ナノマシン群のセットによって、知能は発現する

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288うみねこ ◇4PoCtcaPGU
例によってISPのアクセス規制のため、代行発言をお願いしている。

やっと多少まともなコテハン氏が来てくれたおかげで、議論が少し進行したようだ。

「流動的な媒体中でのナノマシン群からなるシステム」というのは本来、生物が
入力に反応するのではなく、まず自発的に行動しその結果帰還してくるフィードバック
情報を収集・処理している、こういうことが可能なのだということを言うためのひとつの
説明だった(に過ぎなかった)のだ。

>>281
> 化学反応は結局エネルギーが低くなる方向へ進んでいくから、
> 高分子を溶媒の中に突っ込むと、各分子が自発的に他の分子と
> 相互作用を始める。
> 外部からエネルギーを加えてやると、反応の仕方がかわって・・・
そうだね。この宇宙自体が、分子が自発的に他の分子と相互作用を始める、すなわち
化学反応性という性質を備えており、そのおかげでその性質を利用する生命は外部からの
情報入力がなくとも、システムとして自発的に活動でき、情報を収集することができるのだ。
これはノイマン型コンピュータには望むべくもないこと。
そして、私の主張は、こういうシステム(もちろん単一のシステム、たとえば単一のニューロンでは
駄目で、ネットワーク構造を形成している必要はあるだろうが)にして初めて、自意識やクオリアを
持ちうる、ということなのだ。

なお、ISPがアクセス規制を受けた機会に、私はしばらくお休みする。では。