1 :
考える名無しさん :
04/07/24 21:46 狂気を開放せよ。
ジャンプで連載してたやつか。 どういう話だったか思い出せねえな。
哲板にこんなスレあっていいんですかぁ? 怒られますよ。 俺は嬉しいけど。。。
ドグラ・マグラは劇中劇ならぬ、文章中文章が一杯出てきて、 構造が複雑。『ドグラ・マグラ』自体も出てくるのだ。
オイラも、???でち。
7 :
考える名無しさん :04/07/25 03:46
チャカポコチャカポコ
8 :
考える名無しさん :04/07/25 03:52
, -‐- 、 ♪ /,ィ形斗‐''' ォ  ̄`''‐- 、 //ミ/ ヽ ♪ , - 、!({ミ/ ヽ / 、ヽ⊂!ォ/ '''''' '''''' 「i「i}i、 /冫┐ i'ォ.l (○), 、(○) ,{ ノ フマハイジョ!グサッ  ̄ l l l ,,ノ(、_, )ヽ、,, ーゝ 'ヽ、 ♪ ! l ', `-=ニ=- ' /ヽ \ l ヾ,、 `ニニォ / -‐、‐ヽ > t /` ー- 、___,ォュ'ォ ヽ、 / ` ー-! 、`ーi 「ォ , -‐'ォ ` ー- 、l l」 <
↑ふまちゅうさんはネスト構造を理解出来ません。ドグマグは無理です。
10 :
考える名無しさん :04/07/25 09:50
>>8 のAAを文章で表現し、
あの絵から受ける我々の印象をできるだけ明確にした上で、
最後に哲学と強引に関連付けてみるスレに
な り ま し た
終了
このスレ消されると思う?存続すると思う? それによってわたしのカキコは、 ネタバレがんがんで具体的なものになるか、 控えめで抽象的なものになるか決まるです。
| -==-∴-==- .::| ぺんぱっくきいてねーだろ? | ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:::::| | `-=ニ=- ' .::::::::| \ `ニニ´ .:::::/ /.∴\___/ (∴∵∵∵∴∵∴ \ \∵ _∴ _ ∵∴ ヽ  ̄\  ̄ \\ ∴∵ヽ ヽ∴∵) ヽ∴∵| 丿∴./ . ヽ∴ | (∵/ |∵ノ
きいてねーよ!!
14 :
考える名無しさん :04/07/25 10:27
キモAAは精神異常の印
>>14 あまり目の前でそういうこというな。
病状が悪化するからな。
狂ってるわりに過疎スレではあんまり見かけないんだよな〜〜AA こういうのは狂ってるって言わないで、自意識過剰を自覚してないことなのかも
>>17 あれでも多少は文章入力もできるのだが、それが厨房文以下。論理が破綻しようとお構い無しの一点粘着
主義で、壊れているとしか思えない。
俺もコピペしようかなぁ。
20 :
考える名無しさん :04/07/26 17:42
白髪小僧? 白髭小僧? だかが でてくんののほーーが スゲーーおもろい 短けえし どぐらま倉無駄に長くねえ? >>1
21 :
考える名無しさん :04/07/26 17:45
ぷっ、ドグマグが狂気だってよ
22 :
考える名無しさん :04/07/26 19:24
堂廻目眩?
精神病院ネタの探偵小説だよ ラノベでもっと込み入ったのがでてるでしょ 東びーむ
24 :
考える名無しさん :04/07/26 19:28
おわりがとおうございます
26 :
考える名無しさん :04/07/27 07:52
だから 白髪小僧は? >>1 読んだことねーの 駄目じゃん! ちゃんと短編とか読んでっか? 夢野 あれ? 夢野つーAVの奴いなかったっけっか?漏れあんま そーゆーの詳しく無え けっこーメジャー
おおー。ついに単独スレが立つまでになりますたか(・∀・) 自分はラストどうしてあそこでふっつり切れるのかがわかんない。 読み込みが足りないんだと思うんですけどね。まさか最初に戻るってわけじゃないだろうしー。 さんざん貼った伏線とか芥川龍之介の地獄変を思わせる設定とかが 「文学作品」としては落ちを付けられてない感じでもやもや感があるです。 そこが一大奇書と呼ばれる所以なのかもですけど。むー(´・ω・`)
ラストは読者によって解釈が分かれると思います。 はじめ読んだときは、すんなりと 「なるほど、そういうことか」と、分かったつもりになっていたんですが、 次に読んだときには、「あれ、もしかしたらこういうことなのか?」と、 前回の解釈に疑問が湧きはじめました。 そして、さらに何度も読んでいくと、 「こうも考えられるし、ああも考えられる」と、 さまざまな解釈が可能なことに気付きました。 本当の答えがあるのかどうかはまだ俺には分かりません。
>>28 チーズしゃん?゚+.(・∀・)゚+.゚
ぜひぜひさまざまな解釈の部分が聞きたいでつー。
あのもやもや感はどこからくるのかしら。
というわけで読み返し中。
30 :
考える名無しさん :04/07/29 01:23
ミステリー小説ですから、哲学書と違って 「ネタバレ」というのがあるんで、 どういう塩梅で書いていいのか悩みます。。。 記憶喪失(自我亡失状態)の主人公が、 自分が大きく関与したという、空前絶後の事件や、 その影で暗躍する学者たちの壮絶な対決、 大小さまざまな事件や謎がちりばめられる中で、 ほとんどの謎はラスト近くに解かれてゆくのですが、 最大の謎である主人公の最大関心事、 「わたしは誰」というものが、とかれてるようでいながら、 迷路のようなこの小説全体の複雑な構成の中に スゥーっと吸い込まれてしまい、 大方の読者は、吸い込まれてしまったその解をふたたび つかみ直そうと、再度読む必要があるような、 不思議な焦燥感というか、モヤモヤにつつまれるんでしょう。 ↑ 以上一文。句点一個。 ひどい文だな。。。
自主制作アニメ『ドグラマグラ』制作委員会、現在一名。 参加者および出資者募集中!!みたいな。。。
じゃ全部主観視点で行こう。 役者に払うギャラが一人分浮くし。
34 :
考える名無しさん :04/07/29 12:12
ドグラ・マグラのなかに、英のマッハ主義者、 カール・ピアソンの引き写しがある。 当時ピアソンの本は改造社から翻訳が出てたので、 夢野はこれを読んで写したものとおもわれ。
>>33 視点はどうしても多重的になってしまうですよ、あの小説。
大体、あの小説の大半が、主人公が読んでいる
文章の内容で構成されてるって時点で重層的でややこしい。
まあ、そういう手法の小説はけっこうあるのかもしれないけど。。。
母親の胎内から出るって解釈?
>>36 それもありでしょ。
俺が一回考えたのは、主人公は呉一郎とモヨ子の子供で、
モヨ子の胎内で「胎児の夢」を見ているのではないかというもの。
その他にもいろんな考え方した。
劇場版「少女革命ウテナ」みたい……いや、ウテナがドグラ・マグラみたいなのか。
あ、同じことか。。。 多分大多数の人は、主人公の目覚めからラストまでの1日の経験、 つまりは小説の全体がほんの短い時間の夢だったという、 いわゆる「夢落ち」と解釈して、ちょとガッカリするかもしれない。 主人公は最後まで、呉一郎として記憶を思い出さなかったので、 主人公は呉一郎ではないとも解釈できる。 そしてその場合、それがまったく縁もゆかりもない別人とも、 なんらかの関係をもつ人とも解釈しうる。
一番引っかかるのが、精神科本館2階教授室にあった 『ドグラ・マグラ』の存在。 たくさんの人に読まれて、表紙が破け、手垢で汚れている。 書かれてからどれぐらいの時間が経っているのか? 「今日」はいつなのか?
『ドグラ・マグラ』に出てくる文章 1.『ドグラマグラ』或る入院患者の青年小説 2.『キチガイ地獄外道祭文』正木敬之歌 3.『地球表面は狂人の一大解放治療場』記者新聞記事 4.『絶対探偵小説 脳髄は物を考えるところに非ず』記者新聞記事 5.『胎児の夢』正木敬之論文 6.『脳髄論』正木敬之論文 7.『空前絶後の遺言書』正木敬之遺言書 8.・『心理遺伝論付録』若林の調査書を正木が抜粋調査報告 9.・『松村マツ子女史談』記者新聞記事 10・『青黛山如月寺縁起』一行寺社の縁起書 11.『絵巻物の由来記の写し』若林鏡太郎漢文 12『絵巻物』呉青秀絵巻物 13.・『絵巻物の由来記』呉黛(or渤海使)漢文 14.・『絵巻物』への書き込み)呉千世子歌 15.『号外』記者新聞記事(号外) 16.ハガキ正木敬之
俺なりに整理したシーン構成、人物表、場所表、 絵巻物時代・如月寺縁起時代・現代の出来事を時系列で整理したもの とかもあるんだけど、貼っていい?
