井筒俊彦とジャックデリダ

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1考える名無しさん
2465:04/10/11 07:08:21
否定神学と脱構築の問題ですか?
それでしたら『プシケー』で。
3考える名無しさん:04/10/11 07:31:11
いいえ、プッシーでせう。
4考える名無しさん:04/10/11 10:17:41
井筒親方は語学の天才だったってうわさがあるけど
本当なの?
5考える名無しさん:04/10/11 12:07:13
いいえ、堪能なのは映画監督のほうでちゅ。
あの顔でね。
6考える名無しさん:04/10/11 15:27:54
アラビア語やヘブライ語も縦横に読みこなしたみたいだけど、
何歳くらいで勉強したんだろう。もちろんサンスクリットやパーリ語も
できたはず。
日本の代表的イスラム学者ということだけど、ムスリムではなかったみたい。
「意識と本質」は面白い。もちろん漢文もよくできた。
7考える名無しさん:04/10/11 19:13:53

司馬遼太郎との対談で英、仏、独語は簡単すぎて外国語とは思えなかったとか言ってたな。
8考える名無しさん:04/10/11 19:18:07
看板カクイイ! 葬式来たみてえだ
9考える名無しさん:04/10/11 19:19:12
>>6
同意。「意識と本質」良い訳だと思う。
10考える名無しさん:04/10/11 20:47:31
>>9
訳?
11考える名無しさん:04/10/11 21:01:22
>>9

あの。ネタなのか。「意識と本質」は訳じゃなくて著作。
12考える名無しさん:04/10/11 21:17:21
30カ国語はなせるとは・・・
13ケララ:04/10/11 21:59:06
井筒は、具体的にデリダの差延を否定してたでしょう?
意識の生成過程とデリダの言語の記号性への固執を、対立させてたと思ったけど・・・。
うーん、典拠を失念。誰かデリダ追悼記念に説明してヨ。(^_^;)
14考える名無しさん:04/10/11 22:20:06
>>13
「意味の深みへ」のなかのデリダ論ですね。
15ケララ:04/10/11 22:48:21
>>14
おお!サンクス!
これでデリダも浮かばれる!(^^)!
極楽浄土へGO!
16宗男の秘書 ◆MUNEOH/q9U :04/10/12 06:26:12
そういえばNHKのアラビア語会話はレギュラー枠に
なりましたな。
17考える名無しさん:04/10/16 01:23:02
以前、丹生谷貴志がインドに滞在した折に、井筒俊彦の「意識と本質」
を読んでいて苛立ちを覚え読み続けることができなかったと書いているのを
読んだことがあるのだけど、みなさんの中に読んでいて苛立ちを覚えた方は
いらっしゃいますか?
18考える名無しさん:04/10/21 05:35:54
>>17
興味深いエピソードだ
19たーちゃん ◆b5.0SF1OyQ :04/10/21 11:42:29
>>17
>丹生谷貴志がインドに滞在した折に、井筒俊彦の「意識と本質」を読んでいて苛立ちを覚え読み続けることができなかったと書いている

それ読んでみたいんですが、何に載ってたんですか?
20考える名無しさん:04/10/21 16:07:19
95年頃のことだったと思うが、デリダと二人で食事をした際に、
柄谷のことが話題にされた。デリダはこういうのであった「柄谷を
本当に凄いと思うか?彼の仕事はちょっと厳密さに欠けるのではないか。
たとえばXの仕事の方がより厳密だと思えるのだが」。
しかし私の顔を見て、勘の鋭いデリダは、それ以上のことは言わなかった。
「デリダさん、比べようのないものを比べるのはナンセンスであるということ
をあなたが一番よくご存知ではありませんか」と言いかけたほどであった。
私はX氏(日本人)をそれなりに評価しているし、デリダの言いたいことも
わかる気がしたが、後で考えて、ああ、デリダはかまをかけてきたのだなと思った。


このXは井筒俊彦?
2117:04/10/21 20:54:25
>>19
リテレール別冊『文庫本の快楽』 1992年発行


22たーちゃん ◆b5.0SF1OyQ :04/10/21 22:42:34
>>6
大学で教えてくれるのは英語、仏語、独語くらいで、他はほんの基礎し
かやらなくてつまらないから、大学に通いながら神田の夜学でロシア語
とヘブライ語をやって、アテネフランセでギリシャ語とラテン語を習っ
たと、井筒著作集の別巻にありました。
23たーちゃん ◆b5.0SF1OyQ :04/10/21 22:46:00
>>21 情報ありがとう。探してみます♪
24考える名無しさん:04/10/26 18:38:48
>>20が何の発言か気になる・・・
25考える名無しさん:04/10/27 13:19:20
語学に天才はいらないと言うが、ここまでくると天才だよなー。
26考える名無しさん:04/11/01 01:37:50
井筒俊彦とderridaの手紙は公開されてるけど、
直接会ったことはあったのか?
対談記録が存在するなら読みたいけど
27考える名無しさん:04/11/02 01:02:50
デリダにして巨匠と呼ばしめた男
28考える名無しさん:04/11/02 22:15:15
う〜む
浅田のスルーは見事
29考える名無しさん:04/11/22 04:07:11
>井筒俊彦とderridaの手紙は公開されてるけど、
>直接会ったことはあったのか?


