シモーヌ・ヴェイユ、どうですか?

このエントリーをはてなブックマークに追加
1考える名無しさん
読んでいて時折ナイーヴな印象もあるけれど、今はまってます。
お好きな方がいたら、どうぞ。
2トコノイタンハ ◆WfuO0J/v7s :04/01/17 16:16
2
3 ◆.EDMOUBKE2 :04/01/17 18:52
ナイーブさについては時々、言われるが、今ちょっと文章に触れるだけでも
崇高な気分になっちまう。・・・嗚呼、純粋で無限な可能性を感じた日々(遠い目
4地獄極楽丸:04/01/17 20:27
あんまり自分ばかり虐めている、というイメージ。
すごい、というより、可哀想、と思う。
きっと親が厳しかったんだろうな、とか思った。
5 ◆.EDMOUBKE2 :04/01/17 20:51
「力の神話」的な感覚、すごく影響受けたな。もちろん、
力に溺れるんじゃなしに、逆の意味で。
6罪と罰:04/01/17 21:01
自虐というのは大事じゃ。オラたちのお国の悲惨さみてみい。
71:04/01/17 22:52
おお、レスがついてよかった(ホッ

確かに自虐的ではあるし、痛々しいところもありますね。
でも、誠実な友人のことばのように、読んでいて親密な感じが
します。
8地獄極楽丸:04/01/17 23:03
わたしとしてはヴェイユの先生だったアランのほうがはるかに好きです。
9考える名無しさん:04/01/17 23:31
>シモーヌ・ヴェイユ、どうですか?

メガネをかけてます。
あまり美人じゃありません。
プロポーションはまあまあです。
推定サイズは86-68-85ですかね。
10 ◆.EDMOUBKE2 :04/01/18 00:35
アランは、みすず書房からアフォリズム集みたいなの不完全だが
出てたな。読んだけど、物足りないや。ヴェーユは尊敬してて、
卒業後も授業を見学したりしてたらしいけど。
11 ◆.EDMOUBKE2 :04/01/18 00:35
>>9
おまい、馬鹿野郎。ヴェーユは本当は美人なんだぞw
12考える名無しさん:04/01/18 00:41
>>10
プロポって言えよ 
13洩れ車:04/01/18 00:50
禿同。
14 ◆.EDMOUBKE2 :04/01/18 01:03
あー、ヴェーユよりも3つも年上になっちまったな。俺はロクデナシ
だから長生きするか。
15考える名無しさん:04/01/18 01:11
ここはヴェイユたんでハァハァ(;´Д`) するスレですか?
16考える名無しさん:04/01/18 01:46
働くとバカになるとかいってたような・・・
17 ◆.EDMOUBKE2 :04/01/18 11:05
逆だ、ヴォケ 「労働者の為の神秘思想」だぞ。
18 ◆.EDMOUBKE2 :04/01/18 22:03
・・・それが、カミュの「シジフォスの神話」なんかに通じるわけだね。
レス付かないから、垂れ流すけど。
19考える名無しさん:04/01/21 19:05
age
20考える名無しさん:04/01/21 19:15
ハミカムハーツ、レス894参照のこと。
21考える名無しさん:04/01/21 21:40
894 :考える名無しさん :04/01/21 19:10
シモーヌの兄、アンドレは本物の大数学者だね・・・。シモーヌの
哲学志向は、この兄への複雑な想い・・コンプレックスがあったことは
確実。
書いてから、誤爆に気づくがめんどうなのでこのまま載せる。悪いね。
22考える名無しさん:04/01/21 21:44
おお、誰か知らないが、すまないな。私も今日はひさしぶりに
ヴェイユを読んでみようと思っている。
23考える名無しさん:04/01/21 21:54
おれだよ、おれおれ。
24考える名無しさん:04/01/21 21:56
あ、そうか。君だね?
25考える名無しさん:04/01/21 22:01
どうでもいいけど、「?」で文が終わっていると、返答せずにはいられないではないか!
26考える名無しさん:04/01/21 22:10
だって、おれおれって言われて黙っているというのも失礼じゃ
ないかい?

27考える名無しさん:04/01/21 22:12
だからよー、「?」で終わんねーでくれよー、頼むよー.....
2826:04/01/21 22:13
ま、おやすみ。返事なくていいから。
2926:04/01/21 22:14

30考える名無しさん:04/01/21 22:18
返事しなくていいの???????
31考える名無しさん:04/01/21 22:35
いいよ??????????????????????
って、しつこい?
32考える名無しさん:04/01/21 22:37
とにかくだ。今晩くらいはヴェイユ読め。重力と恩寵とかな。おやすみ?
33考える名無しさん:04/01/21 22:38
ヴェイユはひどく不思議な言葉で語る人です。
前例のない言葉とでもいえばいいのかな?
哲学者とも詩人とも異なる言葉。それでいながら、「人間」というものの孤独な在り方を感じさせてくれる。「孤独者」「自殺者」とでもいえば少しは近づいたかもしれない。
「初めから世界に居場所のない人間」てとこか。で、祈っている。祈る相手はいないのが、わかっていて。
まあ、ほとんどキリスト教的でどうでもいいところが続くんですが、キリスト教とあんまし関係ないところがところどころあって、そういうところがわりと凄い。

キェルケゴールを読んだときや、ベンヤミンを読んだときも似た感じがした
34地獄極楽丸:04/01/21 22:39
ヴェイユは、「**ねばならない。」がやたら多い。自分に対して不必要に厳しい。それと「消えてなくなりたい」という強烈な意思を感じる。その度合いが尋常でない。神が、神が、といいながら、どうも信じていない。
抜書きでそれを感じてもらうには.....

