周易(中国哲学中珍しく抽象的な哲学)

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1考える名無しさん
具体的・現実的な中国哲学の中で珍しく抽象的な部分も有する周易
について語り合おう。
ただし占いのぐだぐだしたとりとめのない話題は結論がでないので
禁止。易学史、哲学的話題にしぼること。
2考える名無しさん:04/11/07 21:12:52
そこで易姓革命ですよ。
3考える名無しさん:04/11/07 21:14:59
もしかして昔、「哲学としての易経を語ろう」をやってた人?
4ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/07 21:23:27
易、興味ありまーす。
いろいろ教えてくださーい。
5考える名無しさん:04/11/08 03:08:41

                   ∧,, ∧
                   (`・ω・´)  私が5ゲトいたしました!!
                     U θU
                 / ̄ ̄T ̄ ̄\
                |二二二二二二二|
                |        |
パシャ パシャ  パシャ パシャ パシャ  パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ
   パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ  パシャ パシャ パシャ  パシャ  パシャ
 ∧_∧      ∧_∧     ∧_∧  ∧_∧    ∧_∧     ∧_∧
 (   )】      (   )】    (   )】 【(   )    【(   )    【(   )
 /  /┘ .   /  /┘.    /  /┘ └\ \   └\ \   └\ \
ノ ̄ゝ     ノ ̄ゝ      ノ ̄ゝ     ノ ̄ゝ    ノ ̄ゝ     ノ ̄ゝ
6考える名無しさん:04/11/09 15:54:07
まずは>>1
責任をもって
ひととおり語れ。
話はそれからだ。
7ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/11 12:55:31
とりあえず周易の説明です(コピペ)。

周易とは伏義、周の文王、周公、孔子によって大成された。
陰陽二気を根元とし万象の変化を考えこれに基づいて宇宙を統観し、
人事を治する学問である。
最初伏義が“先天八卦”を創りだし、その八卦を重ね六十四卦にした。
後に周の文王が“後天八卦”に作り替えた。
京房はさらに、六十四卦を八宮(乾、兌、離、震、巽、坎、艮、坤)に分け、
一宮は八卦を率いる。
また卦の爻に干支、五行及び六親等様々な物を含み
世の中の様々なことを包容し、これによって卦を判断する。

ぼくも周易は勉強中の初心者です。
つっこみよろしくお願いします。
8考える名無しさん:04/11/11 12:59:36
武内義雄『中国思想史』 岩波全書
が、古いがコンパクト。
9考える名無しさん:04/11/11 13:05:22
占いで政治を行なうことはよいことです。もちろんそれは当たればの話ですが。
10ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/11 14:40:47
まず基本的な陰陽二元論から、伏義に習っていきましょう。

まず、
易     陰 陽
人     女 男
デジタル   0 1
議論    反対 賛成
2ch哲学板 人哲 学哲w

まだまだあります。
この世は二つに分けて考えるのか?
そうではありません。
誰がどうしようと二つに分かれるのです。
じゃあもう一方、つまり陰なら陰、陽なら陽はどうなるのか?
それは陰がさらに陰陽と分かれ、陽もさらに陰陽と分かれます。
11考える名無しさん:04/11/11 20:44:05
明治という元号の出典は易経であるという。大正・昭和・平成の出典は何で
あろうか?
12ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/11 20:48:37
つまり、少陰、老陰、少陽、老陽です。
これを四象と言います。

って説明的なことばかりで哲学してないじゃん……

じゃあフィリップ・K・ディックのマイノリティリポート(原作ね)を例に話してみます。
3人のプレコグ(予知能力者)のマジョリティリポート、つまり一人以外の二人の報告で、
主人公は殺人の嫌疑をかけられるわけなんだけど、ネタバレして申し訳ないんですが、
実はこの3人のプレコグの報告は全部当たっているのです。
つまり、主人公が殺人をしようとした報告と、そのあとにそれを取りやめた報告、
そして最終的に殺人を犯す報告が存在しているのです。
という事は、時系列こそ違うものの3人のプレコグは真実の予知報告をしているという事です。

それがなんで周易と関係あるんだよというお話になるのですが、それはまた次の機会に……
13考える名無しさん:04/11/11 20:49:13
「平成」:【史記】から「内平外成」、および【書経】から「地平天成」
「昭和」:【書経】から「百姓昭明、万邦協和」
「大正」:【易経】から「大享以正天之道也」
14ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/11 20:50:02
>>11
何なんでしょうね?
ぼくは知らないです。
15考える名無しさん:04/11/11 20:53:38
易に大極あり、これ両儀を生ず。両儀は四象を生じ、四象は八卦を生ず。
16考える名無しさん:04/11/11 22:12:39
八卦よ〜い 残った残った・・・って、混ぜっ返しててもしょうがない。
周易と呼ばれるが、実際にはどの程度遡れるテキストなのだろうか?
「易」はトカゲの象形で、色を変ずるところから変転きわまりないことを示す意になった、と
言われるが、易にたづさわる人々(古代の知識人だったんだろう)はトカゲ呼ばわりされて
別に気にならなかったのだろうか?
17ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/11 22:22:55
>>16
トカゲっていうよりもヤモリですね。
ヤモリの優れた自己防衛本能が、古代人には未知の力が働いているように見えたんじゃないですかね。
で、中国では爬虫類の一部が縁起がいいものらしいので(白蛇、龍など)その辺はどうなんでしょ。

良スレを目指したいのでage
18和炉太:04/11/11 22:26:09
   〉@ニニニニ)     
   `r―‐'  `i     | /  \ :::::::::|
   ⊆'  ~ |  |.      | =・- =・-  :::::|
   `ー┬'.>‐<.     | ⌒・・ ⌒ ヽ9) 
     「l.只7^>、    ヽ  三   ノ   良すれ!!!
    /.|〈V 〉| |        ;;;;;;;;;;ヽ  
    / .| `'´ | |    / ,| :/ /;;;;;;;;;;;;;;;;|
   / /|===Eニ)    EE§/;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
   ◎∠ニニ .∽∽∽∽∽ {_;-‐‐;;;;;;;;;/
     |   |       | /    /
19考える名無しさん:04/11/12 01:13:09
とりあえず王家台秦簡『帰蔵』と
上海博物館新収楚簡『周易』と
馬王堆帛書『易伝』とについて
ロウシの意見を述べよ。
20考える名無しさん:04/11/12 01:21:09
「孔子暗黒伝」と「暗黒神話」は大好きです。
21ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/12 02:43:28
>>19
あのね、まだ勉強始めたばかりなんだから、
そんな学術的な底本について、なんだかんだ言えるわけ無いでしょ。
ぼくのテクストは「易経上下巻 高田真治 後藤基巳 訳」です。
だから底本は阮刻十三経注疏本になります。
もう、これぐらいしかわかんないです。
22ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/12 12:23:28
age
23考える名無しさん:04/11/12 14:58:26
易経うちに有ったな 読破なんかもちろんしてませんけど
24考える名無しさん:04/11/12 15:30:34
>>12
この話の続きを聞いてみたいのですけど。
25考える名無しさん:04/11/12 22:27:02
>ぼくのテクストは「易経上下巻 高田真治 後藤基巳 訳」です。
じゃあそれを使って、がんばって「哲学的話題」とやらを語ってね(はぁと
26ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/12 22:31:37
>>24
お、ありがとうございます。
クソスレになる所だったこのスレにお客さんがついてますね。
ではご期待にお答えして。

