どれがいいでつか?
どれがいいでつか?
High Deck Car
4 :
考える名無しさん:03/04/15 19:57
ちくま
>>4 岩波文庫でなくてちくま学芸文庫をすすめる理由は?
6 :
考える名無しさん:03/04/15 21:08
けいそうしょぼうのほんやくがいちばんさ。
松尾訳っていいの?
理由がききたいが、たぶんいえないんだろうけど。
(訳者)
岩波文庫 桑木務
ちくま学芸文庫 細谷貞雄
中公クラシックス 原佑、渡邊 二郎
勁草書房 松尾啓吉
理想社 細谷貞雄、船橋弘、亀井裕
三笠書房 寺島実仁
三笠書房 寺島実仁
岩波文庫 桑木務
勁草書房 松尾啓吉
理想社 細谷貞雄、船橋弘、亀井裕
河出書房 辻村公一(『有と時』)
中公クラシックス 原佑、渡邊 二郎
ちくま学芸文庫 細谷貞雄
創文社 辻村公一、ハルトムート・ブフナー(『有と時』)
入手しやすい、岩波の桑木訳、中公の原・渡邊訳、ちくまの細谷訳、
この三つの中ではどれが翻訳として優れているのかわかる人はいないですか。
13 :
考える名無しさん:03/04/15 22:53
中公とちくま両方を比較しつつ読む。
めんどっちーけど個人的にはベスト。とくに勧めるきはないが。
さらに存在と時間自体読むことも勧めないが。
解説本で十分。あとはあそびに時間つかえ。
>>13 それはいえてますなー。
ちくま文庫のマイケル・ゲルヴェン「註解」とドレイファス「世界内存在」ぐらいでええんちゃう。
ハイデガー研究者は激怒するかもしれんが。
15 :
考える名無しさん:03/04/16 01:26
ハイデガー研究で本も出している
先輩が、中公がイイといってた。
原文と照らし合わせながら、とは
言ってたけど。
16 :
考える名無しさん:03/04/16 01:32
筒井康隆が松尾訳を褒めていた。
「わかりやすい。
しかしあまりに分かりやすく訳し過ぎて下世話に過ぎるところがある。」
参考にするにはいいけど、メインには使えないんじゃない?
訳書のほうは絞れてきましたが、日本人が書いた新書の類は、副読本として
役立たないのかな。ちくま新書とか講談社現代新書に入ってるようなやつ。
やっぱり
>>14に挙がってる本を読んだ方がいいのかしらん。
18 :
考える名無しさん:03/04/16 03:03
スタイナーの「ハイデガー」はどう?
20 :
考える名無しさん:03/04/16 06:22
原典よむのはものすごいエネルギーが必要だから。
21 :
考える名無しさん:03/04/16 07:21
22 :
考える名無しさん:03/04/16 07:39
きみは読んだの?
23 :
考える名無しさん:03/04/16 08:15
>>22 読んでいる。進行形。
とにかく、「解説書で済ます」ってことの魂胆が知りたいよ。
発表するや瞬く間にドイツ哲学界を揺るがし、
20世紀最大の哲学書とも謳われる『存在と時間』を、
「解説書で済ます」って、ある意味もったいねぇよ。
もちろん、『存在と時間』を擁護する必要なんて全くない。
必死になってこの本をありがたがるのは滑稽。
でもね、『存在と時間』を無視するわけにはいかない。
ここで哲学テキストを読むことそのものの意義については省略するけど、
解説書で事足りるとするのは学問的態度からは程遠いでしょ。
24 :
考える名無しさん:03/04/16 08:17
分析哲学やれ。ハイデガーは知の欺瞞。
>解説書で事足りるとするのは学問的態度からは程遠いでしょ。
ハイデガーが学問? プッ
25 :
考える名無しさん:03/04/16 08:54
『存在と時間』寺島実仁訳、三笠書房、1939-40年。
『存在と時間』桑木務訳、岩波文庫、1960-63年。
『存在と時間』松尾啓吉訳、勁草書房、1960-66年。
『存在と時間』細谷貞雄、亀井裕、船橋弘訳、理想社、1963-64年。
『有と時』辻村公一訳、河出書房、1967年。
『存在と時間』原佑、渡辺二郎訳、中央公論社、1971年。
『存在と時間』細谷貞雄訳、ちくま学芸文庫、1994年。
『有と時』辻村公一、ハルトムート・ブフナー訳、創文社、1997年。
26 :
考える名無しさん:03/04/16 12:33
現象学関連のジャーゴンや思考法に馴染みが無いのに、
