん :2007/05/17(木) 09:07:47 0
シモーヌちゃんとトロツキーとの論争は ガイシュツでしょうか?
ライちゃんはmixiやってないの?
ありゃ紹介者がいるだろう。俺は人付き合いが皆無に近いからな(ゲラゲラ
305 :
考える名無しさん :2007/05/17(木) 18:54:36 0
>>302 トロが労働者国家擁護論を前面に出したってヤツだろ?
トロツキーが論文の中で批判した時、ヴェーユは若干24歳で活動家としちゃ 有名人、だそうです。ヴェーユの家に寄宿したのは、その後らしい。
春秋社のヴェーユ著作集の第一巻目にこの年に書いた「世界政治に おけるソ連の役割」って論文があるな。「われわれにとって、この 労働者の国家が現実のものなのか幻なのかを明確に知ることが、 現在ほど焦眉の問題だったことはかってない」。スターリンがソ連を 掌握してトロツキーは亡命中。
日本人の標準でモノ考えてたら、やってらんないのよ。どうか理解して貰えんだろうか?
俺がヴェーユにハマったのは25の時だが、勉強不足で時局的な 文章は追い付かなくて余り真面目には読んでいない。 「根を持つこと」は読破したが。
幸福であるのは「良いこと」、不幸であるのは「悪いこと」だから、 我々は不幸である人をまるで罪人か何かのような目で見る。 昔はそんな話をしておったのぅ。
良心に呵責を抱えたまま、人は幸福ではありえない。だから人は 盲目でありたがる。
世界の巨大な悪と己の無力さに打ちひしがれて、人は心を閉ざして 自ら作った囲いの中に閉じこもる。しかし、無力であること自体は 罪ではないのだ。
313 :
考える名無しさん :2007/05/18(金) 23:31:08 0
ヴェイユは「自分が性的対象として見られること」を極端に嫌い、 晩年の拒食症もそこからきているそうだ。兄とのコンプレックスも 間違いなくあるだろうが。だから、処女の可能性は高いと思う。
俺の話はもちろん、良心というもののカケラでも持っている人物で あればの話だ。
日本人は、いや君は良心を持っているのか…
>>314 女の精神って一般的に太宰並みに腐った 臭いがしないか?
しないのか… 全く男らしい奴だ。
オシッコして来る。
318 :
考える名無しさん :2007/05/19(土) 07:25:23 O
アンパンマン
319 :
考える名無しさん :2007/05/19(土) 07:45:26 O
アンパンマンミュージアム
320 :
考える名無しさん :2007/05/20(日) 19:31:41 0
シモーヌたんage
321 :
考える名無しさん :2007/05/27(日) 20:47:57 0
強すぎた感受性、逃げることのできない頭痛による苦痛、 自分より天才的だった兄へのコンプレックス・・・。 とてつもない「生き辛さ」を抱えた人間だったろう。 彼女はそれらを克服するために、苦悩を哲学へ「昇華」させたが、 一切の妥協をしなかったがために自己矛盾と葛藤の中で悪戦苦闘し、 最終的に工場労働と拒食により自己の身体を痛めつけ、 破滅に向かっていくしかなく、それはほとんど強迫的なものだった。
今日では、聖者であるということはまだ何でもありません。現代の要求する聖性、 新しい聖性が必要なのです。それも前例のない聖性です。 マリタン〔フランスのトマス主義の哲学者〕もそう言っていますけれども、彼は今の ところ少なくとも効力を失った昔の聖性の様相を数えあげているだけです。 聖性の新しいタイプはほとばしりであり、発明であります。すべての比例を守り、 すべてのものをおのおのその位置に保つことによって、これはほとんど世界と人間の 運命との新しい啓示に似たものです。これはこれまで厚いほこりの層でかくされて いた真実と美との大きな部分をはだかにすることです。これにはアルキメデスが 機械学や物理学を考え出した以上の天才が必要です。新しい聖性の方がもっと驚く べき発明なのです。 『神を待ちのぞむ』
「待機するドイツ」、昔は消化し切れなかったが今読むと面白いな。 革命に参加しているつもりのヒトラー派が共産党が社会民主党と 結託しているのを驚き腹を立てている、とか。
「私は腐った道具でございます」か・・・。
325 :
考える名無しさん :2007/05/29(火) 07:34:30 0
やっぱ、シモーヌのヴァギナは腐ってて、淫臭があったんだな。 せいぜい蜘蛛の巣程度かと思ってたが。 マス、オナニー、手淫、自家発電、手慰、自慰、手漕ぎ、 その他なーんでもやってればな。
あそこの文章は読み直すと重いだろ。死ぬまで読まない奴に言っても 意味がないが。
どうしてか存じませんが、この考えはわたくしのようないたらぬものの中に生じました。 わたしの中にくだった考えが、わたくしのいたらなさやみじめさに染まって、死に定め られはしないかと思うことは、わたくしにとって大きな苦痛でございます。わたくしは 実を結ばないいちじくの話〔マルコ福音書11.12-14、21〕をぞっとしないで読むことが できません。あれはわたくしの肖像だと思います。
キリストの名が崇め続けられるなら、俺の名前が歴史に残る必要は何もないわけだ。
むしろ、俺はこの世界から自分の個人的な痕跡を一切消去する ことをこそ望む。この感覚は俺にとって神秘的なものだ。
330 :
考える名無しさん :2007/05/30(水) 14:38:51 0
>>325 つか、シモーヌちゃんってマジ未通娘だったりしてね。
331 :
考える名無しさん :2007/05/30(水) 21:07:20 0
今、病名をつけるとすれば強迫神経症みたいなもの?
332 :
考える名無しさん :2007/05/30(水) 21:31:55 0
拒食症だと思う。
333 :
考える名無しさん :2007/05/30(水) 22:13:27 0
あ、そっちか。そうだな。
この凡俗たちの跳梁する世界。
俺がこんな傲然としてんのは、ここが裏世界だからってことにしとくかな。
ライダーには、既に「処刑ライダー」というコテが醸し出す雰囲気というものが出来上がっていると思う。 ライダーの披露する豆知識は、時として傾聴に値すると思うこともある。だが、 ライダーが、このシモーヌ・ヴェイユのスレやランボーのスレに、コテでずっと居座っていることに、 不快とは言わないまでも、違和感を覚えることもある。 ライダーは、キリストでもヴェイユでもランボーでもない。 今後は書くなら名無しで書くことをお勧めする。
復讐が終わったら消えてやる。
338 :
考える名無しさん :2007/05/31(木) 08:57:37 0
>>330 ヴェイユの頭痛については吉本の自慰さんが何か書いてたよな。
その頭痛って彼女のヴァージンと関係あんだろか?
339 :
考える名無しさん :2007/05/31(木) 13:56:38 0
つか、彼女が処女って確かなの?
