柄谷行人を解体するY

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864考える名無しさん:04/08/10 21:37
 浅田がジジェクについて書くと、ジジェクそのものより全然面白くないよね。
865考える名無しさん:04/08/10 21:43
 イメージ的に言うと、 普遍、特殊、個別とあると、ジジェクの場合は

 特殊を個別(商品、例えばコーク)のほうにどんどん下降させてやり、その運動の
果てに、その匿名性をつかんで、普遍の側に回収してやる論理を作っているのに対し、

 柄谷は 特殊に対してひたすら目をふさいで、個別を一生懸命普遍に上昇させようと
している、という感じなんだよね。しかしそれじゃあ、普遍にならないんだってば(w
ジジェクみたいに同じところへ回収されていく道筋が見えているわけでもないし。
866考える名無しさん:04/08/10 21:48
今夜は夫馬さんが板中、いっぱいにしてウンコ漏らし続けてる夜ですねw
867考える名無しさん:04/08/10 21:52
>>865
>柄谷は 特殊に対してひたすら目をふさいで、個別を一生懸命普遍に上昇させようと
>している、という感じ

うまいこというね。イメージとしてはその通り。
868考える名無しさん:04/08/10 22:17
>>863の脳内柄谷は凄く馬鹿だ、ってことだけは分かりました。
869考える名無しさん:04/08/10 23:29
>むしろ「特殊」に相当するものはコークでもなんでもいい。

その「なんでもよさ、どうでもよさ」に柄谷は苛立っているわけでしょ。
そこは柄谷の苛立ちが正しいと思う。
何とでも言えるものなんて、どうでもいいんじゃないの。
870考える名無しさん:04/08/10 23:39
>>869
>>むしろ「特殊」に相当するものはコークでもなんでもいい。

ジジェクだってそこまで馬鹿じゃないわな。
図式を構造的に取り出せばある程度普遍的になるのは仕方ないとして
ジジェクがあれだけ多様な政治的文化的事象に対して
実際に分析していることを見なくちゃ。
事実レーニン論はかなり読みごたえあったし。
871考える名無しさん:04/08/10 23:51
対象aはなんでもいいに決まっている。なんでそれが馬鹿になるわけ?
872考える名無しさん:04/08/10 23:58
>>871
構造的には何でもいいが、何にでも当てはまるということは
何も言っていない(つまり何の批評性もない)に等しい、と
いうことは、柄谷がジジェクを馬鹿にしてよく言うことだよな。
873考える名無しさん:04/08/10 23:58
でもジジェクってそんなに否定神学的というか「なんでも言える」的かなあ。
批評空間系の連中の定義と実際にジジェクを読んだ感想はかなり違う。
シェーマありきの人じゃないよ、ジジェクは。
柄谷はジェラシー感じてるんじゃないの。
874870=872:04/08/11 00:04
>シェーマありきの人じゃないよ、ジジェクは。

俺もそう思ってる。だから870のように書いた。
いや、柄谷の受け売りで安易にジジェクを批判した
気になっている輩が多いので、俺もその点には大い
に同意したい。
875考える名無しさん:04/08/11 00:15
いずれにせよ、ジジェクであれだれであれその限界をどこに定め、
いかにしてそれを乗り越えるべきか、という課題を
自らに負う点で「批評空間系の連中」はおもしろい。
だれであれ、そのよい部分に耽溺しかねないところで
抵抗を抱え込む読解スタイル。
876考える名無しさん:04/08/11 00:22
浅田は誰を乗り越えようとしているのよ?
877考える名無しさん:04/08/11 00:26
誰、というよりも、人の言いうる言葉のもつ
限界を、構造の限界、システムの限界じゃない?
まあ、乗り越えるというよりは、あれとこれとの
臨界、臨界におけるせめぎあいに
物事のおもしろさを看取してる節があるけれど。
878考える名無しさん:04/08/11 00:28
>>876
つい柄谷とマルクス−エンゲルスごっこをしてしまう自分を越えたいんだよ。
879考える名無しさん:04/08/11 03:41
だから、「批評空間系」なんてもうないんだってば(w、ミセス・ロビンソン。
880考える名無しさん:04/08/11 05:03
今問題になっているナベツネの態度と柄谷の態度って似てると思う
881考える名無しさん:04/08/11 12:52
>854
あなたは物事を理解することすらできませんものね。

