948 :
考える名無しさん:2006/08/31(木) 15:38:53
かりに宇宙物理学で
宇宙が発生から終焉を無限にくりかえされている
と証明されたら
永劫回帰の説はどうなるんだ?
科学的な証明より、受け入れるか否かだ。
究極のニヒリズムとその裏返しとしての究極の生の肯定に意義がある。
>>950は貼り間違いです
_| ̄|●<スマンカッタ
952 :
6:2006/08/31(木) 18:45:48
>>949 <究極のニヒリズムとその裏返しとしての究極の生の肯定>
と真摯に受け止め、人生に反映しょうとする人もあれば
ああそうなんだと普通に受けいれ
何ら生活心情等に変化を起こさない人もありうる。
犯罪に走る人もあるかも。
科学的証明とともに
永劫回帰が
世間の常識になったら
この世界はどうなるんだろな
953 :
考える名無しさん:2006/08/31(木) 23:52:48
『かく語りき』と『この人』読んだだけのニーチェ素人の戯言だが
意外とマルエン哲学に近くないかこの人。両者は限りなく近い平行線
を描いているように見える。直感的に感じただけだが。
時代がほぼ同じせいか。
955 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 00:30:33
弱いニヒリズムっていうのはつまり好きな子に誕生日プレゼント贈ったのに
その子がお返しをしないから何でだよ!って怒ったり失望したりすることだろ
この場合最高の価値観=期待する願望があることが前提なわけだけど
こういった願望自体を抱くことについてニーチェはどう考えてるの?
期待があるから失望があるわけで、期待や願望自体を否定できれば楽だなって
俺は思うんだけど
956 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 00:46:02
これからニーチェを読もうと思っている方へ
これからニーチェを読もうと思っている方達は、自分の中にある何かモヤモヤした感覚に対する答えや、何か出口のようなものをニーチェから導き出したいと思っている方が多いのではないでしょうか?
(言ってみればマトリックスのネオが当初持っていたような感覚?)
もしそういう欲求から読み始める方にはスタート(入り口)としてニーチェは非常に良いです!
モヤモヤ感のツボをズバズバついてくれます。
しかしニーチェで止まってしまうと、その「答えのようなもの」「出口のようなもの」までは辿り着けないというのが、私の経験です。
ひたすらニーチェにこだわるのは、ニーチェの研究家や哲学の研究家にとっては面白いのかもしれませんが...求めているものはどこに?ッて感じになってしまいます。
それはこのスレをみれば解ると思います。
「答えのようなもの」「出口のようなもの」を求める止むに止まれぬ思いの方にはハイデカーまで進む事をぜひおすすめします。
私の経験では「ハイデカー『存在と時間』の構築」(木田元編著)にてスカッと晴れ晴れとした気分になれました。
西洋哲学はどこで躓いてしまったのか、現代社会は何を見落としているのか、科学的思考の盲点はどこか?
これらを教えてくれます。心の中につっかえた「何か」を取り除いてくれます。
私は大きな満足を得ることができました。(まわりには見えない物が見えるような優越感もちょっと得られる)
ソシュールもオススメです。合わせて読むと効果大ですよ!
くどいかもしれませんがニーチェだけでは迷路から出られません。
このスレのニーチェを分析したい方達からは叩かれそうだけど...
957 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 00:48:21
ニーチェはキルケゴールを研究する前に発狂したのが惜しい。
ゴータマの事は知ってたらしいが。
>>956 そういう水準の話はしてない。
ニーチェだって「ザロメと散歩して楽しかったです><」とか言ってるし。
>>956→
>>955 ともかく、ニーチェはなんでもかんでも否定してるわけではない。
むしろ生を大いに肯定するために偽りの理想を否定している。
960 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 03:51:56
モヤモヤがあって止むに止まれぬ思いからニーチェに入ってくる人にとって
「生を大いに肯定する」ために→「永劫回帰」を受け入れなさいと言ったらちょっと重く感じてしまう。
それより頭でっかちな理論を突き詰められるといくとどーしても重くなっていく傾向とか、実感から乖離していく傾向とか、なんでなんだろう?っていう疑問に対する答えがあったほうがありがたい。
例えば頭でっかちなマルクス・レーニン主義は結果として、資本主義に負けちゃったのだと思うのだけど、それを「理論的」に間違いを論破できる思想ってあるのかあ?
その西洋的志向・理論的思考・科学的思考の「落とし穴」を知る事によって複雑にもつれた糸をほぐす事を、ハイデカーもしくはソシュールは「理論的に」教えてくれると思う。
誤解のないように私はニーチェの生を肯定しようとする姿勢に大賛成ですし、ニーチェが大好きです。
私の理解ではハイデカーはニーチェの思想の延長線上の思想家ですし、ニーチェの作った土台の上によって立つものだと思っています。ニーチェがもし発狂しなければ明快な答えを出してくれたかもとも...