「どうか、わたしは消えて行けますように。今わたしに見られているものが、もはやわたしに見られるものではなくなることによって、完全に美しくなれますように。」
35地獄極楽丸:04/01/21 22:41
「わたしは、この被造の世界がもうわたしに感じられなくなるようにとは、少しも望んでいない。
そうではなく、わたしに感じられているようなふうには感じられなくなるようにと望んでいるのだ。
....わたしは去って行きたい。
創造主と被造物とがその秘密を互いに交しあうことだろう。
....わたしがどこかにいるときには、わたしは、呼吸をし、心臓を脈うたせることによって、この大空と大地の沈黙をけがしているのだ。」
36地獄極楽丸:04/01/21 22:44
あ、33もわたしです。(どうでもいけど)
3732:04/01/21 22:54
ヴェイユの友人だったギュスターヴ・ティボンという人の書いたもの
「星の輝きを宿した無知」だったかな・・も、ちょっといいですよ。
機会があったらみてみて下さい。そうですね。ヴェイユは最近読んで
ないけど、おっしゃるような逆説的なところのある人だったと思います。
ベンヤミンもまだあまり読んでなくて・・・。でも、とても重要そうですね、
彼も。また、色々おしえて下さい。
3832:04/01/21 22:58
あ、なんだあ。地獄丸さんかあ。私はP。と言います。今後ともよろしく
です。(そろそろ、寝まつ。。。

39 ◆.EDMOUBKE2 :04/01/22 11:13
>>21
そりゃ、確か本人がそう言ってるだろ? 後年、兄のアンドレが妹の
著作に目を通してレベルの高さに驚いたってさ。
40考える名無しさん:04/01/24 10:58
カミユ、ブランショ、ヴェイユ、ティボン、ニーチェ、カフカ、・・・
41考える名無しさん:04/01/29 00:09
ブランショ、ティボンは読んだこと無いな。
42考える名無しさん:04/01/29 05:16
この兄弟みると
頭が良いと数学
悪いと哲学
ってことが良くわかるね
43考える名無しさん:04/01/29 09:14
ブランショは非常に手に入れ難いよね。本屋にあったとしても
バカ高かったりする・・。まったくバカげた状況だ。
「文学空間」「来るべき書物」くらい、はやくちくま学芸文庫
当たりから出すべきだ。
44処刑ライダー:04/01/29 11:43
算数ばっかやってると、アキレスと亀は謎だ〜とかいいなかがら、
一生終わってしまったりするが。
45考える名無しさん:04/01/29 16:54
Weilといえば数論。数論といえば20世紀孤高の天才数学ヲタラマヌジャン。
ラマヌジャンのことを知りたかったら論文を読むべし ということで、
Collected Papers of SRINIVASA RAMANUJAN から1918の重要論文の1つ
ON CERTAIN TRIGONOMETRICAL SUMS AND THEIR APPLICATIONS IN THE THEORY
OF NUMBERS をみてみよう。この論文集の編集者であるBruce C.Berndtの注釈
によれば、この論文で Ramanujanは 現代数学でいえば、Ramanujan sums と
Ramanujan expansionsを導入したが、それらはともに数十年も(他者の)研究
を先行するものであった。と書いてある。この概念の全貌とその後の研究の
文献をまとめたものは W.Schwarz Ramanujan expansions of arithmetical
functions (Ramanujan Revisted by G.E.Andrews 他eds Academic Press
1988)にある。いまだに 終わっているとは思えない点も多い。その発火
点の論文をみていこう。夏休みのプレゼント。通常 数学の論文は 査読者と
同じように逐一追っかけていく読み方がよいのだが Ramanujanのは例によって
盛り沢山で 解かろうとすれば なにがしかのものをすべてのひとに与える不思議さをもっている。

46考える名無しさん:04/01/29 16:58
1.この論文で扱う三角和(trigometrical sums)は 以下のタイプのものである。
c[s](n)=Σ[λ] cos(2πλn/s), λはsと互いに素でsより大きくない整数。
これは単に c[s](n)= Σα^n, αは x^s -1=0 の 原始根(primitive root)
と書いたものと同じである。
これらの和は 明らかに大変興味深いし、いままでその性質がほとんど論ら
れていない。(Dirichlet-Dedekind,Vorlesungen uber Zahlentheorie,ed.4
Supplement vII,pp360-370)での内容を含めて、わたしの知る限りここで述べ
る視点から論じられたものはなく、すべての結果は新しいものであると信ずる。