>>12の話の前に易の基本的な説明を。
陰陽を記号で表すと以下のようになります。
- - ← 陰
--- ← 陽
これを上下に重ねます。
- -
- - 老陰

- -
--- 少陰

---
- - 少陽

---
--- 老陽
これで四象です。で、ここから八卦が生じます。
陰陽を何に当てはめるかで易の解釈は変わってくるものですが、
だいたい当てはめはハズレる事は無いので八卦ぐらいならぼくでも読めそうです。

で、これがどんな風に>>12とつながるかと言うと……
あ、やべ、時間が無い。というわけでまた今度!
27考える名無しさん:04/11/12 23:58:33
>>19に挙げられたテクストが、今のところ最古のものかな?
28考える名無しさん:04/11/13 00:09:13
連山は?
29ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/13 00:10:16
とりあえずさ、みなさんage進行でいきましょうよ。
30考える名無しさん :04/11/13 00:34:50
 新参者ですが失礼します。てか、僕個人は道家思想が好きなシロウトなんすけど。
 哲学板に東洋思想自体が少ないような気がする。そんなこたない?

 まァそれはどーでもいいんですが、易学って、それこサ老子42章あたりが思いっきり
 関係ありそうですねェ。
31ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/13 00:44:25
>>30
「万物は陰を負いて陽を抱き、沖気以て和を為す」ね。
もちろんそうなんだけど、ここではスレ違いね。
すんませんね。
32Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ :04/11/13 00:56:06
しかし、『易経』の著者(の一人)は孔子だったりするんだけどね。
33考える名無しさん:04/11/13 01:19:51
この板のマジなスレでage進行は珍しいな。まぁ、さっきsageてしまったのでageますよw
34考える名無しさん:04/11/13 02:46:52
老子はまじないやだったんですよね
35考える名無しさん:04/11/13 03:34:01
>>34
文官じゃなかったっけ。
36ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/13 13:06:00
というわけで、易においては陰と陽が複雑に絡みあう形で、
事象が形成されるのがわかると思います。

そこでマイノリティ・リポートに戻るのですが、
主人公はリポートを直接見ることの出来る立場にいました。
つまり、最初の報告である、「自分は殺人を犯す」という報告を読んで、
殺人は犯さないようになります。
しかし、それすらも報告されており、
その「自分が殺人を犯さなかったらもっと酷い目に会う」という報告を読んで、
結局は殺人を犯してしまう訳です。
で、最終的に「殺人を犯した」という報告もしっかりとされているわけです。

つまり、これらはパラレルワールドの形成です。
ぼくたちはいくつものパラレルワールドに住んでいます。
ぼくたちのいまの環境は先人達の選択の結果にあるのです。
そして自分自身の選択の結果も関係しています。

ぼくたちの人生においての選択は普通2択です。
3択や4択の時もあるでしょうが、その選択が重要になればなるほど2択になってくるはずです。
その選択を済ますと、また選択を迫られます。
選択をする度に、その都度パラレルワールドが形成されます。
古人は重要な選択をする際に易を使いました。
それは、これからのパラレルワールドの行く末を知る為です。

では、その易の結果は当たっているのでしょうか?
ある選択においては当たっていると言えることもあり、
また、ある選択においてはハズレていると言えるかもしれません。

ぼくたちは重要な局面に立った時、重要な選択を迫られるはずです。
その選択を自分の意志で決めるのは決して簡単なことではありません。
その決断の負担を、少しでも和らげるのが易であると思いました。
37ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/13 19:16:17
age
38考える名無しさん:04/11/14 04:31:25
俺は哲学という営みがどういうものなのか、未だによく分からない。
ましてや西洋哲学と東洋哲学の違いや、どちらが優れているか、
どちらが正しいのかなどということは皆目分からぬ。
しかし易の原典の注釈などを解読している。解読をしていると
段々面白くなってくるのである。それが哲学の面白さなのか、
それとも解読することが面白いのかよく分からない。
西洋の哲学原典を読む人だって同じような感想を持つ人は
多いのではないだろうか。
易などは要するに人の道を語っているのだが、古人のそうした
考え方を解読するのが面白いのだ。哲学が何かとかそんなこ
とより考え方の面白さにつられて解読するという感じである。
39考える名無しさん:04/11/14 04:41:43
易は形、姿(象)を見るからね。綜合の方向だね。
40くらひと【怒りmin】 ◆ncKvmqq0Bs :04/11/14 07:51:40
あちこちで本を読むと言っているのですが。
取り敢ず、今日も千秋楽が有りますね。
席を取って貰ったのだけれど。
結局は行けませんね。
41考える名無しさん:04/11/14 13:25:22
ぼくたちの人生においての選択は普通2択です。
3択や4択の時もあるでしょうが、その選択が重要になればなるほど2択になってくるはずです。
その選択を済ますと、また選択を迫られます。
選択をする度に、その都度パラレルワールドが形成されます。
古人は重要な選択をする際に細木数子を使いました。
それは、これからのパラレルワールドの行く末を知る為です。