ソシュールはまったく別の視点からですけど。
人間ってやっぱイエスやニーチェのような聖人の域に達しないといかんのかあ?
961 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 03:57:49
>>960 マルクス・レーニン主義の理論的間違い
計画経済で配分を最適化できる(いわば神の視点に立つ)ことを前提としている点だと思ってたんだけど、違うの?
962 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 05:22:23
たぶん、それで半分は正しいと私は思います。
「神の視点に立つ」ってことが何か理論的におかしいのか、それは現代において技術的に不可能だったって事なのか?、それとも答えは別のところにあるのか?
その答えだと神の視点を手にすることができれば、実現可能だったようだけど、「配分の最適化」ってなによって疑問がでる、私としては。
人間ってその「最適な配分」とやらがあると、何となく思ってない?
最適な配分に少しでも近づけるにはどうしたらいいのだろう?とか。
「最適」「正しい」「真理」「神」を想定してないか?
そこに答えをくれるのがハイデカーだったり、ソシュールだったりする。
「〜とは〜である」 想定してないか?
963 :
962:2006/09/02(土) 18:29:44
もっと言うと私はすでにニーチェの言う「超人」の域に達していると、自己満足的に思っています。
ニーチェの言う「超人」という概念は決して最終到達点的(理想像的)なものではなく、現代に生きる日本人にとってはかなり手の届く範囲の身近なものだと思います。
ニーチェは「人間は超えられていくべきものだ」と言っています。これはある特別な聖人のような存在のみが超えられるといった意味では無く、ある時代になれば人はニーチェの同時代人が囚われていた価値概念から解き放たれた人達の時代が来ると言っているのだと思います。
現代の日本人にとっては「超人」はもう手の届く身近なものです。
キリスト教的価値観・西洋思想・科学的思考の「盲点」を克服できているかどうか、そこが分岐点。
「駱駝」→「獅子」→「無垢な幼子」
「ニーチェの同時代人一般」→「ニーチェのような破壊神」→「自然的思考」(フォアソクラテーカ的)
私は西洋哲学や科学的思考を否定するものではありません。
西洋哲学や科学的思考は大変有用なものですが
ただ「使用上の注意」があると云う事です。
>現代の日本人にとっては「超人」はもう手の届く身近なものです。
そこは笑うところか?より高き者よ!
現代の日本人は超人とは縁もゆかりも無い、奴隷道徳の奴隷だ。
965 :
962:2006/09/02(土) 19:25:23
現代の日本人にとってはというのは誤解があるかもしれないので、付け足すと
過去の日本人の方がおそらく「超人」に近い、というか「超人」だったかな。
966 :
962:2006/09/02(土) 19:32:09
>そこは笑うところか?より高き者よ!
笑ってもいいがニーチェもきっと同時代人には笑われていたぞ
実際ツァラトゥストラは作中笑われてるしwww
ニーチェは狂人だよ。
自称する前に「超人」らしく語ってみれって。
969 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 20:26:46
現代は虚栄の時代劇の後部
970 :
962:2006/09/02(土) 20:29:38
君が妄想する超人概念とはズレてるだけだ。
君にとっての「超人」は死んでしまった「神」とどーちがうの?
971 :
962:2006/09/02(土) 20:35:10
「超人」らしいってどーゆう事?
972 :
は? :2006/09/02(土) 20:36:28
質問の意味がわからない。
なんで神が死ぬの?
それこそ妄想だ。
973 :
962:2006/09/02(土) 20:47:06
じゃあ死んでない「神」とどー違うの?
974 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 20:48:21
超人らしい事は、
一般的で支配的な価値観世界観を崩し、
新たなそれを作り上げ、支配的なそれにまでもっていける力をもっていること
975 :
962:2006/09/02(土) 20:57:32
かってに作らないでよ
おれはニーチェのいう「超人」をいってるのよ?
976 :
は?:2006/09/02(土) 21:00:22
超人は世界観を作ることができるが、
神は世界を作り上げることができるので、
その間には地球儀と地球の差があるといえばわかりやすいと思う。
おまえの考えるニーチェの「超人」がおまえね。
978 :
962ですが は?:2006/09/02(土) 21:09:59
だから勝手に作らないでって。
それって妄想というんじゃないの?
ニーチェのスレでニーチェのいう「超人」をいってるのよ?
979 :
は?:2006/09/02(土) 21:15:23
だから962のいうニーチェのいう「超人」が962なんだと思うが。
980 :
962:2006/09/02(土) 21:24:10
んっ?そうだなその通りだな。
>質問の意味がわからない。
なんで神が死ぬの?