ここは解放治療場♪
へぇ〜、頑張って読んでるんだね。 おれ、あんまり好きな小説じゃなかったから熟読してない。 マッスルがふつうにハマったなら再読してみよっかな。 文庫さ、表紙がアレだからイヤなんだよねw
角川文庫のですか。米倉斉加年の絵の。 あの絵ネックになって買いづらいという人もいるようですが、 角川以外からも出版されてますよ。 というか、カバーつければいいじゃん。。。
あと、これ書いちゃっていいかなぁ。 教授室という空間が、 これまたひとつのドグラマグラになってるの。 単なる伏線と取ることもできるけど、 こっからまた小説全体の構造についての別の解釈ができるのよ。
【教授室西側】 ■南から1列目のガラス戸棚 ・歯茎の血で描いたお雛様の掛軸(女子大学卒業生作) ・火星征伐の建白書(小学教員提出) ・唐詩選五言絶句『竹里館』隷書(無学文盲の農夫が発病後、曽祖父に当たる漢方医の潜在意識を隔世的に再現、揮毫せしもの) ・大英百科全書の数十ページを暗記筆記した西洋半紙数十枚(高文試験に失格せし大学生提出 ・『カチューシャ可愛や別れの辛さ』という同一文句の繰り返しばかりで埋めた学生用ノート・ブック数十冊(大芸術家をもって任ずる失職活動俳優の自称『創作』) ・紙で作った懐中日時計(老理髪師製作) ・竹片で赤煉瓦に彫刻した聖母像(天主教を信ずる小学校長製作) ・鼻糞で固めた観音像、ガラス箱入り(曹洞宗布教師作) ・五冊に分かれた大部の原稿の綴り込み『ドグラ・マグラ』(若い大学生の患者) ■2列目以降のガラス戸棚 ・精神病患者の発病前後における表情の比較写真 ・同じく発病前後における食物と排泄物の分析比較表 ・幻覚錯覚に基づく絵画 ・ヒステリー婦人の痙攣、発作が現す怪姿態、写真各種 ・各種の精神病における患者の扮装、仮装写真、種類別 ・並外れて巨大な脳髄と、小さな脳髄と、普通の脳髄との比較(巨大な方は普通の分の二倍、小さい方の三倍ぐらいの容積。いずれもフォルマリン漬け) ・色情狂、殺人狂、中風患者、一寸法師等々の精神異常者の脳髄のフォルマリン漬け(いずれも肥大、萎縮、出血、または黴毒に侵された個所の明瞭なもの) ・精神病で滅亡した家の宝物になっていた応挙筆の幽霊画像 ・磨ぐとその家の主人が発狂するという村正の短刀 ・精神病者が人魚の骨と信じて売り歩いていた鯨骨の数片 ・同じく精神病者が一家を毒殺する目的の下に煎じていた金銀目の黒猫の頭 ・同じく精神病者が自分で斬り棄てた五指と、それに使用した藁切包丁 ・寝台から逆様に飛降りて自殺した患者の亀裂した頭蓋骨 ・女房に擬して愛撫した枕と毛布製の人形 ・手品を使うと称して、嚥下した真鍮煙管 ・素手で引き裂いた錻力板 ・女患者が捻じ曲げた檻房の鉄柵 ・優雅な、精巧な編み物や、造花や,刺繍
【教授室 東側】 ■大テーブル 省略。。。 ■東側の壁面 ・狂人焚殺の油絵(金額縁) ・大ストーブ(人間一人が楽にかがまれるぐらい。黒塗りの四角い蓋) ・大時計(二尺以上。電気仕掛け) ・斎藤寿八先生の肖像写真(黒い枠に囲まれた大きな引き伸ばし肖像) ・カレンダー(日めくり。大正15年10月15日)
「夢落ち」と同じぐらい多い解釈が、 永久反復・堂々巡りでしょうね。 こっちのほうがスタンダードか。。。
……お兄さま、お兄さま、お兄さま、お兄さま、お兄さま……… お隣のお部屋にいらっしゃるお兄様…… あたしです。 あたしです。 お兄様の許嫁だった…… あなたの未来の妻でしたあたし…… あたしです。 あたしです。 どうぞ…… どうぞ今のお声をモウ一度聞かして頂戴…… 聞かして…… 聞かしてエーッ…… お兄様、お兄様、お兄様、お兄様…… おにいさまアーッ…… 一部では日本初の妹萌え小説という評価もあるそうです。 実際は妹じゃなくてイトコですが。。。
卷頭歌
胎兒ヨ
胎兒ヨ
何故躍ル
母親ノ心ガワカツテ
オソロシイノカ
>>1 の本文へのカキコはこれにして欲しかったな。。。
これまたマニアックな・・・ステキ展開w( ´艸`)ウヒヒ
>>42 貼って貼って〜゚+.(・∀・)゚+.゚
>>35 作中作をを使った小説はたくさんあるです。特にその性質において
ドグマグと同じ、ミステリ作品には特に多く見られまうす。
でも、よくよく考えてみるとこれはミステリなのかー??とか思っちゃうですよ。
いや、謎が出てくるし、ノックスの十戒も守ってる。
それにもかかわらず、
>>31 にあるように肝心の謎が解けてないので。
薔薇の名前と似たような印象をうけたですよ。これのどこがミステリ(推理物)なのかしら?と。
「ノックスの十戒」、初めて聞いたのでググって見ました。 1 犯人は小説の初めから登場している人物でなくてはならない。 又、読者が疑うことの出来ないような人物が犯人であってはならない。 (例、物語の記述者が犯人) 2 探偵方法に超自然力を用いてはならない。(例、神託、読心術など) 3 秘密の通路や秘密室を用いてはいけない。 4 科学上未確定の毒物や、 非常にむつかしい科学的説明を要する毒物を使ってはいけない。 5 中華人を登場せしめてはいけない。 6 偶然の発見や探偵の直感によって事件を解決してはいけない。 7 探偵自身が犯人であってはならない。 8 読者の知らない手がかりによって解決してはいけない。 9 ワトスン役は彼自身の判断を全部読者に知らせるべきである。 又、ワトスン役は一般読者よりごく僅か智力のにぶい人物がよろしい。 10 双生児や変装による二人一役は、予め読者に双生児の存在を知らせ、 又は変装者が役者などの前歴を持っていることを知らせた上でなくては、 用いてはならない。 で、思ったんですが、 夢野久作はこの十戒をすべて破ろうとしたんじゃないでしょうか。 1と9は考え方によりますが、あとはみな破られているように思えます。
お言葉に甘えて「シーン構成」貼っちゃいますよ。 これは、アニメ化委員会の前身、マンガ化委員会が制作したもので、 教授室にあった『ドグラ・マグラ』と同じように5冊にしようとしてます。 エクセルで、ページ・行番号や、ページ数や、場所などの項目もありましたが、 ここでは省略。 激しく手抜きです。実際はちゃんとシーンごとには分かれていません。。。
巻 話 シーン T 01 00-01 巻頭歌 01-01 主人公の目覚め 01-02 壁の向こうからの少女の声 02-01 夜明け 食事係の看護婦 03-01 食事 03-02 若林登場 自己紹介 03-03 正木敬之の研究 03-04 精神科学応用の犯罪 04-01 自我亡失症 02 05-01 理髪 06-01 病室の外へ 06-02 入浴、主人公の姿、六号病室へ 07-01 六号室の少女 07-02 ふたたび七号病室へ 03 08-01 標本室(教授室)へ 08-02 『ドグラマグラ』 08-04 東側の壁面 09-01 狂人焚殺の絵、斉藤先生の肖像写真 09-02 斉藤、正木について
巻 話 シーン U 04 10-01 『キチガイ地獄外道祭文』0.前口上 10-02 1.精神病院の現状のひどさ 10-03 2.キチガイ地獄のイロハのイ 10-04 3.精神病院の素人だまし 10-05 4.患者の親族の思惑(治るあてない病院へ) 10-06 5.患者の親族の思惑(二度と出られぬ暗黒世界、キチガイ地獄のドン底地獄) 10-07 6.ホントウ民衆国の現状1(社会から抹殺、謀略、政治の癒着) 10-08 7.ホントウ民衆国の現状2 10-09 8.目下の急務 10-10 9.キチガイ地獄を防ぐ工夫(解放治療) 10-11 10.結び 10-12 葉書 05 11-01 『地球表面は狂人の一大解放治療場』 12-01 『絶対探偵小説 脳髄は物を考えるところに非ず』1.導入 12-02 2.アンポンタンポカン君の演説 12-03 3.アンポンタンポカン君の論証 06 13-01 『胎児の夢』1.序文 13-02 2.胎生 13-03 3.肉体と精神 13-04 4.夢 13-05 5細胞 13-06 6.夢の本質 13-07 7.夢の中の時間 13-09 8.胎児の夢の内容
巻 話 シーン V 07 14-01 『空前絶後の遺言書』(地の文)はじめ 15-01 導入 16-01 【解放治療場】 16-02 映写幕上の正木1 17-01 【実母と許嫁と、二人の婦人を絞殺した怪事件の嫌疑者、呉一郎】 18-01 【屍体解剖室内の奇怪事】 1.盛装した美少女の屍体 18-02 2.屍体冷蔵室 18-03 3.屍体の運搬 18-04 4.醜い少女の解剖 18-05 5.屍体台帳 18-06 6.若林 悪魔の形相 19-01 【正木、若林両氏の会見】 20-01 映写幕上の正木2 08 21-01 『心理遺伝論付録』 【第一回の発作】 1.呉一郎の談話 22-01 2.呉一郎の伯母八代子の談話 23-01 3.松村マツ子女史談 24-01 右に関するw氏の意見摘要 25-01 右に関する精神科学的観察 1.呉一郎の性格と性的生活 25-02 2.夢遊状態を誘発せし暗示 25-03 3.呉一郎の第一覚醒と夢中遊行との関係 25-04 4.夢遊状態発作当初の行動…絞殺… 25-05 5.絞首に引き続く第ニの夢中遊行…屍体翻弄… 25-06 6.屍体翻弄に引き続く第ニの夢中遊行…自己虐殺の幻覚と自己の屍体幻視… 25-07 7.呉一郎の悪夢、口臭、その他が表す夢中遊行症の特徴 25-08 8.夢中遊行の行われる時間、その他 25-09 9.夢中遊行の関する自覚、及び二重人格に関する考察 25-10 10.呉家の血統に関する謎語 25-11 11.残るところは、…
09 26-01 【第二回の発作】 1.戸倉仙五郎の談話 27-01 2.『青黛山如月寺縁起』 28-01 3.野見山法倫氏談話 29-01 4.呉八代子の談話概要 30-01 映写幕上の正木3 30-02 【呉一郎の精神鑑定】 30-03 【解放治療場に呉一郎が現れた最初の日】 30-04 【それから二ヵ月後の解放治療場における呉一郎】 30-05 【再び同年十月十九日の解放治療上の光景】 30-06 空前絶後の遺言書(地の文)おわり
巻 話 シーン W 10 31-01 正木登場 32-01 両教授の知恵比べについて 33-01 解放治療場に見えるもの 34-01 離魂病 11 35-01 六号病室の少女について 35-02 若林からの差し入れ(カステーラ事件) 35-03 『絵巻物の由来記』 12 36-01 『絵巻物』 36-02 呉一郎発作に到るまでについての推測 36-03 呉青秀の変態性欲 36-04 呉モヨ子の発作 36-05 呉一郎の頭は治るのか 36-06 事件の真相を推理 37-01 呉一郎に巻き物を見せた犯人は誰か 37-02 <正木の供述> 1.供述の開始