頭痛は不幸という神の贈り物なんだと。
341 :
考える名無しさん :2007/06/02(土) 08:50:26 0
その見返りとして肉体交接による絶頂感を捨て去ったってか。
342 :
考える名無しさん :2007/06/02(土) 09:10:11 0
つか、シモーヌでおっ立つか? まあ、よっぽど空腹とか 股座おッ開げられれば別だろがな。 男に声もかけられなかったってな経験が 基本にあるんで、自分から異性とのセクースは 諦めたってのが本当のとこじゃねーの? で、その代償として観念に逃げ込んだと、 逃げ込むほかなかったと。
世の中ってのはこんな世界さ。
ヨハネ・パウロ二世は十字架の聖ヨハネについての論文で神学博士号とったんだな。 ・マルティン・ルター(Martin Luther、1483年11月10日-1546年2月18日)はドイツの神学者、牧師、説教家。ルーテル教会の 創始者。もともと聖アウグスチノ修道会の修道士であったが、運命的に宗教改革の中心人物となったことでプロテスタント 教会の源流をつくった。 ・聖アビラのテレサ(洗礼名 Teresa de Cepeda y Ahumada,1515年3月28日 - 1582年10月4日、 信仰上イエズスの テレサ (Teresa de Jesus) としても知られる)は、スペインのローマ・カトリック教会の神秘家であり、修道院改革に 尽力した人物である。 ・十字架のヨハネ(Juan de la Cruz,1542年-1591年12月14日)は16世紀のスペインのカトリック司祭、神秘思想家 ふ〜ん・・・。
結局のところ俺は自分の信じるところに従って生きるだけで、 世の中の常識は余り関係ないんだ。
その信じるところをいささかなりと共有可能なのが俺の仲間だな。 どんな時代、どんな世界に生きているかは関係がない。
ああ、この軟弱な雰囲気に囲まれた下らない人間性って奴を早く葬りたい。
人生は残酷さー。
349 :
考える名無しさん :2007/06/30(土) 01:16:21 0
>>331 境界性人格障害的なところもあるかも。
でも、俺は好きだけど。
この世のものではないものに人生を捧げるのは狂気と一緒だ。
351 :
考える名無しさん :2007/07/01(日) 08:56:51 0
坊主どもはことごとくキチガイってこと?
そうだ、我々は狂っている。欲や恐怖に追い立てられるだけのような無意味な生は、 我々は我慢がならないのだ。
353 :
考える名無しさん :2007/08/23(木) 01:27:47 0
保全age
354 :
考える名無しさん :2007/09/02(日) 13:47:51 O
ヴェーユに言わせると、地上から梯子を伸ばしても天に届く ことはない。天から地に吊り下げることは出来ても。
355 :
考える名無しさん :2007/09/02(日) 14:55:29 O
客観性のバベルの塔を、主観は身の落ち着け場所を求めて幽霊の ようにさまよい続ける。
356 :
考える名無しさん :2007/09/02(日) 15:06:02 0
天と地の不可逆的関係は、カール・バルトが言ってるよね。
357 :
考える名無しさん :2007/09/02(日) 15:16:06 O
幽霊は時々、鏡の前を通りがかっては、鏡を覗き込む。しかし、 しかしそこに幽霊が映ることはない。この塔の一部であり、同時に この塔における幽霊の仮の宿が鏡に映るだけ。
358 :
考える名無しさん :2007/09/02(日) 15:25:12 O
多くの幽霊は仮宿を自分自身だと思い込んでいる。自分がこの 塔の一部であるかのように振る舞い続ける。 時々、何か大事なことを置き去りにしているような不可解な不安が 湧き起こっては辺りをキョロキョロ見回したりする。しかし、 変わったことは何も見つからない。
ケケケケケケ…
360 :
考える名無しさん :2007/09/14(金) 23:41:49 0
黄泉がえるヴェイユ
361 :
考える名無しさん :2007/09/14(金) 23:50:56 0
ヴェイユが、子供を持っていたらどうなっていただろう?
兄さんの子供、生まれる前にパタポンだか、なんとかって名前で呼んでいて、 (性別が分からないからか)生まれてからも、大層可愛がったそうだ。 ま、両親の為の自分の身代わりと見なしていたみたいだけど。 っていうか、詳伝だったか、あれはヴェイユという人が結構快活だった事が分かる貴重な資料。イタリアに旅行へ行くところ何かは、読んでいて凄く印象的。 死に方があれだから、陰気な聖者みたいなイメージがあるが、もの凄い行動の人なんだけど、ちと抜けてる加減が笑える。という訳なので、皆さんも騙されたと思って読んでみてください。
363 :
考える名無しさん :2007/10/01(月) 23:42:57 O
自室で床に倒れてるところを友人に発見されて「私はもうおしまいよ」とかって 言ったんだよな。
あぼーん
彼女とは間逆の享楽的な生き方をしている自分だがヴェイユの思想に強く共感を感じる。 なぜだろう。
366 :
考える名無しさん :2007/11/24(土) 23:39:35 0
突然で申し訳ないのだけどヴェイユの言葉で 「苦労した事の無い人間の単純さ」ってあったっけ? 何かで聞いた覚えがあるのだが解る人、マジレスお願いします。
367 :
考える名無しさん :2007/11/25(日) 15:46:44 0
>>361 ヴェイユは未通娘だったね。
頭部のあの激痛も男をアスコに受け入れ、
ホルモン・バランスが変化すれば緩和されたはず、と言われている。
368 :
考える名無しさん :2007/11/25(日) 16:04:06 0
>>366 あった。
今でも彼女の著作に載ってる。
369 :
考える名無しさん :2007/11/26(月) 09:01:40 0
370 :
考える名無しさん :2007/11/26(月) 13:19:26 0
>>369 366は書名を知りたいなんて書いてないじゃん。
371 :
考える名無しさん :2007/12/06(木) 21:08:34 0
保守 これ知ってる? 愛で人を殺せるのなら、憎しみで人を救えもするでしょう
スペース空け過ぎた。スマソ
ペラン神父への書簡だっけ?
374 :
366 :2007/12/07(金) 11:47:19 0
375 :
考える名無しさん :2007/12/08(土) 08:52:51 0
>>374 なーんだ、まだ誰も教えてくれないんか?
間違ってたら勘弁な。
『工場日記』だと記憶してるんだけど、
高校ん時読んだんで記憶にいまいち自信な〜し。
376 :
366 :2007/12/09(日) 21:43:08 0
>>375 ありがdクス 早速読みます。他にも色々読んで見ます。
でもヴェイユ自身は潔癖と言うか自意識過剰と言うか、
精神的に病んでいた人みたいね・・・・
俺みたいに心の狭い人じゃなかったと思うぞ。
何だ、この[GAME]PATAPONて。
ビョークのアレみたいだな。
厨な書き込みで、スレ汚し、すみませんでした。 アニメ、NOIRのキャラの、台詞です。 6年前程の前の作品ですが、評価の高い作品なので、 もし、未見でしたら、御覧になってください。 スレ違い、スレ汚し、失礼しました。
?
382 :
考える名無しさん :2007/12/22(土) 23:35:24 0
ヴェーユの実況するヒトラーって小泉にそっくりだな。 アメリカはナチの方法を研究しぬいてるようだしな。
>>380 気にするな。その程度のものはゴロゴロしてる。
385 :
考える名無しさん :2008/01/18(金) 03:03:32 O
道元には涙が出る
386 :
考える名無しさん :2008/01/18(金) 09:06:03 0
シモーヌのヴァギナにはよだれが出る? んなこたーねーよな。
ヴェーユから学んだ一番大事なことは「信仰とは耐えること」だ。 2ちゃんねるなんかにいると訳が分からなくなるがな。
388 :
考える名無しさん :2008/01/23(水) 05:22:35 O
「ギャラは振り込みですか?」「現金ですよ」
うんうん、夜勤は俺も苦手。堕落したせいだが。
390 :
考える名無しさん :2008/01/29(火) 01:27:40 0
みすず書房の『ヴェいユの言葉』 ヤフオクとかで、安く買えないかな。。。 今図書館から借りて読んでるけど、 この本は、ずっと持っていてちびちび読みたい。
本を読む時はお腹がすいた時みたいに読みたい時じゃないとって。
392 :
考える名無しさん :2008/01/30(水) 01:32:17 0
だれもが別様の読みをしてほしいと沈黙の叫びをあげている。 この叫びに耳を閉ざしてはならない。
393 :
あめのみやつこ(し) :2008/01/30(水) 04:46:33 O
米谷助かりたいならすべて清算してこい。正直にすべて洗いざらい順を負って説明して誤解を解いてまいれ。心ある方向へ急いで歩け
394 :
考える名無しさん :2008/02/01(金) 14:43:03 0
この週末さ、シモーヌちゃんの写真でヌケルか試すからね。 空腹は最上のソースって言うじゃん。 だったらあんな醜女でも行けるかな?、って。
395 :
考える名無しさん :2008/02/01(金) 18:21:03 0
昔、ローザ・ルクセンブルクで試したことがあったが無理だったな
397 :
考える名無しさん :2008/02/02(土) 00:26:18 0
>>394 普通に出来たよ。
工場で残業してる所を、汚らしくッて、無学な俺が犯すシチュ。
でも途中から、シモーヌもよくなってきて。。。
結局、その情事のおかげで、長年苦労して来た頭痛も治っちゃう。
業界関係者の皆様、乙です〜。
399 :
昨夜の焼き豆腐を甘辛に煮しめたのは旨かったな。 :2008/02/02(土) 06:45:28 0
>>394 このあたりのスレって定期的に出てくるね。
>>397 セクースを識ってれば、つか、経験してれば彼女のあの頭痛も
解消しただろうってのは以前このスレで誰かもカキコしてたような記憶が。
吉本隆明は『蘇るヴェイユ』だったかで、彼女の頭痛症の病名を推測していた
けど、その推測が正しいとして、さてセクースで治癒できる病気だったのかな?