「日本の友への手紙」の初めのところにこうある。
「この間お会いした時」と。
30考える名無しさん:04/11/22 06:28:22
そんなすごい日本人いたんだ 知らんかった
柄谷はやっぱ認められてなかったんだね
31考える名無しさん:04/11/22 10:55:56
柄谷はジェイムソンに認められている
32考える名無しさん:04/11/22 12:12:52
浅田と柄谷を相手にしなかったデリダはすごい
東も相手にしなかった(まぁ言うまでもないか)
33考える名無しさん:04/11/22 12:26:08
増田みたいな腰巾着の相手しているけどな。
デリダも弟子集めてちょっとみっともないことしているぜ
34考える名無しさん:04/11/23 18:34:20
知らなかったぜ
35考える名無しさん:04/11/23 19:21:15
昔、中沢新一風のチベット密教の「神秘体験」やらがお好みだった
女の子に「意識と本質」いいよっつったら、何じゃそれって言われた。
んで、後日「こんなの全然面白くない!」とたいそうご立腹であった。
36考える名無しさん:04/11/24 13:16:04
井筒俊彦が小さい頃「無」の文字を見つめる修行(w)の話のイイ!

37考える名無しさん:04/11/24 13:17:05
>>32
柄谷浅田はデリダに相手にされているような語り口ですが、
デリダにとっては・・・?
38考える名無しさん:04/12/22 22:05:05
39考える名無しさん:04/12/23 00:35:42
丹生谷貴志が「意識と本質」に苛立ちって、まさか読解力の次元ではないだろうな、まさかな。
柄谷、浅田なんつーどこの国にも五万といるのジャナリスティックな一書生とエラノス学会のパネリストじゃデリダ氏も聞かれて困る罠。
40考える名無しさん:04/12/23 03:25:33
丹生谷は「読めない」って結構言うよ
でも必ずしも批判してるわけでもないんだよ
読解力じゃなくて生理的な次元の問題だね
41考える名無しさん:05/01/05 04:21:16
増田達哉は視野狭窄
42考える名無しさん:05/01/06 17:19:38
井筒俊彦。
43考える名無しさん:05/01/14 00:49:25

44考える名無しさん:05/01/21 16:54:03
コスモスとアンチコスモスが今年の書物復権の候補に上がってるね。

http://www.kinokuniya.co.jp/01f/fukken/fukkan_request.html
http://www.kinokuniya.co.jp/01f/fukken/kouholist.html

値段が倍増してるのが鬱だが…
45考える名無しさん:05/01/24 13:05:07
「意識と本質」買ったけど難しくて読めねえ〜。

井筒俊彦の天才キャラがかなりおいしいなぁ…今度のコミケで出す漫画のネタにしようかなぁ…とかどうでもいいことばっかり考えちゃう!
46考える名無しさん:05/02/03 02:00:14
47考える名無しさん:2005/03/24(木) 15:06:49
梅木先生お元気ですか?
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/%94~%96%D8%92B%98Y/list.html
1. 火ここになき灰 ジャック・デリダ/梅木達郎 /松籟社 2003/08出版 152p 21cm ISBN:4879842265 \2,520(税込) 新宿南店

2. 脱構築と公共性 梅木達郎 /松籟社 2002/03出版 244p 20cm ISBN:4879842192 \2,730(税込) 新宿本店

3. 尽き果てることなきものへ喪をめぐる省察 ミシェル・ドゥギ−/梅木達郎 /松籟社 2000/07出版 194p 20cm ISBN:4879842133 \1,890(税込)

4. 崇高とは何か(叢書・ウニベルシタス ) ミシェル・ドゥギ−/梅木達郎 /法政大学出版局 1999/05出版 413p 20cm ISBN:4588006401 \4,830(税込) 新宿本店

5. 放浪文学論(東北大学出版会叢書 ) ジャン・ジュネの余白に 梅木達郎 /東北大学出版会 1997/09出版 247p 19cm ISBN:4925085050 \1,680(税込) 新宿本店
48ローカルルール審議中:皇紀2665/04/02(土) 00:48:09
>>47

火ここになき灰、すなわち練炭で尽き果てることなきものへ喪
49ローカルルール審議中:皇紀2665/04/02(土) 01:05:50
こういう天才でも、数学は苦手だというから面白い。
50ローカルルール審議中:皇紀2665/04/02(土) 01:16:54
読むだけだったら別に数十ヶ国語くらい大したことないよ。
天才でも何でもない、言語学者だったら当たり前のことだ。
51ローカルルール審議中:皇紀2665/04/02(土) 01:47:58
>>50
読めるだけじゃないから天才なのだと思われ。
52ローカルルール審議中:2005/04/14(木) 16:46:01
普通に読めるぞ。井筒の著書は。
53ローカルルール審議中:2005/04/21(木) 16:54:46
age
54考える名無しさん:2005/04/28(木) 01:52:02
コスモスとアンチコスモスの復刊決まったらしいな。

http://www.kinokuniya.co.jp/01f/fukken/fukkan_list.html
55考える名無しさん:2005/05/04(水) 14:26:39

井筒氏は、語学習得の秘訣について何か書き残していますか?
56考える名無しさん:2005/05/04(水) 17:52:29
語学「習得」なんて言ってる奴は駄目だろ。
57考える名無しさん:2005/05/04(水) 21:39:26
アラビア語の教科書?が全集にあったような……。
58考える名無しさん:2005/05/11(水) 19:57:23
>>56

井筒氏はどうやって外国語をマスターしていったんでしょう?
59考える名無しさん:2005/05/25(水) 10:21:31
独学。驚異的なペースで。
60考える名無しさん:2005/07/07(木) 09:37:59
age
61考える名無しさん
著作集9 東洋哲学
読んでます。シビレます。