では、その細木数子は当たっているのでしょうか?
ある選択においては当たっていると言えることもあり、
また、ある選択においてはハズレていると言えるかもしれません。

ぼくたちは重要な局面に立った時、重要な選択を迫られるはずです。
その選択を自分の意志で決めるのは決して簡単なことではありません。
その決断の負担を、少しでも和らげるのが細木数子であると思いました。
42ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/14 18:26:49
荒らすならついでにageとけよ
43考える名無しさん:04/11/14 21:12:19
つうか>>41の言ってることとロウシの言ってることって、同じレベルだろ。
ロウシは易を好きなのかも知んないけど、デタラメなホメ方された易はいい迷惑。
44考える名無しさん:04/11/18 14:42:25
>>36
マイノリティ・リポートはパラレルワールドと言えるでしょうか。
45たーちゃん ◆b5.0SF1OyQ :04/11/18 22:52:44
中国は西洋哲学研究でもカタチになるものを求める傾向が強いようですね。
http://www8.plala.or.jp/sineratione/diary/20020112.html
46Ar=As-Ab/As:04/11/27 05:49:19
タロット占い/占い運命鑑
http://www.unnmei.com/tarot.html
スレが沈みそうになったら占いませ。
47考える名無しさん:04/11/27 22:13:28
ロウシ氏に反論してほしい。
48ロウシ ◆SRBroushi6 :04/11/28 03:47:14
この板は東洋哲学には反応が薄いようなので、
名無しでいく事にした。
いつの日か東洋哲学の論議が活発化したら、
このコテ使ってみますわ。
49Ar=As-Ab/As:04/11/28 04:31:19
>>48
そんな事無いですよ。では、一丁行きますよ!
「   」「乾」 「 坤 」 「 震 」 「 巽 」  「 坎 」  「 離 」  「 艮 」  「 兌 」
「自然」「天」 「 地 」 「 雷 」 「風(木)」 「水(雨)」 「火(日)」 「 山 」  「 沢 」
「人間」「父」 「 母 」 「長 男」 「長 女」 「 中男 」 「中 女」 「少 男」 「少 女」
「属性」「健」 「 順 」 「 動 」 「 入 」  「 陥 」  「 麗 」  「 止 」  「 説 」
「動物」「馬」 「 牛 」 「 竜 」 「 鷄 」  「 豕 」  「 雉 」  「 狗 」  「 羊 」
「身体」「首」 「 腹 」 「 足 」 「 股 」  「 耳 」  「 目 」  「 手 」  「 口 」
「方角」「西北」「西南」 「 東 」 「東 南」  「 北 」  「 南 」  「東 北」 「 西 」
えー、私は「中男」、「豕」、「耳」は良い方、ですし「坎(悩み)」、に「陥」入りやすい方です。
50考える名無しさん:04/11/28 12:52:18
中国思想でまともなのは老荘思想くらいだな。

孔子系のは朱子学にしろ陽明学にしろ権力万能主義みたいな感じで、天がどうのこうのというばかりで論理的とはいえない。
51考える名無しさん:04/11/30 23:04:16
朱子学ってのは、老荘なんぞよりはよっぽど精緻な形而上学だと思うのだが?
それを結果だけ見て「権力万能主義」としか理解できないのは、可哀想だね。
52Ar=As-Ab/As:04/11/30 23:32:49
冀臨児だと嬉しい・・・。
53儒者:04/11/30 23:45:44
老荘思想=虚無寂滅の教え
54考える名無しさん:04/12/01 00:22:54
儒学はどちらかというともともと現実的な教えだったが、朱子学により
儒学の形而上学的部分である易の理気二元論が精密に解釈され理論付けら
れたので理論的に精密となり深くなった。
もちろん朱子学が起こる背景には禅や老荘思想の形而上学の影響がある。
だから朱子学は精密な解釈学なので十分論理的である。
老荘のように茫漠たるものに比せば理気二元論という確固たる理論を持つ点
では老荘より精緻であるとはいえるかもしれない。しかしだからといって
どちらが優れているともいいがたい。ともに影響しあっているからである。
権力万能主義というのは朱子学の運用によって生じた弊害で、すなわち
中国・朝鮮の科挙試験のテキストに選ばれたり、江戸幕府が寛政異学の禁
で朱子学以外の儒学を講ずるのを禁止したために権力と結びついたと考え
られただけで、朱子学の内容とはあまり直接的な関係はない。
もっとも朱子学が選ばれたのも、朱子学が儒学を中興させた精緻な学問で
あったからであろう。
55考える名無しさん:04/12/01 01:40:54
まァ道家からすれば、周易も理気二元論も作為に過ぎないんでしょう。
作為は否定の対象か・・・。
56Ar=As-Ab/As:04/12/01 19:36:11
発見をして、しまった・・・。
近衛→甲→木の兄→東の意味なのか?
木克土と言うから、人民を防ぐとか?
木生火と言うから、戦乱を招くとか?
金克木と言うから、賄賂に弱いとか?
57Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ :04/12/01 23:23:17
孔子が著者(の一人)である易のスレで、老荘思想の話はスレ違いだ。

>>56
なんだい、そりゃ? 水之江滝子は壬→水の兄か?
たしか背中に大火傷を負って、結婚を諦めたんだよね。
58考える名無しさん:04/12/21 22:33:38
保守
59kurahito ◆XEF65wQsug :04/12/23 12:22:39
>>57
そうそ、そんな感じで盛り上げて下さい。
ベタだけど、易の水とタレスの水を比較して観ましょう。
それから、藤崎がジャンプで遣っている「waq-waq」て云う連載に就いても。
60考える名無しさん:04/12/28 13:00:49
『太一生水』を忘れてないか?
61考える名無しさん:04/12/30 19:11:58
>>60
島根大教育学部の竹田先生の「郭店楚簡『太一生水』釈文」を読んだけど、

「まず太一が水を生じる。次いで、水は「太一を輔け」て天を生成する。
天は、やはり「太一を輔け」て地を生成する。・・・・・・」

まず天地を生むのでは無く、水を生むという考え方は新鮮だったし、
その水が太一による生成の触媒として働いているのにも驚いた。
これまでの宇宙生成論とは違った思想が見受けられて、とてもおもしろかったよ。
62考える名無しさん:05/01/02 00:57:29
『太一生水』は、戦国中期の段階では『老子』の一部だったのが、
整理の過程で除外されて現行本『老子』に入らなかったものだと
思うんですが、別の可能性って誰か唱えてますか?
63kurahito ◆XEF65wQsug :05/01/02 21:05:41
○記紀神話における神々と四魂の顕現(みあれ)

*荒魂 地→ スサノヲノミコト→  行・陽
*和魂 水→ ニニギノミコト→   知・陰
*幸魂 火→ コノハナサクヤヒメ→ 情・陽
*奇魂 風→ ニギハヤヒノミコト→ 意・陰
*直日魂 空→造化三神
64kurahito ◆XEF65wQsug :05/01/03 13:45:39
もの凄い勢いで誰かが質問に答えるスレ3
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1104305593/53

