>>172 他スレから転載させてもらいます。
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/philo/1051860973/253-256 今週の浅田のアイクリに柄谷の英語版のトラクリのことが書いてあった。
浅田によれば、英語版は日本語版に修正が加えられているが、その論旨は
概ね変わっていないことのこと。しかし、まだ完全版ではないらしい。
浅田はNAM頓挫のことにも触れるべきだと言うが、英語版ではそのことには
触れられていないという。日本での新しいアソシエーショニズムの運動は頓挫したが、
柄谷はそれを世界の舞台で再開するだろう、とフォローしていた。
ついでに浅田はアイクリでフランスのマルクス研究の若手ホープと
目されているユタティス・クヴェラキスという人物(ギリシア人)
を紹介していた。彼は『哲学と革命----カントからマルクスへ』という
本を英語とフランス語で出版し、柄谷の『トラクリ』と相俟って、
英語圏でのマルクス主義の活性化に寄与するだろうと言ってる。
『哲学と革命』にはフレデリック・ジェイソンが序文を書いたと言う。