巻 話 シーン X 13 38-01 2.呉一郎に巻き物を見せた人物 38-02 3.直方事件 38-03 4.二十余年前 39-01 5.MとWの戦い 39-02 6.大正六年 39-03 正木の嘆願 39-04 拒絶 39-05 小使い 14 40-01 ひとりになる 40-02 絵巻物の魔力 41-01 絵巻物を詳しく調べる 42-01 絵巻物の白い部分 43-01 外へ飛び出す 44-01 ふたたび教授室 15 45-01 『号外』 1.正木博士投身自殺す 45-02 2.少年鍬を揮って五名の男女を殺傷 45-03 3.狂少年の自殺 平然たる正木博士 45-04 4.解放治療は大成功と正木博士放言す 45-05 5.鼾声雷のごとく 酔い伏して後行方を晦ます 45-06 6.狂人を模倣した気味悪い屍体 45-07 7.怪奇な謎 狂少年の一語 45-08 8.姪の浜の大火 名刹如月寺に延焼 45-09 カード 45-10 全体像を推測 45-11 七号室へ帰る
ひとまとめにしてしまった.『青黛山如月寺縁起』と『絵巻物の由来記』の部分、 年表にしてみました。
『絵巻物の由来記』 749 (天宝08) 呉青秀(18)、玄宗皇帝の命をうけ各地の奇勝名勝を描きに出発 755 (天宝14)03月 呉青秀(25)、芳九連の長女黛(17)と結婚 755 (天宝14)11月 呉青秀(26?)、黛を殺害 755 (天宝15)01月 黛の遺体、白骨化 756 (至徳01)11月 呉青秀(27?)、芳九連の二女芬と出会う 757 (至徳02)01月? 呉青秀(27?28?)、日本海航行中の渤海使船から行方不明 757 (至徳02)01月? 芬、渤海使船中で呉青秀の子(忠雄)を出産 757 (至徳02)01月? 芬、唐津に上陸
『青黛山如月寺縁起』 1673 延宝01 空坪(25、美登利屋坪太郎)、旅立つ 1674 延宝02 春4月末 空坪(26)、肥前唐津に入る 名を虹汀と改める 1674 延宝02 滞留期間、半歳あまり 1674 延宝02 晩秋満月の夜 虹汀、虹ノ松原→浜崎→夷の岬 六美女と出会う 雲井喜三郎、虹汀に襲いかかるも失敗し、崖から海中へ転落 虹汀、呉家へ行く 十日余りの三昧に入る 1674 延宝02 11月晦日の暁 虹汀、絵巻物を焼却。灰を仏像に収める。 呉家への婿入りを宣言。 1674 延宝02 蝋月朔日の昧爽 呉家一堂、浜崎を出る。 蝋月朔日 稍一里の所で、雲井と遭遇 蝋月朔日 雲井、虹汀に殺害される 蝋月朔日 呉家一堂、筑前領深江に一泊。 1674 延宝02 12月2日暁 呉家一堂、出発。 12月2日 5里先の姪浜に到着。 12月2日 姪浜を居住地とする 虹汀、寺院建立を開始する。 1677 延宝05丁巳 霜月初旬 寺院完成 京師の本山(黄檗山萬福寺)より、僧一行を招き、住職とする。 寺号を青黛山如月寺とする 1678 延宝06戌午 2月21日 大供養大施餓鬼 1679 延宝7 7月7日 一行、縁起を記す
まじで映画化する気でつか 人が必死に再読中だというのに! やっぱりどうも「小説」としてあんまり好きになれない文体なんよね、読みにくいのとは別に。 寄り道しちゃってなかなか進まん。すぐ読み返さないと理解しきれないし。 挫折しそう・・・ マッスルはわが道を行っておくれ、ほどよく一般人にもわかる範囲の道だと尚よろし。
>>55-63 感動した! いつもは根気のないマッスル君なのに。
でも、『ドグラマグラ』は一度、映画化されてるよね。
桂枝雀とか、室田日出男とか出ていたやつ。
あの複雑な話が、けっこう手際よく整理されていたと思う。
66 :
考える名無しさん :04/08/01 15:56
ハンニバルage
>>64 独特の文体ですよね。
いや、文体じゃなくて文字の使い方ですかね。
なんか、80年代みたいなケーハクな感じのカタカナ書きが多い。
言葉遣いはカナリ人物にあわせて書き分けているので、
夢野久作自身の特徴として顕著に出てるのは、このカタカナ書きでしょう。
たしかに好き嫌いは分かれるでしょうね。。。
>>65 贈与の一撃!に、なってますかね。
映画化されてますね。もちろん見ましたよ。
映画版を見たことが、漫画化・アニメ化言い出した動機のひとつなんです。
他スレでもこんなこと書きました。
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1087045419/190 どんな小説でも、2時間程度の映画に収めようとすると、
どうしても、ある程度は原作のすべてを盛り込むことは出来ないから、
端折られてしまう部分があります。それは仕方ないことだと思います。
そして、映画版『ドグラ・マグラ』に関しては、
「手際よく整理されていた」し、正木博士役の桂枝雀の演技が、
異様に存在感のある名演だったのであれはあれで好きです。
しかし、あの作品は二酉さんが感じていたように、単なるミステリーじゃないようで、
夢野久作にとって、自分の過去の作品の集大成であり、
「わたしはこれを書くために生まれてきた」というように、
夢野久作の思想の展開・主張・問題提起でもあったようですし、
それに、制作推敲あわせて20年もの歳月をかけて綿密に構成を練られたものなので、
映像化する際には、どこかを端折られてしまうのは残念でなりません。
といっても、夢野久作への重々しい敬意がわたしの動機なのではなく、
まず第一にあったのは、「マンガかきたーい。でもシナリオ書きたくなーい」で、
そんなときに映画版『ドグラ・マグラ』をみて、
「いっちょ、原作に忠実に描いてみようか」と思っただけなんです。
それまでは、そんなにハマってはいませんでした。。。
ちなみに、俺の2ちゃん初カキコは、日本史板の質問スレへの、 ドグラ・マグラに出てきた「渤海使」についての質問でした。。。
>>68-69 なるほど! 応援するよ!
私にとって、映像化したい小説とは何だろう?
音が欲しいから、奥泉光『鳥類学者のファンタジア』とか。
小林信彦『裏表忠臣蔵』を、とぼけた感じで撮るのも面白いかも。
しかし、どちらも『ドグラマグラ』級の大作ではないけどね。
候補としては、『ドグラ・マグラ』のほかに、『麻雀放浪記』もありました。 こっちも映画化されていて、しかも、かなり出来が良い作品だし、 漫画化もされていたので、すぐに候補から外しました。。。
72 :
考える名無しさん :04/08/02 06:33
Hannibal ◆Lwtv9RqBLQ は我を出しすぎる文章だからキモイと言われるんですよw
で、夢野久作の思想の話に入ろうかな、なんて思ったんですが、 この際だから、もうちょっと資料を放出しとこうかな。
同時代1 1903明治361月 正木、若林、京都帝国大学福岡医科大学(九州帝大前身)入学 1905明治38 千世子、家を出る(正木と同棲) 1907明治4011月22(20)日 呉一郎、誕生 1907明治4011月22(20)日 正木、姪浜へ行き、絵巻物を入手 1907明治4011月 卒業論文鍾衡の教授会議(三日間) 1907明治4011月 正木、上京。その後、留学 1907明治4011月 福岡医科大学卒業式 1907明治4011月式翌日 盛山学部長の手許に、正木先生からの書信が届く 1907明治4011月26日 千世子、巻物に歌を記入 1907明治40暮れ 八代子に村役場から千世子出産の知らせ 1908明治41正月 八代子、離婚(八代子、23歳の年) 1908明治41正月 モヨ子誕生。 1913大正2 若林、英国留学 1915大正4 正木、帰国(若林の言) 1917大正6(3) 若林、正木、帰国 1918大正77月6日 直方小学校七夕会で、正木、一郎を見る
同時代2 1924大正133月25〜26日 「直方事件」発生。千世子、死亡 1924大正13 3月25日 正木、九大の若林に会い、『脳髄論』提出(午後一時ごろ) 1924大正13 呉一郎、姪浜の呉家へ転居 1924大正13 4月1日 八代子に近江屋からの手紙と香典 1924大正13 4月2日 呉一郎の談話、呉八代子の談話 1924大正13 4月4日 松村マツ子談。(新聞掲載) 1925大正14 2月末 斎藤博士の懇願により、『脳髄論』で、正木への学位が内定 1925大正14 10月18日 斉藤博士、死亡 1925大正14 10月19日 斉藤博士の葬儀(正木、現れる) 1925大正14 秋、彼岸前日 八代子、一郎、モヨ子、如月寺墓掃除 1926大正15 2月 正木、斉藤博士の後任として九大に赴任 1926大正15 3月初旬 開放治療場、起工 1926大正15 7月 開放治療場、完成 1926大正15 4月26日 「姪の浜事件」発生 1926大正15 4月26日10:30 現場検証 1926大正15 4月26日13:00 戸倉仙五郎の談話 1926大正15 4月26日15:00 野見山法倫談話 1926大正15 4月26日21:00 モヨ子の屍体、九州帝国大学法医学教室に到着 1926大正15 4月26日23:00 屍体解剖室内の奇怪事 1926大正15 5月2日 15:00正木、若林両氏の会見 1926大正15 5月2日 21:00呉一郎の精神鑑定。福岡地方裁判所応接室。 1926大正15 7月7日 開放治療場に呉一郎が現れた初日 1926大正15 9月10日 呉一郎、7号室に籠り始める 1926大正1510月19日 【正木の言う今日】 1926大正1510月19日12:00「治療場内の事件」発生。一郎、五名の男女を殺傷 1926大正1510月20日17:00大学裏海岸に、正木の溺死体、発見される。自殺。 1926大正1510月20日18:00「姪の浜の大火」発生。呉家、如月寺炎上。呉八代子、焼死。 1926大正1511月20日 【若林の言う今日】
年と月がつながって見づらくなっちまった。。。
アニメーションじゃ駄目なの?
78 :
考える名無しさん :04/08/04 06:56
↑ それ いいな
79 :
考える名無しさん :04/08/04 06:58
つか あやふやな記憶なのやが... なんか主人公の男の子が 同じ部屋で寝ている綺麗なお母さんに欲情して悶々とする ちゅーよーな萌え的な展開あったよね?
結局犯人は誰よ?
>>77-78 「アニメ『ドグラマグラ』制作委員会」ゆーとろーが!!
>>79 正木の『空前絶後の遺言書』に、
『◆心理遺伝論付録◆・・・・・・各種実例』として、
抜粋を載せるはずであった、若林による事件の調査報告の原本が挿し込まれてる。
(この調査報告によって、犯人は第三者とされ、一郎は釈放された)
その中には、直方事件直後の「呉一郎の談話」が記録されています。
本人の供述ではただ、
ゴトーンと大きな音がしたように思いましたから、フイと目を醒ましましたが、
まっ暗でわかりませんので、寝しなに枕許に近づけておきましたこの電気を捻って、
読みさしたままの書物の下になっている腕時計を見ますと、一時に五分過ぎていました。
……それからお小用に行こうと思って起上りがけに、
こっちを向いてスヤスヤ眠っている母の顔を何の気もなく見ますと、
口を少し開いて、頬がまっ赤で、額が瀬戸物のようにまっ白く透きとおっていて、
不思議なくらい若く見えました。
としか書いてありませんし、若林も、このことには特に触れていません。
しかし、これが正木の手にかかると、まったく違った展開になるのです。
報告書の後につけられた、正木による「◆右に関する右に関する精神科学的考察」で、
母の寝顔に誘発された、変体性欲発現の事例として萌え展開になるんです。
>>80 どれの犯人?
