427 :
考える名無しさん:2008/02/17(日) 23:14:52 0
偶然は存在しないということをわかりやすく教えてください。
なぜ宇宙は宇宙として存在するのか証明
できないのでしょう。それにたいするニーチェノ答えはなぜまちがいなのでしょう。
ほんとに知りたい荷でよろしくおねがいします。
428 :
あげぞ:2008/03/22(土) 23:51:00 0
まず、偶然と必然の違いって何ですかね?
大抵の出来事は、起こってしまった過去については「起こるべくして起こった」という必然であり、
まだ見ぬ未来に関しては、「どうなるかまだ分からない」という意味で偶然です。
100円玉を放り投げて、表が出るか裏が出るか、それは偶然であり必然です。
「偶然が存在しない」という論法のスタンダードは、人間の意志すら否定して、
脳内電気信号的必然だと考えることです。
427さんがこのスレッドに書き込んだのも生化学的必然だった、ということです。
つまり人間が生まれて死ぬまでの全ての過程は決まっている、と。
ラプラスの悪魔とか、機会原因論とか、調べてみると良いかもしれません。
429 :
あげぞ:2008/03/22(土) 23:51:40 0
ご質問にある「ニーチェの答えがなぜ間違いなのか」という部分は意味するところが良く分からないのですが、
独断と偏見で続けると、とりあえず決定論の文脈ではニーチェは運命論と言われ、
「汝の運命を愛せよ」ということに尽きます。
「なるようにしかならないから、それをすべて受け入れて肯定して楽になれ」
とニーチェは言っているように思います。
その理解には古代ギリシャ人の人生観が不可欠です。
「なぜ宇宙は宇宙として存在するのか証明できないのでしょう」の部分も真意を測りかねますが、
「ないものはない。あるしかないんだよ」と開き直ったパルメニデスを使えば、
「宇宙は宇宙として存在する」ということで一件落着のように思うのですが、
そもそも「証明」という言葉自体には限界があります。
整備された公理系、数学的な意味での「証明」は不可能でしょう。
というのは宇宙がどんなものなのかまだ正確に分かってないのですから、
証明できなくて当然と言えます。
「証明にこだわるのは人間的な限界だ」とニーチェなら言いそうですし、
自分の立ち位置によって発言内容はコロコロ変わりますから、
偶然は存在しないとも言えるし、世の中すべて偶然だとも言えます。
どちらかというと、427さんが世界をどのように見たいのかが肝腎かと思います。
上手く整理できなくてすみません。
430 :
あげぞ:2008/03/23(日) 00:16:31 0
最近感じるのですが(ちなみに私は大学の哲学科を卒業して10年になりますが)、
万が一、「哲学が人生において役に立つ」と仮定すれば、
「自分と自分が直面している問題との距離を測りつつ、その問題へのアプローチ方法を考える」
際に役に立つのではないかと思います。
つまり、
自分が無職になったらニーチェ万歳!
自分が国家公務員になったらヘーゲル万歳!
というふうに、
問題に応じて使えそうな哲学者とその思考法を援用する、というスタンスです。
哲学は宗教の代わりであって、一種の精神的な気休め、解毒剤だと思います。
あまり難しく考えずに、
「自分がどういうポジションにいて、世界や人間や自分をどう考えたいか」
という客観的な現状分析と自分の欲求の分析を先に済ませて、
それに見合った哲学者に取り組むべきかと。
まあ、学生の場合にはニーチェにハマったりするわけですが、
それはそれで当然だと思います。
一方、社会人になると、ニーチェ的なエゴイズムはかなり役に立ちません。
発想は役に立つのですが、皆が皆ニーチェだと、世の中が上手く行かないようです。
431 :
考える名無しさん:2008/03/23(日) 07:05:41 0
>>430 あげぞさま、お教えくださり心より感謝申しあげます。
真の知者とはあなた様のことです。一ヶ月待ちました。
今後とも宜しくお導きください。
宜しくお願い申し上げます。
>>430 一応、役割として…
違うよ。哲学は飽くまでも個の物です。
プラトンやカント、ヘーゲル達ががなんと言おうとどうでもいいんだ。
既存の思想に乗っかって行くというのは、何も考えてないのと違わないよ。
「考えない」のでは、それは「哲学」ではないよ。
433 :
あげぞ:2008/03/23(日) 12:15:51 0
>>432 仰るとおり、哲学は個人に属します。
しかしながら、私が申し上げたかったのは、
「既存の思想に乗っかって行くというのは、何も考えてないのと違わないよ」
ということではなく、
「既存の思想を援用しながら、時には組合せながら、
