2003年、阪神タイガースの破竹の快進撃によって、長らく続いた読売巨人軍による
プロ野球界支配体制は終焉を迎えた。この巨人時代の終焉において、われわれは始
めて川崎憲次郎を正当に評価しうる視点を手にした。川崎は、まさに「歴史の終焉」の
あとの投手だったからだ。
川崎の「可能性の中心」は支配的な球団=巨人的なるものを解体する差異化・外部化
にある。2ちゃんねるの「川崎祭り」は今後評価されるだろう野球本来の不条理性を先駆
的に提示している。かつて巨人キラーと言われた川崎憲次郎は、球宴に向けて、いまま
さに「命がけの跳躍」をしようとしているのである。
不世出の名投手・沢村栄治を評価するためには、ある偏見をくつがえさねばならない。
プロ野球はつねに「断片」としての野球、いいかえれば、それ自体が「意味するもの」
であるようなプレーをおおいかくすところに成立するのである。沢村とは一つの「概念」
である。沢村賞投手・川崎憲次郎の復活劇においてこの概念をうちこわそうとされよう
とするとき、われわれは概念そのものの成立の現場に立ち会うことだろう。
2003年オールスターゲーム。沢村賞投手・川崎憲次郎にとって、投げることは、「原形」
としての沢村栄治――夭折の天才投手に対して「差異性」としてのそれを見出すことである。
野球がすりきれた確率のゲームならば、逆に確率的に投げることこそ投球することなのだ。
オールスターゲームファン投票の統計的に累積されてきた「厳密さ」を笑うような場において、
プロ野球が根こそぎゆすぶられるのである。
↓【川崎選手のプロフィール】 ↓
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http://allstar.sanyo.co.jp/ 詳細
http://allstar.sanyo.co.jp/result/detail.html 1990- れいめい高校
1993- デンソーサッカー部
2002- セレッソ大阪
10年近いアマチュア生活から、02年セレッソ大阪に移籍、J1昇格に貢献。
今年は10試合で5得点、得点ランキング6位と大活躍。
彼が活躍すれば、Jリーグ、JFLの両方にとって、大きな励みになるだろう。
そんなセレッソ大阪MF・徳重隆明選手をオールスターの舞台に立たせよう!
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