FLASHで「胎児の夢」を再現してみたら面白いかも。強烈なイメージのやつ。
ブラクラと勘違いされないだろうか お父さんは心配だぉ
勘違いっつーかブラクラだな
>>5 「魔神冒険譚 ランプ・ランプ」
脚本:泉藤進 作画:小畑健
91年52号〜92年25号
敵の魔神の名前が「ドグラマグラ」
>>85 ありがとう。
便乗して、ミステリー板よりコピペ。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
473 :名無しのオプ :2001/07/05(木) 20:45
ドグラ・マグラのパロディ。
・機械獣ドグラ・マグラ(たしかあしゅら男爵が乗ってるんだったっけなー)
・魔神王ドグラマグラ(小畑健の『ランプ・ランプ』に出てきた)
・二重惑星ドグラ星とマグラ星(冨樫の『レベルE』)
・土偶羅魔偶羅(椎名百貨店収録の短編に出てきたキャラ。GS美神にも出てきたような)
・ドグマ=マ・グロ(梶尾真治のホラー作品。作中に「マグロか?」ってメタ駄洒落があるのが萎え)
・ドグ・マグ(FF4のドグ・マグ・メズのメーガス三姉妹)
474 :名無しのオプ :2001/07/05(木) 21:25
>>471 外道節(作詞:大槻モヨコ)
♪名乗りおくれた私の名前はネコ神博士と申すものです・・
475 :名無しのオプ :2001/07/06(金) 04:04
んじゃ、ついでに
・昔、雨宮淳(だっけ)のエロいパチンコ物の漫画に「パチンコ地獄外道祭文」とか言う一発ネタが
・G-ヒコロウの「猫神博士」夢Qキーック
この小説は、「変態性欲」なんて言葉も出てくるし、 「エログロナンセンス」というくくりで評価されることもあるように、 登場人物たちに、けっこう倒錯した萌え要素(読者側が感じる)が こめられてると思います。 そう思った人物を少し拾ってみました。 近親 千世子 近親 モヨ子 炉 浅田シノ アイドル 舞踏狂の少女 熟女 清河原 女王様 清河原 老女 太った老婆 プランパー 太った老婆 プランパー 看護婦たち ネクロフィリア 炭鉱労働少女の死体 ネクロフィリア 芬 マゾ 芬 マゾ 黛 マゾ モヨ子 ショタ 主人公 ショタ 小学生時代の一郎 コスチューム 看護婦たち 緊縛 正木 ホモセクシャル甘粕藤太 もっとあるだろうな。。。
心理学ぽいのは嫌いだ。統計学と名前を改めればいいのに。
>>88 それはどういうことでしょうか?
出来れば具体的におながいします。
もうそろそろでこのスレも消されるような気がするので、 人物表と場所表も貼っちゃいましょうか? ちょっと長いんですけど。。。
ぐぐれば出てくるから表とかはイラネ。 細部の場面を検証して出た考えとか発表してみれば?<まっする池浜
たぶんぐぐっても詳細なのは出てこないけど、 おっしゃるとうりだね。 場面より、やっぱり正木先生の諸説が魅力的だなぁ。 あと、年表作ってるときに気付いたことなんだけど、 事件の起こる年と、災害との関係。 たぶん意図的にやってると思うんだわ。 関東大震災のとき、久作は記者として東京に取材に言ったりしてるから、 そのときに見たことの衝撃が、この小説を作るにあたっての 原動力の一つになってると思う。
名前に数字の入ってる登場人物が多いので、 何か意味があるのかとおもってみたけど、 一部を除いてあまり意味はなさそうです。 一郎 一行 雲井喜三郎 戸倉仙五郎 六美 八代子 斎藤寿八 芳九連 モヨ子(百代子?) 千世子 八代子、千世子、百代子あたりは、「心理遺伝」を暗示してるんだろう。 六美は絵巻物の死美人図の六相に因んでるだけだろう。 ただ、できごとの日付には意味があるかもしれない。 心理遺伝の発作を誘発する要素としての意味をもたせているようです。 でも大方の読者は、こんなの気にしない様な気がする。。。 ↑↑↑↑ 他スレに誤爆しました。。。 一応こっちにも貼っときます。
ほう 面白そう
97 :
THE グル :04/08/21 16:34
いいですか、 狂人開放治療とは、 フリップ・ピネルの精神病者開放を感じさせまして、 夢野久作の想像力は、 今日においても、 新しく、 当時においてそれを指摘していたことには驚愕するんです。 これが断言できます。 どうかしましたか?
いきなりどうした? いぢめられたのか?
今でも新しいんですか。 それは心強いです。 あんまり古くて世間から子供だましみたいに思われることだと、 アニメ化しようという意欲も薄れてしまいますんで。
詳しく? いや、基本はミステリー(謎解き)小説だから、 謎を作るための仕掛けが古くなって意味を成さなかったら、 いまさらアニメ化しよう!なんて意気込むのは空しいっしょ?
>>101 ごめんスレ勘違いしてた(マッハスレと)
そうですか。 どうせバレてるんだし、隠す気もないのに、 この名前だけトリップ無しだと何だから、 つけるか。。。
この本、どうしても途中で他の本に浮気してしまって 最終的に何がなんだかわからないままに・・・・・・・ ががががが頑張るよ・・・・ どぐまぐ映画が何処にもレンタルされていないのが気になる そりゃレンタルしても元を回収できないからなんだろうけどお
いかんせん長いでちからね。。。
もしよかったら、ためしに
>>55-60 の、12区切りの「話」ごとに、
一話イッキに読んで、ちょっと休んで、また一話って感じでよんで、
区切りが適切だったかどうか感想を聞かして欲しいでち。。。
まちがえた。。。 12区切りじゃなくて15区切りでち。。。
頑張って読んで、マスルの脳に刺激を与えてあげたいです 地味スレだけど 浮気しちゃうのは長いのが問題じゃないんだけんども むしろ小説としては短い方だし 戯曲やら歴史的仮名遣いやカタカナ文、それと詩とか なんとなくソッチ系の文章が苦手だからかしら・・・ 映画化じゃなくて、いっそのことドグマグ系の小説プロットや 映画脚本書いた方がいいんじゃない?完全新作の
オイラ、基本的に<絵を描きたい人>なのでして、 絵をのせるシナリオは、『ドグラ・マグラ』じゃなくてもいいんですが、 完全自作する自信はないです。。。 もちろん、自分で一からシナリオ書けたらそれがなによりですけど。。。 そういったわけで、既に著作権の切れた『ドグラ・マグラ』を 原作として使わせてもらってるのです。
そうか・・・もう50年以上(だっけ?)経ってるのか・・・ そう考えるとスゴイ作品だね アソレ 狂ってるっ! 狂ってルっ!
_ ∩ アソレ ( ゚∀゚)彡 狂ってるっ! 狂ってルっ! ⊂彡
もうほとんど止まってますね。 やっぱり、場所表貼っときます。 明日あたりは人物表も貼るかも。
1精神科病棟7号室【九州大学医学部】 2精神科病棟6号室【九州大学医学部】 3精神科病棟廊下【九州大学医学部】 4精神科病棟と本館の間の渡り廊下【九州大学医学部】 5精神科本館1階浴室【九州大学医学部】 6精神科本館1階廊下【九州大学医学部】 7精神科本館1階玄関ロビー【九州大学医学部】 8精神科本館階段【九州大学医学部】 9精神科本館2階廊下【九州大学医学部】 10精神科本館2階教授室【九州大学医学部】 11精神科本館講堂のボールド(空前絶後の遺言書)【九州大学医学部】 12精神科開放治療場【九州大学医学部】 13法医学教室内死体解剖室【九州大学医学部】 14法医学教室内死体解剖室天井裏【九州大学医学部】 15地下屍体冷蔵室【九州大学医学部】 16法医学教室屍体冷蔵室裏手実験用動物の檻【九州大学医学部】 17医学部正門【九州大学医学部】 18大講堂、創立三周年祝賀会(福岡医科大学時代)【九州大学医学部】 19斎藤助教授、教室(福岡医科大学時代)【九州大学医学部】 20卒論選考の教授会議、会議室(福岡医科大学時代)【九州大学医学部】 21九大大学本部総長室【九州大学医学部】 22麻布笄町の呉母子の家【東京・東京周辺】 23伝馬町の呉服屋、近江屋【東京・東京周辺】 24狸穴の先生のところ【東京・東京周辺】 25東京の大きな駅(東京駅?上野駅?)【東京・東京周辺】 26千葉のある駅までの汽車内【東京・東京周辺】 27千葉のある駅から馬車、田圃の中や山の間の広い道【東京・東京周辺】 28千葉の山の中のある町(正木の故郷?)【東京・東京周辺】
29呉母子の家(つくし女塾)【直方】 30直方署取調室【直方】 31直方小学校(七夕会の陳列室)【直方】 32呉家、母屋【姪の浜】 33呉家、はなれ(一郎・モヨ子夫婦宅)【姪の浜】 34呉家、土蔵(三棟)【姪の浜】 35呉家、戸倉仙五郎宅ほか数棟の借家【姪の浜】 36如月寺【姪の浜】 37室見川【姪の浜】 38斎藤教授葬儀場(筥崎網屋町の自宅?)【その他福岡】 39翡翠女塾(福岡市外水茶屋)【その他福岡】 40六本松の高等学校【その他福岡】 41福岡因幡町の記念館【その他福岡】 42国道沿いの石切場【その他福岡】 43軽便鉄道西新町、今川橋(仙五郎の弟宅、煮売屋)【その他福岡】 44門司駅の改札口【その他福岡】 45伊勢原旅館二階(門司、正木の宿泊先1)【その他福岡】 46蓬莱館(博多駅前、正木の宿泊先2)【その他福岡】 47福岡市湊町の下宿(正木の宿泊先3)【その他福岡】 48若林宅(春吉六番町の広い家)【その他福岡】 49千世子の家(福岡同棲時代、福岡郊外松園)【その他福岡】 50馬出浜(筥崎水族館裏手、千代町方面から続く防波堤石垣)【その他福岡】 51福岡地方裁判所応接室【その他福岡】 52柳川の骨董店(正木の狂人焚殺の油絵購入先)【その他福岡】 53英和学院(甘粕が柔道師範をしていた)【その他福岡】 54甘粕の自宅(市内鳥飼村)【その他福岡】
55正木が祭文歌を歌い歩いた日本各所【キチガイ地獄外道祭文】 56アンポンタンポカン君空想上の街角【脳髄は物を考えるところに非ず】 57黒田藩福岡城下鳥飼村(鉢巻儀作)【脳髄は物を考えるところに非ず】 58博多名物の筆屋(鉢巻儀作)【脳髄は物を考えるところに非ず】 59福岡城天守の櫓(毬栗のモーニング男)【脳髄は物を考えるところに非ず】 60ある宴会場(清河原)【脳髄は物を考えるところに非ず】 61京都清河原家付近【脳髄は物を考えるところに非ず】 62茶舗美登利屋(京都祇園精舎近く)【如月寺縁起】 63黄檗山萬福寺【如月寺縁起】 64虹ノ松原【如月寺縁起】 65浜崎【如月寺縁起】 66夷の岬【如月寺縁起】 67姪の浜【如月寺縁起】 68交通量の多いにぎやかな道路【主人公がさまよった福岡の町】 69川、橋、鉄道、赤い鳥居【主人公がさまよった福岡の町】 70高い高い広告塔【主人公がさまよった福岡の町】 71真っ暗になった田舎道【主人公がさまよった福岡の町】 72明るい美しい街筋【主人公がさまよった福岡の町】 73暗いごみごみした横丁【主人公がさまよった福岡の町】 74三味線や太鼓の音の聞こえるまぶしい通り【主人公がさまよった福岡の町】 75電灯の並んだ防波堤の三方海の行き止まり【主人公がさまよった福岡の町】 76正木が学生時代に調べて回った神社仏閣【その他】 77正木の留学先【その他】 78シカゴ【その他】 79若林の留学先【その他】
人物表、貼っときます。