とりあえず有名だからという理由で『存在と時間』を読もうとしたら、
内容を理解するのは確実に無理だと思う。
竹田青嗣『ハイデガー入門』は、ジャーゴンを普通の言葉に再翻訳して、
意味不明な『存在と時間』を、とにかく理解可能な形に整理している。
まず竹田『ハイデガー入門』を読んでから、これをガイドとして、
ハイデガーや現象学関連の著作に手を出すことを勧める。
『ハイデガー入門』だけ読んで、
「あ、普通の言葉に言い換えたらそんな大したことは言ってないんだな」
と放り投げてもいいし、原著に踏み込んでジャーゴンに染まり、
「竹田青嗣なんて、ぜんぜん判ってないよ(w」
と、ヲタク自慢をしてもいい。
「難しそうな古典だから」と、難解さをありがたがるのだけは駄目。
28 :
考える名無しさん:03/04/16 14:27
だいたい同意。
費用対効果が高すぎ。
ハイデガーに何をもてめてるかは、人によって違うと思うが、
これが理解できれば、安心できるかもしれない。とかだったら
やめといたほうがいい。おれはちくまのマイケル・ゲルヴェン「註解」
をすすめるけど。いいかげん気づいたほうがいいと思う。
29 :
考える名無しさん:03/04/16 15:22
テキスト読解の補助として解説書を読むのは認めるけど、
だからといって、「解説書だけで済ます」のは違うと思うよ?
私は初めから訳書を読むつもりでいます。ここではあえて述べませんが、『存在と時間』は
個人的に読む必要があるものなので、解説書だけ読んで満足するということにはならないと
思います。とりあえずこのスレッドに挙げていただいた本の内容を確認してから読み始めようと
考えていますが、訳書はちくま学芸文庫を購入する予定です。
31 :
考える名無しさん:03/04/16 15:40
>「解説書だけで済ます」のは違うと思うよ?
どう違うの?
>>29 無限の時間と無限の理解力を持った人にとってなら、それは正しい。
『存在と時間』よりも歴史的影響の大きな著作は幾らでもある。
『幾何学原論』『論語』『クルアーン』『バガヴァッドギーター』
『プリンキピア』『種の起源』『資本論』『わが闘争』……
あなたは、それらの著作を全部読みましたか?
33 :
考える名無しさん:03/04/16 15:45
古東哲明と北川東子と高田珠樹のそけぞれのハイデガー入門書で、
ザフランスキーのハイデガーとその時代だっけ?
この本ハイデガー入門としてみんな絶賛してたな。
スゲータケーけど。
34 :
考える名無しさん:03/04/16 15:49
>ここではあえて述べませんが、『存在と時間』は
>個人的に読む必要があるものなので、
あえて述べてくれ。じゃなきゃこんなもったいぶった
語り方勘弁してくれ。
>費用対効果が高すぎ。
>ハイデガーに何をもてめてるかは、人によって違うと思うが、
>これが理解できれば、安心できるかもしれない。とかだったら
>やめといたほうがいい。おれはちくまのマイケル・ゲルヴェン「註解」
>をすすめるけど。いいかげん気づいたほうがいいと思う。
とおりすがりの者だけど、見苦しいから一応つっこんでおくよ。
*費用対効果が高いということを経済学では「効率的(efficient)」
という。目的に対して選んだ手段が効果的とか有効という意味。
費用対効果という言葉の意味をよく知りもしないのに使うのは
恥ずかしいことに、いいかげん気づいたほうがいいと思う。
36 :
考える名無しさん:03/04/16 16:03
なるほど、反省するよ。
解説書人生だからだろ
38 :
考える名無しさん:03/04/16 16:08
原典一応読みましたが。
原書は10ページで挫折したけどね。
>>34 もったいぶっているというか、プロパーの人には笑われそうなつまらない理由なのですが、
あとで、書くかもしれない、ということで(これがもったいぶっているということか…)。
40 :
考える名無しさん:03/04/16 16:31
>>32 >『存在と時間』よりも歴史的影響の大きな著作は幾らでもある。
>『幾何学原論』『論語』『クルアーン』『バガヴァッドギーター』
>『プリンキピア』『種の起源』『資本論』『わが闘争』……
<あなたは、それらの著作を全部読みましたか?
