諸子百家

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1考える名無しさん
語りまくれ
2考える名無しさん:05/03/03 23:32:25
呉起
3考える名無しさん:05/03/03 23:32:55
2ぱんつ
4考える名無しさん:05/03/03 23:34:55
争って鳴くだけ。
5考える名無しさん:05/03/03 23:35:06
呉起は兵家だね。

老荘に関しては他スレがあるので、
このスレでは儒家だとか法家メイン?
6考える名無しさん:05/03/03 23:36:00
荀子を読んだことある人いますか?
7考える名無しさん:05/03/03 23:41:32
8考える名無しさん:05/03/03 23:47:45
墨子の全訳で廉価で手に入るものはありますか
9考える名無しさん:05/03/04 10:30:52
礼記は?
10考える名無しさん:05/03/04 10:43:56
前漢初期の司馬談は諸子百家を六家(陰陽家、儒家、墨家、法家、名家、道家)に分類した。
班固は『漢書』芸文志で、諸子百家を九流(六家に加えて縦横家、雑家、農家)に分類し、
これに小説家を加えたものを十家としている。
さらに、これに兵家を加えたものを諸子百家という場合が一般的である。
11考える名無しさん:05/03/04 17:41:26
日本人は神道に生まれ、儒教で育ち、仏教で死ぬ
12考える名無しさん:05/03/04 20:49:30
>>8-9
ないかも。全釈漢文大系しかないかも
13考える名無しさん:05/03/04 21:14:28
>>12
墨子なら東洋文庫がある。それでもまだ高いが。
14考える名無しさん:05/03/06 01:15:04
>>6
荀子読んだことあるよ。
個人的には孟子よりも荀子の考えの方が納得がいくし、好きだ。
15二酉:05/03/06 01:21:02
>>14
(・∀・)ノシ 激しく同意。
16考える名無しさん:05/03/06 04:15:36
荀子はもっと評価されて然るべき・・・埋もれさせてしまうには勿体無い
17009:05/03/06 12:16:20
創造してみよう
18考える名無しさん:05/03/06 12:19:29
礼で治めるってとこがな・・・
19考える名無しさん:05/03/06 23:28:15

政治家は、「札で治める」ってとこかなっ
20ロウシ ◆SRBroushi6 :05/03/06 23:45:08
荀子の思想は韓非子が大成してる。
評価するなら荀子よりも韓非子かな。

少なくとも、現代の法治国家のシステムの原型は韓非子の思想だ。
21考える名無しさん:05/03/07 00:40:57
韓非子ねぇ。
徳治は現実的に無理だから現実的な法治を選択するわけで、
理想を言えば本当は徳治がいいわけですよ。
現実が追いついていないだけです。

なんか、韓非子の思想は小手先の技術って感じがするんだよね・・・
その法術の現実的効果には素晴らしいものがあるが
どうしても崇高さ、高尚さを感じない・・・。

荀子の場合は法に対して礼があるわけだが、
礼を実践することによって人も成長すると言うのがいい。
ただ、荀子については、礼治という上っ面よりも、
その思想の核となる性悪、偽善の考え方をプッシュしたい。

僕は荀子をマンセーします。
22考える名無しさん:05/03/07 00:51:33
ガリレオよりニュートンかなって言ってるようなもんじゃん
23考える名無しさん:05/03/07 00:52:48
そもそも荀子は韓非の師匠
24考える名無しさん:05/03/07 01:00:29
名家の「公孫竜子」から。

白馬非馬可乎曰可曰何哉曰馬者所以命形也白者所以
命色也命色形非命形也故曰白馬非馬曰有白馬不可謂
無馬也不可謂無馬者非馬也有白馬為有馬白之非馬何
也曰求馬黄黒皆可致求白馬黄黒馬不可致使白馬乃馬
也是所求一也所求一者白者不異馬也所求不異如黄黒
馬有可有不可也可与不可其相非明故黄黒馬一也而可
以応有馬而不可以応有白馬是白馬之非馬審矣

