◆結局、哲学って何の役に立つの?

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214考える名無しさん :05/02/23 22:18:12
何事にも真摯に取り組む姿勢をもちたいものです。
215考える名無しさん:05/02/23 22:28:59
役に立つ、という発想はしょせん、
自分の世間枠を出ないところから理解したがってるだけである。
216考える名無しさん:05/02/23 22:58:56
つまり、

 この無精者めらがーー!
217考える名無しさん:05/02/23 23:25:02
> 自分にとって役に立つか立たないかを人に聞くのって意味ないし、
> そんな事自分でやってみてから自分で決めるべきことなんじゃないのですか?

私の場合、やってみた結果として、あまり何の役にも立っていないようだ。w


218考える名無しさん:05/02/23 23:29:45
哲学とは高度な言葉遊び。それがいいんだ。にんげんだもの。
219 哲学って何の役に立つの? :05/02/23 23:33:15
哲学って万能。すべての役に立つ。
220考える名無しさん:05/02/23 23:36:18
大学の哲学観を一つ
p://www.nagano.ac.jp/info/nyugaku/nyu4.htm
221考える名無しさん:05/02/24 00:09:38
>>219
同意
222考える名無しさん:05/02/24 04:25:39
>>209
一般の見解。

『哲学については、論理を組み立てて空虚なことをしているイメージが私にはありました。
しかし野矢茂樹さんの著書を読むと、哲学者の仕事は空虚なものでなく、豊潤なものであると感じられました。
思考することのエンターテインメント性を味わうことができました。
そういう意味で「役に立つ」と思います。…』

『鈴木雅大先生が個人的には好きです。哲学という課題はいわば机上の空論に徹してしまいがちですが、…』

とこのように本来哲学とは「役に立たない空論」だが、しかしなおかつ、無理にでも「何かの役に立つ」として理解はみせたいと頑張っておられるようだが。
223Limahl ◆SxAKrzWJr. :05/02/25 19:11:37
>>212
>役に立つ必要性がない。
>役に立たない思考こそ重要。
同意です。世の中、役に立つことばかりに夢中になっているので、
余計、哲学の無用性が際立って見えたり、風当たりが強かったりするのかもしれませんね。

もしも、哲学が実際に役に立たないことを、頭がおかしくなりそうなほど嘆いている人がいたら、
その人は、人間に腕が三本ないのを嘆いているのと同じで、
その嘆きの深さによって、二本の手で出来ることをも見失っている状態だ、
と言えると思います。

説明に凝ると、
三本の手で出来ることが実用性に向かう哲学的思考で、
二本の手で出来ることというのは、理性的な思考のことです。
224考える名無しさん:05/02/25 20:38:37
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225考える名無しさん:05/02/25 21:18:42
哲学は「価値」じゃないんです。「意味」こそが大切です。「意味」に充足するんです。
226考える名無しさん:05/02/25 21:45:47

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   i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~i ./
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227考える名無しさん:05/02/25 22:38:22
役に立たなくても

   「いいんだよ」


228考える名無しさん:05/02/26 00:04:24
『役に立たない』と言っとけば、安易な奴らがいなくなる!
229考える名無しさん:05/02/26 00:09:10
>>1
「世界」は何かの役に立つのか?
「世界」が何の役にも立たないときに、どうして世界の中のものが何かの役に立ち得るのか?
230考える名無しさん:05/03/02 02:52:28
起つよ
231考える名無しさん:05/03/02 02:56:48
哲学かどうかはべつにして、ものをあれこれ考える事を楽しめると言うことは、
他の実用的な学問にも向かうことのできる条件だと思う。
232考える名無しさん:05/03/02 02:59:35
>>231
いいこと言った!
233考える名無しさん:05/03/03 13:46:45
「楽しむ」ねえ。
それでは弱いな。

