1 :
考える名無しさん:
>>1 カントの『純粋理性批判』には理想社全集版の訳もあるので補足。
俺的BESTとWORST
『純粋理性批判』は以文社から出た新訳が◎
岩文の篠田訳は×
『存在と時間』は中公クラッシックスの原・渡辺訳が丁寧
岩文の桑木訳は××
『精神現象学』の樫山訳は堅いが安いので○
長谷川訳はお子様向け
『存在と時間』スレより転載
499 名前:名無しさん@そうだ選挙に行こう[sage] 投稿日:04/07/11(日) 13:27
訳の正確さから言うと原・渡邊訳(中公)と辻村訳(創文)が双璧なんだけど、
辻村訳はほとんど日本語になっていない上、訳語があまりに独特なので、総合的
にみてやはり原・渡邊訳が一番いいと思う。
細谷訳(ちくま)はわかりやすくしようとするあまり、変に言葉を補って、その結果
あきらかに誤訳になってしまっている箇所があるのが残念。
松尾訳(勁草)は独特のルビの振り方とふんだんな補足のおかげで、とてもわか
りやすくなっている。逆にいうと訳者の読み込みがあまりに強く反映されすぎて、
中立的に解釈することが難しくなっているのが難点。あと、値段が高すぎるし。
ただ松尾啓吉って、専門の哲学研究者じゃなくて、詩人なんだよね。アマチュアで
あそこまで訳せるというのは本当にすごいと思う。
スピノザ『エチカ』の邦訳について。
岩波文庫の畠中訳
中公世界の名著の工藤喜作訳
どちらがいいのでつか?
教えてエライしと!!
6 :
考える名無しさん:04/08/02 16:42
あげとく
7 :
考える名無しさん:04/08/22 15:47
で、どうなの?
8 :
考える名無しさん:04/08/22 15:50
中公クラシックスは結構評判いいのかね?
9 :
考える名無しさん:04/08/22 15:50
あれはもともと「世界の名著」に入ってた訳を新書化しているんだよね
10 :
考える名無しさん:04/08/22 15:52
ほっほー そうなのか〜
デカルト借りたことあるけどけっこう読みやすかった
11 :
考える名無しさん:04/08/22 17:21
中公クラシックスは気を付けねばならぬ訳もあるぞよ。
たとえばバーク「フランス革命についての省察」は酷い。
バークはみすず版が最高峰。
にゃるへそ
保守
KrVは高峰訳が最高。入手困難だけど。
18 :
考える名無しさん:04/10/06 12:06:50
ウィトゲンシュタインの『論考』
岩波文庫、中公クラシック、法政ほかある?
20 :
考える名無しさん:04/10/06 12:15:24
忘れてます田。
岩文の野矢訳ってできはいいのかな?
なんだか危うげな気もするが。
22 :
考える名無しさん:04/10/06 14:47:39
どれがおすすめですか?論考は
23 :
考える名無しさん:04/10/06 16:51:06
24 :
考える名無しさん:04/10/06 22:44:32
まぁ比較的安価だし入手しやすい最新訳ということで
野矢訳でいいのでは?
いまのところ、悪い評判は聞かない。
25 :
ポール:04/10/06 22:53:39
野矢さんの『論考』の訳者解説を読んで初めて
「『論考』ってこんなことが言ってたのか」と知った・・。
26 :
考える名無しさん:04/10/07 21:23:11
純理は高峰訳がいいようだけど、ヘーゲルの法哲学の高峰訳はどうですか?
27 :
考える名無しさん:04/10/07 22:27:53
純理は高峯より宇都宮のが断然いい。
高峯訳とにかくよみずらい。日本語じゃないね。
原文と照合しながら読むのには厳密だから高峰訳がいいとは聞くけど
宇都宮高いんだよ
高峯手に入らないんだよ
昨日古本屋で手に入れますたが何か?
31 :
考える名無しさん:04/10/09 23:57:08
32 :
考える名無しさん:04/10/23 23:53:12
あげ
ハイデッガーは細谷お勧め。なんか、かっこいい。
33 :
考える名無しさん:04/10/24 09:38:24
>スピノザ『エチカ』の邦訳について。
>岩波文庫の畠中訳
>中公世界の名著の工藤喜作訳
リーダブルなのは中公版だが、羅語原典と対照すると
岩波版の方が正確。
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