旧約聖書には「神は自分の似姿を人としてつくった」とあります。
わたしたちは神の作品なのです。にも拘わらずわたしたちは神に
逆らうのです。神は人の「魂」を意のままにはできませんでした。
同じようにして、人は自分の似姿として人形をつくりました。
人形は人間の作品です。
けれども人は人形に魂を吹き込むことはできませんでした。
人が人形を愛でるのは人の似姿をしているからです。
ラスト・シーンでトグサが娘にお土産を渡す場面がありました。
それは女の子の人形でした。無邪気に喜ぶ娘。
それを見て呆然とするバトー・・・
バトーの少佐への不器用な愛、彼の気持ちを知っていて遠くから
見守るような少佐の想い・・・
同志愛、なのかなあ、やっぱり。。。