1 :
考える名無しさん:
古代、中世、近代と社会にとって有益であり、もしくは影響を与えてきた哲学が
現代では何の影響も与えない、役に立たない学問とどうしてなってしまったのか
2 :
考える名無しさん:04/10/19 03:06:10
数学と物理が独立したから
以上終了
4 :
考える名無しさん:04/10/19 03:12:16
5 :
考える名無しさん:04/10/19 03:15:34
>>4 心理学と脳科学もつけとこうか?
後者は物理学の応用に過ぎんが。
6 :
考える名無しさん:04/10/19 03:16:58
7 :
考える名無しさん:04/10/19 03:20:53
>>1 哲学者が役に立たないのは昔からだよ
プラトンの「国家」第6巻で
「たしかに哲学をしているもっとも優れた人々でさえ、
一般大衆にとっては役に立たない人間なのだ。」
とソクラテスが語っている
政治学と社会学もな
>>1 大体分かったと思うが諸学がそこから独立していって、今も独立しつつあるから。
哲学は「残余」=残りクズの学問。
昔から不動の動者とか第一原理とか純粋理性とか存在とかそういう本質論に向かっているのも単に
余りものには福あり
と言いたいだけなのだ。
10 :
哲学者最高位 ◆EcCgOA7Vw6 :04/10/19 05:26:28
普通に考えなさいよ
昔は科学者が宗教的倫理観も考慮しながら哲学的な事を考えていたのさ
今の哲学は哲学史学者だね
新しい科学的真理から哲学を導き出さないとダメだな
といっても、宗教観や倫理観、すなわち価値観が多様化している現代においては
ニーズに合うようなものは難しいだろうね
11 :
考える名無しさん:04/10/19 05:35:45
>古代、中世、近代と社会にとって有益であり、もしくは影響を与えてきた
普通に考えたら、古代、中世、近代を克服したからだろうね。でも実際はどうだか?
12 :
哲学者最高位 ◆EcCgOA7Vw6 :04/10/19 05:49:35
>古代、中世、近代と社会にとって有益であり、もしくは影響を与えてきた
これらの時代では、ごまかしが利いたんだよ
宗教というものが大きく影響していた背景もある
偉い人が、新しい科学的真理を打ち立てて
それと宗教をからめて、新しい哲学を打ち立てる
扇動されやすかったとも言えるね
今の時代は、宗教的にも多様化しているのだから
最終真理ぐらいを解明しない限り、人々は納得しないだろうね
>これらの時代では、ごまかしが利いたんだよ
価値観が多様化した方が、ごまかしが利くと思いますが?
14 :
哲学者最高位 ◆EcCgOA7Vw6 :04/10/19 05:55:59
?
重要な所は、宗教を持ち出せば納得させる事ができたのだよ?
現代は、セクトの時代では?
16 :
考える名無しさん:04/10/19 08:15:25
17 :
哲学者最高位 ◆EcCgOA7Vw6 :04/10/19 08:24:48
数学と物理が独立してなくても同じだよ
というか、なぜ独立したかを考えれば
おのずとわかるでしょ
独立なんて、べつに誰も強制していないんだよ
数学と物理から、哲学的な進歩を見出せないでいるだけですよ
18 :
考える名無しさん:04/10/19 09:16:14
>>2 >数学と物理が独立したから
数理哲学や科学哲学ができた。すべての個別科学に
哲学がある。宗教哲学・人生哲学・政治哲学・倫理哲学・・・。
19 :
考える名無しさん:04/10/19 11:27:40
屑スレ乙
20 :
考える名無しさん:04/10/19 12:11:53
21 :
考える名無しさん:04/10/19 12:37:11
新しい哲学を科学から導き出す・・?