わたしの主たる目標は 一連の良く知られたnに関する算術関数に対して次の形
の級数表現を与えることである。
Σ[s]a[s]c[s](n)
典型的な例は σ(n)=π^2/6{ c[1](n)/1^2 + c[2](n)/2^2 + c[3](n)/3^2+....}
σ(n)はnの約数の和を表す算術関数。
これに対して2つの異なった技法を用いた証明を与え たくさんの同様な級数表
現を与える。大部分の書式は 技法の点から言えば初等的(elemntary)なもので、
有限代数を含む処理と無限級数に関する簡単な一般定理の組み合わせで証明が
行えるものである。しかしながらあるものは深い性質を持っていて 本質的に
解析関数の定理を使うことによってのみ証明できるというものもある。この
(深い方の)例としては
c[1](n)+(1/2)c[2](n)+(1/3)c[3](n)+....=0, で実際これを証明するには素数定理が必要
で 本質的にこれはHadamard and dela Vallee Poussin の素数定理と同値である。
数式の多くは 私の以前の論文"On certain arithmetical functions"と深く関
連している。(1916 No.18 of this volumeで注釈者は一緒に読めと言っている。)
また 印刷中のMr Hardyと私の共著の"Asymptoic Formulae in combinatory Analysis"
とも関連している。(No.36 of this volumeとはCollected Papersのこと)
47考える名無しさん:04/01/29 16:59
2. F(u,v)をu,vの任意関数として
(2.1) D(n)=Σ[δ] F(δ,δ') δはnの約数でδδ'=nとする。例
D(1)=F(1,1);D(2)=F(1,2)+F(2,1);
D(3)=F(1,3)+F(3,1);D(4)=F(1,4)+F(2,2)+F(4,1);
D(5)=F(1,5)+F(5,1);D(6)=F(1,6)+F(2,3)+F(3,2)+F(6,1);......
(2.2) D(n)=Σ[δ] F(δ',δ) であることは明らか つぎに
(2.3) η[s](n)= Σ[ν=0 to s-1]cos(2πνn/s) とおくと
sがnの 約数ならばη[s](n)=s, その他のときは0
このとき [t]はガウス記号で tはnより小さくない数(整数とは限らない)
(2.4) D(n)= Σ[ν=1 to [t]] (1/ν)η[ν](n)F(ν,n/ν) が成立する。
(2.5) c[s](n)=Σ[λ] cos(2πλn/s), λはsと互いに素でsより大きくない整数。
例えば c[1](n)=1;c[2](n)=cos(nπ);c[3](n)=2cos(2nπ/3);
c[4](n)=2cos(nπ/2);c[5](n)=2cos(2nπ/5)+2cos(4nπ/5);
c[6](n)=2cos(nπ/3);c[7](n)=2cos(2nπ/7)+2cos(4nπ/7)+2cos(6nπ/7);
c[8](n)=2cos(nπ/4)+2cos(3nπ/4);
c[9](n)=2cos(2nπ/9)+2cos(4nπ/9)+2cos(8nπ/9);
c[10](n)=2cos(nπ/5)+2cos(3nπ/5);.........
(2.3)と(2.5)から次の関係が従う。
(2.6) η[s](n)=Σ[δ]c[δ](n),δはsの約数とする。
48考える名無しさん:04/01/29 17:00
さらにMobiusの反転公式から
(2.7) c[s](n)=Σ[δ]μ(δ')η[δ](n),δはsの約数でδδ'=sとする
(2.8) Σμ(ν)/ν^s = 1/ζ(s), ζ(s)はリーマンのゼータ関数。
特に c[1](n)=η[1](n);c[2](n)=η[2](n)-η[1](n);
c[3](n)=η[3](n)-η[1](n);c[4](n)=η[4](n)-η[2](n);
c[5](n)=η[5](n)-η[1](n);.......
(2.3)からδがnの約数でなければη[δ](n)=0であるから(2.7)において
δはnとsの公約数と仮定してよい。したがってδがnの約数で
|c[s](n)|<=Σδから
(2.9) c[ν](n)=O(1) (nを固定してνを∞に近づける場合)
η[s](n)=η[s](n+s);c[s](n)=c[s](n+s)からc[s](n)のn=1,2,3..の値は
循環形で以下のように書くと便利である。
c[1](n)= 1; c[2](n)= -1,1; c[3](n)= -1,-1,2;
c[4](n)= 0,-2,0,2; c[5](n)= -1,-1,-1,-1,4;
c[6](n)= 1,-1,-2,-1,1,2; c[7](n)= -1,-1,-1,-1,-1,-1,6;
c[8](n)= 0,0,0,-4,0,0,0,4; c[9](n)= 0,0,-3,0,0,-3,0,0,6;
c[10](n)= 1,-1,1,-1,-4,-1,1,-1,1,4;.........
この意味はc[3](1)= -1,c[3](2)=-1,c[3](3)=2で残りのnについてc[3](n)の値は
この順にくり返しされるという意味だ。
(2.91) c[ν](n)=O(1) (νを固定してnを∞に近づける場合)
も簡単に示せる。
49考える名無しさん:04/01/29 17:01
3.( 2.6)を(2.4)に代入して 各c[i](n)の係数を寄せ集めて整理すれば次の式
を得る。
(3.1) D(n)= c[1](n)Σ[ν=1 to [t]] (1/ν)F(ν,n/ν)+c[2](n)Σ[ν=1 to
[t/2]] (1/(2ν))F(2ν,n/(2ν))+c[3](n)Σ[ν=1 to [t/3]] (1/(3ν))F(3ν,n/(3ν))+.....tはnより小さくない数 また (2.1)の代わりに(2.2)を用いれば
(3.2) D(n)= c[1](n)Σ[ν=1 to [t]] (1/ν)F(n/ν,ν)+c[2](n)Σ[ν=1 to
[t/2]] (1/(2ν))F(n/(2ν),2ν)+c[3](n)Σ[ν=1 to [t/3]] (1/(3ν))F(n/(3ν),3ν)+.....を得る。
いまF[1](u,v)=F(u,v)log(u),F[2](u,v)=F(u,v)log(v) とおけば
D(n)log(n)=Σ[δ]F(δ,δ')log(n)=Σ[δ]F(δ,δ')log(δδ')
=Σ[δ]F[1](δ,δ') + Σ[δ]F[2](δ,δ') ここでδはnの約数 δδ'=n
Σ[δ]F[1](δ,δ')に対して(3.1)に対応する表現とΣ[δ]F[2](δ,δ')に対
して(3.2)に対応する表現を使えば次式を得る。
(3.3) D(n)log(n)=c[1](n)Σ[ν=1 to [r]] (log(ν)/ν)F(ν,n/ν)+c[2](n)Σ[ν=1 to
[r/2]] (log(2ν)/(2ν))F(2ν,n/(2ν))+c[3](n)Σ[ν=1 to [r/3]] (log(3ν)/(3ν))F(3ν,n/(3ν))....+ c[1](n)Σ[ν=1 to [t]] (log(ν)/ν)F(n/ν,ν)
+c[2](n)Σ[ν=1 to[t/2]] (log(2ν)/(2ν))F(n/(2ν),2ν)
+c[3](n)Σ[ν=1 to [t/3]] (log(3ν)/(3ν))F(n/(3ν),3ν) +......
rとtは nより小さくない任意の数、特にF(u,v)=F(v,u)なら(3.3)から
(3.4) 1/2 D(n)log(n)=c[1](n)Σ[ν=1 to [t]] (log(ν)/ν)F(ν,n/ν)+c[2](n)Σ[ν=1 to
[t/2]] (log(2ν)/(2ν))F(2ν,n/(2ν))+c[3](n)Σ[ν=1 to [t/3]] (log(3ν)/(3ν))F(3ν,n/(3ν))....
tはnより小さくない任意の数
50処刑ライダー:04/01/29 17:52
あー、分かった分かった(ゲラ
51考える名無しさん:04/01/29 22:25
>>50
なんで笑うんですか?
>>44は別に関係ないですよ。
52考える名無しさん:04/01/30 02:01
だって単純にアラシだし。
53考える名無しさん:04/01/30 04:08
この兄弟みると
頭が良いと数学
悪いと哲学
ってことが良くわかるね


