【人間の条件】ハンナ・アーレント2【アレント】

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145考える名無しさん:2008/03/03(月) 19:07:27 0
最近は猫も杓子もアレントだな。
だけどアレントがいうような活動としての政治って可能かよ?
146考える名無しさん:2008/03/07(金) 01:40:53 0
>>136
俺も今2回生で全体主義の起源読んでるけど、英語ならantisemitisem, imperialism, totalitarianism全部入って3000円くらいだぜ。英語で読んだ方がいいよ。
147考える名無しさん:2008/03/07(金) 12:09:23 0
>>146
>…全部入って3000円くらいだぜ。英語で読んだ方がいいよ。

アホかぁ!まず値段で邦訳、原著を選択しようというおめぇのセンスを疑う。
次に、原著で読んでみたのか?留学10年の俺でもアレンとの文章(原文)は
難解だ。東大の院生でも、全然読めてなかった。ましてや学部生のヒヨコちゃんじゃ、
ムリムリ。イサカの院生どもも、読みこなせるやつは数人だったし。
148考える名無しさん:2008/03/07(金) 18:22:08 0
>>147
そっか、日本人の英語レベルって意外と低いんだな…
俺は結構読めてるよ。バイリンガルなので、その辺の感覚があんまりなかった。ごめん
149考える名無しさん:2008/03/07(金) 20:46:04 0
>>148
おいおい、強がりはいいけど、読めることと理解することは別だぜ。
キミが「結構読めてる」とは思えないが。ま、読書感想文をどこかで
発表してるのなら知らせてくれ。
150age:2008/03/07(金) 20:54:02 0
>>149
>読めることと理解することは別だぜ。

確かに日本の大学生でハイデッガー理解できるのって限られてるもんね。
151考える名無しさん:2008/03/07(金) 21:58:02 0
>>149
強がりっていうか…もちろん全部理解できてるとは思ってませんよ。当たり前だけど。でも、日本語でも英語でもそれは同じでしょう。その点で言ってるだけ。
152考える名無しさん:2008/03/07(金) 22:16:06 0
哲学を「読めている」人間の言葉遣いとはとても思えないレスだな。
153考える名無しさん:2008/03/07(金) 23:14:37 0
ていうか、>>151
日本語よりも英語ができるから
日本語の翻訳で読むことの方が苦痛なんじゃないか。
帰国子女かなんかか?
154考える名無しさん:2008/03/08(土) 23:52:31 0
伊坂青司?
155考える名無しさん:2008/03/09(日) 01:42:13 0
>>147
>イサカの院生どもも
>>154
>伊坂青司?

ワラタ。どう考えても、「イサカ」はアメリカ、ニューヨーク州の有名な都市の
イサカ、つまりコーネル大学・大学院のことでしょ。
ところで伊坂青司って方はアレントやってるの?
156考える名無しさん:2008/03/11(火) 15:42:45 0
ところで、千葉真さんのアレント論はどうですか?
157考える名無しさん:2008/03/11(火) 23:22:05 0
>>156
>千葉真さんのアレント論はどうですか?

川原氏なんかに比べると格段に優れていると思うけど、もっと刺激がほしい。
158花見酒:2008/03/12(水) 22:16:02 0
86 名前: OFW 投稿日: 2001/05/12(土) 09:36
>>83
>経済状況まで1930年代を想起させる最近・・・
そうですね。
と言うより、ファシズムの経験から学ぶべきは、歴史の唯物論でしょう。
たとえば、ヒットラー第三帝国に協力的だったハイデガーの思想やそれを批判したハンナ・アーレント
両者に共通的なのは、思想が現実社会に根づく物質的な内実を持つものだということに無頓着な
点でしょう。
社会の経済的下部構造が人間にとって最終的な審級だと言う点は、マルクス&エンゲルスによって
明らかにされた訳ですが、「普遍的人類の自由・平等」といった大市民的イデオロギーや
「民族精神の崇高性」といった小市民的なイデオロギーでは、歴史を動かす真の動力は理解できない。
資本主義の行き詰まりが続く現在、「歴史は繰り返す」ことになるのは必然であり、
それは自己の自然的かつ社会的な本質に無自覚な人間が同じことを繰り返すから、繰り返すだけのこと。
「運命は盲目である。それは自己を知らない人間が招く偶然的な必然である。」(ヘーゲル、
ちょとパラフレーズ)
159考える名無しさん:2008/03/19(水) 00:08:43 0
>>145
まあ無理だろうね。
凡人はどうしても「労働」なり「仕事」なりの立場が入ってきちゃうし。

