レオ・シュトラウスのスレッド

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235考える名無しさん:2010/02/08(月) 21:29:48 0
>>228
バーバラ・スィーリングの『イエスのミステリー』や『聖書の暗号』みたいな
トンデモ系を連想するね。又聞きだから、それで全て判断するのもどうか
と思うけど。

ダーウィン後の世界では、宗教はその本質的な神秘性/超自然性を剥奪
されて、人文学的な価値しか認められない。神秘性はオカルトという、いわば
精神の貧民窟に追い込まれてしまって、宗教がたまに超自然性を向きだしに
すると、現代人はつい「これはオカルトだ」という風に、現代文明に強要された
感覚反応を引き起こしてしまう。

奇蹟というものに対して人が半信半疑なのはキリストの時代から既にそう
ではあるんだがね。
236考える名無しさん:2010/02/08(月) 21:45:28 0
近代合理主義に押しのけられて歪んだ神秘主義が、物質主義に
浸透された精神を逆に乗っ取り返すのが、ナチズムに見られる
ようなオカルト主義だろう。進化論以後の現代文明の歪みだ。
237考える名無しさん:2010/02/08(月) 22:58:19 0
最近のアメリカの優生学と近似のバイオポリティクス(生物学的政治思想)は、
ワトソンとクリックの二重らせんの発見で加速されたものかな?

日本は昔、大怪我したもんだから、木村資生が遺伝中立説を出して牽制した
んだが、アメリカも大怪我して少し懲りたら良いのさ。
238考える名無しさん:2010/02/08(月) 23:05:50 0
アメリカはまだまだやる気満々だ。

お楽しみはこれからさ。
239考える名無しさん:2010/02/09(火) 01:24:10 0
ヒロイズムの話題からずれたが、シュトラウスの政治哲学は
メディアを使ったプロパガンダによる大衆洗脳を重視するから、
イメージ先行でロジックが実にいい加減だ。

ヒロイズムも道徳よりもイメージの問題で、ナルシズムの自己陶酔
と紙一重だ。
240考える名無しさん:2010/02/09(火) 08:42:02 0
>シュトラウスの政治哲学はメディアを使ったプロパガンダによる大衆洗脳を
重視するから

こういうってどこに書いてあるの?
お勧めがあったら教えて。
241考える名無しさん:2010/02/09(火) 16:33:56 0
ヒトラーの『我が闘争』は? もっとも、ヒトラーは真面目に自分の信念を
プロパガンダで喧伝しようと欲した点では、人民にはショートケーキみたいな
甘ったるいメロドラマを与えておけと考えたシュトラウスよりも素朴かも知らん。

ドストエフスキーの大審問官かボコノン教の教祖みたいなもんか。

「フォーマ(=無害な非真実)を生きるよるべとしなさい。それはあなたを、
勇敢で、親切で、健康で、幸福な人間にする」
242考える名無しさん:2010/02/09(火) 16:54:11 0
大衆洗脳という発想ではなく、
反体制派の火に油を注ぐような情報は大衆に与えるなって事だろうな。

これは特別な事ではなく、保守思想の基本だと思うが。
243考える名無しさん:2010/02/09(火) 16:58:10 0
大衆には余計な情報は与えず、余計な事は考えさせない。
実に素朴じゃないか。複雑に考えるなよ>>241
244考える名無しさん:2010/02/09(火) 18:35:46 0
>241

いや、俺が聞きたかったのは、シュトラウスがそんな風に主張してるってのを
詳しく説明してる本のタイトルとか。ネットのサイトとかはそこそこ眺めたんだけど、
彼のカルト性についてもっとよく知りたいから。お勧めの本とかってある?
245考える名無しさん:2010/02/09(火) 18:47:44 0
せっかく孤独に浸ってるのに、ほっといてくれ。

>>244
俺は興味ないから自分で探せよ。
■「テロとの戦い」の真相
http://video.google.com/videoplay?docid=4002806951612890909&hl=en
http://video.google.com/videoplay?docid=6470165559273013939&hl=en
http://video.google.com/videoplay?docid=5253661198901640874&hl=en
246考える名無しさん:2010/02/09(火) 20:52:47 0
なーんだ
247考える名無しさん:2010/02/09(火) 20:58:42 0
プラトンの『国家』 (名著誕生) (単行本)
サイモン ブラックバーン (著), Simon Blackburn (原著), 木田 元 (翻訳)
出版社: ポプラ社 (2007/12)
ISBN-10: 4591099504
ISBN-13: 978-4591099506
発売日: 2007/12