1呉一郎【呉家】 2呉モヨ子【呉家】 3呉千世子(虹野ミギワ)【呉家】 4呉八代子【呉家】 5源吉(京染悉皆屋、呉八代子の夫)【呉家】 6戸倉仙五郎【姪の浜】 7野見山法倫【姪の浜】 8仙五郎の弟【姪の浜】 9仙五郎の弟の妻【姪の浜】 10その他小作人たち【姪の浜】 11宗近医師【姪の浜】 12脇野軍平(石切場の石工)【姪の浜】 13脇野ミツ(軍平妻)【姪の浜】 14脇野格市(軍平養子)【姪の浜】
15正木敬之(面黒桜万児)【九大】 16若林鏡太郎【九大】 17斉藤寿八【九大】 18精神科病棟の看護婦長【九大】 19精神科病棟の看護婦A(食事係)【九大】 20精神科病棟の看護婦B【九大】 21精神科病棟の看護婦C【九大】 22禿頭の老小使い【九大】 23甘粕藤太(治療上監視人)【九大】 24医員A(宿直)【九大】 25医員B(山田学生)【九大】 26医員C【九大】 27医員D【九大】 28数名の男看護人【九大】 29松原総長【九大】 30斉藤教授葬儀の参列者たち【九大】 31本部の塚江事務官【九大】 32総長室隣室の事務員たち【九大】 33川路教授【九大】 34安楽教授【九大】 35太田教授【九大】 36大講堂満堂の学生・教授(福岡医科大学時代)【九大】 37森山学長(福岡医科大学時代)【九大】 38やかまし屋の某教授(福岡医科大学時代)【九大】 39卒論選考の教授たち(福岡医科大学時代)【九大】 40鶴川教授(「万有還金」)【九大】 41赤井教授(「若返り手術」)【九大】 42眼科の田西博士【九大】 43耳鼻科の金壺教授【九大】
44鉢巻儀作【解放治療場】 45浅田シノ(仮名)【解放治療場】 46破れモーニングで毬栗頭の小男【解放治療場】 47シャクレ顔の年増女(清河原)【解放治療場】 48髯だらけの敬神狂の大男【解放治療場】 49舞踏狂の少女【解放治療場】 50四十ぐらいの職人風の男A【解放治療場】 51四十ぐらいの職人風の男B【解放治療場】 52肥ったお婆さん【解放治療場】 53鉢巻儀十(儀作の五代前の祖)【治療場患者説明】 54領主黒田の殿様【治療場患者説明】 55毬栗の母方の祖父【治療場患者説明】 56殿様【治療場患者説明】 57係の役人【治療場患者説明】 58若い銀行家【治療場患者説明】 59銀行家の父親【治療場患者説明】 60銀行家の母親【治療場患者説明】 61宴会の席の人々【治療場患者説明】
62六美【如月寺縁起時代】 63虹汀(空坪、美登利屋坪太郎)【如月寺縁起時代】 64雲井喜三郎【如月寺縁起時代】 65雲井なにがし(喜三郎の父。肥前唐津藩家老職)【如月寺縁起時代】 66雲井喜三郎の取り巻き(20〜30人)【如月寺縁起時代】 67六美の兄A【如月寺縁起時代】 68六美の兄B【如月寺縁起時代】 69呉家(浜崎)の奉公の人々【如月寺縁起時代】 70美登利屋坪右衛門【如月寺縁起時代】 71勝空【如月寺縁起時代】 72隠元【如月寺縁起時代】 73一行【如月寺縁起時代】 74呉青秀【絵巻物時代】 75芳黛【絵巻物時代】 76芳芬【絵巻物時代】 77芳九連【絵巻物時代】 78玄宗皇帝【絵巻物時代】 79楊貴妃【絵巻物時代】 80楊国忠【絵巻物時代】 81李太白【絵巻物時代】 82安禄山【絵巻物時代】 83渤海使たち【絵巻物時代】 84呉忠雄【絵巻物時代】 85唐津の人々【絵巻物時代】 86呉青秀に殺された人、死体【絵巻物時代】 87村人たち【絵巻物時代】
88鴨打先生(一郎の中学のときの担任)【直方】 89つくし女塾の生徒たち【直方】 90裁判所からきた人(面会)【直方】 91直方署の谷警部(鰐警部)【直方署】 92巡査部長【直方署】 93サーベルを引きずった刑事【直方署】 94背広を着た刑事【直方署】 95万田部長【筥崎署】 96光川巡査【筥崎署】 97津川警部【福岡警察署】 98長谷川警察医【福岡警察署】 99大塚警部【福岡地裁】 100鈴木予審判事【福岡地裁】 101熱海刑事【福岡地裁】 102松岡書記【福岡地裁】 103延丁A【福岡地裁】 104延丁B【福岡地裁】 105狸穴の先生【東京】 106近江屋のおかみさん【東京】 107近江屋の従業員たち【東京】 108馬車夫【千葉】 109村の人々【千葉】
110床屋【その他】 111若林の飯炊き婆さん(モヨ子の付き添い?)【その他】 112松村マツ子(翠糸女塾主)【その他】 113玄洋新報社記者【その他】 114福岡の某新聞社学術欄担当記者【その他】 115翠糸女塾の生徒たち【その他】 116醜い少女(死体)【その他】 117福岡の街なかの人々【その他】 118水族館掃除女(斎藤教授死体発見者)【その他】 119斎藤教授死体発見の急報で駆け付けた警察当局【その他】 120ハゼ釣り帰りの男A(正木教授死体発見者)【その他】 121ハゼ釣り帰りの男B(正木教授死体発見者)【その他】 122船木医学士(千世子司法解剖立会人)【その他】 123呉一郎?【主人公】
_ ∩ アソレ ( ゚∀゚)彡 狂ってるっ! 狂ってルっ! ⊂彡
アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ (*゚∀゚)(*゚∀゚)(*゚∀゚)(*゚∀゚) ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ ∧∧ (*゚∀゚)(*゚∀゚)(*゚∀゚)(*゚∀゚)(*゚∀゚) 〜(___ノ(___ノ(___ノ(___ノ(___ノ
見―つ―け―タ― 5,6回は読んでるはずなのにまったく記憶にないじょ! 池濱君はすごいね! 哲学好きだと大抵SF小説とかに走りそうなのに―
これもSF
そういやそうか
127 :
考える名無しさん :04/10/04 08:15:13
agemasu
128 :
白鳥扼殺者 :04/10/04 09:39:53
度暗・魔暗
デビッド・リンチの映画 ぶぅぅぅぅ・・・んというノイズで始まるあたりからもう「ドグラマグラ」の 影響受けてるようにしか見えない・・・。 翻訳はされてないらしいが。
_,,,,,,,,,,,, __ ,,..-‐'''"´ ''"´ ) ( ● / ミ ゛、 ミ \,_ ミ /""ヽ,ゞ`` ミ ^ヽ、 `゛ ミ ヽ、 ミ ヽ ミ i ミ / ミ ( ミ ゝ ミ ∠,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ミ;、,,
ねずみでちか?
はむすたです
くしくし
ふむ
そろそろ消えるかなぁ。。。 『ドグラ・マグラ』を自分が映画化するなら、 どういうキャスティングにするかとかも考えた。 キャスティングというより、絵にするときのモデル。 それはどうでもいいや。。。 そんなことより、 呉一郎の髪形がわかりづらいでち。 顔の特徴は結構分かり易く克明に説明されてる。 で、髪型も、散髪のシーンでかなり詳しく書かれてるんだけど、 どうもそれを再現しようとすると、モヒカンみたいになっちゃう。。。 モヒカンが「東京の学生さん風」ではないはずだ。
夢野久作の意図というか、ねらいは何なの?
>94 ・クレイジー ・馬鹿馬鹿しい今日だろう? ・正気博士 ほかにもあったと思う
>>136 過去の作品の集大成
ミステリーの禁じ手をことごとく破ること
思想の展開
などいろいろ考えられますね。
>>137 >>94 で書いたのは、数字に関するものだけです。
語呂にかんしては、
呉一郎 → クレイジー
正木敬之 → 正気軽視(つまり狂気重視)、正にキ(キ印=キ○ガイ)
ってのは聞いたことありました。
若林鏡太郎 → 馬鹿馬鹿しい今日だろう?
なるほど〜。納得です!!
「鏡」について、
昔から「鏡」には、「歴史書」という意味が含まれていますが、
『ドグラ・マグラ』の中では、犯罪に関することを克明に記録し、
犯罪者自身に「お前が犯人だ」と追い詰めていくもの、
という意味合いも込めているようです。
あと、「呉」について 一郎のご先祖様、呉青秀は、 唐代中国に実在した画家、呉道子がモデルのようです。 名前の青秀については、語呂でいくと、 訓読みして あお・ひいで ← 青ひげ かも知れません。 つまり、殺人鬼であることを暗示してるのでしょう。 もういっちょ「呉」について、 もともと主人公に呉という名前をつけたのは、 精神医学者の呉秀三という人に因んでいるようです。 かといって、呉一郎のモデルではなく、 むしろ正木博士のモデルになっているみたいです。 呉秀三のほかにも、正木博士のモデルと思われる人物はいまして、 下田光造という人が、キャラ的にも正木博士そのものといった感じです。
あらー確かにこんなイメージだわ
こんな時間に人がおったとは。。。
ちと、顔はふっくらしてますね。 小説の中で、正木教授のかおはガイコツにたとえられるような、 げっそりして目がギョロっとした人で、 総入れ歯で、坊主頭で、眉毛を剃ってる、小柄な人ですんで、 私としては、ビジュアル的にちょっとイメージと違う感じです。。。
もういっこ「鏡」について書き忘れてました。 若林鏡太郎の姿は、どう考えても夢野久作自身を描写したものに思えます。 なので、「鏡に写った、著者の久作自身」、という意味もあるのかな。。。
でもやっぱり、写真のお二人の対比は、 若林と正木の対比にぴったりですねぇ。 うむむ。。。 なかなかいいものを見つけたぜ!!
>>140 ちと、言葉足らずで誤解を招く書き方だったんでつけくわえます。
呉青秀のモデル呉道子ってひとは、殺人鬼じゃありません。
画家としての才能という部分だけモデルにしてるってことです。
哲板で、ここまでドグマグの話が続くとは。 ミス板のスレにもきてくだされや
ミステリー板にもたまーーに書いてます。
じつは、
>>135 の髪型の話もミステリ板で質問したことがあります。
378が俺です。もう二年以上前か。。。
378 :名無しのオプ :02/07/03 23:12 散髪のシーンで、 まん中を高く致しまして、お顔全体が温柔しい卵型に見えますように…… まわりはごく短く、東京の学生さん風に…… と、ありますが、この髪型が、いまいちイメージできません。 誰か〜、これってどんな髪型なのか教えてけれ〜。 379 :名無しのオプ :02/07/04 00:05 モヒカン 380 :名無しのオプ :02/07/04 00:15 ゴリ 381 :名無しのオプ :02/07/04 00:21 真知子巻き 382 :名無しのオプ :02/07/04 00:40 テクノカット
384 :名無しのオプ :02/07/04 23:06
>>378 その当時の学生さん風てどんな感じだったんだろね。
五分刈りとかは萎えるから自分の好きな感じでイメージしてるけど。
393 :名無しのオプ :02/07/07 01:37
>>378 >まん中を高く致しまして、
>まわりはごく短く
モヒカン。。
394 :名無しのオプ :02/07/07 03:29
広末みたいな髪型だよ、きっと。
395 :名無しのオプ :02/07/07 09:56
サザエさんの髪型と思われ。
真中ってのをほんとに真中って捉えるからモヒカンが思い浮かぶんだろうけど、 単なる坊ちゃん刈りじゃない?
