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考える名無しさん:
▲決定論:脳は物質だから意識は必然にすぎない16▲
人間の脳が[物質]であることに、誰も異論ありません。
しかし、脳内には物質以上の何かが在ると考える人がいます。
残念ながら、それは願望思考・自己欺瞞という観念論的誤謬です。
人間の脳を構成する千億の脳細胞は軸索を伸ばし、突端から
分泌する脳内神経伝達物質で、他の脳細胞に情報を伝えます。
勿論、脳内には核分裂のような原子レベルの現象はありません。
分子生物学と細胞生理学の対象[分子レベル現象]が全てです。
地球上で人間の脳だけが「特殊な物質」であるとする科学的根拠は
皆無です。人間の脳も地球上における「物質進化」の一過程にすぎず、
人間の脳の「意識」は「特別なモノ」ではありません。 「感覚識=クオリア」
は脳を持つ「全動物」に生成する現象だからです。
「何を思うか何を意志するか」は、あらかじめ物理・化学法則により
決定されております。自由感は『感』にすぎません。
以上が「超・大統一理論」(超ひも理論?)=量子論と相対性理論の統一後に
残存し得る『唯一の最終真理・思想(哲学)』=機械的唯物論の輪郭です。
「宗教」基督教の末裔にすぎない「全観念論」は終了・無効です。