ティマイオスは錬金術書みたいなもんだな。ファンタジー好きならけっこう面白いぞ。
ゴルギアス読んで面白かったがテアイテトスも同じような感じなの?
プラトンは
文学としては読めるが哲学ではないな。
プラトンが哲学じゃなかったら哲学史ってどうなるの?
「テアイテトス」は無理数がどうとかいう話で、当時無理数の発見が
学問上ホットな話題だったらしい。
ラッセルってプラトンがわかってないな
無理数は最初の面白トークで出ただけで、
内容には全然関係なかったような
テオドロスが退場するところまでは面白く読めました
947 :
考える名無しさん:2008/05/30(金) 22:45:23 0
>>930 「パルメニデス」の冒頭でプラトン自身提示した、あるいはアリストテレスが並べた
「イデアの説は論理的に無限背進であり無意味である」という説は有効なのかどうか、
ということ。
結局どうなのか知りたければ、さしあたりピレボスをもう少し読んでみればよい。
プラトンは素晴らしい。ありがとう、知力と知識を追い求め
適宜使用してきた方よ。
ソクラテスの対話の本読破していってるけど
腹立ってくるわ。突っ込みどころ満載じゃんこいつのいってること。
俺だったら絶対論破できる
木庭 人文主義期ローマ法学及び諸文献における占有理解
突っ込みつつ読むのは正しい読み方だな
とはいえ、突っ込む以上突っ込まれるのは必然だが。
>>950 それはプラトンに釣られているんだよ。
同時代に生まれてたら、アカデミアに入学してるんじゃね。
原文てそれぞれの口調に人柄とかの特徴出てるの?
そんなもんはない世界?
958 :
考える名無しさん:2008/06/13(金) 00:15:05 0
イデアってプラトンの哲学の中核のように言われるけど、
「国家」とか読んだ限りでは違う気がするなあ。
単に、考え方の一例として示されてるだけなのでは。
どうも、他の人間が後から過大解釈してるだけのような気がする。
「気がする」では困るんだよ君
>>958 ニュートンだって、力学より錬金術に集中していた時期の方が長かったんだよ。
成功したのが力学なんだ。
プラトンだって、成功したのが「イデア論」なんだと思う。
アリストテレスはイデア論を否定しているけどな。
イデア論のある部分はエイドス説に引き継がれているが。
>>958 まあ正解だと思う。
常識的哲学史に囚われずに読めば、イデア説はその一部にすぎないことがわかる。
ただ、アリストテレスが「プラトンの哲学理論=イデア説」のイメージを作ったのも事実だが、
私見では「国家」「パイドロス」でのプラトンの語り方に問題なしとも言えない。
だから「パルメニデス」のような論争的著作もあるわけで。
>>960 「成功したのがイデア論」
これ意味不明。まさか最も人口に膾炙した=成功と考えているわけではあるまい。
963 :
考える名無しさん:2008/06/13(金) 10:34:18 0
成功
=
多くの人にほめたたえられて広く知れわたること
以外にないのでは。
>>963 普通に考えればそうだけどね、
哲学者の場合、ほめたたえられて広く知れわたっても必ずしも成功とは言えない。
確かドゥルーズだったか、
歴代の大哲学者は思考に有効な概念を生み出してきた、と総括していて、
そういう意味でなら、プラトンのイデア説は「成功」と言えるのかも知れない。
ソピステスってマイナーじゃない!?
プラトンの本って実話だと思ってたけど違うの?
プラトンが考えたこと?
>>965 日本では岩波文庫その他のせいでマイナーだが
欧米ではむしろ常識の部類
いやいやw
>>967 >欧米ではむしろ常識の部類
アメリカ人にそんな常識があるとは思えんが?
知り合いにソクラテスさんがいる、って人は、日本人より多いだろう。
>>970 常識とは言ってもむろん一般人にとっての常識ではないので悪しからず
大多数のフランス人にとってデリダの哲学の内容などどうでもいいのと同じ
973 :
考える名無しさん :2008/06/19(木) 01:58:45 0
ソークラテースさんって今でもいるの?
>>972 で、日本の場合は「岩波文庫」その他のせいで専門家にもマイナーだと?
納富信留の活躍で以前よりはメジャーになったはず
欧州はともかく、米は河童倶楽部の奴らだって希古典なんぞ
常識じゃないだろ。
英あたりだと政治的選良にとって古典知らないのは恥らしいが
実際は剣橋出てる首相でさえよく知らなくて、恥かいてるレベルだからね。
まあ日本の政治家だって論語知ってるかどうかあやしいし、
中国に至っては文化大革命でゴホンゴホン・・・
なんでそんなに容赦ないの
979 :
考える名無しさん:2008/06/21(土) 12:25:25 0
>>930 プラトンは後期になると口語と論文体が混じったような
文体になるんですよ。語彙を体感していない訳者が
機械翻訳みたいなことをすると、読まされるほうは
いい迷惑ですよね。で、本当はこんな意味じゃないか
とうのを私訳してみました。
ソク:「より熱い」とか「より冷たい」ということに極限点が
考えられるかどうか見てみよう。もしそうでないなら、
これらの類にも「より多く」とか「より少なく」ということが
内在していて、内在する限りにおいて、これら2つの類は終局点
が生じることを許さないだろう。
プロ:まさに。
ソク:「より熱い」「より冷たい」ということの中にも常に「より多く」
「より少なく」が存在していると主張できると。
プロ:そうです。
ソク:それなら、これら二つの類は終局点を持たないという言説が常に
成り立つことになる。終わりがないのだから、これら二つの類は、
誰が考えても、無限ということになる。
・・・・
山田訳を見ろ
981 :
心の仕組みドットコム:2008/06/21(土) 14:46:12 0
古い哲学に拘れば、新しい哲学の道は開けません。
と理に叶ったことを言った人がいましたよ。
982 :
考える名無しさん :2008/06/21(土) 15:46:25 0
1世紀に数人の天才に関してはその通り
凡人は先人の経験に学ぶのが第一
プラトンは物質の非実体化を後期対話篇で推し進めたそうですが、
その目的はなんだったんですか?
>>983 非実体化=言語化
だから、ソクラテスの遺志。
このバカは自演ですか?
プラトンといえばイデア論だよ。
それ以外はプラトン研究者に任せておけばいい。
ソクラテスといば問答法、アリストテレスといえば三段論法