1 :
考える名無しさん:
2 :
考える名無しさん:03/09/26 01:30
ネタじゃなかったのか…。合掌
4 :
考える名無しさん:03/09/26 01:34
白血病だったのか。。。
よく最近あれだけ発言してたな。
ご冥福をお祈りします。
6 :
考える名無しさん:03/09/26 02:03
まずは合掌
次はチョムスキー
7 :
考える名無しさん:03/09/26 03:13
南無阿弥陀仏。
凄く残念。イスラエル、パレスチナ双方を批判できる唯一の人って感じだから。
デリダは言い回しが婉曲的すぎて、影響力を持ちにくいだろうし。
9 :
考える名無しさん:03/09/26 04:18
ご冥福をお祈り致します
>>8 デリダはユダヤ人だからある意味仕方ない。
でも最近はストレートな物言いになってきている。
11 :
考える名無しさん:03/09/26 04:26
追悼文が次々と出ている
12 :
考える名無しさん:03/09/26 04:29
13 :
考える名無しさん:03/09/26 04:33
15 :
考える名無しさん:03/09/26 04:41
after the last skyでも読み直すか……。
16 :
考える名無しさん:03/09/26 04:44
南無
バーナード・ルイスみたいな野郎がのうのうと長生きしやがって・・・
悪かったな
19 :
考える名無しさん:03/09/26 05:41
働きすぎでしょ
20 :
考える名無しさん:03/09/26 06:26
ネットで見る限り、産経新聞はサイードの死を無視か。
21 :
考える名無しさん:03/09/26 12:50
追悼age
22 :
考える名無しさん:03/09/26 16:53
チョムはアフォだけどサイードはまだよかった。
23 :
考える名無しさん:03/09/26 16:54
ご冥福をお祈りします
24 :
考える名無しさん:03/09/26 17:25
(´;ω;`)
25 :
考える名無しさん:03/09/26 23:24
本当に(´;ω;`) の気分だ。どこにも自分の居所はない。でも僕はそこの中にいる。
26 :
考える名無しさん:03/09/26 23:58
やっぱり、酷薄な人生経験を送った人物の方が、
偉大な思想家になれるのかねえ?
27 :
考える名無しさん:03/09/27 01:42
さてカン・サンジュン氏がどういうコメント出すかだな。
つーか、追悼本でまた一儲けしそうなヨカーン
28 :
考える名無しさん:03/09/27 01:46
亡くなられたのか・・・残念でならないな
29 :
考える名無しさん:03/09/27 01:55
さっき朝刊読んではじめて知った。
ぜんぜんニュースにならないのね・・・。
30 :
考える名無しさん:03/09/27 02:04
現代思想は絶対に臨時増刊号を出すな。
わーい。馬鹿が一人死んだ!ヽ(´▽`)ノ
>>31 残念ながらサイードスレにはどこも
釣るほど人いないよ ヽ(`Д´)ノ ウワァァァァァァァァァン
33 :
考える名無しさん:03/09/27 05:32
(*゚ー゚)
34 :
考える名無しさん:03/09/27 08:56
追悼の意を表し、アウシュビッツ収容所敷地から、イスラエル向かって投石します。
そういや、フランツ・ファノンも白血病だったな…。
まじでデリダしかいない状況になりつつあるな
おは誉
38 :
考える名無しさん:03/09/27 09:56
まだチョムスキーるいるじゃん。
ロイもまだ若いしな。
おは誉
40 :
考える名無しさん:03/09/27 10:40
柄谷はサイードをかなりかばっていたいたような気が。
41 :
考える名無しさん:03/09/27 11:34
>>38 でもチョムスキーは元は違う畑の人だからなあ・・・
I'll be back.
あらら死んだの!?
年齢的にデリダもヤヴァイでしょ
44 :
考える名無しさん:03/09/27 11:48
レヴィ=ストロースってまだ生きてたっけ?
デリダって最近死んだんじゃないの?
46 :
考える名無しさん:03/09/27 11:53
47 :
考える名無しさん:03/09/27 11:54
それよりレヴィは?
48 :
考える名無しさん:03/09/27 11:56
>>44 生きてるはず。
去年から今年にかけていい哲学者の死が続くね。
ノージック、ガダマー、ヘア、、アンリ、ロールズ、ブルデュー、イリイチ、デビッドソン、サイード・・・
>>42 Hasta la vista, baby!!