現実の問題に取り組んでいく際の取捨選択において個性が発揮される。
そして、そのプロセスから新しい考え方も生じてくる」
ということを言いたかっただけです。
432さんの、
「プラトンやカント、ヘーゲル達ががなんと言おうとどうでもいいんだ。
既存の思想に乗っかって行くというのは、何も考えてないのと違わないよ。」
という二行を柱とする五行全体の主旨は、私はキルケゴール的だと思います。
大抵のモノゴトは、先人が既に考えていたことだったりしますので、
「キルケゴールと付き合いながら自分なりに考えれば良いのでは?」
ということを言いたかっただけです。
温故知新という言葉もありますが、純粋に自分だけで思考することは不可能でしょうし、
またそもそも言語はコミュニケーションを前提として作られていますから、
先人が考えたことを利用しないのは勿体ないと思うのです。
でもね、既存の思想ありきだと答えが始めから決まってしまったり、物事をちゃんとみれなくなっちゃうんだよ。
今でいうなら捕鯨の問題なんかそうでしょ。
435 :
考える名無しさん:2008/03/24(月) 19:05:14 0
ふむ
436 :
考える名無しさん:2008/03/26(水) 05:58:31 0
自分はどうして自分として存在するのでしょうか。
437 :
考える名無しさん:2008/03/28(金) 07:23:25 0
二枚の紙に、一枚にA、もう一枚にBと書いた場合、
Aと書いた紙は「どうして私にAと書いたのだろう。Bでもいいのに」
と思うようなものです。
438 :
考える名無しさん:2008/03/29(土) 01:32:10 0
439 :
考える名無しさん:2008/03/29(土) 23:27:08 0
ポール・リクールってどうなの?
440 :
考える名無しさん:2008/03/30(日) 00:21:06 0
441 :
考える名無しさん:2008/03/30(日) 00:42:05 0
ちょっと、お聞きしたいのですが
哲学科での勉強って哲学書読む事なの?
哲学の勉強って哲学書読む事なの?
最近の哲学って昇華させられてるの?(過去から)
終わりがあるのは哲学なの?
そもそも入門者じゃない上級?哲学者ってどんな人の事指すの?
とまあ疑問だらけで申し訳ないです。
どなたか教えて頂けたら幸いです。
442 :
考える名無しさん:2008/03/30(日) 02:29:48 0
自分はどうして自分として存在するのですか?
443 :
考える名無しさん:2008/03/30(日) 08:26:43 0
>自分として存在する
どういうこと?
昨日と今日の自分が同じ自分だと思えること?
持続性のことかな?
444 :
考える名無しさん:2008/03/30(日) 08:49:19 0
>>441 君の質問の「哲学」の部分を「クラシック音楽」「ミステリー文学」「英会話」
などに置き換えてその手の板で訊けば色々と初心者用のクリシェが返ってくるかも知れぬ。
ここでもとりあえず、「哲学と哲学学とは違う」とかなんとか初心者に口当たりのいいことを
いうことも出来る。
しかし、ちょっと誠実に答えると「はたしてその質問は哲学に、哲学を学ぶことに寄与するか否か」
と問い返させていただくのがよろしいかと思う。
445 :
考える名無しさん:2008/03/30(日) 11:07:54 0
>>444 ありがとうございます、
返答を読むと質問自体がまさに初心者らしいと感じてしまいました。
>>442 肉体持ってるからじゃないの?個を個として存在たらしめるために
欲と言う肉体が発する欲求を持つことによって、
自我を保ってると自分は考えるけどな、
もっともそれのみに生きるにあらずだけどね。
どなたかこんな風に「人間(生物)==欲」と考える哲学者ご存知ですか?
446 :
考える名無しさん:2008/03/30(日) 13:07:51 0
哲学入門書ってどれも簡単すぎるんだけど。
永劫回帰とか。ルサンチマンとか。
理解するにはあまりに簡単すぎる。
例えばクラシック音楽の理論なんかを理解するには、結構な努力を要するが、
哲学ってこんなもんでいいの?幼稚すぎんぞ。
哲学とは考えることである、とかいうのじゃなくて、
いろんな哲学者の思想を理解するっていう意味で
447 :
考える名無しさん:2008/03/30(日) 13:14:10 0
ニーチェの言うラクダの表現は、
重ければ重いほどラクダにとって価値がある。
でニーチェがラクダに曰く、
「なんだそれ。」
448 :
考える名無しさん:2008/03/30(日) 13:29:26 0
ちょっと、お聞きしたいのですが
哲学科での勉強って哲学書読む事なの?