虎の巻なんて探しても意味ない、批判力はどれだけ自分として勉強したかにかかってる。
田川の『批判的主体の形成』でも読んだか良いか知らん。
248考える名無しさん:2010/02/09(火) 21:16:29 0
そっか、なるほど
249考える名無しさん:2010/02/09(火) 21:29:34 0
アタマの良い小学生か。大人の社会ってのは、いろいろ難しいもんなんだよ。
250考える名無しさん:2010/02/09(火) 22:22:11 0
じゃあ、このブラックバーンという人がシュトラウスについて書いてることに
ついては間違いはないからそもそも批判する必要はないんだね。
じゃあ、俺も読もうかな。
251考える名無しさん:2010/02/09(火) 23:18:49 0
>>242-243
貴様たちはエリートのつもりか知らんが、アタマの上にミッキーハットが乗ってるぞ?
『ポニョ』に迫力のある戦闘シーンがないってぶうぶう文句言うんだろ。

仲間扱いすんなよ。
252考える名無しさん:2010/02/10(水) 00:54:00 0
>>250
止めとけ。
すれっからしのピーターパンがふて腐れた態度で何読んでもためにはならん。
253考える名無しさん:2010/02/10(水) 07:23:57 0
僕は快楽と苦痛のための無意味で無駄な読書しかしたことがないし、
何の役にも立たない読書をこれからも続ける。
254考える名無しさん:2010/02/10(水) 18:24:01 0
神経はあるが、精神がないって奴?
255253:2010/02/10(水) 18:47:23 0
いや、僕には自分の知識や思索を生かす場がネットしか無いって事。
256考える名無しさん:2010/02/11(木) 09:24:54 O
自分の実人生には一切反映されないんだな。
考えるにはとぐろまきまくりで、生活に戻った瞬間に
反射行動だけになるだろ。
257考える名無しさん:2010/02/11(木) 13:39:37 0
実人生で何もできない奴に限って、
ネット上ではヒーロー気分で世間様や常識を批判するやつか。
そういうのに限って口だけは達者だから、言い訳だけはうまい。
258考える名無しさん:2010/02/11(木) 14:15:25 O
ああ、金儲けも出世も売名も興味ないからなぁ。
259考える名無しさん:2010/02/11(木) 15:05:03 0
もっと興味あるふりしろよ
260考える名無しさん:2010/02/11(木) 15:27:52 O
あったらこんな場所でくだまいてねえよw
261考える名無しさん:2010/02/11(木) 16:16:39 0
人生とは即ち演技だよ(名言)。
262考える名無しさん:2010/02/11(木) 19:20:53 0
哲学は観客のないところでするもんだろ。
263考える名無しさん:2010/02/11(木) 19:53:31 0
しかし、そもそもヒロイズムが問題だったからには、人生における演技性という問題は
無関係な話題ではないな。

演技性人格障害
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%94%E6%8A%80%E6%80%A7%E4%BA%BA%E6%A0%BC%E9%9A%9C%E5%AE%B3

1. 自分が注目の的になっていない状況では楽しくない。
2. 他人との交流は、しばしば不適切なほどに性的に誘惑的または挑発的な行動によって特徴づけられる。
3. 浅薄ですばやく変化する感情表出を示す。
4. 自分への関心を引くために絶えず身体的外見を用いる。
5. 過度に印象的だが内容の詳細がない話し方をする。
6. 自己演技化、芝居がかった態度、誇張した情緒表現。
7. 被暗示的、つまり他人または環境の影響を受けやすい。
8. 対人関係を実際以上に親密なものとみなす。
264考える名無しさん:2010/02/11(木) 20:04:56 0
哲学者が著作を書くという行為自体がそもそも誤っているのだよ。
265考える名無しさん:2010/02/11(木) 20:24:00 0
>>244
こういうのは?
レオ・シュトラウスと宗教:翻訳と論考(1)
http://www.asyura2.com/0505/cult2/msg/385.html
レオ・シュトラウスと宗教:翻訳と論考(2)
http://www.asyura2.com/0505/cult2/msg/392.html
レオ・シュトラウスと宗教:翻訳と論考(3)
http://www.asyura2.com/0505/cult2/msg/401.html
266考える名無しさん:2010/02/11(木) 23:55:01 O
【猫に4コア】
エンコしない者に4コアを与えても無駄である事のたとえ。
267考える名無しさん:2010/02/12(金) 09:38:39 0
>演技性人格障害

いや、ここに来てるやつらは多かれ少なかれそうだろうw
268考える名無しさん:2010/02/12(金) 21:02:46 0
有り余る天才を名無しでまき散らしてやってんのに何だその言いぐさは?
269考える名無しさん:2010/02/14(日) 00:06:35 0
これは気づかなかった。日本での政権交代直後だな。