53 名前:考える名無しさん[sage] 投稿日:05/01/03(月) 13:14:08
>>46
「『金』で人の心が買える」という言葉が物議をかもしたけど、
金=自分の利益とするなら、それになびく人間はけっこういるように思う。
だから、金で人の心は買える可能性は十分にある。

自分の胸に手を当ててみても、自分の都合から、心(自尊心)を売らなかったとはいえない。

だが、ときどき、借金したけど離婚しないといった夫婦もいる。
たとえば、かつみ・さゆりのように。この場合、情が移っていて、金、利害関係を超えたのだろう。

御題でーす。
65考える名無しさん:05/01/27 19:55:01
易経とは何か?
変化の書である。
自然を支配する道(tao)の変化は陰陽の機微な動きによって成り立つ。
古代人は道を研究し、六十四卦を我々に遺した。否、託した。
易経は、AかBかの二者択一のギリギリの選択に迫られたときに我々の歩む道を指し示す。
易を軽んじて使うのならば、註釈に書かれている如く、良い結果を生まないだろう。
易は、ギリギリの選択に際し、誰も当てに出来ないときの相談相手なのです。
66考える名無しさん:05/01/27 20:23:10
・・・つかさ、

易経で言う陰陽というのは、
それが陰だとか陽だとかではなく、
陰陽循環するものの、現在の相が、
陰だとか、陽だとかじゃなかったっけ。

物事の判断に迷ったとき、
現在の状態、陰陽を調べて、
次に移行する状態を知ることで、
正しい判断を下そうというのが、
易経じゃないの?
67考える名無しさん:05/02/14 22:42:05
>>66
違うよ。
68考える名無しさん:05/02/25 10:09:08
漢の時代には占いを排した思索的易が行われていたらしい
易経って儒教の経典なんだよね。なんであんなキリスト教と
並んで理屈っぽい宗教のカノンなんだろ?
69考える名無しさん:05/03/03 17:43:12
>>10
易経に詳しくはないんだけど、
デジタルは、奇数と偶数じゃないの?
70ロウシ ◆SRBroushi6 :05/03/03 19:43:35
>>69
正確に言うと、デジタルはONとOFFなんだけどね。
71考える名無しさん:05/03/09 06:09:48
ロウシ。死は陰陽に入る?
生で観測できるものだけが二分されるのか?
72ロウシ ◆SRBroushi6 :05/03/09 07:38:25
>>71
いい質問ですね。
恐らく、陰=死、陽=生、で解釈できるはず。

人の一生は、その生涯をかけて陽(生)から陰(死)に移行する過程で、
小さな出来事(陰陽)に数多く触れる。
ぼくたちはその一生の終わりの準備の為に、そして死への覚悟の為に、
日々の陰陽の移り変わりを学ぶべきである。
7371:05/03/09 18:07:59
個人的に良スレ。易経に興味もった。

陽が生で、死が陰というのは、自分もそう解釈しましたが、
それだと陰の中の陽(少陰っていうのか?)、死の中の生がわからない。
大極の中が生で、大極の外が死ではないのですか?
74考える名無しさん:05/03/09 18:16:42
どうせ適当に言ってんだからどっちでもいいだろ
75ロウシ ◆SRBroushi6 :05/03/09 20:47:45
>>73
ぼくも死の向こう側は見えない。
まず考えないといけないのが、ぼくたちの立ち位置だ。
ぼくたちはこの世(陽)の世界の住人であって、
あの世(陰)の世界の事はみじんもわからない。

そこでまず、この世のことを考えてみよう。
そうすれば、時間がかかるかもしれないけれど、
おのずとあの世の世界が見えるようになるかもしれない。

それでも納得がいかないようであれば、死を睡眠と置き換えてもいいんじゃないかな。
それを例にとってみると、ぼくたちは毎日死んでいる。
陰が陽に遷り変わるように、眠も起へと遷り変わる。
あなたはその眠(陰)の中で陰陽を感じるかもしれない。
それが夢という現象なのか、そうでないのか……
だから、人の死も同じことが言えるのではないかと思う今日この頃。
76考える名無しさん:05/03/09 21:12:16
活動から睡眠、睡眠から覚めるのはわかる。けど死ねば生き返らないだろ。死は不可逆。
命を二分したのが生と死。子供を産む事象が死から生への遷り変わりなら、
個では内包できないんだな。

陰の中の陽が夢というのは納得した。
77ロウシ ◆SRBroushi6 :05/03/09 22:58:00
>>76
死からの次のステップが生き返ることとは限らない。
それは転生か、はたまた極楽浄土か、それは死んでみなければわからない。

>命を二分したのが生と死。子供を産む事象が死から生への遷り変わりなら、
>個では内包できないんだな。
その通り。
個で内包できるものじゃない。
親から子へ、そして孫へ、これも陰陽の流れ。
78考える名無しさん:05/03/10 06:11:08
>>77
生に戻らないのだから、と思ったが、
例えば、次の日の朝が晴れではなく、雨や曇りの朝だということがあるから、と少し納得。
違った生になるんだろうな。わからないけど。

素人のままじゃ質問ばかりになるから、今日本屋で探してみる。
知識ないから当てずっぽうだし。
79ロウシ ◆SRBroushi6 :2005/04/06(水) 23:12:41
保守
8059男:2005/04/13(水) 00:21:40
中国人街頭インタビュー。
「なまいきな日本なんか、もう一度、原爆を落として滅ぼしてしまえ。」
81西南:2005/04/15(金) 22:21:44
死後も事も、周易には書いてある。
生まれ変わりのことも・・・・
そして生まれ変わらず、永遠の生、を得るためにどうしたらよいかも・・・


又この世で、富を得る方法、幸せになる方法・・・鬼神を味方に付ける方法まで、全てが書いてある、
後は其れを読みとる事が出来るか、ですね・・・

82考える名無しさん:2005/05/09(月) 02:16:31
王弼 226-249 最高age
83考える名無しさん:2005/05/19(木) 11:51:16
無理やり分りやすい例にこじつければ、陽中の陰は例えばアポトーシスだな。
8484:2005/05/19(木) 11:53:07
代謝とかもそうだと言えば言えないこともない。
8584:2005/05/19(木) 11:59:24
あるいは、小陰をシュヴァルツシルド球に、小陽をホワイトホールにこじつけることも。
86考える名無しさん:2005/06/02(木) 23:07:02
>死後も事も、周易には書いてある。
>生まれ変わりのことも・・・・
そいつはスゲェや。
仏教以前の中国に「生まれ変わり」の概念があったんだね。
それは『周易』の一体どこに書いてあるんだい? (w
87考える名無しさん:2005/06/07(火) 10:44:40
書いてねえよw
88西南:2005/06/29(水) 12:09:16
>仏教以前の中国に「生まれ変わり」の概念があったんだね。
それは『周易』の一体どこに書いてあるんだい? (w

>書いてねえよw


ん?? マジで言っているの??
あんたらホントに周易読んでいるの??