>855
自分が無知なものだから唯一知っている言葉(=バカ)を
ただ繰り返すしかないバカ。

882ニーチェ:04/08/11 14:28
カントは科学の手段を使って普通人の先入見を科学に対して弁護した。
883カント:04/08/11 14:29
あえて賢くあれ。
884フーコー「啓蒙とは何か?」:04/08/11 14:33
賭けられているのは……諸能力の増大と権力諸関係の強化とをどのように切り離しうるか、ということなのだ。

外部か内部かという二者択一を超えてわれわれは進まなければならない。

われわれはさまざまな境界に立たねばならない。
885フレドリック・ジェイムソン:04/08/11 14:38
"Postmodernism, Or, the Cultural Logic of Late Capitalism"

近代化のプロセスが完了し、自然が永久に消え失せてしまったときに、ひとはポストモダニズムを手にするのである。


近代化のプロセスが完了し、自然が永久に消え失せてしまったときに、ひとはポストモダニズムを手にするのである。
886フランシス・フクヤマ『歴史の終わり』:04/08/11 14:42
現下の歴史的な移り変わりは歴史の終焉によってこそ定義される。

もはや主権的権力はその〈他者〉と衝突したりその外部に直面したりすることなく、地球全体を自己の領地として包括するにいたるまで、その境界を徐々に拡張していく。
887ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ『千のプラトー』:04/08/11 14:48
……ヨーロッパ的な人種差別主義は、排除によって、特定の誰かを
〈他者〉とみなすことによって作動してきたのではけっしてなかった。
……人種差別主義は〈白人〉の顔からの逸脱の度合いを決定すること
によって作動するのである。〈白人〉の顔は、自分の顔に適合しない
特徴を、遠心的な遅延した波のなかに統合しようとする……。人種差
別主義の視点からすると、外側というものはなく、外部の人びとは存
在しない。
888ドゥルーズ、ガタリ『千のプラトー』:04/08/11 14:50
学校はわれわれに言う、「おまえはもう家族と一緒ではないんだぞ」、と。そして今度は軍隊が言う、「ここはもう学校ではないんだぞ」、と。
889ジル・ドゥルーズ「追伸――”管理”社会について」『記号と事件』:04/08/11 14:55
まるで、刻一刻と鋳型のかたちが変化しつづけていくような自己変形的な鋳造作業のごときもの、あるいはまた、網目の大きさがポイントごとに変化していくような篩(ふるい)のごときものであるかのように。
890スピノザ:04/08/11 14:57
社会体から圧制者の頭を切り落とすことで事足りる。
891アントニオ・ネグリ、マイケル・ハート『〈帝国〉』:04/08/11 15:01
マルクスはその思考のある時点において思いきった跳躍を試み、資本主義社会に対する実効的なオルタナティヴとして、具体的な言葉づかいで共産主義を構想するためにパリ・コミューンを必要としたのだった。
892ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ『アンチ・オイディプス』 :04/08/11 15:05
しかしこうなれば、いかなる革命の道があるというのか。その道はひ
とつは存在するのか。それは……世界市場から退く……ことであるの
か。それとも、逆の方向に進むことであるのか。すなわち、市場の運
動(つまり、脱コード化の運動と脱領土化の運動)の方向にさらにい
っそう遠くまで進むことであるのか。
893ドゥルーズ、ガタリ『アンチ・オイディプス』:04/08/11 15:09
政治哲学の基本的な問題は、依然としてスピノザが非常に明瞭に見て
取っていた次の問題(この問題を再発見したのはヴィルヘルム・ライ
ヒである)に尽きることになる。すなわち、「何故人びとは、あたか
も自分たちが救われるためであるかのように、みずからすすんで隷属
するためにかくも執拗に戦うのか」、といった問題に。
894ネグリ、ハート『〈帝国〉』 :04/08/11 15:15
じっさい、労働者の流動性(農村から都市へ、都市から大都市へ、あ
る国家から別の国家へ、ある大陸から別の大陸へ)への欲望という見
地から諸々の生産様式の一般史を書くことは、たんに労働の技術的諸
条件の資本による規制という見地からこの発展を通覧してみることよ
りも興味深い作業であろう。この歴史は、労働の組織化の諸段階に関
するマルクスの構想――これはポランニーにいたるまでの数多くの著
者たちの理論的枠組みとして役立ってきた――を実質的に作り直すこ
とになるはずだ。
895考える名無しさん:04/08/11 15:15
この、引用ばっかしてる人って何の目的があるの?正直、邪魔なんだがw
896考える名無しさん:04/08/11 15:38
この、引用ばっかしてる人=makorin=柄谷行人を解体する http://mkt.3w.to/
の管理人=このスレの立て主
897考える名無しさん:04/08/11 15:40
>>896
>柄谷行人氏の著作物を無断登載
>したことをお詫びします。

