【追悼】逆襲のフィリップ・ジョンソン【ネタスレ】

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1考える名無しさん
[ニューヨーク 26日 ロイター] 米建築界の巨匠フィリップ・ジョンソン氏が25日夜、
コネティカット州ニューカナーンの自宅で死去した。98歳だった。


ミース・ファン・デル・ローエ(ララア・スン)はナチス政権下のドイツ(サイド6の貧民窟)
でくすぶっているところをフィリップ・ジョンソン(シャア・アズナブル)に拾われた。
「間違い無い。ミースこそ最強のモダニスト(ニュータイプ)だ」
2考える名無しさん:05/01/30 22:47:17
ジョンソンはミースをアメリカ(ジオン公国)に招聘し、イリノイ工科大学(フラナガン機関)
に送り込む。ミースはモダニストとしての才能(ニュータイプとしての能力)を思う存分発揮
して、目覚しい建築(戦果)を次々とモノにする。
「あの白いモダニズム建築が勝つわ」「ミースは賢いな」
3考える名無しさん:05/01/30 22:47:58
しかし、モダニストとしての成長と進化の違いは、いつしか二人の進む道をも違えることになる。
それは非情にも「ニューカナーンのガラス・ハウス」と「ファンズワース邸」という、一見似通った
二つの建築の埋めがたく決定的な差異として現れていたのであった。
孤独と失意の中でジョンソンがつぶやく。「私も、モダニストのはずだ…」
4考える名無しさん:05/01/30 22:49:00
そしてその時、ル・コルビュジエ(アムロ・レイ)もまた、モダニズムの常識をはるかに上回る
異常な進化を遂げていたのであった。
「ええい、ロンシャンの教会は…化け物か?」
5考える名無しさん:05/01/30 22:49:36
時は移りジョンソンはかつての敵と結託して、ポスト・モダニズム(エゥーゴ)に身を投じる。
「AT&Tビル(百式)、出る!」
戦況はモダニズム(ティターンズ)とポスト・モダニズム(エゥーゴ)に、更にレイト・モダニズム
(アクシズ)が加わり、いつしか三つ巴の争いとなっていた。
6考える名無しさん:05/01/30 22:50:13
しかし、一方でジョンソンはポスト・モダニズム(エゥーゴ)に対する違和感も感じていた。
マディソン・スクエア・アベニューにそびえ立つAT&Tビルを見上げるジョンソンの脳裏によぎるのは、
かつてミースの描いた一枚のスカイスクレーパーのスケッチ。ジョンソンはポスト・モダニズムの
さ中にあって深く傷つき、混乱していた。
「ミース、私を導いてくれ…」
7考える名無しさん:05/01/30 22:50:58
さらに時は移る。そして、ジョンソンは「ディコンストラクティビスト・アーキテクチュア」の
プロデューサーとして建築界に再び姿を現した。
「ディコンストラクティビズム」
人が建築=構築という重力に魂を縛られた考えに固執し続ける限り、本来我々を取り囲む
空間とは異質なもの、物質的な錯誤を地球上に撒き散らし続け、環境は悪しき誤りで
満たされてゆくことになるという。
8考える名無しさん:05/01/30 22:51:32
「潰しはしない。建築にはちょっと休んでもらうのさ」
「建築全体をニュータイプにする為には、誰かが建築の業を背負わなければならない」
「私、フィリップ・ジョンソンが粛清しようというのだ」
「行けぃディコンストラクティビズム! 忌まわしき記憶とともに!」
9考える名無しさん:05/01/30 22:52:10
今や、ジョンソンを突き動かしているのは、ただ、構築に対する破壊の衝動のみ。
「この温かさを持った構築が、地球さえも破壊するんだ! それをわかるんだよ!」

この狂乱の建築潰しで、ジョンソンは一体何を消し去ろうとしていたのであろうか。

ジョンソンは心を許す人の前ではこの様な言葉を漏らしていたという。
「ミース・ファン・デル・ローエは、私の母になってくれたかもしれない建築家だった」 と。

==========合掌==========
10シャア板住人:05/01/30 23:00:36
このネタは向こうじゃ受けないのかな?
かなり的確でワラタ
111:05/01/30 23:05:03
>10
サンクス。
デコンを誤解してる人って多いから…特に建築畑。
12シャア板住人:05/01/30 23:09:01
>>11
コルブの扱いがいいよな
131:05/01/30 23:12:32
ども。馴れ合いはこの辺で…
14考える名無しさん:05/02/05 02:44:53
星座早見表ほしいです。
15考える名無しさん
いつか一緒に…。