89考える名無しさん:2005/07/12(火) 23:47:50
>>88
いいからとっとと「どこに書いてある」のか言ってみろよ。
言えないだろ?
だって『周易』にはどこにも「生まれ変わりのこと」なんか
書 い て な い ん だ か ら な(w
90考える名無しさん:2005/07/27(水) 23:27:11
>西南
あんたホントに周易読んでるの??
91梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/07/27(水) 23:36:50
「連山」「帰蔵」に書いてある!

                   と、主張し出すに貝殻十朋。
92考える名無しさん:2005/08/07(日) 00:36:44
もう二度と来ない、に筮竹50本。
93考える名無しさん:2005/08/16(火) 07:11:41
>>91
滅んだじゃん
94考える名無しさん:2005/08/16(火) 22:05:13
>>94
「帰蔵」はこないだ発見された罠。
「生まれ変わり」のことは書いてなかったけどなw
95考える名無しさん:2005/08/16(火) 22:11:30
>>94
帰蔵って発見されたんですか?
断片は昔から伝わっていたという話をきいたことがありますが。

帰蔵の卦名を見たいのですが、何か公刊されていますか。
詳しい方だれか教えてください。
96梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/08/16(火) 22:19:49
>>94
ほんとかよ!すげえ興味ある。
ヤパーリ坤を最尊とする構成なのだろうか?
97梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/08/16(火) 22:33:39
>>94
検索しても出てこん。ガセっぽいな・・・・・・・・・・・・。
                                ('A`)
98考える名無しさん:2005/08/17(水) 00:01:02
「漢魏叢書」っていうシリーズに収録されている『三墳』または『三墳書』と
いうものの中に収録されているのかな? 詳しいことはよく分かりません。
誰か確かめてください。
上海で出版された『漢魏叢書』(涵芬樓萬暦刊本影印、民國14、全40冊)の
中の第1册が晉阮咸註の「古三墳1卷」。
99考える名無しさん:2005/08/17(水) 10:25:51
ほれ↓
ttp://www.frelax.com/sc/review/html/2/XCJB128212c1.html
ちなみに1993年に出土した秦代の竹簡、らしい。
100梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/08/17(水) 20:31:24
>>98-99
情報トンクス。
ttp://www.let.osaka-u.ac.jp/chutetsu/sokankenkyukai/kakuten.html
てっきり「郭店楚簡」のことかな?と、思ってここをくまなく見たが、無いじゃん。
「王家台秦墓」と、言うところから出たのですね。

>>95
ttp://taotie.let.hokudai.ac.jp/professor/kondo.html
ここの先生が帰蔵の論文を書いてるらすいですね。パンピーが見たけりゃ
どうすればいいのだろう?
101考える名無しさん:2005/08/17(水) 20:44:15
科学としてはともかく、
小説なんかの虚構の設定としては、
かなり胸が躍るのな、これ。

中国って、そういうのが、
やたら多い。
102考える名無しさん:2005/08/17(水) 23:00:17
>>100
免許証でも何でも持って、近所の大学の図書館あたりに行け。
103梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/08/17(水) 23:03:12
>>102
医大でも構わんのか?
104考える名無しさん:2005/08/18(木) 01:32:49
とりあえずその論文は、これだけの図書館に入ってるみたい。
どれか一つでも>>103の近所にあったらいいね。
ttp://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BA56693856
105梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/08/18(木) 19:19:37
>>104
ありがとう。よく見たら、研究者の間だけで使うような文献じゃなくて、普通の本に
なってたのですね。近所の図書館に借り寄せてもらって見てみます。

なにげにこの板は親切な人が多いでつね。さすがは知ることを愛する板の住人です。
お礼に読んだらレポートしまつ。
106梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/08/31(水) 19:10:55
あれから11日経つが図書館から連絡こねーなぁ。
107梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/09/04(日) 15:59:41
「楚地出土資料と中國古代文化」キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!

ざっと読んだ限りでは、要するに

・各卦に占例がもれなくついている。
・亀卜と筮の併用を前提にしている。
・内容的に周易より少々雑駁で洗練されてない。卦の名前もちょっと違う。

と言うかんじですね。

亀卜を行った場合の「卜辞」というのが付いてるのですが、
これは周易にも漢代の頃には付いていたそうです。

108考える名無しさん:2005/09/12(月) 00:57:23
「生まれ変わり」のことは書いてあった?
109梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/09/12(月) 07:27:17
>>108
とりあえず無い。

各卦に「昔、○○に関して××が占って△と判じた」という占例が付いてますが、
それにもしかしたらあるかもしれない。まずないとは思うけど。
この論文に全部の卦を網羅してるわけでないので、無いとは言い切れないけど。
110考える名無しさん:2005/09/13(火) 16:46:14
三浦梅園が展開させてるよね
111西南:2005/09/23(金) 10:49:19
遅レスごめん。

>89,90

なぜ、乾為天に龍がでてくるのか、坤為地で牝馬がでるのか。
上経が離為火で終わり、下経が沢山咸で始まるのは何故か、
既済に牛がでて、未済に狐がでてくるのは何故か。・・・

これはヒントのホンのひとつですが・・

易経の文字を読み、文を読むだけでは、何も分からない。
易経そのものを読めばわかるのに・・・・・

例えば豫は陰茎勃起の卦だというように・・・・



112梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/09/23(金) 18:44:42
>>111
>なぜ、乾為天に龍がでてくるのか、坤為地で牝馬がでるのか。
>上経が離為火で終わり、下経が沢山咸で始まるのは何故か、
>既済に牛がでて、未済に狐がでてくるのは何故か。・・・

あー、それは解るからどこに「生まれ変わり」を前提にした記述があるのか
言ってごらん。「西南」のハンドル使うなら西南らしく己一人高しな言い方しないで、
ちゃんと「西南」に説明してくれたまえ。
113考える名無しさん:2005/09/24(土) 18:41:45
中国の事と言ったら諸星大二郎の『孔子暗黒伝』くらいでしかイメージ湧かないんですが…
あんまり古い話で申し訳ネ。m<_ _;>m

でも漢字好きな人にとっては美的にも中国の古典書物(『易経』とかも)の文字読めるんだろうなぁ。
(単に呪文の羅列なんじゃなくて、それなりに合理的な思想の表現のはずなんだからね)