234ローカルルール審議中:2005/04/06(水) 19:08:54
>>159
同意

>>233
お前231に嫉妬してるだけちゃうんかと問い(ry
235考える名無しさん:2005/04/07(木) 00:18:30
哲学に出会ったおかげで・・・

世界は調和していると説く一元論的な世界観に騙されずにすみました。
否定的で一面的な世界観にとわわれずにすみました。
認識できない死後の世界について考えることから解放されました。
死の恐怖と正面から向き合うことができるようになりました。
「誠実に思考する人間」という唯一信頼できるものにたどりつきました。
他人の長所に気づけるようになりました。
家族とうまくいくようになりました。
仕事がうまくいくようになりました。

まだまだあるけど、これくらいで十分かな。
236考える名無しさん:2005/05/02(月) 06:17:35
やくにたちすぎてこまったよ
237考える名無しさん:2005/05/02(月) 06:22:16
おれも
238考える名無しさん:2005/05/02(月) 07:39:25
俺も
239考える名無しさん:2005/05/02(月) 08:55:57
哲学って結局あれだろ?
自然科学とかがぬけてあまった未解決で
未分類な「考える」ってあたりだろ?違うのか?
専門じゃないからよくしらんが。
240考える名無しさん:2005/05/02(月) 14:29:11

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241235:2005/05/04(水) 10:00:21
>>239

自然科学を否定はしないし、ある程度は哲学する場合の前提にも
なると思うが、「自然科学は哲学より優れている」という考え自体が
ひとつの哲学です。

つまり、
・自然科学は自分自身の意味を基礎付けることができない。
・自然科学は個別の存在しか扱うことができない
・自然科学は「認識できるもの」しか扱うことができない

これに対して哲学は
・存在全体を対象としている
・「認識できるもの」である世界が自分を基礎付けることができ
 ないことを示し、「認識できない存在」に人の目を向けさせる。
・「認識できないもの」に関する思考を展開し、存在の絶対的
 な根拠に触れる

まだまだあるけど、これくらいで十分かな。



242考える名無しさん:2005/05/07(土) 16:44:38
現在ではほとんどなにも生み出していないだろ
243235:2005/05/07(土) 20:53:30
別に「その通り」と答えても良いですが、
なにを生み出すことを期待してるのですか?
人生を他人から教わりたいのですか?
244考える名無しさん:2005/05/07(土) 23:55:23
人生の意味を考える=哲学 らしいです
245考える名無しさん:2005/05/08(日) 01:15:21
何か生み出すことが正しいと考えるのは単なる迷信にすぎない。生産万能主義思想に洗脳されている証拠。
246考える名無しさん:2005/05/11(水) 23:53:06
じゃあなにが正しいのかな?
247考える名無しさん:2005/05/12(木) 00:02:18
ヒキコモリ達の暇つぶしの役にたってるんじゃないかな?
248考える名無しさん:2005/05/12(木) 01:34:54
なにが正しいかは人によって考え方が違う。

世の中に「客観的な正しさ」が存在しているわけではない。

全員の意見が一致する「客観的な正しさ」はない。

「役に立つことが正しい」と考える人もいればそうは考えない人もいる。

例えば人類を滅亡させる兵器を開発したとする。これは人類を滅亡させるには確かに役にたつ。

しかし、こういう役にたつ兵器を支持する人はあまりいないだろう。
249考える名無しさん:2005/05/16(月) 03:54:13
やりたいからやる。哲学をするのはこの理由しか見当たらない。
もちろんやりたいことをやれるのは金と時間のある<貴族>だけだ。

「自分の学問は役に立つ。なのに哲学は役に立たない。」と非難する輩は、
自分の学問をする動機が社会的利益に拠っていることを暴露している。つまり学問その
ものへの情熱と言う点においては哲学をする我々よりも劣っているということを暴露
している。