400 :
考える名無しさん :2008/02/02(土) 12:48:44 0
冷凍ギョウザ食べながら、カイエ読んでます。 行間から、オーロラのような物が立ちのぼって来てる これが恩寵というものなのか。。。
401 :
考える名無しさん :2008/02/03(日) 13:49:53 0
>>400 冷凍ギョウザには正義は無い
(重力による落下あるいは堕落)
だが恩寵ならばありうる
402 :
考える名無しさん :2008/02/04(月) 03:24:57 O
ちくま学芸文庫から出てるこの人の哲学講義ってどう?
打ち間違いだ、「エリオット」。ミュージカルの『キャッツ』の 原作はエリオットだったっけ。
間違い。エリオットの序文は『根を持つこと』。
407 :
考える名無しさん :2008/03/16(日) 22:27:10 0
清沢満之の研究書を読んでいたら、ヴェイユとの対比が出ていて、さすが 今村仁司と思ったね。
功利主義的な社会では善悪は幸不幸に置き換えられてしまう。 善とは幸福であるこてを意味し、不幸であることは何かやましい 状態を意味することになる。不幸な人は忌まわしい存在であり、 どこか憎むべき何かなのだ。 時々、思い出すべきだな。
分かりやすい話だよね。幸せな気分の時に不幸そうな人が割って 入って来ると我々は彼を悪人扱いする。
「不幸を無くす」ってことは「貧乏人を皆殺しにする」ことを 意味するわけ。世の中は変わらない。
その日暮らしの方が幸福だと感じる物好きな人は?
ますます苛立たしいだろ。
413 :
考える名無しさん :2008/03/22(土) 18:04:28 0
貧しい暮らしが好きな物好きもいるじゃないかとか 貧しくても心が豊かならいいじゃないかという理屈は、 本当はそんなこと毛ほども信じてない体制側や金持ちが自己正当化のために言いたがるんだよな
俺を手本にして安心したがったりしてるからな。
日曜日の午前中に俺には会いたくないだろ。
417 :
考える名無しさん :2008/04/09(水) 18:01:28 0
>>416 そんな事ないよ
一緒に芝生の上でコーヒーとか飲んでみたいけどw
いろんな事知ってそうだし、
知的欲求を満たしてくれそうwww
知的欲求なんて下らないもんだ。アタマなんか良くなってどうすんだ?
俺はこの時代には用がないし、この時代に染まってる奴は相手に したくないんだ。俺はこの時代の歪みをただそうとしている。 だからこそ、この時代に染まってる奴は自分の存在が否定される ような気がするだろう。 よく「ドン・キホーテ」ってバカにされるんだがな。
420 :
考える名無しさん :2008/04/10(木) 10:27:51 0
お前がこの時代には用がない以上に世間はお前に用がないと思う。 お前は現代に特有の自意識ばかり肥大した無力な典型的バカであるに過ぎない。
421 :
考える名無しさん :2008/04/10(木) 18:07:54 0
>>420 そんなにはっきり言ってやるなよ
きっとそんなに悪いやつじゃないよ
ただ現実の自分の姿に耐えられないだけ
絶望してるんだロ
諸兄雷太へ。 暑中お見舞いもうしあげますぅ〜〜〜♪ なんか、いいなぁ〜こういうオヒキ>< 俺も☆かね。 にゃんにゃんw ふん。 ハゲのくせに!
423 :
考える名無しさん :2008/04/11(金) 05:09:05 0
>>421 絶望ねえ
男性的絶望だっけ?
あっ、今日俺誕生日だわ
424 :
(酔)短パン :2008/04/11(金) 05:38:46 0
どちらが虚仮か。 ・・・。ふ。 ぬるいだろ・・・・ いっちょ、いく? はげw
425 :
(酔)短パン :2008/04/11(金) 05:50:36 0
・・・ふ。 面倒臭いな・・・。
426 :
ミーシャ中川 :2008/04/11(金) 19:11:32 0
シモーヌヴェイユと言えば、工場日記。工場日記と言えば、エリックホッファーの「波止場日記」と類似されるみたいな ところがあります。…
427 :
(酔)短パン :2008/04/11(金) 19:24:06 0
どうでもいいが、一体いつまでハゲてるつもりだ?
428 :
考える名無しさん :2008/04/11(金) 20:57:04 0
429 :
考える名無しさん :2008/04/12(土) 04:36:12 0
430 :
考える名無しさん :2008/04/12(土) 11:49:56 0
ぶっ壊しちゃったな
431 :
考える名無しさん :2008/04/12(土) 15:59:40 0
処刑ライダー もっと違った壊れ方だってあっただろw
>>420 俺は時代に対する疎外感に欠ける奴は相手にせん。
成り上がりたいだけなのも一緒。
433 :
考える名無しさん :2008/04/12(土) 19:05:02 0
www
俺は死ぬまで隠者のままで良いんだ。
>>426 ヴェーユは神秘家でもあるからさ。
極端な言い方をすると、俺はこの時代の時空間の中には登場出来ないんだ。
俺の仲間は人類の歴史のアチコチに飛び飛びで、独りぼっちで存在してる。
欲の皮を突っ張らかして絡んで来るようなバカは一人残らず潰す。
心底腐りきってるからな、この国は。
439 :
考える名無しさん :2008/04/13(日) 02:48:12 0
(酔)短パンさん 急に来なくなったねw わかりやすいw
___ プキ? ,r' `ヽ、 ,i"(=・=) (=・=) / ;;;;;; ・・ ;;;; ) ∧ ヽ. ヽニニソ l ワラウム返しかね〜? /∵\ヽ / _,./‐' 、_ ヽ、_ ' ヽ、 ,r'´ `''‐ ニ= '´,..-‐' ``ー、 / ', ', ヽ l l l ', | 、 l l l ./ ヽ、 人 ノ l i | `ー ---‐''''´l `ー─‐i' l ', l ! / l
441 :
考える名無しさん :2008/04/15(火) 00:50:13 0
442 :
考える名無しさん :2008/04/29(火) 14:08:27 0
処刑ライダーのような自意識過剰で、コンプレックスの裏返しの選民思想にまみれた人間が ヴェイユを語っても、ヴェイユの価値が下がるだけ。 ドンキホーテなんて笑わせるな。ヴェイユはおまえのような自意識、〈わたし〉を捨て去れって 言ってるんだろう。 まずコテハンで書き込むこと自体がおまえの矛盾なんだよ。 まわりの人間をバカ扱いして、お前は何様だ。そんなていたらくでヴェイユを語るなんて ちゃんちゃらおかしい。まず哲学を語ることがなにかしら高尚なことであるかのような 幻想を消し去れ。そして高尚な雰囲気を装って自分のルサンチマンをぶちまけることで ヴェイユを汚すのをやめてくれ。 ちょっとからかわれたくらいで、壊れるなよ。ここで謙虚になって待ち望めたら、 ヴェイユ思想の体現だな。 長文スマソ。めんどくさいけど、分からないでもないからさ。 そして『重力と恩寵』のなかに、過去の恋人のことを書いたアフォリズムがあったような。 当然処女のはずはないと思ってた。
そんな寂しがりやの集う2ちぇんねるですね・・・。
ですます調w
445 :
考える名無しさん :2008/04/30(水) 21:13:10 O
虚空蔵菩薩来
孤独に耐えられない奴が哲学しても無駄だぞw
オナニストが、哲学に逃避するよりはいいんでないか?
