>>930を見て、ジジェクが「顔が怖い」という理由で犯罪者のなかに入れられていたことを思い出した。
933 :
パレルゴン:04/04/16 22:54
数学は哲学と言う分野を正確に捉える事は出来ない。
なぜならば、哲学こそが数学の基礎(母体)だからだ。いや、前提だからだ。
数学が哲学を網羅すると言うならば、全ての人間の問題は数学に於いて解決しなければならない
と言う事が言えなければならない。所が、せいぜい数学のなせる事は、数式による
自己満足的な証明なのだ。人間にとって意味のある事を発見すると言う役割
を自覚すべきなのだと言う事を認識すべきである。
数学や理論物理が人間にとって意味のある事を発見するなどとは、
誰も考えていない。あいも変らず勝手な決めつけで、仮想敵をやりこめようとする
癖が抜けていないよう棚。
では、現在の哲学に何ができるのかな?
誤解が誤解を呼ぶ自然言語によるやりとりで、どれほどの共通認識が得られるだろうか?
偉そうなことを吼えるのは、
無人島に移住して、貴方が自己満足的と軽蔑する科学の恩恵を一切排して、
まったく新しい文明を築きあげてからにすることだ。
×数学や理論物理が人間にとって意味のある事を発見するなどとは
○数学や理論物理が人間にとって意味のある事を全て発見しつくせるなどとは
936 :
パレルゴン:04/04/16 23:08
それは、数学者にそっくりお返しします。
数学が生活世界に生きているものがのたまわっている事を理解すべきだな。
生活する中で、数学しているのであり、数学している中で生活してはいない。
証拠に、飯を食わねば、頭は働かない。家がなければ寒い。数学よりも
先にこのような事があるだべ。ここに意味と言う最優先されるものがあるのよ。
937 :
考える名無しさん:04/04/16 23:10
> 数学よりも
> 先にこのような事があるだべ
そのとおりですね。しかしやはり現実の生活を数学が支えていることもたしかです。
貴方の食生活は科学文明を一切用いないで、野生動物を捕まえて丸焼きにしたものだけで成り立っていますか?
排便した後、単に土に埋めるだけですか?
とりあえず、生活も数学も、現在の哲学的課題よりは先にあるだべ。
939 :
考える名無しさん:04/04/16 23:19
940 :
考える名無しさん:04/04/17 00:38
知的障害者が天才でないという証拠でもあるの?ん?
941 :
考える名無しさん:04/04/17 00:44
どんな科学も日常世界・生活世界・日常言語を基盤にしている。
(学問の原理にしていると言ってるんじゃないよ)ヴィトやフッサール
ハイデガーetc もそう考えている。
942 :
考える名無しさん:04/04/17 00:58
百姓には百姓の数学があり茶髪には茶髪の数学があると思う。
なにいってんの?
944 :
考える名無しさん:04/04/17 01:02
>>942 まさにハイデガーやウィトの醍醐味ですね。
945 :
考える名無しさん:04/04/17 01:42
Q:パレルゴン君は以下のことが理解できるでしょうか?
駄目なら人に「証明」を要求すべきではないです。「数理言語」や「英語」ができない人に数学や英文法の「正しさ」を「証明」することなど できないからね。
答えられますか?楽しみだ(W
ラカンが好きな人むけ(W
1、(X,d)を距離空間とする。このとき d'(x,y)=d(x,y)/{1+d(x,y)} はdと同値であることを示せ。
2、(X,d)を距離空間とし、f,g:X→Rを連続関数、c∈Rとする。このとき
(f+g)(x)=f(x)+g(x)
(fg)(x)=f(x)g(x)
(cf)(x)=cf(x)
と定義するとf+g,fg,cfは連続関数であることを示せ。
3、距離空間(X,d)の部分集合Aに対して次が成り立つことを示せ。
(@)Aの内部=Aの補集合の閉包の補集合
(A)Aの閉包=Aの補集合の内部の捕集合
4、(R,d(1))においてQの内部と閉包は何か。
「超」基本的問題だよーん
A:パル君の答え
数学は哲学と言う分野を正確に捉える事は出来ない。
なぜならば、哲学こそが数学の基礎(母体)だからだ。いや、前提だからだ。
数学が哲学を網羅すると言うならば、全ての人間の問題は数学に於いて解決しなければならない
と言う事が言えなければならない。所が、せいぜい数学のなせる事は、数式による
自己満足的な証明なのだ。人間にとって意味のある事を発見すると言う役割
を自覚すべきなのだと言う事を認識すべきである。
問題をすりかえて逃亡。情けな(嘲笑)
946 :
考える名無しさん:04/04/17 01:44
算数の宿題を出されて解けないと「数学が哲学を・・・」と関係のないことをいいだすパレルゴン君(W
947 :
Я ◆wMDHqGPerU :04/04/17 01:49
確かに、数学の不可能性をいうことは違うよな。
948 :
考える名無しさん:04/04/17 01:52
>>947 地道にやればきっと教科書の例題ぐらいはわかるようになりますよ。
がんばってくださいね。
949 :
Я ◆wMDHqGPerU :04/04/17 01:55
例題解けたらなんかいいことある?