また、社会の運営には社会を支えるためにつまらない仕事や学問が存在する。
そしてギリシアにおいて社会の実際的な運営を支えたのは奴隷である。

我々は哲学をする、それはやりたいからである。君らは我々の悦楽を支えるために
「役に立つ」学問をやっていてくれたまえ。
我々哲学徒は貴族であって君らは奴隷なのだよ、そうは思わないかね?
250もとく ◆TpifAK1n8E :2005/05/16(月) 08:44:03
【考える事すらも考える】といった思考体系があるのは哲学だけです。
つまりは【思考技術のトレーニング】という事です。
思考技術のトレーニングをいつも行なっている人間は人生に色みがでます。
【選択肢】が増えるからです。
誤っていようが正しかろうが【理解】ができます。
【哲学科】しかない日本は哲学に否定的ですが、別にそれでもいいんです。
本来哲学者の素質がある人間は【本当に否定に値するものか?又は肯定に値するものか?】という事を考えれる人間なのですから
251考える名無しさん:2005/05/17(火) 03:49:43
>>250
立派な意見だ!感動した!
252seb ◆Ec8svtWCj2 :2005/05/17(火) 08:02:27
人間と、その行為全般に価値はあるのかで問いを統一。
→「価値」自体人造物である。

どのように飛躍しても
固体や主体が論拠に成る為に仮想の上でも破綻している。
→問い自体破綻していると帰結。

とは思えないのかね。

でも恐らく、スレ主の問いは主語が抜けていて
文頭に「生活の」や「受験の」が抜けていると思われる。
それについては「人と場合による」で事足りる。

そもそも大の大人が無駄に論を練る問いでもないような…。
253考える名無しさん:2005/05/18(水) 00:00:12
>>247
然り
254考える名無しさん:2005/05/18(水) 00:23:38
キミたち、哲学やめられないようじゃ…w
255考える名無しさん:2005/05/18(水) 00:27:50
西洋哲学と東洋哲学も全然違うしね。
個人の人生から普遍性を探し求めるのが西洋哲学。
個人を社会に有益な人間にするための東洋哲学。
役に立つのは東洋哲学だと思うけど(社会に必要とされる人間って、それなりに生きがいがあると思うから)
つきつめすぎると個人の幸福とか犠牲になってしまうし。
個人主義が台頭しちょる現代において、重視されとるんは西洋哲学だと思うけど…。
べつに「だから何?」って感じもするんよなー…。
256seb ◆Ec8svtWCj2 :2005/05/18(水) 08:23:08
>>255
>個人を社会に有益な人間にするための東洋哲学。
西洋・東洋で漠然と思想体系を分けるのは暴論ではないかと思いますが
西洋ではその分野を心理学や精神病理学と言うのです。

東洋思想全般は嫌いではありませんが
東洋思想は宗教性にダイレクトに繋がってしまい客観性が無い。

むしろ東洋思想とゆう言葉自体東洋思想のおごりであり
西洋の思想にはキリスト(ユダヤ)教とギリシア哲学とゆう源流から来る
樹形図のような大系があるが

東洋思想はその西洋思想大系に居を借りて
自己を東洋思想体系と名を打っているだけであり

誰の口からでる「東洋思想」かによって意味も
何もかも変わってしまうのである。

つまり、東洋思想は宗教であり、哲学ではない。
257考える名無しさん:2005/05/18(水) 23:17:57
それ言ったら西洋哲学も心理学になっちゃうじゃーん
東洋哲学は詳しくないの???
258ニーチェの後継者:2005/05/18(水) 23:35:50
哲学には生きる意味を提示し、人類を進歩させ、生を楽しくさせるような実学になって
ほしい。いつか哲学は人類を救ってくれると信じていますよ。但し宗教と違って理論的
かつ科学的なものでなければ信じる気になりませんが。
そのための論理でニーチェ以上に統一性のある論理を作れた人を僕は知りません。

