【ドゥルーズ】『意味の論理学』を読む

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281パレルゴン
スピノザについては、残念ながらあの有名な「エチカ」を読んではいない。
読まねばならんが、平凡ライブラリーの「スピノザ」141Pに
絶対(1)ってのがある。その中で「無限の形相(全ての属性)が同じ(存在)
存在論的にはただひとつの(存在)に帰着する事を妨げるものではない。」
とあるんだけど、これは、属性(神の=実体の)が多様である事。そのことは
逆に一義的な存在=神の現われとでも言いたいのでしょう。
それでも、多様態こそ=生産的であり、以後のドゥルーズの思想の中心
と考えるべきで、存在論的な反復の中心点を強調すべきではないと思われるが。