時は■  大森荘蔵2  ■流れず

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>>199  >>191 >>194
大森荘蔵は、点をどのように考えているかです。そして、東晃史(あきふみ)が。
ベルグソンも大昔に一度読んだきりの私の勝手解釈ですが。

点に面積(領域)は、あるのか。これを考えるだけで次世代の量子力学が成立すると、
私は妄想しております。そして、あなたの力を必要とする。

>  今と今のあいだ、一瞬の永遠、実存・・・が、わたしの思う「純粋持続」であって、
>  >>191の二つの軸の交点が“それ”です。わたしのは「空間」が、前提されてるけど、

2直線の交叉点に面はあるのか。3直線の三叉点に空間はあるのか。
直線が直交するという座標空間の暗黙知は、なにを語っているのか。

点の定義は、これ以上分割できない。微分不可能。視線では見えない。
見えたと思えたら、それは紛い物。イメージによるもの。
知覚正面というなんらかの投影面、スクリーンが必要であり、
その部分領域を占める面でなければ、見えない。点はイメージ空間には存在しない。

交点を指し示しながら、そこを空間だと前提する。このねじれが現状の量子力学を
形成している。このねじれの手続きを解明すれば、次世代の量子力学となる。
巧くすれば、ノーベル物理学賞。受賞者は3人まででしたっけ。
ま、下手しても俺とあなたの時間が多少喰われるだけ。
で、中間として、東晃史の単独受賞ってこともありで、

俺コーディネーターで、受賞者2人ってこともあるか。でも、加えてくれ。
207zion-ad:02/11/06 07:39
”1”を、”2”を、数直線上で見ることはできない。
ただ、ここにあるよと、不在を指し示すだけ。

言語学の教えによれば、言葉の指し示すものは、不在の証明。
教科書の数直線上に指し示された”1”がどこにあるかを知っていると
思い込んでいることは、すでにイメージの罠に囚われている。

ラカンなら穴は”へり”、縁によって象られた(かたどられたと変換された)で
あり、その存在は、内側と外側の間。面でない。領域を持たない領域。

デデキントの実数(切断)p44
数直線をバッサリと切ると、その切り口は、
最大数と不明の間、不明と最小数との間、不明と不明の間。

最大数と最小数の間ではない。
−−−−−−○ ○−−−−−−
上記のように、明確化された端点と端点の間には、間と語れる線の明確な
不在の存在があるので、それじゃ、切断したとは言えない。3分割になってしまう。
間が見えるようになっちまう。イメージによる囚われ。
これを切断とは、数学者は言わないようだ。
208zion-ad:02/11/06 07:39
つまり、”1”は、不明と不明の間にあるとしか言えない。
端点と不明の間に”1”があるなら、”1”は、端点と同一化してしまうからね。

ここに微積文学の分学していない抽象性がある。数学者は接線が紛い物であることを
自覚してるようだが、物理学者はどうなんねん。デカルト座標という座標空間と
イメージ空間が干渉した地図に囚われて、地図と世界を同一化し、
地図を読み取るとはどういうことかを考えていないじゃないか。

しかし、物理学者だって波と粒子のどっち付かずまで来てるんだから、
不明瞭とは何か。不確定性とはなにかを考えるべきだ。
じゃなければ、波束の収束、切断はできない。

「裏・表のない紙」 帯と壺と橋とトポロジー 仲田紀夫 数学ミステリー4
ISBN4-654-08314-6 C0341を参考。
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>>191 >>199
>ということで、それぞれの軸の「交点」における自己にとっては、
>時間も因果律も作用しません。今と今のあいだの、時間が存在しない空間です。

最初の視点では、交点に自己を同一化。交点には面積(領域)はないが暗黙知。
しかし次の視点では、そこを空間として捉えている。暗黙知の変更、視点の切り替えを
しているのを意識していない。ねじれの発生。3x3x3の四面体行列変換同時群、
マクルーハンの「拡張」「反転」「回復」「衰退」の同時概念。
あー俺が独自で考えていたと思ってた四面体の段差崩壊もすでにあった。
を、意識化しなければで、これ説明するのは飛ばし。

さて、座標空間から切り出した単一の座標格子点に、
時間も因果律も作用しないのは当然じゃないですか。

それは「生」だけが、「死」から切り離すことができた「生」。
この世では存在しないモノポールのような概念。あの世、言葉の世界ならあるが。
それを直接この世に持ってくると左翼の言説であり、右翼の御神体になるようなもの。
これは、解説すると面倒なんで飛ばし。でも、ここに書く理由は、全体と部分に
関することだから。ただ、3x3x3の動態幾何学の。で、飛ばし。
210zion-ad:02/11/06 07:41
ともかく、切り出された単一の座標格子点は「生」の紛い物。
外化されたもの。この時点で、視覚化された時点で、自分じゃない。
そんなものは、ラカンの想像界の産物。パトナムの水槽脳。無駄、無駄、無だー。

「無我夢中」や「我を忘れて」は、現実界と想像界と象徴界を統合した我にある。
それを観ることができるのは、クラインの壺平面を観ることができるものだけ。
ラカンが残してくれた、俺の取り分。
ボロメオの輪を繋ぐもの、空間。ボロメオの輪ってのは、集合のべん図。3つの輪の。
それを同時に存在させる平面。3つの輪を同時に見ることができる意識を作り出す、
無意識と身体を統合する我の能力。

座標(地図)を見ながら、世界(実体)を思える砂時計のくびれにある瞳。
211zion-ad:02/11/06 07:43
>>199  >>191 >>194
>ベルグソンの「純粋持続」は、非-空間的なものとしての“それ”でしょ。
>それって「死」のことだから、わたしは“それ”と「無我夢中」や「我を忘れて」を
>区別したい。なぜなら、生きているということは「変化している」ということだから
>その限りにおいて、時間と空間は切り離せないと思うから。