54考える名無しさん:04/01/30 11:27
まあ・・・単なるアラシよりはましだ。実際にシモーヌの兄の頭の
なかは、このような事でいっぱいだったのだから・・。
55数学坂住人:04/01/30 11:41
数学が偉大だってことがわかったかな?
もちろん数学をわかった上での偉大さの理解を求めてるのではない。
身分の違いをわきまえなさいということだ。
どんなバカでも身分の違いくらいはわきまえるもんだぞ。
56考える名無しさん:04/01/30 11:43
ん?身分の違いとは何だね?君は何を言っているのか。
57考える名無しさん:04/01/30 11:46
それに、別に数学は偉大という訳ではないだろう。
数学は興味深いものではあるが、それ自身を偉大と呼ぶのは
あなたの勝手な判断に過ぎない。
58考える名無しさん:04/01/30 11:52
なるほど、学校では数学ができる人は神のように地位にありますよね。
59考える名無しさん:04/01/30 11:54
>>57
だから数学坂住人さんだって
>もちろん数学をわかった上での偉大さの理解を求めてるのではない。
といってるけど。
60考える名無しさん:04/01/30 11:55
そうか? 変な話。数学科では、の間違いじゃないのか。
61考える名無しさん:04/01/30 12:01
>>59
数学自体は、人間の文化のひとつに過ぎないよ。
それを無条件に偉大だなどと言うのは、単なる個人の
価値判断にすぎない。数学は、単なる遊びであるという
要素が非常に大きい。つまり、それほど高尚な遊びを
するだけのゆとりがあるのだ、という事をこの自称数学板
住人さんは、身分が高い証拠だと思いたいらしいね。
62考える名無しさん:04/01/30 12:09
人間の文化のひとつに過ぎないと限定的に仮定しても、偉大さを排除しない。
なぜなら文化も偉大さの基準をもっているからだ。
だからこそ、学校で数学ができるやつは神のごとく扱われる(>>58)。
63考える名無しさん:04/01/30 12:12
>>61
「人間の文化のひとつに過ぎないよ」


「すぎない」そういう言い草はバカの壁をつくりやすい。
64考える名無しさん:04/01/30 12:12
だから、数学ができるからって神のように扱われるのって
本当かよ。そんな話はまったく初耳だな。
58さんも、いいかげんな事、言わないで欲しいね。
65考える名無しさん:04/01/30 12:14
>>57
「あなたの勝手な判断に過ぎない」

「すぎない」そういう言い草はバカの壁をつくりやすい。
「すぎない」 が口癖なんですか?w



66考える名無しさん:04/01/30 12:16
バカの壁って流行語みたいですが、じゃあ、解剖学と数学
では、どちらが偉大なんですか?
67考える名無しさん:04/01/30 12:16
>>65
意味不明。数学的にでいってみてよ?プ
68考える名無しさん:04/01/30 12:17
バカの壁って、あなたの口癖なんですか?
69考える名無しさん:04/01/30 12:24

荒らして逃げて、ほとぼりが冷めた後にまた荒らして逃げて…。
数学板の人ってホント印象悪い。基本的に卑怯なんだね。
性根が卑しいよ。
70考える名無しさん:04/01/30 12:26
まあまあ・・、今、反撃を考え中なんじゃないの?
その偉大な頭脳が、高速回転してんのかもよ・・・。(w

7145-49:04/01/30 14:39
>>69-70
私と>>55は別人だよ。
私は基本的に哲板住人、たまに数学板を覗いたりするくらい。(基礎論系のスレッド)
>>45-49の式はコピペ。荒らすつもりはなかった、ヴェイユスレッドだから少し書いてみただけ。
あと>>55は数学板住人ではないと思う。哲板住人が数学板住人を装っただけな感じがする。
72処刑ライダー:04/01/30 14:57
73考える名無しさん:04/02/04 17:38
ロンドン論集とさいごの手紙‐人格と聖なるもの
「聖なる物とは、その人の中にある人格でもなければ、人間的固有性でもない。
それは、その人である。まったきその人なのである。」
( ゜Д゜)スゴー!
74考える名無しさん:04/02/12 00:52
ある意味病的な「自分と世界を綺麗にしたい」っていう願望とコンプレックスを
持った人で、強迫的にそのことで苦しんでいたようだね。
最期も食事を拒否することにより半自殺のような死に方してるし。
でも彼女はイスラエルが建国される前に死んでよかったと思う。
もし生きていたら、ユダヤ人のアラブ人に対ししたこと、中東戦争
とか見ていられなかっただろうね。
悪い言い方すりゃ捻くれ者、ナルシストってことになるんだろうが、
俺はあそこまで思い詰めて自分を苦しめようとした純粋さがすごく好きだね。
ところでこの人、恋したことはあるの?一生処女だったっぽいけど。
誰か、知ってる人、教えて。
75考える名無しさん:04/02/12 02:33
しらな〜い
76考える名無しさん:04/02/12 02:40
読んでいて時折ナイーヴな印象もあるけれど、今はまってます。
お好きな方がいたら、どうぞ。
77随陽尼:04/02/12 07:16
ずっと前に読んだ時、といってもちゃんと読めてる訳じゃないけれど
大好きになりました。一番好きな哲学者です。
「よく詰め込んだ頭より、よく働く頭」という言葉に出会ったとき、
すごーく嬉しかったことを覚えています。
みなさんの大好きな「ヴァーユ」はどんなところですか?
勉強させてくださいね。
78方法論的名無し仔猫:04/02/12 21:03
みすずの『最後の日々』の、ランザ・デル・ヴァストと一緒のカフェの写真、
カッコ良いよね。
79考える名無しさん:04/02/12 21:38
>>78 
うp汁
80方法論的名無し仔猫:04/02/13 12:23
俺、デジカメみたいなのないからなぁ。メガネかけて、真剣に考え込んでる
ような、遠くを眺めてるような顔した写真さ。自分で買って読んで見れw
81考える名無しさん:04/02/14 00:59
ヴェイユタン、カコイイ!!萌え
82考える名無しさん:04/02/14 01:03
萌え〜
83考える名無しさん:04/02/14 01:04
84考える名無しさん:04/02/14 03:13
萌え萌え〜
85考える名無しさん:04/02/14 04:34
元祖哲学少女。
86方法論的名無し仔猫:04/02/14 14:30
「赤い処女」と呼ばれたらしいけど。
87考える名無しさん:04/02/14 18:31
何で赤なの?
88考える名無しさん:04/02/14 18:40
「赤い貴族」みたいなもんだべ
89 :04/02/14 19:07
ボーボワールかとおもった。全然関係ない人じゃん。下のおけけもボーボ(ry
90考える名無しさん:04/02/14 19:11
フランス人は基本的にボーボーだ
91方法論的名無し仔猫:04/02/14 19:21
>>87
左翼のシンボル色。>>83の写真はスペイン戦争で、左翼アナキスト組織
の一員として(だったと思うが)、ファシズム政権と戦う義勇兵に参加
した時の。ヘミングウェイも参加した戦争。負けたけど。

92方法論的名無し仔猫:04/02/14 19:22
一番上の写真ね。不器用だったらしくて、調理中に火傷して、
途中で降りたらしいね。
93方法論的名無し仔猫:04/02/14 19:35
同じユダヤ系でハンガリー出身のアーサー・ケストラーが、
この戦争でジャーナリストとして人質状態になって、その
体験を本にしてる。これをヴェーユが評価してる。