性欲処理の問題なんかどうでも良いわ。ガキじゃあるまいし。
チンコやマンコが付いてるのが耐えられないんだらう?
言い換えるよ、 現実の社会にコミットしない、できないような奴が、哲学に逃避するよりはいいんでないか?
生殖器で参加することを知らないんだろ?
訂正、生殖器で参加することしか知らないんだろ? ガキなんだよ。
信が定まる予定もないならさっさと配偶者を探したまえ。 俺は面倒見は良くない方だからな。
つーか頭痛持ち自虐マゾ女うぜえ
脳が未発達なのを恥るではない。
456 :
考える名無しさん :2008/05/11(日) 17:51:29 O
ひとりの人間が、他のもうひとりの人間を多少とも必要としている様子を見せはじめると、このもうひとりの方がさっと遠ざかるのはなぜか。重力のため
457 :
考える名無しさん :2008/05/11(日) 20:36:05 O
モノから他者を政治経済的に排除するのが 云々
>>456 自分が誰かを食い物にしたい時は逆なのな。
この世から自分を奪い返すのも、しっかりした精神的土台がないと 難しいんだよな。
脳が未(だに)発達(している)のを恥じることは無いな。うん。
天才は一生、成長する。 誰だっけ?
お前のことじゃないのは確かだな
463 :
考える名無しさん :2008/05/12(月) 21:18:55 0
処刑ライダー なんか最近めっきり丸くなったなw
464 :
考える名無しさん :2008/05/13(火) 00:28:46 O
どうせ ションベンライダーだろ もう消す 決めたから
>>464 ほぅ、貴様みたいな虫けらに俺が消せるか。
ヴェーユの「新しい聖性」と論考のウィトゲンシュタインは
似てなくもないかな。
どちらも人間主義的な歪みがあるがな。パウロ主義的と言うべきか 知らないが。
力なき善も、善なき力も相手にされない。だから善が力を持たなければ ならない。 パスカルはそう言う。ヴェイユがパスカルを嫌っていたのは こういう考え方だったのかもと時々言う。ナポレオンの態度は パスカルに近い。 誰が善であり誰に力を与えるのかを決めるのには常に現実の壁が 立ちはだかる。
『パンセ』を読むとヴェイユが時々、使っていた神と人との関係を 保つ存在としてキリストを指す「仲保者」という言葉が目に付く。 フランスで哲学をやるのにパスカルを読んでいないはずはない からな。
パウロの神学の根底には神が自らの信仰であるキリストを人間に 与えた、という考え方がある。この視線はともすると、人間を 神と同一地平に立たせかねない。
キリストが「キリスト(救済者)」ならぬ「仲保者」であるというのは、 パウロ的なキリスト教の抽象性に由来しているのかも知らん。 福音書中のキリストの教えは神学の抽象的偏向に常に一定のブレーキを かけ続けはするが。
今でもヴェーユの血縁てウジャウジャいそうだな。
474 :
考える名無しさん :2008/05/18(日) 15:07:58 0
よくないのは、平凡人が ヴェイユの言葉を借用して、他人を批判することだな。 難しいことなのだが。
475 :
考える名無しさん :2008/05/18(日) 15:15:46 O
当たらずともぬるめの簡素化原理をケバブりたい
簡素に生きたら良い。
人間はどうあがいたって自分一人分しか生きられないんだぞ。
478 :
考える名無しさん :2008/05/18(日) 20:47:10 0
ああ。 だがな、 より多くの異性をヤリたいし、より旨いものも食いたい。 それらをもって一人分としたいな。
人は裸で生まれ、死ぬときは裸に戻る。
>>478 そうだ、君にぴったりの書物がある。カミュの『シジフォスの神話』だ。量より質の哲学。
違う違う、質より量。ニヒリズムの哲学だ。
俺が25の時、ヴエーユに会って、『神を待ち望む』を見つけて、 夢中で読んでたら、夢の中に知らない女の人が出て来てね。
アホや・・
ループ・ネタね。 ずっと一緒にいたのよ。気づかなかったでしょう? って言って、俺の安アパートを後にした。 ああ、そうだね。 と、思ったら目が覚めたとさ。
逝って、よし・・
>>479 シャンプーハット小出水
「パンツを穿いて産まれてきた人はいないでしょ。だから、心のパンツを脱ぎなさい」
いや、朝起きたらオンナが帰ろうとしてて、って夢で次の瞬間に 夢中夢みたいに目が覚めたんで強烈だった。
489 :
考える名無しさん :2008/07/26(土) 14:16:39 0
あげ
490 :
考える名無しさん :2008/07/27(日) 15:37:19 0
ヴェイユ(ヴェーユ)の「科学について」(みすず書房)を読んだ人 いますか?
491 :
考える名無しさん :2008/07/27(日) 18:27:36 0
ありゃ、それって兄ちゃんが書いたんじゃねーの? 書名から勝手に思い込んでたけんど。
492 :
考える名無しさん :2008/07/28(月) 07:51:10 0
>>491 兄ちゃんはA(アンドリュ)・ヴェイユです。
著者はS(シモーヌ)・ヴェーユになってます。
でも兄ちゃんとの書簡集も含まれてますので当たらずとも遠からずですが。
シモーヌ・ヴェイユが相対性理論や量子論に言及しているという意味でも
科学哲学的に言及しているので貴重な資料です。彼女の科学哲学者として
の側面にここで誰も言及してないし、この本は長く絶版になってますので、
読んでない人が多くても仕方ないとは思います。
493 :
考える名無しさん :2008/07/28(月) 07:57:10 0
はっきりいって、兄の影響をかなり受けていたことで 「重力」に関する他の哲学者にはなかなか見当たらない 思想があると考えた方がすっきりする。 兄も「天才」であった。 「べっ別に、兄さんの為に「重力と恩寵」を書いたわけじゃないんだからねっ!」 と言ったかどうかは知らないがw
494 :
考える名無しさん :2008/07/28(月) 08:34:42 0
ルックスがいかにも女教師って感じだよなあ
495 :
考える名無しさん :2008/07/28(月) 11:32:46 0
不感症だったりしてな。 いや、もしかしてヴァージンか?
496 :
考える名無しさん :2008/07/28(月) 19:20:10 0
>>495 不感症については不明。
ただ、ヴァージン・処女・未通娘・逝けず後家云々の類は
既に通ってきた話題。もうよそうや。
497 :
冥府のシモーヌです& ◆.As3MjONwo :2008/09/13(土) 09:41:42 0
>>490 あの本は兄と私ことシモーヌの共著でございますことよ
ですから著者は”アンドアンド志茂”!これで決まり!!