死んでいることは「変化しない」ということだから。が、私の答えです。
死を知らぬものは、生をも知らず。
長沼伸一郎の語る、動と静の戦争力学でもあります。
戦争するには、不動点がいる。旗がね。

太陰大極図と言った方が、わかりやすいでしょうが、変化しないもののなかに、
変化するものがあり、変化するもののなかに、変化しないものがある。
で、なければ、変化していることを認識できできない。でも、ここまでは、
局所的と非局所的を観察する観測者の話。

局所と非局所を同所とする行為者こそ、「無我夢中」や「我を忘れて」。
212zion-ad:02/11/06 07:43
博打ですよ、博打。東晃史(あきふみ)に賭けてみませんか。

ベルグソンの「純粋持続」は、日常。学者の欲望は一旗あげること。
トーマス・クーンのパラダイムの変更、「革命的な科学」してみませんか。

馬の解説。競馬新聞のデタラメ、ハッタリ解説は、俺のスレの方でやりますが、
直接、東晃史の文献をあたられるのもいいかもしれません。


おれの時間を食らうがいい
それで肥るか 餓死するか
それはあんたの胃袋しだい

神林長平 「時間蝕」
213zion-ad:02/11/06 08:25
>>212
日常じゃ、空間は意識しません。(上記、日常と学者の間に加える。)
日常じゃ、空間を意識しません。
日常じゃ、空間で意識しません。

日常じゃ、空間が意識します。
214zion-ad:02/11/06 08:25
>>7
ぶんぶんさんに倣って、日曜日に原宿のブックオフで、
100円でポテトチップスは買えますが、ポテトチップスで100円は買えません。
してきました。時代は変わって、消費税込みで105円で入手。

音を視る・時を聴く―哲学講義 LECTURE BOOKS
大森 荘蔵 (著), 坂本 龍一 (著) 定価960円
出版社: 朝日出版社 ; ISBN: 4255820198 ; (1982/10)

藤谷美和子さん、かわいいなー。
215zion-ad:02/11/06 08:26
数ページしか読んでませんが、
p134距離ゼロの音を透聴する(誤字ではありません)勝手に要約。

距離ゼロの物体の音を聴くことはできないんじゃないかな。
どこからの距離ですか。鼓膜を原点に。

つまり、網膜眼球を透かして外の風景が見えるように、鼓膜を透かして、
音響的に透明な鼓膜を透かして、向こうの鐘の振動を聴く。ですから物理的に言って、
現在只今のものの振動の音をきくことはできませんね。かならず時間の遅れがある。


透明な面を持つ輪ゴムの話も、すでにラカンじゃなくてもあったのね。
216zion-ad:02/11/06 08:27
で、ここで東晃史なら、鼓膜って点じゃないよね。面だよね。
面じゃなければ、振動の振幅、この場合両端固定の定常波かな。成立しないよね。
これって、同時平面を前提にしていない。点じゃない面を。
恣意的な同時平面の設定。固有時間のトリック。

音源と音源関知の鼓膜を点概念で処理するのが物理学者。
ここに相対性理論のトリック。座標空間で、対象だけを点にして、
関係は距離空間で表すトリックが行われている。視点の切り替えが。

ペンローズは光速に近い速度で飛ぶロケットを点から立体化した。
そうすると、どうなったでしょう。薫氏による解説を参照してください。

でも、ペンローズは対象を点から部分空間に引き上げましたが、
まだ組み合わせをしていません。

視覚映像。点は見えない。見えるのは知覚正面という面(領域)。関係性。
217zion-ad:02/11/06 08:30
ゼノンのパラドックス。

<飛んでいる矢は、動いていない。>

次世代の、相対性理論が待っています。
218zion-ad:02/11/06 09:23
>>1 初心者その1よ。貴殿の建てたスレだが、ここは戦場になった。
カヲル君を殺さねばならん。戦線はもうしばらくすれば、移動すると思う。
俺の持ち駒は、これですべてだ。今のところね。あとは着弾の観測をするだけ。

チヨちゃんこと、千代島雅。ライプニッツとニュートンの解説はいい。わかりやすい。
プリゴジンについては、おもしろい。ただ、ファインマンのすごさについては、
まだ彼は知らないけどね。なにせ、東晃史の等時や同時がいる。

ジャン=ピエール プチの双子の宇宙論。表と裏。そして縁。
それを観るものは、次元平面の上空に。他者平面を繰り込んだ次元平面の上空に。
動物から静物になった言葉の住人が、再び生の跳躍をする。動態幾何学とともに。

量子力学 :注目部分空間を注目全体空間から分離する手続き。
      トビトビをつくる観測者のトリック。
相対性理論 注目部分と非注目部分、対象と原点を空間に布置するトリック。
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講義を終えて 大森荘蔵

他の感覚、色、形、味、匂い、手ざわり、等に較べるとき、音は感覚の本性である
「無常性」をもっとも鮮やかに示す感覚である。音はそれが生まれたときが消える
ときである。このことは色や形の場合にもたとえば急速に点滅変化するネオンサイン
に見られるが、概して音以外の感覚はその変化がのろまでその無常生を蔽いかくしている。
時には無常どころか「恒常的」だと思わせる程にである。

しかし音の場合にはその無常性は常にかくれもない。


部分抜粋を2つに分断してアップした。
220zion-ad:02/11/06 09:45
浅田彰「ヘルメスの音楽」 読んでね。以上。