白馬は馬ではない?
25考える名無しさん:05/03/07 21:14:45
韓非子を法治主義のみと考えるのはどうかと思う。
『韓非子(書物のほう)』は前漢の道法思想を思わせるようなものもある。
(解老篇など参照)
なんだかんだいっても面白い話が多いから、韓非子はおすすめ。
ついでに荘子も面白い。
なぜ老子のほうがもてはやされているのかが不思議になるくらい面白いよ。
26考える名無しさん:05/03/07 21:26:09
だって、無為自然に生きたいんですもの
27ロウシ ◆SRBroushi6 :05/03/07 22:51:20
じゃあ、おまえらの好きな諸子百家ベスト3を挙げてみれ
ちなみにぼくはこれ

1 老子
2 韓非子
3 荀子
28考える名無しさん:05/03/08 08:02:46
1 列子
2 荘子
3 老子
29考える名無しさん:05/03/08 15:10:54
好き嫌い言っても仕方がないだろう。
30考える名無しさん:05/03/11 22:26:15
 
31考える名無しさん:05/03/11 22:32:23

1 餃子
2 飲茶
3 八宝菜
32考える名無しさん:05/03/13 14:12:02
論語買ってみたage
33考える名無しさん:05/03/14 18:22:48
法家も、兵家も、縦横家も、老子の虚無の思想から派生したもので、
その演繹であり、応用であるといってもよいものであろうと思う
34考える名無しさん:05/03/15 00:36:46
いま韓非子読んでるよ。哲学って感じじゃなくて政治技術って感じだね。
老子の解説してるあたりはちょっと毛色が違うけど。
35考える名無しさん:05/03/15 00:40:07
政治はセックスみたいなことばかりやってる
36考える名無しさん:05/03/15 19:58:00
>>33
大体の支那思想は孔子から始まっている。
老子(道徳経)自体の成立は結構遅いと思う。
法家はそもそも荀子経由だし。
3733:05/03/15 21:31:14
海音寺潮五郎の孫子からそのまま抜粋しただけなんだけど

荀子経由つっても荀子は法治国家秦を生で見てるよ
38考える名無しさん:05/03/17 19:43:32
>>37
じゃあ海音寺がダメなんだw
そもそも老子という人間がいたかどうかですら怪しいのに。
39考える名無しさん:05/03/17 21:35:23
中国の思想史では、韓非子を中心人物にする法家(政治術)の思想は
老子の思想から出ていると言っている。
40考える名無しさん:05/03/18 02:05:52
んなこたあいいから哲学板らしい話をしようよ。
41考える名無しさん:05/03/18 02:15:07
論証の妥当性と健全性についてどこかに載ってますか?
42考える名無しさん:05/03/19 15:20:30
>>39
確かに韓非子には老子の思想が含まれているし、
前漢の時代には法家と道家がくっついていた時期もあった。
ただ、その老子の思想というものがオリジナルか、ということが問題だろう。
多分道徳経の思想って荘子学派(というものがあれば)から出てるんじゃないかなあ。
43考える名無しさん:05/03/19 20:57:07
史記を読んだことがあるけど、司馬遷は、法家は老子の思想の系統だと言ってたな。
44考える名無しさん:05/03/20 02:31:31
孔子の子孫は未だに続いてるらしいね。
三国志には孔融とかも出てくるね。
孔子以外の諸子の子孫ってどうなったんだろう?
45考える名無しさん:2005/03/21(月) 09:39:44
アンチ孔子運動の創始者は墨子。
でも、彼は儒家出身だから、孔子に頼ってるみたいでちょっと都合が悪い
で、伝説の人物、老子をシンボルとして担ぎ出して来た訳だ

老=ジジイ。年長を敬う部族では、敬意を込めて名の上に老をつけた
結果、老〜氏なる人物は何人でも現れる
高潔な隠者、西方に旅立った呪い師、孔子に礼を教えた役人、単なる物知りじいさん
一つにまとめれば、各方面で大活躍の超人ができあがる