50 :
考える名無しさん:03/09/27 12:00
次は柄谷かな…
52 :
死霊 ◆HbJ0F1IDDg :03/09/27 12:06
54 :
考える名無しさん:03/09/27 13:31
>>48 デビッドソンってドナルド?死んだのか。知らんかった。
>>50 柄谷は最低でもあと20年ぐらい生きそう・・・
56 :
考える名無しさん:03/09/27 14:59
57 :
考える名無しさん:03/09/27 15:17
心からご冥福をお祈りいたします。
そういや、哲板では”若手のホープ”の如く扱われがちな
デネットやチャーチランドやハッキング、カートライトなんかも、結構な年なんだよな。
え?しんだの??
ノージック、ガダマー、ヘア、、アンリ、ロールズ、ブルデュー、イリイチ、デビッドソン、サイード・
あれ、ハッキングかカートライト死んでなかったっけ?
62 :
考える名無しさん:03/09/28 04:06
文学板から出張してきたけど、これしか伸びてないのか
文学板にはスレすら立ってないけど
63 :
考える名無しさん:03/09/28 09:27
サイード死すとも、俺死せず。
サイードが白血病で死期が迫ってるのは、2、3年くらい前から言われてたけど
サイードの死去に備えて追悼文を準備してて、死亡直後にWEBに掲載する
ジャーナリスティックで「残酷」なモノ書きって案外いないんだね。
65 :
考える名無しさん:03/09/28 09:55
浅田彰が来週のi-critiqueで取り上げそう
>>64 俺全然知らなかったんだけど、有名な話だったらしいね。
他にこういう例ある?心の準備をしておきたい。
デリダは何歳?
サイードは2ちゃんねらーってホント?
おはよう
これからも僕を
応援してね
遅ればせながら、合掌。
73 :
考える名無しさん:03/09/28 14:56
デリダも病気らしいが、何処が悪いの?
74 :
考える名無しさん:03/09/28 15:17
デリダは肺血腫
レヴィ=ストロースは何であんなに長生きなんだ?
76 :
考える名無しさん:03/09/28 15:43
レヴィストロースは神なので
77 :
考える名無しさん:03/09/28 15:44
彼は来月逝くよ。
ストロースは意地じゃないの。後続の批判者に対して、反論らしい反論はしてないでしょ。
後続の批判者全員よりも長生きすることが、ストロースの復讐。
もう生き残っているのはデリダぐらい。これはドゥルーズが死んだとき
「自分の世代で残っているのは、後はリオタールぐらいだ」
ってデリダ自身が言ってたけど。
まだ僕らのスター吉本隆明がいるさ!
フーコー夫妻に馬鹿にされた吉本が!
ル・サンチマンさ!
80 :
考える名無しさん:03/09/28 18:52
81 :
考える名無しさん:03/09/28 18:53
危うく騙されるところだった彰
そういや、吉本も後続よりも長生きしそうだね。
吉本のボケを馬鹿にしていた柄谷が、最近あの通りだし。
84 :
考える名無しさん:03/09/28 21:12
ホントだ、残念
レヴィストロースは要らないから、
サイードはもう少し長く生きていて欲しかったな
今こそ発言を求められる時期なのに。
86 :
考える名無しさん:03/09/29 03:52
サイードの死をスルーしたサンケイは、
さすがに国際情勢板でもレベル低いって言われてたな。
死者にむち打ちたくはないが、
サイードは結局無能な夢想家にすぎなかった
彼のパレスチナ問題に関する発言は現実逃避したものだった
それをありがたがる日本人にオナニーさせただけだった
結局、フクヤマなどのネオコンにもう少し頑張ってもらいたい
文学哲学は形而上的に美学的になれたとしても人命は救わない
ネオコンがどんなに人を殺そうが、少なくとも解決の具体策を提示している
88 :
考える名無しさん:03/09/29 07:05
チョムスキーもこりゃ死にそうだな
柄谷はあと四十年生きます。
追随する者と反発する者との対立で、その間日本の哲学は停滞します。
>>89 柄谷が100年生きても日本の哲学には無縁
サイードよ、安らかに。
92 :
考える名無しさん:03/09/29 09:17
87みたいのがのさばらないためにも、いまこそサイードをきっちり読み直そう!
93 :
考える名無しさん:03/09/29 09:58
誰か「オリエンタリズム」を読むスレ立てて
ご冥福をお祈りいたします。
記念カキコ。
鋭怒我怒差異奴
サイードってなんで移民したの?