まずドフトエフスキーの提示した、「何の為に、幼い6歳の女の子が両親から虐待され死ななければ
ならないか?」「彼女の涙はどうやって保証すべきか?」(いくら現実的に刑法で犯人を死刑にしても
この事実を受け入れ難いでしょう)どうすればこの不条理で残酷な世界を理解し納得することが出来る
のかということにつきをニーチェ派以外の人はどう考えているのでしょうか。
信じるに足る理論があれば教えて欲しいともいます。
259seb ◆Ec8svtWCj2 :2005/05/19(木) 01:56:49
スレ主旨は哲学が役立つか立たないかである事が前提です。
ちと急いで書くので読み難かったら後日訂正します。

>>255
>個人の人生から普遍性を(中略)西洋哲学だと思うけど…。
これを受けて、東洋思想の定義自体その成り立ちに於いて
反西洋思想的意味合いが強く、結果的に宗教性も含んでしまうので
その部分を強調したわけです。

東洋思想は未だその内容が雑多で割拠していると言って良い。
故に個人の主観によって序列や分類が異なる。

>>257
西洋哲学=心理学ではないかとのご指摘ですが
それに付いては上記の>>255へのレスで事足りるかと思われます。

分類的体系的な議論についてはスレ主旨から離れてしまう気がします。
ここでは有用か無用かの時点で議論を留めておいた方が整然かと思われます。
260seb ◆Ec8svtWCj2 :2005/05/19(木) 02:05:13
煮詰めて言うとですね

東洋思想は老荘思想が究極であると仰る方は
禅や儒教、仏教や回教や聖火教の要素を個人独自の切り口で

都合の良い様に切り取って
老荘思想の正統性・整合性・有用性を語るわけですが

実は上記の東洋思想と呼ばれる思想は一つの体系でもなく
各々始祖が違ったり影響を異にしたりと雑多のままの状況が続いているわけで

かといって、過去の研究において
誰もが納得のゆくような関連付けを総合的に成された前例が無い。

状況によって序列を個人個人の信条によって
その体系的な形状を変えて全員が主張するので

その都度他の思想を贔屓にする論者によって
否定を受けているわけです。

これが東洋思想と呼ばれる思想の文献学的欠点です。
261seb ◆Ec8svtWCj2 :2005/05/19(木) 02:11:25
未だ文献学的な研究が未完である為に
東洋思想は漠然とした目安として東洋思想と呼んでいいかもしれないが

その言葉自体の本当の意味は「東洋の思想大系」ではなく
「東洋の思想全般」とゆう酷く投げやりな分類を拠所とした呼び名なのである。
ニュアンス伝わりましたでしょうか?

別に東洋思想を否定しているわけでは全然御座いません。
あと、脱線してしまって申し訳無いです。
262seb ◆Ec8svtWCj2 :2005/05/19(木) 02:16:43
東洋の思想大系は誤りで、思想体系です…。
重ね重ね申し訳無い。
263seb ◆Ec8svtWCj2
>>258
ニーチェの思想のみが人生の喜びを説いている訳ではありません。
もう少し他の方の本を熱心に読まれてはいかがでしょうか?

例えばカントの観念的な形而上学的な生活も
ニーチェのような考え方では精神を酷く細らせる方法
もしくは肉体に対しての憎悪が生み出した思想として揶揄されていますが

カントの様に己に己の戒律を与え遵守させる事によっての喜びも存在します。
「その喜びは間違いである」とニーチェ的には言ってしまう事もあるかもしれませんが
それは主観の懐の深さを考えれば「嗜好の差異」で説明がつくかと。

自論を高める為には、対立概念を学べと言う言葉があります。
対立概念の全否定は宗教家だけの特権だと思われます。
彼等は目隠しをして人々を導くのが使命であるから。

後、下段の例え話の私なりの解答ですが
感情論無くして人足り得ないが、それを調停し宥める客観性や法も
人を人足らしめる人固有の概念である。
唯一絶対の概念は現時点の文化文明においてはありえないと思います。