>>1 だからスレタイの★がウザイってわかってる?
3 :
考える名無しさん:03/02/09 10:52
永井の言葉で、「いかなる疑問から哲学を始めてもよいが、人生の苦し
みから哲学をはじめてはいけない。それは必ず悪い思想を生む。」って
言うのがあったんだが、この言葉にはずいぶん苦しめられた。なぜなら、
この言葉に深く同意すると同時に、正にその「人生の苦しみ」をエネルギ
ーとして哲学してきた私としては、なんというか、この言葉に道をふさが
れたように感じたからだ。今もそう感じている。一体どうすればこの問題
を回避できるのか、今も、分からない。
>>3 なんで、永井に悩まされてんだか、、、
まともに哲学書を摘んでりゃ影響されること殆ど無いだろ?
5 :
考える名無しさん:03/02/09 11:35
新聞の広告で新刊がでたって書いてあって、「倫理/道徳」がテーマらしいのですが、読んだ方、いますか?
6 :
考える名無しさん:03/02/09 13:00
>>3 悪いって反社会的ということで悪いってこと?
永井も哲学者ならもっと根拠を明確にした文章を書くべきだね。
でもこの文章嘘くさい。スタイルとして言ってみただけだと思う。
人生の苦しみから哲学を始めるのがむしろ一般的なはず。
それから行き着く思想はいろいろあるわけで、「必ず」というのは言い過ぎ。
9 :
考える名無しさん:03/02/17 00:42
>>8 部分的な引用からの印象で勝手に決め付けんな
10 :
考える名無しさん:03/02/18 01:42
部分的かなあ。
「必ず」は言い過ぎっぽくねぇ。
あらてのじつぞんしゅぎ
11 :
考える名無しさん:03/02/18 02:43
>>1 「人生の苦しみ」をエネルギーとして哲学することに「苦しまない」。
というのが、永井的センスだと思うが。
>>3 両者の哲学は意味が異なるものでない?
仮にA,Bとおいてみよう。
A・疑問からはじめる哲学 …「〜とは何か?」
B・苦しみからはじめる哲学…「〜はなぜか?」
Aが対象Xを求めるものであるのに対し、
Bは因果関係を求めようとしている。
すると、永井の文章は文法的に破綻していると言わざるをえない。
たとえ新書であっても、そういうのを目にすると、
「偉そうなことを言ってる割には、何だかな〜」
となってしまう。
これ、おれの永井に対するイメージね。
本人の研究書は読んだことないからよくわからんが。
13 :
考える名無しさん:03/02/18 03:25
>>12 冒頭に「いかなる疑問から」と明記しているのだから「人生の苦しみ(についての疑問)から」と書く冗長性を避けただけでは?
文法の矛盾を言えば、「人生の苦しみ」が除かれるのだから、冒頭の文は「ほとんどの疑問から」と言わねばならない。
しかし「いかなる」と言いつつ、なお例外を挙げることで、強調を行っている。
文法的にさしたる問題はないと思う。
12がもしマジレスなら、そんな印象で永井をスルーするのは惜しい。
でもまあ「悪い思想」というときの「悪さ」ってのはよくわからんね。
そもそも他人の思想に苦しめられてる3はどうしようもないけどね。
15 :
考える名無しさん:03/02/26 15:21
ナガイアンさえこの板から去ってしまったのか?
ジャイアンみたいだな。ナガイアン
17 :
考える名無しさん:03/03/08 03:35
うわー人いねぇなあ。
18 :
考える名無しさん:03/03/08 04:46
>>3の「悪い」思想というのは単に程度が低いとかそういう意味だろう。
頭が「悪い」の「悪い」と同じ。
『倫理とは何か』はけっこう面白いよ。
>>8 >永井も哲学者なら
「哲学者」というのは尊称であって、こんな永井程度の人間に使うべきではない。
「哲学研究者」でもまだエラそうなので「哲学オタク」あたりが妥当。
21 :
考える名無しさん:03/03/10 23:34
哲学者とは西田幾太郎以外は日本には存在しません。
「これがニーチェだ!」ブックオフで買ってみた。
23 :
考える名無しさん:03/03/12 00:46
何がきっかけだっていいじゃない。
哲学。そもそも気がついた時にはもうすでに。これって哲学っつーのか、なんてざらだよ。
(^^)
「倫理とは何か−猫のアインジヒトの挑戦−」(産業図書)
を読んだ人いる?漏れは、買ったけどまだよく読んでない。
教科書ということで永井色はあまり濃くなく、普通に倫理思想史として勉強になる。
最初のほうは誤植が多く論も切れ味が無くて不安になったが徐々にいい感じに。
あと道徳的な善以外の「よい」も「善い」と表記されてるのがまぎらわしいと思った。
27 :
考える名無しさん:03/03/21 08:40
昨日100円で買った女性いる?
28 :
考える名無しさん:03/03/25 00:15
『倫理とは何か』は、応用倫理とかじゃなくて、
倫理そのものについて哲学として書かれた本で、はじめて本当に面白い本に出会った。
『倫理21』なんていう駄本とは比較にならないと思う。ほんとうに。
でも、26もいってるけど、最後まで読まないと真価がわからない本だ。
26とちがって、全体が永井色に染め抜かれているとは思うけど。
個人的には『本』に連載の「ひねもすたれながす哲学」のテーマのほうにひかれるけど、二つのテーマの関連がだんだんおもしろくなってきたと思う。
29 :
考える名無しさん:03/03/25 15:28
『倫理とは何か』はたしかにすごい本だとは思うが、造りがあまりにも変だ。
真ん中ちかくまでは、まあまあふつうの教科書のように見えていて、
真ん中近くなって、とりわけ第4章の後半から、突然すごい話になってきたなと思うと、
あとは、序破急急の息もつかせぬ急展開の連続で、最後にまた極めて意外な結末で終わる。
この結末,読みながら予想できた人っているの?
>>3 永井は苦しむ前に哲学にのめり込んだから、
苦しまずにすんだのかもしれないよ。
31 :
考える名無しさん:03/03/25 17:46
永井って天才だね。
今度の本読んでほんとそう思う。
32 :
考える名無しさん:03/03/25 18:10
俺この春から千葉行動科学。
永井に挑もうかな。
俺は苦しみから哲学始めた口だから。
33 :
考える名無しさん:03/03/25 18:40
苦しむのにも努力がいるよ
永井均は、「机上のパンクス」。「インドアなパンクス」。
だから同種の匂いと近親憎悪でニーチェに惹かれる。
本当に読むべき本は、『翔太と猫のインサイトの夏休み』のみ。
彼を信奉し始めた時点で、書かれた事は「解答」となり「思想」となり
信奉者は彼の一番嫌う、嘆くべく人種となる。
35 :
考える名無しさん:03/03/25 22:38
淫サイトってのはエロサイトとは違うのですか?