中国古典書物(漢籍?)、そういった記述文字の関係からも感覚として読める人居るんかしらん…。
(つい記入しちゃって申し訳ないっス)
114考える名無しさん:2005/09/24(土) 19:33:16
呪文なんてものは易には何ら書いてありません。
もっとも、竜とか想像上の生物も登場しますが、だからといってファンタジー
のようなことが書いてあるわけでもありません。結局抽象的な哲学が書いてある
としかいえませんね。

特に孔子が書いたと擬される繋辞伝という論文は易の宇宙論を示しています。

現代語訳がいくつか出ているのですぐにその内容を読むことはできます。
115梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/09/24(土) 23:04:35
>>113
>記述文字の関係からも感覚として読める人居るんかしらん…。

易経の少し詳しい解説書は、普通にそこまで解説してるよ。
116梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/10/03(月) 21:19:57
>>111
逃げたな。
117考える名無しさん:2005/10/03(月) 22:21:27
また三ヶ月くらいしたら
ほとぼりがさめたと思って
帰ってくるんじゃないかw
118梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/10/03(月) 22:28:18
>>117
三ヶ月かけて答えを調べる。の、間違いじゃないか?w
119考える名無しさん:2005/10/03(月) 22:33:24
調べたようには見えんがな。>>111とか。
120梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/10/03(月) 22:44:34
>>119
う〜〜ん、微妙だな。

確かに経典の字面だけ読んでたら、解らない事を言ってるのは確か。
でも、おっしゃるとおりどこぞの本から引っ張ってきただけのような気もする・・・。
121考える名無しさん:2005/10/03(月) 23:05:31
>易経の文字を読み、文を読むだけでは、何も分からない。
とか言いながら
>易経そのものを読めばわかるのに・・・・・
とか言ってるあたり、>>111のいう「易経そのもの」って
「易経の文字」とか「文」じゃないんだろうな。

「経典の字面」とは別に「易経そのもの」とやらがあるんだろw
122梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/10/03(月) 23:29:53
>>121
これは、このスレでは法度かも知れませんが、「占術」と絡んでくる見方・解釈が
易経にはあるのです。例えば臨という卦には「臨、元亨、利貞。至于八月有凶。」
と、あるのですが、何で八月に凶であるかというと、「消長法」という実占には
欠かせない「術」を前提にしてるのです。そう言うのが伝統的に易経の解釈として
あるわけなんです。
123考える名無しさん:2005/10/03(月) 23:49:52
王韓注や孔疏みたいに単純に理解することもできるんだから、
「前提にしてる」と決めつけることはできないと思うぞ。
124?1/4?i`:2005/10/09(日) 11:05:35
易は哲学書であるが、占いの書である。
此処では占いの部分は話したらいけないけど、
占いの部分が分からないと、哲学的なことが分からない。
そして哲学的なことが分からないと、占いの部分が分からない。

乾為天、坤為地が分かれば、易は全て分かる。
しかし64卦全てが分からないと、乾為天も坤為地も分からない。

生まれ変わりのことは、もうヒントを出しています。
後はご自分で見つけだすことです。
3ヶ月ではむりでも、10年ほど勉強すればわかるだろう。

私は山水蒙ですので・・・・w

125西南:2005/10/09(日) 11:06:59
易は哲学書であるが、占いの書である。
此処では占いの部分は話したらいけないけど、
占いの部分が分からないと、哲学的なことが分からない。
そして哲学的なことが分からないと、占いの部分が分からない。

乾為天、坤為地が分かれば、易は全て分かる。
しかし64卦全てが分からないと、乾為天も坤為地も分からない。

生まれ変わりのことは、もうヒントを出しています。
後はご自分で見つけだすことです。
3ヶ月ではむりでも、10年ほど勉強すればわかるだろう。

私は山水蒙ですので・・・・w

126& ◆LMRaV4nJQQ :2005/10/09(日) 21:33:18
ヒントも何も、そんな難しい問題じゃないだろ。お前さんは>>81
> 死後も事も、周易には書いてある。
>生まれ変わりのことも・・・・
と書いた。でも実際、『周易』には、どこにも生まれ変わりのことなんか書いてない。
つまりお前は、周易を読まずにデタラメ言ってるか、それとも読んだ上でウソを言ってるか、
どっちかしか無いんだよ。

>生まれ変わりのことは、もうヒントを出しています。
なんて意味ありげにごまかそうとしても、書いてないものは書いてない。

>後はご自分で見つけだすことです。
ってのは、立証責任を相手に転嫁して逃げてるだけだ。

『周易』から「生まれ変わり」について書いてある部分を示せない限り、おまえがウソつきって事は確定。
ここまでについて、何か反論あるか?
127梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/10/09(日) 23:46:01
>>125
>此処では占いの部分は話したらいけないけど、
>占いの部分が分からないと、哲学的なことが分からない。
>そして哲学的なことが分からないと、占いの部分が分からない。

まー、私も占いの話を避けることは遵守したいが言わせてもらう。
生まれ変わりを議論するのは哲学的に意味があるだろう。
しかし「実占」には生まれ変わりなどなんの意味もない。
「前世占い」とかあるが、あんなものはお遊びだ。
実社会実生活において生まれ変わりの話など無意味だ。

つーか、質問に答えたまえ。「西南」のハンドル使うなら西南に。
何か知ってるようなふりしたものの言い方は止めたまえ。

>私は山水蒙ですので・・・・w

どっちかというとあんた水山蹇だ。
・・・・・・・・もしかしたら卦を立てる順番も知らないのだろうか?
128考える名無しさん:2005/10/10(月) 20:25:39
もともとは占いの書であったろうけど、儒教の経典となってからは、リーダー
たるべき者の書として編集しなおされたのだよ。
129考える名無しさん:2005/10/10(月) 22:02:31
>>128
へ〜そうなんだ。
で、それって大体いつごろの話?  w
130考える名無しさん:2005/10/10(月) 22:35:06
今買える本で何かあったら教えて
131考える名無しさん:2005/10/10(月) 22:44:59
岩波文庫『易経』
132考える名無しさん:2005/10/11(火) 22:22:27
易をどう読もうと、どう解釈しようと全くもって勝手であるが、解釈するなら
少なくとも他人が分かるように書いてくれないとな。
わけ分からんこと書く人がたまにいるからね。そういうのは却下。
133考える名無しさん:2005/10/11(火) 23:09:40
>>132
おおむね同意するが、最終行の「たまに」ってのにだけは異論を唱えたい。
134梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/10/12(水) 18:22:19
>>132
>少なくとも他人が分かるように書いてくれないとな。

