「純粋理性批判」精読スレッド

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717考える名無しさん
>>705
>>716
そこは物自体は認識できないというよりも、人間理性には決して克服する
ことのできない限界(認識の虚偽)が内在しているというニュアンス。
たとえば超越論的弁証論で展開される伝統的な形而上学の批判は、
そうした前提(不可知の物自体が存在する)のもとで遂行されている。

>>707
http://www.nagaitosiya.com/b/kant.html

>>708
「反省的な」→ reflexiv ≒「自己言及的な」
とくに超越論的分析論あたりの記述に限るならば、デカルト流の悟性に偏重した自己内省と同じ。