【弁証法的唯物論】唯物論研究会【史的唯物論】

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29考える名無しさん
運動は本当に矛盾だろうか。
ヘーゲルはエレノアのゼノンの「飛ぶ矢は止まっている」という話を真に受けているが、このパラドックスに対してはソクラテスが「静止とは時間の幅がある時の概念であり、時間の幅がない瞬間を持ち出して『静止している』と言うのは間違いである」と反駁しているのだが。
ヘーゲルはこのソクラテスの反駁を知らず、矛盾を全存在の根本に内在する性質であるなどと勘違いし、ひいては矛盾律の否定、形式論理の否定という誤りを犯したのではあるまいか。