初心者が読むべき哲学の本 PART2

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112考える名無しさん
>>106
超独断的評価。

カント       :カント哲学の外枠をきっちり描いていてなかなかよい入門書。
ニーチェ     :悪くないけど、ニーチェは他にもいい本があるので影が薄い。
プラトン      :黴臭く、説教臭い。
ハイデガー    :中身が薄い。
デカルト      :斎藤氏の癖の強い文章についていけるなら…
ライプニッツ   :議論の展開が苦しい。
ベルクソン     :中身が薄い。
ドゥルーズ     :中身が薄い。ブックガイドとしてなら。
レヴィナス     :中身が薄い。「繁殖性」についての議論は挑戦的だったが。
アウグスティヌス :面白い。大穴かも。
フッサール    :これはこれで面白いが、フッサールの入門になるかどうかは微妙。
デイヴィドソン  :面白い。このシリーズの中の白眉。
ヘーゲル     :糞。こんなの読むくらいならまだ西研の方がマシ。
クリプキ      :悪くはないが、クリプキなら「パラドクス」を直接読んだ方が…
マルクス      :マルクスならほかにもいい本あるし…
アリストテレス  :入門にしては議論が細かいような…この哲学者の入門は難しいのか。
113考える名無しさん:2006/12/11(月) 21:51:31
メルロポンティ    :『知覚の現象学』直接読んだ方が…熊野氏好きなら。
道元          :きれいにまとまっているのはいいが、ややおとなしいか。
サルトル       :著者の絶筆ということを考えると、冷静に評価できない。すまん。
フーコー       :意外と盲点を突いた本。
ウィトゲンシュタイン:一点突破。かなり個性的。
スピノザ       :同著者の講談社現代新書の補完的な本。2冊あわせて読むべし。
デリダ        :後期デリダ入門になるかと思ったら、その部分は意外と薄かった。残念。
西田幾多郎     :永井節炸裂。相変わらず面白い。