ちなみに編集者は竹熊健太郎氏ですわ。
ああ、私これから冥府工場でアルバイトの時間ですので。
では、ごきげんよう。
498 :
考える名無しさん :2008/10/05(日) 00:33:20 0
499 :
考える名無しさん :2008/10/05(日) 00:34:17 0
『カラマーゾフの兄弟』の中のイワンの議論。 「この壮大な塔の構築によって今まで見なかったようなどんなにすばらしい光景 があらわれるとしても、それがただひとりの子どもにただ一滴の涙を流させず にはあがなえぬものなら、ぼくはおことわりするね。」(第5編第4の末部) わたしは、この意見にはまったく固執する。ひとりの子どもの一滴の涙をつぐなう にたるものとして、たとえ人がどんな理由をもち出してくるとしても、わたしはこの 涙を容認することはできない。知性によって考えつくことのできるかぎりのどんな 理由があろうと、絶対に。ただひとつの理由だけを除いて。ただし、それは超自然 的な愛によってのみ理解できるものである。すなわち、神のみこころであったとい うことである。そして、この理由のためならば、わたしは、子どもの涙はおろか、悪 にすぎないような世界をも受け入れるだろう。 シモーヌ・ヴェイユ『重力と恩寵』(一章「悪」より) 信仰とはそのようなものなのだろうが・・・ でも、思想家としてはどうなんだろう・・・ オウム信者とどこが違うのか・・・
500 :
500 :2008/10/05(日) 00:35:24 0
500ゲット!
501 :
社会人 :2009/01/15(木) 00:55:12 0
シモーヌ・ヴェーユにおける根こぎの考え方とは? まとめるとどんなものですか?
502 :
考える名無しさん :2009/01/17(土) 16:36:12 0
かわいいね
503 :
考える名無しさん :2009/01/17(土) 21:38:48 O
最後は「わたし達は天に根ざさなければならない」という結論になるんだが、 そのためにまず地に根ざせということ。
504 :
考える名無しさん :2009/01/17(土) 21:49:25 O
>>502 ヴェーユは神秘家だから、ゴールは違うがマルクス主義の疎外論と
出発点は一緒だよな?
な?
505 :
考える名無しさん :2009/01/22(木) 18:20:41 0
哲学講義買ったのでage^^
506 :
考える名無しさん :2009/01/22(木) 21:50:35 0
この人可愛いな
507 :
考える名無しさん :2009/01/23(金) 04:04:29 O
不幸な他者は幸福の障害であるが故に我々は彼らを憎む。
508 :
考える名無しさん :2009/01/23(金) 04:22:43 O
故に我々は不幸を根絶やしにせんとして爆撃機や鉄砲や戦車や爆弾を 求めるのだ。
509 :
考える名無しさん :2009/01/23(金) 09:01:25 0
>>506 でも、未通女ってのが上のカキコにあったな。
510 :
考える名無しさん :2009/01/23(金) 09:34:28 O
ここじゃあんまり下らない話題なんてそもそも考えたこともなかったな。
「真空を埋め合わせる想像力」、或いは虚しい自己正当化。
私たちは誰かによってプライドにヘコみを作られると、それを修復するために 他の誰かのプライドにヘコみを作らねばならない。
513 :
考える名無しさん :2009/01/23(金) 10:18:45 O
私たちは傷ついた仲間を攻撃せずにはいられない鶏である。
514 :
考える名無しさん :2009/01/23(金) 10:23:48 O
恩寵のない世界で私たちの満たされない憤懣は、重力に従って弱者へと向かう。
515 :
考える名無しさん :2009/01/23(金) 13:47:40 O
人が神に救いを求めるだけの不幸は常にこの世界には転がっている。 観念の夾雑物の厚い層に埋もれた真理を掘り起こすのは、それを 欲する者らの手に正しく行き渡るためだ。
516 :
考える名無しさん :2009/01/23(金) 17:35:21 0
>>509 その"上のカキコ"に、
もうその話題は止しにしようや
ってのもあったんだが、
きっと見落としたんだね。
517 :
考える名無しさん :2009/01/24(土) 05:50:37 O
アイドルはウンコしないってのと一緒だろ。ガキなのさガキ
518 :
考える名無しさん :2009/01/28(水) 15:07:28 O
憤懣が弱者に向かうのは重力のせい?
519 :
考える名無しさん :2009/01/28(水) 15:10:21 O
「重力」って、「人間の弱さ」をかっこよく表現してるだけなの? 「人間は弱いから、弱い者いじめ」すると述べても、当たり前過ぎてアホっぽいから、かっこつけて言ってるだけなの?
520 :
考える名無しさん :2009/01/28(水) 15:12:06 O
どうでもいいこと、当たり前のことを、わざと難しく言って分かり難くするというのが哲学の使命の一つ
521 :
考える名無しさん :2009/01/28(水) 15:50:44 O
更年期障害でも到来したか?
522 :
考える名無しさん :2009/01/28(水) 16:14:56 O
それとも重力が怖いのか。
523 :
↑ :2009/01/28(水) 19:22:50 O
発狂する哲学屋(苦笑)
524 :
考える名無しさん :2009/01/28(水) 22:09:10 O
逆上
525 :
考える名無しさん :2009/01/28(水) 22:25:54 O
どうしようもねえな人間の心
526 :
522 :2009/01/28(水) 22:53:57 O
うむ。
527 :
考える名無しさん :2009/01/28(水) 22:55:45 O
我々は不幸を憎む。ユダヤ人がガザを憎むようにだ。
:水先案名無い人:2009/01/28(水) 21:06:51 ID:ld8zVrZD0 スナインコッコは流行らないから珍種に依存して同化しようと目論んでるんだね^^ でも珍種の領域にはまだ全然届いてないよ^^ つまんないから死ね^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ <●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●> <●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●> <●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●> <●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●> <●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●> <●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●> <●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●> <●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●> <●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●> <●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●> <●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●> <●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●><●>
529 :
考える名無しさん :2009/01/31(土) 23:48:43 0
この人可愛いな
530 :
考える名無しさん :2009/01/31(土) 23:50:59 O
我々は皆、ユダヤ人だ。
531 :
考える名無しさん :2009/02/07(土) 14:04:54 0
この人可愛いな
532 :
考える名無しさん :2009/02/18(水) 19:05:46 0
この人可愛いな
いよいよ出番だな。
534 :
考える名無しさん :2009/02/21(土) 20:25:35 O
最低のものは最高のものに相似する - ヘルメスの公準 完全な善である神の光のもとで地上に善はない。 ニヒリズムも善はないという。 光が消え去った余韻のようなある種の明晰さ。
535 :
考える名無しさん :2009/02/21(土) 20:30:07 O
ちゃんと読みましたか?
536 :
考える名無しさん :2009/03/01(日) 01:59:26 O
無慈悲についてのギリシャの古典の引用だったんだが、どこだったろう。
「根について」読んでみたが難しいな。
カラダで教わったからな(ゲッヘッヘ
539 :
考える名無しさん :2009/03/01(日) 11:42:11 0
>>537 その"根"を、"男根"って読み替えて、もう一回読んでごらんよ。
すげェーよく解るから。
力の神話(ゲッヘッヘ
>>537 根は、自分探しみたいな気持ちでいきなり入ると、難しい。
>>147 くらいから入ったら良いんじゃないか?
ああ、岩波で出したのか。岩波って、多分、Google八部だよな。
543 :
考える名無しさん :2009/03/05(木) 18:52:47 0
この人の写真見て一目ぼれしちゃいました。俺のこの気持ちはどうすればいいんだよ・・・?
544 :
考える名無しさん :2009/03/05(木) 18:58:47 O
一目惚れか。そのこと、ヴェイユの本が置いてある書店で肖像みせながら、店員に知らせてやってくれまいか。で、店員が何て反応したか、またここに書いてみてくれ。
ヴェイユ似の書店員が好きなっちまっただね。
「人生は不可能である」って言葉、どこだっけ?
「受肉の思想」だなんて言葉もあったな。
こういう自己燃焼の人の書くことは心打つね。政治的傾向などさもしい。
549 :
考える名無しさん :2009/03/20(金) 00:33:29 0
『シモーヌ・ヴェイユ 力の寓話』読んだことあるかた、いかがでしたか?
550 :
考える名無しさん :2009/03/24(火) 21:41:07 0
まじでこの人と付き合いたいんですけど
551 :
考える名無しさん :2009/03/25(水) 07:08:38 0
彼女がルノーの工場で1年程、へとへとになって働いたことがあった。 彼女は、「考える気力と力すら奪われた」と述べていた。 この辺の手記から読んだらどう。むしろ現代の期間労働者の問題について 痛いほど気持ちがわかるはずだけれど。
552 :
考える名無しさん :2009/03/27(金) 17:44:37 0
おまけに持病の頭痛を抱えてのお仕事ときたもんな。 自慰サンだったかな、シモーヌちゃんの頭痛の病名を推測してたよな。
553 :
考える名無しさん :2009/03/30(月) 18:05:49 0
シモーヌたん、天国でお会いしましょう
554 :
考える名無しさん :2009/03/30(月) 18:41:13 O
シモーヌたんはおまえらを待っているよ。みんなに平等だ。
555 :
考える名無しさん :2009/03/30(月) 20:06:06 O
シモーヌたんはねえ。門をググって大学にかよっていたのだ。かわいいようー
556 :
考える名無しさん :2009/03/30(月) 22:39:59 0
最高に可愛いよ。君の笑顔にみんなが釘付け!
557 :
考える名無しさん :2009/04/08(水) 22:44:16 O
558 :
考える名無しさん :2009/04/08(水) 22:57:32 O
俺も死んだ先まで貴様らの相手なんかしたかないさ。
559 :
考える名無しさん :2009/04/09(木) 13:42:40 0
>>557 シモーヌちゃんて地獄で業火に焼かれてるってハナシじゃんかよ。
でありゃ、天国じゃ逢えねーってのも道理よな。
560 :
考える名無しさん :2009/04/09(木) 13:48:09 O
お前下手すりゃ殺されんだぞ、
561 :
考える名無しさん :2009/04/09(木) 17:17:41 O
>>559 の天国ってどうせソープランドみたいな場所なんだろ。
562 :
考える名無しさん :2009/04/09(木) 17:22:30 O
天国は真面目なサヨクみたいな人ばかりの世界です。腐った 右翼ヴァカには正に地獄でしょう。
563 :
考える名無しさん :2009/04/09(木) 21:50:14 O
>>551 無理無理。この肥だめのウジ虫どもにそんな真面目なこと
言っても豚に真珠さ。踏みにじって噛みついて来るだけ。
564 :
考える名無しさん :2009/04/09(木) 23:33:16 O
前頭葉が未発達で額の狭そうな奴らが多いからなw
565 :
考える名無しさん :2009/04/19(日) 22:18:01 0
かわいい!!
566 :
考える名無しさん :2009/05/07(木) 11:39:52 0
自分の姪に物心つく前にクリスチャンの洗礼受けさせたけど、 ユダヤである事を否定してる節があるよね。
567 :
考える名無しさん :2009/06/29(月) 18:43:13 0
シモーヌ・ヴェイユ初心者です。 『自由と社会的抑圧』買ってきたんだけど なにから読み始めたら理解が深まる? えろいひとおしえて!
test
569 :
考える名無しさん :2009/08/15(土) 09:05:26 0
>>567 「重力と恩寵」は面白かったよ。ぐぐってみて。
570 :
考える名無しさん :2009/08/15(土) 09:19:07 O
シモーヌヴェーユは切実だぜ。俺も好きだぜ。ああいうとこ。ぶっさいくな面してるけどなあ。
571 :
考える名無しさん :2009/08/20(木) 10:00:16 0
>>570 >>ぶっさいくな面してるけどなあ。
それは禁句ですよ。
572 :
愛を込めて花束を :2009/08/20(木) 15:28:04 O
普通になったな。おまえらここにどうせ戻ってくるなら無理なく正しい街のこと考えろよ。何度も何度も前に出て後ろに戻される。意味があるなら考えろよ?何がための社会だ?
573 :
とうもろこし :2009/08/20(木) 15:32:42 O
誰がために鐘はなる 其は汝がためになるなれば ジョン・ダン
574 :
考える名無しさん :2009/08/20(木) 15:53:23 O
西欧には必ず人間の傍らに妖精と神がついている。妖精は女。神は男。必ず神はひとりの人間(使徒)と妖精が人間に来て悪魔が現れる。人間とはそういうもんだ。
575 :
考える名無しさん :2009/08/27(木) 00:13:39 0
>>570-571 写真によってはブすに見えるけどホントはかなりの美人だぞ。もっとよく探せ。
いま、重力と恩寵を読んでいるけどよくわからん・・・
576 :
考える名無しさん :2009/08/28(金) 16:40:36 0
平凡社ライブラリーの「シモーヌ・ヴェイユ入門」購入あげ
ヴェイユが参加したのはCNT?
578 :
考える名無しさん :2009/10/02(金) 03:56:46 0
結構、新しく出版されているのに、あまり書評で話題になってないな。
579 :
考える名無しさん :2009/10/02(金) 12:08:17 0
581 :
考える名無しさん :2009/10/03(土) 00:44:40 0
チェーンスモーカーだったってほんと?禁欲的なイメージを抱いてたよ
582 :
考える名無しさん :2009/10/03(土) 01:12:06 O
>>581 >巻き煙草を吸っていたが、巻くのが下手だったためいつも口の中に煙草の葉が残った。
584 :
考える名無しさん :2009/10/03(土) 06:40:32 0
>>581 ほうんとうは、フェラチオの代替さ。
赤い聖処女としては"あの欲求"は堪えなけりゃな。
その意味ではスッゲー禁欲的かもな。
性を汚いとみなす考え自体が汚いとは思わなかったんだろうか。
586 :
考える名無しさん :2009/10/06(火) 11:02:16 0
つか、シモーヌちゃんって、なんかマゾ的じゃねぇ? きりきり痛む頭かかえて工場労働したって話じゃんかよ。 「やっぱ、あたいはプロレタリアートにはなれんかった。」って家に帰りゃ、 暖かい家庭が待ってたんだろに。
587 :
考える名無しさん :2009/10/10(土) 04:27:22 0
俺は工場や倉庫で労働していたけど、周りの労働者の話題は賭博と娼婦のことばかり。 ヴェイユなら、そこから社会的抑圧とかを見出すのかね。
588 :
し :2009/10/10(土) 05:47:26 O
すべては生物の領域にまで侵攻してくるということ。フランス現代思想は全部生物の領域にあって言っている。
589 :
し :2009/10/10(土) 07:08:45 O
埼玉末尾
590 :
考える名無しさん :2009/10/10(土) 19:21:09 0
かわいい
591 :
考える名無しさん :2009/11/07(土) 15:33:47 0
592 :
考える名無しさん :2009/11/11(水) 20:08:14 O
>588 ヴェーユの哲学講義にも当たり前にベルグソンが出てくるからな。 ヴェーユ自身の思想には生物学的な偏重は見られないが。
>>587 ボーボワールの回想によると、大学でのヴェーユは黒マントを
羽織って取り巻きを連れてノシ歩くカリスマ的大物だったそうだ。
21世紀初頭の日本とは空気がちょっと違う。
そういや岩文の『自由と社会的抑圧』の訳注で例の箇所、 取り上げてたな。俺はあの巻のカイエは持ってないから、 違う場所で読んだはずなんだが、内容的には変わりない。
トロツキーが去り際に「第四インターが誕生したのはあなたの 家でのことと考えて良いですよ」とヴェーユに言った時、 彼女はまだ二十代前半だっけか。 違う世界の話さ。
596 :
考える名無しさん :2009/11/28(土) 12:34:05 0
かわいい
引っ込んでろ。貴様は公害だ。 第五インターはボリバリズムかな。 マルクスの革命論もフランス革命の息子みたいなもんだからな。
598 :
考える名無しさん :2009/12/22(火) 22:33:00 0
ブサイクなのは写真うつりが悪かっただけだろ。 写真によっては美人。
599 :
考える名無しさん :2010/01/09(土) 06:56:50 0
重力と恩寵買いましたなかなかいいね
600 :
考える名無しさん :2010/02/06(土) 09:03:08 0
ドジッ娘眼鏡タン、ハァハァ。
>>594 たまには第4インター日本支部のことを思い出してくださいね。
601 :
考える名無しさん :2010/02/07(日) 02:12:30 0
>>599 うらやましいな。2ちゃんねるにアクセスするようになってから、
ヴェーユって雰囲気じゃなくなっちまったよ。
602 :
考える名無しさん :2010/02/14(日) 12:44:14 0
第一線看護婦部隊編成計画なんて狂っているとしか思えん。 だからこそあの晩年なんだろうな。 >これは普通の従軍看護婦とは違って、砲火にさらされながら兵士と一緒にいて、 >傷ついた兵士達の世話をすることで、いわばナチスの親衛隊に匹敵できるような >決死の特殊な女性の部隊を意味する…
603 :
考える名無しさん :2010/02/14(日) 16:06:12 0
妙に冷え冷えとした気分で、ヴェーユの夢見ながら目ぇ覚ました・・・。
605 :
考える名無しさん :2010/02/14(日) 17:31:14 0
ナチズムは「死に至る病」だな。ペスト菌みたいな奴らが今でもゴロゴロしてる。
>>603 1巻買ったんだけど、どこにも原著の出版年が書いてないのはどうなんだよ?