哲学書を読むってそういう問題ではないと思うけど・・
『存在と時間』の個人的な評価がどうあれ、
一流の哲学書と一般に呼ばれているものは、
どれを読んでも損はない。たとえ読み終わった
後の自己評価がどうあれ。(特に初学者の方は)
個人的には『存在と時間』はお薦め。
訳書は細川貞雄訳。できれば文庫でなく、
選集版。内容は同じだけど、じっくり読まねば
ならない、且つ、ビシビシ書き込みした方が
いいので、文庫はキツイ。挫折しやすい。
>>32 哲学以外の本を挙げられても困る。
とにかく、僕の言いたいことは、
「古典の解説書は好きなだけどんどん読んだらよろしい。
でも、解説書だけを読んで、古典そのものを読まないのはダメ」
ってこと。なぜダメかというと、それは哲学的態度、学問的態度ではないと思うから。
解説書を読んで済ます、っていうのは、悪く言えば、「聞きかじり」の
知識にしかすぎない。
それに、解説書の著作者のフィルターがかかってしまっている。
このことにより、なんらかの「ねじれ」が発生することは免れないでしょう。
なんかね、試合を見ないで、翌日の新聞の記事だけでその試合を語ろうとするようなもの。
>『存在と時間』よりも歴史的影響の大きな著作は幾らでもある。
>『幾何学原論』『論語』『クルアーン』『バガヴァッドギーター』
>『プリンキピア』『種の起源』『資本論』『わが闘争』……
>あなたは、それらの著作を全部読みましたか?
歴史的影響ってねえ。そんなの一概に言えないだろ。
しかもここに挙がってる本、ずいぶん偏ってるぞ。。。
百歩譲ってこれより歴史的影響の大きな著作は幾らでもあるとしてもだね
だからってその全部を読まなくたっていいじゃない。
なんで全部読む必要がある?
44 :
考える名無しさん:03/04/16 16:55
>>40 そだね。
初学者の人も、解説書に甘んずるのではなく、
訳書でもいいから、直接当たるべし。
解説書で安易に理解するより、訳書で挫折した方が
次につながる。それが大事なんだな。
ガンガレ >1
>しかもここに挙がってる本、ずいぶん偏ってるぞ。。。
おもしろい。
できるだけ偏りが出ないように、
時代・文化圏のバランスを配慮しつつ選んだつもりなのだが。
どういう偏りが感じられるのか言ってくれるとありがたい。
歴史的影響ってねえ。そんなの一概に言えないだろ。
百歩譲ってこれより歴史的影響の大きな著作は幾らでもあるとしてもだね
だからってその全部を読まなくたっていいじゃない。
なんで全部読む必要がある?
って質問には答えないわけ?
答えられない
48 :
考える名無しさん:03/04/16 17:00
ハイデガー人気あるね。
最近読まれてないとおもっとったよ。
英訳がいいよ。
49 :
考える名無しさん:03/04/16 17:09
永井均ってハイデッガー評価してるの?
『翔太と猫』で言及してたと思うんだけど。
50 :
考える名無しさん:03/04/16 17:17
だから、もし存在に、あるいは森羅万象に、あるいは人生に、意味が
あるとすれば、その意味の存在そのものには、もはや意味はない。
これはハイデガーの基本的な洞察だったと思います。
永井均『ルサンチマンの哲学』
さすが永井だと思う。
>>46 人類学でヒトの食性を説明するのに、採餌理論というのがある。
簡単にとれる大きな獲物(シカやマンモス)があるときには、
小さくて面倒な獲物(昆虫やカエル)は無視されるが、
大きな獲物が尽きると、小さな獲物を狙うようになる、という理論。
喩えるならば、「金の成る樹の森」でお金を集めるとして、
一万円札の成る樹がたくさんあるうちは、
100円玉の成る樹は無視するのが合理的行動である――
といった状況を想像すると、この理論が直観的に判ると思う。
もちろん、餌を集める場合だけでなく、
この理屈は経済行為全般に当てはまるし、
知識を集める場合にもアナロジーは成り立つ。
53 :
考える名無しさん:03/04/16 17:39
ハイデガーって文系の最後の砦だよな。
これほど人間の視点に固執した人もめずらしい。
それで一応一貫した説明が出来てるように見えるもんな。
まあでかい話もでてくるがそれは無視しておこう。
現象学の超越論的主観も徹底してるけど人間じゃないんだよな。
まあ知ったかぶりだが。そうだと思う。
これが駄目なら分析哲学に転向するしかないよな。
>45
レスの一文だけを取り出してレスするのって感心しないけど。前後の繋がりは無視?