哲学の勉強って哲学書読む事なの?
最近の哲学って昇華させられてるの?(過去から)
終わりがあるのは哲学なの?
そもそも入門者じゃない上級?哲学者ってどんな人の事指すの?
とまあ疑問だらけで申し訳ないです。
どなたか教えて頂けたら幸いです。
質問に禅問答で返すなんて、中二病の厨房みたいなレスはお控えください。
ケンカがしたいならよそでやってね、ボクちゃん♡
>>448 大体ちゃんとした答えだと自分は思ったけど、
自分が聞きたかったのはつまり、
哲学を学ぶとはどのようなことを指すのかを知りたかったから
それに対して哲学を学ぶ(追求?)役に立ってれば
それ即ち、哲学を学ぶことって意味でしょ(多分)。
けど改めて整理すると確かに答えになってないような・・
質問自体の答えとは違うけど聞きたかった返答にはなってる。
本当はこの質問の4,5倍の量を書き込みたかったけど、
多すぎて書き込めなかったから思いっきり削って
要点だけに絞ったからめちゃくちゃな質問だったけど、
的外れじゃない、ちゃんとした返答だと思うけどな。
>>445 質問しておきながら自分では哲学者ぶってやがるw
持論をぶつのは十年はやいんだよ。
452 :
考える名無しさん:2008/03/31(月) 21:48:41 0
追求じゃないよ。「おどろき」だよ。これが全て。
初めて哲学板に来たのですが哲学って難しいですね・・・・・・
何が難しいって皆やたら難しい言い回しをするからそれを解読するのがorz
ところで今credo quia absurdumを読んでますが見開き5つくらいしか理解できません
哲学書というか、哲学した内容を詩にまとめたようなものに思えるのですがどんなもんでしょう
>credo quia absurdum
ネットでチラッと文面見てみましたけど、面白そうですね!
確かに個人的な内観を描写した、詩のような印象です。
著者と完全に意識をシンクロさせる為に読むよりは、
語から受けるイメージを膨らませて楽しむ方が、
よさげな感じ。
私も読んでみます。
456 :
考える名無しさん:2008/07/06(日) 16:17:12 0
大学の哲学科進学して、哲学やろうかなあと思ってます。
Gauß
459 :
考える名無しさん:2008/09/08(月) 11:00:08 0
活用しよう!
460 :
考える名無しさん:2008/09/23(火) 15:14:36 0
過疎ってるなあ
461 :
考える名無しさん:2008/09/23(火) 15:51:25 O
せくすにおいて、イクとはなにか哲学しる
厨はお断り
思考停止
463 :
考える名無しさん:2008/09/23(火) 18:05:25 0
他者の死は、人にどうしようもなく人間の個別性を認識させるけれど、
逆にもともとひとつであったものへの切り込みという点でひとつながりの
世界、全体性を担保する
みたいな話を聞いたのですが、ハイデガーとかナンシーとかの名前と
パルタージュという用語が出ていたのは覚えているのだけど、
結局誰の話か忘れちゃったのでどなたか誰っぽいか教えてください。
464 :
考える名無しさん:2008/09/23(火) 18:40:13 O
>>461 童貞と処女には理解できないので、仮に、普遍的な答えは出せても納得はしてもらえないところが哀しい
465 :
考える名無しさん:2008/09/23(火) 18:46:40 0
じゃ普遍的じゃないじゃん
466 :
考える名無しさん:2008/09/23(火) 19:57:55 O
>>645 そのとーり
童貞と処女にも理解できる普遍的な解答ってどんなだ?
467 :
考える名無しさん:2008/09/24(水) 06:30:49 O
童貞↑
ワロス
469 :
考える名無しさん:2008/10/30(木) 10:25:50 0
果たしてそうかな?
470 :
考える名無しさん:2009/01/11(日) 14:09:51 0
哲人政治というとプラトニックな本ですね
471 :
考える名無しさん:2009/01/11(日) 14:57:37 0
このスレにあんまり書きもぎが少ないから、
だいぶ前にブックマークから外した。
まだあったんだ。
誰かなんか書いてよ。
473 :
考える名無しさん:2009/02/05(木) 23:36:18 0
もっと主婦的なやつないの?
家庭の哲学とかさぁ
474 :
考える名無しさん:2009/02/06(金) 00:05:03 0
>>473 家庭→家政(オイコノミア)ならアリストテレス(『政治学』など)。
あるいはアリストテレスからインスパイアされたアレント(『人間の条件』など)。
糞スレ上げんなカス
476 :
考える名無しさん: