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【柄谷行人その可能性の中心】
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253
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考える名無しさん
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03/05/21 15:39
今週の浅田のアイクリに柄谷の英語版のトラクリのことが書いてあった。
浅田によれば、英語版は日本語版に修正が加えられているが、その論旨は
概ね変わっていないことのこと。しかし、まだ完全版ではないらしい。
浅田はNAM頓挫のことにも触れるべきだと言うが、英語版ではそのことには
触れられていないという。日本での新しいアソシエーショニズムの運動は頓挫したが、
柄谷はそれを世界の舞台で再開するだろう、とフォローしていた。
しかし、柄谷には『言語・数・貨幣』という本ってあったっけ?浅田がそのなかで
こういうタイトルで表紙が白い本があると紹介していたが。それに対して、英語版の
『トラクリ』は表紙が赤いから↓、「柄谷行人の赤い本」ってそれを紹介していたのだが。
http://images-jp.amazon.com/images/P/0262112744.01.LZZZZZZZ.jpg
『隠喩としての建築』の英語版のサブタイトルには「言語・数・貨幣」とあるが、これは
表紙は青。↓
http://images-jp.amazon.com/images/P/0262611139.01.LZZZZZZZ.jpg
「白い本」って、まあ、講談社学術文庫の柄谷の本のことだろうがね。
あれらは確かに表紙は白ばかりだ。
254
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考える名無しさん
:03/05/21 15:58
「内省と遡行」に、そういう章なかったっけ。
255
:
考える名無しさん
:03/05/21 15:59
というか、まだ二人の関係は、切れてなかったのね。
256
:
考える名無しさん
:03/05/21 16:35
ついでに浅田はアイクリでフランスのマルクス研究の若手ホープと
目されているユタティス・クヴェラキスという人物(ギリシア人)
を紹介していた。彼は『哲学と革命----カントからマルクスへ』という
本を英語とフランス語で出版し、柄谷の『トラクリ』と相俟って、
英語圏でのマルクス主義の活性化に寄与するだろうと言ってる。
『哲学と革命』にはフレデリック・ジェイソンが序文を書いたと言う。