36 :
考える名無しさん:03/03/26 00:21
>>29 推理小説と同じで、それについては論じることができないね。
本を読んでない人が先に読んでしまう恐れがあるから。
とにかくまず読んでもらわないとね。
>>34 『翔太とインサイトの夏休み』はたしかにいいと思うけど、
今度の『倫理とは何か』は同じくらいいいと思った。
というか、この二つの本は、なんとなく似ているように感じるけど。
>>31 とはいえ、天才というほどかどうかは、議論の内容をもっとよく検討してみないとわからない。
もし全部が整合的なら、たしかに天才的な感じがするけど。
37 :
考える名無しさん:03/03/26 00:31
祭りキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけのもっともらしさ(偽善)に騙されるな!!)
●とにかく神経質で気が小さい、了見が狭い(臆病、二言目には「世間」(「世間」と言っても、一部のA型を中心とした一部の人間の動向に過ぎない))
●他人に異常に干渉して自分たちの古いシキタリを押し付け、それから少しでも外れる奴に対しては好戦的でファイト満々な態度をとり、かなりキモイ(自己中心、硬直的でデリカシーがない)
●妙に気位が高く、自分が馬鹿にされるとカッと怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際にはたいてい、内面的・実質的に負けていることが多い)
●権力・強者には平身低頭だが、弱者に対しては八つ当たり等していじめる(強い者にはへつらい、弱い者に対してはいじめる(特に人が見ていない場合))
●あら探しだけは名人級でウザく、とにかく否定的(例え10の長所があっても褒めることをせず、たった1つの短所を見つけては貶す)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため性格が鬱陶しい(根暗)
●何でも「右へ習え」で、単独では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質・異文化を理解しようとせず、あるいは理解を示さず、排斥する(差別主義者、狭量、視野が狭い、多数派=正しい と信じて疑わない)
●集団によるいじめのリーダーとなり皆を先導する(陰湿かつ陰険で狡猾)
●他人の悪口・陰口を好むと同時に、自分は他人からどう見られているか、人の目を異常に気にする(自分がそうだから容易に他人を信用できない、ポーズだけで中身を伴っていない、世間体命)
が低く、包容力がなく、冷酷だから)
●頭が硬く融通が利かないためストレスを溜め込みやすく、また短気で、地雷持ちが多い(不合理な馬鹿)
●たとえ後で自分の誤りに気づいても、素直に謝れず強引に筋を通し、こじつけの言い訳ばかりする(もう腹を切るしかない!)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(例:「俺のほうが男前やのに、なんでや!(あの野郎の足を引っ張ってやる!!)」)
39 :
考える名無しさん:03/03/26 11:53
『倫理とは何か』、
昨夜読了。
ちゃんとす読むとすごくいい。すばらしいと思った。
しかし、教科書なので、本筋と関係ないよけいな議論もかなりあるような気がした。
それも読み物としては面白いくなっているし、勉強にもなるけど。
本筋だけ通してコンパクトにまとめた短い本も書いてほしいです。
40 :
考える名無しさん:03/03/26 12:02
『翔太と猫のインサイトの夏休み』か。
何故かそれだけ、目にしたことない。
『倫理とは何か』は、利己主義の理解に役立ったけど。
他の永井のと比べて、何所がいいのですか?
俺は他の著作より優れてるとかは別に感じなかった。大庭との論争やニーチェ関連の本で
書いてたことをまとめたって感じ。生徒二人の意見が猫と近すぎて対話になってないのが
『転校生』と比べて不満なんだよな。まあ猫と先生の対決は見応え十分だけど。
42 :
考える名無しさん:03/03/26 13:32
あんなよくしゃべる猫には会ったことねえよ。
43 :
考える名無しさん:03/03/26 13:50
他の著作に比べて優れているところは、
独我論と利己主義、独今論と利今主義とのつながりがはっきりしたので、
そのことで、独我論と独今論、利己主義と利今主義とのつながりも,
はっきりしてきたことではないですかね。
個人的には、そのことで、前から時々言われていた「自暴自棄の倫理性」の意味がやっと少しわかってきたこと。
個人的に、そこがもっと知りたいけど。
44 :
考える名無しさん:03/03/26 13:50
>>41 ああ、生徒については、俺もそう思った
あんな永井みたいな生徒、いるのかな?
46 :
考える名無しさん:03/03/26 13:59
自暴自棄の倫理ってなに?
47 :
考える名無しさん:03/03/26 14:02
48 :
考える名無しさん:03/03/26 14:02
いかにして適当に生きるか。
まっこれじゃなにも逝ったことにならんが。読んでみ。
49 :
考える名無しさん:03/03/26 14:04
天才 永井均
ここで小泉氏は「死にそうな老人」の例を出されている。私はこの意味で
「老人のように生きる」ことは個人の幸福にとって重要な意味を持つよう
な気がする(強引に翻訳すればハイデガーもそういうことを逝ったのであろう)。
私は「自暴自棄」という言葉を使っているが、言ってみればうまく自暴自棄
になることこそが、人がよく生きるこつなのではないだろうか。それが
自分の生をいとおしむということなのだと思う。自暴自棄になり方のこつ
みたいなものを倫理学として構想したいと思っている。
意味とか価値についてこの人ほど切実に議論してくれる人はいない。
分析とか少しよんだけど全く駄目だった。まあおかどちがいといわれるだろうが。
52 :
考える名無しさん:03/03/26 14:32
>>50 それって何?
小泉って、まさか・・・・・
53 :
考える名無しさん:03/03/26 21:33
首相ですか?
54 :
考える名無しさん:03/03/27 00:44
永井に挑んできます。
55 :
考える名無しさん:03/03/27 20:55
『倫理とは何か』、やっと読み終わった。
短いのに、なんかすごく時間がかかった。
たしかに後半がぐっと盛り上がるけど、でも最初からぜんぶ話の伏線だったわけだ。
推理小説だったということが最後にはじめて分かる推理小説みたいだ。
57 :
考える名無しさん:03/03/28 16:55
でも、ひじょうに勉強になる、いい教科書でもある。
と飯田隆が言っているって、どっかに書いてあった。
けど、俺も読んでそう思った。
教科書だぁ?
そんなふうな "読み方(受け取られ方)" されたんじゃ、永井氏も浮かばれなかろうて・・・
59 :
考える名無しさん:03/03/29 08:58
231 名前:Nanashi_et_al. :03/03/28 22:35
生きる(動詞)
通常の語法で
(動詞)する意味 = その行為の目的 あるいは その行為が及ぼす作用
作用ならば化学と数学で記述できるのでもある程度答えられるじゃないか。
そいつの生きた事によってどんな化学変化がおこったかを数学的言語で記述
すればオーケー。その記述された文書がそいつの生きる意味。文系って馬鹿
だねー。きっと考えるポーズがしたいから「哲学」とか言ってんだろうな。
生きる意味がわからない! とか言ってる奴は最初から答えを出す気なんて
ないどころか、自分が何を質問しているかも考えてないんだろうな。
っていうか、むしろ、それは質問じゃなくて鳴き声って奴じゃない?(藁
化学変化を過不足なく記述しても、それを「人生」として読み取るコードを
共有していなければ無意味。
紙の上のインクの位置を正確に記述すれば、本を読んだことになるのかよ?