アービング・クリストル氏死去 米評論家

 アービング・クリストル氏(米評論家、ネオコン=新保守主義の始祖)米紙ワシントン・ポストによると
18日、バージニア州で肺がんの合併症で死去。89歳。

 20年、ニューヨーク生まれ。大学時代は極左革命主義のトロツキストだったが右派に転向し、自らを
「現実に押し倒された革新派」と評した。世界に米国の価値観を広める思想はネオコンと呼ばれ、
イラク戦争を主導したウルフォウィッツ元国防副長官らに影響を与えた。

 02年にはブッシュ前大統領から、民間人に与えられる最も名誉ある勲章「大統領自由勲章」を授け
られた。(ワシントン共同)

http://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091901000299.html
270考える名無しさん:2010/02/14(日) 01:21:25 0
情報おそっ
271考える名無しさん:2010/02/14(日) 03:48:15 0
「戦闘」は止むことを知らんからさ。休む暇もない。
272考える名無しさん:2010/02/15(月) 01:12:24 0
>>270
ってか、貴様らみたいな幼稚園児の相手させられるの御免なんだって。
恥ずかしい奴らめ。
273考える名無しさん:2010/02/15(月) 01:38:07 0
ファシズム体制を敷くには、人民はなるべく幼い方が都合が良いからな。
やたら子供に媚びる世の中の雰囲気を作りたがったりする傾向はあるか
知らん。

まぁ、それでミッキーハットをかぶらされるわけだが。
274考える名無しさん:2010/02/28(日) 15:23:14 0
神話の神話たる所以は、それが太古からの祖先の言い伝えであることであって、
ある時に誰かが空想で思いついたファンタジーではない点だ。

つまり、神話世界というのはそもそも人工的な世界観ではないわけだな。
275あめのみやつこ:2010/02/28(日) 16:09:54 0
まあたぶんDNAには情報が組み込まれているのだよ。

小さな精子と卵子に過去すべての情報が組み込まれている
わけないといは思うが、なんらかの真実はいつも登場するわけで
月というもの奇跡的に決するものというものはある。
276考える名無しさん:2010/02/28(日) 16:42:09 0
神話+生物学=ナチズム

これは物質主義に汚染され偽物の神話世界
昭和初期の日本も一緒だ。
277考える名無しさん:2010/02/28(日) 17:18:43 0
大正までは進歩思想が重視されていたからリベラルな知識人の発言の
余地がまだあった。

伊藤博文が帝国憲法を草案した時代は、進歩思想が絶対だったから、
憲法も国家の進歩で改正されるべきものと伊藤自身に考えられていた
のが、第一次大戦後の思想潮流の変化でそういう観点が全く失われて
しまったと見ることは出来る。
278考える名無しさん:2010/02/28(日) 18:23:28 0
進歩思想は科学/技術の発展による物質的な繁栄と相即した世界だった。
第一次大戦で科学技術の発展が繁栄だけではなく、大量破壊をもたらす
可能性に人類は気づいた。現代の我々には常識的なことだ。

我らが司馬遼太郎の『坂の上の雲』も、この不幸な真実に気づく以前しか
語らない。以後の世界を司馬は嫌悪して語ろうとしなかった。

この腐った世界を諸君にプレゼントしたい。
279考える名無しさん:2010/02/28(日) 18:49:56 0
俺のせいじゃない、俺は関係ない。
自分たちでそういう世界にした。

やめろと言っているのに。
280考える名無しさん:2010/04/28(水) 02:34:36 0
新自由主義とよく混同されるが、たとえばハイエクがアンチヘーゲルなのにたいして
決定的に違うのはへーゲリアンてことだろうか
281地方労働者:2010/04/30(金) 21:48:55 0
衆愚政治理論の権化だね。
282考える名無しさん:2010/05/09(日) 15:28:20 0
シュトラウスってヘーゲルの歴史主義を批判したんじゃ?
283考える名無しさん:2010/06/06(日) 01:29:05 0
友人にして論敵のコジェーブとその理論を援用している孫弟子のフクヤマはヘーゲリアンかもしれないが
シュトラウス自身はヘーゲリアンでも何でもない。
本人にはほとんど関係ないネオコン絡みで有名になったシュトラウスの認知度なんて、そんなものってところか。
284考える名無しさん
一知半解ばっかりだな
コジェーブとシュトラウスの往復書簡でも明らかなように
かなりヘーゲルに傾倒している
お前こそちゃんと読んでるのか