22 :
考える名無しさん:04/10/19 12:44:39
もともと哲学はクズなんだよ。
それに早く気づいた者が勝ち。
――以上、負け組のインタビューでしたー。それではスタジオにお返ししまーす。
>>20 たいして語られてるとも見受けられんけど・・
哲学はヘーゲルで完成した。
ニーチェ後は価値観の問題ばかり。
27 :
考える名無しさん:04/10/19 17:56:09
28 :
考える名無しさん:04/10/19 18:09:35
>>20 物理がもの離れしてものの怪について語るようになっちゃ
お終いだね。
どうかな。
物を徹底的に観察していった結果として、
これは観察できーん、という壁につきあったてるわけだが、
そこに登場したのが、「色即是空」と解いたお釈迦様。
直感で解いた問題が、難解な数式とスーパーコンピュータで
証明されつつあるところだな、今の物理学の状況は。
30 :
考える名無しさん:04/10/19 18:37:42
マルクスも哲学者だよね?あれは近代か
31 :
考える名無しさん:04/10/19 18:41:51
アインシュタインは自己の哲学に従って法則を探求して成果を出したね
アインシュタインの提唱した理論で、ずっと後になってから観測によって真実が確認されたものもあるし
そりゃ、すでに古典だろ。
33 :
考える名無しさん:04/10/19 21:41:53
巨視的一般相対性理論と
微視的素粒子理論の齟齬はどう説明する?
統一場理論か?
35 :
考える名無しさん:04/10/19 23:32:53
統一場理論は量子化されていることが前提ですが、何か?
諸学問が一心に宿題を解いている間は哲学はクズでいいのだ。
学問のあり方が危機を迎えたときが哲学の出番だ。
37 :
考える名無しさん:04/10/20 03:06:17
>>36 前世紀の初頭から1/3くらいまでの間に、物理学は全く認識法を変えてしまいましたが、
そのケツを泡喰って追っかけて、追っかけ切れてもいないのが哲学の出前でしょ?
38 :
考える名無しさん:04/10/20 03:26:53
哲学で解決されてない問題ってなんなの?
哲学的な問題が世の中にひとつもないのであれば、
もう哲学いらないよ
39 :
考える名無しさん:04/10/20 03:28:35
40 :
考える名無しさん:04/10/20 03:30:08
問題がないのに
試行錯誤したって答えがでるわけがない。
厳密に定義された問題が与えられれば
論理操作で何がどこまでわかるのかは明らかになると思うんだが。
哲学っていったい何がしたいんだ?
41 :
考える名無しさん:04/10/20 03:32:27
曖昧な単語(以後、電波語)を使用するのはよくない。
例えば、
「意識とは何か?」
これは意識という電波語が含まれているがゆえに
問題となっていない。
むしろ
「意識というものを認知するメカニズムはなんだろう?」
が正しい問題定義である。
そして、これはバイオロジカルにアプローチすべき問題であることは
明らかである。
42 :
考える名無しさん:04/10/20 03:35:45
公理のない状態から理論を展開しても
それはまったくの無意味である。
また、
「絶対は絶対にない」スレのように
言語の記述力にのみ頼って考察を続けるのは愚の骨頂である。
真理と言語の記述力には関係がない(はず)。
仮説の設定と、
地道な実験により真理は得る事ができるものだと
個人的には考えている。
自分の頭の中でいくら考えても
それが真理なのかを判定できない事は
哲学の歴史から明らかだろう。
43 :
考える名無しさん:04/10/20 03:36:02
44 :
考える名無しさん:04/10/20 03:37:38
>>42 ヒモの実験はどうするよ?
膜宇宙の観測は?
45 :
考える名無しさん:04/10/20 03:40:07
>>43 ものすごい皮肉ですな。
そもそも哲学には
仮説を検定する手段が用意されていない。
そこが哲学の最大の欠点だと思うのだが。
仮説に仮説を積み重ねて
作った仮説の塊を直感で批判してみたりして
その上に仮説を作る。
まさにゴミだ。
46 :
考える名無しさん:04/10/20 03:43:02
こう練り明日
47 :
考える名無しさん:04/10/20 03:43:15
>>44 反証可能な物以外は
妥当性は無い。
ただし、公理の妥当性と論理展開(主に近似)の妥当性が認められれば
そこに展開された理論には妥当性があることは
明らか。
48 :
考える名無しさん:04/10/20 03:44:23
過去の偉大な考えってさ、
誰も偉大だと思ってないよね。
だって役に立たないもん。
49 :
考える名無しさん:04/10/20 03:58:23
クズになったかはさておいて、答えの出尽くした討論にはどんな意味があるのか
答えを知った上で自分らは何物なのかが知りたい。真の答えが出た上で討論するには
どんな意味があるか分からないのであり、本来はそうであるという考えや答えを
周囲に広めたほうが価値のあるものになる。しかしそれが本質だと言う前提の話だが。
50 :
考える名無しさん:04/10/20 03:59:33
哲学って一種の法則じゃん。
世の中の人間が人が一般的に考え添える道を一人歩きしだし、
自分に「個性」を求めるようになったから、
客観視なんて哲学は現代じゃすっかりナンセンスなんだよ。
君たちも他人と同じ考えして、他人に同調して
他人との言葉に納得してうまく言いくるめられるのは嫌だろ?