やっぱりスタンウェイのピアノ持ちは
ニューヨークの高級住宅地の方がパレスチナより住み心地いいから?
97 :
考える名無しさん:03/09/29 22:06
戦火でまずエジプト行ってんだよね。
98 :
考える名無しさん:03/09/30 01:08
>>96 先進国の知識人階級としての恵まれた生活を享受しながら、
難民の味方を気取って商売しやがって!
っていう批判も、理屈の上では成り立つのかもしれないけど、
私は別に、サイードが間違っているとも、卑しいとも思わないな。
どのような人間にだって、
世俗的な生活の安定と幸福とを求める権利はあるよ。
99 :
考える名無しさん:03/09/30 01:17
>>98 漏れもそう思う。それに商売するんなら、西洋に媚びればもっとはるかにメディアに
露出して、稼げただろうし。
病気をおしての世界を飛び回っての活動振りには、やはり知識人の使命感を感じるよ。
パレスチナ難民て、そんな極貧ではないよ。餓死とか聞かないでしょ。
少しだけど中産階級もいる。
ただ占領という憂きめにあってるだけ。そして希望がないだけ。
パレスチナ難民っていうのを概念的のみとらえたらいけない
ほんとにパレスチナにいた人たちは難民だし、どうにかしてあげないといけない
ただ、世の中には利権というものが存在している
例えば、日本にいる在日はすべて強制連行だとか思っている人がいるが
彼らは戦後(朝鮮戦勝中)に日本に渡ってきた不法渡航者であるが
客観的事実さえもが、強制連行の被害者だという硬直したもののになった
イデオロギーとはそういうものである
パレスチナもそうで、アラブの弱者を主張することによって
政治的にアラブ社会から利権を得る構造ができあがっている
そういうことを見ないで抽象論でパレスチナ問題をとらえるバカな日本人は困った存在
赤軍が正しいという勇気のある病人はおいといて、
事実をふまえた上でサイードを読むべき
日本での読まれ方は確実に間違っている
102 :
考える名無しさん:03/09/30 02:06
先日、パレスチナでいきていて
イスラエルにここ数年空爆されてきた人のレポートが
のっていた。
働き手である人もそうでないひとも
突如、家が爆撃されるわけ。ハマスをかくまってんじゃないかとかね。
いろいろいいわけがあるわけ。
食うに食えない現実もあるみたいだけどね。
なにしろ、空爆されて一家の働き手が働けなくなるわけだから。
農業やるか、イスラエルに出稼ぎにでるしかないとおもわれていて、
前者をやってもそこがハマスの隠れ家になっているとかいって
破壊され、後者をやっても同様の理由で家にいるとき突如
爆撃されるわけだから、いつまでも出稼ぎにいけるとはいえないという状況だってさ。
103 :
考える名無しさん:03/09/30 02:08
その意味では、
サイードの読まれ方というのは全く間違っている
ともいえないのかもしれないよ。
ある程度、そのような読み方には理由があると考えていい
ようにも思える。
>>96 移民したっていうよりも、アメリカの大学を出てそこで仕事を
始めちゃったから、そのままアメリカに住むことになったって感じだと思ったが。
実家はエジプトで事業をやってて、サイードがアメリカに来てからも
家族は長いことエジプトにいたはず。
105 :
考える名無しさん:03/09/30 03:45
別にパレスチナなんて見捨てたってじきに消えるんだからいいだろ
ヤフーでこのニュース見て、慌ててスレ立てたんだけど、
あんまりレスつかないねえ。
慌てて、スレの立てかたがぞんざいになってしまったからな。
(それにしても、2ちゃんでスレ立てたのは、
ずいぶん久しぶりだな。)
『知識人とは何か』そう言えばまだ読んでなかったな。
追悼がてら、目を通して見るかな。
平凡社ライブラリーだったよね、確か。明日買ってこよ。
というか、パレスチナだけなのか?
サイードは。
もう少し広く読んでる奴はいないのか?
108 :
考える名無しさん:03/09/30 06:20
109 :
考える名無しさん:03/09/30 07:39
産経がとりあげなかったことにたいして
「レベル低い」とかいうレスはまさか本気?
