「勝てば官軍」と思っているなら東京裁判は疑う余地のない正義の裁きだ。
>>204 佐伯啓思氏が『20世紀とは何だったのか』(PHP新書)のなかで使ってる。
彼の師である西部邁氏もどっかで「論点を回避するために」ってことで使ってた。
>>112のほかにも、「第二次世界大戦」とか「日米戦争」っていうのもあるわな。
217 :
考える名無しさん:2007/06/08(金) 07:37:41 0
福沢諭吉 「脱亜論」(明治18年)
日本の不幸は支那と朝鮮だ。
この二国の人々も日本人と同じく漢字文化圏に属し、同じ古典を共有しているが、
もともと人種的に異なるのか、教育に差があるのか、 日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。
情報がこれほど早く行き来する時代にあって、近代文明や国際法について知りながら、
過去に拘り続ける支那・朝鮮の精神は千年前と違わない。
国際的な紛争の場面でも「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。
もはや、この二国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない。
「東アジア共同体」の一員として その繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである。
日本は、大陸や半島との関係を絶ち、 欧米と共に進まなければならない。
ただ隣国だからという理由だけで特別な感情を持って接してはならない。
この二国に対しても、国際的な常識に従い、国際法に則って接すればよい。
悪友の悪事を見逃す者は、共に悪名を逃れ得ない。
私は気持ちにおいては「東アジア」の悪友と絶交するものである。
原文
http://www.chukai.ne.jp/~masago/datuaron.html
開明的で勘は良いから、時流に乗るのは上手かった。
プロシア風帝国憲法発布以後は非主流派だな。
「きゃつは慈悲心がないから末期は悪いぞ」は、鈴木大拙の戦時中のヒトラー評。
東慶寺から横須賀(だったか)の軍港が丸見えなので、海軍が衝立を建てて見え
なくせよと命令して来た時は「いずれアメリカに取られる」。
>>215 PHPって松下だっけ。小泉極右改革じゃ外様だよな。
221 :
考える名無しさん:2007/06/09(土) 19:30:41 0
PHP新書が棚にあるのははずい
戦後の経済的復興の象徴的企業だな。「資本の民族性喪失」って
奴は蒙ってないのかな。
また、こんなこと言うとハゲタカが群がるかも知らんが。
もう、小泉路線は通用しないぞ。
>>215 ×20世紀とは何だったのか
〇人間は進歩してきたのか
225 :
考える名無しさん:2007/06/10(日) 16:34:39 O
以下は妄想。個人的な思索する哲学。
人間は意識下の大脳の記憶に左右されやすく、知る事のない未来に脳髄で整理して判断すると思う。
決断において「良いものは良い」(1)と思う事は大脳の記憶による経験的判断。
「〜だから良い」(2)と考えるのは大脳と脳髄の判断と仮定します。
開戦時の日本の議論を(1)と(2)にあてはめる。
A今まで勝ってきたから勝つ(1)頑張れば不可能はない(2)負けるもんかい(2)
Bやつらの要求は無理難題(2)国力はないが(2)精神と幾多の犠牲で(1)露に勝った(1)から今度も勝つ
C総力戦では負ける(2)から短期決戦早期講和(2)
Dこの戦争は負ける(2)話はそれからだ!