52 :
考える名無しさん:04/10/20 05:29:22
哲学史 哲学解釈学になってしまったから。
>>41 > 「意識とは何か?」
> 「意識というものを認知するメカニズムはなんだろう?」
どっちにも“意識”という電波語が含まれているように見えるんだが……。
54 :
考える名無しさん:04/10/20 11:36:13
55 :
考える名無しさん:04/10/20 11:42:33
56 :
考える名無しさん:04/10/20 11:44:17
57 :
考える名無しさん:04/10/20 12:24:04
58 :
考える名無しさん:04/10/20 12:27:22
>哲学って一種の法則じゃん。
明日は晴れるの法則?
まあ、単なる思い込みと法則は変わらん。
>世の中の人間が人が一般的に考え添える道を一人歩きしだし、
>自分に「個性」を求めるようになったから、
>客観視なんて哲学は現代じゃすっかりナンセンスなんだよ。
客観視を捨てたら妄想パラダイスになるじゃん。
真理は1つなんだから、人との差異なんて気にする事はない。
猿から見れば、人間なんてどれも一緒だろうし。
>君たちも他人と同じ考えして、他人に同調して
>他人との言葉に納得してうまく言いくるめられるのは嫌だろ?
だからといってオウム真理教にはいるやつは馬鹿だろう。
同じか違うかより、正しいか間違ってるかに興味があるのが
賢い人間だな。
>>57 それが何の説明になっているのかわからない。
>>57 ん?
>>41は「意識」という「電波語」が含まれているからダメだと言っている
しかし
>「意識というものを認知するメカニズムはなんだろう?」
>が正しい問題定義である。
と、自分で「電波語」である「意識」という言葉を使っているから笑われてるんだろ
61 :
考える名無しさん:04/10/20 12:31:51
哲学がクズになったんじゃなくて哲学をクズだと思いこむクズが増えただけ
>>61 同意
クズというか周りに流されて惰性で生きている人という感じがするが
63 :
考える名無しさん:04/10/20 12:53:49
ハイデガーとニーチェがくずにした
64 :
考える名無しさん:04/10/20 13:40:24
>>41は哲学的素養のない人間が無理するとなる見本のようなもん。
科学は全て証明などされてないものの上で成り立ってる。
人間とか時間とか世界とか生物と無生物の区別とか。
>>63 かといってまた真理探しに戻るわけにはいかないだろう
何度も観念論に陥るだけだ
これまでの書き込み見てて思ったんだけど、
つか、最初からわかってたことだが
過去に客観的な実証的アプローチを提言した哲学が最も
非客観的な学問になってるんだな、今では。
自然科学がその専門分野として発達させた領域を除いたら、
オカルトと思い込みしか残ってないよ。
宗教>>>哲学
現代人はもはや哲学に真理も客観性も求めていない。
それは科学の仕事になった。しかし科学は人間の精神を救わない。
そこで、人間が哲学に求めるものは精神の慰藉。それだけ。
そういう意味では宗教の方がよっぽど人間の精神を救っている。
よって現代哲学は単なる知的遊戯。精神の戯れに過ぎない。
愚者を見下して、ささやかな優越感くらいは与えてくれるか。
アメリカみたいな社会はやだな。
哲学=分析哲学=科学に奉仕
宗教=セラピーその他カルト混じり=進化論も認めない
のような分裂が深刻なんだが。
日本では哲学も宗教もそこまで先鋭化していない。
69 :
考える名無しさん:04/10/20 17:15:39
↑2人
お!やっと賢い&解りやすい言葉の人が出てきた
「慰藉」って簡単かなあ……
>>66 日本のエンジニア馬鹿の典型。
欧米の科学者は、そんなこと考えていない。
もう少し教養を重んじる。
もちろんそこには宗教的心性の尊重も含まれる。
アメリカほど政教分離が不徹底の国もめずらしいんだが。
ブッシュとか見ろよ?奴はほとんど原理主義スレスレだろうが?