と、コピペにマジレス
61 :
考える名無しさん:03/03/30 16:42
>>41 >>44 どの時点でも、一番いいことを言っているのは常に千絵ちゃんなんだ。
よく読んでみなよ。明らかにそういうふうに書かれているから。
子猫の祐樹はもちろん大猫のアインジヒトでさえ、いつも決定的なところで千絵ちゃんに負けてる。
62 :
ネットdeDVD:03/03/30 16:46
63 :
考える名無しさん:03/04/11 18:37
週間読書新聞に田島正樹の書評でてた。
くりかえし読まれるべきであるとか。
(^^)
∧_∧
( ^^ )< ぬるぽ(^^)
66 :
考える名無しさん:03/04/26 22:30
age
67 :
考える名無しさん:03/04/27 00:11
大学生がネットで集団自殺を呼び掛けて若者4人CO中毒
死の概念希薄化
自殺問題に詳しい国立精神・神経センター精神保健研究所の吉川武彦名誉所長は「現代の若者は死に関する実体験に乏しく『仲間がいたから自殺する』といった軽い考えがある」と指摘。
「本来、集団自殺や心中には家族や宗教といった濃密な関係がある。ネット上のやりとりは深い人間関係を構築したと錯覚させている」と分析する。
無職男性(63)は「ネットは本来便利なもの。地域のイメージや若者を犠牲にしたならば“凶器”としか言いようがない」と悲痛な表情を見せていた。
68 :
考える名無しさん:03/04/27 00:13
縁
某社の中学2年の国語の教科書に「言葉の意味は誰が決める」が収録されてる。
これって、どうよ?
70 :
考える名無しさん:03/05/07 09:36
ペネトレっていう猫と僕との対話なんだけど、誰も知らないか…
72 :
考える名無しさん:03/05/10 17:02
>71
『子どものための哲学対話』に収録されているやつだね
(・∀・)<そう!教科書にのってるんだよ!
ペネトレも教科書なの?
アインジヒトの方じゃなくて?
アインジヒトの方(倫理とは何か)も教科書なの?
そっちは大人向けだっけ?ペネトレの方は子ども向けだから厨2の教科書にのってるんだよ。
正確に言うと、教科書に成り損ねた本だな
アインジヒト ってどういう意味?
ペネトレはペネトレーション(penetration:洞察力)から来てるみたいだ。
ドイツ語で、Einsicht で 「認識・洞察/理解・分別」。 なんだ一緒だな。
で、英語でいうと、insight:インサイト。 なんだ、あいつも一緒だな。
「翔太と猫のインサイトの夏休み」
ワロタw
ちなみに、
pèn・e・trá・tion
━━ n. 貫通; (性器の)挿入; 浸透(力); 洞察力, 眼識.
(性器の)挿入w
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―
83 :
考えぬ名無しさん:03/05/22 22:03
気分を率直に語るなら、「私」と「今」とは同じものの別の名前なのではな
いかとさえ感じている。そもそもの初めから存在する(=それがそもそもの初
めである)ある名づけえぬものに、あとから他のものとの対比が持ち込まれて、
いろいろな名づけがなされていく、ということである。
他人との対比が持ち込まれれば<私>ということになり、過去や未来との対比
が持ち込まれれば<今>ということになる。身体との対比が持ち込まれれば<心>
ということになり、外界との対比が持ち込まれれば<内界>ということになり、
死との対比が持ち込まれれば<生>ということになり、非現実との対比が持ち込
まれれば<現実>ということになり、決定論のようなものとの対比が持ち込まれ
れば<自由意志>ということにもなる。
84 :
考えぬ名無しさん:03/05/22 22:04
対比が持ち込まれた後では、あたかも対比が成り立つための共通項がもとも
とあったかのような幻想が生まれる。そして、この幻想こそが現実であるとさ
れるわけだ。<私>と他人との対比が持ち込まれると、あたかもそれらに共通の
「人間」というものが存在するかのように考えられることになり、<今>が過去
や未来と対比されると、あたかもそれらに共通の「時間」というものが存在す
るかのように考えられるようになる。
もともと存在しているのは< >で囲んだほうだけなので、それがそれ以外の
ものと一緒に内部に位置づけられるような共通項は、じつは存在しない。それ
と対比されるものどもは、すべてじつはそれの内部にしかありえないのだから。
それの存在こそが、世界の開闢そのものなのだから。これを「開闢の奇跡」と
呼んでおこう。
85 :
考えぬ名無しさん:03/05/22 22:06
ところが、対比が持ち込まれた後では、話が逆になって、もともと存在して
いた< >で囲んだほうが共通項の中の一つとされるので、その例外的なありか
たを何とかうまく共通項の中に埋め込んで消去しようとする、倒錯的な努力が
開始されるわけである。開闢それ自体が、それによって初めて成立したはずの
ものの内部に位置づけられることになるわけである。この倒錯的努力は、それ
でもやはり実証不可能な形而上学的努力なので、哲学者が引き受けることにな
る。まあ、どうころんでも、哲学者という人種は、よく分からないことまでも
一つの原理で統一的に説明したがる全体主義的人格ではあるようだ。(世の中
がっかりするほど単純な人がいるので、ひとこと注意。倒錯的と言ったからと
いって、非難しているんじゃないですよ。むしろ褒めているんですよ。)
しかし、重要なことは、この倒錯的努力も、< >で挟まれたものの根源性を
守ろうとするその逆の努力も、どちらも決して成功しないということだ。もち
ろん、二元論という形で二種類の実体を並列することなどは論外である。
86 :
考えぬ名無しさん:03/05/22 22:09
問題の根源は、それ以上遡行しようのない、名づけることさえできない開闢
の奇跡が、その開闢の内部で、その内部に存在する一つの存在者として位置づ
けられ、名づけられることにある。時間的に表現すればすべての始まりであっ
て、時間的位置を持たないはずの開闢の奇跡に、その内部に存在する事物の存
在基準が適用されるということだ。つまり、開闢は、それ以上遡行不可能な単
なる奇跡にすぎないのに、そこで開闢したものが存在するといえる基準は、対
比が持ち込まれて共通項が設定された後で、その共通項の中で決まることにな
る。<私>についていえば、他人と対比され自己同一性(self-identity)という
問題が生じて、それが他人と同じ人物同一性(personal identity)の基準なし
には把握できないものとなるのである。
開闢それ自体が、その内部で後から生じた持続基準に取り込まれる。そのこ
とによって、われわれの現実が誕生する。だから、現実は最初から作り物であ
って、まあ最初から嘘みたいなものなのだ。しかし、それこそがわれわれの唯
一の現実なのだから、それを認めてやっていかなければならない。この構造こ
そが、この連載全体を通じて私が問題にしたいことの根源である(と思う)。
(永井均「ひねもすたれながす哲学4 開闢の奇跡」『本』2003年1月号所収)
87 :
考える名無しさん:03/05/22 22:13
いいよー
いいよー
88 :
考える名無しさん:03/05/22 22:15
開闢の奇跡という大仰な表現を除けば
ごく穏当なことを述べていていい感じの文章だね
五十センチ先世界創造説!