2巻で解説するからもーまんたいってことなの?
遠景で眺めると大地にどっしり根を張っているように 見える人々も、クローズアップすると、それほど確かな 現実を生きているわけでもなかったりする。 根をもつってのは難しいもんでさ。
根に持つのは簡単なのにね。
無意味な戦争を止めることも出来ず、懲りずにファシズムに熱狂して、 歴史から学ぶこともせず、同じ愚行を繰り返す。世の中は根無し草の 集まりみたいに見える。田舎に暮らすと、その感覚はやや薄らぐが。 知識をため込むともう駄目だ。足が宙ぶらりんなままアタマで歩き始める。
知識人であることは労働者であることよりも幸せだと思っているような 知識人の言葉は聞く価値がない、とか昔言ってたら、はなはだ不評だった。
611 :
考える名無しさん :2010/02/21(日) 11:53:32 O
知的傲慢という十字架もある。信仰があればの話だが。
612 :
考える名無しさん :2010/02/21(日) 14:00:51 O
改めて楽園追放神話を読み直して見ると、知恵の実をかじる以前に (「食べると死ぬであろう」)エデンの園に死がなかったとは 断言すべきではないと思った。しかしアダムとイブに永世があった としても、それは神々の永遠とは違ったものだろう。 楽園追放神話には主知主義への非難がある。パウロはここに 道徳的な問題しか見出さないが。
>>606 大戦中に報告書として書かれたのを戦後にカミュがガリマールから
出版したのではないかな。
パウロ主義によるキリスト教の根こぎという問題はあるか知らん。
今更だが俺はある時を境に、超常的な体験が当たり前になった。 典型的な神秘体験を二度ばかりした。純粋意識である「私」が 眩い荘厳な光を放った。死んだらあの光に戻れたら良いと思って いるんだが。
「かれもまた、多くの人びとのあとをうけて、思考がその果てに到達した地点、 あの荒涼たる乾ききった場所を呼び起こしているのである。多くの人びとのあとを うけて、そう、そんなふうに言えるだろう」
616 :
考える名無しさん :2010/02/27(土) 18:08:04 0
岩波文庫で根のやつ出たね
【根にもつこと】 | |⌒彡 |冫、) |` / ・・・・。 | / |/ |
621 :
考える名無しさん :2010/02/28(日) 18:30:15 0
622 :
考える名無しさん :2010/02/28(日) 20:11:48 0
イカした時代だったろう。お前ら忘れやすすぎだぞ?
ウィトゲンシュタインの「ブラウンブック」は1934年だから、 ドイツ国会議事堂放火事件でミュンツェンベルクがブラウン ブックを出版したのと同じ頃だな。
移住計画を立ててソ連に旅行に出かけたのが、その翌年1935年だもんな。 その辺の事情は分かりやすい。
625 :
考える名無しさん :2010/03/16(火) 22:18:52 0
KAWAII
うるせえ、俺は今、ミュンツェンベルクからヒトラーの話を聴いておるのだ。
「宣伝」の意味するところが、共産党の「教化」に対して、 ヒトラーの「煽動」という違いの指摘などは実に明快だな。 ナチスとまともにやりあって勝ち点を挙げた人物の直接の 証言は読み応えがある。
相争う両者の目標は、相手方こそドイツ国会議事堂放火の犯人であると立証する ことであった。世界は恍惚としてこの情景に見入った。だが、幼い子供に複雑なス リラー映画が分からないように、この裁判の本当の意味は皆にはほとんど分かって なかった。世界はまだ全体主義者たちの宣伝の舞台効果には慣れていなかったし、 言語に絶する彼らの陰謀瞞着の技法をまだ知らなかったのである。しかもこの場合 ショーのプロデューサーは、後のモスクワ裁判の時とは違って、一人ではなく、二人と きている。集まった部族の者たちの面前で二人のまじない師が弁を競うように、両者は 策略の限りを尽くして、相手を論破しようとしたのである。 この二人のまじない師は、ドクトル・ヨーゼフ・ゲッベルスとヴィリー・ミュンツェンベルク であった、だが、後者の存在を知る人は、当時も、また今日も、あまりいない。 ケストラー『目に見えぬ文字』1954
私がパリに着いたのは、国会議事堂放火事件の裁判が全ヨーロッパの
注目を集めて進行している最中のことだった。着いた翌日、初めてヴィリー・
ミュンツェンベルクに会った。コミンテルンの西欧情宣部長である。同日、彼の
本部で業務を開始し、ベルリン、モスクワ間の大宣伝戦に、端役とはいえ参加
することになる。この戦いはナチス側の完敗に終わった。戦前の七年間に、
我々がナチスを破ったのはこの時だけである。
引用同、
>>628 の前にある文章
630 :
考える名無しさん :2010/03/18(木) 00:41:42 0
ハンナ・アレントはヴェイユについては何も語ってないの? もしあれば読みたい。
ケストラーの『スペインの遺書』についてのヴェーユの文章ならあるな。 同時代的に出版された『スペインの遺書』は、カミュの『異邦人』にも 影を落としているはず。
吉本の「蘇るヴェイユ」を読んだ。 どの箇所も吉本らしい考察なんだが、「重力」についての考察は腑に落ちた。
633 :
考える名無しさん :2010/03/19(金) 18:38:39 0
反動家ル・ボンからヒトラーが学んだことは、物事の本質的な部分は何も 変えず、名称やレッテル、色、形を変えるだけで幻想を作り出すことができ るということだった。・・・ ル・ボンのこの主張にヒトラー宣伝は熱心に従った。ドイツの企業家(その 権力と利益は増大する一方である)は、もはや企業家ではなしに「従業員の 指導者」であり、無産労働者は、労働者でもプロレタリアートでもなく従業員 メンバーであって、工場も工場とはいわずに従業員の指導者と従業員層を 守るという共通の利益を持つ城だ(労働戦線の指導者ライによる)。搾取は 「ドイツ社会主義」、奴隷状態は「自由」、独裁は「より高次の民主主義」、 戦争準備は「平和の確保」、嘘は「真実」、いまや称している。 『武器としての宣伝』1937
634 :
考える名無しさん :2010/03/19(金) 18:50:44 0
バタイユの「空の青み」に出てくるシモーヌ(をモデルにした人物)は非道ス 。 「よく通りがけにテーブルをひっくり返しそうになるのだ」はいかにも彼女らしいが。 醜く それと解るほど薄汚かった しみのついている黒い衣服をまとっていた その短く切った、硬くてよく櫛の通ってない髪は顔の両側に垂れ下がり、カラスの翼然としていた この両翼の間から、黄色い肉の、痩せこけたユダヤ鼻が、鋼鉄製の眼鏡の下に突き出ている
636 :
考える名無しさん :2010/03/25(木) 21:11:45 0
