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真理の核は40章と42章です。実はこの真理自体はどおってことありません。
知らないから騒がれるだけで、手品の種明かしとさほど変わらないもの。
としてもいいでしょう。ただ、不敵であることには違いありませんが・・・
老荘を不適の哲学と称する人もいるようですが、これは自然の理(真理)と
いうものは人間の理とは異なり人間の力では崩しようのないもので、その
自然の理が老荘には使われているためです。
真理はある意味当たり前で、当たり前ゆえに崩しようがない。しかしその
当たり前のことが一方的な価値観を持って生きる人間にはわかりにくくなっ
てくるのです。
>>185>>186>>187 老子の【道】は真理を指すこともありますが、もっと幅広い意味で使われ
ているとしていいでしょう。真理(道)そのものは人間の力ではどうすること
もできないもので語ってもいいものですが、やはり語ることのできないもの
(道)はあるのです。
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