老子の名は儒教に対する大きな武器だったし
虚飾を重んじる儒教に抗うため、質実の思想は便利だった
でも、その質実も、既に墨子が唱えていた
46ローカルルール審議中:2005/04/04(月) 02:49:47
超名スレ
47ローカルルール審議中:2005/04/06(水) 06:25:06
まあリアルタイムでは
儒・墨・楊の三家が三大勢力だったんでしょう。

孔子→文王・武王・周公

墨家→禹

孟子→尭舜

荘子→黄帝もしくはそのへんの五帝

荘子外編→それ以上の三皇
48ローカルルール審議中:2005/04/06(水) 19:25:27
>>47
楊が三大勢力に入るかどうかは知らないがw、
それは富永さんの話かな。
49ローカルルール審議中:2005/04/06(水) 20:18:50
孟子では、墨・楊うぜぇ!ってあったけど
韓非では、儒・墨うぜぇ!だったよね
韓非が楊子派とは思えないから、孟子以降、韓非以前に滅んだのだろう
まあ思想的に見て、教団を形成、維持するのが難しい気がするし

韓非は秦直前の人物、秦直後の漢では孔子派と老子派の戦いになっている
秦の時代、墨家と道家に何があったのだろうか?
50ローカルルール審議中:2005/04/06(水) 20:44:29
>>49
・劉邦が儒家嫌い。
・道家思想が宮廷で受入れられる。

この二点でしょう。

墨家は組織の膨張→分裂
更に焚書坑儒で組織解体になりアウト。
組織が出来ないと墨家はダメなのでそれ以後その思想を受継ぐ者がいない。
故に今に至る。
51ローカルルール審議中:2005/04/10(日) 23:08:19
このスレを見ていると思う
哲学板は西洋かぶればっかなのか
52ロウシ ◆SRBroushi6 :2005/04/10(日) 23:29:29
みたいだね
53ローカルルール審議中:2005/04/10(日) 23:30:11
いや。もれは西洋哲学より東洋哲学の方が好きだよ。
54ロウシ ◆SRBroushi6 :2005/04/10(日) 23:36:56
東洋哲学は論理の段階を踏んでの真理の追求というよりは、
普遍的な真理を矛盾を包括して感じるやり方だと思うから、
イマイチ分かりづらいのかもね。

そんなぼくは東洋哲学マンセーです。
55ローカルルール審議中:2005/04/11(月) 13:43:18
>>49
楊朱は単なる消滅ではなく荘子に発展・変化したという説もある。

>>36
>>42
かつての通説ですね。発掘が進み、老子が史記通りの時代の人物の可能性が高まってきた。
56ローカルルール審議中:2005/04/11(月) 18:44:55
なる
57考える名無しさん:2005/04/28(木) 19:44:10
老・孫・韓のトリオが最強! 孔孟の儒はどーも好かん。
 
       老子(哲学) → 孫子(兵法)
           ↓
          申不害(術)   
            ↓
荀子(礼≒法) → 韓非子(政治学) ← 商鞅(法)
58考える名無しさん:2005/04/28(木) 19:46:11
うっ
×老・孫・韓→○老・孫・韓非
59考える名無しさん:2005/04/28(木) 21:06:58
墨家は3派に分裂した後、1派は秦に最後まで抵抗した
1派は法家に取り込まれ、道教の中に生き残った
1派は西方に逃れ、フリーメイソンになった

俺は孔子も好きだよ
鬼神(死霊)の存在を疑い始めた民衆を前にして
葬儀屋の生きる道を探し続け、時事問題をも取り込んで
ついには、単なるネクロマンシーに過ぎなかった礼に
身分制度の維持という、新たなる役割を与えた
60考える名無しさん:2005/04/29(金) 07:12:59
孔子は好きだが儒家はきらい。