歴史的影響って一概に言えないからこそ
ここに挙がってる本、ずいぶん偏ってるぞ。。。って文が成立するわけだよ。
まずそこに気付こうね。
でも軽く答えて差し上げるとすると
>できるだけ偏りが出ないように、
>時代・文化圏のバランスを配慮しつつ選んだ
ってことで
『アカメディア』もないし『魯論語』もないし『リグ・ヴェーダ』もないし
『国家論』もないし『聖書』もないし『ユートピア』もないし『天文対話』もないし
『純粋理性批判』もないし『漢書』もないし『法の精神』もないし『動物哲学』もないし
『ハンムラビ法典』もないし『三国史記』もないし『マヌ法典』もないし『化学基礎論』もないし
『アヴェスター』もないし『古事記』もないし
以後∞
ないないずくしじゃん。
56 :
考える名無しさん:03/04/16 17:46
なかなか両者しつこいね。
そんな暇があったらハイデガーについて饒舌になろうぜ。
殺伐としてやだよ。
>51
採餌理論自体はよく分かるけど。けどそれでどうして
>あなたは、それらの著作を全部読みましたか?
この一文が出てくんのか不明。なぜ「全部を」採餌しなきゃならんの。
あと『存在と時間』が小さくて面倒な獲物だという根拠は何?
>56
そだね。もうケンカはやめよう。
59 :
考える名無しさん:03/04/16 17:50
聖書、コーラン、法華経
60 :
考える名無しさん:03/04/16 17:51
だれかわたくしの
>>53につっこんで。
そっちのがよくない?
でたらめだぞーとか。
あと永井とハイデガーとか。
>ハイデガーって文系の最後の砦
ほほぅ、おもしろい表現ですな〜
62 :
考える名無しさん:03/04/16 17:56
ハイデガー関連ってなんかケンカになるなぁ。
あれだね、ユダヤの怨霊が『存在と時間』に憑依しているんだろうね。
63 :
考える名無しさん:03/04/16 17:57
ハイデガーは顔がくしゃくしゃ
ハイデガー顔が怖いよ
65 :
考える名無しさん:03/04/16 18:15
そろそろガキデカーに語ってもらおうか。
マジレス はハイデガー読むよりクルアーン読め
と言いたいのか?ニヤリ
67 :
考える名無しさん:03/04/16 18:22
木田の『『存在と時間』構築』読んでるよ
68 :
考える名無しさん:03/04/16 18:26
木田のハイデガー本は三冊あるけど、
それだけ読んでないよ。読んでみよっかな。
上の方の議論は、
原典→巨大動画ファイル、解説書→静止画サムネール
と読み替えることができる(藁
内容紹介も無しにファイルをダウンロードさせようとする奴は、
たいがいは、ブラクラ踏ませようとする奴か業者だな。
経験則から言うと。
70 :
考える名無しさん:03/04/16 18:55
ガキデカーは大森スレの1
いや違うと思う。
もう一つのハイデガースレの375=ガキデカーでしょ。
>上の方の議論は、
>原典→巨大動画ファイル、解説書→静止画サムネール
>と読み替えることができる(藁
全然できねーよ(藁
>内容紹介も無しにファイルをダウンロードさせようとする奴は、
>たいがいは、ブラクラ踏ませようとする奴か業者だな。
いや、いずれにせよサンプル(解説)を見ることは前提だから、
それは、アナロジーとして当たっていないと思う。
特定のアイドルか何かに入れ込んでいて、
自分の趣味を布教したがっているヲタクが、
サンプルだけ見て画像を要らないと判断した奴に、
逆切れして説教をかまそうとしている――というのが、
もっと適切なアナロジーじゃないか。
マジレスとかいう糞コテは逃げたのか。
>51
採餌理論自体はよく分かるけど。けどそれでどうして
>あなたは、それらの著作を全部読みましたか?
この一文が出てくんのか不明。なぜ「全部を」採餌しなきゃならんの。
あと『存在と時間』が小さくて面倒な獲物だという根拠は何?
>>70-71 哲学板で書き込んだことがあるのはレヴィナス・スレくらいです。
レヴィナスも解説書と並行して読んでたんですが、熊野純彦は
日本語が翻訳調で読みにくかった記憶があります。原典の訳書の方が読みやすし。
77 :
考える名無しさん:03/04/17 07:51
レヴィナス理解の前提としてハイデガーでも読んでみようってこと?