そう言うことを易では「西南」と言うんだよ。
「西南」のハンドル使うクセに「西南」で無い時点で既に易読みの易知らず?
135考える名無しさん:2005/10/26(水) 00:47:26
>>134
そもそも読んでないものと思われw
136考える名無しさん:2005/11/04(金) 21:18:08
>>107
いまの周易と比べてどんな感じだったのか、
例えば、豫卦の卦辞・爻辞あたり、あったら見せてもらえん? ← 帰蔵
もちろん、彖伝や象伝なんか付属してないよね。

あっ、もう返しちゃったか。遅かった。
137梅毒斎 ◆Xx4dmR0X3. :2005/11/05(土) 06:10:20
>>136
遅いわ。

覚えてるのでは、大有に、今の彖は「大有。元亨。」だが、その後に「雨を卜して雨らず」
という「卜辞」が付いてた。筮竹と亀卜の併用を前提にしていたらすい。

それとか「昔、黄帝が炎帝(シユウ)と戦うときにこの卦が出て、占い師○○は
吉と判じた」というような占例が全卦にもれなくついてる。
138考える名無しさん:2005/11/06(日) 00:57:31
帰蔵まで持ち出さなくても、漢初の易伝が今のと違ったことは
馬王堆の時点ですでに明らかなわけでw
139考える名無しさん:2005/11/06(日) 09:40:44
易伝なるものは長い時間かけて造られたものなんだろ。
140考える名無しさん:2005/11/20(日) 02:00:58
阜陽漢簡もなw
141考える名無しさん:2006/01/26(木) 16:28:20
ほしゅ
142考える名無しさん:2006/02/03(金) 07:17:14
易を学べば
143考える名無しさん:2006/02/04(土) 10:32:15
易といえば占うものだと考えておるのは、
それはまだ易学を知っておらぬからでありまして、
本当に易学を知れば占うということはいらなくなります。

と、細木にだまされて結婚した人が言ってました。
144考える名無しさん:2006/03/05(日) 02:08:04
過疎だな、一ヶ月も間があいてる
145考える名無しさん:2006/03/05(日) 02:55:25
道学に則るのであれば、
かの白鹿洞では占いを完全には無視してはいけない、と言ってるよね。
あの偉大な師がね。
146考える名無しさん:2006/03/05(日) 21:21:42
占いというものはいかがわしいとすぐに考えてしまう。ただただ偶然で馬鹿馬鹿しく思えるから。
易だって、緻密な所は面白いし敬服できるが、結局は占いとなる。占いという点だけでいかがわしく思えてしまう。

本田済という人だったか平楽寺書店から易学という本が出ているが、あれなどを読むと易を理解することにもはや落胆する。
所詮易も古のおみくじだかの文章にいろいろ理屈をつけただけの書であると。またそれが長期に渡って増し加えられていったために
各部分で齟齬が生じていると。故につじつまを合わせにくくそれがいかにも解釈を難解なものに見せ付けているだけであると。

つまり本当な難解なのではなく、整合性がもとよりないのを無理につじつま合わせようとせざるを得ないということなんである。

江戸時代の偉い儒者が一生懸命易を理解し、占ったとしても、それらがよくよく考えてみるとあまり意味がないことであったという
結論に達してしまったなら、なんと嘆かわしく空しいことだろうかと思う。
147考える名無しさん:2006/03/13(月) 22:49:37
本田は易について冷静に見ようとしている。冷静に見れば易の神聖性ははがれ、その真の姿が浮かび上がってくる。
易がもともとおみくじの答えの如きものを下地とし、それに長期に渡って多くの人間が付け加え成立したが故に、極めて素朴な部分が
あったり、前後で辻褄が合わなくなっている姿が如実に読み取れる。それは難解なのではなく、単につじつまがあっていないものを
神聖視するから何とか理解しようとするところから難しく感ずるのである。

だとすると、現代人は易をどう見たらよいのか? ただの寄せ集めの未完成品と見るか、あるいはそうした難物を古今に渡り知見を
めぐらしてきた古人の営みを称えるのか? 果たしてこのようなものを人生の指針として捉えてよいのか?
確かに個々は精密な教えとなっているが、全てに渡る根本思想めいたものがないとすれば、それを求めるのは徒労というものだろう。
148考える名無しさん:2006/04/09(日) 21:54:46
age
149考える名無しさん:2006/05/05(金) 14:01:04
連休厨から先輩方に質問です。
「易経」の解説本で初心者(特に東洋哲学などを専攻していない人間)にお勧めの基本書というのはありますでしょうか。
朝日選書の本田済氏の本だけではちょっとややこしい、かといって占い本はワケワカメですので。
よろしくお願いします。
150考える名無しさん:2006/05/05(金) 23:31:47
>>149
易の話―『易経』と中国人の思考 講談社学術文庫
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061596160/249-1757314-6325154

これが新しいし、分かりやすいかとは思う。
151考える名無しさん:2006/05/06(土) 20:48:58
>150
さっそく、ありがとうございました。
明日、本屋に行ってみます。
易経に関する本は、意外に少ないようですね。
152考える名無しさん:2006/05/06(土) 21:53:18
>>151
下記の本は一見ビジネスマン向け、経営者向けのようであるが、結構人気のある本である。

リーダーの易経―時の変化の道理を学ぶ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569644996/qid=1146919053/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/249-1757314-6325154

易の六十四卦の一番最初の卦(か)である乾(けん)の卦を取り上げて、易とは何であるかを大変わかりやすく説明している。
乾の卦は竜をかたどっているので、六つの爻(こう)が下から竜のどんな状態を示しているかを説明しながらわかりやすく説明している。

立ち読みしただけではあったが、決してビジネスマン向けの下らない本ではなく、易の本質はつかんでいると感じた。
易の冒頭の乾・坤の卦は六十四卦を代表するとされるので、乾の卦だけでも丁寧に説明しているこの本を理解すれば、易の本質はかなり理解できる。

初心者が易に興味を持つ入り口としては最適な本ではないか?
153考える名無しさん:2006/05/07(日) 03:00:34
現在の日本に、易系の学問がわかる学者ってどれくらいいるの?
154151:2006/05/07(日) 18:01:45
>152
ありがとうございます。
さっき書店に行ったら『易の話』の方はありましたが、『リーダーの易経』はありませんでした。
大きい書店に行ったら見てみます。