だから、純粋に「活動」が出来るかどうかというよりも、
一種の発見的原理としての意味合いで捉えたほうがいいんだろう。

ヘーゲルを読む人だって、みんな「絶対精神」を文字通りに
実現するものだと考えてるわけじゃないだろうしw
160考える名無しさん:2008/03/20(木) 11:26:53 0
>>159
>一種の発見的原理としての意味合いで捉えたほうがいいんだろう。

「発見的原理」の意味がよく分からないけど、まぁ一つの「理念型」的な原理として、
了解して、われわれを取り巻く弛緩した政治に渇をいれる「刺激剤」として利用する、
って考えていいのだろうか?
しかし、こうした思考パターンは、時代の制約性を観念の中だけで超越している訳
で、現実の政治改革のプログラムには決してならんだろう。要するに、高見の見物
を決め込んでるインテリの自慰行為以外の何ものでもない。
ま、ごちゃごちゃした政治を整理して満足しているのは、アホな政治学者と世間知ら
ずの哲学者どもだけだからな。W
161考える名無しさん:2008/03/22(土) 04:22:40 0
アレント自身は自分が「哲学者」と呼ばれるのを
好まなかったらしいけどな
162考える名無しさん:2008/04/28(月) 07:46:56 0
そうなんだー
163考える名無しさん:2008/05/28(水) 12:31:07 0
hannah arendt - das lachen der hannah arendt
http://jp.youtube.com/watch?v=B-_jcxmkkAg
164考える名無しさん:2008/06/02(月) 13:30:40 0
>>128
>欧米の思想には「対幻想」という発想はないの。
>公的領域か私的領域かの二分法があるのみ。

フロイトのベースであるエロス概念は対幻想的なものでしょうけど。
というよりそこから吉本は発想したようですね。
また吉本の共同幻想はマルクスの「public illusion」からだそうです。
165考える名無しさん:2008/06/02(月) 20:58:28 0
ユダヤ人のおばさん?
でも若い頃の写真を見ると、ちょっとハイデガーの気持ちもわかる。
166考える名無しさん:2008/07/23(水) 14:25:37 0
まさに才媛だった
167考える名無しさん:2008/08/20(水) 11:18:17 0
>>128
ってことは、西洋思想には、自己と性関係とが対立するという発想がないのか?
168考える名無しさん:2008/09/22(月) 09:45:20 0
sage
169考える名無しさん:2008/10/17(金) 05:57:02 0

 【このスレッドは ル・サンチマン™ の提供でお送りしております】


170考える名無しさん:2008/10/17(金) 14:45:39 0
【亡国の暗君?】貴乃花部屋の弟子達の行く末18枚目
http://sports11.2ch.net/test/read.cgi/sumou/1214174647/510
510 :待った名無しさん:2008/09/06(土) 13:20:05 0
「2時ッチャオ」で貴乃花親方が秋場所中止発言の件でインタビューを受けていた。
「(秋場所を中止にすれば)ファンの皆様を残念の境地に陥れてしまいますので…」
と言っていて、言い回しの仰々しさにワロタw
あんまりこういう表現する人いないよなw

部屋の前でインタビューを受けていたのだが、
豆腐屋のラッパの音「パ〜プ〜♪」が入り込んでてまたワロタw


171考える名無しさん:2008/11/04(火) 23:05:17 0
川崎修は早く助手のころにかいたのも
まとめたアレント論を出しなさい。
172考える名無しさん:2008/11/14(金) 01:44:25 0
”Conditions of Humanbeing”のアレントの文章はかなりの悪文。

母語が独語なのに、無理して亡命先で英語で書いてるために、
英語とは思えない表現や関係代名詞の多用があり読みずらい。
速見氏の邦訳は、内容を正確に把握し、しかも日本語としても
読みやすい名訳なので、最初に邦訳で読んだ方がよいと思う。
173考える名無しさん:2008/11/16(日) 18:05:55 0
アレント読むには独語勉強しないと厳しいよ
あとハイデガーよりカントを読んでおいた方がいい
174考える名無しさん:2008/11/16(日) 20:28:27 0
>>172
前に授業で英文を目にしたけど、
確かに、なんかカントのドイツ語読んでるような文章だった。
175168:2008/11/18(火) 19:35:47 0
アーレントのカント論って
定言命法の堅苦しさが云々されがちな彼に
対話やコミュニケーションを見出す感じだっけ。
176考える名無しさん:2008/12/02(火) 19:06:16 O
授業で人間の条件を読んでいるのですが、
人間が作り出したものも人間を条件付けるとはどういうことでしょうか??