しかも科学者の中には、
奴の狂信こそが研究の助けになるという判断から支持する香具師も多い。
一筋縄ではいかない。
72 :
考える名無しさん:04/10/20 17:52:41
アホか。
宗教や思想による原理主義対原理主義
これが、現代の一番大きな不幸だろ。
哲学すらこの原理主義に与するものでしかないことは、
ニーチェやマルクスを引き合いに出すまでも無い。
むしろ、自然科学の方法論こそが主義思想を排する者だ。
その成果をどのように悪用するかは、人間社会の永遠の課題で、
宗教や哲学が好ましい方向に導いた歴史は
無い
73 :
考える名無しさん:04/10/20 17:53:08
というか、絶対的な価値の崩壊した現在、
心の安定を損ねてしまったら、信仰宗教に走るか、
心療内科で薬を貰うか、哲学するかしかないでしょう。
自分でなんとか持ち直すためには、それこそ哲学しかない。
これからどんどん哲学を必要とする人が一般に増えてくるだろうに、
なぜ哲学が役に立たないと言いたがるのかわからん。
>>72 古い哲学観やな。
現代思想では、真理や絶対の正しさなんてないってのがコモンセンスだぞ。
75 :
考える名無しさん:04/10/20 17:55:37
古代、哲学は科学であった・・・
中世、ロック、モンテスキュー、ルソー、哲学は人間を変えた・・・
近代、マルクス、ニーチェ・・・、哲学は国を変えた・・・
現代、クズ
76 :
考える名無しさん:04/10/20 17:56:14
そりゃ、哲学じゃなくて一般常識になりつつあるわけだが。
77 :
考える名無しさん:04/10/20 17:57:04
>>72 >むしろ、自然科学の方法論こそが主義思想を排する者だ。
ここ間違いまくり。
78 :
考える名無しさん:04/10/20 17:59:12
>>75 をいをい、
悪魔狩りの正義や
十字軍の正義や
ナチスドイツの正義や
ベトナム戦争の正義や
中東戦争の正義の
拠りどころに利用された思想ってなんだ???
79 :
考える名無しさん:04/10/20 17:59:34
極端な原理主義はグローバリズムやら科学信仰やらの副作用だよ。
人間が無思想でいられるわけがないのだ。
80 :
考える名無しさん:04/10/20 18:00:13
ハチントン「文明の衝突」はどーよ?
81 :
考える名無しさん:04/10/20 18:00:43
優生思想みたいな発想こそ、科学厨が引き起こす。
ドーキンスとか、結局アメリカ流の競争社会の正当化にしか使われていないし。
82 :
考える名無しさん:04/10/20 18:03:26
まだ、わからんか。
哲学とか宗教と言う
一般に正しくて普遍的と盲信される類の思想が
どれだけ悪用されるか、
そして、人間の根本的な残虐性を思想で止めることができないことを。
たとえば、このスレの議論が主義主張の平行線で何の解決にもならんこと自体が、
哲学の本質を見事に語っているわけだ。
>>78 どれがどれの拠り所だ?
悪魔狩りは知らないが十字軍とは時代が合わない気が。
哲学史を勉強しようとしたものの、ギリシアで挫折する人が多いから、
変な哲学観を持った人が量産されてる気がする。
86 :
考える名無しさん:04/10/20 18:05:25
ほらみろ、
やっぱり哲学=哲学史でしかないだろ。
87 :
考える名無しさん:04/10/20 18:06:06
>>82 仮定で語るなよ。
科学が平和に貢献した事実なんてねーじゃん。
88 :
考える名無しさん:04/10/20 18:06:11
>>85 そのとおり、
所詮、思い込みのぶつかり合いでしかないわけだ。
89 :
考える名無しさん:04/10/20 18:06:52
>>86 分析哲学者は科学の守護者を任じているが?
90 :
考える名無しさん:04/10/20 18:07:29
>>87 >科学が平和に貢献した事実なんてねーじゃん。
そのことを証明せよ。
とりあえず、落ちついて欲しい。
92 :
考える名無しさん:04/10/20 18:09:22
もれはとっても落ち着いてるよ。
台風が近いから落ちるな。
まず、現代の哲学をあまり知らないのに、
想像だけで語ろうとしてるところに問題があると思う。
94 :
考える名無しさん:04/10/20 18:09:33
>>90 否定の証明はできんよ。
君が事実を示せばいいだけ。
>科学が平和に貢献した事実
核兵器……とか言ってみたり。
96 :
風邪ひき狼:04/10/20 19:09:38
今日は風邪が酷く会社を休んだ
ベッドの中で携帯から見てる
>>69でも書いてる人いるけど
この板、柔軟かつ賢い人が多そうで、面白いな。急に増えたのか?