91 :
考える名無しさん:03/05/22 22:18
ああ、ただ、最後の最後で、まあ最初から嘘みたいなものなのだと
いきなり飛躍してるところがよくないね。永井のよくないとこだ。
92 :
考える名無しさん:03/05/22 22:19
飛躍してるだけでなく、何か価値的に貶めたがるところがあって
そこが厨房にたかられるスキになってるとこが非常にイクナイ
93 :
考える名無しさん:03/05/23 02:17
>>91 それは飛躍というか、一種のレトリックだろ。
とはいえまあ永井独特のレトリックにからむ厨房が多いのも確か。
何か過激な「主張」として誤読されやすい文章が永井の欠点であり、また面白いとこだよね。
94 :
考える名無しさん:03/05/23 02:29
批判すると、厨房よばわり。
困ったものです。
95 :
考える名無しさん:03/05/23 02:31
>気分を率直に語るなら、「私」と「今」とは同じものの別の名前なのではな
>いかとさえ感じている。
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
実証をもとめられない分野はうらやましい。
>>94 何か勘違いしてるみたいだけど、
>>93も
>>91も永井氏を批判する人ではなく、
永井氏を支持する人について言ってるんだよ。
97 :
考える名無しさん:03/05/23 02:39
>こういう状況で、「哲学って何なのよ、われわれにとって意味ないじゃん」
>という科学者からの声にどう答え、哲学のサバイバルを図るかってのが私
>を切なくさせる「問題」なのです。子どもの頃に出会った自分じしんの
>問題をトコトン考えぬくことは重要でしょ、ロマンでしょ?と言ったところ
>で、「あっ、そうなの。でもそれって、人様の金を使ってやることじゃな
>いよね。大学やめて趣味でやったら?」と言われちゃう。
http://www.wakate-forum.ath.cx/data/2001/resume2.html ああ、誰かさんに聞かせてあげたいなあ。(笑)
98 :
考える名無しさん:03/05/23 03:04
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
いいですよね。哲学は。
気分を根拠に論文かけちゃうんだから。(笑)
99 :
考える名無しさん:03/05/23 03:09
>>97-98 いいだろ。
お前はその哲学者にすら、なれないんだからねえ。
100 :
考える名無しさん:03/05/23 03:13
>>99 残念でした〜www
それはおまいさんw
おいらは糞哲学なぞ専攻しておりません
| ::<| | _(o)_, :::|ぁぁ
| 、_(o)_,:| | ‐‐-、 .:::| わ
| ::<| | _(o)_, :::|ぁぁ
武蔵野コピペくんが
人生すべり落ちてしまったのはどうして?
それも武蔵野に落ちたせいなの?wwwww
| 、_(o)_,:| | ‐‐-、 .:::| わ
| ::<| | _(o)_, :::|ぁぁ
| ::<| | _(o)_, :::|ぁぁ
| 、_(o)_,:| | ‐‐-、 .:::| わ
| ::<| | _(o)_, :::|ぁぁ
武蔵野コピペくんが
人生すべり落ちてしまったのはどうして?
それも武蔵野に落ちたせいなの?wwwww
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武蔵野コピペくんが
人生すべり落ちてしまったのはどうして?
それも武蔵野に落ちたせいなの?wwwww
| 、_(o)_,:| | ‐‐-、 .:::| わ
| ::<| | _(o)_, :::|ぁぁ
>>97 風当たりか。うーん。
でもなあ。永井さんも戸田山さんも評価に耐える仕事してるからな。
つか、俺が鬱になったじゃねーかよ。
103 :
考えぬ名無しさん:03/05/23 13:53
>>83-86の打ち込みをした漏れはほとんど哲学的センスのない俗物だが、
永井氏の書いたものはおもしろく読んでいる。
意外と反響があったから、打ち込んで損はなかったな(藁)。漏れとしては、
>>93の意見に同意します。
>>97の書き込みは、浅羽通明氏の『野望としての教養』でも提起された問題だ
と思われるが、永井氏の著作は、どういうわけだか漏れのような門外漢でもた
のしく読めてしまうから、講談社のPR誌の冒頭に彼の連載があるわけだ。
永井氏の場合、すでにして哲学のサバイバルとやらを幸運にもやってのけてい
るんだな。
俺は永井の本を読んで哲学っていうのはすごいもんだな、国の予算を使ってやるだけの
ことはあるな、と思った。永井の仕事自体が哲学のサバイバルに貢献してる。
105 :
考える名無しさん:03/05/23 17:57
>>104 うんうん。まあ学術論文より一般書籍という指向には、そりゃアンタはいいだろうけどな!
と言いたくなるが、哲学のサバイバルに貢献してるのは間違いないと思われ。
106 :
考える名無しさん:03/05/23 20:08
>
>>83-86の打ち込みをした漏れはほとんど哲学的センスのない俗物だが、
まるで、哲学センスがないと俗物だと決め付けているかのような文章だ。(笑)
>永井氏の著作は、どういうわけだか漏れのような門外漢でもた
>のしく読めてしまうから
門外漢<だから>楽しく読めるのでは、と一度くらいは考えてみて
はいかがかな?(笑)
>永井氏の場合、すでにして哲学のサバイバルとやらを幸運にもやってのけてい
>るんだな。
戸田山さんが聞いたらなんというか。(苦笑)
107 :
考える名無しさん:03/05/23 20:10
俺は池田晶子さんの本を読んで哲学っていうのはすごいもんだな、
国の予算を使わずにここまでやるとは、と思った。
池田晶子さんの仕事自体が哲学のサバイバルに貢献してる。
108 :
考える名無しさん:03/05/23 20:31
永井>>>>>>>>>>戸田山
109 :
考える名無しさん:03/05/23 21:33
永いはく素でしょ
あんなので国家の予算使うなんてもってのほか
110 :
考える名無しさん:03/05/23 21:42
もう永井の業績云々の話は飽きますた。他の学者の名前出してどうのこうのもつまんねーし。
そんなことより煽りでもいいから
ぶっちゃけ独在性、どうよ?
おまいら、独在性って内容があると思いますか?
・・・みたいなガチンコカキコきぼんぬ。
匿名掲示板で他人のガチンコカキコキボンヌしてないで
永井氏の前で自分でガチンコ発言してきてください。
自分をよく見て物を言いましょう。
できないなら、せめて永井氏の意見を自分で批判して見せましょう。
他人をたきつけて批判させようと煽るだけなのは、見ていて無様です。
110よ、過去ログ探してみ。
おそらく真面目に期待したんだろうけど2ちゃんでは永井スレは荒れるのが王道。
114 :
考える名無しさん:03/05/23 21:54
気分を根拠にした主張を論理的に反論してもねえ。
115 :
考える名無しさん:03/05/23 22:01
116 :
考える名無しさん:03/05/23 22:02
気分でした発言を・・・だろ?