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-NIPS=9910357550

ヴェーユ自身の思想からすると、むしろフランクルの
『夜と霧』の方が、というより、『夜と霧』はむしろ、
ヴェーユの著作を下敷きに書いたんじゃないかって思え
るくらい。
94考える名無しさん:04/02/14 21:06
アナーキストは黒!!!
赤とかゆうな!!!
95方法論的名無し仔猫:04/02/15 10:51
黒はファシストのシャツの色だからなぁw ヴェーユがCNTと関わったのは、
トロツキストに近かい立場だったからなのかな?
96考える名無しさん:04/02/16 11:36
わたしもぼーぼーだ 処理してるけどw
97考える名無し仔猫:04/02/16 12:10
チクビギューン
98考える名無しさん:04/02/25 17:47
萌えage
99考える名無しさん:04/02/26 18:16
俺のオヤジが若い頃ハマっていたんだと。
100考える名無しさん:04/03/01 23:57
100Get!
一応、貼っとこ。
http://academy.2ch.net/philo/kako/1039/10390/1039058689.html

>>99
ナイスなオヤヂ。
あれ、リンク切れ(汗 ・・・キャッシュからw
http://www5e.biglobe.ne.jp/~petercat/etc/baccalaureat.htm
103考える名無しさん:04/03/11 07:13
下ネタ大好きシモシモシモーヌ
豚は死ね。
105考える名無しさん:04/03/11 23:48
シモーヌには強い消滅願望みたいなものがあって、ああいう形でいずれは
死を迎えるしかなかったんだろうね。
106考える名無しさん:04/03/12 10:18
別に消滅願望がなくたって、いずれは死を迎えるが。(麦藁
107考える名無しさん:04/03/12 10:43
ある意味、天才アンドレの犠牲者かもね。
108考える名無しさん:04/03/12 22:22
善行をした後で(あるいは、芸術作品を作った後で)感じる自己満足は、
高級なエネルギーの堕落である。だから、右手は、知ってはならない・・・・

『重力と恩寵』 真空と補償作用より

消滅願望に通じる言葉だ。高い境地を顕している。キリストの言葉。
109【マルクス その可能性の中心 in 2ch P7】 :04/03/12 22:57
93 名前:考える名無しさん :04/03/09 19:16
ヴェイユとトロツキーの論争は物別れになるんですが、この論争は重要だと
おもいます。
どんな支配体制、どんな政府をつくったとしても、頭脳を働かせて指導する
者と、実際に肉体を行使して肉体労働をする者とのちがいは永久に解消しな
いのではないか、というのがヴェイユの考えが行きずまった集約点です。
社会思想あるいはロシア社会主義に体現された思想ににたいするヴェイユ
の不信感と、それとはちがうものをつくろうと考えた根柢はそこにあるとおも
います。
頭脳労働と肉体労働との区別が解消しないかぎりは、どんあ政府をつくって
も平等、あるいは労働者の解放が実現しないのではないのかというのがヴェ
イユの社会思想、革命思想の究極的な集約点になります。
110考える名無しさん:04/03/13 13:43
孤高の巨人アンドレ・ロシモフ
111考える名無しさん:04/03/13 14:18
>>110
喪前、一回、氏ねよ。
>>109
 人生を無駄にしたくなければ、「知識人」であることが「社会的成功者」で
あることと同義語であるようなエセ知識人の言うことには絶対に耳を貸さない
ことだね(笑
113考える名無しさん:04/03/16 17:23
ヴェイユ法(妊娠中絶に関する法案)を提出したシモーヌ・ヴェイユって女性厚生大臣は
単なる同性同名?
114考える名無しさん:04/03/16 19:19
上司に怒鳴られまくってると思想も糞もない。
ドン・キホーテのように脳内冒険するのには使えて楽しいけど。
労働ってたいへーん。
115考える名無しさん:04/03/16 19:50
>>109
それ吉本隆明の文章じゃなかったっけ
どっかで、ヴェーユが天に通じる梯子を地上から延ばしても届かないが、
逆に天から吊り降ろせば可能なのだって書いてたけど、誰か場所分かる
人、いないかな???
117考える名無しさん:04/03/28 23:07
>>113
全く別人でつ
11899:04/04/09 21:02
あまりに仕事が無いので
工場の正社員に応募してみました…肉体労働は経験あるけど
長続きしないんだよね…金持ち羨ましい。
俺も読んでみようかな、ヴェイユ…
119考える名無しさん:04/04/10 02:28
120考える名無しさん:04/05/11 04:35
みなさんのヴェイユを知ったのって、
何歳ごろ、何の本でしたか?

わたしは、18歳のときに、講談社現代新書『シモーヌ・ヴェイユ』田辺保で知りました。

そこから『重力の恩寵』、『工場日記』、『全集』、『カイエ』、『哲学講義』と読んできました。
バカなもんで、結局文字面を追っているだけでしかないんですが。。。
121浮上:04/05/11 22:39
23才ごろ「重力と恩寵」を読んだ。
[こいつはイキすぎてる。完全に狂っている]と思いしばらく放置していた。

例のテロの後、なんとなしに読み返してみたのだが、
彼女の思想を実際に現実に当てはめて適用してみると、
人々の行動を恐ろしく的確にとらえていると感じられた。

もっと長生きして思想家として大成してほしかった。
もちろんそんな生き方は彼女の場合にはあり得なかったのだけども。
122考える名無しさん:04/05/11 23:25
>>120
笠井潔の矢吹駆シリーズ読みませう。
123120:04/05/12 13:48
>>122
レス、ありがとうです。
『サマー・アポカリプス』ですね。
田辺保を読んだのと、同じ頃に読んだです。
124120:04/05/13 01:58
>>121
>23才ごろ「重力と恩寵」を読んだ。

どういう経緯でその本に手が伸びたのですか?
まったく何の予備知識もなく、ヴェイユの本にいったのでしょうか。

彼女の稀有な思想は、現代にこそ何らかの示唆を与えるものではないかと
時折り思ったりします。
125再浮上:04/06/06 13:39
なんとなしに買ってみたsemiotext主幹の嫁、クリス・クラウスの小説を、
たまたま脳みそが興奮している状態で読んだために、
図書館の書庫へ行くことに。大好きな須賀敦子さんなどが、
ヴェイユに影響されていることは、後から知りました。

