>>196(144さん)
横レス失礼。なかなか回答が質問に的中しないようで。
>A⊃Bを「AならばB」と読み替えると、集合論的な意味で見て「x∈A」が
>真で「x∈B」が偽の場合もありえるから、「A⇒B」の真理表とは・・違ったもの
集合論では
「ある個体が鳥類の一種であるニワトリに属するならば、その個体は鳥類
に属する」
ですね。一方、真理表は
「鳥類の一種であるニワトリに属するすべての個体がある性質をもつならば、
鳥類に属するすべての個体はその性質をもつ」
ではなく(それは誤り)、
「鳥類に属するすべての個体がある性質を持つならば、鳥類の一種である
ニワトリに属するすべての個体はその性質をもつ」
ということを表現しています。
個体、種、類とは実体(=遇有的諸関係の総体)の内的区別であり、
モノと諸性質という外的関係とは逆(内在と超越、内包と外延)だということ。