950 :
考える名無しさん:04/04/17 01:55
特殊専門化した学問が生活世界から遊離していくことをフッサールは危惧し
ヴィトは、そこにはまった自分に愕然とし、ハイデガーは狡猾に見抜いていたのだよ。
951 :
Я ◆wMDHqGPerU :04/04/17 01:57
まあ、それも安易な考えやね。
どいつもこいつも、世界を単独で理解できると
勘違いした方々やね(w
何故にぴかぁ〜が?あんたとは関係ないだろ。
953 :
Я ◆wMDHqGPerU :04/04/17 02:03
えーやん!
954 :
考える名無しさん:04/04/18 01:06
ソーカルの批判するポストモダニズムのスタイルは、結局レヴィ=ストロースから出ている。
レヴィ=ストロース的な数学の適用も、数学自体には破綻はないのかもしれないが、
親族理論などでの喩としての使い方の手続き、つまり構造の発見というやつは、 かなり怪しげなものだ。
少なくとも英米の「実証的」人類学者はストロースのいってることをまったく信用していない。
くず
____
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>>954 ドゥルーズは、まさにそのことについて弁護してるね。
交差いとこ婚のルールは、違反が頻繁に起きて、
違反者を拷問するために存在するんだって。
958 :
考える名無しさん:04/04/18 15:37
話を元にもどします。
資本主義の理論的背景をよく見てみるならば、ネオテクストによる物質主義を拒否するか、社会が客観価値を持つにいたると結論づけるかの選択を迫られる。
もし弁証法的脱状況主義が成立するならば、ハーバマス流の言説か、文脈に関する部分文脈化パラダイムのいずれか、の選択が求められる。
従って、文脈一辺倒のうちに組み入れられ、それが一つの現実として真実である、と見なされる。
言い換えるなら、文脈の部分文脈化パラダイムに従う限り、現実なるものは無意識のままにある混沌に由来する。
959 :
パレルゴン:04/04/20 22:35
もう少し詳細な説明求む。」
954さん フーコー、クーンのパラダイム論、ソシュールのシニフィアン シニフィエ、
から構造主義が見えないなら、貴方の解釈はおかしいのでは?
勿論、レヴィ=ストロース の婚姻の構造=規則 からも 見出せるでしょう?
960 :
考える名無しさん:04/04/20 22:51
解釈にdiscrepancyが生まれるということは、書き手の表現が十分では無かったということ。
そこは書き手が負うべき責任と捉えることが出来る。
実在論上での言語の表記と、「常識」(相対主義での論法の素材になるもの)下での言語の
表記の食い違いが、全ての原因です。
961 :
パレルゴン:04/04/20 22:57
食い違いが有っても良いんです。
バルター・ベンヤミン が言っていたように、誤訳こそ
宝なのです。夫々のセリーで映し出すものが違う。
このことは、「散種」「触発」なのですから。
ただ、もう少し私の文脈からは、聞きたかった
それだけの事です。真理・絶対唯一の解釈は、背景の多様性で
消されているのですよ。
962 :
考える名無しさん:04/04/21 00:40
>>959 フーコーの言うエピステーメーとクーンの言うパラダイムは全然違うよ。
いろんなものをひとくくりに「構造主義」と呼ぶのはやめるべきだと思うけどな。
パレルゴン、やや息切れ気味。がんばれ!
964 :
パレルゴン:04/04/21 19:54
夏ばて近し。本当に頑張ろう。
ボンチャンも頑張りなはれ!
それでは、963 の返事を書きます。
フーコーの言説は確かに時代の表現習慣や真偽の基準がネットワーク的に
(諸要素間の布置で)決まっていると考えているわけです。
その中で、勿論権力とそれに従い見張られている側が決まっている。
とはいっても、フーコーの場合には、パノプチコンと言う見張りは実は自分自身が
自分を見張ると言う考えを示しています。これは、エディプス・コンプレックスの
彼独自の解釈でしょう。また、支配者と被支配者とは、フーコーの場合には明確ではなく、
寧ろ、構造によって、決まってくると考えているわけです。
この点こそが、構造主義の暴いた中心点です。つまり、支配と被支配とは
人間の権力によるのではなく、寧ろ構造=知識 が権力構造の背景にある
とフーコーは考えていると思います。
965 :
パレルゴン:04/04/21 20:04
一方、クーンについては、科学哲学に疎いですが、野家啓一氏の本を参照すると
「一定の期間、研究者の共同体にモデルとなる問題や解法を与える一般的に
認められた科学的業績」とあります。確かに、一般に使われるような
価値観の転換や思考のドラスチックな変化を言っているわけではないようです。
それでも、クーンのパラダイムと言う考えから、彼が「科学」の殺害者と呼ばれる
理由は、彼がある科学的な思考パターンに依存して、科学的真理と言われる
基準が生まれるとしたからです。つまり、科学が客観的に外の真理を真っ白な
視点で見出すと言う事に疑問を呈したからです。この事から、私は
フーコーのエピステーメーとクーンのパラダイム論の共通性を見出したと言う事
です。
966 :
パレルゴン:04/04/21 20:07
もっとも、色んな読み方が有っても良いんですけどね。
967 :
考える名無しさん:04/04/21 21:41
>>964 「構造=知識」ってどういう意味?