ちょいと考えれば腑に落ちるだろうに
110 :
考える名無しさん:03/09/30 12:39
>>100 >ただ占領という憂きめにあってるだけ。そして希望がないだけ
充分、大変な状況だと思うが。
それに80年代までは餓死の報道も見かけたし。
いまでも水道から水が出るのは二週間に一日とかいう話もきく。
中産階級がいるからって問題が軽くなるだろうか?
それなら餓死者大量のアフガンだって一部の富豪もいるだろうに。
>>101 >例えば、日本にいる在日はすべて強制連行だとか思っている人がいるが
彼らは戦後(朝鮮戦勝中)に日本に渡ってきた不法渡航者である
在日ってもっとはるか昔からいるんじゃないの?
関東大震災で虐殺されたのも在日でしょ。
そのことを考えればすべてが強制連行と思っている日本人も少ないのでは?
サイードには関係ないが。
明治史読み為され
残ってる資料だと1921年に朝鮮人の不法渡航に頭を悩ますとかいう
新聞をみたことはあるが(震災は1923
113 :
考える名無しさん:03/09/30 14:32
>在日ってもっとはるか昔からいるんじゃないの?
はい、弥生文化が九州経由でもたらされて以来ですね。
帰化と呼ばれるはるか前の時代から交わってます。
もともとはなんの違いもないです。
朝鮮と日本が別々の歴史を歩んだ要因の大きなひとつは、中国との距離に帰着させる
ことができます。
114 :
考える名無しさん:03/09/30 14:36
いや、だからさ
強制連行という言葉で問題化されたのは
あくまで近代日本が近代国家として
歴史に登場しつつあったころからのことを
指示するとかの条件がないと
何の意味もないわけよ。左翼はだいたいそのことを自覚してる。
近代国家による近代戦争における外国人への攻撃を
反省する文脈でのことなんだから。
大変じゃないなんて思ってないよ。
ただ現代日本人が「難民」と聞いたときにいだきがちなイメージ(自分たちがいつか、もしかしたらそう呼ばれるような境遇になるかもしれないなんて、考えようともしない)に釘をさしたかっただけ。
舌足らずだったらスマン。
携帯なんで、こんぐらいで勘弁。
116 :
考える名無しさん:03/09/30 18:49
117 :
考える名無しさん:03/09/30 19:30
118 :
考える名無しさん:03/09/30 19:50
119 :
考える名無しさん:03/09/30 20:09
120 :
考える名無しさん:03/09/30 20:16
121 :
考える名無しさん:03/09/30 20:48
しくったー!!!俺もふにっこになってしまた。
>>113 現在の朝鮮人と古代の朝鮮人は全く別物
朝鮮半島には古代から同じ民族は住み続けていません
日本と交流があったのは任那・百済であって
新羅やモンゴルレイプの新朝鮮人はべつもの
サイードからわれわれが具体的に学ぶものがあるとすれば
国家や民族なんぞが自治を勝ち取ろうとするならば
捏造によるイデオロギーなんかによって他民族を意識せよということでしょうな
パレスチナに対して英帝・ユダヤ資本がどんなことをしたか
しかも、西洋のメディアはアラブをどのように扱っているか
同じことが日本という国家や日本人自治が脅かされている
中韓による数限りない歴史の捏造(プロパガンダ)によって
日本人の自治は脅かされている
自民族の神話を語ることも中韓から許可を得なければならない
われわれの神話はわれわれ自身が守るしかないのです
われわれの自治を妨害する中韓のいかなるプロパガンダからも自由であるべきなのです
サイードさんありがとう
125 :
考える名無しさん:03/09/30 22:42
>>124 シニカルな文章だが意味が今一つ解りません。
サイードは晩年にはアラファトに批判的だったと聞いているんだが。
>>109 いや、普通に低いと思ったけど。
そんなに、親イスラエル(≒親アメリカ・ユダヤ主流派)の報道姿勢を
剥き出しにして、報道機関として大丈夫なのかと。
たとえサイードが、自社の主張とは異なる意見を持った知識人だったとしても
一応客観報道として、死んだっていう事実は伝えても良いでしょう。
サイードの死を黙殺するような新聞社に、
出版社の広告が集まるとは思えない。
結局、自社のブランドイメージも、
広告収入も下げる結果にしかならないよ。