>153
中国の哲学や儒教の研究者で易経を取り上げているひとはいないのでしょうか?
初心者の質問ですまんです。
155考える名無しさん:2006/05/07(日) 18:31:42
>>154
よくは知りませんが現在よく取り上げられるのは下記の学者たちでしょう。

金沢 治
本田 済
今井 宇三郎
浅野 裕一
加地 伸行

古くはもっといますし、江戸の儒者でも佐藤一斎をはじめ多くの人が易の注釈書を記しています。
156バカ:2006/05/07(日) 19:04:38
お前の穴はくそだらけ
157 ◆6rgGIYz09M :2006/05/08(月) 01:06:20
このAチャンネルは色々変った人がいますがこの >>1 の人も変っている。
周易(=易経)の話で「占い」の話題は禁止と言うのにはびっくりした。
>>125 :西南 :  に在るように・・・・
>易は哲学書であるが、占いの書である。
まさしくこの通り、易経について占い禁止なら、聖書を宗教抜きで語れと言うようなものだろう。
荒唐無稽なスレだ。
>>128 :考える名無しさん :
>もともとは占いの書であったろうけど、儒教の経典となってからは、リーダー
たるべき者の書として編集しなおされたのだよ。
成る程そう言う事も後世にはあっただろうが、それは周易とは言わないだろう。
158考える名無しさん:2006/05/08(月) 20:11:06
>>157
>>1には「占いのぐだぐだしたとりとめのない話題は結論がでないので禁止」とありますから、ぐだぐだしてなければいいのでは?
159 ◆6rgGIYz09M :2006/05/11(木) 01:45:48
>>158 :考える名無しさん :
>ぐだぐだしてなければいいのでは?

そうとも読み取れますが一応「占いの(ぐだぐだしたとりとめのない)話題は・・」
と読むのが普通では?
スレ主の考え方は、占いとはぐだぐだして取りとめが無い、と言う事でしょう。
160処刑ライダー ◆.EDMOUBKE2 :2006/05/11(木) 01:50:05
当たるも八卦、当たらぬも八卦、占い次第は、
お前の業。
161考える名無しさん:2006/05/13(土) 12:39:42
昨日、中公文庫の加地氏の本を古本屋で見つけました。
162考える名無しさん:2006/05/13(土) 13:20:11
金谷治氏がこの五月の始めごろ亡くなったそうだね。新聞で見た。
163考える名無しさん:2006/05/13(土) 13:29:44
http://72.14.203.104/search?q=cache:jYR36OakHxYJ:www.chunichi.co.jp/00/mie/20060510/lcl_____mie_____009.shtml+%E9%87%91%E8%B0%B7+%E6%B2%BB&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=23
金谷治氏悼む
中国哲学研究者で学士院会員
 5日に病気のため86歳で死去した伊賀市川西、中国哲学研究者の金谷治さん。研究分野の第一人者で日本学士院会員でありながら、
地元での交流も大切にした。伊賀市で生前に親交のあった人たちは「謙虚で誠実な人柄」と口をそろえ、逝去を惜しんだ。(森本智之)

 金谷さんは1920(大正9)年、現在の伊賀市上野伊予町生まれ。東北帝国大(現東北大)卒業後、東北大教授などを経て、83年の定年
退職後は同大名誉教授に。

 古里の伊賀に戻った後も大阪の追手門学院大で講義をしたり論文を執筆したりする傍ら、地元の学習サークルや講演会で講師役を積極
的に引き受けた。市西柘植公民館図書室には、約30冊の自著を寄贈し、本の拡充にと10万円を寄付。約100冊の「金谷文庫」が創設され
た。

 
164考える名無しさん:2006/05/13(土) 13:30:23
研究テーマは中国の春秋戦国時代以降の思想家の哲学が中心。「論語」など思想書の翻訳や注釈書を多く手掛け、2002年には日本学
士院会員に選ばれた。

 金谷さんが講師を務めた市民サークル「論語の会」の会員で上野商業高校教頭の福田和幸さん(57)=四十九町=は「われわれのような
素人の意見にも熱心に耳を傾けてくれ、学者ぶらないおごらない人柄だった。郷土の宝を失った」と残念がる。

 郷土誌「伊賀百筆」では、半生を振り返るインタビュー記事を企画したり、金谷さんの原稿を掲載したりしてきた。

 インタビューでは、中国哲学から学んだ人生観として中庸を上げ「広く多方面からものを見る」大切さを話している。

 同誌編集発行人の北出楯夫さん(65)=小田町=は「寛容な金谷さんならではの言葉。責任感が強く、1字1句の校正まで丁寧だった」と
話す。

 ボランティアグループ「伊賀ランプの会」は03年4月、功績をたたえる企画展を開いた。メンバーの余野共子さん(78)=柘植町=は「控え
めな方で資料の提供を依頼すると困ったように苦笑いをされた。それでも熱心にお願いすると数回にわたって自宅に招いてくれ、素人の私に
熱心に中国哲学の基礎を講義してくれた」と振り返り、在りし日をしのんだ。
165考える名無しさん:2006/05/20(土) 11:07:47
中国哲学及び易経初心者です。教えて下さい。
「春秋左氏伝」も読んだほうがいいのでしょうか。

>163,164 本を買ったばかりです、合掌。
166考える名無しさん:2006/05/20(土) 13:40:08
>>165
よく分かりませんが、易が形而上の事を語るのに対し、春秋は形而下のことを記していますね。
春秋の筆法という言葉もあります。簡潔にして無駄なことを記さぬ筆法のことらしいです。
167考える名無しさん:2006/05/21(日) 12:25:54
>166
165 です。レスをありがとうございました。
易経をひととおり読んでから、次に読んでみようかと思います。
168靖らかな国にはさせない:2006/05/23(火) 09:34:53
靖らかな国にはさせない アサピー
靖らかな国にはさせない ニダ国
靖らかな国にはさせない アルヨ国除くT国
靖らかな国にはさせない 岡田、橋本、福田、河野
靖らかな国にはさせない 風見鶏経済団体
靖らかな国にはさせない 仲直りしたニダ団体
靖らかな国にはさせない 平成という意味深い時代で
169考える名無しさん:2006/06/10(土) 03:21:38
形而上と形而下の語源は易経にある繋辞上伝から採られたものなんですね。
易経を読んではじめて知りました。

【この故に形よりして上なるもの、これ道と謂い、
形よりして下なるもの、これを器と謂い、】    この箇所ですよね。
170考える名無しさん:2006/07/19(水) 23:29:06
u
171考える名無しさん:2006/09/09(土) 21:46:23
ほっしゅ
172考える名無しさん