お前の程度の低さがしれるよ。
117 :
考えぬ名無しさん:03/05/23 22:03
>>106 >まるで、哲学センスがないと俗物だと決め付けているかのような文章だ。(笑)
今読み返したら、確かにそう決めつけてるような文章だね。
哲学的センスのある俗物と哲学的センスのない俗物に分類できるな。
>門外漢<だから>楽しく読めるのでは、と一度くらいは考えてみて
>はいかがかな?(笑)
漏れはアカデミズムの事情を知らんから、何とも言えないわな。
永井氏のテキストが論文形式でなくなってきたことに対して、
哲学研究者がどう評価しようが、門外漢の知ったことではない。
かつて野本氏が朝日のムックで哲学研究者の役割を三つに分類してその意義を
唱えていたのをちょっと思い出す程度だな。
戸田山さんによろしくね(藁)。
118 :
考える名無しさん:03/05/23 22:03
ここで引用された主張に、気分以外のなにか根拠があるのかね?
ぜひ、根拠を提出してみてください。
よろしくお願いします。
119 :
考える名無しさん:03/05/23 22:03
永井と同レヴェルと判定されるよw
120 :
考える名無しさん:03/05/23 22:08
戸田山と仲悪いの?
121 :
考える名無しさん:03/05/23 22:08
永井ってウィトゲンシュタインは必死に引用するのに、
なんでネーゲルは引用しないの?
まったく引用しないよねえ。
>>112 無様っていわれてもなあ。独在論のカキコを読みたい俺って間違ってたのか(笑)。
俺は素直に「転校生と〜」をフォローするような議論はないのか?って思ったわけ。
このスレにあるような永井の評価なんか興味ないのよ。
>>113 りょーかい。
123 :
考える名無しさん:03/05/24 11:46
やっぱ永井が最強っぽいね。
プンセキはクズ。
124 :
考える名無しさん:03/05/24 19:21
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎ 山崎渉
126 :
考える名無しさん:03/05/31 15:09
はい、永井
127 :
考える名無しさん:03/05/31 15:19
ネイゲル(こっちが正しい)について答えろバカども!
128 :
考える名無しさん:03/05/31 15:22
まずはいままで永井が書いたすべての文献とその参考文献すべてあげろ。
話はそれからだ
129 :
考える名無しさん:03/05/31 15:22
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
130 :
考える名無しさん:03/05/31 15:25
さあ永井の「バカだ大学の女」ファンの時間です
>だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんでだからこそ、きちんと引用する必要があるのお〜?
>なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
>ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
>The View From Nowhere
>1986
>についてふれないのお〜?
なんでふれなきゃなんないのお〜?
>なんでなの〜?
なんでなのお〜?
132 :
考える名無しさん:03/05/31 15:34
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
133 :
考える名無しさん:03/05/31 15:34
>だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんでだからこそ、きちんと引用する必要があるのお〜?
>なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
>ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
>The View From Nowhere
>1986
>についてふれないのお〜?
なんでふれなきゃなんないのお〜?
>なんでなの〜?
なんでなのお〜?
134 :
考える名無しさん:03/06/01 20:50
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
>だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんでだからこそ、きちんと引用する必要があるのお〜?
>なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
>ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
>The View From Nowhere
>1986
>についてふれないのお〜?
なんでふれなきゃなんないのお〜?
>なんでなの〜?
なんでなのお〜?
136 :
ちゃんと答えてください:03/06/01 21:46
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
>だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんでだからこそ、きちんと引用する必要があるのお〜?
>なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
>ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
>The View From Nowhere
>1986
>についてふれないのお〜?
なんでふれなきゃなんないのお〜?
>なんでなの〜?
なんでなのお〜?
138 :
ちゃんと答えてください:03/06/01 21:51
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
139 :
ちゃんとでてきてください:03/06/01 22:21
なんで永井は答えないんだ!こんど千葉大いって絶対ボコる
>だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんでだからこそ、きちんと引用する必要があるのお〜?
>なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
>ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
>The View From Nowhere
>1986
>についてふれないのお〜?
なんでふれなきゃなんないのお〜?
>なんでなの〜?
なんでなのお〜?
>なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
>ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
>The View From Nowhere
>1986
>についてふれないのお〜?
触れる価値がない、ぼくの問題と違うとの事。
142 :
ちゃんと答えてください:03/06/01 22:33
>触れる価値がない、ぼくの問題と違うとの事。
どこでいってるのお〜?
143 :
ちゃんと答えてください:03/06/01 22:36
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
・・・まじんがーZの作者さんかな?
講義で
137 名前:はいはい 答えられたら答えます :03/06/01 21:46
>だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんでだからこそ、きちんと引用する必要があるのお〜?
>なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
>ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
>The View From Nowhere
>1986
>についてふれないのお〜?
なんでふれなきゃなんないのお〜?
>なんでなの〜?
なんでなのお〜?
146 名前:考える名無しさん :03/06/01 22:39
137 名前:はいはい 答えられたら答えます :03/06/01 21:46
>だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんでだからこそ、きちんと引用する必要があるのお〜?
>なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
>ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
>The View From Nowhere
>1986
>についてふれないのお〜?
なんでふれなきゃなんないのお〜?
>なんでなの〜?
なんでなのお〜?
147 名前:考える名無しさん :03/06/01 22:39
146 名前:考える名無しさん :03/06/01 22:39
137 名前:はいはい 答えられたら答えます :03/06/01 21:46
>だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんでだからこそ、きちんと引用する必要があるのお〜?
>なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
>ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
>The View From Nowhere
>1986
>についてふれないのお〜?
なんでふれなきゃなんないのお〜?
>なんでなの〜?
なんでなのお〜?
148 :考える名無しさん :03/06/01 22:39
147 名前:考える名無しさん :03/06/01 22:39
146 名前:考える名無しさん :03/06/01 22:39
137 名前:はいはい 答えられたら答えます :03/06/01 21:46
>だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんでだからこそ、きちんと引用する必要があるのお〜?
>なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
>ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
>The View From Nowhere
>1986
>についてふれないのお〜?
なんでふれなきゃなんないのお〜?
>なんでなの〜?
なんでなのお〜?
149 :考える名無しさん :03/06/01 22:40
148 :考える名無しさん :03/06/01 22:39
147 名前:考える名無しさん :03/06/01 22:39
146 名前:考える名無しさん :03/06/01 22:39
137 名前:はいはい 答えられたら答えます :03/06/01 21:46
>だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんでだからこそ、きちんと引用する必要があるのお〜?
>なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
>ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
>The View From Nowhere
>1986
>についてふれないのお〜?
なんでふれなきゃなんないのお〜?
>なんでなの〜?
なんでなのお〜?
151 :
ちゃんと答えてください:03/06/01 22:44
>触れる価値がない、ぼくの問題と違うとの事。
ぼくの問題と違うって永井の問題はハーダープロブレム(ロバーツ)でしょ。
なんで問題が違うのお〜
なんでだろ〜なんでだろ〜(ry
153 :
ちゃんと答えてください:03/06/01 22:48
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
>触れる価値がない、ぼくの問題と違うとの事。
ぼくの問題と違うって永井の問題はハーダープロブレム(ロバーツ)でしょ。
なんで問題が違うのお〜
ぼくって永井が使う一人称だろ。
知らないですか?
はいはい 答えられたら答えます :
156 :
ちゃんと答えてください :03/06/02 23:38
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
>触れる価値がない、ぼくの問題と違うとの事。
ぼくの問題と違うって永井の問題はハーダープロブレム(ロバーツ)でしょ。
なんで問題が違うのお〜
157 :
哲者学」的:03/06/02 23:43
ウプププ(藁 529 無 能 ま る だ し だ な( 藁
>>触れる価値がない、ぼくの問題と違うとの事。
>ぼくの問題と違うって永井の問題はハーダープロブレム(ロバーツ)でしょ。
>なんで問題が違うのお〜
154 :考える名無しさん :03/06/02 06:58
ぼくって永井が使う一人称だろ。
知らないですか?
159 :
ちゃんと答えてください :03/06/03 21:22
>>>触れる価値がない、ぼくの問題と違うとの事。
>>ぼくの問題と違うって永井の問題はハーダープロブレム(ロバーツ)でしょ。
>>なんで問題が違うのお〜
154 :考える名無しさん :03/06/02 06:58
>ぼくって永井が使う一人称だろ。
>知らないですか?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてまったくふれないのお〜?
なんでなの〜?
160 :
ちゃんと答えてください:03/06/03 21:23
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
>触れる価値がない、ぼくの問題と違うとの事。
ぼくの問題と違うって永井の問題はハーダープロブレム(ロバーツ)でしょ。
なんで問題が違うのお〜
>だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんでだからこそ、きちんと引用する必要があるのお〜?
>なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
>ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
>The View From Nowhere
>1986
>についてふれないのお〜?
なんでふれなきゃなんないのお〜?
>なんでなの〜?
なんでなのお〜?
正直
何故その質問に答えなくてはならないのか明確にしめしてくれないとな
こたえる気にもならない
163 :
考える名無しさん:03/06/04 11:13
ただの荒らしだよ。
164 :
考える名無しさん:03/06/04 12:03
永井スレはなぜ荒れるんだろうな。
やっぱり永井の極端な哲学志向(哲学観)をどうしても許しがたい
人がいるからなのか。逆にその志向こそ偉いと思う人もいるだろう。
どらちにしてもまず評価すべきは彼の「問題とその議論」なんだが。
ところで「倫理とは何か」を読んだんだけど、あれを授業で使う学校、
あるのか?教授の解説パートはコンパクトにまとまってるのに、猫の
議論パートはもう教科書のレベルを超えてすごいことになってる(藁
165 :
考える名無しさん:03/06/04 13:10
飯田先生も解説パートは良いといってたっけな。
関係ないけど、
「ウィトゲンシュタイン入門」の表紙だか腰巻きだかの
「一度も哲学をした事のない人に云々・・・」
には、正直言ってうんざりしたな。
167 :
名無しさん@3周年:03/06/04 16:04
「一度も哲学をした事のない人に云々・・・」
てのは、永井自身のことだな。
オナニーと哲学は違う、という小学性並の知識もないヤツだからな。
168 :
今日もだんまりですか:03/06/04 23:28
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
>触れる価値がない、ぼくの問題と違うとの事。
ぼくの問題と違うって永井の問題はハーダープロブレム(ロバーツ)でしょ。
なんで問題が違うのお〜
>168
コラ!おめーのアオリはしょぼくて見てらんねーぞ!
もっと機知に富んだアオリをしろ!
もっとオレを楽しませんかい!
エスプリが足らんぞ、エスプリが!
そんなんで立派なアオラ〜になれると思ってんのか!
おめえの親父さんが見たら泣くぞ!
気合入れて行かんかい!!
170 :
考える名無しさん:03/06/04 23:58
たのむ
>>168 何故その質問に答えなくてはならないのか明確にしめしてくれないとな
こたえる気にもならない
永井でてこいよ。この腰抜けが(爆笑
すまん。永井って独我論って言われるけど、大森と似てるの?
代表作って何よ?教えてたもれ
174 :
考える名無しさん:03/06/05 06:55
独我論関係の
まだ、ない
だが彼は世界クラスだ
177 :
考える名無しさん:03/06/05 07:55
>>172 大森と永井の独我論は似てるけどかなり違う(本当に違うのか?と永井は考えてる)。
ともあれ言い換えれば、その違いそのものが永井の哲学の独自性かもしれない。
永井(と永井の解釈したウィトゲンシュタイン)の問題はいわゆる古典的独我論とは違う。
かなり大雑把な説明になるけど
大森「みんなが『痛い』と言うのは変。私以外の人間に痛みなんてありえるのだろうか?」
永井「痛みの感覚は問題なし。けどそれを端的に感じるのが『この私』だけなのはなぜ?」
永井は生物学に行った方が良いんじゃないか?