ジャーナリズムにおける姿勢も、商売人としてのセンスも
やっぱりレベル低いよ。
128 :
考える名無しさん:03/10/01 02:07
サイードは近年、アラファトについてまあ、
利権やのような奴にみえていたようだ。
といってもひとすじなわではいかない。
アメリカのひごの元のパレスチナ近代国家化にともなう
自己の地位確保屋といったところだというわけ、たしか。
まあ、太平洋戦争のおわりに昭和天皇が
ぽつダム宣言受諾をひきのばしつつ事故の地位の確保に
つとめ、そのあいだ原爆おとされたですけど、
アラファトはそれに似た立場かと。
アーメン
131 :
考える名無しさん:03/10/01 09:46
いろいろ言う前にみんなもっと読もうよ。
サイードの自伝、「遠い場所の記憶」がみすずから出てます。
良い本だよ。自分の記憶の細部を大事にしながら、
パレスチナ難民というのがどういうものなのかをゆっくり語ってる。
彼は上流階級のようだけど、でもやはり難民なんだな。
132 :
考える名無しさん:03/10/01 11:53
自伝高すぎ
133 :
考える名無しさん:03/10/01 12:01
>>132 サイードは売れるから・・・・
普通に買えよ
確かに高い
135 :
考える名無しさん:03/10/01 17:28
昨日30にち
読みうり夕刊に
からたにこうじん
おおえけんざぶろう
による
追悼文掲載。
136 :
考える名無しさん:03/10/01 17:30
137 :
考える名無しさん:03/10/01 17:38
>>135 どっちも読む価値ないね。
同時に掲載されたアジア経済研究所の池内恵の文章のほうが
よっぽどいい・
139 :
考える名無しさん:03/10/01 18:57
140 :
考える名無しさん:03/10/01 18:59
141 :
考える名無しさん:03/10/01 19:09
いや、できはほんとうによくないよ。
凡庸のこっちょう。
からたにの文じゃなくて
よいこのさくぶんレベル。
もっとも、どうせ新聞社によって編集されたやつだから。。。
143 :
考える名無しさん:03/10/01 20:15
144 :
考える名無しさん:03/10/01 20:27
146 :
考える名無しさん:03/10/01 20:51
来週まで休館なんだよ
147 :
考える名無しさん:03/10/01 21:18
148 :
考える名無しさん:03/10/01 21:33
いや、マジで
池内は「肝心の中東世界では民衆の支持を得られていなかった」と
やや皮肉っていた。
米国内に安住できたからこその特権的民族主義者だとかとも。
つーことはやっぱ生姜は「日本のサイード」だな。
150 :
考える名無しさん:03/10/02 06:32
生姜って、韓国で知られてるの?
生姜は放置ということでよろしくお願いします
むしろ、ユダヤ人チョム
最大の親イスラエルの米民主党との関係をみないと
少なくともサイードから学んだといってる奴らが共和党より民主党といってるのは
ちゃんちゃらおかしい
読売のホムベじゃ見れないの?
共同通信系の追悼文はカンサンジュンだよ。自分のところの地方紙では本日付で載ってた。
155 :
考える名無しさん:03/10/03 00:55
>>149 おいおい、それはいくらなんでもサイードに失礼だろう。
生姜は、日本でも、大して支持を集めてないぞ。
生姜は同性愛板では絶大な人気あるぞ(w
「朝生」のある日の実況スレでは祭りになってるからな。
追悼文ってあんまり新聞社のサイトに上がらないものなんだな。
のせてもメリットがないだろうが
159 :
考える名無しさん:03/10/04 20:58
やっと朝日の追悼文を読んだ。29日夕刊で、大橋洋一。
国民国家を志向する西洋のアイデンティティ観を批判する仕事がメイン
とまとめているという感じ。
「異邦の異邦人」というネーミングがかっこいい。
どこにいても異郷と感じるのが最良だという言葉を生涯貫いたんだなあ。
(引用不正確。誰の言葉だっけ?サイードの本に繰り返し出てくるやつ)
160 :
考える名無しさん:03/10/05 00:54
エドワード・サイード氏を悼む。
柄谷行人
私は1990年からコロンビア大学で定期的に教えるようになった。
比較文学科において、エドワード・サイードは同僚であった。しかし、