>>152 そですね。
真ん中をおっ立ててるとは書いてないし、
モヒカンはありえないっすね。。。
>394 :名無しのオプ :02/07/07 03:29
>広末みたいな髪型だよ、きっと。
っていうレス見てからは、
俺の中では、なんとなく呉一郎のイメージ=広末
になっちゃってるんですけど、
まあ、やっぱり坊ちゃん刈りって感じでしょうね。
この下村光造に関する記述のあるサイト、
↓
ttp://web.sc.itc.keio.ac.jp/anatomy/kokikawa/seisin/seisin61.html けっこう前から知ってて読んでたんだけど、
今読み返して、はじめてあることに気付いた!!
精神病の身体的療法は下田が精神病医として最も深い関心をもって開拓した領域であり、
持続睡眠療法はクレージーJ. Klaesi(1922)と、
電気ショック療法はツェルレッティU. Cerletti(1938)と並行して研究され、
ほぼ時を同じくして発表された。
Klaesi(クレージー)と、Cerletti(ツェルレッティ)
クレージー=ツェルレッティ
「くれいちろう」と似てない?!!!
どうよ?
くるしいか?
考えすぎか?
>まん中を高く致しまして 二百三高地髷と言って、ポンパドール(太宰もやっていた)みたいです。 >どうよ? >くるしいか? >考えすぎか? いいですね! 楽しいですね! もっと考えて下さい! キャストは、後藤姉弟ですか? 青秀に関しては、自分は如何しても、絵仏師良秀を思い出します。 詰り、赤の良秀に対して、青い炎のイメージをダブらせる訳です。 自分は、一郎、次郎、三郎と言う、最もポピュラーな名前に就いて考えた事が有るのですが、 一郎は、逸らう(何時らう=逃げる)、次郎は、知らう(師らう=職る)、三郎は、参らう(参る=侍る)とこじつけて見ました。
清秀 修既治之 明年夏始 水而甘人 得于州南 百之近其 上山然而 特立下幽 谷窈然而 深藏中有 清泉翁然 而仰出俯 仰左右而 之于是疏 泉石辟地 以亭而与 人往游其 于五代干 戈之用武 之地也昔 太祖皇帝 以周破李 景兵十五 万于清流 山下生擒 其将皇甫 姚于之外 遂以平修 考其山川 按其升高 以望清流 之谷求就 擒之所而 老皆无在 者盖天下 之平久矣 自唐失其 政海内分 裂豪杰并 起而争所 在国者何 可数及宋 受天命人 出而四海 一向之凭 恃削消磨 百年之漠 然山高而 水清欲其 事而老尽 矣今介江 淮之舟商,四方客之 所不至民 生不外事 而安于衣 食以生送 死而孰知 上之功コ 休生息涵 煦百年之 深也修之 来此其地 僻而事又 其俗之安 既得斯泉 于山谷之 乃日与人 仰而望山 俯而而听 泉幽芒而 木霜冰雪 刻露清秀(今だー!青秀ゲット!!) 四之景无 不可又幸 其民其物 之成而此 年之者幸 生无事之 也夫宣上 恩コ以与 民共刺史 之事也遂 以名其焉
既に治り、夏は始る、水は温く、南へ行く、百に近い!山の上で、足下には、谷が幽に 深き中に、清泉湧く、行て俯き、左右仰ぎ、何て所だ!石僻地に、有る何て!人は往く 五代の間、千の戦で、之地で昔、太祖皇帝、周を破り、李を景む、兵十五万!山下清流 生捕らる、其将皇も、女の他は、皆殺さる!山と川は、高く速く、清流望み、谷に就き 擒た頃の、人は在じ!天下蓋し、動じない!唐は自ら、政を内分、裂き叫び!争う国に 誰か在る!宋もまた、人の天命、四海に出、一向凭ず、消耗する!百は持ぬ、山水の如! 知りたい、長生して、江を介し、舟で商い、四方の客、民の至ぬ!生の他は、安き衣と 食で送り、生死熟知、上の功徳、生を潤し、百生かば、深く修む!此地来て、避ける事! 俗の安き、泉は既得、山と谷と、日と人と、山を仰ぎ、俯せ听う、泉幽かに、霜と雪と 露は清げ!四の景は、幸せだ!民と物と、之成さば、幸せだな、無事の生、上を宣べ 恩コ以て、長官をし、之事遂げ、名を焉ん! 【訳者後書】 可成ーり関係なかったです、もっと佳いのが在るはず。
>精神医学者の呉秀三という人に因んでいるようです。 完璧に見逃していました。それならば、秀三(しゅうぜう)→秀青(しゅうぜい)で蹴りが着きますね○
気分が好いので、歌を唄います。 全裸で >ブレス!?せ〜の) A1. ラ!ラ?ド・グマー(其れは教条主義的だと思う!♪ >ブレス?! (シ、ベ、チ、シ、ベ、) Q1. マ?マ!ド・グーラ(ヒンズーという意味?♪ >ブレス!? (ベ、シ、チ、ベ、シ、) Q2. ラ?ラ!マ・グラー(コレでも人間?♪ >ブレス?! (ベ、シ、チ、ベ、シ、) A2. マ!マ?ラ・グーマ(真の光!♪ (シ、ベ、チ、シ、ベ、) ラ!ラ!ラ♪ラ?ドグラ=マグラ♪ (ド、シレド、シ、シレシ、ド) マ?マ?マ♪マ!ラグマ=ドグマ♪ (ファx3、フィラ、ドドドミ、ラド) ラ!マ?ラ♪マ!ドラマ=マグマ♪ (ファx3フィソフィ、ファ、ミ、レ、ド) マ?ラ!マ♪ラ?マラド=ラグド♪ (フィラソファド、チ、レミファファ) ドラマ・ドグラ=マグラ♪ ※(ソフィアドソ、ラ、シ、ド) マラド・ラグド=ラグマ♪ ※(繰返し) ドグマ=マグマ♪ (ドファファラドファラ) ↑和音で
>ドラマ・ドグラ=マグラ♪ > ※(ソフィアドソ、ラ、シ、ド) >マラド・ラグド=ラグマ♪ > ※(繰返し) >ドグマ=マグマ♪ >(ドファファラドファラ) >↑和音で ドラマ・ドグラ=マグラ♪ (ソラドソフィ、ア、シ、ド) ♪ラグマ=ラグド・マラド (ドシアソフィ、ソド、ラソ) ドグマ=マグマ♪ (ドファファラドファラ) ↑和音で ♪マグマ=マグド (ラファドラファファド) で音和↑
歌はいいねぇ。 リリンが生み出した文化の極みだよ。
『地獄変』読まなきゃなぁ。
というか、読むしかないっすよ。
◆ncKvmqq0Bs さん、ありがとう。
ちなみに、
>>157 のサイト
「どぐらまぐらによっていかんね」
の掲示板にも、1・2年前、書き込んだことがありますです。
青空文庫で読めますね って当たり前だけど一応
>コレットは一九二二年に、思春期の性への目覚めを描いた >古典的な物語『青い麦』を出版した。 ドグマグの出版が、三十五年だから、青秀のモデルをここに 見いだす事が出来るかも知れない。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/933.html これぞまさに、狂気外道といった感じ。
殺すくらゐ 何でもない と思ひつゝ人ごみの中を 濶歩して行く
ある名をば 叮嚀(ていねい)に書き ていねいに 抹殺をして 焼きすてる心
ある女の写真の眼玉にペン先の 赤いインキを 注射して見る
この夫人をくびり殺して 捕はれてみたし と思ふ応接間かな
わが胸に邪悪の森あり 時折りに 啄木鳥の来てたゝきやまずも
此の夕べ 可愛き小鳥やは/\と 締め殺し度く腕のうづくも
よく切れる剃刀を見て 鏡をみて 狂人のごとほゝゑみてみる
高く/\煙突にのぼり行く人を 落ちればいゝがと 街路から祈る
殺すぞ! と云へばどうぞとほゝゑみぬ 其時フツと殺す気になりぬ
人の来て 世間話をする事が 何か腹立たしく殺し度くなりぬ
今のわが恐ろしき心知るごとく ストーブの焔 くづれ落つるも
ピストルのバネの手ざはり やるせなや 街のあかりに霧のふるとき ぬす人の心を抱きて 大なる煉瓦の家に 宿直をする かゝる時 人を殺して酒飲みて女からかふ 偉人をうらやむ 人体のいづくに針を刺したらば 即死せむかと 医師に問ひてみる 春の夜の電柱に 身を寄せて思ふ 人を殺した人のまごゝろ 殺しておいて瞼をそつと閉ぢて遣る そんな心恋し こがらしの音 ピストルの煙の にほひばかりでは何か物足らず 手品を見てゐる ペンナイフ 何時までも銹(さ)びず失くならず その死にがほの思ひ出と共に 一番に線香を立てに来た奴が 俺を………… ………と云うて息を引き取る 若い医者が 俺の生命を預つたと云うて ニヤリと笑ひ腐つた だしぬけに 血みどろの俺にぶつかつた あの横路地のくら暗の中で 頭の中でピチンと何か割れた音 イヒヽヽヽヽ ……と……俺が笑ふ声 白い乳を出させようとて タンポヽを引き切る気持ち 彼女の腕を見る
