924 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 20:38:33
>>921 哲学者の視点だけではラカン理解はむしろ陳腐なものになっていまうんではないでしょうか?
やはりある程度臨床の視点というか、興味もないと思想の発展性もないように思えます。
その原宏之という人も私は全く知りませんが、感情論に走っているので、特に興味を引かれる
人では無いですね。
「帰れコール」なんか気にしても仕方ないですよ、2ちゃんのいつもの反応です。
しょせん2ちゃんですから肩の力を抜いていればいいんです。
それにいわゆる「コテハン」ということも標的に遭い易い理由でしょうから。
925 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 20:50:14
>>922 それに日本ラカン協会でも総会の後に場所を移して飲み会がありますが、フランクに
いろんな意見を交換できますから、哲学派の原和之さんなんかも頭ごなしに上から言う
ことも無いです。
お知り合いの分析家の方に相談してみたらいかがですか(笑)
紹介者2名なんてなんとかなりますよ、私もそうでしたから。
926 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/09/04(月) 21:06:44
>これはさすがに中期ラカンに失礼ではないかと。
哲学界では構造主義はもはや笑い者なのですよ。
これはボクに言われても、致し方がないのですよ。
>ヘーゲルからニーチェへとバタイユは進んでいき、
>ヘーゲルからハイデガーへと進んでいったラカンを、
>どうしてもひとくくりにすることに抵抗があるし…。
バタイユもラカンもコジェーブ学校の生徒なので、
ヘーゲル+ハイデガー経由ですね。
ここは哲学板なので、この当たりは前提としてあるので、
どうしても精神分析派への風当たりは強くなるのでしょうね。
927 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/09/04(月) 21:15:07
>哲学者の視点だけではラカン理解はむしろ陳腐なものになっていまうんではないでしょうか?
これは正しいですね。ジジェクが典型的ですが、
哲学派はラカンのみで語らず、哲学の文脈の中でラカンを語るので、それもありなのですね。
たとえば、哲学派だと「象徴界・想像界・現実界」とはなにかと考えるところから始まります。
正しいでなく、ここから始まるので、これを回避するのは問題外であり、仲間はずれです。
精神分析というフロイトの繊細さを重要視し、その補完としてのラカンでは、
むしろ「象徴界・想像界・現実界」とはなにかは、重要ではないのでしょうが。
928 :
ぴかぁ〜 ◆q5y3ccmqnw :2006/09/04(月) 21:18:06
どちらが良いとかでなく、ボクもこのスレの中で、立場の違いがあるんだなーと
知りました、ということです。だからそれぞれまたーりと。
>>926-927 原和之と原宏之を間違えるやつが偉そうなこと言ってんじゃないの。
>これは正しいですね。ジジェクが典型的ですが
オマエはグローバルスタンダードかボケ。
まあいい。無知は犯罪だよ。
つまり素人は犯罪者だな
問題なのは、ぴかあとかいうバカと素人というトーシロの発言が誤っているのに、その誤りを自覚できないことだ。
その誤りを具体的に指摘するのは我々の役割ではない。2chはただ言いっぱなしの場所であることは彼らの発言からも証明されている。そんな場所に、誤りを訂正するという「常識」を示す必要はない。
しかし、彼らはそれを要求する。頭が弱いから・・・。
このスレは「素人」と「上級者」の独壇場だな・・・。
2人以外は屁みたいなもんだから、しかたないか。
>>932 そうやって今日も逃げるのね。
情けないよ。
このスレの自演率高杉。
逃げているのはそうやって捨てハンで書く某コテハンだろw
自演でもするしか仕方ないんだろうよ。
実際問題何も語れないんだから、事実だろ。
オレははっきり言って語れないから叩いてはいないぜ。
しかし、せっかく自演しても盛り上がらないのは無意味だよなw
内容の無い自演じゃあなあ・・・
「素人」も「上級者」もマナーよろしく、でもしっかり語ってるじゃん。
それを叩くのも器が小せえよ。
なんだそりゃ・・・語ってないよー
だって簡単な入門書しか読んでないのに「何読めばいい?」って聞いてるんだぜ
語る内容は入門書から拾ってきた誤りをそのまま出しているし
ここまで指摘するのはあまりにも親切すぎているので、もうおれは出てきませんよw
もちろんバカのウソは糾弾するけどね
しかし「上級者」と「素人」とは情けない・・・ww
>>940 じゃあ、オマエこそ語れよ。
オレは語れない宣言してるんだよ。
考えを言やぁいいじゃんか。
やだ
>>940 >>941 オマエらしょせんはテロリストなんだよ。
人にケチつけるくせに何も語らない。
かといって「私は語れません」ともいえない。
他のスレに逝けばいいじゃん、逝けよ。
なんだそりゃ
子供かよ
金にならないとこで偉そうに語るヤツはほとんど間違っている。自意識過剰なだけだからw
とラカンが言っていたよなあ
>>945 オマエはさしあたって赤ちゃんだな、ボケ。
理解力の無い蛆虫ヤロウ。
ホントにうぜえよ。
>>946 じゃあオマエはほ「とんど間違っている」っていうことになるな。
ラカンスレってこんなに野次馬いたっけ?