まぁ一部には『哲学史』の知識や言葉のみヒケラカシて『知ってて当然だよね?』ばりに書き込んでる方もいますが、実社会でも嫌いなタイプなんで放置
>>70 俺は一つ上の行の文章で理解しましたw
>>73 それは、複雑多様化した現代では、哲学ではなく、『こだわり』や『フェチ』で代替されてるんやと思うよ。世界がデカ過ぎて、各個人、自分の範疇を線引きしないとな
97 :
考える名無しさん:04/10/20 19:10:36
>>57 遅レスになってスマンが、要は、「意識」そのものをデムパと看破しておいて、
後付けしてきたあなたの論法の問題。
本当に科学的な物言いしか認めないとすると、
毎朝のニュースの占いコーナーとか、
いちいち反駁する事になりかねない。
ひいては日常生活の不合理事を、
すべて「非科学」と片づける末路が待っている。
そういう香具師は、独自のカルト的信念の持ち主とみなされる。
だからこそ、多くの科学者は、
科学の言説のみ学問性が確保されればよいと考える。
「意識があるみなすのは電波」なんていう
電波主張は控えます。
意識があるみなすのは電波って何?
それ書き間違いね。
「「意識」などという非科学的対象を認める哲学は電波」
といった脳生理学マンセーの主張の事です。
一部の学生の安易な科学崇拝は単なる不況の反映以外の意味は無い。
社会や国家が危機的な状況にでもならない限りは哲学に用はないんじゃないの。
普段は哲学なんて役に立たないものの代名詞みたいな扱いというのは今も昔も
変わらないような。秩序が崩壊したときに、ものを考えるためのツールの一つ
として哲学が使われるだけのような。
ところで物事には普通反対意見というものもあって然るべきだけど、哲学に関しては
昔と比べて衰退してるという見方しかないのかな?進歩とは言わないまでも、
昔より現代の哲学の方がより深くいろんなテーマを考えていると見る人はいないのかな?
>社会や国家が危機的な状況にでもならない限りは哲学に用はないんじゃないの
っていうのは、どういう意味なんだ?
社会や国家の危機にでもならなければ、アイデンティティの危機もないということ?
>>103 「アイデンティティの危機」は話題になってませんよ
105 :
風邪ひき狼:04/10/20 20:18:20
>>101 しかしながら、世界中の大多数が、貴方の言う『安易』な思考の人間であって
その『安易な大多数』にはエンターテイメント性を持つものが受け入れられ、世代の常識、慣習へと昇華していくのです。
はてさて、哲学VS諸々の科学…どちらがエンターテイメント色の強い学問的成果を大衆に見せつけてますか?
時代が悪いと言うなら、貴方には、そうなのでしょうしかしながら、こね2チャンをはじめ科学的エンターテイメントの成果に作られた、表現の場があるではないか?
吠えてみよ!
>>104 社会や国家が危機になると、どういう風に哲学が登場するんだ?
>>105 まず、哲学と科学を対立させて比較する意味がわからない。
そして科学が有用だと主張する者が科学の成果をまるで自分の手柄のように言い立てるという、
こういった場で必ず展開される言説の意味が全く理解できない。
「時代が悪い」なんて一言も言ってないのに勝手に思い込んでる根拠も理解できない。
俺は「一部の学生」が不況のため「安易な科学崇拝」に陥っていると言っているだけで、
「世界中の大多数」の話なんかしていない。
現代って何時から?平成から?
109 :
考える名無しさん:04/10/21 04:18:16
>>1 いつからか哲学は科学との対話を怠りだしたからでねーの?
哲学者は肯定するにしろ批判するにしろ、もっと真剣に科学と対話すべし。
とくに今後は広義の生物学。
>>109 分析哲学はほぼ自然科学との対話で成り立っています。
ただ一般受けしないだけ。
>>110 そうそう、もちろん分析の人たちのことを念頭において書きました。
科学哲学系の人たちは人間の生物学的探求をそこまで毛嫌いしてないもんね。
113 :
考える名無しさん:04/10/21 05:33:44
>>108 [p, q]=0 が [p, q]=-ih/2π になったときから。
>>112 そうなんですか?