クラウスの作品はあまり良いものではないので読む必要はないけど、
ヴェイユとならんで、無視することが不可能な強力な人物を扱っています。
Paul ThekやHannah Wilkeなど。

ヴェイユの思想は批判としては強力なものだけど、
彼女が与える解決策は、彼女自身も述べているように、
実現不可能なものに思えます。

「根をもつこと」の解説で一民氏は、この著作において
初めてヴェイユは希望を持ちえたことを指摘していますが、
晩年の病身のヴェイユは実際はどうだったんだろうかと
時折り考えたりします。
126考える名無しさん:04/06/06 14:03
ヴェイユは性格悪いっぽいね
127考える名無しさん:04/06/12 06:57
性格ってあんた
128考える名無しさん:04/06/13 04:31
   
129考える名無しさん:04/06/14 10:38
性格の悪い皆さんこんにちは
130考える名無しさん:04/07/07 09:35
横スレ失礼。
このヴェイユって20年程前フランス政府の閣僚だったあのシモーヌ・ヴェイユ?
131考える名無しさん:04/07/07 10:02
アフガン戦の頃の国連のスポークスマン、ヴェーユ風だったっけねw
132考える名無しさん:04/07/07 10:04
スポークスウーマンかw ・・・などと地平線の彼方に
語りかけて見るテスツ
133考える名無しさん:04/07/07 10:09
おれの兄貴はヴェイユは美人だって言ってるんだけど、みんなはどう思う?
あの黒いマント風なコートを着た街中での写真に映ってるやつ。
パスポートか何かのヴェイユの写真ってジョン・レノン風のまあるい眼鏡で、
ぜんぜん良くないよね?
134考える名無しさん:04/07/07 10:14
吉本がヴェイユについて本を出してるらしいけど、ご存知の方、書名・出版社
ギボンヌ。

確かに、あの丸眼鏡のヴェイユは頂けないよな。
135考える名無しさん:04/07/07 10:34
「ブスの母型論」か「ブスの身的現象論」か「ブスとは何か」あたりだろう。
136考える名無しさん:04/07/07 18:25
禿藁
137考える名無しさん:04/07/07 21:08
135だ。134さん、茶化しちまったな。
俺の理解では、バカこく奴と、親切に教える奴がいるはずなんだが、この時
間になってもだーれもレスしてないので、俺の知ってる範囲でよければ以下
の二冊だ。
「ほんとうの考え・うその考え」春秋社
「甦るヴェイユ」JICC出版局。
他にも、書いてるらしいが、俺はしらね。
138考える名無しさん:04/07/10 12:10
「甦るヴェイユ」ぎった、読んだ。良かった。(どこがどう良かったなん
てツッコミは禁止) ヴェイユってキリスト教神秘主義にイカレタだけの女
性じゃなかったんだ。
でも吉本さんは海で溺れる前と後じゃー全然迫力に落差があるね。
134も読んだかしら。
139考える名無しさん:04/07/10 12:24
ヴェイユがモデルになった文学作品といったら

バタイユの『青空(空の青み)』かな

笠井潔の『サマーアポカリプス』もおすすめ
140考える名無しさん:04/07/10 12:27
あと詩人中桐雅夫に

『シモーヌ』という作品がある

センチメンタルなだけの詩だが

はじめてヴェイユの名前を知ったので思い出深い
141考える名無しさん:04/07/10 22:20
黒田三郎の「朝の車内」に出てくるのもヴェイユだよね。
中桐雅夫って"詩人"って冠をつけられるほど無名だと思われてたんだ。
なんだか悲しいね。
142考える名無しさん:04/07/10 22:28
無名でしょ、普通に
マニアックなところではオーデンの翻訳者か

シモーヌの入っている『会社の人事』で
へんなメジャーに成りかかったけれど
「詩人」らしく破滅したってところだね

いや彼の詩も奥さんの書いた本も好きですよ
143考える名無しさん:04/07/10 22:46
>>138
おまい、万引きしちゃ駄目(汗
144名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 18:06
138です。すんまっしぇん。出来るだけ気をつけます。
弟にこのスレ観られて、おふくろにチクられて、8月の小遣いが無しにな
りました。バイト出来ればいいけど、俺の高校バイト禁止だから。
145名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 18:53
>>144
小遣いなしにしたら、万引きするしか本を手に入れる方法がなくるよう
な気がするが・・・。図書館利用を考えるのはどうだ?
146考える名無しさん:04/07/12 17:21
シモーヌ・ヴェイユ=高遠菜穂子

同じ臭いがしますね
二人とも左翼だな。
>>146
お前、腐った豚野郎の臭いするけど、気のせい?w
149考える名無しさん:04/07/12 19:41
144です。図書館利用を考えはじめます、それも地域の図書館を。
俺の高校にはろくな本おいてないし、俺が本読んでるの見たら、親しい
ご学友の皆さん(ワルガキ連中)に「おめーなにトチ狂ってんだ」との優し
いはげましをもらうのが見え見えですから。

150考える名無しさん:04/07/12 22:01
シモーヌ・ヴェイユの知られざる名著は

高校(女子高)での講義録

人文書院から出てたけど手にはいるなら一読の価値がありますよ
151考える名無しさん:04/07/13 20:48

ヴェイユさんは高校の先生の経験があったんですか?

昨夜オヤジ(単身赴任)とメ−ルで話してたらヴェイユさんが話題になって、
オヤジの本棚にあるヴェイユさんの詩集(青土社)やるぞって話になった。
今日いちにちじゅうなんだかすごくトクした感じ。
152猫またぎくん:04/07/13 21:28
筑摩だったかの、文庫で出とるよ。『哲学講義』。
153考える名無しさん:04/07/13 21:37
ある女生徒(高校の教え子)への手紙

というのも良かったなぁ

『労働と人生についての省察』(工場日記をふくむアンソロジー)

に入ってたような気がする

154考える名無しさん:04/07/13 23:04
>134
「ほんとうの考え・うその考え―賢治・ヴェイユ・ヨブをめぐって」

吉本隆明【著】
春秋社
\1,700 (税込\1,785) どんな思想や宗教の立場からでも理解できる普遍の場所。
思想家・吉本隆明が追いつめる生涯のテーマ。

宮沢賢治の実験―宗派を超えた神
シモーヌ・ヴェイユの神―深淵で距てられた匿名の領域
ヨブの主張―自然・信仰・倫理の対決
あらゆる宗派の神(思想)を超えた神(思想)に到達できる方法はないか,三人に通底する普遍宗教性の問題をめぐる講演録をもとに,著者生涯のテーマを展開。(解題)笠原芳光