萎えたので、しばらくおやすみします・・・
951 :
考える名無しさん :2006/09/04(月) 23:43:03
907 :756:2006/09/04(月) 13:45:23
ぴかあって人のほうが話せそうだな。
918 :756:2006/09/04(月) 16:23:38
まあ大枠示さず原ちゃんとか言ってる時点でアウトだな。
宗教だ。
∴756=真性のアホ
■9月28日発売・単行本
対象関係(上)
ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編 小出浩之ほか訳
A5判上製カバー装304頁
■2006/09
S. ルクレール 向井雅明訳
精神分析すること
無意識の秩序と文字の実践についての試論
4-6版 224頁 2730円
誠信書房
ISBN 4-414-40418-5
ラカンがセミネールでも参照した必読の書
■11月刊行開始
フロイト全集 全22巻・別巻1
新宮一成+鷲田清一+道籏泰三+高田珠樹+須藤訓任【編集】
※版元紹介文:「精神分析」誕生から百年、フロイトが現代思想に与えた影響は
余りに大きい。全面的に見直された訳語、正確な訳文、過去の研究を集約した注解
により、21世紀のフロイト像を提示する本邦初の全集。
953 :
756:2006/09/05(火) 00:12:44
自分が理解できてないのにこれを読めば判るとか
奨める素人の神経はなんなんだ。
全く理解出来ない。
954 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 00:16:20
951 :考える名無しさん :2006/09/04(月) 23:43:03
907 :756:2006/09/04(月) 13:45:23
ぴかあって人のほうが話せそうだな。
918 :756:2006/09/04(月) 16:23:38
まあ大枠示さず原ちゃんとか言ってる時点でアウトだな。
宗教だ。
∴756=真性のアホ
ラカンは最後どうなったけ・・・
956 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 00:20:03
「私は頑固だったが・・・消えるよ」:病床でのラカン最後の言葉
957 :
考える名無しさん:2006/09/05(火) 00:24:26
病苦で自殺?
958 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 00:25:59
単なる病死だ。
959 :
考える名無しさん:2006/09/05(火) 00:33:13
自殺はドゥルーズだった。w
「ある父親」の中に出てくるエピソードに笑った
娘に当時彼女が罹ってた鬱病か何かについて聞かれて
「何という病気なの?」
「昔だったら神経衰弱とでも言ったんだろうなぁ」
961 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 01:19:40
「神経衰弱」ってトランプゲームだよな。
高卒にはわからねえ問題だ
消化スレになってきたなあ・・・。
964 :
756:2006/09/05(火) 02:14:47
しかし自由連想から作られた状況に自分で勝手にスライドさせといて、
その責任が俺にあるかのような口振りには正直驚いた。
記憶するだけで思考に向いてない脳の持ち主らしい。
965 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/05(火) 04:13:21
>>924 >哲学者の視点だけではラカン理解はむしろ陳腐なものになっていまうんではないでしょうか?