179 :
今日もやっぱりだんまりですか:03/06/05 18:59
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
>触れる価値がない、ぼくの問題と違うとの事。
ぼくの問題と違うって永井の問題はハーダープロブレム(ロバーツ)でしょ。
なんで問題が違うのお〜
>>177 ありがとう。
大森は何冊か読んだけど、俺には興味深かった。
「立ち現れ」などすぐには信じられないが、よくよく考えればそういう考えも成り立つはず、といった感じ。
ところで、感謝ついでにもう一つ質問。
ウィトって永井(大森)みたいな独我論者なの?論考しか読んだことないんだけど。
独我論について書かれている著作って何ですか?教えてたもれ。お願いします。
追伸)
論考の独我論が述べてある箇所(簡略な図が書いてある箇所)はよくわかりませんでした。
183 :
今日もやっぱりだんまりですか:03/06/05 19:56
>独我論について書かれている著作って何ですか?教えてたもれ。お願いします。
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
>>183 あ、いや。ウィトの著作で。でも、あんがと。
185 :
考える名無しさん:03/06/05 20:07
>>今日もだんまりですか
千葉大に行って本人に聞いてくれ。
自分が読んだ永井の著作には、出てないような気がするので。
>>181 とりあえず永井の『転校生とブラックジャック』を読むといいと思う。
177で書いたことは粗雑すぎる。あんなに単純な話じゃない。永井は自分の独在論的
主張をあからさまに批判しつつ、問題を発展しようとしているから。
ウィトは『哲学探求』を読みませう。私的言語関連は永井&大森の理解につながる。
思うに永井哲学は独我論というより懐疑論(いわばすべての哲学的のキモ)そのものを
整合的に語りたいんじゃないかと。
>>83-86を読んだ後、↓を読むと面白い。
http://www.sv.cc.yamaguchi-u.ac.jp/〜irifuji/koumoku_scepticism.html
個人的には永井均と入不二基義のかつてあったような議論きぼんぬなのです。
>>186 ありがとう。『転校生とブラックジャック』読んでみる。
ウィト入門はわかりやすかった。
>ウィトは『哲学探求』を読みませう。
分析系はさっぱりわからんけど、論考は抜群におもしろかったから
(理解してないと思うけど)ウィトには興味ある。読んでみよっと。
お薦めのスレも読んでみる。ありがとう。
またよろしく。
もしこの問題が解決されるのであれば、その解決は、世界についての主観的概念把握と
客観的概念把握とを調和に導くものでなければならない。そのために必要とされるのは、
〈TNは私である〉という還元不可能な一人称的真理の解釈と、(その解釈を取り入れる
ための)世界の無中心的概念把握の何らかの発展である。私がTNだということは無中心
的世界に関する一事実ではないのだとすれば、〈ではそれは他に何であるのか〉という点
が述べられなければならない。
189 :
考えぬ名無しさん:03/06/06 01:20
190 :
今日もやっぱりだんまりですか :03/06/06 01:26
191 :
考えぬ名無しさん:03/06/06 01:35
>>190 あ、見られました。さっき見たら、「NOT FOUND」だったんだよなぁ。
ともあれ、ご教示ありがとう。
『事典 哲学の木』に収録されてるやつだね。
去年、ヒマ潰しに買ったから、も一度読み直してみる。
192 :
考える名無しさん:03/06/06 01:40
確か永井さんってネーゲルの「コウモリ」を翻訳してるんじゃないっけ。
正直、ネーゲルを引用する・しない、に関してそこまでこだわるのか分からん。
パーフィット&ネーゲルの文脈で永井は語るべきって話なのか?
それともひょっとして単純にパクリ云々なんて話がしたいの?
なんにしても本人に直接聞けばすべては解決する話だと思うんだけどね。
>>186 177氏
>>83-86読んだ。永井ってこういう考え方なのか・・。
永井のいう「世界の開闢」って、ハイデガーの世界内存在と似てないのかな?
「まず客観的な世界があって、その中に私という孤立した主観が登場するのではなく、
私という世界が現れてくる場があり、その中で様々な存在者が現れる。
この世界が現れてくる場(現存在=<私>)が、世界の開闢である」
というわけ。
確かに、この「世界の開闢」だけは問答無用で事実、存在し、それ以上遡行できない出発点。
なぜなら、「外界」も「過去・未来」も「死」も、その奇跡の場で現れるものだから。
永井って、その奇跡の場(<私><今><生>)から離れることなく思考する人なのかな?
おもしろい、興味がわいてきた。また質問するかもしれません。その時はよろしく。
195 :
考える名無しさん:03/06/06 10:06
>>172さん
疑問があるなら本人に直接会うなり手紙書くなりしたほうがいいよ。
もし的を得た質問なら答えてくれるよ。
196 :
考える名無しさん:03/06/06 16:57
それを言ったら、何のための永井スレなんだかw >195
>>195 切手を貼らずにハガキをトモダチの家のポストに入れてくるような感じ…
ぶちこわしや〜この人は
ごめんごめん 正論かいちゃったね。
199 :
考える名無しさん:03/06/06 17:49
あふぉ>198
「一度も哲学をした事のない人に云々・・・」
てのは、永井自身のことだな。
オナニーと哲学は違う、という小学性並の知識もないヤツだからな。
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
>触れる価値がない、ぼくの問題と違うとの事。
ぼくの問題と違うって永井の問題はハーダープロブレム(ロバーツ)でしょ。
なんで問題が違うのお〜
202 :
考える名無しさん:03/06/07 10:28
>>201さん
疑問があるなら本人に直接会うなり手紙書くなりしたほうがいいよ。
もし的を得た質問なら答えてくれるよ
>疑問があるなら本人に直接会うなり手紙書くなりしたほうがいいよ。
>もし的を得た質問なら答えてくれるよ
的は得るものじゃなくて射るものです。
自分の中では、わざわざあって聞くほどのことではないし、
といって手紙をかくのも面倒なので、ネットの掲示板がちょうどいいのです。
ここで質問していれば本人が書き込むこともあるかもしれませんしね。
ネットで聞きたい程度の疑問ということでご理解ください。
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
>触れる価値がない、ぼくの問題と違うとの事。
ぼくの問題と違うって永井の問題はハーダープロブレム(ロバーツ)でしょ。
なんで問題が違うのお〜
206 :
>>204:03/06/08 06:27
そう じゃ 本人が来るまで質問し続けてくださいw
207 :
考える名無しさん:03/06/09 20:36
久々に見たらすげー基地外がいるなw
209 :
永井スレは糞レスばっかり:03/06/11 19:57
永井が糞だからでしょうか?(超激爆)
210 :
考える名無しさん:03/06/11 22:13
質問さんは竹田信者
永井はなぜブキャナンとローパーとネルとホネットとシュヴェッペンホイザーを引用しないの?
212 :
考える名無しさん:03/06/11 22:46
206 名前:
>>204 :03/06/08 06:27
そう じゃ 本人が来るまで質問し続けてくださいw
キチガイ証明おわり
>> 120
「<子ども>のための哲学」が出る前ぐらいまでは、
永井の言ってることを誤解して肯定的評価をしていた人が、
結構いたみたい。
その反動じゃない?
戸田山の1995年度の講義の配布資料の読書案内では、
永井の「<私>のメタフィジックス」「<魂>に対する態度」
があがってる。
ついでに、戸田山の紹介文を引用。ちと長いが。
トダヤマ君という人がいる。
彼は、錯乱して自分を吉本ばななだと思い込んでしまった。
トダヤマ君は「私は吉本ばななであり、私は『キッチン』を書いた」
と言いはっている。
さて、トダヤマ君の使う「私」はトダヤマ君を指すのだから、
トダヤマ君の信じていることは、
「トダヤマ君は吉本ばななであり、トダヤマは『キッチン』を書いた」
ということなのだろうか。これは違うような気がする。
では、トダヤマ君は、自分が吉本ばななだと思っているのだから、
彼の信じていることは、「私=吉本ばなな」を代入して、
「吉本ばななは吉本ばななであり、吉本ばななは『キッチン』を書いた」
ということなのだろうか。これもちがうように思われる。
とすると、トダヤマ君が信じこんでしまったことを表現するには、
どうしても、「私は吉本ばななであり、私は『キッチン』を書いた」
という具合に「私」という言葉を使わなくてはならないことになる。
ところが、この「私」は「トダヤマ」とも「吉本ばなな」とも
置き換えることができないとするなら、一体何を指しているのだろう?