まもなく彼は白血病になった。私は彼に会うとき、いつもこれが最後
だと思っていた。そして、そのような観点から、彼の仕事を見ていた。
ところが、重態が伝えられながら、彼はいつも奇跡的に生き延びた。
それがくりかえされるたびに、私は、案外サイードはこんなかたちで
長生きするのではないかと思うようになった。だから、予期していた
にもかかわらず、彼の死はやはり不意打ちであった。
サイードの仕事が西洋におけるオリエント研究に与えた影響は絶大
である。旧来の西洋中心的な視点は根本的にくつがえされた。
その結果、たとえばアメリカにおける日本研究も決定的に変貌した
のである。それは、批評的言説が世界を変えるという、数少ない例の
一つであった。
しかし、彼にもどうしても変えられなかったことがある。それはパレ
スチナ問題である。今年ロサンゼルスで、彼の講演を聞いたが、単純な
事柄をほとんど涙ぐみつつ訴える感じであった。もはや気取りも精悍さ
もなかった。彼がいうのは、パレスチナのことを考えてほしい、という
ただ一つのことだ。いうまでもなく、パレスチナ問題には現代世界の諸
問題が集約されている。しかし、サイードがいなかったならば、私はそ
れを自分にとって切実な問題として受けとめることにはならなかっただ
ろう。
(文芸評論家)
-読売新聞9月27日付夕刊-
>>159 「ディアスポラ」だろ。
もっともこれは本来サイードが嫌いなユダヤ民族のことだが。
柄谷さんの追悼文、なんだか中途半端だなぁ。この出来じゃ当人も不本意でしょう。
もしかして編集者が随分端折ってる?
>>160 彼が変えられなかったのは
根本的に考え方がダメだからなのか、世界が彼の考え方とかけ離れているからなのか
結局、根本的に考え方を検証し直すことを彼はしなかったし、
検証し直す必要も感じなかった
一種の宗教のように、同じような考え方をもつ連中が集うだけだった
賢明な諸子、サイードの願いを達成するためにも検証=批判を開始せよ
164 :
考える名無しさん:03/10/05 03:47
みなさんこのエセ知識人の偽善者にすっかりおどらされているようで。
ま、才能のない院生に大量論文生産のキーワードを与えた功績はたたえよう(W
大富豪の息子でなに不自由なく育った生歴は隠蔽
西洋的教養をみにつけた典型的金持ちのぼんぼんの
自称パレスチナ難民ごっこ、
経歴詐称事件ぐらいおさえましょう。
ちゃんとチェックしましょうね。
>>164 あなたは素晴らしい人ですね。
そんな有名過ぎる話を、わざわざ教えてくれるなんて!
内容については何も批判しない辺りも、まったくもって素晴らしい!
やっぱり、表面だけかじって、切り捨てるのが一番ですよね!
まるでテレビに出ている知識人みたいで、
浜崎あゆみの次に尊敬できます。
と、こんなもんで良いか?
>>164 一人釣れたら満足だろ?
つか、今さらだけど
スレ、どっちかにしたら?
>>165 過不足無いいい釣られ方だと思います。パチパチパチw
>>164 動機の不純さを衝く辺りが典型的。二人目(゚∀゚ )
どうでもいいかも知れんが、どうしても気になる。スマン。
STEINWAY(スタインウェイ)でしょ。
何が?
ピアノ。
ゴメン、書き方が悪かった。
>>96にスタンウェイってあったから、
そういう風にも読むのかなと思っただけ。
173 :
考える名無しさん:03/10/07 01:27
174 :
考える名無しさん:03/10/07 01:33
そう、カタカナ化自体が限定的なものだから、そういう指摘は教養以上の意味はないよね。
virusなんか、ウィルス、バイラス、ビールス、ヴァイラス、ヴィールス、ウァイラス、ウィールス、ワイラス、ヰールス、ワ゛イラス、ヰ゛ールス・・・・
175 :
考える名無しさん:03/10/07 01:48
L(G)がQ潰しの口実に過ぎなかった。
>>174 virusだけじゃなくて、wirusの読み方も含まれてるぞ。
含まれてねぇよ
180 :
考える名無しさん:03/11/11 02:22
ageee---!!!
181 :
考える名無しさん:03/11/11 02:22
勘弁してください
182 :
考える名無しさん:03/11/11 11:50
サイードの本って、予備知識なしで読めますか?
歴史の知識はもちろん要るんだろうけど、それ以外。
読むとしたら安いので何かありますか?