棺の中で 死人がそつと欠伸(あくび)した その時和尚が咳払ひした 抱きしめる その瞬間にいつも思ふ あの泥沼の底の白骨 ニセ物のパスで 電車に乗つてみる 超人らしいステキな気持ち 青空の隅から ジツト眼をあけて 俺の所業を睨んでゐる奴 自転車の死骸が 空地に積んである 乗つてゐた奴の死骸も共に 闇の中から血まみれの猿が ヨロ/\とよろめきかゝる 俺の良心 監獄に はいらぬ前も出た後も 同じ青空に同じ日が照つてゐる 白い蝶が線路を遠く横切つて 汽車がゴーと過ぎて 血まみれの恋が残る 見てはならぬものを見てゐる 吾が姿をニヤリと笑つて ふり向いて見る 真夜中に 心臓が一寸休止する その時にこはい夢を見るのだ 枕元の花に薬をそゝぎかけて ほゝゑむでねむる 肺病の娘 倉の壁の木の葉が 幽霊の形になつて 生血がしたゝる心臓が 切り出されたまゝ
けふも沖が あんなに青く透いてゐる 誰か溺れて死んだだんべ 水の底で 胎児は生きて動いてゐる 母体は魚に喰はれてゐるのに 日が暮れかゝると わが首を斬る刃に見えて 生血がしたゝる監房の窓 あの娘を空屋で殺して置いたのを 誰も知るまい 藍色の空 地平線になめくぢのやうな雲が出て 見まいとしても 何だか気になる 血だらけの顔が 沼から這ひ上る 俺の先祖に斬られた顔が 唖の女が 口から赤ん坊生んだゲナ その子の父の袖をとらへて ドラツグの蝋人形の 全身を想像してみて 冷汗ながす 自分が轢いた無数の人を ウツトリと行く手にゑがく 停電の運転手 動いてゐる さても得意気にたつた一人で 暗の中で 俺と俺とが真黒く睨み合つた儘 動くことが出来ぬ すれちがつた今の女が 眼の前で血まみれになる 白昼の幻想 自惚(うぬぼ)れの錯覚すなはち恋だから 子供は要らない ザマア見やがれ ピストルが俺の眉間を睨みつけて ズドンと云つた アハハのハツハ
毎日毎日 向家の屋根のペンペン草を 見てゐた男が狂人であつた 夏木立ヒツソリとして ぬす人の心の色に 月の傾むく カルモチンを紙屑籠に投げ入れて 又取り出して ジツと見つめる 色の白い美しい子を 何となくイヂメて見たさに 仲よしになる 森中の枯れ木は ひとり芽を吹かず 一心こめた毒茸を生やす 狼が人間の骨を ふり返り/\去り 冬の日しづむ 妖怪に似た生あたゝかい 我が腹を撫でまはしてみる 春の夜のつれ/″\ 自殺やめて 壁をみつめてゐるうちに フツと出て来た生あくび一つ 交番の巡査が 一つ咳をした 霜の夜更けに俺が通つたら 伯父さんへ 此の剃刀を磨いでよと 継子が使ひに来る雪の夕 死に度い心と死なれぬ心と 互ひちがひに 落ち葉踏みゆく/\ 埋められた死骸はつひに見付からず 砂山をかし 青空をかし 知らぬ存ぜぬ一点張りで 行くうちに可笑しくつて 空笑ひが出た
海にもぐつて 赤と緑の岩かげに吾が心臓の 音をきいてゐる 此の顔はよも 犯人に見えまいと 鏡のぞいてたしかめてみる 毒茸がひとり 茶色の粉を吹く 何事もよく暮るゝ秋の日 彼女の胸に 此の短剣が刺さる時 ふさはしい色に春の陽しづめ 美しく毛虫がもだえて 這ひまはる硝子(ガラス)の瓶の 夏の夕ぐれ 何者か殺し度い気持ち たゞひとり アハ/\/\と高笑ひする 屠殺所に 暗く音なく血が垂れる 真昼のやうな満月の下 風の音が高まれば 又思ひ出す 溝に棄てゝ来た短刀と髪毛 殺しても/\まだ飽き足らぬ 憎い彼女の 横頬のほくろ 日が照れば 子供等は歌を唄ひ出す 俺は腕を組んで 反逆を思ふ わるいもの見たと思うて 立ち帰る 彼女の室の ※(むし)られた蝶 わが心狂ひ得ぬこそ悲しけれ 狂へと責むる 鞭をながめて
うつゝなく人を仏になし給へ み佩刀(はかせ)近く 呑(のみ)まゐらする 君の眼はあまりに可愛ゆし そんな眼の小鳥を 思はず締めしことあり 彼女を先づ心で殺してくれようと 見つめておいて ソツト眼を閉ぢる 蛇の群れを生ませたならば ………なぞ思ふ 取りすましてゐる少女を見つゝ 頭の無い猿の形の良心が 女と俺の間に 寝てゐる フト立ち止まる 人を殺すにふさはしい 煉瓦の塀の横のまひる日 欲しくもない トマトを少し噛みやぶり 赤いしづくを滴らしてみる 幽霊のやうに まじめに永久に 人を咀ふ事が出来たらばと思ふ 観客をあざける心 舞ひながら仮面の中で 舌を出してみる 何故に 草の芽生えは光りを慕ひ 心の芽生えは闇を恋ふのか 殺したくも殺されぬ此の思ひ出よ 闇から闇に行く 猫の声 放火したい者もあらうと思つたが それは俺だつた 大風の音 眼の前に断崖が立つてゐる 悪念が重なり合つて 笑つて立つてゐる
獣のやうに女に飢ゑつゝ 神のやうに火にあたりつゝ あくびする俺 清浄の女が此世に あると云ふか…… 影の無い花が 此世にあると云ふのか ぐる/\/\と天地はめぐる だから俺も眼がくるめいて 邪道に陥ちるんだ ばくち打つ 妻も子もない身一つを ザマア見やがれと嘲つて打つ 自殺しようか どうしようかと思ひつゝ タツタ一人で玉を撞いてゐる にんげんが 皆良心を無くしつゝ 夜のあけるまで ダンスをしてゐる 独り言を思はず云つて ハツとして 気味のわるさに 又一つ云ふ 誰か一人 殺してみたいと思ふ時 君一人かい………… ………と友達が来る 号外の真犯人は 俺だぞ………と 人ごみの中で 怒鳴つてみたい 飛びだした猫の眼玉を 押しこめど ドウしても這入らず 喰ふのをやめる メスの刃が お伽ばなしを読むやうに ハラワタの色を うつして行くも 五十銭貰つて 一つお辞儀する 盗めば お辞儀せずともいゝのに 人間の屍体を見ると 何がなしに 女とフザケて笑つてみたい
*血潮したゝる 闇の中に闇があり 又闇がある その核心から 血潮したゝる 骸骨が 曠野をひとり辿り行く 行く手の雲に 血潮したゝる 教会の 彼の尖塔の真上なる 青い空から 血しほしたゝる 洋皿のカナリアの絵が 真二つに 割れたとこから 血しほしたゝる すれ違つた白い女が ふり返つて笑ふ口から 血しほしたゝる 真夜中の 三時の文字を 長針が通り過ぎつゝ 血しほしたゝる 水薬を 花瓶に棄てゝアザミ笑ふ 肺病の口から 血しほしたゝる 日の影が死人のやうに 縋り付く倉の壁から 血しほしたゝる たはむれに タンポヽの花を引つ切れば 牛乳のやうな血しほしたゝる 大詰めの アンチキシヤウの美くしさ 赤いインキの血しほしたゝる
この沼は 底無し沼か 殺人屍体を呑んでるぞと アブクを吐く 夏なほ寒い 杉の森 はてしない迷路のやうに 行つても 行つても 出口がわからぬ 夕餉の焚火は燃え墜ちたが テントに 誰も帰つて来ない 黄昏―― とこしなへに 跛の盲が 大なる円を描いて 沙漠をさまよふ この貝殻 あまりにも美しい輝き キツト 何人かの人を殺した 毒をもつてゐるのだらう 脅えつゞけた ブルジヨアの豚腹に 火事の人出の轟き デモだ! と思つて死んでしまつた ゴミ箱を漁つてゐる犬が 俺を殺した ――魚の腸をくはへ出したぞ 人を轢いた電車 その中では 赤ン坊が 小便たれて泣き出した トラムプのハートを刺せば 黒い血が…… クラブ刺せば…… 赤い血が出る ストーブがトロ/\と鳴る 忘れてゐた罪の思ひ出が トロ/\と鳴る 雪だつた ストーブの火を見つめつゝ 殺した女を 思うたその夜は…… 死刑囚が 眼かくしをされて 微笑したその時 黒い後光がさした 子供等が 相手の瞳にわが瞳をうつして遊ぶ おびえごゝろに
やは肌の 熱き血しほを刺しもみで さびしからずや 悪を説く君 夕ぐれは 人の瞳の並ぶごとし 病院の窓の 向うの軒先 真夜中に 枕元の壁を撫でまはし 夢だとわかり 又ソツと寝る 親の恩を 一々感じて行つたなら 親は無限に愛しられまい 屍体の血は コンナ色だと笑ひつゝ 紅茶を 匙でかきまはしてみせる 梅毒と 女が泣くので それならば 生かして置いてくれようかと思ふ 紅い日に煤煙を吐かせ 青い月に血をしたゝらせて 画家が笑つた 黒い大きな 吾が手を見るたびに 美しい真白い首を 掴み絞め度くなる 闇の中を誰か 此方を向いて来る 近づいてみると 血ダラケの俺…… 投げこんだ出刃と一所に あの寒さが残つてゐよう ドブ溜の底 煙突が ドン/\煙を吐き出した あんまり空が清浄なので…… 雪の底から抱へ出された 仏様が 風にあたると 眼をすこし開けた 病人は イヨ/\駄目と聞いたので 枕元の花の 水をかへてやる
済みません。こんなに長くなるとは正直思っていませんでした。 未だ半分位です。 岩波から、12月16日、ドグマグ本出ます。 「夢野久作(方法としての異界)」 著:百川敬仁 240P、2500円(←高。 所で池浜さん、絵茶は為さいますか? ブログに絵茶ログを載せられては如何ですか?