それならフッサール『デカルト的省察』岩波文庫
あとレヴィナスが哲学に目覚めたのはベルクソンらしいので
ベルクソン『時間と自由』岩波文庫
両者ともに解説本なしでやる気があれば十分読める。
ハイデガー理解の前提になるしね。
(^^)
79 :
考える名無しさん:03/04/17 13:31
age
80 :
考える名無しさん:03/04/17 16:59
今日、本屋で中公クラシックスのハイデガーをパラパラ眺めてたら、
これ渡辺の全面的改訳がなされてるとのこと。結構気合いハイってるっぽい。
最新のハイデガー研究を踏まえてるとかとか。世界の名著版の改訳と言うことね。
『存在と時間』はちくま訳がだいたい定訳といっていいと思うんだけど。
それに変わりうる訳になってるかみものですね。
81 :
考える名無しさん:03/04/17 17:05
へえ
82 :
考える名無しさん:03/04/18 19:29
>51
採餌理論自体はよく分かるけど。けどそれでどうして
>あなたは、それらの著作を全部読みましたか?
この一文が出てくんのか不明。なぜ「全部を」採餌しなきゃならんの。
あと『存在と時間』が小さくて面倒な獲物だという根拠は何?
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
85 :
考える名無しさん:03/04/24 22:15
講談社新書の
「ハイデガー=存在神秘の哲学」
古東哲明著
を読んで、ゼヒ原典をもよんでみようとおもってます。
ハイデガーの著作は、著作ではなく、道、であって、
読み手が変容することを求めている、とかかれてありました。
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
89 :
考える名無しさん:03/06/09 22:53
マスコミの盗聴、盗撮は許されるのか?
http://natto.2ch.net/mass/kako/974/974478132.html 489 名前: 文責:名無しさん 投稿日: 2001/04/11(水) 17:25
一般人なのに盗聴される、じゃなくて、「一般人だから盗聴される」んじゃないのかな?
基本的にネタ集めのためにやってんなら、有名人のネタを盗むと、有名人は告発できるし、
そんなことされても当たり前だと思われるので告発しても信じてもらえる。
そうでない人は、ここの途中の書き込みにもあったように「電波」扱いされるだけ。
ただで、ネタを仕入れるんなら、一般人に限るでしょう。
マスコミは自分らの無能さを恥じてほしいです。
ちなみに私が盗聴されはじめたのは、芸能人にストーカーされ始めてからでした。
そこからマスコミに広がって行った。
だから余計「妄想」とか思われそう。
友人に話したら完全に病気扱いされた。ストーカーって言葉がない時代だったしね。
書いておいておいた小説のネタが、他人の原作でドラマ化されたときにはきれまくっ
たなあ。(一度や二度のことじゃないけど)
90 :
考える名無しさん:03/06/10 00:14
わたしは私自身の死を死んでいくしかない――
癌の疑いがあって検査にいくことになったとき『死』についての部分を拾い読みしてずしんときた。
91 :
考える名無しさん:03/06/10 00:33
結局、だれもハイデガーのそれぞれの訳の比較とか、ハイデガーの思想じたいへの言及とかはほとんど無しなわけね。
>>91 そうだよ。このスレでそれをやったらそれこそスレ違いだ。
スレ違い?
94 :
考える名無しさん:03/07/03 05:48
kirukego-ru
95 :
考える名無しさん:03/07/03 21:09
>>54 しかも『幾何学原論』を圧倒的に引き離して、世界歴代一位の写本数・公刊冊数を
ともにほこる『聖書』すらない・・・・
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
97 :
考える名無しさん:03/07/30 10:28
ハイデガーか、。
芸術作品の起源はいい翻訳だな。
99 :
考える名無しさん:03/08/24 18:13
解釈学的現象学、age!
age-!
101 :
考える名無しさん:03/09/20 11:01
なつかしいすれだなあ。
ところで、選集版の辻村某の訳だけなんで文語体なの?
あと、全集版の訳って読みにくくない?すごい迷惑なんだけど
102 :
考える名無しさん:03/09/21 21:49
辻村が全員に対してSeinを「有」と訳すように強制したから
103 :
考える名無しさん:03/09/21 21:51
104 :
考える名無しさん:03/09/22 00:11
せっかくのハイデガー全集をあれじゃあ。。
選集版の編集委員で全集版をつくって欲しかった。
ふざけんなって感じ。
それともハイデ研究者には評判いいのか?あの訳って。
105 :
考える名無しさん:03/09/22 00:12
しかも、高ーし。
106 :
考える名無しさん:03/09/22 00:14
107 :
考える名無しさん:03/09/22 00:17
是非読んでみてくれ >106
俺が選集版に読み慣れてるせいかもしれんが、むやみに堅くていかにも「哲学」って感じ。
ま、俺しろーとだけどさw
西田幾多郎の負の遺産だな。
全集版はハイデガーの書いた原文を読むときの参考書としては便利。
ドイツ語に忠実な訳だから。
110 :
考える名無しさん:03/10/06 11:36
|⊂⊃;,、
|・∀・) ダレモイナイ…オドルナラ、イマノウチ!
|⊂ノ
|`J
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (・∀・∩) カッパッパ♪
【( ⊃ #) ルンパッパ♪
し'し'
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (∩・∀・) カッパキザクラ♪
(# ⊂ )】 カッパッパ♪
`J`J
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (・∀・,,,) ポンピリピン♪
((⊂#((⊂)】 ノンジャッタ♪
し'し'
カパァー...
♪ ,,;⊂⊃;,、
♪ (,,,-∀-) チョーット♪
((と__つつ)) イーキモチー♪
結局、 訳者 と ハイデガー と 私 の間に 大きな 表象の 違いが
あるので、なかなか ハイデガーの 表象 に近づいて この著 を理解
できない。 やっぱり ドイツ語を会得して、原書 で読まなきゃ 駄目なのかなあ?
112 :
考える名無しさん:03/10/07 01:00
ドイツ語なら 1週間で 基本文法終わらせて
あとは 辞書を 引き引き 読めるのかなぁ と
ほんまかいや >112
おいおいそんな子と言われたら
俺、今日早速書店にいってドイツ語の文法書かって
勉強しちゃうよ?
115 :
考える名無しさん:03/10/08 00:29
勿論、独逸語をひと通りさらって、原書で読むのがいちばんいい。
でも全部は無理だって場合も、気になる処だけでも原書で読んでみると、やっぱりいい。
116 :
考える名無しさん:03/10/08 00:30
ドイツ語をまともに読めるようになるには、一般的な大学生で
三年はかかるな。
大沢久人『CDブックドイツ語速修15日(カラー図解)』
創拓社、2600円
これで1日2課こなせばほぼ一週間で基本は押さえられる。
これだけでドイツ語の本が読めるようになるわけじゃないけど、
全体の感じをさっと押さえておくと本格的な教科書や
参考書に取り組むとんだときに見通しが良くなる。
Viel Erfolg!
118 :
考える名無しさん:03/10/10 14:13
参考書の話だけど。
渡辺二郎の『ハイデガーの実存思想』は、章・テーマ毎に
ハイデガーの原文に逐一沿って解説しているから、
原文読んでいて?の所は、照らし合わせて参考にしてみると良いかも
(この本自体が重厚だから、全部読むのは大変。だからあくまでも解らない所の参考として)。
あと同氏の『ハイデガーの存在思想』もあるけど、これはハイデガー後期が中心だからね
(どちらも絶版だから、図書館で借りて、気になる所をコピーがいいかも)。
あとは、原書を読む前に、木田元などの解説書に眼を通して、
ああ、ハイデガーはこういうことが言いたかったのか
と、全体の流れを掴んでおくのがお勧め(もっとお勧めは、初級独文法を習って(習いながら)、
ピンと来ない日本語訳の部分を原典でチェック。さらに他の訳書でその部分を確認すると
なおさらグッド。意味がより通る訳し方をしている場合があるから)。
ってこんな事書いても、1さんもういないだろうね…
120 :
考える名無しさん:03/10/10 17:33
二郎さんの本たか〜いんだよなぁ
121 :
考える名無しさん:03/10/12 20:57
参考書など、わざわざ買わぬでよい。
中公クラシックスについて誰かプロパーの人語ってくれ。
一番新しい訳なんだしさ。
図書館で第一章第二節まで読んでみて、他の訳に比べて
格段に分かりやすく感じるんだけど……。
ちなみに漏れは中公バックスとちくまで途中で挫折したヘタレです。
123 :
考える名無しさん:03/10/14 17:48
中公バックスの改訳(?)が今回のクラシックスなんでしょ?
そんなに違いがあるわけ?
124 :
122とべつのひと:03/10/14 17:58
別物といったほうがよい。
125 :
考える名無しさん:03/10/14 18:03
80 :考える名無しさん :03/04/17 16:59
今日、本屋で中公クラシックスのハイデガーをパラパラ眺めてたら、
これ渡辺の全面的改訳がなされてるとのこと。結構気合いハイってるっぽい。
最新のハイデガー研究を踏まえてるとかとか。世界の名著版の改訳と言うことね。
『存在と時間』はちくま訳がだいたい定訳といっていいと思うんだけど。
それに変わりうる訳になってるかみものですね。
126 :
123と同じ人:03/10/14 18:07
>>124 ほう、そうですか。
私は細谷訳のしか読んだことないけど、二郎訳を読んだ人に評価を聞きたいですね
127 :
考える名無しさん:03/10/14 18:08
ポールサンデショ
128 :
123と同じ人:03/10/14 18:09
違いまつ
129 :
考える名無しさん:03/10/14 23:23
卒論を書いたときは、細谷訳と中公世界の名著版をとっかえひっかえ読んだものです。
クラシックス版を買って、久しぶりに読み直してみようかなあ。
関係ないけど、原佑ってひとは今も生きてる人?