やはりある程度臨床の視点というか、興味もないと思想の発展性もないように思えます。
そうですね。私は臨床的興味からラカンへの興味に移り、当然、ラカンに深く
関連する思想家たちにも近づいていくという道のりだったので、どうしても
臨床(この言葉が適切かどうかはわかりませんが)的視点でラカンを読む癖が
ありますね。結局は、精神分析的視点と哲学的視点が融合しないと、どうしようもないし、
分析家です「哲学者との交流」を非常に大事にしていますから、偏った見方だと
盲点が生まれてしまうのでしょう。以前にもおっしゃっていたように、それら
すべてを含めて「大意を掴む」ことが重要なのでしょう。
あとは自分がなぜラカンと取り組んでいるかというスタンスですね。
分析家になりたいのなら「教育分析」を意識してラカンを読むのもいいし、
ラカンの研究者になりたいのか、哲学で食っていこうとしているのか、
教養として読みたいのか、ただたんに理由もなくラカンに魅せられているのか…。
私の場合、理由もなく魅せられているタイプなので、どうしても読みが主観的になる
傾向がありますね。
966 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/05(火) 04:28:33
>>925 日本ラカン協会に関しては、やはりどうしても興味があるのですが、
独学とはいえもう少し勉強しないと、乗り込んではいけませんね。
とはいえ、じつはこそこそと会員の方に相談に行ったり、
分析家(日本ラカン協会に所属しています)に
相談したりもしたのですが、基本的に精神分析を行っている最中は、
「生の分析家」と会う機会は避けたほうがよいとのアドバイスを受け、
それは最もな理由だと思ったので、断念しました。
あの独特の分析空間で感じている(視覚的にはほとんど接しない)
分析家を、他の場所で見ると、作り上げた分析経験に「崩れ」が
生じてしまうのですね。こちらは個人・分析家を見ておらず、
象徴化させているのですから。
たぶん分析家が酒飲んで酔っている姿なんか見ちゃうと、
これまでの分析経験ががらがらと崩壊していくんでしょうね(笑)
分析家は、質問すれば分析理論については多少語ってくれますが、
要は「汝のことを語れ」という基本に戻そうとするので。
しかし入会の際、論文提出が義務付けられていませんでしたか?
それは一昔前の話なのでしょうか。
967 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/05(火) 05:00:52
>>926 >バタイユもラカンもコジェーブ学校の生徒なので、
ヘーゲル+ハイデガー経由ですね。
ここは哲学板なので、この当たりは前提としてあるので、
どうしても精神分析派への風当たりは強くなるのでしょうね。
私が語ろうとするラカンは結局、分析家としてのラカンであり、
精神分析について語ろうとしてしまうので、やはり「哲学板」には
適さない(なかなか受け入れられない)発言が多くなってしまうのでしょうね。
いつかご指摘いただいたとおり、ジジェク嫌いで、中期ラカンにはまっていて
どこか文学的に読解しようとするという点は、当たっていると思います。
「野次馬が多くて萎えた」との言葉がありましたが、ご存知かと思いますが
野次馬のいない哲学系MLなどはまたそれなりに厳しさがあり、
(つまり、かえれ、ばーか、などではなく、本格的に理詰めでこてんこてんにされる)
2ちゃんはまだ楽しめる場所だと思いますので、おやすみなどなさらず、
ぜひいろいろ言及してほしいと思いますね。
968 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 09:12:49
>>966 >しかし入会の際、論文提出が義務付けられていませんでしたか?
私はA会員ですが論文は提出しませんでした。
しかし今は事務局長が東大助教授の原和之さんですから少し入会基準も変わってしまったかも
しれませんね。
でもB会員ならいけるんではないでしょうか。
多くの研究者・学者とじかに話せるのは魅力ですよ。
チャレンジしてみても面白いと思いますが?