だって。
898考える名無しさん:04/08/11 15:44
makorinは柄谷行人とその弁護士によってストーカー
と名指しされ、訴えられそうになったあげく、「柄谷行人
氏の著作物を無断登載したことをお詫びします」と謝罪した
有名人。
899考える名無しさん:04/08/11 15:55
 柄谷の論理の弱点が、そろそろ議論として共有されて煮詰まってきたことがいやなんだろうね。

 柄谷を克服してやってこそ、彼も浮かばれるのにねぇ。

 中上がいたら、おそらく今の状態なら糞味噌にけなしてフォローなんじゃないの?

 そういう役回りの人がいないのは悲しいね。
900考える名無しさん:04/08/11 16:39
なんか柄谷が批判されて来たら、まだ100も残っているのに次スレを上げる病的な柄谷ストーカーのいる板はここですかw?
901考える名無しさん:04/08/11 17:18
makorinという人物もまた天然記念物級の馬鹿
変態であることは確かだな
902考える名無しさん:04/08/11 17:50
891,894は面白くないですか?
903考える名無しさん:04/08/11 19:37
あなたはいつも敵ばかりつくっていますね。
904考える名無しさん:04/08/12 00:49
しかし結局最後まで残ってるのが、やっぱりゴローだという事実を
どう思います?

>カレキナダが逆転に成功しました。
>カレキナダ先発は渡部投手、中継ぎ柄谷選手、押さえは飛騨選手でした。

>どちらのチームもかなり盗塁を許し(というか、ほとんど刺す気無し)つつも、
守備が要所を締め、見応えのある(草)試合でした。
905考える名無しさん:04/08/12 01:05
いやー
やっぱりごろーさんは馬鹿にできんな
偉大だなってところです。
それに尽きます。
906考える名無しさん:04/08/12 01:29
空閑明大は生まれ変わってヒダ五郎に変身しました。
907考える名無しさん:04/08/12 01:35
ゴローってあれで子供が三人もいるんだって。
やめてほしいよね。
まったくw
908ZERO、零点取る:04/08/12 05:03
飛騨さんとはNAMの読書会とか全国大会で話をした事があります。
909ニーチェ『権力への意志』:04/08/12 05:11
問題は、こうだ。すなわち、二〇世紀の野蛮人はどこにいるのか? 彼ら
が、巨大な社会主義的危機ののちにはじめて姿をあらわし、身を固めるで
あろうことは、明白である。
910マルクス "Grundrisse" 『要綱』:04/08/12 05:16
世界市場をつくりだそうとする傾向は、直接に、資本そのものの概念のう
ちにあたえられている。どんな限界も、克服されるべき制限〔障壁〕とし
て現われる。
911マルクス『経済学批判よ要綱』:04/08/12 05:18
何よりもまず、資本は労働者を強制し、必要労働を越えて剰余労働を行な
わせる。ただこのようにしてのみ、資本は自己を増殖し、剰余価値をつく
りだす。
912ZONE、零点取る:04/08/12 05:19
『経済学批判要綱』
913マルクス『経済学批判要綱』
だから資本は、必要労働時間を生きた労働能力の交換価値にとっての制限
として措定し、剰余労働時間を必要労働時間にとっての制限として、剰余
価値を剰余労働時間にとっての制限として措定する。