ざっくりな質問で申し訳無い
177考える名無しさん:2009/01/03(土) 18:37:52 0
活動的生活と人間の条件は同じ事柄を逆方向から見た呼び名
であり、対応関係にある・・・みたいな。
178考える名無しさん:2009/01/04(日) 19:40:17 0
>176
自らが作り出した環境=世界に、
条件づけられる理由は、
人間がもともと、世界の中に在る存在だから。

世界がまずあって、人間という生物を挿入するのではなく、
世界=環境と存在がくっついているのが人間。
って、ところか。。
(この説明だと、
 なんか人間中心主義みたいだな。。)
許してくれ。
179考える名無しさん:2009/01/26(月) 14:44:34 0
 エーディト・シュタインってどう?「国家研究」とか読むと、アウツシュヴィッツ
で死んだのが残念に思える。
180考える名無しさん:2009/01/26(月) 15:03:11 0
訳は三冊出てるね。

エディット・シュタイン : 小伝と手記 / コンラッド・ド・メーステル著 ;
福岡カルメル会訳 ; エディット・シュタイン著 ; 西宮カルメル会訳.
-- 女子パウロ会, 1999

現象学からスコラ学へ / エディット・シュタイン著 ; 中山善樹編訳.
-- 九州大学出版会, 1986

国家研究 / エーディト・シュタイン著 ; 道躰章弘訳.
-- 水声社, 1997
181考える名無しさん:2009/01/28(水) 06:07:21 O
大学での来年度の基礎ゼミ(学部二年生)が全体主義の起源を原書で購読するというもの。「帝国主義」を精読・解読していくとのこと。大学生協で原書と訳本(みすず書房のもの)を購入し、来年度に向けて予習し始めたところです。難しいでし。(*_*)
182考える名無しさん:2009/01/29(木) 05:36:13 0
ハイレベルなことやってるな
183考える名無しさん:2009/03/26(木) 18:22:42 0
完訳カント政治哲学講義録 (単行本)
ハンナ・アーレント (著), ロナルド・ベイナー (編さん), 仲正 昌樹 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/dp/4903145387/

184考える名無しさん:2009/05/20(水) 11:34:46 0
>>183
こっちのほうがよい訳。
http://www.amazon.co.jp/dp/4588002007/
185考える名無しさん:2009/06/20(土) 01:53:24 0
仲正 昌樹の「今こそアーレントを読み直す」(講談社現代新書)って、このスレ的にはどう?
アーレント初心者としては、結構面白いというか、納得させられたんだけど。
186考える名無しさん:2009/06/20(土) 02:11:30 0
>>185
この反応なんかが適確かと。
http://thought.air-nifty.com/thought/2009/06/post-e389.html
187考える名無しさん:2009/06/20(土) 02:37:16 0
>>185
レスありがとうございます。
そのblog、ご本人が反論されてますね。
まぁ、とっかかりには良さそうですね。
188考える名無しさん:2009/06/22(月) 17:46:41 0
The Hannah Arendt Collection
http://www.bard.edu/arendtcollection/

The Arendt Center for Ethical and Political Thinking at Bard
http://www.bard.edu/hannaharendtcenter/
189考える名無しさん:2009/09/05(土) 00:24:39 0
定期点検
190考える名無しさん:2009/09/26(土) 16:38:47 O
保守
191学生:2009/10/06(火) 02:01:14 0
人間の活動力=労働・仕事・活動

原文で最初の『活動力』と後の『活動』はそれぞれどのような表記になっているのかご存知の方いませんか??
192考える名無しさん:2009/10/06(火) 02:09:29 0
>>191
人間の活動力=労働・仕事・活動
human activities: labor, work, action
193171:2010/02/01(月) 16:55:05 0
川崎修はよくアレント論を出した。
ほめてつかわす。
194考える名無しさん
保守だ