教育分析はある意味「禅」に似てるでしょう。
「禅」における師と弟子の問答は精神分析の空間そのものです。
「禅」においても何を語りかけるのか、何のためにこの問答をしてるのかといった
根源的なことまでが、答えを与えられずひたすら進行していきます。
精神分析の収束点も結局はクライエントが離れていく時ですから、それについて明確な
説明にも難しいものがあります。
私はフロイト派、ユング派、ロジャース派、仏教では真言密教、曹洞禅と色々な師についた
経験がありますが、今にして思えば経験しておいて良かったと思っています。
何でも経験ですね。
969 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/05(火) 09:37:02
>>968 日本ラカン協会のHPだけでは、ちょっと情報不足なので、もう少し詳しく教えていただけますか。
1、A会員とB会員のちがいについて
2、会員の中の専門職の割合(学者、分析家、医師、文学者等のだいたいの割合)
3、1年間に何回ほど、どんな集まりがあり、その内容はどんなものか
4、総会というと、具体的にどんな場所で、どんな雰囲気で、どういったことがなされるのか
5、入会に際して、率直なところ、ラカンに関してどの程度のレベルのことが求められるのか
6、原さんはじめ、中心になる人物はどなたか
いずれにせよ、いまの分析が終結し、転移が完全に(とはいかなくても)
解消してからでなくては難しい話ではありますが。
ラカンは教育分析と一般の分析を区別しなかったし、
それどころか教育分析しかない、というような言い方もしました。
「禅」における師弟間の問答についてはよく知りませんが、
>何を語りかけるのか、何のためにこの問答をしてるのかといった
根源的なことまでが、答えを与えられずひたすら進行していきます。
教育分析もまさにそんな感じですね。終結の話題はまだ出ていませんが、
答えは人それぞれ、どのように分析が終結するのかも人それぞれで、
それゆえ精神分析は科学や哲学と密接な関係を結びながら、どこか
独立しているのかもしれません。
970 :
素人 ◆jLJAndC18w :2006/09/05(火) 09:46:19
>>968 師の必要性、ありがたみというのは、よく感じます。
>私はフロイト派、ユング派、ロジャース派、仏教では真言密教、曹洞禅と色々な師についた
経験がありますが
これはうらやましいご経験ですね。なんでも経験するのとしないのでは
大きくちがう。私ははじめ、ユング派の師についていたのですが、途中から
ユング自体に魅力を感じなくなったこと、派閥などがからんで、
学問内容とは関係のないところで気を遣うことが多くなったことから
師の元を離れました。次に、現在の仕事に関わる分野で長く師につき
なんとか形ばかりはものにしてもらいました。今は、文芸評論家のもとで
少しずつ思想書を読んでいます。分析も、その一貫なのかもしれません。
971 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 10:14:46
>>969 1、A会員とB会員のちがいについて
Aは専門職を有する人で大学の教授・助教授・分析家・医師で実際問題構成されています。
Bは大学の講師・院生の方ですね。
2、会員の中の専門職の割合(学者、分析家、医師、文学者等のだいたいの割合)
A会員は学者・医師・分析家で99,9%でしょうか。
B会員は講師・院生で85%〜90%でしょうか。
3、1年間に何回ほど、どんな集まりがあり、その内容はどんなものか
今までは年末に総会が大学でありました。
内容は会員による研究発表とゲストを招いた数人のよる公開ディスカッション。
ゲストによる講演もあります。
もちろん、次年度の理事の選挙等もあります。
終了したら場所を変えて食事会(飲み会)ですね。
他にも年一回の割合でシンポジュームがあり内容は総会に準じて結構濃い内容です。
972 :
考える名無しさん :2006/09/05(火) 10:15:56
>>969 4、総会というと、具体的にどんな場所で、どんな雰囲気で、どういったことがなされるのか
今までは事務局が専修大学でしたからそこでやりました。
これからは事務局が東大に移ったので、東大だと思います。
全体的に和やかで自由な感じですけどね。
普段着でOKでしょう。
5、入会に際して、率直なところ、ラカンに関してどの程度のレベルのことが求められるのか
これは、難しい質問なんですが、事務局長に「どうして入会したい旨をメールする
事をお奨めします。
「素人」さんのように教育分析を受けているのなら、事務局も考えてくれますよ。
6、原さんはじめ、中心になる人物はどなたか
小出さん、佐々木さん、十川さん、川崎さん、斎藤環さん・・・あとで名簿をアップ
しますよ(主要な人を)。
現在会員は97名ですか(うちA会員60%・B会員30%)
簡単過ぎますがこんな感じでしょうか・・・。
973 :
考える名無しさん :
>私ははじめ、ユング派の師についていたのですが、途中から
ユング自体に魅力を感じなくなったこと、派閥などがからんで、
学問内容とは関係のないところで気を遣うことが多くなったことから
師の元を離れました。
上智でしょうか?まあいいですよ言わなくて。
ユング派も河合先生と林道義先生の確執は凄いものがありましたものね。
もっとも林先生が一方的に転移していたようにしか見えませんでしたが。
小川先生がなくなった時は大変でしたしね。
日本のユング派も中々まとまらないですけど、老松克博さんみたいに頼もしい
後進も出てきましたね。
POPも日本の協会ができましたし・・・。
どんどん変わっていきます。