それこそ妄想だ。
ニーチェのスレなんだからニーチェが「神は死んだ」と言ってるのに、その事を妄想と言われても困るんだがなあ。
981 :
考える名無しさん:2006/09/02(土) 21:42:28
さて、ティータイム終了
永劫回帰についてまじめに議論する人、集合せよ!
勝手に作ってるといえば、ニーチェのいう「超人」もそうだし、
962のニーチェのいう「超人」という概念もまたそうなる。
神は死んだと妄想して勝手にするのは勝手だが、所詮虚栄の喜劇で、悲劇的な結末にたどり着く。
それが現代的であるといえばそうだが、もう末期、神は生きていた。
そう気付き始めた人々が増えてきている時期だと思われる。
ん?君の脳内では神は生きているかも知れん。
が、俺の脳内ではとっくに死んでいる。
己の弱さを投影した虚像ではなく、己が強くあらねばな。
弱者よ呪われよ、弱者よ滅びよ、真昼の子供らのために!
984 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 00:10:08
それで超人か。
ならば私は長く長く地を這いずりのたうち回る弱者であり続けよう。
986 :
474:2006/09/03(日) 15:06:43
>>982 新たなる価値というなら超人が新しい神を創造してもいいことになるな。
神を信じる自己の否定ならそれほどルサンチマンに満ちたこともあるまい。
そういえばツァラトゥストラに科学者たちが偶像崇拝始める下りがあったような。
読み返してみる事とするか。
そろそろ次スレの季節だな。今スレではすれ違い議論やってすまんかった。
俺的には部分的に実がある点もあったが。
987 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 16:05:25
おまいらほんと・・だな
ニーチェの言う「超人」についての話に対して、ニーチェの語ってない超人像を持ってきて、超人らしく語ってみろなんていう事に対して、「勝手に作るな」と言ったんだよ?
妄想というのがもっともでは?
ニーチェが勝手に「超人」概念を作った?
思想家なんだからそのぐらい創るだろ、それが読む者によってリアリティを持つかどうかじゃねえのか?
もっとましなスレかと思ってたが...
>それが現代的であるといえばそうだが、もう末期、神は生きていた。
そう気付き始めた人々が増えてきている時期だと思われる。
ニーチェは「神は死んだ」と言ってんだから、神は生きてたんだろうよ、そりゃあ。
誰にとっていつの時点でのどういう概念かってってこと判断する事が大切。
ひとくちに「神」と言ったって日本人が伝統的に持っていたものと、キリスト教の「神」の概念はぜんぜん違うだろう。
そういう事を区別しないで議論してたら永遠にかみ合わんわな、そりゃあ。
過去から未来永劫・人類普遍だれにとっても共通の「真理」が無意識にあると思っているのが「盲点」。
今現在の特定の誰かにとっての「真理」なら存在するけどな。これが解るかどーかだ、スタートは。
これがわからないやつは永遠にぎろんしてろ。
ニーチェの著作をちょいと読んだだけで議論しようとするからこうなる。
ヾ( ´ー`)
990 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 16:20:29
「存在と時間」ってタイトルの本あっけど、こんなかにちょっとでもそのタイトルの意味考えたことあるやついるか?
991 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 16:31:27
乙(`・ω・´)Ν
992 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 18:17:48
「永劫会議」なんかいいネーミング
このスレにぴったりだなあ、おいっ!
993 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 19:32:12
そろそろ機械に任せたら?
いちいち文字打つの疲れない?
それよりニーチェも結構俗っぽいね。
小学生も読んでいる子が多いし、
アホがいっぱい集まるところでもあるしね。
それにしても、ニーチェみたいな人はアホを引き寄せやすいのは仕方がない。
私はまずそういうところは避けるね。
そしてよくニーチェ信者が口にすることは「超人」「永劫回帰」
こればっか。。。
もしニーチェが世間でもっとも低俗で無能な奴に食わせるために
超人を語ったとしたらどうする??
ないこともないと思うよ。
そうそうニーチェ自身が言ってたことがある。
「何年か長い月日がたって、私にはもしかしたら熱狂的な信者が出来るかもしれない。」
まあ、ここのスレにはどうでもいいことだと思うけどね。
だって書き込むことが目的なんだもんね?
だからそろそろ機械を導入すれば?
994 :
考える名無しさん:2006/09/03(日) 22:23:31
995 :
考える名無しさん:2006/09/04(月) 02:01:32
「ニーチェは死んだ」と神は言った。
しかし「神は死んだ」と言ったのはツァラトゥストラだった。