日本の科学哲学者で何人か動物行動学的な要素を援用されてる方がいらっしゃるようなので
上記のように書きます田。
>>106 哲学は登場なんてしない。人が勝手につかうだけでしょ。
第一、哲学なんて仰々しく登場するようなものでもないし。
もし哲学がなんかの役に立つなんて思ってるなら、まずは
その考えを改めたほうがいいよ。
>>94 わからんかな?
漏れの主張も、その反対意見のどちらも証明する術を持たない主義主張という
思い込みであることが。
>>95 まさか、本気じゃないよね。
ダイナマイトも、核分裂エネルギーも
ボタンを押す人がいなければ爆発しない。
>>98 あなたは、オカルトや占いの話がしたいの?
哲学がオカルトと同列だと自ら認めとるようなもんだよ。
>>105 その「安易な思考の大多数」に何を働きかけることができるか、が問題なんじゃないの?
人間の根本的な安易さ、残虐性、自己欺瞞をみつめるのも、一つの方向かな。
ヨーロッパやアメリカの肉食人種と付き合ってみると、人間の根源的な残虐性を実感するよ。
日本でニュースになるような一部の人間の話としてではなく、一般的に善良な市民とされている
人たちの思考パターン、行動パターンの話だよ。
>>109 >>2は哲学者に広く認められてる事実だよ。
真理(と思われる仮説)を客観的に証明するという過去の哲学の命題は数学と物理の仕事になった。
117 :
考える名無しさん:04/10/21 14:33:05
>>116 お前科学とオカルトしか存在しないと思っているのかよ?
俺が98で言っているのは、
「日常生活で許容されている不合理」の一例としての星座占いだ。
悪いが「今日のラッキー星座は〜座」的な、軽いものは、
有害性が低いがゆえに、
世間では「オカルト」とはみなされていないんだよ。
哲学がオカルトなどという飛躍は、ちょっと厨杉。
118 :
考える名無しさん:04/10/21 15:28:45
>>117 >本当に科学的な物言いしか認めないとすると、
>毎朝のニュースの占いコーナーとか、
>いちいち反駁する事になりかねない。
>ひいては日常生活の不合理事を、
>すべて「非科学」と片づける末路が待っている。
哲学の原点てなんだ?
物事の確からしさを証明して、不合理や盲信や根拠の無い虚言を排除していくことじゃなかったのか。
魔女狩りや、君主への絶対服従や、妄信的な国家への忠誠とか、そういったものへ批判の目を向けることじゃなかったのか。
科学対哲学、それ以外のものは屑、という図式を自分自身が無意識に描いていることに気づけ。
科学的な証明と検証のされていない学問は「非科学」 そのとおりだろうが。
ひるがえって、疑いようの無い客観性というものが数式と実験的観測として認められるようになった時代に、
哲学に期待される役割とはなんだ?
119 :
考える名無しさん:04/10/21 15:32:32
>>118 「非科学」と積極的に科学と対立する「擬似科学」は別物だが?
自分は科学者でもねえのに
科学を盲進してれば、
勝ち馬だから安心だよな、ヴォケ
121 :
考える名無しさん:04/10/21 15:36:14
>>118 非科学は全部オカルトという電波主張しといて
微妙に論点ずらしてるな。
122 :
考える名無しさん:04/10/21 15:46:17
>>119 その擬似科学がオカルトだろ?
べつに言葉遊びをしてるわけじゃない。
根拠の無い盲信がオカルトだといってるだけだ。
しかも、そのオカルトであった魔法や錬金術(alchemy)から
化学(Chemical)や物理(Phisics)が生まれた。
証明と検証という方法論を獲得したからだ。
数式では証明できないような社会学、言語学、考古学、医学、生理学といった部門でも、
客観的な検証のされていない仮説は排除される。
これも科学だからだ。
ならば、非科学とはなんだ。
123 :
考える名無しさん:04/10/21 15:47:21
ドゥルーズを引けば、サイエンス・フィクションと言う事じゃあ無かろうか?
>>122 朝の占いはそんな禍々しいものか?
馬鹿だな。
125 :
考える名無しさん:04/10/21 15:52:19
>>124 星座占いから、天文学が分離したことも付け加えておく。
>>118 >疑いようの無い客観性というものが数式と実験的観測として認められるようになった時代に
これ嘘じゃない?