183 :
考える名無しさん:03/11/11 13:13
>>182 「イスラム報道」(みすず書房)なんてどうでしょうか。
彼の問題意識を知るには手ごろでよいと思います。
彼の主著では「オリエンタリズム」(平凡社)なんかが有名ですが
少し難しいと思いますよ。
「知識人とは何か」が手頃な入門書だが
AFOがサイードを読んで左傾化しても無意味
ディレッタンティズムを憂う人間がこういうものを読んで安心するのはいかがかとも思う
>>183-184 ありがとうございます。
読んでみます。
>AFOがサイードを読んで左傾化しても無意味
>ディレッタンティズムを憂う人間がこういうものを読んで安心するのはいかがかとも思う
肝に銘じておきます。
186 :
オ−ヴァ−ラッピング:03/12/02 20:50
知りたければ本を読め、ってことでいいのかな。
サイードの訳者の早尾って奴が訳パクったらしいな
190 :
考える名無しさん:04/01/30 20:45
191 :
考える名無しさん:04/01/30 21:06
エドワード・サイード氏を悼む。
柄谷行人
私は1990年からコロンビア大学で定期的に教えるようになった。
比較文学科において、エドワード・サイードは同僚であった。しかし、
まもなく彼は白血病になった。私は彼に会うとき、いつもこれが最後
だと思っていた。そして、そのような観点から、彼の仕事を見ていた。
ところが、重態が伝えられながら、彼はいつも奇跡的に生き延びた。
それがくりかえされるたびに、私は、案外サイードはこんなかたちで
長生きするのではないかと思うようになった。だから、予期していたに
もかかわらず、彼の死はやはり不意打ちであった。
サイードの仕事が西洋におけるオリエント研究に与えた影響は絶大
である。旧来の西洋中心的な視点は根本的にくつがえされた。その結果、
たとえばアメリカにおける日本研究も決定的に変貌したのである。それ
は、批評的言説が世界を変えるという、数少ない例の一つであった。
しかし、彼にもどうしても変えられなかったことがある。それはパレ
スチナ問題である。今年ロサンゼルスで、彼の講演を聞いたが、単純な
事柄をほとんど涙ぐみつつ訴える感じであった。もはや気取りも精悍さ
もなかった。彼がいうのは、パレスチナのことを考えてほしい、という
ただ一つのことだ。いうまでもなく、パレスチナ問題には現代世界の諸
問題が集約されている。しかし、サイードがいなかったならば、私はそ
れを自分にとって切実な問題として受けとめることにはならなかっただ
ろう。
(文芸評論家)
-読売新聞9月27日付夕刊-
194 :
考える名無しさん:04/01/31 02:59
てか、サイード死んだし、レビ=ストロースも死にそうだよね
>>189 むかし、どっかでそのひとの文章読んだことがあるな。
現代思想のタームを駆使して従軍慰安婦問題にアプローチっちゅう
いかにもアレな感じの論文だったけど。
そうですか、今はサイードで飯喰ってるんですか・・・ううむ。
従軍慰安婦は、日本が批判されることはない お互い様だし、中国や日本の勘違いした
安っぽい偽善者や共産主義者や189の奴みたいなアホ達によるプロパガンダだ
198 :
考える名無しさん:04/02/06 21:29
所詮日本は敗戦国
>>197 あのね、おれの考えるところでは、結局、従軍慰安婦問題とかで健全な左翼(もはや形容矛盾かしら?)が
「自虐史観」のレッテルを貼られることを避けつつ、なおかつプロ市民以外の一般人にもそれなりに
聞く耳を持ってもらうためには、「一般に、たとえ戦時にあっても、人権無視や虐殺は許されないことだ、
だから、ヒロシマ・ナガサキ(場合によってはシベリアやトーキョーも)のような悲劇について日本が
諸外国に対して毅然たる態度を取りうるためにも、まずは自分の足下からはじめましょう」
っていうナショナリズムを程よく絡めた平和主義しか残ってないと思うんだよね、もう。
で、もうひとつ、きちんと人々の疑問に答えるには、「実証」という問題、結論だけ聞く人にはシンプル、かつ実際に作業する
人にとっては途方もなく困難な、「実証」という問題に真面目に取り組むしか、ない。
それを、頭はいいんだろうけどよくわかってないひとが、実証問題をすっ飛ばして、フーコーだとか
変な小理屈こね回してあーだーこーだいうから、ああ、こうやってますます人々の心は
左翼から離れていくんだなあ、と納得したのね、彼の論文読んで。
せっかく社会派な研究テーマを志したなら、仲間内向けに書くんじゃなくて、
人々がほんとに知りたいことに切り込まなきゃ、ウソでしょ。
以上は完全にスレ違いですな。ただ、日本においてサイードがどういうひとによってどういうふうに紹介
されてきたか、という観点から、ちょっと留意すべき事かもしれない。
>>199 まあわかるけど、人々がほんとに知りたいことってなんだろうな?