うーん、たぶん死んでる人(御存命だったら陳謝する)。
1976年に死んでる。世界の名著版が出たのが1971年。この人個人訳ニーチェ全集を
計画してたみたいだけど、なにぶん時間がなかったみたいだね。
辻村先生は御存命だよね?
>>133 その敬語キモイなあ
辻村の老害を支えているって自覚ある?
135 :
考える名無しさん:03/10/19 15:43
ハイデッガー初心者なのですが『存在と時間』は
そんなに難しい書物なのですか?
なにか参考になるガイドブックみたいなものは
ありますか?教えて
>>134 辻村氏の学業には、心から敬意を払ってる。
それだけのこと。
137 :
考える名無しさん:03/10/19 23:33
木田氏の『猿飛佐助とハイデガー』って本よんだ人いる?
138 :
考える名無しさん:03/10/19 23:36
「義しい」の読み方を教えてください。
139 :
考える名無しさん:03/10/19 23:48
俺が読んだ辻村さんのハイデガー解説、文語体だったんだけどなんで?
何か意味があるわけ?理想社の選集もあの人だけ文語だし。
企画段階でもめなかったのかね。
>>139 辻村はハイデガーを道元に強引に引きつけようとしている。
Seinを「有」としたのもその現れ。
理想社版全集にその意向は反映されたが、おかげで良い迷惑。
存在と時間の文語訳っていまいちイメージが湧かないな。
語尾が・・・なり、・・・にあらず、というような単純なことなのか、それとも単語自体が
現代とかけ離れているということなのか。その辺どうなんでしょう?>読まれた方
144 :
考える名無しさん:03/10/21 12:14
ドイツ語で読むにかぎる。
文法をひと月程度でやり、後は原書と睨めっこ。
象形文字を読むように辞書を引いて一語ずつ読めばいい。
146 :
考える名無しさん:03/11/24 00:57
英語で読んでもいいよ別に
147 :
考える名無しさん:03/11/24 01:09
この板で英語読める人いたら凄いよね。
148 :
考える名無しさん:03/11/28 05:15
定評あるというほど、原書の刊行から時間がたってないわけだが。
149 :
考える名無しさん:03/12/08 02:48
道。著作ではない
150 :
考える名無しさん:03/12/08 12:09
フィガールの入門書買った。薄いワリになかなか読みごたえあり。
フィガールはガダマーの弟子でもあるんだよね。
世界貧乏的だって
プ
センスねーのかよ早稲田の人間は(ワラ
師匠のせいだな
153 :
考える名無しさん:03/12/30 12:48
ジョージ・スタイナー『ハイデガー』の訳は決して良くないと思うが如何?
154 :
考える名無しさん:03/12/31 01:28
久松真一との対話って刊行されてる?
「言葉についての対話」がそうだと思ってたんだけどこれハイデガーの創作だったんだな。
>>143 文語体ではなくて、旧字体ということだろう。
「哲学研究」なんかに掲載されている辻村氏の論文は
旧字体で表記されている。
木田元が『大航海』で、
創文社のハイデガー全集の訳について愚痴こぼしてたなぁ。
値段もスゲー高い、創文社のハイデッガー全集は。
あんなの個人で買い揃えてる奴なんかいるのか?
>>156 レスありがとう。誰も答えてくれないので、自分でも辻村訳を買って少し読んでみたよ。
このスレでは評判悪いけど、俺は結構いい訳だなと思った。接続詞をはじめ、いろいろと
言葉を補ってくれていて、言葉と言葉、文と文のつながり具合が分かりやすい。
解説に著者への愛情が感じられるのもいい。
ハイデッガー全集は完結まであと20年ぐらいかかるだろうが、それまで興味が持続してるか
自信がないw
160 :
考える名無しさん:04/01/16 02:11
114 :考える名無しさん :03/10/07 02:13
おいおいそんな子と言われたら
俺、今日早速書店にいってドイツ語の文法書かって
勉強しちゃうよ?
