>>445 うみねこ
>こちらはプログラムを書いてコンピュータで走らせてみるのとはまったく
>異なる実験系が必要になるからな
「自発性」も物理現象の一つなんだろ?
だとすれば自然の法則に従うし
ならばその一連の挙動に関する『論理的表現(アルゴリズム)』は存在するよな。
そのあたりどう考えてるんだ?(ズバっと答えてくれ)
>>454 >ならばその一連の挙動に関する『論理的表現(アルゴリズム)』は存在するよな。
ただし、そのアルゴリズムをシステム外部から記述することはできないのではないか。
今はとりあえずそう考えている。
だいぶ前にシステム自体が移動する能力を有していることが、そのシステムが自我や
意識、クオリアを有する上で必須の要件ではないか、と書いた。これはいくら内部が
流動的であっても植物(独立栄養生物であるために自ら移動する必要がない)や天体(自ら
惑星軌道などを離れて暴れ出すことはない)は自我や意識などを持ち得ない、と言いたいわけだ。
システム自らが移動することのために「動物」は大変なリソースを創造し消費してきたのであり、
個々の動物は独立の系を構成しているのではないか。そのようなシステムにおいては、
その活動アルゴリズムをシステム外部から記述することはできないのではないか、ということ。
お気づきと思うが、サイコロは振ったが最後、どの目が出るかは決まっているが、そのサイコロを
我々が振るかどうかはあらかじめ決まっていない(予測できない)とか、物理学が扱ってきたのは
我々の意識の外部で生じる事象のみであって、我々自身は特殊な立場に置いてきた、そんな
体系に過ぎない物理学が意識を論じるのは傲慢だ、というのも同じことを言いたいわけだ。
>>454 そうだ、2001氏は伊藤正男先生といつも顔を合わせる立場にいるようなことを書いていたね。
先日のソニー・インテリジェンス・ダイナミクス・シンポジウムで伊藤先生は「逆モデル」に
言及しながらその説明はここでは割愛するとおっしゃった。
2001氏には伊藤先生の言う「逆モデル」とはどういうものか、話を伺ってもらえないか?