バタイユ 聖性の探究者 (単行本) 酒井 健 (著) 出版社: 人文書院 (2001/07) 生の不安、死の気配、神の不在、「無」の存在論、極めて不明瞭で捉えどころのない、 理性の力では解き明かせないめくるめく神秘的体験、そして聖なるものへの熱く苦しい 渇望―バタイユの思索を中世ロマネスク美術や北方ルネサンス、ゴシック建築の大聖 堂などを背景に、ニーチェ、ヴェイユ、岡本太郎その他、バタイユと深く関わった作家、 思想家を通して論ずる意欲の論集。
637 :
考える名無しさん :2010/03/25(木) 21:14:43 0
神秘主義に傾倒する前は共産主義を伝統的な(制度的)至高性souverainete'に最も対抗できる 運動として称揚し、1931年から後のフランス共産党の創設者の一人ボリス・スヴァーリヌ率いる 「民主共産主義サークル」のメンバーになるなど革命的知識人の側面があった。この団体が解 散された1934年でも新たにトロツキスト団体に加入したが、バタイユはこの頃に「内的体験」や 「瞑想の方法」に目覚めたとされる。 また、ナチスのニーチェ濫用を早い段階から非難し、著作で「(主体的な)至高性が足りない」 「ドイツの教授先生」と批判したハイデガーから、「フランス最高の頭脳」という賛辞を呈せられた ことは有名。ジャック・デリダ(『エクリチュールと差異』にバタイユ論がある)やミシェル・フーコー (「侵犯の思考」というバタイユ論がある)への影響も見逃せない。しかし、フーコーとドゥルーズは のちにバタイユを批判した。
638 :
考える名無しさん :2010/03/25(木) 21:20:57 0
>>635 Le Bleu du ciel, 1957 (Written 1935-36) (Blue of Noon)
ヴェーユは終戦前に死んだ。出版したのは戦後、かなりの
時間を経てらしい。迷ったんじゃないか?
639 :
考える名無しさん :2010/03/25(木) 21:39:06 0
641 :
考える名無しさん :2010/03/26(金) 20:29:19 0
ヴェーユはニーチェについては「生理的な嫌悪」があるとかで、 嫌っていた。ニーチェ好きの女性って、余り聞かないけどな。
俺は最近ヴェーユが原始仏教と出会っていたらどうなったかという妄想をよくする。 苦しみぬいたヴェーユには苦しみからの開放という発想は 一切見当たらなくて四諦のうちの苦諦について考え抜いたけど、 その先には恩寵による自己の消滅と神の喜びだけがある道しかない。 彼女の"扉"という詩を読むと色界禅定の初段階である空無辺処まで いったことがあるように思える。 阿弥陀仏の名号を唱える方法は神へとまっすぐに通じる道だと評価していたし、 やはりあまりにも若くして亡くなってしまった。 もっと生きていて欲しかったが、あの生き方しかなかったんだろうな。 世界はまさに汝を欲している
643 :
考える名無しさん :2010/03/30(火) 17:23:55 0
扉を開くと虚空が広がるって詩ね。
>>627 社会主義においては、宣伝とは教育を意味し、
ヒトラー主義においては、教育とは宣伝を意味する。
ということだな。『根をもつこと』でもヒトラー主義への
哲学的反論をやってるね。後半かな。
644 :
考える名無しさん :2010/04/09(金) 21:59:12 0
ここは「聖性」という言葉から最も遠い世界だ。
俺の神秘体験(照明体験)は、どこか仏教的なところはあったな。 実生活において、キリスト教との関わりがほとんどなかったせい だとは思うんだが。 ただ内なる光に圧倒された。ブッディ(叡智)の目覚めと表現しても 構わないだろう。
「神の臨在」とかの類の言葉は何も連想されなかったからな。 ただ体験そのものは尋常ではないので異次元の扉が開けて しまったという実感は強く残った。
俺は「広き門」をくぐりたくて、結局、出来ないまま、 諦めた。それに背を向けると、目の前に「狭き門」 を見つけた。 そういう全くアイロニカルな印象を受けた。
ある意味、「普通の」日本人だ。教会には近寄ったこともない。
651 :
614 :2010/04/10(土) 18:08:58 0
多分、俺はただの影なんだろう。影は死ねば消える。
652 :
614 :2010/04/10(土) 19:14:43 0
>>652 だって「よみがえるヴェイユ」そう書いてあったんだもん。
俺の勤務先では毎日神様とお話ししている人や、魔女に追っかけれてる人がいるよ。
654 :
614 :2010/04/10(土) 21:32:49 0
俺もわんさか悪霊に取り憑かれて難儀しとるよ。 ジジィには聖と俗の区別が曖昧だからじゃねえの? また、規制かけやがって。政治論議で負かされるとこうだ。
655 :
614 :2010/04/10(土) 21:36:03 0
右翼ナショナリズム、帝国主義、カネと権力の亡者、 この世は悪霊ばっかし。
ヴェイユたんはニーチェやD.H.ロレンスのアポカリプス論は読んだのかな?
聖と俗、永遠と時間。 垂直に交錯するもの。 影のない正午。
十字架とは永遠と時間の交差する「瞬間」だ。 これはニーチェではなくキルケゴールだな。
>>648 俺はただの地方労働者だ。体制順応がどうにも出来なかった。
世の中に合わせてバカになろうとして、出来なかった。
仕方なしに一人で生きて一人で死ぬことに決めた。 そうしたらアタマが爆発的に冴え始めた。
小泉のバナナ革命を食い止めるためにインターネットを始めたが、 もともとこういう安易な真似はしたくなかった。
最後の敵はアメリカだけどな。
俺の苦悩の原因は日本人であることの無意味さだったかも知らない。
あるいは、移民の国を中心に形成された、 薄っぺらい合理主義の、根無し草の世界。
666 :
考える名無しさん :2010/05/23(日) 23:59:04 0
ホームレスのボランティアやってるんだけど、人に役立ちたいとか可哀想で とかが理由でない。自分の罪滅ぼしでやってるって感じ。 普通の家庭に生まれ育った。しかし世の中にはどぶさらいのゴミみたいな人生 しか送ることができない人たちもいる。それに比べなんて自分は幸福なんだろ。 でもその幸福は自分で勝ち取ったものではない。ただそういう環境にあった だけだ。自分より下の生活しかできない人たちの罪滅ぼしをしなければならない。 そんな気持ちになっている。 ヴェイユがスペイン戦争に参加したり、工場労働をしたりしたのも、そういった 罪の意識から来たものじゃないだろうかと思う。 生まれによって作られた罪は、もはや原罪といっていいだろう。
667 :
考える名無しさん :2010/05/24(月) 00:02:09 0
>>666 大女優がボランティアをやりたがる心理も近いだろうね。
ただ、藤原紀香は全然、その域に達していないから、まず女優業が先決だと思うw
小泉はもともと自民党の傍流で、相手にしてくれるメディアも二軍ばかり だったんで、そっちから攻めたらしい。だから顔ぶれが見事に二軍の 集まりだったと。某誌の受け売りだけどw
シモーヌ・ヴェイユといえば、漫画家の山田花子と通じるものがありますね。