E今までなんとかなった(1)屈辱的でも和解できないか(2)
F腹へった(1)帝国主義反対!成金は死ね!(2)
上は次の人たちに概ね当てはまる。
A無意識な国民、軍人官僚
B東条陸軍大臣
C山本海軍大将
D吉田茂(投獄中)
E近衛首相(一次)
Fアカ国民(潜伏、投獄中)
当時の人の立場に立った時、日本の未来に何が良い決断でしょうか?私には分からない。
結果から判断すればあの戦争の結果は力(軍事力)への意識が負けて崩壊した事を認識し、新しい力(経済力)を欲し、意識するに至ったという結論しかない。どちらも成長が止まったと思うから。
善悪など抜きに生きるためには何事もやらないと分からないもんだよ。
ネット漁ると「シビック・ステート」(市民国家)って造語が
落ちてるが、佐伯の造語だっけ? 「シビル・ステート」だと、
全然、別の意味になっちまうんだよな。
>>225 半島陸軍の独断専行と、それの政府の追認の繰り返しで、だらしなく
戦線を拡大させた上に国際的に孤立して、追い込まれた挙げ句に
ヤケクソ気味にアメリカに戦争をしかけた。
それだけだ。あの戦争がキッカケになって植民地の時代が終わった
ことを肯定的に取り上げるなら、その点に立脚して公平に自国も
評価すべき。
228 :
短パン:2007/06/10(日) 18:02:42 0
別にたいした事いってもねぇくせして、「いかにもたいそうなそのそぶり」
なんか。思い当たるふしがあって、ちょっと惹かれるけど、ヤッパ。オマエハ糞w
229 :
短パン:2007/06/10(日) 18:13:24 0
『ブラインドタッチででたらめに言ってるな?』
〜〜〜〜ばれたかw
っつか右翼臭いwww
いやーーーーーーーーーーーーーw
230 :
225:2007/06/10(日) 20:39:42 O
>>227 善悪の区別とは何か、「相対でしかない」と結論を得たとしても哲学者は個人の立場を捨ててただ平穏に過ごせとは言わない。
私には「騙されるな無知蒙昧になるな」と言っているのではないかと思う。
仮にあの戦争に勝利し今と同じ生活があったとしよう。この場合に我々は明確にあの戦争を否定する意思を持ち得るだろうか?
持とうと思えば持てるし、持たないと思えば持たないのである。
犠牲を伴った勝利に過ぎない。
つまり、感情的に根本においては負けたから非難するのが大勢である。そして大多数の日本人は朝鮮人の如く当時の意思までも非難するのだ。
そんな嘘吹きはいつまでも死人の数を数えるだけでよい。
では肯定的側面を思索する。
オランダの白人を追放したインドネシアで日本青年将校が「白人からの独立は自分で勝ち取らなければいけない。それが真の独立である。」
と現地で軍事教練を行ったわけだ。
これが「おまえらはゲリラを取り締まれ自分以外は国賊だと思え」
と言われたとしたら彼らは戦後のオランダ軍に真っ先に取りいったであろうし、
日本兵も独立戦争に参加しなかったであろう。
哲学的に見て「民族自決」という思想への意思を貫き、その主体であった日本が壊れても、意思は存続した。結果としてインドネシアは勝利したのである。
ここに哲学があったかは分からない。
大東亜共栄圏が利己的であろうと嘘をふまえようと以上が当時の人の(哲学的)意思における肯定的側面だ。
以上
過去を裁くことを禁じるなら、懐かしむことも止めたまえ。
道徳が時代と共に変化するというなら、感情もまた、それに伴って
変化する。
昔だから野蛮な世界だった、というのは進歩史観的感覚だ。
テクノロジーの蓄積が情報の累積も含めて環境に変化を与える。
だが、人間そのものの進歩とは何だろう。
戦前に比較して戦後の人類社会が進歩したのは機械的な必然であった
のか、それともより良い世界を目指す人類の意志であったのか。
235 :
考える名無しさん:2007/06/12(火) 22:39:24 0
戦前の軍部や国にみられた無責任体質は、戦後にもしっかりと受け継がれている。
>>231 裁いてもいいけど、条件がある。
国民単位での立場での発言をすること。(つまり日本人として)
地球市民の立場はない。
>>234 >戦後の人類社会が進歩した
本当ですかね?
>>235 むしろ戦前のほうが責任という観念は強かったかもよ。
善悪は時代によって変化するったって、お釈迦様やキリストの
教えは二千年前の、しかも外国の話だ。
モラルとルールは異なるもんだな。ルールは変化するだろう。
第二次大戦の戦後処理の狙いは、ルールをモラルに引き寄せる
ことにあったと言う見方もある。
児島襄『東京裁判』の、死刑判決後に拘置所で一緒に面会した板垣征四郎と広田元首相の
エピソード、ワロス
東京裁判史観がどうしただとかの、ネットでの議論なんて子供だましさ。
244 :
考える名無しさん:2007/06/23(土) 00:10:40 O
245 :
考える名無しさん:2007/06/23(土) 03:11:17 O
差別主義者が喚いているスレはここかな?(爆笑)
オタクと勝ち組に人権がいるか?