疑いようの無い客観性なんてぶっちゃけありえない。
127 :
考える名無しさん:04/10/21 20:53:50
>>122 変な人のオーラ出てる。何かを信じてる人のオーラだ。
何を信じてるの?科学?
128 :
考える名無しさん:04/10/21 23:51:31
>>127 おまえは目覚まし占いカウントダウンに
従って生きてるんだろ?
129 :
考える名無しさん:04/10/22 00:09:24
>>128 つまんない冗談だな。
関係ないけど、何かを信じてる人って始末悪いよね。
130 :
考える名無しさん:04/10/22 00:23:20
大きな目で見れば、相場は持ち直します。
マクロ的に進歩してくのならば、現在の哲学がクズでも別にいいのです。
ポストモダン全盛の時代よりはマシです。
131 :
考える名無しさん:04/10/22 01:42:53
>>126 完全無欠ではなくても、計算どうりに衛星を飛ばしたりできれば
それはそれでよいことだと思われます。
132 :
考える名無しさん:04/10/22 01:58:35
形而上がない
133 :
考える名無しさん:04/10/22 02:48:00
哲学はこのせちがない世をどう生きるか
そういう意味では数学物理よりも難しい
134 :
考える名無しさん:04/10/22 05:42:28
せちがない??
135 :
考える名無しさん :04/10/22 05:48:08
賢い人とはちょっと話してもおもしろい
136 :
考える名無しさん:04/10/22 07:10:10
基地外はちょっといじっても面白い
137 :
考える名無しさん:04/10/22 10:02:52
科学だったら、数学だったら、客観的というのはないよな。
大元を辿れば、それが正しいかどうかを決めているのは主観だから。
思うに、WW2まではまだ科学中心の思考をしていたのが
21世紀は経済中心の発想
金にならない学問は廃れてゆく時代なんかも
WW2なんか出さなくても、資本主義って便利な言葉があるじゃないですか。
140 :
考える名無しさん:04/10/22 14:24:39
141 :
考える名無しさん:04/10/22 18:45:21
分野を超えた影響力を行使できなくなった時点で
基礎学問は死滅するのだと思う。
>>1 要は、哲学なんかやれる人間がクズなんだからしょうがない。
143 :
考える名無しさん:04/10/22 21:02:28
古代ギリシャでは、文学・医学・数学なんかを除けば全部哲学だったからな。
アリストテレスの頃が最強だな。
144 :
考える名無しさん:04/10/22 21:20:21
自然学にしろ人間学にしろつきつめていけば哲学となる。
145 :
考える名無しさん:04/10/22 21:24:25
アリストテレスの頃、数学と哲学は分離していたの?
してたよ。
ひょっとすると分離してなかったことなど一度もなかったかもしれない。
>>118 >疑いようの無い客観性というものが数式と実験的観測として認められるようになった時代
いつの時代の話だ?
素朴実在・概念実在論
149 :
考える名無しさん:04/10/23 11:42:00
>>145 プラトンの頃から、
数学といえば数論(算術)・幾何学・天文学・音楽理論を意味していた。
これらは文法・論理学・修辞学と共に中世の大学の自由7科目を構成していた。
物理学はニュートン力学までは、ほぼ天体の動きを説明するためのもの
だったから、天文学から派生したといっていい(アルキメデスの機械工学を除けば)。
150 :
考える名無しさん:04/10/23 17:54:11
哲学と占いはだいたい同じだな
151 :
考える名無しさん:04/10/23 23:30:16
全然ちがう
152 :
考える名無しさん:04/10/23 23:54:47
154 :
考える名無しさん:04/10/24 18:24:26
占星術がなければ天文学はそんなに発展しなかったかも。
155 :
考える名無しさん:04/10/24 18:28:39
>>154 そういう意味では、物理学一般、祖を辿れば、神秘主義者で錬金術師の徴税官吏に行き着く。
156 :
考える名無しさん:04/10/25 22:57:47
>占星術がなければ天文学はそんなに発展しなかったかも。
天文学が発展したのは天才がいたからでしょ。
占星術なんて関係ない。
157 :
考える名無しさん:04/10/25 23:05:32
天文学が発展したのは羊飼いがいたからでしょう。
グロイテルゼンとかいうひとによれば、占星術を含むオカルトや神学が反理性的になったのは
カントの「可想的世界に彷徨い出るな」以降らしいよ。
今の占星術はどうなの?「論理的」たらんとしてるの?