日本人にあるのかなあ、そんなもん。
それと別に小難しいのは、常にそういうのを需要する学生がいるんだから
ほっときゃいいんじゃないの。
一般の、たまに平和なんかについて考える層は、たとえば米のテレビ局でやってるような
相反する意見の衝突が聞きたいんじゃなくて、1方向からだけの意見で満足したいん
とちゃうかな?
だって相反する意見をうまく自分の中で処理する訓練なんてそう受けてる人いないし
この国でそんな教育うけても訳にたたんでしょ。
ところで、レヴィ=ストロースまだ生きてるの?
サイードVSレヴィ=ストロース
おもしろいかもね。
一方はとにかく融合をいって逝ってしまったのに対し
他方は早くから異民族間の結婚に否定的な見解を示している
レヴィ=ストロースのパレスティナ問題へのコミットメントはよく知らないが
非ユダヤ的ユダヤ人の彼ではあるが、サイードがしがみついたように融合には否定的だろう
黒人と白人、さらにはユダヤは血統的にも文化的にも融合しない方がいいといってるのだから
サイードには同情するし、パレスティナ人もかわいそうだとは思うが、あきらめてもらうしかない。
故郷をもつ人間を抱えつつ北方領土をあきらめてる日本人を少しはみならってもらいたいものだ
(北方領土とは含南樺太+全千島列島)
>>203 そうだね。シオニズムの発想ってのは暴力そのものだけれども、
暴力を合理的かつ理性的に行使するという意味で、いかにも近代ヨーロッパっ!って感じの
正攻法な解答だ。このヨーロッパ的解答に対して、何でも反対野党根性や市民派的な
シンパシー演歌を越えるようなオルタナティブを、はたして知識人は提出できるのか。
>>204 何が演歌だばかたれ
お前らのレスは、低レベル
207 :
考える名無しさん:04/02/16 01:32
>>206 知識人がどんなに形而上的に美しい理想を掲げそれを最終目標に掲げようとも
現実世界が変化しなければ、悲劇は継続するのではないか?
つまり、非妥協的な最終目標を知識人が掲げることによって人々は死んでいく
「座して死を待つ」憲法9条が美学的な目標になりえても、「死」という帰結を受けるのは民衆である
果たしてパレスチナの地に置いて、美学的な目標が人々の幸せになるのだろうか?
サイードをはじめとする知識人の苦悩と努力は尊いものである
しかし、その尊さがそのまま人々の幸せになるかどうかを考えるべきなのではないか?
ご承知のように、パレスチナのひとびとはNYの高級住宅地でSteinwayのピアノを楽しむレヴェルではない
形而上の美しさと形而下の幸せは一致しないかもしれない、のではないか?
208 :
考える名無しさん:04/02/16 01:52
どーでもいいけどさ、サイードのオリエンタリズム批判ってどうよ
>>206 そんな遠慮せずにレベルの高い長文レスしてくださいよ♪
既存の「オリエンタリズム」を知らない素人には、サイードの『オリエンタリズム』は難しすぎる。
日本人にはウエスタニズム克服の方がよろしいかと
補佐
サイードは嫌いじゃないが、サイードがチョムスキーを評価してるのはどうしてなんだ?
チョムスキーなんてただ電波じゃないか
214 :
考える名無しさん:04/03/30 02:57
>知識人がどんなに形而上的に美しい理想を掲げそれを最終目標に掲げようとも
>現実世界が変化しなければ、悲劇は継続するのではないか?
この部分納得です。
215 :
考える名無しさん:04/04/07 01:11
>>213 政治的判断じゃないの?
実証的には出鱈目なゴールドハーケンのホロコースト本を、
ドイツの左翼が支持したようなもんだ
サイードと直接関係ないけど、CSの旗手の一人アパデュライの「大文字の近代」読んだ。
サイード以後のCSやPCはやっぱりサイードを超えられそうに無いな。
アパデュライは「逃れゆく近代」が3月に刊行される予定だったのにでなかったな。