儒家と道家が生き残り、それ以外が消滅したのは
戦国時代の領域国家に適応した思想だったから。
儒家と道家だけが内容を若干修正することで
統一された天下=大帝国に適応する思想になることに成功した。
61考える名無しさん:2005/04/29(金) 14:44:59
法治は律令大帝国の礎だろ。
62考える名無しさん:2005/04/29(金) 20:10:01
墨家は、「兼愛」を説き、任侠道の祖とされている
63考える名無しさん:2005/04/30(土) 09:49:28
戦国時代なら法家は一派として存在できるけど
大帝国が完成してしまうと、ただの技術論になってしまい
思想集団としては消えてしまった。それが法家。
64考える名無しさん:2005/04/30(土) 20:49:33
全ての理由は後からのこじつけと信じる
為政者の気分によっては、法や道の世界もあり得たのだと
(でも、墨は難しいだろうな)
戦乱、束縛、そして戦乱
疲れ果てた人々が到達した結論が、秩序でも解放でも平等でも無く
死への憧れであったとは、思いたくないものだ
65考える名無しさん:2005/05/01(日) 00:42:30
荀子どんが1番だベ(●´ー`●)
66考える名無しさん:2005/05/01(日) 00:58:49
荀子が電車の脱線事故を見たら何と言うのだろうか?
67考える名無しさん:2005/05/01(日) 01:51:53
荀子「うわー、建物にぶつかってるやん」
68考える名無しさん:2005/05/04(水) 09:46:12
「水火には気あるも生なく、草木には生あるも知なく
禽獣には知あるも義なし(王制篇)」
アリストテレスっぽく無い?
69考える名無しさん:2005/05/05(木) 11:29:25
っぽいね。でも動物が全部ダメダメってのは、ぽくないね。
70考える名無しさん:2005/05/15(日) 00:39:12
「これから飛ぶんだ!親よりも高く!はるか南へ
どこへ飛んだのか それは誰も知らない」
のだめカンタービレ第12巻116ページより
71考える名無しさん:2005/05/18(水) 14:26:24
荘子にちょっと興味があるんだが、大著だから時間かかりそう。
内篇読めば大略はつかめるかしら?
72考える名無しさん:2005/05/18(水) 21:00:53
>>71
講談社+α文庫にマンガであるからそれを読みなさい。
興味を持ったら大著に挑めばいいさ。
73考える名無しさん:2005/05/18(水) 22:13:18

隊長 !
74考える名無しさん:2005/05/18(水) 23:13:16
>>71
文庫本4冊分しかない。おもしろいからすぐ読み終わるよ。
おもしろさだけでいうなら内編より
外編・雑編の方が煽りっぽくて単純におもしろいよ。
75考える名無しさん:2005/05/19(木) 15:49:42
話は逸れるんだけど、ロウシさんに聞きたい。
今、図書館から借りた老子を読んでいるんだが、
この思想家怖くない?
水の喩えなんか、全身が震えた(((((;゚д゚)))))ガクガクブルブル
76考える名無しさん:2005/05/20(金) 19:25:30
なるほど、>>75の言葉が正しいとすると
老子は既に、ウォータージェット切断加工の出現を予測していた事になる
第七十八章とか
77考える名無しさん:2005/05/20(金) 20:22:30
>>76
柔よく剛を制するってこと?
78考える名無しさん:2005/05/20(金) 20:51:52 BE:24167243-

79考える名無しさん:2005/06/03(金) 16:05:11
光子をハケーソしてしまいますた
80考える名無しさん:2005/06/04(土) 11:31:12
孔子を乗ーせーてー
81考える名無しさん:2005/06/04(土) 12:46:25
荷馬車が揺れるー
82考える名無しさん:2005/06/04(土) 13:02:07
光子爆弾を開発しますた。



鏡にはね返されてしまいますた。
83考える名無しさん:2005/06/04(土) 13:09:04

84考える名無しさん:2005/06/04(土) 13:12:43

口惜しいので、こちらも鏡ではね返してやりますた。
85考える名無しさん:2005/06/04(土) 13:18:16

そしたら、「幼児的、無責任」と言われてしまいますた。
86考える名無しさん:2005/06/06(月) 23:42:39
少しだけ自分に自信が持てました。
87考える名無しさん
カール・ポラニー