戦艦大和の小説、新刊発見!7月5日発売で
『群光〜父と子の戦艦大和〜』(新風舎文庫)
大和特攻を指揮した第二艦隊司令長官
伊藤整一中将と、息子の叡中尉を扱った作品らしい。
詳細入り次第また載せます。
南京で便衣兵がどうしたとか言ってるヤツは、盗人猛々しいにも程がある。
ただぬくぬくといきてるだけの40過ぎたオヤジが
食うか食われるかの時代だった戦前や旧日本軍を糾弾するのは傲慢にもほどがある。
251 :
考える名無しさん:2007/07/20(金) 13:17:44 0
太平洋戦争をもってしても官僚機構を潰せなかった
原因は日本人の頭が官僚べったりの甘えん坊ちゃんだから
まずは国民年金などの国家依存制度を廃止することだ
年金は義務であり権利でもある。
廃止してどうする?
253 :
考える名無しさん:2007/08/06(月) 17:25:21 0
>>249 腐った時代を腐った時代と言って何が悪い?
254 :
考える名無しさん:2007/08/06(月) 20:57:59 O
今も気づいてないだけで結構腐ってるよな
当日は、あの状況下だから同情の余地はある
逆に今の方が悪かもしれん
喜び組なんかそれこそ性奴隷だけど、みんな黙認してるからな
>251
社保庁の逃げ切りは許さない。
256 :
おーでん(*´▽`) ◆Xep0BCFWeI :2007/08/07(火) 03:51:59 O
(*´▽`)むにょ〜ん
オッパッピーの意味をかみしめる‥
太平洋戦争は、一言で言えば日本帝国主義とアメリカ帝国主義の
中国と言う巨大な植民地をめぐっての争奪戦にすぎない。
どちらも他人様の土地と資源を狙ったこそ泥棒であった。
ただより資本主義の発達した工業生産力の優れたアメリカ帝国主義が勝利したにすぎない。
迷惑なのは中国をはじめとするアジアの国々であった。
小林よしのりあたりが何を言おうと、この事実は覆せない。
靖国なんて言語道断!!!
258 :
考える名無しさん:2007/09/12(水) 22:42:26 0
保守。
259 :
考える名無しさん:2007/09/18(火) 15:22:21 0
まとめて言える事はお前らただ騒ぎたいだけだろ?
そんな口だけのお祭りが真善美か?違うだろ。
常識的に考えてみろ。世の中楽しい事は探せばたくさんあるのに
軍事費(自衛を建前にした人殺し費用)なんかに
金を掛けるのは無駄なんだよ。
世界には何十億という人が飢餓で苦しんでるんだよ。
お前らみたいな ひとでなし がそういう世界を作り上げてるってわからんか?
アメリカは世界の警察だから核持っていいんだよ。
日本は警察か?違うだろ。
日本は警察に守られた一般庶民という立場。
平和を訴えられないなら今すぐ自死せよ。
横チンさらしの電波親方を追放できない相撲協会や横綱審議会みたいに
自分たちの下品さを棚に上げて品格だの美しい日本の伝統だのとぬかす馬鹿も
今すぐ自決せよ。
260 :
考える名無しさん:2007/09/22(土) 19:44:44 O
正直結果はどーでもいいんだけど、西欧近代に反したある価値を呈示した、ということについては、
評価できるというか、未だに考察すべき対象であると思う。
262 :
ユリイカ:2007/11/02(金) 06:02:58 0
たとえ自衛戦争に敗れたりといえども、戦前・戦中思想の豊饒さは無視されるべきではない。
アメリカという大敵との戦いの日々、知識人が模索する「日本とは何か」という問いは真剣であった。
むしろ丸山真男・大塚久雄に代表される戦後進歩思想こそ全くの無効である。
263 :
小生:
〉〉261
激しく同意。