◆決定論:脳は物質だから意識は必然にすぎない18◆
1 :
「機械的唯物論」者 ◆.p5Gp4239U :
人間の脳が「物質」であることには、誰も異論がありません。
でも、脳内には物質以外の「何か」がある(筈)と考える人が居ます。
残念ながら、それは願望思考・自己欺瞞という「観念論的誤謬」です。
人間の脳を構成する一千億個のニューロンは軸索を伸ばし、突端から
分泌する神経伝達物質で、他のニューロンに情報を伝えるだけです。
勿論、脳内には核分裂や核融合のような原子核反応もありません。
分子生物学と細胞生理学の対象分野「分子レベルの現象」が全てです。
この地球上で人間の脳だけが「特殊な物質」であるとする科学的根拠
は全くありません。人間の脳も地球上における「物質の進化」の一過程
にすぎず、人間の脳が造り出す『意識』も「特別なモノ」ではありません。
意識は「統合クオリア」を持つ動物全部に生成する現象だからです。
「何を思うか何を意志するか」は、あらかじめ物理・化学法則により
決定されております。自由感は他と同じ『感じ』にすぎません。
以上が「超・大統一理論」(超ひも理論?)=量子論と相対性理論の統一
「後に残存し得る『唯一の最終真理(思想)』の輪郭です。
「全宗教」特に基督教の末裔にすぎない「全ての観念論」は頓死です。