「「信」の構造〈Part2〉/全キリスト教論集成)」
吉本隆明(著) / 春秋社 333p 21cm(A5) 1988/12/25出版 ISBN:4393331230 税込\2,520
155考える名無しさん:04/07/13 23:20
吉本ヴェイユの一番のおすすめは

『言葉という思想』(弓立社)所収

「シモーヌ・ヴェイユの意味」だと思う

どっかの女子大での講演に加筆したやつ

古本で手に入ると思うよ
156考える名無しさん:04/07/15 19:49

134さんへのメッセージでないかい? でせう、155さん?
157考える名無しさん:04/08/07 13:17
吉本氏は「戦争と平和」でも若干ですがヴェイユへの言及をされています。
158考える名無しさん:04/08/07 13:30
詩人としか思えない。
線が細すぎる、胃が痛くなる(笑
159考える名無しさん:04/08/07 13:53
吉本隆明は詩人ですがな
160考える名無しさん:04/08/07 13:56
ヴェイユのこと言ってるんじゃない?
161考える名無しさん:04/08/07 20:25
書体や体型の話ではないんだ。
隆明センセ OR ヴェイユちゃんのどっちだ?
さあ、チミ達の読解力が今試されております。
さーて、158氏の回答やいかん。
162コソーリ:04/08/07 21:35
『神を待ち望む』より

 聖性の新しいタイプはほとばしりであり、発明であります。すべての
比例を守り、すべてのものをおのおのその位置に保つことによって、こ
れはほとんど世界と人間の運命との新しい啓示に似たものです。これは
これまで厚いほこりの層でかくされていた真実と美との大きな部分をは
だかにすることです。
同箇所より

 ペストの町が医者を欲するように、世界は天才をそなえた聖者を欲して
います。欲求のあるところには、義務があります。

↑俺のそもそもの目標だったんだけど(汗
それは彼女の世の中への紹介者であったカミュの目標でも
あったかも知れない。
・・・と、言う話だったな。
167考える名無しさん:04/08/09 19:54
世には出たが、身体を酷使してコケちまった。
カミュが紹介したのは彼女の没後のことだ、ヴォケ
169考える名無しさん:04/08/10 19:49
なんか宮沢けんじと重なる。
カイエ全部読みたいけど高い
四巻目かなぁ。鈴木大拙の引用もあるし。
171考える名無しさん:04/08/10 22:55
ヴェイユにセックスの気持ちよさを教えてやってたら、工場での下らない
労働なんぞにのめり込むこともなかったろうに。
宮沢けんじといい、ヴェイユといい絶頂感を知らずに逝っちまって、頓馬
な奴らだな。
でも、一人エッチで絶頂感は経験済みと。
172考える名無しさん:04/08/10 23:11
「 ̄二ヽ、_                          _,,-‐─、
  |´  `‐メ \                     ,ィ'"_...,,,--┤
  ヘ─-、,,〉 `ヽ\                  /,‐T,,-‐  /
   .}   i`\  ゙'\               //,- 〉  ̄ i
   ヽ`゙‐+、_ \ ヽ\             / / -''i!二 - /
   {‐--i!、_``''-、ヽ、ヘヽ           / / ‐''"~ l ...::丿
    |::.. (  ``ヽ、 o‐-、ヽ  ,_   __,  /"/o .,-‐''"ヽ....:::/
    }-、 ノ゙`''─- ヽ   \ ミi彡 ミi彡ノ/...::::/  ...‐《─''"|
   〈::::.....! ー‐-:::::.....\ ..:\ミ彡,,ミ彡/  ../ ''  ..:::ノ ...,,,i
    i;,....:::      ̄ ^`ヽ-''''''   ''''''  ム-‐ ''  ̄    /
    \‐-─ '''゙゙''''─‐-:(○),   、(○)、..─‐- '''''.......:ノ
      >─'''''ヽ─ ‐-..::: ,,ノ(、_, )ヽ、,,;;;ヽ、   ....,,-<´
     /,r‐''" ̄ ̄ /゙゙..   `-=ニ=- ';;;;::::... \ ゙゙̄'''''‐-、.ヘ さぁどうかな?
     { ,,i!‐''" ̄/ ../..;;;;  `ニニ´.ヽ;;;;::::..  \‐--,,_::;;..|
     !'" 〈_,,-‐O,,‐/ .:;;;/\. ゙'‐" / \;;::ヽ..:::O\ /  /
     ヽ,,‐ヘ /.../ ...::/   ̄  ̄   ヽ..ヽ \ ,,,/\./
      \ :レ' ../ ...:/          \\ .... ノ  /
       〉"i ,,''/  /            ヽ ヘ ...:{ ,,/
       /  i /  /             ヽ,.ヽ  i {
      /  /...::::/               ヽ..ヘ ヽ |
      /  /...:/                \ヽ .::゙i,
     ノ//../                   \\,;ヘ
     ///'"                      \\゙i,
    /./                          \iヘ


173考える名無しさん:04/08/10 23:17
読みたくなってきた、、、
171 :ローカルあぼーん :ローカルあぼーん
ローカルあぼーん
175考える名無しさん:04/08/11 11:38
171さん、時には下ネタも楽しいけれど、チミのは両氏を愚弄して
ますよ。連日の酷暑でイライラが溜まってるのは判るけど、節度を期
待します。
ヴェイユ・スレ勃起委員会より。
176考える名無しさん:04/08/11 16:38
グロタンディックとヴェイユのあいだに子供がいるっていうのはデマですから、信じないでください。
カイエは2巻と4巻しか持ってねえし、真面目に全部読んだのは
最初に出た4巻だけ棚 いろいろ勉強になったが。
178考える名無しさん:04/08/12 08:10
177
うらやましい。今はあんまり手に入らないよね>カイエ
やっぱり抜粋とか「重力&恩寵」みたいな編集入ってない分
よさげ。
4巻はどうでしたか
アメリカ・ノートとロンドン手記、だっけ。大拙の引用が二巻と重複してて、
富原訳の方が上手かったような気がする。二巻目は田辺氏なんだな、今、気
付いた。勁草で読んでるなら、こっちが良いのかもな。
180考える名無しさん:04/08/12 16:10
遅スレ・横スレでゴメンなさい。
151氏がカキコしてるヴェイユの詩集って本当に存在するの?
もし同詩集を持っている方がいたら教えて欲しいんだけど、その詩集に掲載
されているのは彼女が何歳の時に書いた詩なんだろか。
181考える名無しさん:04/08/12 19:20
ライダーさん
4巻だけ古本屋で入手できました。
読んでみます。だいせつの引用楽しみです
>>180
彼女の書いた本当の詩は、詩ではない文章の中に埋まってる。
183考える名無しさん:04/08/12 21:55
180さんへ。
古本屋に在るか否かは不明ですが、以下にて確かに発売されました。
シモーヌ・ヴェイユ詩集/小海永二訳
1971年初版発行(青土社刊)
定価780円

