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考える名無しさん:
ここに書き込んでいる人のほぼ全員が人権とはどういうものか知らないままお喋りしているようなので、基本的なところを解説しておきます。
人権とは「人間であれば誰でも生まれながらに持っていると考えられる権利」のことです。
子供だろうが、なんだろうが、誰でももっている権利のこと。
したがって、例えば「子供だけの人権」というものもあり得ない。
「子供だけの」なら「特権」というべき。
どんな憲法にも「権利の章典」と呼ばれる部分があって、そこで人権を保障している。
しかし、人権はもちろん歴史的に発達してきたものだから、日本国憲法のようにいつまでも改憲しないと、現在の人権全てを網羅していない。
(典型的なのは、たとえば環境権)
すでにここに人権の矛盾がある。
つまり、本来、「人間なら誰でも」といいながら、人権思想以前の人間は人権をもっていないし、憲法は国ごとに別だから、国ごとに人権が別物になってしまう。
といった基本的な部分を理解した上で議論しましょう。