これを読んで確かに不思議だわい、
思った人にはこの2冊がおすすめ。
これを読んで、自分の足元がくずれてしまったような
不思議な気分にならない人は、
永久に哲学には縁がないものと思って、
「少年ジャンプ」でも読んでなさいね。
216 :
考える名無しさん:03/06/16 14:28
>>
217 :
考える名無しさん:03/06/16 19:48
218 :
考える名無しさん:03/06/17 12:05
永井に質問してたやつも来なくなったなぁ
やっぱり荒らしだったのかな、それとも問題が解決したのかな。
このレス以降に質問さんはやってくるかも!?
だからageて書きますよ。
219 :
考える名無しさん:03/06/22 22:57
>>215 >これを読んで、自分の足元がくずれてしまったような
>不思議な気分にならない人は、
>永久に哲学には縁がないものと思って、
>「少年ジャンプ」でも読んでなさいね。
これ、戸山田の紹介文の引用だよな。
最後の少年ジャンプ云々なんて、まるで2chの煽りみたいじゃないかw
220 :
考える名無しさん:03/06/22 23:10
それでもやっぱり<ぼく>という人間しか居ないように思う。
永井が云ってることがまるきり<ぼく>が考えたことだから
永井自体<ぼく>の造り出した人間なのかと思うことすらある。
それとは別の次元で、<ぼく>は誰かの物語の脇役ではないかと思う。
永井の云ってることは「離人感」のところもあるようにかんじる。
だいたい、独我論を説くなら思想を公共物にするというのに矛盾を感じないか?
それとも、思想は思想の域を超えないと云う無意識の自覚もあるのか?
永井から哲学手付けタンだけど、
これから何勉強すればいいかな?
221 :
考える名無しさん:03/06/22 23:15
>だいたい、独我論を説くなら思想を公共物にするというのに矛盾を感じないか?
だから、矛盾なんだと思う
なんつーか、<私>と<<私>>一般の確執、みたいな
222 :
考える名無しさん:03/06/22 23:24
>なんつーか、<私>と<<私>>一般の確執、みたいな
だよね。だって本読んで共感する人がいても
授業受けて理解する人がいても、けっきょく<ぼく>は<ぼく>
しかいないって結論をみんな持っちゃうって事でしょう?
それとも「きみらはそんざいしない」ってこと?(一寸意地悪い言い方かな)
まぁ、その矛盾をもってでも公共物にしたいって欲が人間の中にあるって事なのかなぁ?
223 :
考える名無しさん:03/06/22 23:29
>>222 公共物にしたくないなら、黙ってればいいと思われ
ほら、語りえぬものについては云々〜って感じで
でも、じっさいこのスレに来て色々と書き込みをしてる訳だよ、アンタは
つまりアンタにも公共物にしたいって欲求はあるんじゃないの?
224 :
考える名無しさん:03/06/22 23:37
>>223 ある、むっちゃある。
っていうか、自分のこと棚に上げてる。
永井の方に意識いってる
これかいてるとき独我論なんかどっかいってる
225 :
考える名無しさん:03/06/22 23:41
>>224 後半2行について解説キボン
つまり、どういう経緯でもって永井たんがこういう考えを持つようになったか、ってことに意識がいってるってこと?
226 :
考える名無しさん:03/06/22 23:49
>>225 自分が小説における三人称解説みたいになってるって感じかな?
バラエティ番組のテロップとか。
永井に於ける<ぼく>とそれに共感する第三者の<ぼく>との
矛盾という問題に目がいっていて
「ぼく」における<ぼく>のことは置いてきぼりになっている。
近眼的に。
つたわるかな?
うまくいえないくてごめん
227 :
考える名無しさん:03/06/22 23:56
>>226 でも、そういう矛盾は
「ぼく」における<ぼく>のことを前提としないと発生しない訳じゃん
228 :
考える名無しさん:03/06/23 00:09
>>227 うん。だから一度<ぼく>がなぜ永井の云う言葉に共感するのかを考えて
それから共感したら<ぼく>だけが存在するという「ぼく」の考えに矛盾が発生して
ていうか、永井自体<ぼく>の観念の中にしか存在しない
<ぼく>が想像した世界の駒であると思って、
その上で、何故この人はこんなにも「<わたし>しか存在し得ない」
ということを(<ぼく>以外の)他者に向かって発信して居るんだろう
それって矛盾ジャン?って考えるとき
その中に<僕>は含まれていないんだよね。
それが、<ぼく>にかえってきたのがこの問答。
>>228 「<わたし>しか存在し得ない」っていう時、
この<わたし>が一体誰のことを指すかもう一度考えてみなよ
230 :
考える名無しさん:03/06/23 00:41
>>229 それはわかってるの。
一個次元がしたのはなしなの。
自演ですか?
>>230 じゃ、言い方を替えて、
>その中に<僕>は含まれていないんだよね。
>それが、<ぼく>にかえってきたのがこの問答。
この<ぼく>ってのは誰よ?
234 :
そんなくだらない話よりも:03/06/23 01:22
>永井はネーゲル引用してるさ、
なんて本で引用してるのお〜?
>永井の問題運び自体ネーゲルだ
だからこそ、きちんとネーゲルを引用する必要があるんじゃないのお〜?
なんで永井はウィトゲンシュタインはいろいろ引用しながら、
ハーダープロブレム(ロバーツ)を論じたネーゲルの
The View From Nowhere
1986
についてふれないのお〜?
なんでなの〜?
>触れる価値がない、ぼくの問題と違うとの事。
ぼくの問題と違うって永井の問題はハーダープロブレム(ロバーツ)でしょ。
なんで問題が違うのお〜
235 :
考える名無しさん:03/06/23 01:40
永井先生人気あるな〜
>>235 人気もあるけど、それ以上に反感も多いよ〜w
237 :
考える名無しさん:03/06/23 07:59
>>232 あ、<ぼく>は書き込んでる「ぼく」の<ぼく>
で
一個次元下って云うのは、言い方悪いかも知れないけど
「ぼく」の存在する世界で、<ぼく>は含まれていない
哲学では野暮な考え方かも知れないけど。
でてこい、この羞恥心ピエロめw
>>234 :そんなくだらない話よりも :03/06/23 01:22
>自分の中では、わざわざあって聞くほどのことではないし、
>といって手紙をかくのも面倒なので、ネットの掲示板がちょうどいいのです。
>ここで質問していれば本人が書き込むこともあるかもしれませんしね。
>ネットで聞きたい程度の疑問ということでご理解ください。
218 :考える名無しさん :03/06/17 12:05
永井に質問してたやつも来なくなったなぁ
やっぱり荒らしだったのかな、それとも問題が解決したのかな。
このレス以降に質問さんはやってくるかも!?
だからageて書きますよ。
240 :
考える名無しさん:03/07/01 02:46
age
241 :
考える名無しさん:03/07/12 00:57
困ったときの、「直感」
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
243 :
考える名無しさん:03/07/12 13:49
まあ永井の「<私>のメタフィジックス」と
ネーゲルの「the view from nowhere」の「the objective self」は
問題の出発点はかなり近い。よって永井はネーゲルの引用をしても
いいんじゃないかと思う。
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