同書の小海氏の解説では、同詩集に収録されている詩のうち、書かれた最も
早い時期は彼女が17才、アンリ四世高等中学のとき。
また、「プロメテ」が彼女の最晩年(1937年)の作品とのこと。
解説を除く収録作品は;−
・金持ちの若い娘に
・シャルルマーニュ祭りの会食時に読まれた詩
・稲妻
・プロメテ
・ある一日に
・海
・必然
・星
・扉
・コント 火の妖精たち
・ポール・ヴァレリーの手紙
184考える名無しさん:04/08/13 04:09
182
いい言葉だ、、、
185考える名無しさん:04/08/13 10:04
183さん、その詩集はガリマール版がベースなのかしら?
186考える名無しさん:04/08/13 20:08
185サン、183ではありませんが、そうです。"Poems suivis de Venise
sauvee,Lettre de Paue Valery Gallimard,1968"に拠っています。
187考える名無しさん:04/08/14 18:04
現代キリスト教思想叢書6には入っている、
最も重要な「神への愛と不幸」の後半部分が
全集の「神を待ちのぞむ」には入ってないのはどうかと思う。
188考える名無しさん:04/08/16 15:23
↑ここで「どうかと思う」って言われてもなー。
こんな所でブーたれてないで、直接出版会社なりに文句言ったら。
189考える名無しさん:04/08/16 15:28
メランコリーって病気ですよね
190考える名無しさん:04/08/16 15:30
うんうん。
プロザック現象とも言う。
191考える名無しさん:04/08/16 15:32
そうそう
黒い体液が悪さをするんさ
192考える名無しさん:04/08/16 20:39
イチジク浣腸で体外排出ってのは有効?

ところで、186さんよ、「183ではありませんが、そうです。」って
オメー一体どっちなんだよ、とカキコしてテメーの誤読にやっと気付いた
今日現在でありました。
193考える名無しさん:04/09/02 11:25
>>183
それ持ってる!
194考える名無しさん:04/09/02 19:04
ヤジからのお下がりだが、俺っちももってる。
だけんど、弔つまんねー。
古本屋じゃ定価くらいの値段はつけてくれっかな?
195考える名無しさん:04/10/06 19:32:49
保全age
196考える名無しさん:04/10/06 19:34:07
しまった、sageちった。
197考える名無しさん:04/10/06 22:00:25
助けてよヴェイユ
198考える名無しさん:04/10/07 07:30:43
よくってよ。
199考える名無しさん:04/10/07 09:52:07
どこから始める、アヌスそれともチムポ?
200考える名無しさん:04/10/07 11:01:53
ちちくび。
201考える名無しさん:04/10/07 12:59:06
>>197-200
ヴェイユを神聖視している者もいる。死者を冒涜するな。
202考える名無しさん:04/10/07 19:20:30
冒涜ついでに、シモーヌちゃんは未通娘で逝ったんだろか?
そんでも自己発電ぐらいはやってたろうな。
赤い神秘主義娘のオナニーか。ちょっとそそられるものがあるね。
203考える名無しさん:04/10/07 22:16:05
純粋に愛することは、へだたりへの同意である。自分と、
愛するものとのあいだにあるへだたりを何より尊重することである。

                「重力と恩寵」シモーヌ・ヴェイユ
204考える名無しさん:04/10/08 23:27:08
屁、だったり、か。
隔たりをてーせつ(大切or貞節)にしちまったから、未通だったきたか。
ほいじゃ、神つーか、絶対者つーか、への純粋愛は隔たりがあったと。
205大陰唇イク美:04/10/09 00:27:59
そーいやうちのにーちゃんがモーデルヴェイユとかなんか言ってたな。
ヴェイユってモデルだったの?
206考える名無しさん:04/10/09 01:40:34
ググってごらん。数学者のアンドレ・ヴェイユの妹で、
現代のジャンヌ・ダルクみたいな早熟の天才だったみたいだな。
207考える名無しさん:04/10/09 11:02:46
天才は兄貴のアンドレだろが。
シモーヌは天才の兄貴をいつも意識して頑張ったって理解だけど。
208大陰唇イク美:04/10/09 13:15:47
モーデル・ヴェイユぐぐってみたら、お兄さんのアンドレさんが証明した定理のことらしい。
全然ヴェイユがモデルだったとかではなかった・・・
アンドレ兄さんて16歳で高等師範学校入ったのね。ものすごく頭いいね。
209考える名無しさん:04/10/12 16:12:20
題名とか忘れちゃったけど、本の冒頭で
神は自分以外愛せないとか書いてあって
その数行後、神はわたしたちを愛するとか書いてあった
なんか意味分からん。矛盾してる
210考える名無しさん:04/10/12 23:26:54
気になる。思い出してくれ
211考える名無しさん:04/10/13 00:33:37
 愛は、わたしたちの悲惨のしるしである。神は、自分をしか愛することができない。
わたしたちは、他のものをしか愛することができない。

 神がわたしたちを愛しているから、わたしたちは神を愛さねばらないというのではな
い。神がわたしたちを愛しているから、わたしたちはわたしたち自身を愛さねばならな
いのである。この動機がなかったら、どうして自分自身を愛することができよう。
 このような回り道を通らないかぎり、人間には自分を愛することができないのである。
212考える名無しさん:04/10/28 20:35:12
あげー
213考える名無しさん:04/11/09 15:10:15
あげー
214考える名無しさん
田崎英明が『ジェンダー/セクシュアリティ』(岩波書店)のなかで
ヴェイユについてちょいと触れていたね。どこの社でもいいから、
田崎さんをつっついてヴェイユ論を書かせる編集者はおらんかのう?