「ＩＴ化」っていいことですか？

世間ではいいイメージばっかり先行してますが
デメリットはほんとに無いのでしょうか？

「Information Technology」を略して「ＩＴ」
日本語にすれば「情報技術（情報工学・情報通信技術）」
しかし、具体的にどういうものを、またどういった動向を、「ＩＴ化」というのか
一般的に行なわれる「ＩＴ化」の賛否両陣営ともに
その点に関して明確な定義を持っていないようにも思える

ネットワークやデータベースによる情報の蓄積とその活用も「ＩＴ化」だろうし
コンピュータ制御の機器を導入することも一種の「ＩＴ化」だろう
そして、「ＩＴ化」によって影響を受けた領域は
医療・教育から住宅販売・製品開発・報道、果ては軍事まで、本当に多岐に渡る

さて、そこまではいいとして、「ＩＴ化」はいったい何を変えたのだろうか？
経済の領域だけを見てみよう、「ＩＴ化」によって何が変わったのか
商品の開発・流通から在庫管理まで、そのほとんどすべてが変わった
「ＩＴ化」が変えたのはモノの領域だけではない
人がなにかを知ったり、伝えたり、考えたりすることさえも
世界に張り巡らされたコンピューター・ネットワークは大きく変えてしまった
情報技術なしには、今やわれわれは考えることもままならないだろう

だからこそ、まずは「ＩＴ化」の是非うんぬんよりも
避けられぬ現実として世界が「ＩＴ化」しつつあるということを受けとめる必要がある思われる
「ＩＴ化」している現実と向き合う
話はそれからだろう

デメリットは、Ｅメールやインターネットの普及で人間関係が希薄化すること。
　　　　　　　有害情報によって人間が汚染されること。
　　　　　　　その他諸々。
しかし、IT化がもたらした恩恵も多く、どこの国にに置いても新しいものなので
問題が起こってから対策をするという後手後手にまわるでしょう。

あのさ、「人間関係の希薄化」というのはよく言われるけれども
前-コンピューター・ネットワーク時代の「人間関係」ってさ
言われているほどポジティブなものなんだろうか？

古くは村社会、最近では国家主義的社会や産業社会における「人間関係」って
言ってみれば拡がりのない閉じた人間関係でしょ
つまり、関係する人が死なないかぎり（もしくは新たに生まれてこないかぎり）
同一の軌道をえんえん回りつづけるような「人間関係」

封建主義時代の「人間関係」なんて
貴族階級でなければ移動の自由さえないんだから
固定的かつ与えられたものでしかなかった訳だろ

だから、コンピューター・ネットワークの発達を通じて
人と関係を取り結ぶのもその関係から離脱するのも
以前よりもよりも自由になりつつあることはいいことでもあると思うけどね

確かに、関係の偶然性、敢えて関係しつづけること、敢えて関係に踏みとどまること
これらが不可避であること、またこれらの事柄の重要性を忘れて
簡単に関係を取り結び、簡単にその関係から逃走する人々が増えたこと
これは問題だと思うけれど

>>4
なるほど。
＞だから、コンピューター・ネットワークの発達を通じて
＞人と関係を取り結ぶのもその関係から離脱するのも
＞以前よりもよりも自由になりつつあることはいいことでもあると思うけどね
　その通り制限されていなくて自由であるという意味ではいいと思う。
ただこの意味に置いてもしかしたら悪いことが起こるかもしれない。
制限されていなくて自由ということは、関係する人の数が増加するということだと思う。
昔の村社会や封建主義の人間関係ってのは、電車や車もなくて、非常に限られていた
人たちとの関わりが生活だったと思う。しかし、現在では人間関係の範囲が昔と違って
ことの外膨張している。これはメリットでありデメリットでもある表裏一体の関係だと思う。

クズのような意見が増える。

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せっかくアドバイスを頂いたのに、申し訳ありません。

せっかくアドバイスを頂いたのに、申し訳ありません。

両刃の剣だな。
便利には便利だが、電気という文明に頼らなければＩＴも意味が無い。

人類が滅亡することがいいことだとする哲学思想もある。この思想によれば人類が発展するようなことはすべて悪だということになる。

だから何がいいことかというのは一概にいえない。

> 人類が滅亡することがいいことだとする哲学思想

誰の「哲学思想」ですか？