構造は無意識的、知識は意識的って感じがして
なぜイコールなのかよくわからない。
968 :
パレルゴン:04/04/21 22:29
仰るとおり分かりにくいですね。
確かに、構造と知識は異なる気がします。
しかし、冷静に考えると、構造は力関係により出来上がっています。
例えばa・b・c −−−−と言う権力要素が有るとします。
これらの間での力関係で、時代のエピステーメーが決まります。
しかし、権力とは何か?と考えた時に、現代の欧米社会(先進国)では
それは武力ではありえないでしょう。それは、高い地位であり、地位を
位置付け、構成するもの、それが、構造ですよね。つまり、構造主義とは
こう言う事でも説明できます。そこで、それでは、構造を分解すると
それはどのような要素に基づいて出来上がっているのかを考えてみると、
つまり、価値観です。
価値の優劣に基づいて、構造化されているのです。そこで、価値とは何かと言う
事になります。価値とは? それは、知識です。その知識を敷衍する事が
権力となるんですね。価値感とは時代の知識と権力とが共犯して創ったものなのです。
私はその様に解しています。
969 :
パレルゴン:04/04/21 22:34
ここの所の考えをもう少し進めると、バーミンガム現代文化研究センター
で発足したと言われる、スチュアート・ホールに代表される、
カルチュラル・スタディズになるのです。
見ていて痛々しくなるから、もう止めちくり
971 :
考える名無しさん:04/04/22 02:20
>>968 「価値とは? それは、知識です」
価値=知識=構造???
”構造は価値観から出来上がっている”
価値と構造は同じとも書いてあるぞ。????
パレルゴンの読解は、
エピステーメーを世界観と勘違いする、よく見られる誤り。
サイードだってパレルゴン程度の理解だからまあいいんじゃないの?
973 :
パレルゴン:04/04/22 19:39
それは、誤読ですね。
よく読んでください。
私はそんな事は言ってはいませんよ。
それよりも、貴方のエピステーメーの理解を先ず書いてください。
そうでないと、ただ、批判しているだけで、建設的な討論
になりませんよ。サイードの理解は具体的に如何なのか
書かないと、分かりません。
もっとも、貴方が理解しているかどうか、貴方の発言からは不明です。
「自分は分かっているがお前はわかっとらん!」のならば
「わかっとる」君の考えを具体的に述べよ!
って事でしょう。
974 :
パレルゴン:04/04/22 19:44
私のエピステーメーに対する説明が「世界観」と解する貴方の
理解、何も言えないな。もっと、本を読んでね。
今後、具体的な自分の解釈=理解 を述べずに、批判するレス
には、無視します。
理由は、理解せずに、批判しているだけと思われるから。
以上
975 :
パレルゴン:04/04/22 22:49
チョット キツカッタかも?
すまん。
> 318 名前:ばかぁ〜[sage] 投稿日:04/04/11 19:12
> たぶん、くろしろさんはネタとマジの境界線あたりのこと主張Aをとりあえず書いておいて、
> もしそれにネタ的な回答が来たら、その自己の主張Aをネタとして扱い、もしそれにマジな
> 回答が来たら主張Aをマジとして扱う、という政治手法を取っているのではないだろうか。
> たぶんとても負けず嫌いな方なんでしょうね。負けたっていいじゃないか、と僕は単純に
> 思ってしまうのだが。
パレルゴンにも当てはまるね。
977 :
パレルゴン:04/04/22 23:15
いや、境界論てのは間違い。そんな手の込んだ事はやらないよ。
負けず嫌いは当たってる。
978 :
パレルゴン:04/04/23 23:24
全ての理解は境界面=界面に於いてしか起こらない。
合田正人「レヴィナスを読む」てな事でしたね。それが、襞なのでしょう。
ここには哲学者がひとりもいないのかね。
狂人の二つの体制げっとーーーーーーーーーーーーーーーーーー
981 :
考える名無しさん:
狂人の二つの体制 1975-1982
ジル・ドゥルーズ著
宇野邦一(うの・くにいち)ほか訳
宇野邦一(うの・くにいち)監修
河出書房新社
本体3500円 20cm 293p
分類:135.5 04027012
4-309-24310-X / 2004.05