あー、 わたしもちょうど土曜日から 青空文庫でダウンロードした「猟奇歌」読んでたんすよ!! 『地獄変』はまだですけど。。。 絵チャはしたことないっす。 多分のせられないような気がしますが調べてみます。
ココで一句。 花に酒、吸わせた如き美しさ哉。 花に酒、吸わせて見たき我が心哉。 花に酒、美しき哉吸わせて見たき。
スーパーの、精肉部から血潮滴る。 スーパーの、鮮魚売場から血潮滴る。 スーパーの、ビニール袋から血潮滴る。
晴れた朝 燃えないごみの回収日 ビニール袋の白い山を カラスつつけば血潮したゝる 本を読み 長居したなと腰を上げ 見下ろす便器に 血潮したゝる よりかかる隣のOLに 「終点ですよ」と声をかければ 青黒く冷たい額に血潮したゝる
183 :
二酉 :04/11/24 01:47:48
>>182 第二連はチョトどうかとぞおもひける。。。
>>161-162 Gaily bedight A1
A gallant knight, Q1
In sunshine and in shadow, Q2
Had journeyed long, A2
Singing a song (ド、シレド、シ、シレシ、ド)
In search of Eldorado. (ファx3、フィラ、ドドドミ、ラド)
華やかに装った
勇敢な騎士が
光と影の中を
旅してまわった
唄を口ずさみながら
黄金郷を探して。
But he grew old- A1
This knight so bold- Q1
And o'er his heart a shadow Q2
Fell as he found A2
No spot of ground (ド、シレド、シ、シレシ、ド)
That looked like Eldorado. (ファx3フィソフィ、ファ、ミ、レ、ド)
しかしこの勇敢な騎士は――
やがて年老い――
その心には
絶望の影が差した
地上のどこにも
黄金郷など無いのだと。
And, as his strength (フィラソファ Failed him at length, ド、チ、レミ He met a pilgrim shadow- ファファ) "Shadow," said he, (ソラドソフィ "Where can it be- 、ア、シ、シ、ド) This land of Eldorado?" (ドシアソフィ、ド) 騎士の体力が ついに失われた時 彼は巡礼の亡霊と出会った―― 「亡者の魂よ、」騎士は言った 「どこにあるというのだ、 かの黄金郷は?」 "Over the Mountains ソド、ラソ) Of the Moon, (ド-ファ、ファ-ラ、ラ-ドファ-ラ) Down the Valley of the Shadow, (ラ-ファ、ド-ラ、ラ-ファ、ファド) Ride, boldly ride," (ドファ、ファラ、ラド The shade replied,- ファラ)(ラ、ファド "If you seek for Eldorado. " ララ、ファファ、ドファファラ、ド-ファ-ラ-ファ) 「月に聳える 高い山々を越えたところに。 死の谷を降りたところに。 そのまま勇敢にお進みなさい、」 亡霊は答えた、 「もしも黄金郷を求めつづけるなら。」
>>183 第二連のみ実話です。
まぁ、お察しのとおり、単なる切れ痔なわけですが。。。
酒の様に、薄い身津を飲まんとこそ想え。
月に酒、酌ませてみたき美しさ哉。
有明に、月見酒身は儚き極み。
月見酒、有明に身は儚き極み。
月見酒、身は儚き極みかな。
有明に、儚き極み月見酒。
呉春は、与謝蕪村の弟子でもあり、円山応挙の高弟でもあった。 当時の日本で最高の俳人と画人に学んだのである。さらには笛の名手でもあり、 美食家でもあった。妻は花魁級の美女、しかも二番目の妻のうめは蕪村の弟子 でもあったというから、俳諧の腕にも覚えのある才女。坂本龍一のそれに近いように思う。 呉春を中心とした四条派の隆盛にも似ている、と勝手に決める。彼の周囲を音楽のみならず 映画や文学の英才秀才奇才達が取り巻き、時には彗星のように若手お笑い芸人が遊びに来る。 呉春の性格のある一面について、池田人物誌は次のような逸話を載せている。 ・・ある時の事、通りすがりの大道の人相家の前に立ち寄つて、銘々の墨色によつて其の運命を占はした。 やがて呉春の番が來た。 彼も他の者がした様に太く一文字を引いた卜者は其紙を手に取つて、墨色をあらためながら熟々と立派な 呉春の風采容貌に見入つて、不審に堪へない様な面持ちをして、頻りに小首を傾げた揚句が、 『どうもあなたに限つて合ひません』 といふ意外な返答であつた。 呉春は鷹揚に『なあに、合ふあはぬは此方の言ふ事だ、まあまあ言つて見なさい』といつたが、 卜者どうして中々言はうとしない。 段々と皆から迫られるにつれて、それではと卜者もきまり悪るげに 『どうもこの墨色から見ると、あなたは家がないといふ事になります』といつてジッと呉春の顔を窺つた。 『いや全くその通りだ實際わしは今居候の身分なのだ』と無雜作にいつた呉春の答に、 卜者今や我意を得たりと 『それでは一體あなたは何を御商賣にしてお出でになる方ですか』 呉春『繪かきだ』 卜者『何でも同じ様なものの、あなたの墨色から推せば取り分け御武家様ででもあれは、 キツと後の世に名の殘る珍しい墨色の方であるに、惜しいことだ』といつたそうだ。 呉春はこの事を非常に喜んで、以後友人と大阪に行く時には何時でも 『どうだ、また墨色を見せ様ではないか』といつてからかひ、呉春の自慢話の一つになって居たといふ。 占いを信じる武家の長男。
太刀佩きて、血潮滴る、勢い寂しい是よ。 全裸で
勢い是よ、寂しきは、太刀佩きて、血潮滴る。 説苑らで
196 :
考える名無しさん :04/12/04 22:05:57
ハ〜チャカポコチャカポコ
久しぶりにあがったんすね。 そろそろ絵コンテ書かなきゃ。
写真資料を、bookフォルダに、アップしました。
>>199 すっ!すげーーーー!!!!
すごすぎる!すばらしい!!
こういう資料がほしかったのよーーー!!!
クラさん、マジでありがとう!
ほんっとうにありがとう!
どうお礼をしたらいいものか。。。
18日池袋の哲板オフに来るのであれば、
せめて呑み代は俺が払います。
いや、払わせてください!!
ところで、この資料は、九大医学部の図書館の?
行くという話はしてたけど、もう九大に行って来たの?
それとも、その他の図書館のものですか?
とにかく、マジでほんとに俺にとって価値の高い資料です。
ありがとう!ありがとう!ありがとう!!
感謝しながら200げと
九大医学部てことで、『海と毒薬』がらみの資料もはいってますね。
飲代は、マッスルさんが払ってくれるとの事なので お言葉に甘えて、余り飲まない様に気を付けます。 それから、コピー200枚強、取りました。
今朝、トッケッムで一件だけHITする、千葉の釣船に伺った所。 地域の方言で、「とくえもん(人名)」を指すのだとか。 説く衛門?徒刑者?時計物?禿衣紋? 何にせよ矛盾は無さそうです。
「トッケムナカ」は「トツケムナカ」の印刷ミスだったらしいです。 以前、「どぐらまぐらによっていかんね」 というサイトの掲示板に書き込んだことがあるという話を書きましたが、 そのときの話題がちょうど、 >「…オホ ホホホ…イヤラッサナア…マアホンニ…タマガッタ >ガ…トッケムナカア…ゾウタンノゴト…イヒヒヒヒヒ… 」 の部分についてのものでした。 「shikimori」という名前で書き込んでいます。 某チャットで「式守伊之助」というHNを使っていたので。
>>206 の「書き込み」を転載しておきます。
shikimori > 「……嫌らしいなぁ……まぁ本当に……驚いたなぁ……とんでもない……冗談じゃない……イヒヒヒヒ……」
だと思います。 ..11/23(Sat) 05:03-[184]
ここでひとつ聞きたいんですけど、 『ドグラ・マグラ』の登場人物のキャラクターデザインをするに当たって、 どんな絵柄がいいと思います? とりあえず皆さんの抱いているイメージでもいいですし、 あるいは、市場分析的な観点からでもいいですのでぜひ聞かせて欲しいです。 俺としてはですね、やっぱり自分の絵を見てもらいたいので、 ちょっと頑張り過ぎじゃないかってぐらいの自己満足的なのも描きたい気持ちもあるし、 同時に、キャッチーで今の時代に受ける絵とか、 取っ付きやすくて万人受けするような絵とかも描いてみたいきもちがあってですね、 どういう方向で行くべきか判断しかねてるんですよねぇ。。。
>>208 最初、写実主義で入って、
破局に向かってデフォルメして行く、
けれども背景だけは相変わらずとか?
>>209 おお!その発想、面白いじゃないっすか!
>>210 サウンドノベル、『ドグラ・マグラ』でつくるの?
バンドもやりたいね。
166 名前:機械仕掛けの猫[sage] 投稿日:05/01/18(火) 01:10:28
古今東西の哲学者を萌えキャラ化したギャルゲーをつくるにゃらしにゃいでもにゃいわけがにゃい
167 名前:kurahito ◆XEF65wQsug [sage] 投稿日:05/01/18(火) 03:33:43
>>166 それだ!
>>212 そういうのをつくるのですか。
じゃあ、今のところ参加する気はございませんです、はい。
214 :
考える名無しさん :05/02/15 22:27:48
ドクラマグラか、なつかしいな・・・ 胎児の夢なんてさ、もうめちゃくちゃ最高 夢野久作は、かなり意識的にあの作品の構成組み立ててるよね 緻密さに乾杯!
215 :
考える名無しさん :05/02/25 17:19:43
通読すると なんかいくらい 抜けるとこ あんの?
216 :
考える名無しさん :05/02/25 18:01:17
ジェロ
218 :
考える名無しさん :2005/05/07(土) 12:21:45
219 :
川筋右翼・麻生 :2005/05/12(木) 23:42:33
癲狂院と夢のはなしじゃなあ・・・・おまえの話しはつまらんげな。
220 :
考える名無しさん :2005/05/13(金) 00:00:05
ドグラマグラ? 釈尊が語り尽くした ダンマの 滓だわ
221 :
考える名無しさん :2005/05/13(金) 00:00:54
小説読んで「ちゃかぽこ」が脳裏から離れない。 映画版は駄作に仕上がってた。
222 :
考える名無しさん :2005/05/13(金) 00:04:31
「黒穂の髑髏」って きゅう〜さく??? サンカは椋鳩十のほうがエロチック。
223 :
考える名無しさん :2005/05/29(日) 19:04:06
224 :
考える名無しさん :2005/06/08(水) 08:02:11
板違いなのでだれか削除以来出したほうがいいと思います。
225 :
考える名無しさん :2005/06/08(水) 09:39:42
あの映画に出てた人って死んだの?
話題がドグマなら キリスト宗教教義、カバラ、医学、精神分析、薬学、などを語れると思ったはず。あとアングラ映画や仏教や久野の物語性。 そこに哲学はない。
>>225 正木役の桂枝雀さんは、自宅で首吊り自殺を図っているのを発見され、
入院した病院で約1ヵ月後の1999年4月19日、意識不明のまま心不全で死去されました。
若林役の室田日出男さんは、肺がんのため2002年6月15日に死去されました。
228 :
考える名無しさん :2005/08/02(火) 07:02:46
おいおいマジかよーーー・・
>>227 マッスルさんの絵は、絵描きさんでいったら誰に似ていますか?
/:::::::|/::::::::::| ...|:::::|.i::::,,,---::::::::i:::::::i::::||:::iあっははは! なあに? この変なマンガ本の山は? :|::::::::::::::::::::::i...ii .i::::::ii::/.,,─-,,"ヽi:::::::i:::ii:::::|「おにいちゃん、もうダメッ……!!」って、何これ? :i::,,-""""-::::i..i:i |:::::::::::.i .. i...i:::i:::::i:::ii:::::iあんた、いつもこんなの見て、その粗末なモノを一生懸命こすってるの? i:i .,-""..ヽ::::ii:::i ..i"".. "..,,__丿ヾ:i::::i:::ii::::::|道理でイカ臭いわけだわ、このマンガ本。ページもガピガピだし。 i,,i | ..|." ...i i ...i::i::::ii::::::|どうせあんた、現実の女と寝たことなんてないんでしょう? i::",,,ヽ ,,/ ii ....i:::::i:::::::|こんな子供の裸見てオナニーなんて、人間として恥ずかしくないのかしらね。 ::::::::"" i ...|::::::::::::::i……あら、どうしたの。私に罵られて勃っちゃったわけ? :::" ..ヽ::::::::::::: i::::::::::::::|幼女趣味だけじゃなくて、そっちのケもあるの? サイテーね。 ゞ :::::::::.,,, --,," ,":::::::::::::|そんなサイテーなあんたは、せいぜいそこで一生しごいてなさい。え、何? -".,, --,,," ./ .,"::::::::::::::::l私にやって欲しいって? あっはははは、冗談でしょ? 私が? あんたのを? ::|::::ヽ ."- .-"::::::::: /::::::::::::::::::::|誰がそんな汚いチンポに触ると思ってんの? 寝言は寝てから言いなさいよ。 ::::i::::|:"--.,.,,, :::::::::::::::::::::::::/:|:::::::::::::::::::::::iこうして見てあげてるだけで有難く思いなさい、ロリコン童貞! ::::::::::::::::::_,r-┤"--.,,,,,:::::::::::,-":::├、,:::::::::::::::::::lほらどうしたの。さっさと出せば? いつもやってるでしょ? あっははは!
緑色の花はつくれない、という箇所があったような。 どうして?
目黒、目白、目赤、という箇所もあったよな。