お前みたいな奴は大好きだよ。
162 :
考える名無しさん:04/01/18 15:18
ハイデガーの場合
死が避けられないものとしてとらえられている点が
すでに誤りなんだけどね
ん、宗教的な意味で?
164 :
考える名無しさん:04/01/18 23:29
共同体に自己の死を還元することで、個の消失という問題を
解消したつもりに(略
166 :
考える名無しさん:04/01/19 15:06
20世紀の哲学者で22世紀に残る人って誰だろう?
ハイデガーは残るだろうか?
167 :
考える名無しさん:04/01/24 23:23
>>166 あと100年後だよね。ハイデガーは、ほぼ間違いなく残るでしょ。
ヴィットゲンシュタインやフーコーも残るんじゃないかなあ。
168 :
☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo :04/01/24 23:25
哲板最強のカリスマ・☆キキ+キ゚Д゚♪が満を持して再登場!
物事に表面上の美しさを求めるな、
深く掘り下げれば真実が見えてくる、、、
そんな☆キキ+キ゚Д゚♪の哲学HPはココ↓
http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8862/ 僕の哲学は、学問ではない。
人間が生きていく中、背負うべき道徳なのだ。(HPより抜粋)
孤独を越え、闇から光を見出した☆キキ+キ゚Д゚♪だからこそ言える!
もう何も迷う事は無い、、、
☆キキ+キ゚Д゚♪に触れ、明日への一歩を踏み出すのだ!
169 :
考える名無しさん:04/02/02 21:17
agemasu
久しぶりに読んでみようかな。集中したら、3日くらいで読めるよね。
171 :
考える名無しさん:04/02/24 00:04
>>166 20世紀の哲学者で22世紀に残る人
WW1終了〜2000年までに出版された哲学書で22世紀まで恒常的に
議論されるのはハイデガーとヴィットゲンシュタインの著作だけでしょうね。
フランス現代思想系は残念ながら忘れ去られるでしょう
フーコーが残るのは確実だと思う。
デリダとドゥルーズも残るでしょ。
レヴィナスも残るかも。
ドゥルーズは忘れされられるよ
176 :
考える名無しさん:04/02/24 00:49
その前にまともな日本語書けな・・・
177 :
考える名無しさん:04/02/27 11:03
中公クラシックスについて誰かプロパーの人語ってくれ
178 :
考える名無しさん:04/02/27 12:05
なかなかいい訳だが誤謬推理を見抜けなかったと思ったらこんどは
トリッキーに走ったりとよくわかんないけど、全体的には最高水準
179 :
考える名無しさん:04/02/27 12:07
世界の名著と比べて本文はどう?変わってる?
180 :
考える名無しさん:04/02/27 12:16
なかなかいい訳だが誤謬推理を見抜けなかったと思ったらこんどは
トリッキーに走ったりとよくわかんないけど、全体的には最高水準
181 :
考える名無しさん:04/02/27 12:33
世界の名著と比べて本文はどう?変わってる?
182 :
考える名無しさん:04/02/27 12:35
>>181 そんなに変わってない。ただ前書きが変わっていたりとかそういうのは
あるけど。もちろん本によるけどね。僕なら古本屋で全集のばら売り買うけど。
そのほうが索引なんかの点で便利だしかつ安上がり。
184 :
考える名無しさん:04/03/07 14:36
最初に挑戦した訳が辻村訳だったのは、不幸だった。
数ページで挫折した。
旧字体の森鴎外を読んでいるような気分だった。
185 :
考える名無しさん:04/03/13 00:09
翻訳をみながら原文にあたるか翻訳中の単語を訳す程度なんだけど
その辺の安いドイツ語辞書って役に立ちます?
哲学用語についはあまり役に立たないだろうね。
独和大辞典が吉。
>>186 レスどうも。
安いその辺の辞書とは電子辞書に収録されている辞書のことだったんですが、
やっぱり限界がありますよね。
独和大辞典を古本で探してみます。
188 :
考える名無しさん:04/03/23 19:58
>>171 クワインとディヴィドソンを忘れている。
クリプキもおそらく言及される。
むしろウィトゲンシュタインの方が主流から忘れ去られて、社会学や文学の人に利用
されている惨めな状況になる可能性の方が大きいくないか?
189 :
考える名無しさん:04/03/24 18:02
>>141 >Seinを「有」としたのもその現れ。
「ある」を意味する語のうち、原文でもゲルマン語系の一番ありふれたSeinが選ばれている
んだから「有」でいいんじゃない? Zeitは確かに時間ではなく時だよね。
「存在と時間」も「有と時」硬いよ。「ある と とき」でよし。